JP3390224B2 - 農産物収穫機 - Google Patents

農産物収穫機

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  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば甘藷、馬鈴薯、
こんにゃく芋等の根菜類を圃場から収穫し搬送する掘取
りコンベア装置であって、掘取り刃とスラットを有する
コンベアとの間隙に可撓性の板体を配設した農産物収穫
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、甘藷、馬鈴薯、こんにゃく芋のよ
うな根菜類を圃場から収穫して選別し収容するようにし
た自走式の農産物収穫機が知られ、この農産物収穫機
に、左右の走行装置間の機体中央部前方から後方にかけ
て、圃場に植生している農産物を掘取り、搬送を行う掘
取りコンベア装置を設けたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記農産物収穫機の掘
取りコンベア装置には、スラットを有するバーコンベア
と、このコンベアの前側に、少なくともスラットの回転
間隙を開けて設けられた掘取り刃とを備えている。この
ため、コンベアの前端と掘取り刃の後端との間には、少
なくともスラットの回転間隙が開けられており、掘取り
刃により掘り取られたいも類が上記間隙位置にあると
き、間隙位置にスラットがあるときはスラットによって
送られるので問題ないが、間隙位置にスラットがなくバ
ー部分のみがあるときは、その間隙にいも類が落下し、
次のスラットが回動してくるときに掘取り刃の後端部と
の間に挟まれて折れたり、傷ついたりする、といった問
題点があった。本発明は、上記の問題点を解決すること
を目的になされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、以下の各請求項に係る特徴を具備するも
のである。 請求項1に係る発明は、自走機体に、機体下
部前方から機体中央上部を通って機体後部にかけて、圃
場の農産物を掘取って搬送を行う掘取りコンベア装置を
設けた農産物収穫機において、上記掘取りコンベア装置
は、スラットを有するバーコンベアと、このコンベアの
前側に、少なくともスラットの回転間隙を開けて設けら
れた掘取り刃とを備え、この掘取り刃の後部とコンベア
の前端部との間に、後端側が上記コンベヤの上面に接す
る可撓性の板体をその裏面が前記スラットに接するよう
に配設したことを特徴とする。
【0005】請求項2に係る発明は、請求項1の発明を
前提として、上記可撓性の板体は、その裏面に、回動す
るコンベアのスラットが接して上下動するように構成し
たことを特徴とする。請求項3に係る発明は、請求項1
又は2の発明を前提として、上記可撓性の板体はほぼ長
方形をなし、前端側を掘取り刃に固着し、上記コンベア
の上面に接した後端側の両角部を切除した形状としたこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】上記の構成によって本発明の農産物収穫機は、
次の作用を行う。 掘取りコンベア装置は、スラットを有するバーコン
ベアと、このコンベアの前側に、少なくともスラットの
回転間隙を開けて設けられた掘取り刃とを備え、この掘
取り刃の後部とコンベアの前端部との間に、可撓性の板
体を配設したので、掘取り刃により掘り取られた収穫物
は可撓性の板体を経てコンベアに送られ、収穫物が掘取
り刃とコンベアとの間隙に落下してスラットの回動によ
り折れたり、傷ついたりすることがない。
【0007】 可撓性の板体は、その裏面に、回動す
るコンベアのスラットが接して上下動するので、掘取り
刃により掘り取られた収穫物は可撓性の板体上に乗り、
スラットにより押し上げられるようにして傷つくことな
くコンベアの移動側に送られ、コンベアの脈動も少なく
なる。また、スラットにより上下動することにより、可
撓性の板体に土が付着しない。 可撓性の板体はほぼ長方形をなし、前端側を掘取り
刃に固着し、後端側がコンベアの上面に接してその両角
部を切除したので、可撓性の板体のスラットを含むコン
ベアとの接触抵抗が小さくなり、コンベアの回転トルク
