JP3389706B2 - シャッターの巻取構造 - Google Patents

シャッターの巻取構造

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    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B9/00Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
    • E06B9/02Shutters, movable grilles, or other safety closing devices, e.g. against burglary
    • E06B9/08Roll-type closures
    • E06B9/11Roller shutters
    • E06B9/15Roller shutters with closing members formed of slats or the like
    • E06B2009/1505Slat details
    • E06B2009/1527Transparent slats or transparent sections in slats

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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、パネル状のスラットを
連結して形成されるシャッターカーテンを、巻取ドラム
に多角形状に巻層するシャッターの巻取構造に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】一般にシャッターカーテンを構成するス
ラットは、全て同幅な、すなわち巻取方向に対して同ピ
ッチな短冊形状に形成され、それぞれを縁部にて屈曲自
在に連結させてシャッターカーテンを構成するようにな
っており、このシャッターカーテンを断面円形状の巻取
ドラムにて巻き取る構造となっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のシャッターカーテンの巻取構造では、巻取ドラ
ムにシャッターカーテンを巻き取ると、巻径の増大によ
り外層ほどスラットの枚数が増すとともに、巻取状態が
不定で、偏心状態になり、さらには、各スラットの連結
部分が各巻回層とその外巻回層とで他のスラットの平面
部に接触し、損傷のおそれがあった。特に近年では、鋼
板よりなるスラットの他に、透明アクリル板などを平面
部に設け、透光性などを得ることの可能なスラットなど
もあり、上記のような連結部分との接触により、平面部
が傷付いてしまい、透明度が悪くなるばかりでなく、意
匠性も悪くなるという問題がある。 【0004】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、シャッターカーテンを巻き取る際に、各スラット
同士が接触や摩擦を起こさず、各スラットの平面部を損
傷させることのないシャッターの巻取構造を提供するこ
とを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】次に、上記の目的を達成
するための手段を、実施例に対応する図面を参照して説
明する。この発明のシャッターの巻取構造は、パネル状
のスラットを連結して形成されるシャッターカーテン4
を巻取ドラム3に多角形状に巻層するシャッターの巻取
構造において、前記巻取ドラム3に突設され、前記シャ
ッターカーテン4の巻き取り方向となる周方向の等分し
た外周面のn箇所の各位置に、正n角形Pの頂点Vとな
るように支持駒6を具備するととともに、前記スラット
が、前記巻取ドラム3の中心Oを通り、前記正n角形P
の頂点Vに位置する前記各支持駒6を通る放射線Sに対
して直交する面8aを有し、該頂点Vを通り該頂点Vと
該頂点Vに隣合う頂点Vとを結ぶ前記正n角形Pの一辺
に対して直角な線G上に両連結縁9,9が位置して巻取
方向長さLが(180−正n角形Pの内角)°の開き角
度α内に層状に重合し前記線Gに沿って前記両連結縁が
位置して前記巻取ドラム3に近いものから段階的に増大
する寸法とされ、前記放射線Sに対して前記面8aが直
交して重合し、最内層を除く各層に配設される連結スラ
ット7と、前記正n角形Pの一辺の長さである各頂点V
間の距離L0と同等の長さL1に形成されるとともに、
一層につきn−1枚で構成され、最内層では互いに連結
され、該最内層を除く各層では前記連結スラット7を介
