JP2003317205A - 回転磁気ヘッド型装置 - Google Patents
回転磁気ヘッド型装置Info
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- G11B5/0086—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes on transverse tracks using cyclically driven heads providing segmented tracks
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- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/52—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with simultaneous movement of head and record carrier, e.g. rotation of head
- G11B5/53—Disposition or mounting of heads on rotating support
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- Digital Magnetic Recording (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】テープ種類やヘッド摩耗によらず、安定して良
好な信号を得ることのできる再生系を有する回転磁気ヘ
ッド型装置を提供すること。 【解決手段】磁気テープの種類を判別する磁気テープ判
別回路１４と、再生増幅回路５０１の利得を制御するた
めの制御信号を生成する制御信号生成回路１２とを装置
固定側に備え、制御信号生成回路１２から伝送された制
御信号の識別を行うデコーダ回路６を回転ドラム上に備
える。制御信号生成回路１２は磁気テープ判別回路１４
の判別結果に基づき制御信号を生成し、デコーダ回路６
は伝送された制御信号を識別して再生増幅回路５０１の
利得を制御する。
好な信号を得ることのできる再生系を有する回転磁気ヘ
ッド型装置を提供すること。 【解決手段】磁気テープの種類を判別する磁気テープ判
別回路１４と、再生増幅回路５０１の利得を制御するた
めの制御信号を生成する制御信号生成回路１２とを装置
固定側に備え、制御信号生成回路１２から伝送された制
御信号の識別を行うデコーダ回路６を回転ドラム上に備
える。制御信号生成回路１２は磁気テープ判別回路１４
の判別結果に基づき制御信号を生成し、デコーダ回路６
は伝送された制御信号を識別して再生増幅回路５０１の
利得を制御する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル情報信
号を回転ドラム上に搭載された磁気ヘッド、特に磁気抵
抗効果型ヘッドにより再生する回転磁気ヘッド型装置に
関する。
号を回転ドラム上に搭載された磁気ヘッド、特に磁気抵
抗効果型ヘッドにより再生する回転磁気ヘッド型装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】ディジタルＶＴＲ、ハードディスク、光
ディスクなどのディジタルストレージの分野では、記録
容量の大容量化が進められている。大容量化を実現する
ための手段としては、記録レートの高速化や記録トラッ
クの狭小化などがあり、再生ヘッドとして磁気抵抗効果
型ヘッド（Magneto Resistive ヘッド、以下ＭＲヘッド
と呼ぶ）を使用して高密度化に伴なうＳ／Ｎマージン確
保に対応している。
ディスクなどのディジタルストレージの分野では、記録
容量の大容量化が進められている。大容量化を実現する
ための手段としては、記録レートの高速化や記録トラッ
クの狭小化などがあり、再生ヘッドとして磁気抵抗効果
型ヘッド（Magneto Resistive ヘッド、以下ＭＲヘッド
と呼ぶ）を使用して高密度化に伴なうＳ／Ｎマージン確
保に対応している。
【０００３】ＭＲヘッドは、記録媒体である磁気テー
プ、磁気ディスクから発生する磁気情報信号を抵抗変化
で検出するため、検出用の電流(センス電流)の供給が必
要となる。また、この抵抗変化は入力磁界に対して非線
形特性を持つため、ＭＲヘッドの動作点を直線性の良い
領域に制御するバイアス電流が必要となる。近年のＭＲ
ヘッドはこれらの電流を併用するように設計されている
（以下合わせて、バイアス電流と記す）。このＭＲヘッ
ドを回転ヘッド型装置に適用する場合、回転ドラム上に
は、上述したようなバイアス電流回路、および再生増幅
回路を搭載する必要がある。
プ、磁気ディスクから発生する磁気情報信号を抵抗変化
で検出するため、検出用の電流(センス電流)の供給が必
要となる。また、この抵抗変化は入力磁界に対して非線
形特性を持つため、ＭＲヘッドの動作点を直線性の良い
領域に制御するバイアス電流が必要となる。近年のＭＲ
ヘッドはこれらの電流を併用するように設計されている
（以下合わせて、バイアス電流と記す）。このＭＲヘッ
ドを回転ヘッド型装置に適用する場合、回転ドラム上に
は、上述したようなバイアス電流回路、および再生増幅
回路を搭載する必要がある。
【０００４】回転ドラム上にＭＲヘッドを搭載し、ＭＲ
ヘッドの動作点を定めるバイアス電流を制御する技術
は、例えば特開平１０−１７７９２４号公報に記載され
ている。該公報には、ＭＲヘッドの摩耗の程度に応じて
バイアス電流を変える技術が開示される。
ヘッドの動作点を定めるバイアス電流を制御する技術
は、例えば特開平１０−１７７９２４号公報に記載され
ている。該公報には、ＭＲヘッドの摩耗の程度に応じて
バイアス電流を変える技術が開示される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、記
録密度の異なる媒体を再生する際の互換性については配
慮されていなかった。すなわち、磁気ディスク装置にお