が小さくなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の図面を参照
して具体的に説明する。図5ないし図8において、符号
1はいも類収穫機で、このいも類収穫機1は、機体2に
左右対をなし信地旋回あるいは超信地旋回を可能にした
クローラ3,3を装備している。このクローラ3,3の
前側の機体2にエンジン4を搭載し、その近傍に、エン
ジン4により駆動される発電機、油圧ポンプなど(図示
せず)を搭載している。クローラ3,3間で、機体2の
前側下部位置にトランスミッション5を設けている。ま
た、機体2の下部前方からトランスミッション5上を通
り機体中央上部にかけて、圃場に植生している農産物を
掘取り、後方に向け搬送を行う,先端側が下降するよう
に傾斜した掘取りコンベア装置6を設け、このコンベア
装置6は前側部分が上下動可能に基端部を枢支してい
る。エンジン4と反対側の機体2の他側には、操縦部7
を設けている。
【0009】掘取りコンベア装置6は、図1及び図2に
詳細に示すように、左右の側枠(フレーム)8,8の先
端部に掘取り刃9を取付け、側枠8,8間にバー(リン
クロッド)からなり、所定間隔にスラット11を設けた
バーコンベア10を巻装し、その傾斜上端部の回動部1
0aを中心に傾斜下端側が上下方向に回動可能で、機体
2と側枠8,8間に設けた油圧シリンダ(図示せず)の
伸縮作動によって上下動調節、即ち、掘取り深さの調節
が行われるようになっている。また、側枠8,8の途中
からバーコンベア10と共に機体側に折り畳めるように
なっていて、その折り畳み,折り畳み解除操作を図示し
ない油圧シリンダにより行うようにしている。バーコン
ベア10は、その移動速度が、無段または有段に変速調
節可能となっている。
【0010】上記掘取り刃9とバーコンベア10との間
には、少なくともスラット11が回転可能の回転間隙1
2があけられており、この掘取り刃9の後部とバーコン
ベア10の前端部との間に、ゴム板のような可撓性の板
体13を配設している。この可撓性の板体13は、図3
及び図4に示すように、ほぼ長方形をなし、前端側を掘
取り刃9の後部に固着し、後端側が自由端となっていて
バーコンベア10の上面に接し、その両角部13aを切
除した形状になっている。図3のものは図4のものより
両角部13aを大きく切除している。このような可撓性
の板体13の裏面に、回動するバーコンベア10のスラ
ット11が接して可撓性の板体13を上下動させるよう
になっている。
【0011】上記左右の側枠8,8から前方に向け突出
したブラケット14,14には、収穫対象畝の長さ方向
に沿って機体の移動と共に追従する畝追従装置15を設
けている。この畝追従装置15は、収穫対象畝の傾斜両
肩部に転接する一対のホィール16,16を対向させて
設け、この両ホィール16を掘取りコンベア装置6に対
し上下調節機構17により上下調節可能、かつスライド
機構18,18により左右移動調節可能に支持してい
る。また、一対のホィール16,16は、キャンバー角
を有している。
【0012】上記畝追従装置15の縦フレーム15a,
15aには、図2にも示すように、ホィール16,16
と掘取り刃9との間に位置して、掘取り刃9の掘取り幅
よりやや狭い幅で圃場中に入り、圃場に植生している農
産物のひげ根を切断するための左右一対のひげ根切断用
ディスク19,19を、機体の進行方向に対して先端が
内向きに、後端が外向きとなるようにして回転自在に設
けている。このひげ根切断用ディスク19,19に代え
て、図9及び図10に示す爪タイプの切断刃20,21
として、縦フレーム15a,15aに取付けるようにし
てもよいものである。切断刃20はストレート刃であ
り、上下方向にまっすぐに取付けるが、切断刃21は弯
曲刃であり、その先端弯曲部が農産物栽培畝に対して外
向きになるように取付けて使用される。
【0013】上記掘取りコンベア装置6の側枠8には、
その折り畳み部の近傍に図示しないが動力断接機構を設
けている。掘取りコンベア装置6の側方に、掘取られて
搬送されてくる収穫物の前処理を行う補助作業者が搭乗
する補助作業者搭乗装置22を配設している。この補助
作業者搭乗装置22は、コンテナ載置台を兼ねるステッ
