JPH0660470A - ダビング禁止手段を搭載した記録媒体カセット及びその記録再生装置 - Google Patents

ダビング禁止手段を搭載した記録媒体カセット及びその記録再生装置

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JPH0660470A
JPH0660470A JP4237617A JP23761792A JPH0660470A JP H0660470 A JPH0660470 A JP H0660470A JP 4237617 A JP4237617 A JP 4237617A JP 23761792 A JP23761792 A JP 23761792A JP H0660470 A JPH0660470 A JP H0660470A
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dubbing
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signal
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JP4237617A
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Takashi Sawada
高志 澤田
Hiroshi Okada
浩 岡田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体カセットに巻装されている磁気テー
プに記録されているデジタル化された映像信号及び音声
信号を所定条件の下でダビングを禁止する情報を記録媒
体カセットに記録しておくことにより、所謂著作物の保
護を図る。 【構成】 メモリを内蔵した記録媒体カセットのメモリ
にダビング禁止データを記録しておき、磁気テープの録
音内容を再生する際に、該記録情報を読み出してダビン
グ禁止データが存在すればデジタル化した映像信号及び
音声信号の出力を禁止する構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
ー(以下、VTRと云う)やビデオカセットレコーダー
(以下、VCRと云う)の記録媒体カセット及びその記
録再生装置、特にデジタル信号による記録媒体カセット
及びその記録再生装置に関する。詳しくは、当該記録媒
体カセットによる音声信号及び映像信号のダビングを所
定のコードからなるダビング禁止データにより禁止する
機能を備えた記録媒体カセット及び記録再生装置を提供
しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来から記録媒体カセットであるVTR
やVCRに使用するテープカセットに関する各種の個別
情報、例えばテープの長さ、テープの残り時間、記録済
みであるか否か、レンタルビデオであるか否か等の情報
は、記録済みの重要なデータの毀損を防止したり、間違
いのない録画をしたり、ダビング回数を記録して不正使
用を排除したりする等のために必要なことである。
【0003】そこで、このような個別情報をテープの所
定の箇所に書き込んでおき、テープカセットを記録再生
装置に装着して録画又は再生を終了したときや、テープ
カセットをVTRやVCRから取り出すときに、情報の
変更や新たな情報の追加をして個別情報の蓄積を行って
いる。又、上記各種の情報を読み出す手段として、カセ
ットの裏面の左右両端にリコグニションホールを設けた
ものが利用されている。
【0004】ここで、リコグニションとは、例えば図1
2に示すように、記録媒体カセットAの底面bであっ
て、その後端の左右両側端部に複数のリコグニションホ
ールcを形成することにしてより得られる記録媒体カセ
ットAのいわば種類の性質等を表すものである。
【0005】これら複数のリコグニションホールcに
は、1つずつ表示すべき事項が割り振られていて、例え
ばリコグニションホールcは磁気テープの種類を、別の
リコグニションホールcは磁気テープの厚さ等、という
ように表示事項が割り振られている。
【0006】そして、この記録媒体カセットAが記録再
生装置に装着されると、記録再生装置に各リコグニショ
ンホールcに対応して設けられたスイッチの挿入ピンが
各リコグニションホールcに挿入される深さによって各
リコグニションホールcの有する情報を読み取るように
なっている。
【0007】又、このようなリコグニションホールを使
用しないで、記録媒体カセットの情報、例えば磁気テー
プの種類、記録済みカセット、レンタル用カセッ等、を
予め又はその都度記録させておくメモリを搭載した記録
媒体カセットもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、情報を
記録するICを搭載していない記録媒体カセット、及び
ICを搭載している記録媒体カセットは、本来使用者が
意識しないで使用するものであり、且つ記録媒体カセッ
トの内容、即ち音声信号及び映像信号はデジタル化され
て集積されており、従来に比べて集積密度がきわめて高
まっている。そのため、これらのデータを集積した記録
媒体カセットのダビング禁止に何の処置も施さなければ
簡単にしかも大量のコピーを行うことができてしまい、
著作物の保護の面から著しく不合理になるという問題点
が生じている。
【0009】従って、記録媒体カセットの記録内容、特
にデジタル化された記録内容に対して所定条件の下にお
いてダビングを禁止するようにすることに解決しなけれ
