JP3390050B2 - 情報信号記録及び/又は再生システム - Google Patents

情報信号記録及び/又は再生システム

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    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は少なくとも1つの記録キ
ャリア上に受信情報信号を記録し、且つ前記記録キャリ
アから情報信号を再生するシステムであって、記録キャ
リアに/から情報信号を記録および/または再生する装
置を有する装置と、前記装置内に挿入せしめる少なくと
も1つのカセットとを具え、このカセットは、これに記
録キャリアを収納するとともにその抵抗値によってカセ
ットの素子の少なくとも1つの特性値を示す少なくとも
1つのオーム抵抗をインジケータとして具え、前記装置
はオーム抵抗の抵抗値の検出を行う少なくとも1つの検
出装置を具え、この抵抗値によって少なくとも1つの特
性値を示すようにし、前記カセットのインジケータとし
て設けられた少なくとも1つのオーム抵抗を前記カセッ
トの接点組の導電接点に接続し、これら接点は前記カセ
ットの外側からアクセス可能とし、かつ、前記装置はそ
の相補接点組の導電相補接点を具え、これら相補接点は
前記カセットの接点と接触せしめ得るようにし、これら
相補接点の少なくとも1つを前記装置の前記検出装置に
接続して前記装置の前記検出装置を前記装置に挿入され
たカセットのオーム抵抗に接続するようにした情報信号
記録及び/又は再生システムに関するものである。
【0002】また、本発明は記録キャリアを収容し、少
なくとも1つのオーム抵抗をインジケータとして具え、
その特性の抵抗値によって前記カセットの素子の少なく
とも1つの特性値を示すようにし、前記カセットのイン
ジケータとして設けられたオーム抵抗をその接点が前記
カセットの外側からアクセスし得る前記カセットの接点
組の導電接点に電気的に接続するようにしたカセットに
関するものである。
【0003】さらに、本発明はカセットを挿入し得るよ
うにした情報信号を記録および/ または再生する装置を
具え、このカセットは、その抵抗値によってカセットの
素子の少なくとも1つの特性値を示す少なくとも1つの
オーム抵抗をインジケータとして具え、かつオーム抵抗
の抵抗値の検出を行う検出装置を更に具え、この抵抗値
によって少なくとも1つの特性値を示すようにし、装置
の前記検出装置によって装置に挿入されるカセットのイ
ンジケータとして設けられた前記少なくとも1つのオー
ム抵抗の抵抗値により規定されるパラメータを直接また
は間接に検出するようにした装置に関するものである。
【0004】
【従来の技術】上述した形式のシステムは例えば、実開
昭59-180,288号公報から既知である。この既知のシステ
ムでは、テープカセットを設け、このテープカセットは
その記録および/または再生装置で実施される抵抗検出
器により検出し得るオーム抵抗を具える。このオーム抵
抗は、その抵抗値によってカセットのテープの全長さで
ある特徴値を特徴付けるために設けられている。このテ
ープの全長さを知ることにより、テープの残り時間を計
算し、記録および/または再生装置によるカセットのテ
ープへの記録中、表示部に表示される。このオーム抵抗
は、数個の部分、即ち、カセットに膠着されたフェノー
ル樹脂基部、フェノール樹脂基部の中央部に装着された
カーボン抵抗、このカーボン抵抗の両側に形成されたシ
ルバーフイルムおよびこのシルバーフイルムに緊締され
た端子部材により構成される。この端子部材は接点がカ
セットの外側からアクセスされ得るカセットの接点組の
2つの電気接点を内蔵している。記録および/または再
生装置は導電性の相補接点を具え、これにカセットの接
点を接触させて抵抗値を検出し得るようにしている。こ
の既知のシステムの欠点はテープカセットの一つの特徴
のみを検索し得る点である。高性能システムにおいてカ
セットのできるだけ多くの特徴を知る必要がある場合に
は、これは著しい欠点となる。既知のシステムの他の欠
点は抵抗がカセットに固着されて、取外しができない点
である。
【0005】他の情報信号記録及び/又は再生システム
は、例えばオーストリア特許AT 356916 Bから既知であ
る。磁気テープシステムであるこの種既知のシステムで
は、その各カセットのハウジングに盲穴状の凹部を設
け、その切欠きタブをインジケータとして配列して全記
憶容量、即ち、全テープ長さを示し得るようにする。タ
ブを切欠くことにより、タブが除去される関連の凹部を
変化させることができ、これは凹部の深さに対し2つの
異なる値を選択し得ることを意味する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】既知のシステムでは、
凹部の深さによってカセットに収納される磁気テープの
特性値、即ち、全記憶容量または全テープ長さを表示す
るパラメータを表わす。既知の情報信号記録及び/又は
再生システムにおける各カセットはかかる凹部を3個有
しているため、このカセットの磁気テープの特性値は3
つの凹部の各々の深さの2つの異なる値を組合せ、これ
により磁気テープの特性値の8つの異なる種類を表示す
ることができる。特に最小寸法のカセットは多数のかか
る凹部に対し殆ど余裕がないため、利用し得る数の凹部
は特に小型カセットでは比較的少なく、これは比較的少
数の種類のカセットの磁気テープの特性値のみが表示さ
れ得ないと云う欠点がある。既知の情報信号記録及び/
又は再生システムの装置では、インジケータのパラメー
タを検出して磁気テープの特性値を表示する検出装置は
電気−機械式の構成である。かかる検出装置は基本的に
は3つのバネ装荷ピンを具え、その1端で凹部の深さを
感知し、他端で凹部の深さに依存して作動し得る電気ス
イッチと共働し得るようにしている。かかる検出装置は
極めて高価であり、かつ比較的複雑な構成であり、欠点
と見なされている。
【0007】本発明の目的は上述した欠点を除去し、情
報信号記録及び/又は再生システムのカセットの寸法が
比較的小さい場合でも、情報信号記録及び/又は再生シ
ステムのかかるカセットの素子の多数種類の特性値およ
び多重種類の複数のかかる特性値を表示し得、しかもカ
セットを簡単かつ比較的廉価な構成とし、さらに情報信
号記録及び/又は再生システムの装置の検出装置を摩耗
および破損を受け得る機械的な部品を用いることなく簡
単な構成とし得る上述した種類の情報信号記録及び/又
は再生システムを提供せんとするにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、カセッ
トはインジケータとして2つのオーム抵抗を具え、これ
らオーム抵抗は接点に接続されたノードに相互接続する
とともにその各々を他の接点に接続し、前記装置の検出
装置を相補接点に接続し、この相補接点を2つの抵抗間
のノードに接続された接点に接触せしめ得るようにす
る。
【0009】従って種々の異なる抵抗値のオーム抵抗を
設けることにより、カセットの少なくとも1つの素子の
1つ以上の多数の種類の特性値を簡単に表示することが
でき、しかも、装置の検出装置を簡単な構成とし、さら
に電気回路素子のみを具えて信頼性が高く、廉価な構成
で、破損しにくい装置を提供することができる。
【0010】これがため、インジケータとして作用する
抵抗にアクセスする少数の接点と多数の表示可能性とを
組合せることができる。
【0011】また、カセットのインジケータとして2つ
のオーム抵抗により形成された分圧器を設け、2つの抵
抗の抵抗値により規定される前記分圧器の分圧比を前記
カセットの素子の少なくとも1つの特性値を表示するパ
ラメータとし、かつ前記分圧器の口出しタップを前記カ
セットの接点に接続し、前記装置の検出装置を前記口出
しタップに接続された接点に接触せしめ得る相補接点に
接続し、この接点によって前記分圧器の口出しタップに
現われるとともに分圧器の分圧比により決まる電圧を検
出し得るようにするのが有利である。これがため簡単な
振幅検出器を直流電圧検出せしめる検出装置として用い
ることができる。
【0012】さらに、カセットの他のインジケータとし
て前記分圧器に並列に配列された2つのオーム抵抗によ
り形成された他の分圧器を設け、前記他の2つの抵抗の
抵抗値により規定される前記他の分圧器の分圧比を前記
カセットの素子の少なくとも1つの特性値を表示するパ
ラメータとし、前記他の分圧器の口出しタップを前記カ
セットの他の接点に接続し、前記装置の検出装置を前記
口出しタップに接続された他の接点に接触せしめ得る他
の相補接点に接続し、この接点によって前記他の分圧器
の口出しタップに現われるとともに他の分圧器の分圧比
により決まる電圧を検出し得るようにする。これはイン
ジケータとして1つの分圧器のみを具えるカセットと比
較して表示の吸うを増大させることができる。
【0013】カセットのインジケータとして設けられた
オーム抵抗を前記カセットに装着自在に設置するか、あ
るいは固体メモリを前記カセットに設置し得るように
し、この固体メモリにはカセットの接点組の接点にも接
続し得る端子を設け、且つ前記装置には前記固体メモリ
への書込みおよびこれからの読取りを行う書込み兼読取
り装置を設け、この書込み兼読取り装置は前記装置に挿
入されるカセットの固体メモリに書込み兼読取り装置を
接続するための相補接点組の相補接点に接続し得るよう
にするのが有利である。
【0014】これがため、所望に応じ、本発明によるカ
セットのインジケータとして設けられた少なくとも1つ
のインピーダンスを固体メモリと置換することができ、
且つ少なくとも1つのインピーダンスを電気的に接続す
る接点組をも固体メモリの電気的接続に用いるとともに
検出装置を電気的に接続する相補接点を書込む兼読取り
装置の電気的接続に用いることもできる。
【0015】さらに、インジケータとして前記カセット
に設けられたオーム抵抗に加えて、前記カセット内に固
体メモリを装着するとともにこのメモリの端子を前記カ
セットの接点組の接点にも接続し、かつ、前記装置には
前記固体メモリへの書込みおよびこれからの読取りを行
う書込み兼読取り装置を設け、この書込み兼読取り装置
は前記装置に挿入されるカセットの固体メモリに書込み
兼読取り装置を接続するための相補接点組の相補接点に
接続し得るようにするのが好適である。斯様にしてカセ
ットに収納された少なくとも1つのインピーダンスと、
カセットに関連する他のデータの固体メモリの追加のメ
モリとを有するカセットの素子の少なくとも1つの特性
値を簡単に表示することができ、かつこの少なくとも1
つのインピーダンスを電気的に接続する接点組を固体メ
モリの電気的接続に用いることができ、さらに、検出装
置を電気的に接続する相補接点組を書込み兼読取り装置
の電気的接続に用いることができる。
【0016】情報信号記録及び/又は再生システムのカ
セットには4つの接点を具える接点組を設け、情報信号
記録及び/又は再生システムの装置には4つの相補接点
を具える相補接点組を設け、これら接点のうちの2つの
相補接点およびこれら相補接点と接触し得る2つの接点
は供給電位を転送するように配列し、2つのラインを経
て前記書込み兼読取り装置に接続される他の2つの相補
接点およびこれら他の2つの相補接点に接続され得る他
の2つの接点は前記装置の書込み兼読取り装置から前記