いては、ディスク媒体と磁気ヘッドとは一体的に構成さ
れるため、他の装置で記録されたディスク媒体を再生す
ることは想定されていない。これに対し、磁気テープ装
置においては、他の装置で記録されたテープ媒体を再生
できるが、高密度記録対応機においても、従来の低密度
で記録された磁気テープを再生できなければならない。
録密度の異なる媒体を再生する際の互換性については配
慮されていなかった。すなわち、磁気ディスク装置にお
いては、ディスク媒体と磁気ヘッドとは一体的に構成さ
れるため、他の装置で記録されたディスク媒体を再生す
ることは想定されていない。これに対し、磁気テープ装
置においては、他の装置で記録されたテープ媒体を再生
できるが、高密度記録対応機においても、従来の低密度
で記録された磁気テープを再生できなければならない。
【０００６】従来の低密度記録用テープに比較し高密度
記録用テープは、短波長域の特性を向上させるため磁性
層厚を薄くしているため、一般的に再生信号レベルは低
い。また再生増幅回路は、アンプ自体のノイズ成分、お
よび外来ノイズなどの影響を少なくするために、なるべ
く高いゲインの領域で使用する。このため、高密度記録
用テープ向けに設定された装置で低密度記録されたテー
プを再生すると、再生信号レベルが大きすぎて、再生増
幅回路のダイナミックレンジを超え、波形クリップ、二
次歪みにより、系のエラーレートを悪化させるという問
題が生じる。さらに同じテープを用いたとしても、ＭＲ
ヘッドが摩耗した場合にも出力レベルは過大となり、上
記と同様の問題が生じる。
記録用テープは、短波長域の特性を向上させるため磁性
層厚を薄くしているため、一般的に再生信号レベルは低
い。また再生増幅回路は、アンプ自体のノイズ成分、お
よび外来ノイズなどの影響を少なくするために、なるべ
く高いゲインの領域で使用する。このため、高密度記録
用テープ向けに設定された装置で低密度記録されたテー
プを再生すると、再生信号レベルが大きすぎて、再生増
幅回路のダイナミックレンジを超え、波形クリップ、二
次歪みにより、系のエラーレートを悪化させるという問
題が生じる。さらに同じテープを用いたとしても、ＭＲ
ヘッドが摩耗した場合にも出力レベルは過大となり、上
記と同様の問題が生じる。
【０００７】本発明の目的は、テープ種類やヘッド摩耗
によらず、安定して良好な信号を得ることのできる再生
系を有する回転磁気ヘッド型装置を提供することにあ
る。
によらず、安定して良好な信号を得ることのできる再生
系を有する回転磁気ヘッド型装置を提供することにあ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、回転ドラム上に、磁気抵抗効果型ヘッ
ドと、該磁気抵抗効果型ヘッドに動作電流を供給する電
流供給回路と、前記磁気抵抗効果型ヘッドの再生信号を
増幅する再生増幅回路とを搭載して、磁気テープ上に記
録された情報信号を再生する回転磁気ヘッド型装置にお
いて、再生する磁気テープが当該装置に装着される際、
前記磁気テープが収められたテープカセットに設けられ
た検出孔の開閉状態から前記磁気テープの種類を判別す
る磁気テープ判別回路と、前記再生増幅回路の利得を制
御するための制御信号を生成する制御信号生成回路とを
装置固定側に備え、該制御信号生成回路から伝送された
前記制御信号のデータ識別を行うデコーダ回路を前記回
転ドラム上に備え、前記制御信号生成回路は前記磁気テ
ープ判別回路の判別結果に基づき制御信号を生成し、前
記デコーダ回路は伝送された前記制御信号を識別して前
記再生増幅回路の利得を制御する構成とした。
め、本発明では、回転ドラム上に、磁気抵抗効果型ヘッ
ドと、該磁気抵抗効果型ヘッドに動作電流を供給する電
流供給回路と、前記磁気抵抗効果型ヘッドの再生信号を
増幅する再生増幅回路とを搭載して、磁気テープ上に記
録された情報信号を再生する回転磁気ヘッド型装置にお
いて、再生する磁気テープが当該装置に装着される際、
前記磁気テープが収められたテープカセットに設けられ
た検出孔の開閉状態から前記磁気テープの種類を判別す
る磁気テープ判別回路と、前記再生増幅回路の利得を制
御するための制御信号を生成する制御信号生成回路とを
装置固定側に備え、該制御信号生成回路から伝送された
前記制御信号のデータ識別を行うデコーダ回路を前記回
転ドラム上に備え、前記制御信号生成回路は前記磁気テ
ープ判別回路の判別結果に基づき制御信号を生成し、前
記デコーダ回路は伝送された前記制御信号を識別して前
記再生増幅回路の利得を制御する構成とした。
【０００９】また本発明では、前記再生増幅回路から伝
送される信号のクロック周波数を検出する伝送信号クロ
ック検出回路と、前記再生増幅回路の利得を制御するた
めの制御信号を生成する制御信号生成回路とを装置固定
側に備え、該制御信号生成回路から伝送された前記制御
信号のデータ識別を行うデコーダ回路を前記回転ドラム
上に備え、前記制御信号生成回路は前記伝送信号クロッ
ク検出回路の検出結果に基づき制御信号を生成し、前記
デコーダ回路は伝送された前記制御信号を識別して前記
再生増幅回路の利得を制御する構成とした。
送される信号のクロック周波数を検出する伝送信号クロ
ック検出回路と、前記再生増幅回路の利得を制御するた
めの制御信号を生成する制御信号生成回路とを装置固定
側に備え、該制御信号生成回路から伝送された前記制御
信号のデータ識別を行うデコーダ回路を前記回転ドラム
上に備え、前記制御信号生成回路は前記伝送信号クロッ
ク検出回路の検出結果に基づき制御信号を生成し、前記
デコーダ回路は伝送された前記制御信号を識別して前記
再生増幅回路の利得を制御する構成とした。
【００１０】また本発明では、前記再生増幅回路から伝
送される信号の出力レベルを検出する信号レベル検出回
路と、前記再生増幅回路の利得を制御するための制御信
号を生成する制御信号生成回路とを装置固定側に備え、
該制御信号生成回路から伝送された前記制御信号のデー
タ識別を行うデコーダ回路を前記回転ドラム上に備え、
前記制御信号生成回路は前記信号レベル検出回路の検出
結果に基づき制御信号を生成し、前記デコーダ回路は伝