して連結されて、前記正n角形Pの一辺である該正n角
形Pの前記頂点Vを結ぶ線に平行となって層状に重合さ
れるパネルスラット10と、各層毎に1枚ずつ設けられ
るとともに、前記n−1枚のパネルスラット10よりや
や長尺な((前記連結スラット7の厚さT)2 +(前記
パネルスラット10の長さL1)2 )の平方根で得られ
る長さL2に形成され、各層と次の外層とを前記正n角
形Pの各頂点Vを結ぶ線に対してcos-1((前記パネ
ルスラット10の長さL1)/(前記長さL2))で得
られる角度βに傾斜して連結する連結パネルスラット1
7と、からなり、最内層ではn−1枚の前記パネルスラ
ット10にて前記各支持駒6上に各連結部分が位置して
正n角形のn−1辺となるよう巻回され、第2層からは
前記連結スラット7の連結部分によって前記各支持駒6
の位置に対して連結部分が2箇所ずつとなる2n角形状
となって、前記連結スラット7,パネルスラット10,
連結パネルスラット17が互いに平行な層状態となり前
記巻取ドラムに巻回されることを特徴とする。 【0006】なお、上記正n角形Pは、巻取ドラム3の
半径と略等しい長さを一辺とする正六角形が好ましく、
5枚のパネルスラット10と1枚の連結パネルスラット
17と6枚の連結スラット7とでシャッターカーテン4
を構成し、6箇所の支持駒6を有する巻取ドラム3にて
このシャッターカーテン4を巻層する構造とする。 【0007】 【作用】シャッターカーテン4を巻取ドラム3に巻き取
ると、まず、パネルスラット10同士が連結された最内
層を構成するn−1枚のパネルスラット10が、巻取ド
ラム3の各支持駒6上に各連結部分が位置するように正
n角形のn−1辺となるように巻回され、次に連結パネ
ルスラット17の一方の縁部が、巻き始めのパネルスラ
ット10の連結部分の上に位置して巻回され、この連結
部分上に連結スラット7が位置して順次巻回される。巻
回される際は、各スラット7,10,17が互いに平行
な層状となり、巻き始めの最内層は巻取ドラム3の各支
持駒6による正n角形状となるが、次の外層より連結部
分が各支持駒6の位置に対して2箇所ずつとなり2n角
形状に巻回される。これにより、シャッターカーテン4
は、無駄な空間がない状態で巻取ドラムに多角形状に巻
き取られる。 【0008】 【実施例】図1は本発明によるシャッターの巻取構造の
一実施例を示す側面図、図2は同実施例によるシャッタ
ーの巻取構造を具備したシャッター装置の全体斜視図で
ある。 【0009】このシャッターの巻取構造は、図2に示す
ような、建物の開口部などに配設されるシャッター装置
1に具備され、開口部上方に配設されたシャッターケー
ス2内にこの巻取構造を構成する巻取ドラム3が設けら
れている。 【0010】この巻取ドラム3は、シャッターケース2
内に両端が軸支され、図示しない駆動機構によって正逆
両方向に回転し、シャッターカーテン4の巻き取り及び
巻き戻しを行うようになっており、このシャッターカー
テン4を建物開口の左右両側に垂直に配設される一対の
ガイドレール5,5に沿って昇降させるようになってい
る。 【0011】また、この巻取ドラム3は、図1に示すよ
うに、略円筒形状に形成されるとともに、正n角形、本
実施例では正六角形の頂点となる周方向に等分した外周
面の6箇所の各位置に、同一の高さに形成された断面半
円形状の支持駒6がそれぞれ突設されている。この支持
駒6は、巻取ドラム3の外周面に、その長手(軸)方向
に連続する突条形状としてもよく、または、長手方向に
所定間隔毎に複数箇所設けられるブロック形状としても
よい。 【0012】なお、この支持駒6の位置を正六角形の頂
点の位置とするが、図5に示すように、この頂点Vは支
持駒6の外周表面ではなく、この支持駒6に外接する正
六角形Pの各頂点を頂点Vとして以下の説明を行う。 【0013】次に、シャッターカーテン4は、連結スラ
ット7と、パネルスラット10と、連結パネルスラット
17とで大略構成され、それぞれが連結されて、図1に
示すように、前記巻取ドラム3に巻回され巻き取られる
ようになっている。 【0014】まず、連結スラット7は、押出成形などで
得られるアルミ合金などの型材よりなり、図3に示すよ
うに、平滑で均一な厚さTに形成される平面部8の上下
両縁に連結カール部9,9が設けられた長尺な短冊形状
に形成されている。 【0015】この連結スラット7は、シャッターカーテ
ン4として構成されて巻取ドラム3に巻回される際に、
層状に重合するようになっており、各層毎に6枚で構成
されているとともに、各層毎に巻取方向長さ、すなわち
上下幅の長さLが異なるよう設定されている。 【0016】詳述すると、この連結スラット7が巻取ド