カセットの固体メモリにデータ信号およびクロック信号
を転送し得るように配列し、インジケータとして設けら
れた少なくとも1つのインピーダンスは供給電位転送用
の少なくとも1つの接点とデータまたはクロック信号転
送用の他の接点との間に配列し、前記書込み兼読取り装
置からデータまたはクロック信号転送用の他の相補接点
に至る2つのラインの少なくとも一方にスイッチング装
置を設け、インジケータとして設けられたインピーダン
スは前記スイッチング装置の何れかを経て前記装置の検
出装置に接続し得るようにする。これはインジケータと
して設けられたインピーダンスのインピーダンス値を独
立して検出し得るため、接点および相補接点の数を最小
にするとともに表示の可能性をできるだけ大きくする利
点がある。
【0017】カセットのインジケータとして設けられた
オーム抵抗は前記カセットに収容された記録キャリアの
全記憶容量を示すように配列するのが有利である
【0018】カセットのインジケータとして設けられた
オーム抵抗は前記カセットに収容された記録キャリアの
厚さを示すように配列するのが有利である
【0019】カセットのインジケータとして設けられた
オーム抵抗は前記装置の情報信号を記録および/ または
再生する装置に対し前記カセット内の記録キャリアに割
当てられた移送速度を示すように配列するのが有利であ
【0020】カセットのインジケータとして設けられた
オーム抵抗は前記カセットに収容された記録キャリアの
記録特性を示すように配列するのが有利である
【0021】本発明情報信号記録及び/又は再生システ
ムに用いるカセットによれば、このカセットはインジケ
ータとして2つのオーム抵抗を具え、これらオーム抵抗
は接点に接続されたノードに相互接続するとともにその
各々を他の接点に接続し得るようにする。
【0022】本発明によれば、かかるカセットは、異な
る抵抗値を有する数個のオーム抵抗を設けることによ
り、カセットの素子の特性値または多数の種類のカセッ
トの1つ以上の素子の数個の特性値を、かかるカセット
に関連するインジケータを配列するスペース問題を導入
することなく、表示することができる。
【0023】これがため、表示可能性を大きくするとと
もにインジケータとして作用するオーム抵抗にアクセス
する接点の数を最小とすることができる。
【0024】カセットのインジケータとして2つのオー
ム抵抗により形成された分圧器を設け、2つの抵抗の抵
抗値により規定される前記分圧器の分圧比を前記カセッ
トの素子の少なくとも1つの特性値を表示するパラメー
タとし、かつ前記分圧器の口出しタップはこれを前記分
圧器の口出しタップに現われるとともに分圧器の分圧比
により決まる電圧を検出する検出装置に接続するように
配列された接点に接続し得るようにする。これがため表
示パラメータ、即ち、分圧器の分圧比を直流電圧を検出
するために適応する簡単な振幅検出器によって検出する
ことができる。
【0025】カセットの他のインジケータとして前記一
方の分圧器に並列に配列された2つのオーム抵抗により
形成された他の分圧器を設け、前記他の2つの抵抗の抵
抗値により規定される前記他の分圧器の分圧比を前記カ
セットの素子の少なくとも1つの特性値を表示するパラ
メータとし、前記他の分圧器の口出しタップを前記他の
分圧器の口出しタップに現われるとともに他の分圧器の
分圧比により決まる電圧を検出する検出装置に前記他の
分圧器の口出しタップを接続するように配列されたカセ
ットの接点に接続し得るようにする。
【0026】従ってインジケータとして1つの分圧器の
みを具えるカセットと比較して比較して可能性を簡単に
増大させることができる。
【0027】カセットのインジケータとして設けられた
オーム抵抗を前記カセットに装着自在に設置するか、あ
るいは固体メモリを前記カセットに設置し得るように
し、この固体メモリにはカセットの接点組の接点にも接
続し得る端子を設けるようにする。所望に応じ、少なく
とも1つのインピーダンスを固体メモリと比較的簡単に
置換することができ、カセットの接点組を固体メモリの
接続に用いることができる。
【0028】インジケータとして前記カセットに設けら
れたオーム抵抗に加えて、前記カセット内に固体メモリ
を装着するとともにこのメモリの端子を前記カセットの
接点組の接点にも接続し得るようにする。これがため、
カセットによって特性値の少なくとも1つおよびカセッ
トに関連する他のデータの追加の記憶を簡単に表示し、
少なくとも1つの表示インピーダンスおよび固体メモリ
を同一の接点組を経てアクセスすることができる。
【0029】前記カセットには4つの接点を具える接点
組を設け、そのうちの2つの接点は供給電位を転送する
ように配列し、前記他の2つの接点は前記カセットの固
体メモリにデータ信号およびクロック信号を転送し得る
ように配列し、インジケータとして設けられた少なくと
も1つのインピーダンスは供給電位転送用の少なくとも
1つの接点とデータまたはクロック信号転送用の他の接
点との間に配列し得るようにする。インジケータとして
設けられたインピーダンスのインピーダンス値を独立し
て検出し得るため、かかるカセットによって最小数の接
点を有し、多数の表示可能性を提供することができる。
【0030】カセットのインジケータとして設けられた
オーム抵抗は前記カセットに収容された記録キャリアの
全記憶容量を示すように配列する。
【0031】カセットのインジケータとして設けられた
オーム抵抗は前記カセットに収容された記録キャリアの
厚さを示すように配列し得るようにする。
【0032】カセットのインジケータとして設けられた
オーム抵抗は前記装置の情報信号を記録および/ または
再生する装置に対し前記カセット内の記録キャリアに割
当てられた移送速度を示すように配列し得るようにす
る。
【0033】カセットのインジケータとして設けられた
オーム抵抗は前記カセットに収容された記録キャリアの
記録特性を示すように配列し得るようにする。
【0034】本発明情報信号記録及び/又は再生システ
ムに用いるカセットによれば、前記装置はその相補接点
組の複数の導電相補接点を具え、これら相補接点組は前
記装置に挿入するカセットの接点組と共働せしめるとと
もに接点組との接点を形成し、この接点組は接点を具
え、これら相補接点の少なくとも1つを前記装置の前記
検出装置に接続し得るようにする。これがため、インジ
ケータとして設けられたオーム抵抗抵抗値によって規
定されるパラメータを検出する特に簡単な装置を用いる
ことができ、この検出装置は1つの電気回路部品を具
え、信頼性が高く、欠陥が少なく、完全に摩耗を無くす
ことができる。
【0035】かようにして、装置のフィールド感知部分
および装置内に装荷されたカセットの記録キャリアに何
ら影響を与えることなく、信号伝送を十分に行うことが
できる。
【0036】前記検出装置は演算増幅器を具え、その出
力端子およびその反転入力端子間にオーム帰還抵抗を配
列し、 前記反転入力端子には少なくとも1つのオーム抵
抗を接続し、このオーム抵抗を前記装置に挿入するカセ
ットのインジケータとする。これがため表示パラメータ
の直流電圧検出を極めて簡単に行うことができる。
【0037】前記検出装置の一方の演算増幅器の非反転
入力端子は2つの入力端子を有するスイッチング装置の
出力端子に接続し、前記スイッチング装置の一方の入力
端子に電位を供給し得るようにし、この電位の値はカセ
ットにインジケータとして設けられたオーム抵抗に供給
し得る電位の範囲内の値とし、前記スイッチング装置の
他方の入力端子には電位を供給し得るようにし、この電
位の値はカセットにインジケータとして設けられたオー
ム抵抗に供給し得る他の電位の範囲内の値とする。これ
がため特に2つの検出処理間を極めて簡単に切換え得る
ため、インジケータとして設けられた2つの抵抗の抵抗
値を互いに独立して検出することができる。
【0038】前記一方の演算増幅器の非反転入力端子の
電位を切換えることにより前記一方の演算増幅器の出力
端子に発生するオフセット電圧を補償するために、前記
検出装置の他方の演算増幅器の反転入力端子を前記一方
の演算増幅器の出力端子に接続し、他方の演算増幅器の
非反転入力端子を前記一方の演算増幅器の非反転入力端
子に接続するとともに前記スイッチング装置の出力端子
に接続し得るようにする。これがため。他の演算増幅器
の出力電圧をできるだけ狭い電圧範囲内に保持すること
ができる。
【0039】前記検出装置の他方の演算増幅器の非反転
入力端子に直流基準電圧源を接続し、これにより直流基
準電圧を供給して前記他方の演算増幅器の出力端子の直
流レベルを調整し得るようにする。斯様にして他の演算
増幅器の検出すべき出力電圧の電圧範囲特定の要求また
は状況に簡単に適合させることができる。
【0040】前記他方の演算増幅器の出力電圧を検出す
る検出装置の他方の演算増幅器の出力端子に電圧検出器
を接続し得るようにする。従って極めて簡単な構成を得
ることができる。
【0041】前記装置には4つの相補接点を具える相補
接点組を設け、これら接点のうちの2つの相補接点は供
給電位を転送するように配列し、前記2つのラインを経
て前記装置の前記書込み兼読取り装置に接続される他の
2つの相補接点は前記装置の書込み兼読取り装置から装
置に挿入するカセットに設けられた固体メモリにデータ
信号およびクロック信号を転送し得るように配列し、前
記書込み兼読取り装置からデータおよびクロック信号転
送用の他の相補接点に至る2つのラインの少なくとも一
方にスイッチング装置を設け、前記装置に挿入する前記
カセットにインジケータとして設けられたインピーダン
スを前記スイッチング装置の何れかを経て前記装置の検
出装置に接続し得るようにする。これがため、カセット
のインジケータを表示しかつカセットの固体メモリと接
続し得る装置の相補接点の数を最小とすることができ
る。
【0042】
【実施例】図面につき本発明の実施例を説明する。図1
に示す本発明情報信号記録及び/又は再生システム1は
記録および再生装置2並びにカセット3を具え、カセッ
ト3に収納されている磁気テープ13にテレビジョン信号
および音声信号を記録するとともにこの磁気テープ13か
らこれらテレビジョン信号および音声信号を再生する。
このカセット3には2つの併置リールハブ11,12 を具
え、これらリールハブ間にカセットのテープ案内によっ
て規定された経路に沿って磁気テープ13を延在させるよ
うにする。このカセット3は内側に動き得るカバー4に
より閉成し得る開口5を経て矢6で示す方向に装置2内
に手で挿入することができる。カセット3は、これを装
置2に装填すると、可動カセットホルダ内に挿入され、
カセット3が装置内に完全に挿入されると、これをカセ
ット主壁部にほぼ垂直に装置内の図2に線図的に示す作
動位置に押し下げる。“記録”、“常規再生”、“静止
再生”、“常規逆再生”、“早送り”、“早巻き戻
し”、等の装置のモードをスタートさせるために、装置
2は第1制御釦群7を具える。装置をプログラムし、他
のデータをエンタして例えばデイタイムクロックをセッ
トするために、装置2は第2制御釦群8を具える。さら
に、装置2は2つの表示装置9および10を具え、その
各々は例えば7セグメントを具えるとともに例えばテー
プ長さ測定カウンタの計数値を表示し、かつデイタイム
クロックを表示する。
【0043】前述したように、装置2内に挿入されたカ
