JPH0579773U - ビデオカセット - Google Patents

ビデオカセット

Info

Publication number
JPH0579773U
JPH0579773U JP5943591U JP5943591U JPH0579773U JP H0579773 U JPH0579773 U JP H0579773U JP 5943591 U JP5943591 U JP 5943591U JP 5943591 U JP5943591 U JP 5943591U JP H0579773 U JPH0579773 U JP H0579773U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
video cassette
position information
video
front side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5943591U
Other languages
English (en)
Inventor
発夫 矢田
Original Assignee
発夫 矢田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 発夫 矢田 filed Critical 発夫 矢田
Priority to JP5943591U priority Critical patent/JPH0579773U/ja
Publication of JPH0579773U publication Critical patent/JPH0579773U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】ビデオカセットにおけるテープの頭出しを確実
かつ容易に行う。 【構成】前記テープの表側または裏側にテープ6の製造
段階で符号化した位置情報を導電性ペイント等で記録
し、他方においてビデオカセットに位置情報検知器を設
け、これにより前記位置情報を読み取り、これを外部か
ら目視できるカウンタ表示部に現出させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ケース内に2個のテープリールを回転可能に収納したビデオカセッ トに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在のビデオカセットは、一本のテープで最高8時間の録画再生が可能であり 、従って一本のテープに複数の番組を録画するのが普通である。視聴者が任意に 録画した複数の番組の中から、目的とする番組を探しだす(頭出し)には、現用 のビデオテープレコーダ側に設けられたテープカウンタを頼りに頭出しを行うの であるが、この頭出しの操作は簡単ではなく、厄介かつ困難である。
【0003】 さらに、異なるビデオテープレコーダ間ではテープカウンタに共通性がないた め、ビデオテープレコーダのテープカウンタを利用する頭出しは、当該機種に対 してのみ有効であり、他の機種に対しては用をなさなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、カセットテープの番組頭出しに際し生ずる前述の欠点を解消したビ デオカセットを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題は、本考案により、ビデオカセットが、製造段階で、表側の画像用 磁気部とともに、表側または裏側にテープの走行位置情報を符号化した磁気テー プと、前記両テープリール間のテープ走行路に配置したテープ走行位置情報検知 器と、この検知器の検知した前記符号化された記録を変換して時間または数値と して表示しかつこの表示が外部より目視できる内蔵カウンターとを有することに より解決される。
【0006】
【作用】
本考案のビデオカセットの磁気テープは、製造段階で、表側の画像用磁気部と ともに、表側または裏側にテープの走行位置情報を符号化して記録する。かく記 録された位置情報は、ビデオカセットのテープガイドの1つに設けた位置情報検 知器により検知され、その検知信号が制御回路を含むマイコンにより時間または 数値に変換され、そして外部より見えるように表示される。それによって、使用 者は確実にかつ容易にテープに記録された番組の頭出しを行うことができる。
【0007】
【実施例】
以下に、図により本考案の実施例を説明する。
【0008】 図1および図2において、ビデオカセットは蓋体1と図示していない数個のネ ジにより前記蓋体1に結合される上蓋2とより構成されるケースを備え、これら 蓋体1と上蓋2との間に形成される空間に、2個のテープリール3、4が回転可 能に並置して収納されている。
【0009】 各テープリール3、4の軸部3a、4aは、蓋体1と上蓋2とを結合し組み付 けるとき、上蓋2の天板2aに取付けた板ばね5により押圧され、蓋体1に押し 付けられ接合する。蓋体1の底板1a側にある前記軸部3a、4aの軸端部は、 これら軸端部に対応して該底板1aに設けられた孔内に位置し、かつビデオテー プレコーダの本体側駆動部と駆動結合する係合部を備えている。6は両テープリ ール3、4に巻き掛けられた画像記録用磁気テープ、7ないし9はテープガイド 、そして10はテープ6をテープガイド9に密着させるための弾性を持たせたパ ットであり、常時は開放位置にあり、必要なときに機能するようにすることがで きる。
【0010】 ビデオカセットの構成は、前述せる点を含めて従来周知であり、以下に本考案 に関する構成について説明する。
【0011】 図3に示すテープ6は、本考案に従い、製造段階において、表側磁気部の外に 、裏側に表側磁気部に悪影響を与えない方法で符号化したテープの走行位置情報 が記録されている。すなわち、テープ面を複数本のトラックに分け、そのうちト ラック10aは「時」に、3本のトラック10b〜10dは「十の位の分」に、 4本のトラック10e〜10hは「一の位の分」に、3本のトラック10i〜1 0kは「十の位の秒」にそれぞれ割り当てて、二進法表示でビットパターンにし て記録する。また、位置情報として各ビットパターン22のテープ6への記録は 、導電性のペイントにより行うことができる。
【0012】 図2に示すテープガイド9には、本考案により位置情報検知器11が設けられ ており、これを図4にて説明する。
【0013】 図4において、テープガイド9の案内すべきテープ6に面する側面には、複数 の接点11a〜11vが配置されている。それら接点のうち、接点11aと11 b、接点11cと11d、接点11eと11f…………接点11uと11vは、 それぞれ対をなすとともに、図3に示す各トラック10a〜10kに対向する位 置にある。12は、前記の各接点より出ているリード線の束である。図5には、 前記位置情報検知器11の電気配線図を示す。
【0014】 図1には、電気基板14が上蓋2に取付けられており、その詳細を図6に示す 。図示のように、電気基板14は主板14aとこれより直角に屈曲する垂直片1 4bとよりなり、主板14aは制御回路を含むマイコン15とボタン電池16と を担持し、垂直片14bには液晶デジタル表示器17と接点板18とが設けられ ている。図1に示すように、電気基板14は、その主板14aが上蓋2の天板2 aに接合し、垂直片14bが上蓋2の側壁に接合するように取付けられている。 その場合、図7に示すように、側壁に表示窓19と接点窓20とが設けられ、こ れらの窓に液晶デジタル表示器17の表示部と接点板18の各接点とが位置する ようになっている。ボタン電池16に対しては、上蓋2の天板2aに蓋付着脱孔 21が配置され、ボタン電池16はこの着脱孔21より装着または取り出し、そ の後蓋をすることができるようになっいる。リード線の束12は、電気基板14 に接続されている。
【0015】 接点板18には、ビデオテープレコーダの本体より給電を受けるための接点、 液晶デジタル表示器17の表示数値をビデオテープレコーダ本体のテープカウン タ表示部に現出させるための接点、その他が設けられている。
【0016】 前述の本考案によるビデオカセットをビデオテープレコーダ本体に装着した状 態にて番組の頭出しを行うとするときは、上記の各接点を用いることができ、そ の場合ボタン電池16は使用しなくて済む。勿論このためには、ビデオテープレ コーダ本体にも対応した若干の構成を付加する必要がある。
【0017】 図8において、再生のためテープ6がテープリール4より引き出されてテープ リール3に巻き取られるとき、テープ6の走行路に配置されている検知器11の 各接点に対してテープ6が摺動することになる。テープ6には、位置情報が11 本のトラックに導電性のペイントで記録されているので、検知器11の11箇の 各接点組は、常にテープの位置に対応したオンとオフの組合せとなる。このオン とオフの組合せは、二進法表示でテープのその都度の位置を示す数値を内容とし て持っており、これがリード線の束12を通じてマイコン15に伝達される。マ イコン15では、このオンとオフの組合せが処理され、そして液晶デジタル表示 器17に位置を示す数値が表示されので、この数値を表示窓19より読み取るこ とができる。前述のことは、再生時のみならず、早送りおよび巻戻しのときも同 様である。前記の数値の代りに、時間を表示することも可能である。
【0018】 使用者は、ビデオカセットに録画した各番組の先頭に対応した数値をメモして おけば、所望の番組を再生したいとき、この番組の数値が表示窓19に現出する ようにテープ6を巻取りまたは巻戻した後、ビデオカセットをビデオテープレコ ーダ本体に装着して再生すればよい。
【0019】
【考案の効果】
上述のように、本考案によるビデオカセットでは、これに録画した番組の頭出 しを確実かつ容易に行うことができ、さらに本考案のビデオカセットはいずれの 形式のビデオテープレコーダに対しても有効に適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案によるビデオカセットの上蓋を下
から見た斜視図である。
【図2】図2は2個のテープリールを装着したビデオカ
セットの蓋体の斜視図である。
【図3】図3は本考案によるテープの裏側磁気部に形成
したトラックとこれに記録された位置情報を示すテープ
の部分平面図である。
【図4】図4は案内ローラの1つに設けた位置情報検知
器を示す斜視図である。
【図5】図5は位置情報検知器の電気配線図である。
【図6】図6は電気基板の斜視図である。
【図7】図7は本考案によるビデオカセットの1部の斜
視図である。
【図8】図8は電気回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 蓋体 2 上蓋 3,4 テープリール 6 テープ 10 位置情報記録用トラック 11 位置情報検知器 14 電気基板 15 マイコン 17 液晶デジタル表示器 19 表示窓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に2個のテープリールを回転可
    能に収納したビデオカセットにおいて、製造段階で、表
    側の画像用磁気部とともに、表側または裏側にテープの
    走行位置情報を符号化した磁気テープと、前記両テープ
    リール間のテープ走行路に配置したテープ走行位置情報
    検知器と、この検知器の検知した前記符号化された記録
    を変換して時間または数値として表示しかつこの表示が
    外部より目視できる内蔵カウンターとを有することを特
    徴とするビデオカセット。
JP5943591U 1991-07-29 1991-07-29 ビデオカセット Pending JPH0579773U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5943591U JPH0579773U (ja) 1991-07-29 1991-07-29 ビデオカセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5943591U JPH0579773U (ja) 1991-07-29 1991-07-29 ビデオカセット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0579773U true JPH0579773U (ja) 1993-10-29