ラム3に層状に重合した状態で、図1に示すように、巻
取ドラム3の中心Oを通るとともに、正六角形Pの頂点
Vとなる各支持駒6を通る放射線Sに対して平面部8の
板面8aが直交するように重合し、かつ、この頂点Vを
通りこの頂点Vとこの頂点Vに隣合う頂点Vとを結ぶ線
すなわち正六角形Pの一辺に対して直角な線G(図5参
照)に沿って両連結カール部9が位置して、巻取ドラム
3に近いものから巻取方向長さLが段階的に増大する寸
法となっている。 【0017】本実施例では、図5に示すように、正六角
形Pの頂点Vを通りこの頂点Vとこの頂点Vに隣合う頂
点Vとを結ぶ線に対して直角な線Gが、この頂点Gに対
して60°の開き角度αの2本の線となり、この線G上
に重合状態の各連結スラット7の両連結縁としての連結
カール部9が位置している。なお、巻取ドラム3に巻層
された状態では、図1に示すように、最内層となる位置
にこの連結スラット7は配設されず、第2層より後述す
るパネルスラット10に連結されて配設される。 【0018】次にパネルスラット10は、図4に示すよ
うに、一対の連結框材11,11と、面板12とで構成
されている。各連結框材11は、前記連結スラット7の
厚さTと同一の厚さTに形成されるとともに、端縁に連
結カール部13が形成され、かつ、上下で各々が向き合
う嵌合溝14が形成されており、また、この嵌合溝14
には内向きの突条15が形成されている。 【0019】また、面板12は、透明なポリカーボネイ
ト樹脂やABS樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニール樹脂
など耐候性,耐衝撃性の良好な樹脂材料よりなり、平滑
で連結框材11より薄い短冊板形状に形成されていると
ともに、上下両縁12aの両面に凸部(図示せず)がそ
れぞれ形成されている。 【0020】そして、面板12の両縁12aが連結框材
11の嵌合溝14に嵌入されるとともに、嵌合溝14の
突条15に面板12の凸部が係合して、面板12の上下
両縁12aに連結框材11が取り付けられパネルスラッ
ト10とされている。 【0021】このパネルスラット10は、シャッターカ
ーテン4として構成されて前記巻取ドラム3に巻回され
る際に、図1に示すように、前記連結スラット7と同様
に層状に重合するようになっているとともに、一層につ
きn−1枚すなわち本実施例では一層につき5枚で構成
され、巻取方向長さ、すなわち上下幅の長さL1が、図
5に示すように前記支持駒6の位置である各頂点V間の
距離L0、別言すると正六角形Pの一辺の長さと同等の
長さに形成されている。 【0022】そして、巻取ドラム3に巻回される状態で
は、図1に示すように、最内層となる第1層が、パネル
スラット10同士が連結カール部13にて互いに連結さ
れて構成され、この第1層を除く各層は前記連結スラッ
ト7を介して連結され、各パネルスラット10が、前記
頂点Vを結ぶ線に平行となって層状に重合されるように
なっている。すなわち各スラット7,10の連結部分が
巻き始めは6箇所であるが、第2層から2倍の12箇所
となるよう巻回される。なお、第1層の各パネルスラッ
ト10の巻回の始点となるパネルスラット10には吊元
16が接続されており、巻取ドラム3の外周面の一部に
固定されている。 【0023】次に、連結パネルスラット17は、前記パ
ネルスラット10と略同等な一対の連結框材11と面板
12の構成で形成され、面板12のみがこのパネルスラ
ット10の面板12の上下幅の長さよりやや長尺に形成
されている。すなわち、この連結パネルスラット17の
上下幅の長さL2は、図5に示すように、前記連結スラ
ット7の厚さTと、パネルスラット10の長さL1との
関係式で得られる長さとなっており、この連結パネルス
ラット17の長さL2は、(T2 +L1 2)の平方根の
値に設定される。 【0024】そして、この連結パネルスラット17は、
図1に示すように、シャッターカーテン4として構成さ
れて巻取ドラム3に巻回される際に、各層毎につき1枚
ずつ設けられ、第1層と第2層、第2層と第3層、…の
ように各層と次の外層とを連結するように、各頂点Vを
結ぶ線に対し、cos-1(L1/L2)で得られる角度
βに傾斜して両縁の連結カール部13が連結され、各層
の連結パネルスラット17は互いに平行に重合される
(図5参照)。なお、この連結パネルスラット17によ
る第1層と第2層との連結は、パネルスラット10と連
結スラット7との間となり、これ以外の各層と次の外層
との連結は、連結スラット7間となっている。すなわ
ち、最内層の第1層は5枚のパネルスラット10と1枚