ウンタ3は装置内で作動位置に押し下げられる。図2に
線図的に示されるように、カセット3は2つの併置され
た回転自在の駆動リールハブ11および12を収容し、これ
らリールハブ間に磁気テープ13を1点鎖線14で部分的に
示される経路に沿ってカセット3内に張設延在させると
ともにこれらリールハブに矢15および16で示すように走
行方向および逆巻き戻し方向のうちのその瞬時方向に従
って磁気テープ13を巻装し得るようにする。カセット3
が装置2内でその作動位置に押し下げられると、2つの
リールスピンドル17および18がカセット3のリールハブ
11および12に駆動係合し、これらスピンドルは装置2の
デッキプレート19に回転自在に支承される。リールスピ
ンドル17および18はこれらスピンドルに同軸的に係合す
る2つのリールハブ11および12を回転自在に駆動するこ
とができる。2つのリールスピンドル17および18を矢15
および16の回転方向とは逆方向に駆動するためには、図
2に線図的にのみ示される駆動配列20を設け、この駆動
配列はモータ駆動され得るとともに装置2に固定配列さ
れた駆動ホィール21と、この駆動ホィール21により駆動
され得るとともにデッキプレート19に平行に移動可能に
支承された駆動ホィール22とを具え、この駆動ホィール
22はリールスピンドル17および18に同軸的にかつ回転自
在にロックされ、しかも同一軸線レベルに配置された2
つのリールスピンドルホィール23および24の一方の周縁
に選択的に駆動係合することができる。
【0044】カセット3が装置2の作動位置に押し下げ
られると、フロント25に配列されたカセットシャッタ
(図示せず)が開いてフロント25のカセット開口を露出
し、この開口を経てカセット3に収容されている磁気テ
ープ13を引き出し得るようにし、 かつ、各々が図2の1
点鎖線で示される休止位置にある4つのテープ案内26,2
7,28および29並びに押圧ローラ30はカセット3の3つの
開口31,32 および33と磁気テープ13の背後で1点鎖線14
により示される位置で係合する。カセット3が装置2の
作動位置に押し下げられた後、テープ案内26,27,28およ
び29は図2に実線で示される作動位置に動き得るように
なり、押圧ローラ30もキャプスタン34のすぐ近くの中間
位置(図2には示さない)に動き得るようになり、この
位置で磁気テープ13をキャプスタン34に押圧し得るよう
にする。カセットシャッタを開放し、テープ案内および
押圧ローラを作動させ、かつ、押圧ローラをキャプスタ
ンに対し押圧する装置は本発明に左程関連しないため、
これら装置は便宜上示さない。かかる装置は現存するこ
の種の装置から既知である。
【0045】テープ案内26,27,28および29並びに押圧ロ
ーラ30がその作動位置に動いた後磁気テープ13は図2に
実線で示す位置にある。従って、磁気テープは、リール
ハブ11からカセット3 に設けられた2つのテープ案内35
および36、テープ張力制御ユニット(図示せず)の1部
分を形成するテープ張力センサピン37、可動テープ案内
26,28 および27、磁気テープ13に記録された信号の全て
を消去する固定磁気ヘッド38、磁気テープの長手方向に
対し傾斜する連続ビデオトラックに/ からテレビジョン
信号を記録/ 再生する回転磁気ヘッドを具えるドラム状
走査ユニット39、固定テープ案内40、磁気テープ13の長
手方向に延在するオーディオトラックに記録されたオー
ディオ信号を消去する固定磁気ヘッド41、オーディオト
ラックにオーディオ信号を記録および再生するとともに
磁気テープの長手方向およびオーディオトラックに平行
に延在する同期トラックに/ から同期信号を記録/ 再生
する他の固定磁気ヘッド42、磁気テープ13が押圧ローラ
30により押圧されるキャプスタン34、可動テープ案内2
9、固定テープ案内43、並びにカセット3に設けられた
他のテープ案内44および45を経てリールハブ12に延在す
る。
【0046】慣例のように、フライホィール46に連結さ
れているキャプスタン34は2つの回転方向の一方に一定
速度で選択的に駆動することができる。押圧ローラ30を
キャプスタン34に押圧すると、これにより磁気テープ13
を2つの逆の走行方向のうちの一方の方向に定走行速度
で選択的に駆動する。図2に示すようにキャプスタン34
を反時針方向に所定速度で駆動すると、磁気テープ13は
矢47により示す方向に駆動され、これは、“記録”モー
ドで信号を記録するとともに“常規再生”モードで信号
を再生するいわゆる“常規送り操作”に対応し、この際
リールスピンドル18に回転自在にロックされたリールス
ピンドルホィール24を駆動配列20の駆動ホィール22によ
り駆動して磁気テープ13をリールハブ12に矢16で示す方
向に卷装する。キャプスタン34が図2に示す時針方向に
同一の所定方向に駆動される場合には、磁気テープ13は
矢47に示す方向とは逆の方向に駆動されるようになり、
これは、“逆操作" とも称されるいわゆる“常規逆操
作" に対応し、この際“常規逆再生" モードで、記録さ
れたテレビジョン信号を再生して逆動きのシーンが得ら
れるようにするとともにリールスピンドル17に回転自在
にロックされたリールスピンドルホィール23を駆動配列
20の駆動ホィール22により駆動して磁気テープ13をリー
ルハブ11に矢15で示す方向に卷装する。
【0047】カセット3に収納された磁気テープ13に/
から情報信号を記録/ 再生するかかるシステム1では、
カセット3の素子の少なくとも1つの特性値をそのパラ
メータの1つにより示すインジケータを設ける場合に
は、装置2に少なくとも1つの特性値を示すインジケー
タパラメータを検出する検出装置を具えるのが極めて有
利であることを確かめた。好適には、インジケータのパ
ラメータにより示し得るカセットの素子のかかる特性値
は、この磁気テープの所定走行速度に対するカセットの
磁気テープの全記憶容量、カセット内の磁気テープの全
長、カセット内の磁気テープの厚さ、装置の情報信号を
記録および再生する装置に対する磁気テープの走行速
度、カセット内の磁気テープの記録特性、およびカセッ
ト内に収容された磁気テープの種類等である。しかし、
磁気テープに関連しない特性値、例えばカセット内の磁
気テープを巻取るためのリールハブの直径、または2つ
のリールハブ軸間の距離あるいはカセットのハウジング
の横面の寸法を示すのも有利である。
【0048】図1,2および3に示す本発明情報信号記
録及び/又は再生システムでは、少なくとも1つの電気
インピーダンスをカセット3のインジケータとして設
け、このインピーダンス値によってこのカセットの素子
の少なくとも1つの特性値を規定する。図3から明らか
なようにカセット3の第1インジケータ48は2つのオー
ム抵抗R1およびR2を具える第1分圧器によって形成す
る。さらに、カセット3の他のインジケータ49は他の2
つの抵抗R3およびR4を具え第1分圧器48に並列に配列さ
れた他の分圧器によって形成する。2つの抵抗R1および
R3間のノード(接続点)を接続部50を経てカセット3の
接点組52の接点51に接続する。2つの抵抗R2およびR4間
のノードを接続部53を経てカセット3の接点組52の接点
54に接続する。分圧器48の口出しタップ55を接続部56を
経てカセット3の接点組52の接点57に接続する。分圧器
49の口出しタップ58を接続部59を経てカセット3の接点
組52の接点60に接続する。本例では接点組52には他の2
つの接点61および62をも設ける。
【0049】装置2の相補接点組69の相補接点63,64,6
5,66,67および68は装置2に装填したカセット3を装置
2の作動位置とする際にカセット3の接点組52の接点5
1,54,57,60,61および62に係合させるようにする。相補
接点63には接続部70を経て供給電圧段71を接続し、これ
により接続部70に供給電圧+V1 を供給する。装置2の接
地端子73を接続部72を経て相補接点68に接続する。他の
相補接点64,65,66および67は装置2のマイクロコンピュ
ータ78の端子74,75,76および77にそれぞれ接続し、この
マイクロコンピュータ78を供給電圧段71により給電す
る。マイクロコンピュータ78の接点76および77は入力端
子とし、これら入力端子を経て2つの分圧器48および49
の口出しタップ55および58に現われる電圧をマイクロコ
ンピュータ78に供給し得るようにし、このマイクロコン
ピュータ78は他の機能に加えて前記口出しタップ55およ
び58に現われる電圧を検出する検出装置をも構成し、こ
れら口出しタップ55および58に現われる電圧は、2つの
分圧器48および49の分圧比に依存し、従って各分圧器48
および49を構成する抵抗R1,R2 およびR3,R4 のインピー
ダンス値に依存する。
【0050】図1乃至3に示す情報信号記録及び/又は
再生システムでは、特性値を示すパラメータを形成する
とともに2つの抵抗R1およびR2の抵抗値により決まる分
圧器48の分圧比によってカセット3の磁気テープの厚さ
を示す。また2つの抵抗R3およびR4の抵抗値により決ま
る分圧器49の分圧比によってカセット3の磁気テープの
全長を示す。異なる抵抗値、従ってテープの厚さおよび
長さに関しては相違するカセットの異なる分圧比を有す
る分圧器を設けることによって例えば4種類の異なるテ
ープの厚さを有するカセットおよび例えば8種類の異な
るテープの長さを有するカセットを簡単に表示し、か
つ、識別することができる。
【0051】斯様に分圧比によって決まり、かつ口出し
タップ55および58に現われる電圧はマイクロコンピュー
タ78により簡単に検出することができ、従って、マイク
ロコンピュータ78によって2つの制御出力端子79および
80の各々に識別信号を供給し、従って一方の出力端子に
よって検出されたテープの厚さを特徴付け、他方の出力
端子によって検出された全テープ長を特徴付けることが
できる。これら出力端子79および80に供給される識別信
号は装置2に得られるとともにマイクロコンピュータ78
に内部的に得られ、従って種々の目的に処理しかつシよ
うすることができる。
【0052】抵抗R1,R2,R3およびR4はプリント回路板81
に装着することができる。これら抵抗は個別の素子とし
て構成することができ、また厚膜抵抗により形成するこ
ともできる。これら抵抗R1,R2,R3およびR4を装着したプ
リント回路板81はカセット3から着脱自在となるように
構成するとともに図3に破線で示す固体メモリ82と置換
することができる。また、固体メモリ82の端子83,84,85
および86はカセット3の接点組52の接点、即ち、接点5
1,61,62および54にも接続する。本例では、これら接点6
1および62を相補接点64および65に接続し、これら接点6
4および65は2つのライン87および88を有するバス78を
経てマイクロコンピュータ78の端子74および75に接続す
る。これらライン87および88の一方のラインはデータラ
インを構成し、他方のラインはクロックラインを構成す
る。書込み装置および読取り装置としても作動させるマ
イクロコンピュータ78はこれらラインによって固体メモ
リ82と通信することができる。斯様に抵抗R1,R2,R3およ
びR4を有するプリント回路板81をカセット3から取り外
し且つ固体メモリ82と置換し得るように構成する代わり