送された前記制御信号を識別して前記再生増幅回路の利
得を制御する構成とした。
送される信号の出力レベルを検出する信号レベル検出回
路と、前記再生増幅回路の利得を制御するための制御信
号を生成する制御信号生成回路とを装置固定側に備え、
該制御信号生成回路から伝送された前記制御信号のデー
タ識別を行うデコーダ回路を前記回転ドラム上に備え、
前記制御信号生成回路は前記信号レベル検出回路の検出
結果に基づき制御信号を生成し、前記デコーダ回路は伝
送された前記制御信号を識別して前記再生増幅回路の利
得を制御する構成とした。
【００１１】上記回転磁気ヘッド型装置において、前記
回転ドラム上に少なくとも２個の前記磁気抵抗効果型ヘ
ッドを１８０°対向位置に取り付けるとともに、前記磁
気テープを前記回転ドラムの約１８０°分巻き付け、前
記制御信号生成回路は前記各磁気抵抗効果型ヘッドが前
記磁気テープに接触する期間毎に制御信号を生成し、前
記デコーダ回路は再生する各磁気抵抗効果型ヘッド毎に
前記再生増幅回路の利得を制御する構成とした。
回転ドラム上に少なくとも２個の前記磁気抵抗効果型ヘ
ッドを１８０°対向位置に取り付けるとともに、前記磁
気テープを前記回転ドラムの約１８０°分巻き付け、前
記制御信号生成回路は前記各磁気抵抗効果型ヘッドが前
記磁気テープに接触する期間毎に制御信号を生成し、前
記デコーダ回路は再生する各磁気抵抗効果型ヘッド毎に
前記再生増幅回路の利得を制御する構成とした。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を詳細に
説明する。図１は本発明による回転磁気ヘッド型装置の
一実施形態を示すブロック図である。図１において、１
は回転ドラム、２０１、２０３はＭＲヘッド、３は電源
回路、４はテープ判別センサ回路、５０１は再生集積回
路、６はデコーダ、１３はロータリートランス、１０は
パワー用ロータリートランス、８は再生信号用ロータリ
ートランス、９は制御信号用ロータリートランス、７は
パワー信号発生回路、１１はバッファアンプ、１２は制
御データ生成回路、１４はテープ判別回路、１５は発振
回路である。
説明する。図１は本発明による回転磁気ヘッド型装置の
一実施形態を示すブロック図である。図１において、１
は回転ドラム、２０１、２０３はＭＲヘッド、３は電源
回路、４はテープ判別センサ回路、５０１は再生集積回
路、６はデコーダ、１３はロータリートランス、１０は
パワー用ロータリートランス、８は再生信号用ロータリ
ートランス、９は制御信号用ロータリートランス、７は
パワー信号発生回路、１１はバッファアンプ、１２は制
御データ生成回路、１４はテープ判別回路、１５は発振
回路である。
【００１３】回転ドラム１上に１８０°対向で一対のＭ
Ｒヘッド２０１、２０３が取り付けられており、ドラム
回転方向に概略１８０°巻き付けられた磁気テープ（図
示せず）に記録された信号を読み取る。この再生信号は
再生集積回路５０１で増幅された後、再生信号用ロータ
リートランス８、バッファアンプ１１に送られ、以降の
信号処理が施される。
Ｒヘッド２０１、２０３が取り付けられており、ドラム
回転方向に概略１８０°巻き付けられた磁気テープ（図
示せず）に記録された信号を読み取る。この再生信号は
再生集積回路５０１で増幅された後、再生信号用ロータ
リートランス８、バッファアンプ１１に送られ、以降の
信号処理が施される。
【００１４】固定側と回転側のデータ伝送を行うロータ
リートランス１３は、パワー用ロータリートランス１
０、再生信号用ロータリートランス８、制御信号用ロー
タリートランス９を備えている。制御データ生成回路１
２で生成されたＭＲヘッド情報信号は、制御信号用ロー
タリートランス９を介して回転側に伝送され、デコーダ
６はこの信号のデータ識別を行い、再生集積回路５０１
の動作を制御する。また本構成では、再生集積回路５０
１、デコーダ６の回路部品が回転側に搭載されるため
に、電源回路３を回転ドラム１上に設ける。電源回路３
は、整流回路、電圧安定化回路より構成し、パワー用ロ
ータリートランス１０を介して伝送されるパワー信号発
生回路７の出力交流信号から所望の直流電圧を得る。
リートランス１３は、パワー用ロータリートランス１
０、再生信号用ロータリートランス８、制御信号用ロー
タリートランス９を備えている。制御データ生成回路１
２で生成されたＭＲヘッド情報信号は、制御信号用ロー
タリートランス９を介して回転側に伝送され、デコーダ
６はこの信号のデータ識別を行い、再生集積回路５０１
の動作を制御する。また本構成では、再生集積回路５０
１、デコーダ６の回路部品が回転側に搭載されるため
に、電源回路３を回転ドラム１上に設ける。電源回路３
は、整流回路、電圧安定化回路より構成し、パワー用ロ
ータリートランス１０を介して伝送されるパワー信号発
生回路７の出力交流信号から所望の直流電圧を得る。
【００１５】再生集積回路５０１は、ＭＲヘッド２０
１、２０３にバイアス電流を供給する電流回路、および
再生アンプをそれぞれ２チャンネル備え、例えばＤＡＴ
Ａ、Ｃｌｏｃｋ、Ｃｈｉｐ Ｓｅｌｅｃｔの３本の制御
ラインで、動作モード、例えば再生アンプゲイン、ヘッ
ド切換スイッチ、ＭＲヘッドバイアス電流などが制御さ
れる。これら３種の制御信号はディジタル信号列である
ため、デコーダ６はディジタル信号生成用の発振回路１
５を備えており、制御データ生成回路１２から伝送され
た制御データを識別し、再生集積回路５０１用のディジ
タル制御データに変換して出力する。この構成により、
さらにＭＲヘッド２０１、２０３の数が増し、再生集積
回路５０１の数を増した場合でも、この３本の制御ライ
ンをそのまま使用できる。ただし、Ｃｈｉｐ Ｓｅｌｅ
ｃｔラインは使用する再生集積回路５０１の個数分が必
要となる。発振回路１５の発振周波数は、使用する再生
集積回路５０１の種類、数によっても異なるが、およそ
１０〜３０ＭＨｚを選択する。
１、２０３にバイアス電流を供給する電流回路、および
再生アンプをそれぞれ２チャンネル備え、例えばＤＡＴ
Ａ、Ｃｌｏｃｋ、Ｃｈｉｐ Ｓｅｌｅｃｔの３本の制御
ラインで、動作モード、例えば再生アンプゲイン、ヘッ