の連結パネルスラット17とで構成され、第2層より外
の層は、5枚のパネルスラット10と1枚の連結パネル
スラット17と6枚の連結スラット7とで構成され、各
スラット7,10,17が交互に連結されてシャッター
カーテン4を構成する。 【0025】なお、このシャッターカーテン4の最下端
となる位置には、図1に示すように、水切板18が連結
される。 【0026】従ってこのように構成されたシャッターの
巻取構造では、シャッターカーテン4を巻取ドラム3に
巻き取ると、まず、パネルスラット10同士が連結され
た第1層を構成する5枚のパネルスラット10が、巻取
ドラム3の各支持駒6上に各連結部分が位置するように
正六角形の5辺となるように巻回され、次に連結パネル
スラット17の一方の縁部が、巻き始めのパネルスラッ
ト10の吊元16との連結部分の上に位置して巻回さ
れ、この連結部分上に連結スラット7が位置して順次巻
回される。 【0027】巻回される際は、各スラット7,10,1
7が互いに平行な層状となり、巻き始めの第1層は巻取
ドラム3の各支持駒6による6角形状となるが、第2層
より連結部分が各支持駒6の位置に対して2箇所ずつと
なり12角形状に巻回される。これにより、シャッター
カーテン4は、無駄な空間がない状態で巻き取られ、巻
き取られた状態での外径が小さくなり、シャッターカー
テン4を収納するシャッターケース2を細径に形成させ
ることが可能となる。 【0028】シャッターカーテン4の巻回状態では、各
パネルスラット10及び連結スラット7、連結パネルス
ラット17が、それぞれに互いに平行な層状態であるこ
とから、連結スラット7では平面部8同士が層状に重合
し、またパネルスラット10と連結パネルスラット17
とは連結框材11の部分のみ接触した重合状態であり、
また、各層におけるパネルスラット10の枚数が増減せ
ず、従来のように巻取状態が不定で、偏心状態になるこ
とがなく、また、各パネルスラット10の連結部分が各
巻回層とその外巻回層とで他のパネルスラット10の面
板に接触しないので、この面板を損傷させることがな
い。 【0029】また、このシャッターの巻取構造によれ
ば、巻き取り及び巻き戻しの際に、互いにずれることな
く整然と巻き取られ、また、各スラット7,10,17
同士が滑ることなく重合した各スラット7,10,17
が離脱するように巻き戻されることから、騒音を発生さ
せず、スムーズに巻き取り及び巻き戻しが行える。 【0030】なお、上述した実施例では、支持駒6の位
置を正六角形Pの頂点Vの位置となるよう構成された例
について述べたが、これに限定されることはなく、正n
角形Pであれば上記同様の効果を得られ、例えば、図6
及び図7に示すように、正五角形や正八角形としてもよ
い。 【0031】この場合も、n−1枚の各パネルスラット
10の長さL1は、頂点Vを結ぶ長さと同等の長さL0
に設定し、連結スラット7の長さLを(180−正n角
形の内角)°の開き角度α内に層状に重合するよう巻取
ドラム3に近いものから巻取方向長さLが段階的に増大
する寸法となるよう形成させる。また、連結パネルスラ
ット17の長さL2も上記実施例同様に設定して形成さ
せる。 【0032】そして、このようにシャッターカーテン4
を構成させれば、正五角形の場合では、パネルスラット
10の長さL1が長尺に設定できるとともに、連結スラ
ット7の長さLの増大の段階が大きいので、交互に連結
されるスラット7,10のめりはりのある意匠性が得ら
れるとともに、連結スラット7の長さLが内層に近い位
置でも十分な長さが得られる形状となるので、この連結
スラット7にも透明樹脂板を設け、透光性を持たせるこ
とが可能となる。また、正八角形の場合では、パネルス
ラット10の長さL1に比べ、連結スラット7の長さL
が短尺な構成となるので、透光性のよいシャッターカー
テンを得ることができる。 【0033】 【発明の効果】以上説明したように本発明によるシャッ
ターの巻取構造は、シャッターカーテンを巻取ドラムに
巻回させると、巻き始めの最内層は巻取ドラムの各支持
駒によって各パネルスラットでn角形状となるととも
に、次の外層からは連結スラットの連結部分によって各
支持駒の位置に対して連結部分が2箇所ずつとなり2n
角形状に巻回されることとなり、各スラットが重合し互
いに平行な層状となって巻き取られる。これにより、シ
ャッターカーテンは、無駄な空間がない状態で、密に巻
き取られることとなり、巻き取られた状態での外径(巻
取径)が小さくなり、シャッターカーテンを収納するシ
ャッターケースを細径に形成させることができるという
効果がある。 【0034】また、シャッターカーテンの巻回状態で