ばならない課題を有している。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、カセットにメモリを搭載し、該メモリと接
続された複数の端子を前記カセットの外側に臨ませて配
設した記録媒体カセットであって、ダビングをしようと
した時に映像信号及び音声信号の出力を禁止するダビン
グ禁止データを前記メモリに記録できるようにしたダビ
ング禁止手段を搭載した記録媒体カセットであり、又、
上記映像信号及び音声信号は、デジタル信号であるダビ
ング禁止手段を搭載した記録媒体カセットであり、更
に、カセットにメモリを搭載し、該メモリと接続された
複数の端子を前記カセットの外側に臨ませて配設した記
録媒体カセットを装着して、記録再生をする記録再生装
置であって、前記記録媒体カセットに搭載されたメモリ
にダビング禁止データが記録されている時には映像信号
及び又は音声信号の出力を禁止する手段を備え、又は、
上記映像信号及び音声信号はデジタル信号であるダビン
グ禁止手段を備えた記録再生装置である。
【0011】
【作用】記録媒体カセットに搭載されているメモリの記
録内容、即ちダビング禁止データを記録できるようにし
て、予め所定条件下におけるダビング禁止データを記録
して、音声信号及び映像信号から構成されているデジタ
ル化されたデータのダビングを禁止することによって著
作物の適切な保護が図れる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明に係る記録媒体カセット及び
その記録再生装置におけるダビング禁止について図を参
照にして詳細に説明する。
【0013】本発明に係る、記録媒体カセット1は、図
1に示したように、カセットケース2を上下2つのハー
フ、即ち、夫々長方形の浅皿状をした上ハーフ3と下ハ
ーフ4とが夫々の開口面同士が突き合わされた状態で結
合され、前面にはリッド5を備え、略偏平な箱状に形成
された構造である。
【0014】リッド5は、カセットケース2の前面を開
閉するものであり、カセットケース2の前面部に上下方
向に回動自在に支持され、そのリッド5の開口された位
置にマウス6が形成されている。
【0015】そして、該カセットケース2内には図示し
ていないが磁気テープの両端が止着され、且つ巻装され
たテープリール7、7が回転可能に収納されている。こ
のテープリール7、7はカセットケース2の底面壁8に
左右に離間して形成された挿通孔9、9に臨んで配設さ
れている。
【0016】前記テープリール7、7はリールハブ1
0、10を有し、該リールハブ10、10が、該挿通孔
9、9を通して外部に臨んだ状態にある。
【0017】そして、底面壁8における、前記マウス6
と対向する側に略矩形の浅い凹部11が形成されてい
る。この凹部11には前後方向に延びた複数(図示の実
施例では4本)のスリット状孔12が左右方向に整列し
て形成されている。
【0018】この凹部11内に嵌め込んで取り付けられ
るメモリを備えたICを搭載していないプリント基板1
3は、図2に示すように、端子群14と導体パターン1
5とを有するものであり、その平面形状は前記凹部11
内に略ぴたりと納まる程度の矩形に形成されている。
【0019】前記端子群14は、所謂短棚状の接点14
a、14b、14c、14dで構成され、これら接点の
配列間隔は、前記凹部11に形成したスリット状孔12
(図1参照)に対応するものである。尚、これら接点1
4a、14b、14c、14dはその耐久性と信頼性の
向上のため金メッキが施されている。
【0020】導体パターン15は、端子群14における
接点14a〜14dの配列状況によって適宜選択される
ものであるが、図示の実施例では、例えば接点14aと
接点14cが接続するように形成されている。
【0021】このようなプリント基板13は、図3に示
すように、カセットケース2の底面壁8に設けた凹部1
1内に嵌め込んで配置固定される。即ち、プリント基板
13は端子群14及び導体パターン15が形成された面
を下側にし、接点14a〜14dがスリット状孔12に
臨んだ状態で凹部11に嵌合させ、接着又は溶着手段に
より一体的に固定される。
【0022】又、メモリを備えたICを搭載しているプ
リント基板16は、図4に示すように、端子群17とI
C18とを装備したものであり、その平面形状及び大き
さは、上記ICを搭載していないプリント基板13と同
様にカセットケース2における底面壁8の凹部11に略
ぴたりと納まる程度に形成されている。
【0023】この、ICを搭載しているプリント基板1
6における端子群17は、短棚状の接点17a〜17d
で構成され、該接点17a〜17dは左右方向に整列し
て形成されている。これら接点17a〜17dの配列間
隔はカセットケース2の前記スリット状孔12に対応す
るものである。尚、これら端子群17はその耐久性と信
頼性の向上のため金メッキが施されている。
【0024】IC18は、基板19上に搭載され、該I
C18と前記端子群17とが導体パターンによって接続
されている。例えば、接点17aはIC18の電源端子
と、接点17bはIC18のクロック端子と、接点17
cはIC18の信号入出力端子と、接点17dはIC1
8のGND端子と夫々接続されている。
【0025】このようなICを搭載したプリント基板1
6は、図5に示すように、カセットケース2の底面壁8
に設けた凹部11内に嵌め込んで配置固定される。この
場合、プリント基板16は端子17及びIC18が形成
された面を下側にし、接点17a〜17dがスリット状
孔12に臨む状態で凹部11に嵌合させ、接着又は溶着
手段により一体的に固定される。