ド切換スイッチ、ＭＲヘッドバイアス電流などが制御さ
れる。これら３種の制御信号はディジタル信号列である
ため、デコーダ６はディジタル信号生成用の発振回路１
５を備えており、制御データ生成回路１２から伝送され
た制御データを識別し、再生集積回路５０１用のディジ
タル制御データに変換して出力する。この構成により、
さらにＭＲヘッド２０１、２０３の数が増し、再生集積
回路５０１の数を増した場合でも、この３本の制御ライ
ンをそのまま使用できる。ただし、Ｃｈｉｐ Ｓｅｌｅ
ｃｔラインは使用する再生集積回路５０１の個数分が必
要となる。発振回路１５の発振周波数は、使用する再生
集積回路５０１の種類、数によっても異なるが、およそ
１０〜３０ＭＨｚを選択する。
【００１６】また図１において、制御データ生成回路１
２から、再生集積回路５０１を１８０°毎に切換える信
号を同時に出力させれば、デコーダ６はこのデータ識別
を行い、２チャンネルのアンプより構成される再生集積
回路５０１を切換え、ＭＲヘッド２０１、２０３の出力
信号を選択して、再生用ロータリートランス８を介して
固定側のバッファアンプ１１に伝送する。この構成によ
り、２個のＭＲヘッド２０１、２０３の出力信号を１チ
ャンネルの再生信号用ロータリートランス８で伝送でき
る。
２から、再生集積回路５０１を１８０°毎に切換える信
号を同時に出力させれば、デコーダ６はこのデータ識別
を行い、２チャンネルのアンプより構成される再生集積
回路５０１を切換え、ＭＲヘッド２０１、２０３の出力
信号を選択して、再生用ロータリートランス８を介して
固定側のバッファアンプ１１に伝送する。この構成によ
り、２個のＭＲヘッド２０１、２０３の出力信号を１チ
ャンネルの再生信号用ロータリートランス８で伝送でき
る。
【００１７】テープ判別回路１４は、テープ判別センサ
回路４の出力信号から、現在装置に挿入されているテー
プの種類を判別する。ここでいうテープ種類とは、磁性
層厚の相違、テープ長などで、磁気テープが収められる
カセットハーフに設けた検出孔の開閉状態などで判別さ
れる。例えば３個の検出孔を使用すれば、最大８種類の
テープを判別できる。
回路４の出力信号から、現在装置に挿入されているテー
プの種類を判別する。ここでいうテープ種類とは、磁性
層厚の相違、テープ長などで、磁気テープが収められる
カセットハーフに設けた検出孔の開閉状態などで判別さ
れる。例えば３個の検出孔を使用すれば、最大８種類の
テープを判別できる。
【００１８】ここで再生出力に最も影響するのは磁性層
厚であり、この磁性層厚の違いによる再生出力レベルの
比はほぼ定まっている。テープカセットが装置に挿入さ
れた時にテープ判別センサ回路４およびテープ判別回路
１４を動作させ、そのテープが高密度用か低密度用かを
判別する。その結果によって、制御データ生成回路１２
は予め定められたアンプゲインに設定するように制御信
号を生成し、制御信号用ロータリートランス９を介して
回転側に伝送する。デコーダ６はこの信号のデータ識別
を行い、再生集積回路５０１のゲイン設定動作を行う。
厚であり、この磁性層厚の違いによる再生出力レベルの
比はほぼ定まっている。テープカセットが装置に挿入さ
れた時にテープ判別センサ回路４およびテープ判別回路
１４を動作させ、そのテープが高密度用か低密度用かを
判別する。その結果によって、制御データ生成回路１２
は予め定められたアンプゲインに設定するように制御信
号を生成し、制御信号用ロータリートランス９を介して
回転側に伝送する。デコーダ６はこの信号のデータ識別
を行い、再生集積回路５０１のゲイン設定動作を行う。
【００１９】本構成によれば、挿入された磁気テープを
再生することなく、短時間で再生集積回路５０１のゲイ
ン設定を行える効果がある。
再生することなく、短時間で再生集積回路５０１のゲイ
ン設定を行える効果がある。
【００２０】図２は、本発明による回転磁気ヘッド型装
置の他の実施形態を示すブロック図である。図２におい
て、図１と同一部品については同一番号で示し、１６は
伝送信号クロック検出回路である。
置の他の実施形態を示すブロック図である。図２におい
て、図１と同一部品については同一番号で示し、１６は
伝送信号クロック検出回路である。
【００２１】一般的に、高密度記録と低密度記録とでは
系の伝送レートが異なる。記録済み磁気テープを再生し
た場合にＰＬＬ回路などによって検出される再生クロッ
ク周波数に関し、高密度記録の場合は低密度記録の場合
より高くなる。従って、図２に示した伝送信号クロック
検出回路１６の周波数検出結果によって記録密度を判別
する。制御データ生成回路１２は、予め定められたアン
プゲインに設定するように制御信号を生成し、制御信号
用ロータリートランス９を介して回転側に伝送する。デ
コーダ６は、この信号のデータ識別を行い、再生集積回
路５０１のゲイン設定動作を行わせる。
系の伝送レートが異なる。記録済み磁気テープを再生し
た場合にＰＬＬ回路などによって検出される再生クロッ
ク周波数に関し、高密度記録の場合は低密度記録の場合
より高くなる。従って、図２に示した伝送信号クロック
検出回路１６の周波数検出結果によって記録密度を判別
する。制御データ生成回路１２は、予め定められたアン
プゲインに設定するように制御信号を生成し、制御信号
用ロータリートランス９を介して回転側に伝送する。デ
コーダ６は、この信号のデータ識別を行い、再生集積回
路５０１のゲイン設定動作を行わせる。
【００２２】本構成によれば、図１に示したテープ判別
センサ回路４は不要であり、伝送信号クロック検出回路
１６としては既存のＰＬＬ回路を使用すれば良く、回路
の簡単化が図れる効果がある。
センサ回路４は不要であり、伝送信号クロック検出回路
１６としては既存のＰＬＬ回路を使用すれば良く、回路
の簡単化が図れる効果がある。
【００２３】図３は、本発明による回転磁気ヘッド型装
置の他の実施形態を示すブロック図である。図３におい
て、図１、図２と同一部品については同一番号で示し、
１７は再生信号レベル検出回路である。
置の他の実施形態を示すブロック図である。図３におい
て、図１、図２と同一部品については同一番号で示し、