は、パネルスラット、連結スラット、連結パネルスラッ
トのそれぞれが互いに平行な層状態であることから、各
スラットが面同士が接触した重合状態であり、また、各
層におけるスラットの枚数が増加せず、巻取状態が不定
となったり、偏心状態になってしまうことがなく、さら
には、各スラットの連結部分が各巻回層とその外巻回層
とで他のスラットの面に接触しないので、この面を損傷
させることがないという効果があり、スラットの面に、
透明アクリル板などを設けても透光性が落ち、透明度が
劣化することがないので、意匠性を低下させることがな
いという効果がある。 【0035】さらに、このシャッターの巻取構造によれ
ば、巻き取り及び巻き戻しの際に、互いにずれることな
く整然と巻き取られ、また、各スラット同士が滑ること
なく重合した各スラットが離脱するように巻き戻される
ことから、騒音を発生させず、スムーズに巻き取り及び
巻き戻しが行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるシャッターの巻取構造の一実施例
を示す側面図 【図2】同実施例によるシャッターの巻取構造を具備し
たシャッター装置の斜視図 【図3】同実施例による連結スラットの斜視図 【図4】同実施例によるパネルスラット及び連結パネル
スラットの斜視図 【図5】同実施例によるシャッターの巻取構造の説明図 【図6】他の実施例によるシャッターの巻取構造の説明
図 【図7】他の実施例によるシャッターの巻取構造の説明
図 【符号の説明】 3…巻取ドラム 4…シャッターカーテン 6…支持駒 7…連結スラット 8a…面(板面) 9…連結縁(連結カール部) 10…パネルスラット 17…連結パネルスラット L…連結スラットの長さ L0…頂点間の長さ L1…パネルスラットの長さ L2…連結パネルスラットの長さ P…正n角径(正六角形) V…頂点

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 パネル状のスラットを連結して形成され
    るシャッターカーテンを巻取ドラムに多角形状に巻層す
    るシャッターの巻取構造において、 前記巻取ドラムに突設され、前記シャッターカーテンの
    巻き取り方向となる周方向の等分した外周面のn箇所の
    各位置に、正n角形の頂点Vとなるように支持駒を具備
    するととともに、 前記スラットが、 前記巻取ドラムの中心Oを通り、前記正n角形の頂点V
    に位置する前記各支持駒を通る放射線Sに対して直交す
    る面を有し、該頂点Vを通り該頂点Vと該頂点Vに隣合
    う頂点Vとを結ぶ前記正n角形の一辺に対して直角な線
    G上に両連結縁が位置して巻取方向長さLが(180−
    正n角形の内角)°の開き角度α内に層状に重合し前記
    線Gに沿って前記両連結縁が位置して前記巻取ドラムに
    近いものから段階的に増大する寸法とされ、前記放射線
    Sに対して前記面が直交して重合し、最内層を除く各層
    に配設される連結スラットと、 前記正n角形の一辺の長さである各頂点V間の距離L0
    と同等の長さL1に形成されるとともに、一層につきn
    −1枚で構成され、最内層では互いに連結され、該最内
    層を除く各層では前記連結スラットを介して連結され
    て、前記正n角形の一辺である該正n角形の前記頂点V
    を結ぶ線に平行となって層状に重合されるパネルスラッ
    トと、 各層毎に1枚ずつ設けられるとともに、前記n−1枚の
    パネルスラットよりやや長尺な((前記連結スラットの
    厚さT)2 +(前記パネルスラットの長さL1)2 )の
    平方根で得られる長さL2に形成され、各層と次の外層
    とを前記正n角形の各頂点Vを結ぶ線に対してcos -1
    ((前記パネルスラットの長さL1)/(前記長さL
    2))で得られる角度βに傾斜して連結する連結パネル
    スラットと、 からなり、 最内層ではn−1枚の前記パネルスラットにて前記各支
    持駒上に各連結部分が位置して正n角形のn−1辺とな
    るよう巻回され、第2層からは前記連結スラットの連結
    部分によって前記各支持駒の位置に対して連結部分が2
    箇所ずつとなる2n角形状となって、前記連結スラッ
    ト,パネルスラット,連結パネルスラットが互いに平行
    な層状態となり前記巻取ドラムに巻回されることを特徴
    とするシャッターの巻取構造。
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