に、図3に示す情報信号記録及び/又は再生システム1
のカセット3にはプリント回路板81および固体メモリ82
の双方を有利に組込むことができる。
【0053】これがため、図1,2および3に示す本発
明情報信号記録及び/又は再生システム1では、システ
ム1の各カセット3に2つのインジケータ48および49を
設け、これら2つのインジケータの各々を各分圧器R1,R
2 およびR3,R4 により形成する。インジケータ48によっ
て、抵抗R1およびR2の抵抗値、従って各カセットの抵抗
の分圧比を適宜選択することによりカセットに組込まれ
た磁気テープの種々の異なるテープの厚さを示すことが
できる。また、他のインジケータ49によって、抵抗R3お
よびR4の抵抗値、従って各カセットの抵抗の分圧比を適
宜選択することによりカセットに組込まれた磁気テープ
の種々の異なる全テープ長を示すことができる。
【0054】図4に示す本発明情報信号記録及び/又は
再生システム1では、カセット3はただ1つの分圧器48
のみをインジケータとして具え、この分圧器を抵抗R1お
よびR2により形成し、これら抵抗はプリント回路板81に
配列するとともにその分圧比によってカセットの素子の
2つの特性値を示すパラメータを形成する。この分圧器
48はその1端、即ち、抵抗R1の1端をカセット3の接点
組52の接点51に接続するとともに他端、即ち、抵抗R2の
1端をカセット3の接点組52の接点57に接続する。分圧
器48の口出しタップ55は接点組52の接点57に接続する。
【0055】供給電圧段71は装置2の相補接点組69の相
補接点63に接続し、この相補接点は接点51と共働せしめ
るとともにこれによって接続部70に供給電圧+V1 を供給
する。装置2の接地接点73を接点54と共働し得る相補接
点64に接続する。直流電圧を検出する検出装置として設
けられ電圧検出器ともしばしば称される振幅検出器90は
接点57に接続されている相補接点66に接続する。この振
幅検出器90によって分圧器の口出しタップ55に現われる
電圧を検出するとともに出力端子91に識別信号を供給す
る。この識別信号は口出しタップ55に現われる電圧の検
出された振幅に相当するとともにこの信号は装置2の他
の処理に用いる。
【0056】図2に示す情報信号記録及び/又は再生シ
ステムでは、分圧器48はカセット3の素子の2つの特性
値を示すためのインジケータとして設け、この分圧器の
分圧比をこのインジケータのパラメータとして用いる。
抵抗R1の抵抗値はカセット3のテープの全長Lに従って
選択し、且つ抵抗R2の抵抗値をカセット3の磁気テープ
の厚さに従って選択するため、抵抗R1の抵抗値および抵
抗R2の抵抗値によって規定される分圧により磁気テープ
の全テープ長およびテープ厚さを示すことができる。上
述した事実を図5に示すテーブルにリスアップする。例
えば、このテーブルから明らかなように、全テープ長L1
は抵抗R1の抵抗値(R1)1 に相当し、テープ厚さd2は抵抗
R2の抵抗値(R2)2 に相当する。分圧比に相当しかつ振幅
検出器90により検出し得る関連の表示パラメータは分圧
器48に口出しタップ55に現われる電圧(VE)2 となる。
【0057】抵抗R1およびR2の組合せおよびこの組合せ
により規定された分圧比に従って、分圧器48の口出しタ
ップには図5のテーブルに示すように9つの互いに相違
する傾斜で発生し得る電圧VEが現われるとともにこの電
圧をこの検出器90により検出すべき装置2の振幅検出器
90に供給する。従って振幅検出器90によって出力端子91
にカセットの磁気テープの各全テープ長Lおよび各テー
プ厚さdに相当する少なくとも1つの識別信号を発生す
る。かかる振幅検出器90は例えば直流電圧レベル検出段
およびその後段にA /D 変換器を具え、従って出力端子
91の識別信号はデジタルデータワードとなる。
【0058】図4に示す情報信号記録及び/又は再生シ
ステムではカセット3の抵抗プリント回路板81は図4の
破線で示す固体メモリによって置換することができる。
また図4に示す情報信号記録及び/又は再生システム1
のカセット3にはプリント回路板81および固体メモリ82
の双方を配列するのが有利である。
【0059】図6に示す情報信号記録及び/又は再生シ
ステム1では、2つの抵抗R5およびR6をカセット3にイ
ンジケータとして設けるとともにその各々によってカセ
ットの素子の特性値を表示する。即ち、抵抗R5はその抵
抗値に依存しカセットの磁気テープの全テープ長を示
し、かつ抵抗R6によってその抵抗値に依存し磁気テープ
のテープ厚さを示し得るようにする。
【0060】図6に示す情報信号記録及び/又は再生シ
ステムでは、抵抗R5の1端を接続部92を経て接点62に接
続するとともに抵抗R6の1端を接続部93を経て接点61に
接続する。カセット3の接点組52の接点61および62は装
置2の相補接点組69の相補接点64および65と接触させる
ことができ、これら相補接点はデータライン87およびク
ロックライン88を経てマイクロコンピュータ78の端子74
および75に接続し、このマイクロコンピュータを供給電
圧段71によって給電する。この供給電圧段71によって例
えば+5V の電圧+V1 を接続部70に供給する。
【0061】これら2つの抵抗R5およびR6はノード94で
相互接続し、このノード94を接続部95を経て接続組52の
接点57に接続し得るようにし、この接点を演算増幅器97
の反転入力端子96に接続し、その非反転入力端子98には
供給電圧+V1 を供給するとともに例えば+12Vの供給電圧
+V2 をも供給する。演算増幅器97の反転入力端子96およ
び出力端子99間には帰還抵抗100 を配列する。
【0062】演算増幅器97は抵抗R5およびR6の抵抗値を
間接的に検出し得る検出装置119 の1部分を形成する。
抵抗R5および抵抗R6の抵抗値を決めるために、マイクロ
コンピュータ78によってデータライン87またはクロック
ライン88を接地電位に接続し、従って抵抗R6または抵抗
R5によって帰還抵抗100 と共働し得るようになる。これ
がため、演算増幅器97の利得は抵抗R5またはR6の抵抗値
に従って変化し、その結果抵抗R6または抵抗R5の抵抗値
を表わす出力電圧が演算増幅器97の出力端子に現われる
ようになる。出力端子99に現われる演算増幅器97の出力
電圧をA /D 変換器101 に供給し、このA /D 変換器は
検出装置119 の1 部分をも形成し、かつバス102 を経て
抵抗R5またはR6の一方の抵抗値を表わすデータワードを
マイクロコンピュータ78の端子103 に供給し、このマイ
クロコンピュータは検出装置119の構成にも用いるとと
もにこのデータワードを処理して、その2つの出力端子
79および80に抵抗R5またはR6の抵抗値、従ってカセット
3の磁気テープのテープ長さおよびテープ厚さを示す識
別信号を発生する。図6の情報信号記録及び/又は再生
システム1では、カセットの素子の各特性値を示すため
に設けた2つの抵抗R5およびR6の抵抗値は常時時間多重
化処理において互いに独立して決まるため、例えば図4
に示す情報信号記録及び/又は再生システム1で得られ
る場合よりも多数の表示可能性を得ることができる。
【0063】図6に示す情報信号記録及び/又は再生シ
ステム1では、インジケータとしてプリント回路板81に
配列した2つの抵抗R5およびR6もカセット3に装着して
これら着脱し得るようにし、これら抵抗R5およびR6の代
わりに固体メモリ82をカセット3に装着することがで
き、この固体メモリ82は接点組52の接点に接続してこれ
ら接点をインジケータR5およびR6の接続および固体メモ
リ82の代わりに接続の双方に用いることができる。ま
た、図6に示す情報信号記録及び/又は再生システム1
では、固体メモリ82と2つのインジケータ抵抗R5および
R6を設けたプリント回路板とを情報信号記録及び/又は
再生システム1のカセット3に共に配列することができ
る。
【0064】図7に示す情報信号記録及び/又は再生シ
ステム1では、このシステム1のカセット3は本例では
抵抗R7により形成され、かつプリント回路板81に装着し
得るただ1つのインジケータを具え、その抵抗値をカセ
ット3の素子の特性値のインジケータのパラメータとし
て用いる。この抵抗R7はその1端を接続部104 を経て接
点54に接続し、他端を接続部105 を経て接点組52の接点
57に接続する。接点54に接触せしめ得る相補接点68を接
続部72を経て装置2の接地端子73に接続する。接点57に
接触せしめ得る相補接点66は供給電圧段71により給電さ
れる供給電圧+V1 が供給される接続部70に他端が接続さ
れた抵抗106 に接続するとともに検出装置として設けら
れた振幅検出器90に接続する。この抵抗106 は抵抗R7と
相俟って分圧器を構成し、その相補接点66および振幅検
出器90に接続された口出しタップ107 には抵抗R7の抵抗
値を表わす電圧が現われ、この電圧は直流電圧を検出す
る電圧検出器として構成された振幅検出器90によって検
出することができる。
【0065】図7に示す情報信号記録及び/又は再生シ
ステム1では、抵抗R7によって形成されたインジケータ
はカセット3の素子の単一特性値を示すために、即ち、
カセットに収納された磁気テープの記録特性を示すため
に、換言すれば、磁気テープの種類を示すために用い
る。一般に既知のように磁気テープには記録特性の異な
る数種類のテープはある。従ってインジケータ抵抗R7の
抵抗値の選択に依存し、抵抗106 およびR7により形成さ
れる分圧器の口出しタップ107 には特定の電圧が得ら
れ、この電圧を振幅即ち、電圧検出器90により検出し、
これに応答して出力端子91に検出されたテープの種類に
対応する識別信号を発生する。
【0066】図7に示す情報信号記録及び/又は再生シ
ステム1では、装置2の相補接点組および装置2に使用
するカセット3の接点組52は交互または追加としてカセ
ット3に装着した固体メモリに接触せしめるとともに装
置2の書込み兼読取り装置および供給電圧手段に接続す
べき接点の適宜の数とする。
【0067】図8に示す情報信号記録及び/又は再生シ
ステムでは、図7に示す情報信号記録及び/又は再生シ
ステムと同様に、各カセット3はプリント回路板81に装
着された抵抗R7によって形成されるただ1つのインジケ
ータを具え、その抵抗値は少なくとも1つの特性値を表
示するパラメータとして用いる。しかし、本例ではこの
インジケータはカセット3の素子の2つの特性値を示
す、即ち、カセットのリールハブの直径およびリールハ
ブ間の軸間距離を示し、このシステムの装置2は既知の
ように種々のリールハブ軸間距離および種々のリールハ
ブ直径を有するカセットとともに作動するように構成す
る。また、インジケータ抵抗R7を用いて1つの特性値、
例えば、全テープ長さまたはテープ厚さを示すことがで
きる。
【0068】図8に示す情報信号記録及び/又は再生シ
ステムでは、カセット3の接点組52および各装置2の相
補接点組69は各々2つの接点のみを具える。本例では抵
抗R7の両端をカセット3の接点組52の2つの接点54およ
び57に接続する。相補接点63はバイアスMOS トランジス
タの接続部72を経て装置2の接地端子73に接続する。相
補接点66を電流源108 に接続し、これにより定電流Iを
インジケータ抵抗R7を経て供給することができ、かつ抵