【0026】尚、プリント基板13(又は16)のカセ
ットケース2への固定状態をより確実にするために、上
ハーフ3から押さえリブを垂設して、上下のハーフ3、
4を結合したときに、該押さえリブがプリント基板13
(又は16)の上面を押さえるようにしてもよい。
【0027】次に、上記構成からなるICを搭載してい
ないプリント基板13を内蔵した記録媒体カセット1、
又はICを搭載しているプリント基板16を内蔵した記
録媒体カセット1とを自動的に判別するための判別手段
について説明する。
【0028】先ず、ICを搭載していないプリント基板
13を搭載した記録媒体カセット1は、図6(及び前記
した図2参照)に示すように、例えば記録再生装置20
のコネクター21と接触状態にある接点14aには電源
電圧が供給され、接点14b、14c、14dからは3
ビットの信号がマイクロコンピューター22に送られ
る。
【0029】上記した実施例においては、接点14cの
みに電源電圧が供給されるようにパターン形成をしてあ
り、この例では「0、1、0」の3ビット信号を得るこ
とができる。このように、接点14b、14c、14d
と接点14aとの接続パターンを適宜形成することによ
って、「0、0、0」から「1、1、1」までの8通り
の3ビット信号を得ることができ、これは、一般的に用
いられているリコグニションホールのかわりに、導体パ
ターン15によって電気的な接続状態の組み合わせによ
ってリコグニションの信号を得るようにすることができ
る。従って、3ビットの信号の内、予めダビング禁止デ
ータを任意に設定しておけば、ICを搭載していないプ
リント基板13を備えた記録媒体カセット1であっても
ダビングの禁止をすることができる。尚、詳細は後述す
る。
【0030】次に、ICを搭載しているプリント基板1
6を内蔵した記録媒体カセット1は、図7(及び前記し
た図4参照)に示すように、端子群17と、IC18
と、抵抗Rとから構成されている。
【0031】端子群17は、記録再生装置20のコネク
ター21と接続状態にしてデータの送受信をする端子で
あって、その構成は電源端子17aと、データ入出力端
子17bと、クロック端子17cと、GND端子17d
とから構成され、電源端子17aはIC18及び抵抗R
の一端に接続され、クロック端子17c及びデータ入出
力端子17bはIC18に接続され、GND端子17d
はIC18及び抵抗Rの他端に接続されている。
【0032】そして、記録再生装置20と接続状態にな
るとIC18に電源が供給され作動できる体制になり、
データ入出力端子17bを介してデータの送受信がなさ
れる。
【0033】IC18は、図示していないが、メモリー
とセントラルプロセッサーユニット(以下、CPUと云
う)とから構成されている。
【0034】メモリーは、データを記録貯蔵するいわゆ
るROM/RAMと呼ばれるICから構成され、CPU
から送られてきたデータを記録、貯蔵し、CPUから指
定されたアドレスデータを出力する働きをする。従っ
て、予めダビング禁止データを記録しておけばデジタル
データで記録されている映像信号及び音声信号のダビン
グを禁止することができる。尚、詳細は後述する。
【0035】そして、このメモリの内部構造は、図示し
ていないが共通IDエリアとユーザーIDエリアとから
構成されている。共通IDエリアには、テープの種類、
厚さ、長さ、ハブ径、メーカー名、原産国名、記録フォ
ーマット、ダビング禁止、製造年月日、等が記録されて
いる。そして、この共通IDエリアは、書換えの出来な
いエリアである。
【0036】ユーザーIDエリアには、例えば録画時
間、日付、プログラム等のデータが記録可能である。
又、データの書換えも自由にできるエリアである。
【0037】CPUは、記録再生装置20との通信及び
内部メモリーと通信することが主な機能である。記録再
生装置20とのダータの通信は、1本のデータ入出力端
子17bのみを使用する。データの通信速度は1〜2M
BPS程度のデータレートを持ち、データの通信方式は
シリアルデータ通信方式である。そして、CPUは内部
メモリーのデータを読み取り、シリアルデータの形式に
変換して出力するインターフェース機能をも兼ね備えて
いる。ここで、内部メモリーと通信する方式は、パラレ
ルデータ通信方式である。これは使用するROM/RA
Mのデータバスにより決められる一般的な通信方式であ
って、内部処理をより高速に処理する必要があるからで
ある。
【0038】又、CPUは、クロック端子17cを介し
て入力されるクロック信号により動作し、CPUの動作
速度はクロック信号の周波数により制御可能である。従
って、データのトランスファーレートはクロック信号の
周波数を高くすることによって、より高速とすることが
できる。
【0039】抵抗Rは、記録再生装置20から電源端子
17aを介して供給される電源電圧を分圧してIC18
を保護する抵抗であって、電源端子17aでの電圧は供
給される電源電圧の約半分の値に設定されている。
【0040】例えば、図8に示すように、記録再生装置
20から供給される電源電圧Vccは3Vとし、該電源
電圧Vccの一端に抵抗R10が接続され、その他端は
コネクター21の端子P1に接続されている。一方、コ
ネクター21の端子P4は接地(GND)されている。
このような記録再生装置20と接続するICを搭載して
いるプリント基板16は、電源端子17aと記録再生装
置20のコネクター21の端子P1と圧接されて接続さ
れ、且つGND端子17dとコネクター21の端子P4
とが圧接されて接続されている。
【0041】そして、プリント基板16の電源端子17