１７は再生信号レベル検出回路である。
【００２４】磁気テープを再生した場合に、低密度記録
されたテープの低周波数領域の再生信号レベルは高密度
記録されたテープより大きくなる。したがって、この再
生信号レベル検出回路１７の検出結果によって記録密度
を判別する。制御データ生成回路１２は、予め定められ
たアンプゲインに設定するように制御信号を生成し、制
御信号用ロータリートランス９を介して回転側に伝送す
る。デコーダ６はこの信号のデータ識別を行い、再生集
積回路５０１のゲイン設定動作を行う。
されたテープの低周波数領域の再生信号レベルは高密度
記録されたテープより大きくなる。したがって、この再
生信号レベル検出回路１７の検出結果によって記録密度
を判別する。制御データ生成回路１２は、予め定められ
たアンプゲインに設定するように制御信号を生成し、制
御信号用ロータリートランス９を介して回転側に伝送す
る。デコーダ６はこの信号のデータ識別を行い、再生集
積回路５０１のゲイン設定動作を行う。
【００２５】ディジタルテープストリーマ装置では、再
生ヘッドのアナログ出力信号をＡ／Ｄ変換器でディジタ
ル信号に変換して、後の信号処理を行う構成が一般的で
あるから、本構成によれば、再生信号レベル検出回路１
７は既存のＡ／Ｄ変換器をそのまま使用でき、回路の簡
単化が図れる効果がある。また、前述した図１、図２の
実施形態とは異なり、再生信号そのもののレベル検出を
行うため、低記録密度テープ再生時だけでなく、ＭＲヘ
ッドが摩耗して出力レベルが増加した場合でも信号クリ
ップを生じないぎりぎりの値までアンプゲインを上げる
ことができるという効果がある。また、アンプゲインは
単一設定ではなく、回転ドラム１の１８０°期間毎に切
り換え、ＭＲヘッド２０１、２０３それぞれに対してア
ンプゲインを最適設定できるという効果もある。
生ヘッドのアナログ出力信号をＡ／Ｄ変換器でディジタ
ル信号に変換して、後の信号処理を行う構成が一般的で
あるから、本構成によれば、再生信号レベル検出回路１
７は既存のＡ／Ｄ変換器をそのまま使用でき、回路の簡
単化が図れる効果がある。また、前述した図１、図２の
実施形態とは異なり、再生信号そのもののレベル検出を
行うため、低記録密度テープ再生時だけでなく、ＭＲヘ
ッドが摩耗して出力レベルが増加した場合でも信号クリ
ップを生じないぎりぎりの値までアンプゲインを上げる
ことができるという効果がある。また、アンプゲインは
単一設定ではなく、回転ドラム１の１８０°期間毎に切
り換え、ＭＲヘッド２０１、２０３それぞれに対してア
ンプゲインを最適設定できるという効果もある。
【００２６】図４は、本発明による回転磁気ヘッド型装
置の他の実施形態を示す。図４において図１、図２、図
３と同一部品には同一番号を記し、２０１、２０２、２
０３、２０４はＭＲヘッド、８０１、８０２は再生信号
用ロータリートランス、２３１、２３２、２３３、２３
４は記録ヘッド、２４１、２４２は記録集積回路、２５
１、２５２は記録データ用ロータリートランス、２６
１、２６２は記録データ生成回路、１１１、１１２はバ
ッファアンプ、５０１、５０２は再生集積回路、１７
１、１７２は再生信号レベル検出回路である。本実施形
態では、記録ヘッド、ＭＲヘッドを４個ずつ備え、記録
ヘッド、再生ヘッドでそれぞれ２個のペアを作り、互い
のアジマス角を変えたＤＡ（Ｄｏｕｂｌｅ Ａｚｉｍｕ
ｔｈ）構成として、データ転送速度を２倍にしている。
置の他の実施形態を示す。図４において図１、図２、図
３と同一部品には同一番号を記し、２０１、２０２、２
０３、２０４はＭＲヘッド、８０１、８０２は再生信号
用ロータリートランス、２３１、２３２、２３３、２３
４は記録ヘッド、２４１、２４２は記録集積回路、２５
１、２５２は記録データ用ロータリートランス、２６
１、２６２は記録データ生成回路、１１１、１１２はバ
ッファアンプ、５０１、５０２は再生集積回路、１７
１、１７２は再生信号レベル検出回路である。本実施形
態では、記録ヘッド、ＭＲヘッドを４個ずつ備え、記録
ヘッド、再生ヘッドでそれぞれ２個のペアを作り、互い
のアジマス角を変えたＤＡ（Ｄｏｕｂｌｅ Ａｚｉｍｕ
ｔｈ）構成として、データ転送速度を２倍にしている。
【００２７】図４においては、記録ヘッドは２３１、２
３２のペア、２３３、２３４のペア、ＭＲヘッドは２０
１、２０２のペア、２０３、２０４のペアで構成してあ
る。また、記録ヘッド２３１、２３２、２３３、２３４
とＭＲヘッド２０１、２０２、２０３、２０４はそれぞ
れ９０°間隔で、また記録ヘッド２３１と２３３、２３
２と２３４、ＭＲヘッド２０１と２０３、２０２と２０
４がそれぞれ１８０°対向位置に搭載される。記録ヘッ
ド２３１、２３２、２３３、２３４で磁気テープ上に記
録されていくデータトラックを、そのままＭＲヘッド２
０１、２０２、２０３、２０４が再生できるようにそれ
ぞれのヘッド間の高さが規定されている。
３２のペア、２３３、２３４のペア、ＭＲヘッドは２０
１、２０２のペア、２０３、２０４のペアで構成してあ
る。また、記録ヘッド２３１、２３２、２３３、２３４
とＭＲヘッド２０１、２０２、２０３、２０４はそれぞ
れ９０°間隔で、また記録ヘッド２３１と２３３、２３
２と２３４、ＭＲヘッド２０１と２０３、２０２と２０
４がそれぞれ１８０°対向位置に搭載される。記録ヘッ
ド２３１、２３２、２３３、２３４で磁気テープ上に記
録されていくデータトラックを、そのままＭＲヘッド２
０１、２０２、２０３、２０４が再生できるようにそれ
ぞれのヘッド間の高さが規定されている。
【００２８】記録データ生成回路２６１、２６２から同
時に出力された２系統のデータ信号は、記録データ用ロ
ータリートランス２５１、２５２、記録集積回路２４
１、２４２、記録ヘッド２３１、２３２あるいは２３
３、２３４のペアを介して磁気テープ上に記録される。
再生時には、ＭＲヘッド２０１、２０２あるいは２０
３、２０４のペアから再生された信号は、再生集積回路
５０１、５０２、バッファアンプ１１１、１１２を介し
て、固定側に伝送される。記録集積回路２４１、２４
２、再生集積回路５０１、５０２は、図１に示した実施