抗R7の両端間に電圧降下を生ぜしめ、従って相補接点66
には抵抗R7の抵抗値を表わす電圧が現われ、この電圧は
直流電圧を検出する電圧検出器としても構成される振幅
検出器90によって構成された検出装置によって検出する
ことができ、これに応答して出力端子91に抵抗R7の抵抗
値により示される特性値を表わす識別信号を発生する。
【0069】図8に示す情報信号記録及び/又は再生シ
ステムでは、カセット3は各々がカセット3の素子の特
性値を示すインジケータとして2つの抵抗R1およびR2を
具える。即ち、その抵抗値に依存して抵抗R1によってカ
セット3の磁気テープの全テープ長さを示し、かつその
抵抗値に依存して抵抗R2によって磁気テープのテープ厚
さを示すことができる。
【0070】図9に示す情報信号記録及び/又は再生シ
ステムでは、抵抗R1の1端を接続部50を経て接点組52の
接点51に接続する。この抵抗R1の他端を抵抗R2の1端に
接続し、これら2つの抵抗R1およびR2間のノード55を接
続部56を経て接点組52の接点57に接続する。抵抗R2の他
端を接続部53を経て接点組52の接点54に接続する。図9
に示す情報信号記録及び/又は再生システム1のカセッ
ト3の接点組52も他の2つの接点61および62を具える。
他の接点51,54 および57の少なくとも1部分と組合せる
ことによってこれら2つの接点61および62は、プリント
回路板81に配列された抵抗R1およびR2の代わりに、また
はこれに加えて図9 に示す情報信号記録及び/又は再生
システム1のカセット3に装着し得る固体メモリ(図9
に示さない)の接続に用いる。
【0071】図9に示す情報信号記録及び/又は再生シ
ステム1の装置2では、相補接点組69の相補接点63を接
続部70を経て供給電圧段71に接続し、この供給電圧段に
よって接続部70に供給電圧+V1 を供給する。相補接続68
は接続部72を経て装置2の接地端子73に接続する。これ
ら相補接点64および65図9 に示す位置には接続しない。
【0072】相補接点組69の相補接点66は接続部109 を
経て演算増幅器111 の反転入力端子110 に接続する。演
算増幅器111 の出力端子112 は帰還抵抗113 を経て演算
増幅器111 の反転入力端子110 に接続する。演算増幅器
111 の非反転入力端子114 は線図的に示される電子スイ
ッチング装置116 の中央端子115 に接続し、このスイッ
チング装置はオフ位置から図9に破線で線図的に示す2
つのオン位置に切換えることができ、この際中央端子11
5 は第1オン位置で第1スイッチング端子117に接続
し、かつ第2オン位置で第2スイッチング端子118 に接
続する。第1スイッチング端子117 は接続部70に接続
し、従って供給電圧+V1 を第1スイッチング端子117 に
供給する。第2スイッチング端子118 は接地端子73への
接続部72に接続し、従って第2スイッチング端子118 を
接地電位V0とする。
【0073】演算増幅器111 は図2に示す情報信号記録
及び/又は再生システム1の装置2の検出装置119 の1
部分を構成し、この検出装置によって抵抗R1の抵抗値お
よび抵抗値R2の抵抗値を検出することができる。本例で
は検出装置119 は他の演算増幅器120 を具え、その反転
入力端子121 を抵抗122 を経て演算増幅器111 の出力端
子に接続する。この他の演算増幅器120 の非反転入力端
子123 を抵抗124 を経て演算増幅器111 の反転入力端子
114 に接続する。また他の演算増幅器120 の非反転入力
端子123 を他の抵抗125 に接続し、この抵抗を直流基準
電圧源126 に接続し、これにより抵抗125 に基準電圧Vr
efを供給する。他の演算増幅器120 の出力端子127 を帰
還抵抗128 を経て他の演算増幅器120 の反転入力端子12
1 に接続する。他の演算増幅器120 の出力端子127 を検
出装置119 の電圧検出器90に接続し、これにより他の演
算増幅器120 の出力端子127 に現われる直流レベルの電
圧を検出することができ、かつ検出された直流レベルに
応答してその出力端子91に検出装置119 により検出され
た2つの抵抗R1およびR2の一方の抵抗値に対応する識別
信号を発生する。
【0074】例えば、まず最初、抵抗R1の抵抗値を検出
するには、スイッチング装置116 をその第2オン位置に
セットしてこの位置でその中央端子115 を第2スイッチ
ング端子118 に接続する。これがため、接地電位0Vを第
1演算増幅器111 の非反転入力端子114 に供給するとと
もに演算増幅器の特性のため、第1演算増幅器111 の反
転入力端子110 の電位は接地電位となり、従って、抵抗
R2の接地電位にある1端はディスエーブルされるととも
に抵抗R1の供給電圧+V1 に接続された1端は第1演算増
幅器111 の反転入力端子110 に作用するようになる。こ
れがため、電流値が抵抗R1の抵抗値に依存する電流が抵
抗R1に流れるようになる。この抵抗R1を流れる電流によ
って抵抗R1の抵抗値に比例する出力電圧が第1演算増幅
器111 の出力端子112 に発生する。
【0075】次いで、抵抗値R2の抵抗値を検出するため
に、スイッチング装置116 をその第1オン位置にセット
してこの位置でその中央端子115 を第1スイッチング端
子117 に接続し、その結果第1演算増幅器111 の非反転
入力端子114 に供給電圧+V1が現われるようになる。従
って、演算増幅器111 によってもその反転入力端子110
の電位を供給電圧+V1 とするため、1端が供給電圧+V1
に接続された抵抗R1はディスエーブルとなり、1端が接
地電位V0にある第2抵抗R2のみが第1演算増幅器111 の
反転入力端子110 に作用するようになる。これがため、
抵抗R2の抵抗値に比例する電流がこの抵抗値R2に流れる
ようになる。この抵抗R2を流れる電流によって抵抗R2の
抵抗値に比例する出力電圧が第1演算増幅器111 の出力
端子112に発生する。
【0076】第1演算増幅器111 の出力端子112 の出力
電圧はまず最初反転入力端子110 に接続された抵抗R1ま
たはR2の瞬時抵抗値に依存するが、非反転入力端子114
に供給される電位のV0および+V1 間の切換えのため、不
所望なオフセット電圧がこの出力電圧に重畳され、これ
により不正確な検出が行われるようになる。第1演算増
幅器111 の出力端子112 のこのオフセット電圧を抑圧す
るかまたは最小としてこのオフセット電圧の悪影響を防
止するために、他の演算増幅器120 を設け、この演算増
幅器は抵抗124 を経てその非反転入力端子123 に電位が
選択的に得られるように配列し、この電位はスイッチン
グ装置116 の中央端子115、従って、 第1演算増幅器111
の非反転入力端子114 にこのスイッチング装置116 によ
りV0および+V1 の間で供給されるようになる。これがた
め他の演算増幅器120 の出力端子127 にほぼオフセット
のない出力電圧が得られ、この出力電圧を直流レベル検
出器90に供給し、この検出器により他の演算増幅器120
に出力端子127 に現われる瞬時直流レベルの値を検出し
その出力端子91に対応する識別信号を発生する。
【0077】前述したように、他の演算増幅器120 の非
反転入力端子123 は他の抵抗125 に接続し、この抵抗12
5 を経て非反転入力端子123 に基準電圧Vrefを供給し得
るようにする。所定の基準電圧Vrefを供給することによ
り他の演算増幅器120 の出力端子127 の直流レベルをこ
の所定の基準電圧Vrefに対し規定し、かつ種々の状況お
よび要求に簡単に適応させることができる。この基準電
圧Vrefは例えば接地電位V0に等しい値または+1/2V1に等
しい値とすることができる。
【0078】図10に示す情報信号記録及び/又は再生シ
ステム1では、図9に示す情報信号記録及び/又は再生
システム場合と全く同様に、カセット3はそのインジケ
ータとして2つの抵抗R1およびR2を具え、これら抵抗の
各々はカセット3の素子の特性値を示すために用いる。
図9に示す情報信号記録及び/又は再生システム1のカ
セット3の場合と同様に、図10に示す情報信号記録及び
/又は再生システム1のカセット3は図10の破線で示す
ように、固体メモリ82を交互にまたは追加的に具える。
【0079】図10に示す情報信号記録及び/又は再生シ
ステム1では、装置2は図9に示す情報信号記録及び/
又は再生システム1の装置2の検出装置119 の構成と同
様の構成を部分的に有する検出装置119 を具える。図10
に示す情報信号記録及び/又は再生システム1の装置2
では、検出装置119 は第1演算増幅器111 およびその後
段の第2演算増幅器120 を具える。しかし、図9に示す
変形例の検出装置119では電圧V0、 即ち、接地電位また
は供給電圧+V1 の何れかを第1演算増幅器111の非反転
入力端子114 に供給することができ、その結果、第1演
算増幅器111 の出力端子112 の出力電圧を供給電圧+V1
よりも高くするか、または供給電圧V0、即ち、接地電位
よりも低くすることができるが、図10に示す変形例の検
出装置では、電圧+1/3V1または電圧+2/3V1をそれぞれ第
2オン位置または第1オン位置でスイッチング装置116
を経て第1演算増幅器111 の非反転入力端子114 に供給
することができる。これがため、図10に示す変形例で
は、第1演算増幅器111 の出力端子112 がそれぞれ供給
電圧+V1 よりも高くなるか、または供給電圧V0、即ち、
接地電位よりも低くなるのを防止することができる。
【0080】図10に示す変形例では、供給電圧V0、即
ち、接地電位または供給電圧+V1 の代わりに電圧+1/3V1
または電圧+2/3V1を抵抗R1または抵抗R2の各抵抗値を検
出する各検出サイクル中第1演算増幅器111 の非反転入
力端子114 に供給するため、これら各検出サイクル中第
1演算増幅器111 の反転入力端子110 に電流が流れ、こ
の電流の値は図2に示す変形例の場合のように抵抗R1お
よびR2の双方に依存するとともにこれら抵抗の各々には
依存しない。これがため、第1演算増幅器111 の出力端
子112 に現われる出力電圧は上述したステップのように
電圧V0および+V1間に位置し得るのみであり、両抵抗R1
およびR2に依存する。図10に示す変形例では、2つの抵
抗R1およびR2の各々の抵抗値は、2つの隣接する順次の
検出サイクルを時間多重処理で行い、電圧+1/3V1を1検
出サイクル中第1演算増幅器111 の非反転入力端子114
に供給し、かつ電圧+2/3V1を次の検出サイクル中第1演
算増幅器111 の非反転入力端子114 に供給するようにし
て決める。これら2つの検出サイクルの各々では、それ
ぞれ第1演算増幅器111 の出力端子112 および第2演算
増幅器120 の出力端子127 に出力電圧を得、これら出力
電圧の一方は2つの抵抗値R1およびR2の抵抗値の第1比
に依存し、他方は2つの抵抗値R1およびR2の抵抗値の第
2比に依存する。第2演算増幅器120 の出力端子127 に
現われる電圧を次段のアナログ−デジタル変換器101 に
よってデジタル値に変換し、このデジタル値をバス102
を経てマイクロコンピュータ78の入力端子103 に転送す
る。このマイクロコンピュータ78は2つの出力電圧の各