aを介して供給される電流は、IC18に電流I1が流
れ、抵抗Rに電流I2が流れる。このようにしてIC1
8に流れる電流を制限するためには、プリント基板16
の電源端子17aでの電位を電源電圧Vccの約半分、
即ち約1.5Vにすれば良く、そのためには以下の式に
より簡単に求めることができる。
【0042】即ち、 (I1 +I2)×R10=1.5V……… I2 ×R=1.5V……… が成立すればよい。
【0043】ここで、電流I1の値は、使用するIC1
8によって予め定まる値であり、例えば電流I1=3m
Aの場合では、電流I2に6mAを流すように設定すれ
ば式より抵抗R10≒167Ωとなり、式より抵抗
R=250Ωが得られる。
【0044】このようにしてICを搭載しているプリン
ト基板16を備えた記録媒体カセット1では、その抵抗
R、R10をIC18及び記録再生装置20の電源電圧
Vccとから予め設定された値に定めておく必要があ
る。
【0045】次に、前記ICを搭載していないプリント
基板13を備えた端子記録媒体カセット1と、ICを搭
載しているプリント基板16を備えた記録媒体カセット
1との判別を自動的に行い、判別された状態に基づいて
マイコンとデータの送受信を行って、ダビング禁止デー
タに基づいてデジタル制御信号を送出する識別回路につ
いて説明する。
【0046】即ち、識別回路23は、図9に示すよう
に、記録再生装置20のコネクター21を介して記録媒
体カセット1にICを搭載しているか否かを自動的に判
別して記録情報の送受信を行う回路である。
【0047】識別回路23は、検出回路24と、抵抗R
101、R102、R103と、スイッチ25と、コネ
クター21と、インター・フェース26と、マイコン2
7とから構成されている。
【0048】この識別回路23の接続状態は、先ず電源
電圧Vcc(3V)が検出回路24の抵抗R1、R3の
一端、抵抗R101、R102、R103の一端及びス
イッチ25のコレクタ側に接続されている。
【0049】検出回路24は、オペアンプOP1、OP
2と、抵抗R1、R2、R3、R4と、ゲートG1、G
2、G3、G4とから構成され、オペアンプOP1の非
反転入力端子(以下、プラス側入力端子と云う)とコネ
クター21の端子P1とに接続し、反転入力端子(以
下、マイナス側入力端子と云う)には抵抗R1の他端及
び抵抗R2の一端が接続され、出力端子はオアゲートG
1の入力端子に接続されている。尚、抵抗R2の他端は
GNDに接続されている。
【0050】オペアンプOP2のプラス側入力端子は、
コネクター21の端子P1に接続され、マイナス側入力
端子は抵抗R3の他端及び抵抗R4の一端に接続され、
出力端子はオアゲートG2の入力端子に接続されてい
る。尚、抵抗R4の他端はGNDに接続されている。こ
こで、抵抗R1とR4、及び抵抗R2とR4とは同一抵
抗値に設定されている。
【0051】オアゲートG1、G2及びノアゲートG3
は、単一の入出力端子で構成されている。
【0052】オアゲートG1の入力端子は、オペアンプ
OP1の出力端子に接続され、出力端子はノアゲートG
3の入力端子に接続されている。
【0053】ノアゲートG3の入力端子は、オアゲート
G1の出力端子に接続され、出力端子はナンドゲートG
4の入力端子に接続されている。
【0054】オアゲートG2の入力端子は、オペアンプ
OP2の出力端子に接続され、出力端子はナンドゲート
G4の入力端子に接続されている。
【0055】ナンドゲートG4は、2個の入力端子と1
個の出力端子から構成されたゲートであって、1つの入
力端子はノアゲートG3の出力端子と、他方の入力端子
はオアゲートG2の出力端子に接続され、出力端子はマ
イコン27の端子Mdetに接続されている。
【0056】スイッチ25は、所謂スイッチング素子で
あって、コレクタ側には電源電圧Vccが接続され、ベ
ース側にはマイコン27の端子Bcontが接続され、
エミッタ側にはコネクター21の端子P1に接続されて
いる。
【0057】コネクター21は、所謂ICを搭載してい
ないプリント基板13の内蔵する記録媒体カセット1の
端子群14、又はICを搭載しているプリント基板16
を内蔵する記録媒体カセット1の端子群17と接触する
端子P1、P2、P3、P4とで構成されている。
【0058】コネクター21の端子P1は、スイッチ2
5のエミッタ側、及び検出回路24のオペアンプOP
1、OP2の夫々のプラス側入力端子に接続されてい
る。
【0059】コネクター21の端子P2は、抵抗R10
2の他端に、インター・フェース26のオアゲートG6
の出力端子に、インター・フェース26のオアゲートG
7の入力端子及びマイコン27の端子RCG2に接続さ
れている。
【0060】コネクター21の端子P3は、抵抗R10
3の他端に、インター・フェース26のオアゲートG8
の出力端子及びマイコン27の端子RCG3に接続され
ている。コネクター21の端子P4は、接地(GND)
されている。
【0061】インター・フェース26は、ゲートG5、
G6、G7、G8とカウンターC1とから構成されてい
る。
【0062】インター・フェース26のオアゲートG5
は、2個の入力端子と1個の出力端子とから構成された
ゲートであって、一方の入力端子はマイコン27の端子
Bcontに、他方の入力端子はカウンターC1の端子
Bcontに接続され、出力端子はオアゲートG6のイ
ネーブル端子に接続されている。
【0063】インター・フェース26のオアゲートG6
は、単一入出力端子からなるゲートであって、イネーブ
ル端子を備えて構成され、入力端子はカウンターC1の