Family

ID=13113197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5943591U Pending JPH0579773U (ja) 1991-07-29 1991-07-29 ビデオカセット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0579773U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4189636A (en) Tape recorder provided with a count display for counting and displaying a number of reel rotations
JPS59221881A (ja) 磁気記録カセツト
JPH0579773U (ja) ビデオカセット
US4005486A (en) Apparatus for detecting tape running in a tape recorder
US3693984A (en) Miniature tape recorder
JPH0514381Y2 (ja)
JP2634406B2 (ja) テープカセツト
EP0581349B1 (en) System for recording and/or reproducing information signals, as well as cassette and apparatus for the system
JPH0668659A (ja) 記録媒体カセットの記録内容表示方法及びその記録再生装置
JPS593434Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JP2555017Y2 (ja) テープレコーダ
JPS5977682A (ja) カウンタ表示装置付き記録カセツト
JPH10243490A (ja) アダプタ装置の着脱機構及びスピーカユニットの着脱機構
JPS5813516Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JPS5834625Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JP2962898B2 (ja) ビデオテープレコーダの記録方法
JPS6020170Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JPS5939351Y2 (ja) コ−ド読み取り装置
JPS6112592Y2 (ja)
JPS5923277Y2 (ja) 磁気テ−プ記録再生装置
KR790001011B1 (ko) 테이프 레코더(Tape recorder)
JPS63166085A (ja) テ−プカセツト
JPS6323780Y2 (ja)
JPS6120951B2 (ja)
JPH06215538A (ja) ビデオテープレコーダ