プ22aと、上下調節,回動可能の座席22bと、手摺
22cと、予備のコンテナ載置台22dとにより構成さ
れ、不要の場合には取り外し可能である。
【0014】掘取りコンベア装置6の後方の機体後部位
置に、ベルトコンベアタイプの選別コンベアである第2
のコンベア23を配設し、この第2のコンベア23の後
方にコンテナ搭載台24を配設している。そして、コン
テナ搭載台24に載置されたコンテナに、第2のコンベ
ア23により搬送されてくる収穫物を手選別して収容す
るようにしている。第2のコンベア23の搬送終端とコ
ンテナ搭載台24との間は、所定間隔で開放されてお
り、この間隙の下方にレーキ体25を設け、第2のコン
ベア23の搬送終端から落下する被搬送物のうち、土と
か細かい夾雑物はレーキ体25を通り抜けて圃場に落下
し、小さないも等はレーキ体25の上に一旦乗ってか
ら、土とか細かい夾雑物の上に排出されるようにしてあ
る。
【0015】上記第2のコンベア23の移送方向一側
に、操縦部7の操縦操作及び選別作業を行う作業者が搭
乗する作業者搭乗装置26が、他側に選別作業を行う作
業者が搭乗する選別作業者搭乗装置27が設けられてい
る。選別作業者搭乗装置26の近傍に、操縦部7に設け
た走行クラッチレバー及びバーコンベア10のクラッチ
レバーと連動して操作できるクラッチレバー28が設け
られている。上記両搭乗装置26,27は、それぞれス
テップ26a,27aと上下調節,回動可能の座席26
b,27bと、予備のコンテナ載置台26c,27cと
により構成されている。また、両搭乗装置26,27の
選別コンベア23に臨む前側位置に、機体2の強度メン
バーを兼ねる手摺29,29が設けられている。
【0016】上記コンテナ搭載台24は、収穫物を収容
したコンテナを複数個搭載でき、このコンテナ搭載台2
4上に、左右一対の支柱30を介して予備のコンテナを
載置しておくための予備コンテナ載置台31を着脱可能
に設けている。また、コンテナ搭載台24は、予備コン
テナ載置台31を取り外した状態で、図6に示すように
機体側に折り畳み可能である。
【0017】上記手摺29,29を延長するようにし
て、第2のコンベア23及び掘取りコンベア装置6の上
方を跨ぐ跨ぎフレーム32が設けられ、この跨ぎフレー
ム32に機体の前後両方向を照らすライト33が取付け
られている。また、図示しないが跨ぎフレーム32に支
持アームを固定して、その先端にパラソルを支持して作
業者搭乗装置26及び選別作業者搭乗装置27に座った
作業者の日除けを行うようにしてもよく、さらに、パラ
ソルの支柱に扇風機やラジオを取り付けるようにしても
よい。
【0018】エンジン4から動力を受けて変速するトラ
ンスミッション5においては、図示しないが、無段変速
する油圧無段変速装置(HST)を具備しており、変速
ギヤを介して無段と有段とに変速するようにし、サイド
クラッチ、デファレンシャル装置を介して動力伝達を
接,断して、クローラ3,3を無段と有段とに変速走行
させるようにしている。そして、操向レバーを大きく操
作したときに、サイドクラッチ、差動機構等の作動によ
り、機体を信地旋回あるいは超信地旋回させるようにし
ている。
【0019】また、上述のようにバーコンベア10は、
その移動速度が無段と有段とに変速調節可能であり、こ
れにクローラ3,3の無段または有段走行と組合せるこ
とにより、掘取り作業速度が自由に設定可能である。上
記掘取りコンベア装置6は、いも類収穫機1の非使用時
には、掘取りコンベア装置6全体を回動部10aを中心
に回動させるか、あるいは図6に示すように、先端側部
分を折り畳んで機体側に回動させて収納状態にし、機体
前後長を短くしてトラックの荷台に積載して運搬でき、
また、倉庫などに収納できると共に、枕地旋回を少ない
面積で行えるようにしている。
【0020】次に、上記のように構成されたいも類収穫
機1の作用について説明する。いも類収穫機1は、例え
ば、甘藷を圃場から収穫するとき、図11に示すよう
に、畝追従装置15のホィール16,16を、収穫対象
畝Aの傾斜両肩部に転接させ、掘取りコンベア装置6の
掘取り刃9の掘取り深さ及びひげ根切断用ディスク19
(あるいは爪タイプの切断刃20,21)の深さを調節
し、機体を前進させる。すると、ひげ根切断用ディスク