端子Doutに接続され、出力端子はコネクター21の
端子P3に接続され、イネーブル端子はオアゲートG5
の出力端子に接続されている。
【0064】インター・フェース26のオアゲートG7
は、単一の入出力端子から構成されたゲートであって、
入力端子はオアゲートG6の出力端子、及びコネクター
21の端子P2に接続され、出力端子はカウンターC1
の端子Dinに接続されている。
【0065】インター・フェース26のオアゲートG8
は、単一の入出力端子から構成されたゲートであって、
イネーブル端子を備え、その入力端子はカウンターC1
のクロック端子CKに、出力端子はコネクター21の端
子P3及びマイコン27のリコグニション端子RCG3
に接続され、イネーブル端子はマイコン27の端子Bc
ontに接続されている。
【0066】インター・フェース26のカウンターC1
は、所謂バイナリーカウンターであって、端子Bcon
tはオアゲートG5の入力端子に、端子Doutはオア
ゲートG6の入力端子に、端子DinはオアゲートG7
の出力端子に、クロック端子CKはオアゲートG8の入
力端子に夫々接続され、出力端子はマイコン74のデー
タ入力端子に接続されている。
【0067】マイコン27は、所謂マイクロコンピュー
ターであって、端子Bcontはスイッチ25のベース
側、インター・フェース26のオアゲートG5の入力端
子及びオアゲートG8のイネーブル端子に、端子Mde
tはナンドゲートG4の出力端子に、データ入力端子は
インター・フェース26の出力端子に、リコグニション
端子RCG1はコネクター21の端子P1に、リコグニ
ション端子RCG2はコネクター21の端子P2に、リ
コグニション端子RCG3はコネクター21の端子P3
に夫々接続されている。
【0068】そして、端子Dcontは、記録媒体カセ
ット1の記録情報から読み出した内容の内、ダビング禁
止データに基づいて制御されるデジタル出力制御信号を
出力する端子であって、ダビング禁止の場合にはデジタ
ル化された映像信号及び音声信号の出力を禁止すろもの
であり、詳細は後述する。
【0069】次に、上記構成からなる識別回路23にお
いて、ICを搭載していないプリント基板13を内蔵し
た記録媒体カセット1、又はICを搭載しているプリン
ト基板16を内蔵した記録媒体カセット1と、記録再生
装置20との記録情報の通信方法について説明する。
【0070】先ず、記録再生装置20に記録媒体カセッ
ト1が装着されると、識別回路23は記録媒体カセット
1にICが搭載されているか否かの判別を行う。この判
別は、前記図8を用いて説明したように、電圧値の変化
を読み取ることによってカセットの装着と同時に行われ
る。
【0071】即ち、識別回路23のコネクター21での
電圧がICを搭載していないプリント基板13を備えた
記録媒体カセット1の場合は、電圧値は0V又は3Vの
どちらかの値となり、もしICを搭載しているプリント
基板16を備えた記録媒体カセット1の場合は、電源電
圧Vcc(3V)の約半分(1.5V)の値となる。
尚、このコネクター28での電圧値は、前記図8で説明
した抵抗R、及び識別回路23の抵抗R101、R10
2、R103によって定まる値である。
【0072】次に、上記識別回路23による(1)IC
を搭載していないプリント基板13を内蔵した記録媒体
カセット1の場合と、(2)ICを搭載したプリント基
板16を内蔵した記録媒体カセット1の場合とに分け
て、その動作について説明する。
【0073】(1)ICを搭載していないプリント基板
13を内蔵した記録媒体カセットの場合。 識別回路23は、ICを搭載していないプリント基板1
3を内蔵した記録媒体カセット1が記録再生装置20に
装着されると、前記図6で説明したプリント基板13の
リコグニシヨン出力端子14aが識別回路23のコネク
ター21の端子P1に、リコグニシヨン出力端子14b
がコネクター21の端子P2に、リコグニション出力端
子14cがコネクター21の端子P3に、リコグニショ
ン出力端子14dがコネクター21の端子P4に夫々圧
接されて接続される。
【0074】この時、リコグニション出力端子14a
が、オープンの状態であり、且つスイッチ25がオフ状
態であるので、コネクター21の端子P1の電位は電源
電圧Vcc(3V)と同電位となり、もし、リコグニシ
ョン出力端子14aがGNDに接続されていれば、コネ
クター21の端子P1の電位は約0Vとなる。そして、
このコネクター21の端子P1の電圧値3V又は0Vの
電位は、オペアンプOP1及びオペアンプOP2のプラ
ス側入力端子に供給される。
【0075】そして、オペアンプOP1はプラス側入力
端子の電位が3Vであれば作動して出力端子にはハイレ
ベルの信号となり、オペアンプOP2はプラス側入力端
子の電位が3Vであれば作動して出力端子にはハイレベ
ルの信号となる。しかし、この状態ではナンドゲートG
4の入力条件は満足しない。
【0076】一方、オペアンプOP1及びオペアンプO
P2のプラス側入力端子の電位が約0Vの場合には、オ
ペアンプOP1の出力端子からは、ローレベルの信号が
出力され、オペアンプOP2の出力端子からもローレベ
ルの信号が出力される。しかし、この状態でもナンドゲ
ートG4の入力条件は満足されない。
【0077】ここで、オペアンプOP1とオペアンプO
P2とによるナンドゲートG4の入力条件が満足する条
件は、オペアンプOP1の出力端子の信号がローレベ
ル、オペアンプOP2の出力端子の信号がハイレベルの
時である。即ち、マイナス側入力端子には電源電圧Vc
cと抵抗R1、R2、R3、R4(R1=R4、R3=