々に相当するデジタル値を記憶し、両デジタル値が得ら
れる際にマイクロコンピュータ78によって次の計算処理
でこれら2つのデジタル値から2つの抵抗R1およびR2の
各抵抗値を計算する。次いで、マイクロコンピュータ78
によってその2つの出力端子79および80の各々に計算さ
れた抵抗値、従ってカセット3の素子の特性値に相当す
る識別信号を発生する。
【0081】図9および10 に示す2つの変形例に対
し、第1演算増幅器111 の出力端子112 の出力電圧間の
電圧差が、重畳されたオフセット電圧がこれら出力電圧
の誤り検出を生じ得ない程度の大きさである場合には第
1演算増幅器111 によって発生するオフセット電圧を抑
圧または最小にする第2演算増幅器120 は必ずしも必要
ではない。
【0082】図11に示す情報信号記録及び/又は再生シ
ステム1では、カセット3のインジケータを、各々がカ
セット3の素子の1つの特性値を示す2つの抵抗R8およ
びR9によって形成する。例えば、抵抗R8を用いてカセッ
ト3の磁気テープの全テープ長さを示すとともに抵抗R9
を用いる磁気テープのテープ厚さを示すことができる。
しかし、これら2つの抵抗R8およびR9はカセット3の素
子の他の特性値を示すこともできる。
【0083】図11に示す情報信号記録及び/又は再生シ
ステムでは、2つの抵抗R8およびR9は互いに電気的に完
全に分離されている。抵抗R8はその1端を接続部50を経
て接点組52の接点51に接続する。また、抵抗R8はその他
端を接続部129 を経て接点組52の接点61に接続する。抵
抗R9はその1端を接続部53を経て接点組52の接点54に接
続するとともにその他端を接続部130 を経て接点組52の
接点62に接続する。プリント回路板81に配列されたこれ
ら抵抗R8およびR9のほかに、図11に示す情報信号記録及
び/又は再生システム1のカセット3は固体メモリ82を
具え、このメモリをこの場合にはカセット3に固定し、
このため、これを図11に実線で示す。固体メモリ82の端
子83,84,85および86はそれぞれ接続部131,132,133 およ
び134 を経て接続部50,129,130および53に接続するとと
もにこれら接続部50,129,130および53を経て接点組52の
接点51,61,62および54に接続する。
【0084】また、図11に示す情報信号記録及び/又は
再生システム1の装置2は相補接点組69を具え、カセッ
ト3を装置2に装着する際、その相補接点63を接点51に
電気的に接触せしめ、その相補接点64を接点61に電気的
に接触せしめ、その相補接点65を接点61に電気的に接触
せしめ、その相補接点68を接点54に電気的に接触せしめ
るようにする。接続部70によって相補接点63を供給電圧
段71に接続し、この供給電圧段によって供給電圧+V1 を
接続部70に供給する。相補接点68を接続部72を経て接地
端子73に接続する。相補接点64をバス89のライン87に接
続し、相補接点65をバス89を経て接地端子73に接続す
る。ライン87をデータラインとし、ライン88をクロック
ラインとし、デコーダライン87を端子74に接続し、クロ
ックライン88をマイクロコンピュータ78の端子75に接続
する。図11に示す変形例では、マイクロコンピュータ78
は固体メモリ82の書込み兼読取り装置として作動すると
ともに2つの抵抗R8およびR9の抵抗値を検出する検出装
置として作動する。データライン87は線図的に示す電子
スイッチング装置135 を具え、このスイッチング装置を
経て相補接点64をマイクロコンピュータ78の入力端子13
6 に接続することができる。クロックライン88は線図的
に示す他の電子スイッチング装置137 を含み、このスイ
ッチング装置を経て相補接点65をマイクロコンピュータ
78の他の入力端子138 に接続することができる。
【0085】図11に示す変形例において2つの抵抗R8お
よびR9の抵抗値を互いに独立して決めるために、時間的
に互いに連続する2つの検出サイクルを時間多重処理で
実行する。まず最初、例えば、データライン87のスイッ
チング装置135 を、相補接点64がマイクロコンピュータ
78の入力端子136 に接続されるスイッチ位置にセット
し、その後抵抗R8を相補接点64、接点61および接続部12
9 を経てマイクロコンピュータ78の入力端子136 に接続
し、抵抗R8の他端は接続部50、接点51および相補接点63
を経て供給電圧段71、即ち、供給電圧+V1 に接続する。
マイクロコンピュータによって抵抗R8の抵抗値に依存す
る電流または電圧がマイクロコンピュータ78の入力端子
136 に現われ、この電流または電圧の大きさをデジタル
化した後マイクロコンピュータ78で検出し、その後マイ
クロコンピュータ78によって抵抗R8の抵抗値に相当する
識別信号を出力端子79に発生する。
【0086】次いで、クロックライン88のスイッチング
装置137 を、クロック信号を転送し得るスイッチ位置か
ら相補接点65をマイクロコンピュータ78の入力端子138
に接続するスイッチ位置にセットする。これがため抵抗
R9をスイッチ装置、クロックライン88の残部、相補接点
65、接点62および接続部130 を経て入力端子138 に接続
し、抵抗の他端を接続部53、接点54、相補接点68および
接続部72を経て接地端子73に接続する。次いで、マイク
ロコンピュータ78によって抵抗R9の抵抗値に依存する電
流または電圧がによって138 に現われ、この電流または
電圧の大きさをマイクロコンピュータ78でデジタル化し
た後マイクロコンピュータ78で検出し、その後マイクロ
コンピュータ78によって抵抗値R9の抵抗値に相当する識
別信号をその出力端子80に発生させる。
【0087】図11に示す変形例では、2つの抵抗R8およ
びR9の抵抗値の選択に対し抵抗値の選択を固体メモリ82
に適応して、適応R8およびR9が固体メモリ82の通常の作
動に悪影響を与えないようにする。
【0088】図11に示す変形例によれば、接点組52およ
び相補接点組69は4つの接点のみを具え、従って2つの
インジケータ抵抗R8およびR9並びに固体メモリ82を設け
なくても、最小数の接点を必要とするだけである。
【0089】図3,4,6および11 に示す4つの変形
例の各々ではデータライン87およびクロックライン88を
具えるバス89は装置2の書込み兼読取り装置として作動
するマイクロコンピュータ78およびカセット3の固体メ
モリ82間に配列し、このバスはカセットの2つの接点61
および62並びに2つの相補接点64および65を通過する。
データラインのみを有するバスを経て固体メモリが通信
を行い、クロック情報はデータ信号の縁部から取出す。
かかる固体メモリを本発明カセットに用いる場合にはカ
セットの接点の数および装置の相補接点の数を1 つだけ
減少させることができる。
【0090】図9、10 および11に示す3つの変形例では
2つのインジケータ抵抗の抵抗値を検出しまたは互いに
独立して決めるようにする。これがため、最大数の表示
可能性を得ることができ、これは図6に示す変形例にも
適用することができる。
【0091】本発明は上述した例にのみ限定されるもの
ではなく要旨を変更しない範囲内で種々の変形または変
更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 テレビジョン信号および音声信号を記録およ
び再生するシステムを示す斜視図である。
【図2】 図1に示される本発明情報信号記録及び/又
は再生システムの1部分を示す拡大斜視図である。
【図3】 図1および図2に示される本発明情報信号記
録及び/又は再生システムの電気回路配置の1部分を示
すブロック回路図である。
【図4】 本発明情報信号記録及び/又は再生システム
の電気回路配置の1部分の第2例を示すブロック回路図
である。
【図5】 図4に示される本発明情報信号記録及び/又
は再生システムのカセットの2つの特性値をリストアッ
プするテーブルを示す説明図である。
【図6】 本発明情報信号記録及び/又は再生システム
の電気回路配置の1部分の第3例を示すブロック回路図
である。
【図7】 本発明情報信号記録及び/又は再生システム
の電気回路配置の1部分の第4例を示すブロック回路図
である。
【図8】 本発明情報信号記録及び/又は再生システム
の電気回路配置の1部分の第5例を示すブロック回路図
である。
【図9】 本発明情報信号記録及び/又は再生システム
の電気回路配置の1部分の第6例を示すブロック回路図
である。
【図10】 本発明情報信号記録及び/又は再生システ
ムの電気回路配置の1部分の第7例を示すブロック回路
図である。
【図11】 本発明情報信号記録及び/又は再生システ
ムの電気回路配置の1部分の第8例を示すブロック回路
図である。
【符号の説明】
1 情報信号記録及び/又は再生システム 2 装置 3 カセット 4 カバー 5 開口 6 矢 7、8 制御釦 9、10 表示装置 11、12 リールハブ 13 磁気テープ 17、18 リールスピンドル 20 駆動配置 22 駆動リール 23、24 リールスピンドルホィール 26、27、28、29 テープ案内 30 押圧ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハルムート シャンドル オーストリア国 アー−1100 ウイーン ハセンライテンガッセ 94 (72)発明者 ディートフリード シュス オーストリア国 アー−3130 ヘルツォ ーゲンブルグ リングガッセ 3 (72)発明者 アルベルト マリア アーノルド レイ クカエルト オランダ国 5582 イェーベー アール スト ラードフィスストラート 69 (56)参考文献 実開 昭60−67588(JP,U) 実開 昭59−180288(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/07 G11B 27/10

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの記録キャリア(13)上
    に受信情報信号を記録し、且つ前記記録キャリアから情
    報信号を再生するシステム(1)であって、記録キャリ
    アに/から情報信号を記録および/または再生する装置
    (39、42)を有する装置(2)と、前記装置(2)内に
    挿入せしめる少なくとも1つのカセット(3)とを具
    え、このカセットは、これに記録キャリア(13)を収納す
    るとともにその抵抗値によってカセット(3)の素子の
    少なくとも1つの特性値を示す少なくとも1つのオーム
    抵抗(R1,R2,R3,R4;R1,R2;R5,R6;R7;R8,R9)をインジケ
    ータとして具え、前記装置(2)はオーム抵抗(R1,R2,
    R3,R4;R1,R2;R5,R6;R7;R8,R9)の抵抗値の検出を行う少
    なくとも1つの検出装置(78;90;119 )を具え、この抵
    抗値によって少なくとも1つの特性値を示すようにし、
    前記カセット(3)のインジケータとして設けられた少
    なくとも1つのオーム抵抗(R1,R2,R3,R4;R1,R2;R5,R6;
    R7;R8,R9)を前記カセット(3)の接点組(52)の導電