19(あるいは爪タイプの切断刃20,21)により、
収穫物Bから張り出しているひげ根Cを切断し、また、
ひげ根切断用ディスク19の場合においては、ひげ根C
の切断と共に収穫対象畝Aの両側部の土を切り崩して側
方に排出する。従って、掘取り刃9の掘取り抵抗は少な
くなる。
【0021】その後、収穫物Bが掘取り刃9により掘取
られ、可撓性の板体13を介してバーコンベア10にも
たらされる。このため収穫物Bが掘取り刃9とバーコン
ベア10との間隙12に落下してスラット11の回動に
より折れたり、傷ついたりすることがない。また、可撓
性の板体13は、その裏面に、回動するコンベア10の
スラット11が接して上下動するから、掘取り刃9によ
り掘り取られた収穫物Bは可撓性の板体13上に乗り、
スラット11により押し上げられるようにして傷つくこ
となくコンベア10の移動側に送られ、バーコンベア1
0自体の脈動も少なくなる。さらに、可撓性の板体13
はスラット11により上下動するので、土が付着するこ
とがない。また、可撓性の板体13はコンベア10の上
面に接する後端側の両角部13a,13aを切除してい
るので、可撓性の板体13のスラット11を含むコンベ
ア10との接触抵抗が小さくなり、コンベア10の回転
トルクが小さくなる。
【0022】バーコンベア10では、収穫物Bを土と共
に搬送しながら機体斜め上方に揚上する。この搬送の間
にバー間から土が落下し、補助作業者搭乗装置22に座
った作業者により、根菜類以外のつるや茎葉、大きな土
塊、石等を除去する前処理が行われる。バーコンベア1
0の搬送終端から第2コンベア19上に排出された収穫
物は、作業者搭乗装置26及び選別作業者搭乗装置27
に座った作業者により手摺29,29越しに選別され
て、コンテナ搭載台24に搭載されたコンテナに収容さ
れる。
【0023】ここで、いも類収穫機1は、クローラ(走
行装置)3,3の前方側にエンジン4、トランスミッシ
ョン5、操作部(操作系)7を配設し、後方側に作業者
搭乗装置26,選別作業者搭乗装置27及びコンテナ搭
載台24を配設することにより、機体2の前後,左右の
バランスがよくなり、作業性,作業精度が良好となり、
機体2の走行性,旋回性能,安定性が向上している。ま
た、走行装置(クローラ3,3)を信地旋回あるいは超
信地旋回が可能に構成すると共に、トランスミッション
5を機体前側中央部に配設していることにより、機体2
が急旋回するときに左右何れの方向にもバランスよく旋
回できる。従って、クローラ3,3によって圃場の土を
大きくかき寄せることがない。
【0024】掘取りコンベア装置6の前方には収穫対象
畝の長さ方向に沿って機体の移動と共に追従する畝追従
装置15を設け、その収穫対象畝の傾斜両肩部に転接す
る一対のホィール16、ひげ根切断用ディスク19(あ
るいは爪タイプの切断刃20,21)を対向させて設け
て掘取りコンベア装置6に対し上下調節、かつ左右調節
可能に支持しているので、両ホィール16は収穫対象畝
に対し正確に追従して機体を自動操向し、掘取りコンベ
ア装置6による自動掘取り・搬送が行われる。従って、
作業者搭乗装置26に座った作業者は収穫対象畝の畝端
における機体操向操作以外は、ほとんどの時間を選別作
業に当てることができる。また、圃場端で枕地旋回を行
うときは、掘取りコンベア装置6を折り畳むことによ
り、クローラ3,3の急旋回とともに小さい旋回半径で
旋回できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の農産物収穫
機によれば、以下の効果を奏することができる。 掘取りコンベア装置は、スラットを有するバーコン
ベアと、このコンベアの前側に、少なくともスラットの
回転間隙を開けて設けられた掘取り刃とを備え、掘取り
刃の後部とコンベアの前端部との間に、可撓性の板体を
配設したので、掘取り刃により掘り取られた収穫物は可
撓性の板体を経てバーコンベアに送られ、収穫物が掘取
り刃とバーコンベアとの間隙に落下してスラットの回動
により折れたり、傷ついたりするのを防止することがで
きる。
【0026】 可撓性の板体は、その裏面に、回動す
るバーコンベアのスラットが接して上下動するように構
成したので、掘取り刃により掘り取られた収穫物は可撓