R4)を介して分圧された電圧値が入力され、コネクタ
ー21の端子P1の電位が約1.5Vの時にオペアンプ
OP1は作動せず、且つオペアンプOP2は作動するよ
うに抵抗値が設定されている。
【0078】従って、コネクター21の端子P1の電位
が約3V又は約0Vの場合には、ナンドゲートG4の入
力端子の条件を満足せず、その出力端子の信号はハイレ
ベルのままであるので、マイコン27の端子Mdetか
らはハイレベルの信号が出力される。
【0079】この端子Mdetの信号が、ハイレベルで
あるとマイコン27の端子Bcontの信号はローレベ
ルのままであって、インター・フェース26の回路の動
作を禁止し、且つスイッチ25をオン状態にしないの
で、コネクター21の端子P1には電源電圧Vccを供
給しない。その代わりに、マイコン27は、前記図6で
説明したプリント基板13のリコグニション出力端子1
4aの信号を、コネクター21の端子P1を介して接続
されているマイコン27のリコグニション端子RCG1
に、リコグニション出力端子14bの信号をコネクター
21の端子P2を介して接続されているマイコン27の
リコグニション端子RCG2に、リコグニション出力端
子14cの信号をコネクター21の端子P3を介して接
続されているマイコン27のリコグニション端子RCG
3に夫々リコグニションの信号を入力して記録媒体カセ
ット1の記録情報を得ることができる。即ち、このリコ
グニションの信号を入力することによって、記録媒体カ
セット1の磁気テープの種類、厚さ等の情報を得ること
ができると共に、ダビング禁止データのコードを夫君で
いれば端子Dcontからのデジタル制御信号をオンに
してデジタル化された映像信号及び音声信号の出力を禁
止することができる。
【0080】(2)ICを搭載しているプリント基板1
6を内蔵した記録媒体カセット1の場合。 識別回路23は、ICを搭載しているプリント基板16
を備えた記録媒体カセット1が記録再生装置20に装着
されると、前記図7で説明したプリント基板16の電源
端子17aが識別回路23のコネクター21の端子P1
に、データ入出力端子17bがコネクター21の端子P
2に、クロック端子17cがコネクター21の端子P3
に、GND端子17dがコネクター21の端子P4に夫
々圧接されて接続される。
【0081】ここで、電源端子17aは、前記図7で説
明したように、IC18及び抵抗Rを介してGNDに接
続されたGND端子群17dに接続されていて、識別回
路23と接続状態になった場合には、抵抗R101を介
してコネクター21の端子P1に電圧値約1.5V(電
源電圧Vccの半分の値)が発生するようにプリント基
板16の抵抗Rと共に予め設定された抵抗値になってい
る。
【0082】従って、識別回路23と、ICを搭載して
いるプリント基板16を内蔵した記録媒体カセット1と
が接続状態になれば、コネクター21の端子P1には約
1.5Vの電圧が発生し、この1.5Vの電圧値は検出
回路24のオペアンプOP1、OP2のプラス側入力端
子に供給され、オペアンプOP1の出力端子にはローレ
ベルの信号、オペアンプOP2の出力端子にはハイレベ
ルの信号が出力され、ナンドゲートG4の入力条件が満
足され、マイコン27の端子Mdetの信号がローレベ
ルとなる。
【0083】マイコン27は、端子Mdetの信号がロ
ーレベルとなると、端子Bcontからハイレベルの信
号を出力し、スイッチ25をオン状態にして、コネクタ
ー21の端子P1に電源電圧Vcc(3V)を供給す
る。
【0084】コネクター21の端子P1に約3Vの電圧
が供給されることによって、コネクター21と接続状態
にあるプリント基板16のIC18に電源電圧Vcc
(3V)が供給され、IC18が動作できる状態とな
る。
【0085】同時に、マイコン27の端子Bcontの
信号がハイレベルとなると、インター・フェース26の
オアゲートG5を介してオアゲートG6と、オアゲート
G8とを入出力可能な状態にして、例えばクロック信号
をカウンターC1のクロック端子CKからオアゲートG
8を介してコネクター21の端子P3に送る。端子P3
からのクロック信号は、プリント基板16のIC18に
送られ、このクロック信号に基づいて記録媒体カセット
1と記録再生装置20との送受信が可能となる。
【0086】即ち、識別回路23のマイコン27は、イ
ンター・フェース26を介して記録媒体カセット1のプ
リント基板16のIC18に対してデータを送るように
指示し、このデータはコネクター21の端子P2を介し
て送られてくる。又、記録媒体カセット1に内蔵されて
いるプリント基板16のIC18のメモリにデータを記
録したい場合には、識別回路23のマイコン27は、イ
ンター・フェース26を介して記録を実行する命令をそ
のデータに送信することができる。従って、電源がIC
18に供給されると、クロック信号に同期してIC18
に備えられているメモリ内の記録情報を適宜読み出すこ
とができ、もしダビング禁止データが含まれていれば、
マイコン27の端子Dcontからのデジタル制御信号
をオンにしてデジタル化されている映像信号及び音声信
号の出力を禁止することができる。
【0087】又、もしプリント基板16のIC18のメ
モリに記録済みの記録媒体カセット1である場合には、
このIC18のメモリに記録されているデータの読み取
りを開始し、該データによって記録媒体カセット1が、
例えばレンタル用のカセットであるとか、記録済みのカ
セットであると判断することができる。
【0088】更に、もし未記録のカセットである場合に
は、IC18のメモリからデータを読み取ることによっ