形態と同様にＤＡＴＡ、Ｃｌｏｃｋ、Ｃｈｉｐ Ｓｅｌ
ｅｃｔの３種類のディジタル信号で制御される。図４の
実施形態では、それぞれ２個の記録集積回路２４１、２
４２、再生集積回路５０１、５０２を備えているため、
デコーダ６の出力信号であるＣｈｉｐ Ｓｅｌｅｃｔ
（ＣＳ）ラインは計４本となる。再生集積回路５０１、
５０２はＭＲヘッド用バイアス電流供給回路を備えてお
り、ＭＲヘッドバイアス電流値、アンプゲイン、他にヘ
ッド切換スイッチなどが制御され、記録集積回路２４
１、２４２ではヘッド切換スイッチ、記録電流値などが
制御される。
時に出力された２系統のデータ信号は、記録データ用ロ
ータリートランス２５１、２５２、記録集積回路２４
１、２４２、記録ヘッド２３１、２３２あるいは２３
３、２３４のペアを介して磁気テープ上に記録される。
再生時には、ＭＲヘッド２０１、２０２あるいは２０
３、２０４のペアから再生された信号は、再生集積回路
５０１、５０２、バッファアンプ１１１、１１２を介し
て、固定側に伝送される。記録集積回路２４１、２４
２、再生集積回路５０１、５０２は、図１に示した実施
形態と同様にＤＡＴＡ、Ｃｌｏｃｋ、Ｃｈｉｐ Ｓｅｌ
ｅｃｔの３種類のディジタル信号で制御される。図４の
実施形態では、それぞれ２個の記録集積回路２４１、２
４２、再生集積回路５０１、５０２を備えているため、
デコーダ６の出力信号であるＣｈｉｐ Ｓｅｌｅｃｔ
（ＣＳ）ラインは計４本となる。再生集積回路５０１、
５０２はＭＲヘッド用バイアス電流供給回路を備えてお
り、ＭＲヘッドバイアス電流値、アンプゲイン、他にヘ
ッド切換スイッチなどが制御され、記録集積回路２４
１、２４２ではヘッド切換スイッチ、記録電流値などが
制御される。
【００２９】これらのデータは制御データ生成回路１２
によって生成され、制御信号用ロータリートランス９を
介してデコーダ６に伝送される。デコーダ６では、この
情報データに対する記録集積回路２４１、２４２、再生
集積回路５０１、５０２用の制御データを生成し、上記
６本の制御ラインによって制御する。これらのデータ出
力信号は発振回路１５の発振クロックで生成される。
によって生成され、制御信号用ロータリートランス９を
介してデコーダ６に伝送される。デコーダ６では、この
情報データに対する記録集積回路２４１、２４２、再生
集積回路５０１、５０２用の制御データを生成し、上記
６本の制御ラインによって制御する。これらのデータ出
力信号は発振回路１５の発振クロックで生成される。
【００３０】再生信号レベル検出回路１７１、１７２の
動作は図３に示した実施形態と同様であるが、本構成に
よれば、回転ドラム１上に搭載された４個のＭＲヘッド
２０１、２０２、２０３、２０４に対するアンプゲイン
をそれぞれ独立に最適調整でき、ＭＲヘッドの初期感度
ばらつきを補正できるという効果がある。
動作は図３に示した実施形態と同様であるが、本構成に
よれば、回転ドラム１上に搭載された４個のＭＲヘッド
２０１、２０２、２０３、２０４に対するアンプゲイン
をそれぞれ独立に最適調整でき、ＭＲヘッドの初期感度
ばらつきを補正できるという効果がある。
【００３１】以上は記録集積回路２４１、２４２、再生
集積回路５０１、５０２を分離して説明したが、これら
は記録再生兼用の集積回路で構成し、上記３本の制御ラ
インを用いて記録再生機能をを切り換えて使用してもよ
い。
集積回路５０１、５０２を分離して説明したが、これら
は記録再生兼用の集積回路で構成し、上記３本の制御ラ
インを用いて記録再生機能をを切り換えて使用してもよ
い。
【００３２】以上、本発明による複数の実施形態につい
て独立して動作を説明したが、例えば図１に示したテー
プ判別回路１５による方式と、図３に示した再生信号レ
ベル検出回路１７による方式とを組み合わせて制御して
もよい。さらに最終的にエラーレート状況を測定すれば
設定の信頼性をさらに高めることができる。
て独立して動作を説明したが、例えば図１に示したテー
プ判別回路１５による方式と、図３に示した再生信号レ
ベル検出回路１７による方式とを組み合わせて制御して
もよい。さらに最終的にエラーレート状況を測定すれば
設定の信頼性をさらに高めることができる。
【００３３】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明を採用する
ことにより、回転ドラム上に搭載されたＭＲヘッドなど
の再生増幅回路のゲインを固定側から最適状態に制御す
ることができる。これより、テープ種類やヘッド摩耗に
よらず、安定して良好な信号を得ることのできる再生系
を有する回転磁気ヘッド型装置を提供することができ
る。
ことにより、回転ドラム上に搭載されたＭＲヘッドなど
の再生増幅回路のゲインを固定側から最適状態に制御す
ることができる。これより、テープ種類やヘッド摩耗に
よらず、安定して良好な信号を得ることのできる再生系
を有する回転磁気ヘッド型装置を提供することができ
る。
【図１】本発明の回転ヘッド型装置の一実施形態を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図２】本発明の回転ヘッド型装置の他の実施形態を示
すブロック図。
すブロック図。
【図３】本発明の回転ヘッド型装置の他の実施形態を示
すブロック図。
すブロック図。
【図４】本発明の回転ヘッド型装置の他の実施形態を示
すブロック図。
すブロック図。
１…回転ドラム、２０１、２０２、２０３、２０４…Ｍ
Ｒヘッド、３…電源回路、４…テープ判別センサ回路、
５０１、５０２…再生集積回路、６…デコーダ、７…パ
ワー信号発生回路、８、８０１、８０２…再生信号用ロ
ータリートランス、９…制御信号用ロータリートラン
ス、１０…パワー用ロータリートランス、１１、１１
１、１１２…バッファアンプ、１２…制御データ生成回
路、１３…ロータリートランス、１４…テープ判別回
路、１５…発振回路、１６…伝送信号クロック検出回
路、１７、１７１、１７２…再生信号レベル検出回路、
２３１、２３２、２３３、２３４…記録ヘッド、２４
１、２４２…記録集積回路、２５１、２５２…記録デー