    接点(51,54,57,60;51,54,57;57,61,62;54,57;51,54,6
    1,62 )に接続し、これら接点は前記カセット(3)の
    外側からアクセス可能とし、かつ、前記装置(2)はそ
    の相補接点組(69)の導電相補接点(63,64,65,66,67,6
    8;63,64,65,66,68;63,66;63,64,65,68)を具え、これら
    相補接点は前記カセットの接点(51,54,57,60;51,54,5
    7;57,61,62;54,57;51,54,61,62 )と接触せしめ得るよ
    うにし、これら相補接点(66,67;66;64,65)の少なくと
    も1つを前記装置(2)の前記検出装置(78;90;119 )
    に接続して前記装置(2)の前記検出装置(78;90;119
    )を前記装置(2)に挿入されたカセット(3)のオ
    ーム抵抗(R1,R2,R3,R4;R1,R2;R5,R6;R7;R8,R9)に接続
    するようにした情報信号記録及び/又は再生システムに
    おいて、前記カセット(3)はインジケータとして2つ
    のオーム抵抗(R5,R6;R1,R2 )を具え、これらオーム抵
    抗は接点(57)に接続されたノード(94;55 )に相互接
    続するとともにその各々を他の接点(61,62;51,54 )に
    接続し、前記装置(2)の検出装置(119)を相補接点
    (66)に接続し、この相補接点を2つの抵抗(R5,R6;R
    1,R2 )間のノード(94;55 )に接続された接点(57)
    に接触せしめ得るようにしたことを特 徴とする情報信号
    記録及び/又は再生システム。
  2. 【請求項2】 カセット(3)のインジケータとして2
    つのオーム抵抗(R5,R6;R1,R2 )により形成された分圧
    器(48)を設け、2つの抵抗(R1,R2 )の抵抗値により
    規定される前記分圧器の分圧比を前記カセット(3)の
    素子の少なくとも1つの特性値を表示するパラメータと
    し、かつ前記分圧器の口出しタップ(55)を前記カセッ
    トの接点(57)に接続し、前記装置(2)の検出装置
    (119 )を前記口出しタップ(55)に接続された接点
    (57)に接触せしめ得る相補接点(66)に接続し、この
    接点によって前記分圧器(48)の口出しタップ(55)に
    現われるとともに分圧器(48)の分圧比により決まる電
    圧(VE)を検出するようにしたことを特徴とする請求項
    に記載の情報信号記録及び/又は再生システム。
  3. 【請求項3】 カセット(3)の他のインジケータとし
    て前記分圧器(48)に並列に配列された2つのオーム抵
    抗(R3,R4 )により形成された他の分圧器(49)を設
    け、前記他の2つの抵抗(R3,R4 )の抵抗値により規定
    される前記他の分圧器の分圧比を前記カセット(3)の
    素子の少なくとも1つの特性値を表示するパラメータと
    し、前記他の分圧器の口出しタップ(58)を前記カセッ
    トの他の接点(60)に接続し、前記装置(2)の検出装
    置(78)を前記口出しタップ(58)に接続された他の接
    点(60)に接触せしめ得る他の相補接点(67)に接続
    し、この接点によって前記他の分圧器(49)の口出しタ
    ップ(58)に現われるとともに他の分圧器(49)の分圧
    比により決まる電圧を検出するようにしたことを特徴と
    する請求項に記載の情報信号記録及び/又は再生シス
    テム。
  4. 【請求項4】 カセット(3)のインジケータとして設
    けられたオーム抵抗(R1,R2,R3,R4;R1,R2;R5,R6 )を前
    記カセット(3)に装着自在に設置するか、あるいは固
    体メモリ(82)を前記カセット(3)に設置し得るよう
    にし、この固体メモリにはカセット(3)の接点組(5
    2)の接点(51,61,62,54 )にも接続し得る端子(83,8
    4,85,86 )を設け、且つ前記装置(2)には前記固体メ
    モリ(82)への書込みおよびこれからの読取りを行う書
    込み兼読取り装置(78)を設け、この書込み兼読取り装
    置(78)は前記装置(2)に挿入されるカセット(3)
    の固体メモリ(82)に書込み兼読取り装置(78)を接続
    するための相補接点組(69)の相補接点(63,64,65,68
    )に接続し得るようにしたことを特徴とする請求項
    の何れかの項に記載の情報信号記録及び/又は再生
    システム。
  5. 【請求項5】 インジケータとして前記カセット(3)
    に設けられたオーム抵抗(R8,R9 )に加えて、前記カセ
    ット(3)内に固体メモリ(82)を装着するとともにこ
    のメモリ(82)の端子(83,84,85,86 )を前記カセット
    (3)の接点組(52)の接点(51,61,62,54 )にも接続
    し、かつ、前記装置(2)には前記固体メモリ(82)へ
    の書込みおよびこれからの読取りを行う書込み兼読取り
    装置(78)を設け、この書込み兼読取り装置(78)は前
    記装置(2)に挿入されるカセット(3)の固体メモリ
    (82)に書込み兼読取り装置(78)を接続するための相
    補接点組(69)の相補接点(64,65 )に接続し得るよう
    にしたことを特徴とする請求項の何れかの項に記
    載の情報信号記録及び/又は再生システム。
  6. 【請求項6】 情報信号記録及び/又は再生システム
    (1)のカセット(3)には4つの接点(51,54,61,62
    )を具える接点組(52)を設け、情報信号記録及び/
    又は再生システム(1)の装置(2)には4つの相補接
    点(63,64,65,68)を具える相補接点組(69)を設け、
    これら接点のうちの2つの相補接点(63,68 )およびこ
    れら相補接点と接触し得る2つの接点(51,54 )は供給
    電位を転送するように配列し、2つのライン(87,88 )
    を経て前記書込み兼読取り装置(78)に接続される他の
    2つの相補接点(64,65 )およびこれら他の2つの相補
    接点(64,65 )に接続され得る他の2つの接点(61、62
    )は前記装置(2)の書込み兼読取り装置(78)から
    前記カセット(3)の固体メモリ(82)にデータ信号お
    よびクロック信号を転送し得るように配列し、インジケ
    ータとして設けられた少なくとも1つのインピーダンス
    (R8,R9 )は供給電位転送用の少なくとも1つの接点
    (51,54 )とデータまたはクロック信号転送用の他の接
    点(61、62 )との間に配列し、前記書込み兼読取り装置
    (78)からデータまたはクロック信号転送用の他の相補
    接点(64,65 )に至る2つのライン(87,88 )の少なく
    とも一方にスイッチング装置(135、137 )を設け、イン
    ジケータとして設けられたインピーダンス(R8,R9 )は
    前記スイッチング装置の何れかを経て前記装置(2)の
    検出装置(78)に接続し得るようにしたことを特徴とす
    る請求項に記載の情報信号記録及び/又は再生システ
    ム。
  7. 【請求項7】 カセット(3)のインジケータとして設
    けられたオーム抵抗(R3,R4;R1;R5,R8)は前記カセット
    (3)に収容された記録キャリアの全記憶容量を示すよ
    うに配列することを特徴とする請求項1〜の何れかの
    項に記載の情報信号記録及び/又は再生システム。
  8. 【請求項8】 カセット(3)のインジケータとして設
    けられたオーム抵抗(R1,R2;R2;R6,R9)は前記カセット
    (3)に収容された記録キャリアの厚さを示すように配
    列することを特徴とする請求項1〜の何れかの項に記
    載の情報信号記録及び/又は再生システム。
  9. 【請求項9】 カセットのインジケータとして設けられ
    オーム抵抗は前記装置(2)の情報信号を記録および
    / または再生する装置に対し前記カセット内の記録キャ
    リアに割当てられた移送速度を示すように配列すること
    を特徴とする請求項1〜の何れかの項に記載の情報信
    号記録及び/又は再生システム。
  10. 【請求項10】 カセット(3)のインジケータとして
    設けられたオーム抵抗(R7)は前記カセット(3)に収
    容された記録キャリアの記録特性を示すように配列する
    ことを特徴とする請求項1〜9の何れかの項に記載の情
    報信号記録及び/又は再生システム。
  11. 【請求項11】 記録キャリア(13)を収容し、少なくと
    も1つのオーム抵抗(R1,R2,R3,R4;R1,R2;R5,R6;R7;R8,
    R9)をインジケータとして具え、その特性の抵抗値によ
    って前記カセット(3)の素子の少なくとも1つの特性
    値を示すようにし、前記カセット(3)のインジケータ
    として設けられたオーム抵抗(R1,R2,R3,R4;R1,R2;R5,R
    6;R7;R8,R9)をその接点が前記カセット(3)の外側か
    らアクセスし得る前記カセット(3)の接点組(52)の
    導電接点(51,54,57,60;51,54,57;57,61,62;54,57;51,5
    4,61,62 )に電気的に接続するようにしたカセットにお
    いて、カセット(3) は2つのオーム抵抗(R5,R6;R1,R2
    )を具え、これらオーム抵抗は接点(57)に接続され
    たノード(94;55 )に相互接続するとともにその各々を
    他の接点(61,62;51,54 )に接続するようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載の情報信号記録及び/又は再
    生システムに用いるカセット。
  12. 【請求項12】 カセット(3)のインジケータとして
    2つのオーム抵抗(R1,R2 )により形成された分圧器
    (48)を設け、2つの抵抗(R1,R2 )の抵抗値により規
    定される前記分圧器の分圧比を前記カセット(3)の素
    子の少なくとも1つの特性値を表示するパラメータと
    し、かつ前記分圧器の口出しタップ(55)はこれを前記
    分圧器(48)の口出しタップ(55)に現われるとともに
    分圧器(48)の分圧比により決まる電圧を検出する検出
    装置(78,90 )に接続するように配列された接点(57)
    に接続するようにしたことを特徴とする請求項に記載
    の情報信号記録及び/又は再生システムに用いる請求項
    11に記載のカセット。
  13. 【請求項13】 カセット(3)の他のインジケータと
    して前記一方の分圧器(48)に並列に配列された2つの
    オーム抵抗(R3,R4 )により形成された他の分圧器(4
    9)を設け、前記他の2つの抵抗(R3,R4 )の抵抗値に