て、カセットテープの長さ、残り時間等を判断したり、
現在録画した総時間や残り時間、或は録画された日付と
時刻等を予め設定された順序に従って記録することがで
きる。
【0089】次に、上記識別回路23を組み込んで所定
条件におけるダビングを禁止する構成について説明す
る。即ち、磁気記録媒体1の磁気テープに記録されてい
るビデオ信号(映像信号)及びオーデオ信号(音声信
号)を再生した時に、磁気記録媒体1に記録されている
記録情報に基づいてビデオ信号及びオーデオ信号を出力
するかどうかを決定してダビングを禁止しようとする構
成である。
【0090】このダビングを禁止する第1の実施例にお
ける再生信号処理部28は、図10に示すように、再生
ヘッド29からの信号を増幅する再生アンプ30と、該
再生アンプ30からの信号をチャンネルコーデイングに
復調するチャンネルデコーダ31と、該チャンネルデコ
ーダ31の信号のエラー修正及びエラー調整を行うEC
C32とからなり、該ECC32からの信号はビデオ信
号処理部33、オーデイオ信号処理部35及びゲート回
路部37に夫々送られる。
【0091】即ち、ECC32からの信号を得たビデオ
信号処理部33は、ビデオ信号を構成するデジタル輝度
信号、デジタル色差信号を抽出してD/A変換部34に
送出する。そして、該D/A変換部34によりデジタル
信号からアナログ信号に変換されたビデオ信号が、後述
するダビングを禁止するためのデジタル制御信号がオフ
していることを条件として適宜機器に送出される。
【0092】又、ECC32からの信号を得たオーデオ
信号処理部35は、エラー修正及びエラー調整された信
号の内、デジタル化されているオーデオ信号を抽出して
圧縮符号化の復号がなされ、該復号されたオーデオ信号
はD/A変換部36に送出され、該D/A変換部36に
よりデジタル化されたデータからアナログ信号に変換さ
れたオーデオ信号が、後述するダビングを禁止するデジ
タル制御信号がオフであることを条件として適宜機器に
送出される。
【0093】更に、ECC32からの信号を得たゲート
回路部37は、エラー修正及びエラー調整されたデジタ
ル化されているビデオ信号及びオーデオ信号を入力し
て、前記図9で説明した識別回路23のマイコン27の
Dcont端子からのデジタル制御信号によりデジタル
化されたビデオ信号及びオーデオ信号の出力を制御す
る。そして、デジタル制御信号がオフされている(ダビ
ングを禁止しない時)ことを条件として、前記したビデ
オ信号、オーデオ信号を適宜機器に送出することができ
る。
【0094】この識別回路23のマイコン27からのデ
ジタル制御信号は、前記したが記録媒体カセット1にI
Cを搭載していないプリント基板13の場合にはリコグ
ニション端子のパターン形成によりダビング禁止のビッ
トパターンであると判断した場合にもオンする。
【0095】又、ICを搭載しているプリント基板16
の場合のデジタル制御信号は、ICに書き込まれている
記録情報を読み取りダビング禁止データであると判断し
た場合にオンする。
【0096】従って、デジタル制御信号がオンしている
場合にはゲート回路37は閉じた状態となりデジタルバ
スインターフエース38を介してデジタル信号を出力す
ることができないので、ビデオ信号処理部33とオーデ
オ信号処理部35とからのビデオ信号、オーデオ信号は
適宜機器に送出できないこととなる。尚、デジタル制御
信号による制御は映像信号のみのダビングを禁止、又は
映像信号及び音声信号のダビングの禁止等その都度設定
することができるようになっている。
【0097】ダビングを禁止する第2の実施例における
再生信号処理部39は、図11に示すように、前記第1
の実施例とほぼ同様の構成をしているので、同一箇所に
は同一番号を伏してその説明は省略し、相違する点につ
いてのみ説明する。
【0098】再生信号処理部39が、前記した再生信号
処理部28と相違する構成は、ビデオ信号処理部33の
出力側、及びオーデオ信号処理部35の出力側をマルチ
プレクサー39に入力し、該マルチプレクサー40の出
力側をゲート回路37の入力としている点である。
【0099】即ち、ビデオ信号処理部33で復号された
デジタル輝度信号、デジタル色差信号からなるデジタル
化されたビデオ信号をマルチプレクサー40に入力し、
且つオーデオ信号処理部35により復号されたオーデオ
信号をマルチプレクサー40に入力する。
【0100】そして、マルチプレクサー40に入力され
たデジタル化されたビデオ信号及びオーデオ信号からな
る信号をゲート回路37に入力して、識別回路23のマ
イコン27により判別されたダビング禁止の情報に基づ
いてデジタル制御信号をオン/オフさせてデジタル制御
信号の制御をして、ビデオ信号及びオーデオ信号の出力
を制御する。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る記録媒
体カセット及びその記録再生装置は、記録媒体カセット
の記録情報の内、ダビング禁止の情報を自動的に判別
し、記録媒体カセットに巻装されている磁気テープに記
録されているデジタル化された映像信号及び音声信号の
出力を禁止することによって、所謂ダビングが簡単にで
きない構造にすることによって、著作物の適切な保護が
できるという優れた効果を奏する。
【0102】又、メモリを搭載した記録媒体カセットに
おいては、メモリの書換え出来ない領域にダビングの禁
止データを格納しておくことにより、容易にメモリの内
容を書換えられないようにして記録情報の安定性及び確
実性を図ったダビング禁止ができるという優れた効果を