タ用ロータリートランス、２６１、２６２…記録データ
生成回路。
Ｒヘッド、３…電源回路、４…テープ判別センサ回路、
５０１、５０２…再生集積回路、６…デコーダ、７…パ
ワー信号発生回路、８、８０１、８０２…再生信号用ロ
ータリートランス、９…制御信号用ロータリートラン
ス、１０…パワー用ロータリートランス、１１、１１
１、１１２…バッファアンプ、１２…制御データ生成回
路、１３…ロータリートランス、１４…テープ判別回
路、１５…発振回路、１６…伝送信号クロック検出回
路、１７、１７１、１７２…再生信号レベル検出回路、
２３１、２３２、２３３、２３４…記録ヘッド、２４
１、２４２…記録集積回路、２５１、２５２…記録デー
タ用ロータリートランス、２６１、２６２…記録データ
生成回路。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 益田 憲明
神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株
式会社日立製作所デジタルメディア開発本
部内
Ｆターム(参考） 5D031 AA03 DD20 HH01
5D044 BC01 CC03 DE17 FG18 FG30
Claims (8)
- 【請求項１】回転ドラム上に、磁気抵抗効果型ヘッド
と、該磁気抵抗効果型ヘッドに動作電流を供給する電流
供給回路と、前記磁気抵抗効果型ヘッドの再生信号を増
幅する再生増幅回路とを搭載して、磁気テープ上に記録
された情報信号を再生する回転磁気ヘッド型装置におい
て、 再生する磁気テープが当該装置に装着される際、前記磁
気テープが収められたテープカセットに設けられた検出
孔の開閉状態から前記磁気テープの種類を判別する磁気
テープ判別回路と、 前記再生増幅回路の利得を制御するための制御信号を生
成する制御信号生成回路とを装置固定側に備え、 該制御信号生成回路から伝送された前記制御信号のデー
タ識別を行うデコーダ回路を前記回転ドラム上に備え、 前記制御信号生成回路は前記磁気テープ判別回路の判別
結果に基づき制御信号を生成し、前記デコーダ回路は伝
送された前記制御信号を識別して前記再生増幅回路の利
得を制御することを特徴とする回転磁気ヘッド型装置。 - 【請求項２】回転ドラム上に、磁気抵抗効果型ヘッド
と、該磁気抵抗効果型ヘッドに動作電流を供給する電流
供給回路と、前記磁気抵抗効果型ヘッドの再生信号を増
幅する再生増幅回路とを搭載して、磁気テープ上に記録
された情報信号を再生する回転磁気ヘッド型装置におい
て、 前記再生増幅回路から伝送される信号のクロック周波数
を検出する伝送信号クロック検出回路と、 前記再生増幅回路の利得を制御するための制御信号を生
成する制御信号生成回路とを装置固定側に備え、 該制御信号生成回路から伝送された前記制御信号のデー
タ識別を行うデコーダ回路を前記回転ドラム上に備え、 前記制御信号生成回路は前記伝送信号クロック検出回路
の検出結果に基づき制御信号を生成し、前記デコーダ回
路は伝送された前記制御信号を識別して前記再生増幅回
路の利得を制御することを特徴とする回転磁気ヘッド型
装置。 - 【請求項３】回転ドラム上に、磁気抵抗効果型ヘッド
と、該磁気抵抗効果型ヘッドに動作電流を供給する電流
供給回路と、前記磁気抵抗効果型ヘッドの再生信号を増
幅する再生増幅回路とを搭載して、磁気テープ上に記録
された情報信号を再生する回転磁気ヘッド型装置におい
て、 前記再生増幅回路から伝送される信号の出力レベルを検
出する信号レベル検出回路と、 前記再生増幅回路の利得を制御するための制御信号を生
成する制御信号生成回路とを装置固定側に備え、 該制御信号生成回路から伝送された前記制御信号のデー
タ識別を行うデコーダ回路を前記回転ドラム上に備え、 前記制御信号生成回路は前記信号レベル検出回路の検出
結果に基づき制御信号を生成し、前記デコーダ回路は伝
送された前記制御信号を識別して前記再生増幅回路の利
得を制御することを特徴とする回転磁気ヘッド型装置。 - 【請求項４】請求項３記載の回転磁気ヘッド型装置にお
いて、前記信号レベル検出回路はＡ／Ｄ変換器で構成さ
れることを特徴とする回転磁気ヘッド型装置。 - 【請求項５】請求項１ないし４のいずれか１項に記載の
回転磁気ヘッド型装置において、 前記回転ドラム上に少なくとも２個の前記磁気抵抗効果
型ヘッドを１８０°対向位置に取り付けるとともに、前
記磁気テープを前記回転ドラムの約１８０°分巻き付
け、 前記制御信号生成回路は前記各磁気抵抗効果型ヘッドが
前記磁気テープに接触する期間毎に制御信号を生成し、
前記デコーダ回路は再生する各磁気抵抗効果型ヘッド毎
に前記再生増幅回路の利得を制御することを特徴とする
回転磁気ヘッド型装置。 - 【請求項６】回転ドラム上に、磁気ヘッドと、該磁気ヘ
ッドの再生信号を増幅する再生増幅回路とを搭載して、
磁気テープ上に記録された情報信号を再生する回転磁気
ヘッド型装置において、 再生する磁気テープが当該装置に装着される際、前記磁
気テープが収められたテープカセットに設けられた検出
孔の開閉状態から前記磁気テープの種類を判別する磁気
テープ判別回路と、 前記再生増幅回路の利得を制御するための制御信号を生
成する制御信号生成回路とを装置固定側に備え、 該制御信号生成回路から伝送された前記制御信号のデー
タ識別を行うデコーダ回路を前記回転ドラム上に備え、 前記制御信号生成回路は前記磁気テープ判別回路の判別
結果に基づき制御信号を生成し、 該制御信号はロータリートランスを介して前記デコーダ
回路に伝送し、 該デコーダ回路は伝送された前記制御信号を識別して前
記再生増幅回路の利得を制御することを特徴とする回転
磁気ヘッド型装置。 - 【請求項７】回転ドラム上に、磁気ヘッドと、該磁気ヘ
ッドの再生信号を増幅する再生増幅回路とを搭載して、
磁気テープ上に記録された情報信号を再生する回転磁気
ヘッド型装置において、 前記再生増幅回路から伝送される信号のクロック周波数
を検出する伝送信号クロック検出回路と、 前記再生増幅回路の利得を制御するための制御信号を生
成する制御信号生成回路とを装置固定側に備え、 該制御信号生成回路から伝送された前記制御信号のデー