    より規定される前記他の分圧器の分圧比を前記カセット
    (3)の素子の少なくとも1つの特性値を表示するパラ
    メータとし、前記他の分圧器(49)の口出しタップ(5
    8)を前記他の分圧器(49)の口出しタップ(58)に現
    われるとともに他の分圧器(49)の分圧比により決まる
    電圧を検出する検出装置(78)に前記他の分圧器(49)
    の口出しタップ(58)を接続するように配列されたカセ
    ットの接点(60)に接続するようにしたことを特徴とす
    る請求項に記載の情報信号記録及び/又は再生システ
    ムに用いる請求項12に記載のカセット。
  14. 【請求項14】 カセット(3)のインジケータとして
    設けられたオーム抵抗(R1,R2,R3,R4;R1,R2;R5,R6 )を
    前記カセット(3)に装着自在に設置するか、あるいは
    固体メモリ(82)を前記カセット(3)に設置し得るよ
    うにし、この固体メモリにはカセット(3)の接点組
    (52)の接点(51,61,62,54 )にも接続し得る端子(8
    3,84,85,86 )を設けるようにしたことを特徴とする請
    求項の何れかの項に記載の情報信号記録及び/又
    は再生システムに用いる請求項11乃至13の何れかの
    項に記載のカセット。
  15. 【請求項15】 インジケータとして前記カセット
    (3)に設けられたオーム抵抗(R8,R9 )に加えて、前
    記カセット(3)内に固体メモリ(82)を装着するとと
    もにこのメモリ(82)の端子(83,84,85,86 )を前記カ
    セット(3)の接点組(52)の接点(51,61,62,54 )に
    も接続するようにしたことを特徴とする請求項
    よびの何れかの項に記載の情報信号記録及び/又は再
    生システムに用いる請求項11乃至13の何れかの項に
    記載のカセット。
  16. 【請求項16】 前記カセット(3)には4つの接点
    (51,54,61,62 )を具える接点組(52)を設け、そのう
    ちの2つの接点(51,54 )は供給電位を転送するように
    配列し、前記他の2つの接点(61、62 )は前記カセット
    (3)の固体メモリ(82)にデータ信号およびクロック
    信号を転送し得るように配列し、インジケータとして設
    けられたオーム抵抗(R8,R9 )は供給電位転送用の少な
    くとも1つの接点(51,54 )とデータまたはクロック信
    号転送用の他の接点(61、62 )との間に配列するように
    したことを特徴とする請求項に記載の情報信号記録及
    び/又は再生システムに用いる請求項15に記載のカセ
    ット。
  17. 【請求項17】 カセット(3)のインジケータとして
    設けられたオーム抵抗(R3,R4;R1;R5,R8)は前記カセッ
    ト(3)に収容された記録キャリアの全記憶容量を示す
    ように配列することを特徴とする請求項1〜の何れか
    の項に記載の情報信号記録及び/又は再生システムに用
    いる請求項11乃至16の何れかの項に記載のカセッ
    ト。
  18. 【請求項18】 カセット(3)のインジケータとして
    設けられたオーム抵抗(R1,R2;R2;R6,R9)は前記カセッ
    ト(3)に収容された記録キャリアの厚さを示すように
    配列することを特徴とする請求項1〜の何れかの項に
    記載の情報信号記録及び/又は再生システムに用いる請
    求項11乃至17の何れかの項に記載のカセット。
  19. 【請求項19】 カセットのインジケータとして設けら
    れたオーム抵抗は前記装置(2)の情報信号を記録およ
    び/ または再生する装置に対し前記カセット内の記録キ
    ャリアに割当てられた移送速度を示すように配列するこ
    とを特徴とする請求項1〜の何れかの項に記載の情報
    信号記録及び/又は再生システムに用いる請求項11乃
    18の何れかの項に記載のカセット。
  20. 【請求項20】 カセット(3)のインジケータとして
    設けられたオーム抵抗(R7)は前記カセット(3)に収
    容された記録キャリアの記録特性を示すように配列する
    ことを特徴とする請求項1〜13の何れかの項に記載の
    情報信号記録及び/又は再生システムに用いる請求項1
    1乃至19の何れかの項に記載のカセット。
  21. 【請求項21】 カセット(3)を挿入し得るようにし
    た情報信号を記録および/ または再生する装置(39,42
    )を具え、このカセットは、その抵抗値によってカセ
    ット(3)の素子の少なくとも1つの特性値を示す少な
    くとも1つのオーム抵抗(R1,R2,R3,R4;R1,R2;R5,R6;R
    7;R8,R9)をインジケータとして具え、かつオーム抵抗
    (R1,R2,R3,R4;R1,R2;R5,R6;R7;R8,R9)の抵抗値の検出
    を行う検出装置(78;90;119 )を更に具え、この抵抗値
    によって少なくとも1つの特性値を示すようにし、装置
    (2)の前記検出装置(78;90;119 )によって装置
    (2)に挿入されるカセット(3)のインジケータとし
    て設けられた前記少なくとも1つのオーム抵抗(R1,R2,
    R3,R4;R1,R2;R5,R6;R7;R8,R9)の抵抗値により規定され
    るパラメータを直接または間接に検出するようにした装
    置において、前記装置(2)はその相補接点組(69)の
    複数の導電相補接点(63,64,65,66,67,68;63,64,65,66,6
    8;63,66;63,64,65,68)を具え、これら相補接点組は前記
    装置(2)に挿入するカセット(3)の接点組(52)と
    共働せしめるとともにその接点を形成し、この接点組
    (52)は接点(51,54,57,60;51,54,57;57,61,62;54,57;
    51,54,61,62 )を具え、これら相補接点(66,67;66;64,
    65)の少なくとも1つを前記装置(2)の前記検出装置
    (78;90;119 )に接続するようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載の情報信号記録及び/又は再生システム
    を実施する装置。
  22. 【請求項22】 前記検出装置(119 )は演算増幅器
    (97,111)を具え、その出力端子(99;112)およびその
    反転入力端子(96;110)間にオーム帰還抵抗(100;113
    )を配列し、 前記反転入力端子(96;110)には少なく
    とも1つのオーム抵抗(R5,R6;R1,R2 )を接続し、この
    オーム抵抗を前記装置(2)に挿入するカセット(3)
    のインジケータとすることを特徴とする請求項に記載
    の情報信号記録及び/又は再生システムを実施する請求
    21に記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記検出装置(119 )の一方の演算増
    幅器(111 )の非反転入力端子(114 )は2つの入力端
    子(117,118 )を有するスイッチング装置(116)の出
    力端子(115 )に接続し、前記スイッチング装置(116
    )の一方の入力端子(117 )に電位(+V1,+2/3V1)を
    供給し得るようにし、この電位の値はカセット(3)に
    インジケータとして設けられたオーム抵抗(R1)に供給
    し得る電位(+V1 )の範囲内の値とし、前記スイッチン
    グ装置(116 )の他方の入力端子(118 )には電位(V
    0,+1/3V1 )を供給し得るようにし、この電位の値はカ
    セット(3)にインジケータとして設けられたオーム抵
    抗(R2)に供給し得る他の電位(V0)の範囲内の値とす
    ることを特徴とする請求項に記載の情報信号記録及び
    /又は再生システムを実施する請求項22に記載の装
    置。
  24. 【請求項24】 前記一方の演算増幅器(111 )の非反
    転入力端子(114 )の電位を切換えることにより前記一
    方の演算増幅器(111 )の出力端子(112 )に発生する
    オフセット電圧を補償するために、前記検出装置(119
    )の他方の演算増幅器(120 )の反転入力端子(121
    )を前記一方の演算増幅器(111 )の出力端子(112
    )に接続し、他方の演算増幅器(120 )の非反転入力
    端子(123 )を前記一方の演算増幅器(111 )の非反転
    入力端子(114 )に接続するとともに前記スイッチング
    装置(116 )の出力端子(115 )に接続するようにした
    ことを特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 【請求項25】 前記検出装置(119 )の他方の演算増
    幅器(120) の非反転入力端子(123 )に直流基準電圧源
    (126 )を接続し、これにより直流基準電圧(Vref)を
    供給して前記他方の演算増幅器(120 )の出力端子(12
    7 )の直流レベルを調整し得るようにしたことを特徴と
    する請求項24に記載の装置。
  26. 【請求項26】 前記他方の演算増幅器(120 )の出力
    電圧を検出する検出装置(119 )の他方の演算増幅器
    (120 )の出力端子(127 )に電圧検出器(90)を接続す
    るようにしたことを特徴とする請求項24または25
    記載の装置。
  27. 【請求項27】 前記装置(2)には4つの相補接点
    (63,64,65,68 )を具える相補接点組(69)を設け、こ
    れら接点のうちの2つの相補接点(63,68 )は供給電位
    を転送するように配列し、前記2つのライン(87,88 )
    を経て前記装置(2)の前記書込み兼読取り装置(78)
    に接続される他の2つの相補接点(64,65 )は前記装置
    (2)の書込み兼読取り装置(78)から装置(2)に挿
    入するカセット(3)に設けられた固体メモリ(82)に
    データ信号およびクロック信号を転送し得るように配列
    し、前記書込み兼読取り装置(78)からデータおよびク
    ロック信号転送用の他の相補接点(64,65 )に至る2つ
    のライン(87,88 )の少なくとも一方にスイッチング装
    置(135、137 )を設け、前記装置(2)に挿入する前記
    カセット(3)にインジケータとして設けられたインピ
    ーダンス(R8,R9 )を前記スイッチング装置の何れかを
    経て前記装置(2)の検出装置(78)に接続し得るよう
    にしたことを特徴とする請求項に記載の情報信号記録
    及び/又は再生システムを実施する請求項21に記載の
    装置。
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