性の板体上に乗り、スラットにより押し上げられるよう
にして傷つくことなくバーコンベアの移動側に確実に送
られ、バーコンベアの脈動も少なくなる。また、スラッ
トにより上下動することにより、可撓性の板体に土が付
着することがない。 可撓性の板体はほぼ長方形をなし、前端側を掘取り
刃に固着し、後端側がコンベアの上面に接してその両角
部を切除した形状としたので、可撓性の板体のスラット
を含むコンベアとの接触抵抗が小さくなり、コンベアの
回転トルクを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による要部の概略側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】可撓性の板体の平面図である。
【図4】可撓性の板体の他の実施例の平面図である。
【図5】本発明を適用したいも類収穫機全体の平面図で
ある。
【図6】同側面図である。
【図7】同正面図である。
【図8】同背面図である。
【図9】農産物のひげ根切断刃の第2実施例の側面図
(a)及び正面図(b)である。
【図10】農産物のひげ根切断刃の第3実施例の側面図
(a)及び正面図(b)である。
【図11】農産物のひげ根切断刃の作用説明図である。
【符号の説明】
1 いも類収穫機 2 機体 3 クローラ 4 エンジン 5 トランスミッション 6 掘取りコンベア装置 7 操縦部 8 側枠(フレーム) 9 掘取り刃 10 バーコンベア 10a 回動部 11 スラット 12 スラットの回転間隙 13 可撓性の板体 13a 角部 14 ブラケット 15 畝追従装置 15a 縦フレーム 16 ホィール 17 上下調節機構 18 スライド機構 19 農産物のひげ根切断用ディスク 20,21 爪タイプの農産物のひげ根切断刃 22 補助作業者搭乗装置 22a ステップ(コンテ
ナ載置台兼用) 22b 座席 22c 手摺 22d
予備のコンテナ載置台 23 第2のコンベア(ベルトタイプ選別コンベア) 24 コンテナ搭載台 25 レーキ体 26 作業者搭乗装置 26a ステップ 26b 座
席 26c コンテナ載置台 27 選別作業者搭乗装置 27a ステップ 27b
座席 27c コンテナ載置台 28 クラッチレバー 29 機体の強度メンバーを兼ねる手摺 30 支柱 31 予備コンテナ載置台 32 跨ぎフレーム 33 ライト A 収穫対象畝 B 収穫物 C ひげ根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 稔 岡山県岡山市中畦684番地 小橋工業株 式会社内 (56)参考文献 特開 平5−168319(JP,A) 実開 昭55−994(JP,U) 実開 平2−96821(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 13/00 - 33/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走機体に、機体下部前方から機体中央
    上部を通って機体後部にかけて、圃場の農産物を掘取っ
    て搬送を行う掘取りコンベア装置を設けた農産物収穫機
    において、上記掘取りコンベア装置は、スラットを有す
    るバーコンベアと、このコンベアの前側に、少なくとも
    スラットの回転間隙を開けて設けられた掘取り刃とを備
    え、この掘取り刃の後部とコンベアの前端部との間に、
    後端側が上記コンベヤの上面に接する可撓性の板体をそ
    の裏面が前記スラットに接するように配設したことを特
    徴とする農産物収穫機。
  2. 【請求項2】 上記可撓性の板体は、その裏面に、回動
    するコンベアのスラットが接して上下動するように構成
    したことを特徴とする請求項1記載の農産物収穫機。
  3. 【請求項3】 上記可撓性の板体はほぼ長方形をなし、
    前端側を掘取り刃に固着し、上記コンベアの上面に接し
    た後端側の両角部を切除した形状としたことを特徴とす
    る請求項1または2記載の農産物収穫機。
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