タ識別を行うデコーダ回路を前記回転ドラム上に備え、 前記制御信号生成回路は前記伝送信号クロック検出回路
の検出結果に基づき制御信号を生成し、 該制御信号はロータリートランスを介して前記デコーダ
回路に伝送し、 該デコーダ回路は伝送された前記制御信号を識別して前
記再生増幅回路の利得を制御することを特徴とする回転
磁気ヘッド型装置。 - 【請求項８】回転ドラム上に、磁気ヘッドと、該磁気ヘ
ッドの再生信号を増幅する再生増幅回路とを搭載して、
磁気テープ上に記録された情報信号を再生する回転磁気
ヘッド型装置において、 前記再生増幅回路から伝送される信号の出力レベルを検
出する信号レベル検出回路と、 前記再生増幅回路の利得を制御するための制御信号を生
成する制御信号生成回路とを装置固定側に備え、 該制御信号生成回路から伝送された前記制御信号のデー
タ識別を行うデコーダ回路を前記回転ドラム上に備え、 前記制御信号生成回路は前記信号レベル検出回路の検出
結果に基づき制御信号を生成し、 該制御信号はロータリートランスを介して前記デコーダ
回路に伝送し、 該デコーダ回路は伝送された前記制御信号を識別して前
記再生増幅回路の利得を制御することを特徴とする回転
磁気ヘッド型装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002120219A JP2003317205A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | 回転磁気ヘッド型装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002120219A JP2003317205A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | 回転磁気ヘッド型装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP2003317205A5 JP2003317205A5 (ja) | 2005-08-11 |
Family
ID=29207994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002120219A Pending JP2003317205A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | 回転磁気ヘッド型装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6867938B2 (ja) |
| JP (1) | JP2003317205A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022048737A (ja) * | 2020-09-15 | 2022-03-28 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7477490B2 (en) * | 2004-06-30 | 2009-01-13 | Seagate Technology Llc | Single sensor element that is naturally differentiated |
| US10277084B1 (en) * | 2016-10-19 | 2019-04-30 | Waymo Llc | Planar rotary transformer |
| US20230223045A1 (en) * | 2022-01-10 | 2023-07-13 | L2 Drive Inc. | Active spacing control for contactless tape recording |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10177924A (ja) | 1996-12-17 | 1998-06-30 | Sony Corp | 回転磁気ヘッド装置 |
| US6243240B1 (en) * | 1996-12-17 | 2001-06-05 | Sony Corporation | Non-contact type transmission device and rotary magnetic head unit having the non-contact type transmission device |
| US6717761B2 (en) * | 2000-04-26 | 2004-04-06 | Hitachi, Ltd. | Recording/reproducing apparatus |
-
2002
- 2002-04-23 JP JP2002120219A patent/JP2003317205A/ja active Pending
- 2002-11-20 US US10/301,472 patent/US6867938B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022048737A (ja) * | 2020-09-15 | 2022-03-28 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
| JP7341964B2 (ja) | 2020-09-15 | 2023-09-11 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
| US11901871B2 (en) | 2020-09-15 | 2024-02-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6867938B2 (en) | 2005-03-15 |
| US20030197966A1 (en) | 2003-10-23 |
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