も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、記録媒体カセットの裏面側を示
す全体斜視図である。
【図2】同検出手段であるICを搭載していないプリン
ト基板を示す斜視図である。
【図3】同カセットケース内に配置されたICを搭載し
ていないプリント基板の要部を拡大して示した断面図で
ある。
【図4】同実施例における検出手段であるICを搭載し
ているプリント基板を示す斜視図である。
【図5】同カセットケース内に配置されたICを搭載し
ているプリント基板の要部を拡大して示した断面図であ
る。
【図6】記録媒体カセットに内蔵されるICを搭載して
いないプリント基板と記録再生装置との接続状態を示し
た略示的回路図である。
【図7】記録媒体カセットに内蔵されるICを搭載して
いるプリント基板と記録再生装置との接続状態を示した
略示的回路図である。
【図8】本発明に係る記録媒体カセットと記録再生装置
との接続時における電圧値の設定に関する略示的回路図
である。
【図9】本発明に使用される記録再生装置の識別回路図
である。
【図10】本発明に係るダビングを禁止する第1の実施
例の信号再生処理部をブロック図で示したものである。
【図11】同第2の実施例の信号再生処理部をブロック
図で示したものである。
【図12】従来例の記録媒体カセットを示す裏面図であ
る。
【符号の説明】
1 記録媒体カセット 2 カセットケース 3 上ハーフ 4 下ハーフ 5 リッド 6 マウス 7 テープリール 8 底面壁 9 挿通孔 10 リールハブ 11 凹部 12 スリット状孔 13 ICを搭載していないプリント基板 14 端子群 14a、14b、14c、14d 接点 15 導体パターン 16 ICを搭載しているプリント基板 17 端子群 17a、17b、17c、17d 接点 18 IC 19 基板 20 記録再生装置 21 コネクター 22 マイクロコンピューター 23 識別回路 24 検出回路 25 スイッチ 26 インター・フエース 27 マイコン 28 信号再生処理部 30 再生アンプ 31 チャンネルデコーダ 32 ECC 33 ビデオ信号処理部 34、36 D/A変換部 35 オーデオ信号処理部 37 ゲート回路部 38 デジタルインターフエース 39 信号再生処理部 40 マルチプレクサー C1 カウンター Mdat、Bcont、RCG1、RCG2、RCG
3、Dcont 端子 Dout、Din、CK 端子 G1、G2、G5、G6、G7、G8 オアゲート G3 ノアゲート G4 ナンドゲート OP1、OP2 オペアンプ P1〜P4 端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットにメモリを搭載し、該メモリと
    接続された複数の端子を前記カセットの外側に臨ませて
    配設した記録媒体カセットであって、 ダビングをしようとした時に映像信号及び音声信号の出
    力を禁止するダビング禁止データを前記メモリに記録で
    きるようにしたことを特徴とするダビング禁止手段を搭
    載した記録媒体カセット。
  2. 【請求項2】 上記映像信号及び音声信号は、デジタル
    信号であることを特徴とする請求項1に記載のダビング
    禁止手段を搭載した記録媒体カセット。
  3. 【請求項3】 カセットにメモリを搭載し、該メモリと
    接続された複数の端子を前記カセットの外側に臨ませて
    配設した記録媒体カセットを装着して、記録再生をする
    記録再生装置であって、 前記記録媒体カセットに搭載されたメモリにダビング禁
    止データが記録されている時には映像信号及び又は音声
    信号の出力を禁止する手段を備えたことを特徴とするダ
    ビング禁止手段を搭載した記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記映像信号及び音声信号はデジタル信
    号であることを特徴とする請求項3に記載のダビング禁
    止手段を搭載した記録再生装置。
JP4237617A 1992-08-14 1992-08-14 ダビング禁止手段を搭載した記録媒体カセット及びその記録再生装置 Pending JPH0660470A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100432539B1 (ko) * 2000-05-11 2004-05-24 후지 샤신 필름 가부시기가이샤 자기 테이프 카트리지 및 기록 매체 카트리지
US8284512B2 (en) 1994-12-22 2012-10-09 Sony Corporation Recording medium and apparatus for protecting copyrighted digital data

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US8284512B2 (en) 1994-12-22 2012-10-09 Sony Corporation Recording medium and apparatus for protecting copyrighted digital data
KR100432539B1 (ko) * 2000-05-11 2004-05-24 후지 샤신 필름 가부시기가이샤 자기 테이프 카트리지 및 기록 매체 카트리지

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