JP3389546B2 - 印刷版支持体およびその製造方法 - Google Patents

印刷版支持体およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の表面形状を
そなえたアルミニウム板からなる印刷版支持体およびか
かる印刷版支持体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷版支持体は、標準的には、圧延され
たアルミニウム板から製造される。アルミニウム材料と
しては、純アルミニウム(AA1015)、Al−Mn
系合金やAl−Mn−Mg系合金(AA3003、AA
3103、AA3005)などが適用される。印刷版用
アルミニウム板の製造は、まず連続鋳造法によって厚さ
600mm以下の矩形インゴットを鋳造し、鋳造された
インゴットをフライス仕上げにより面削した後、熱間圧
延および冷間圧延を施して薄板とする。冷間圧延は、1
回または数回の焼鈍工程を挟んで実施してもよく、焼鈍
工程を挟むことなく行ってもよい。冷間圧延板の最終的
な厚さは0.1〜0.3mmであり、標準的には、圧延
方向に対して平行な圧延溝条が形成された、いわゆるミ
ル仕上げ面を有している。この圧延溝条は、研磨された
鋼製圧延ロールによりアルミニウム板を圧延することに
より生じる。鋼製圧延ロールによる型押し圧延により、
アルミニウム板の表面の粗さは、圧延方向でRa=0.
1〜0.3μm、圧延方向に直交する方向でRa<0.
15μmとなる。
【0003】別の処理工程において、アルミニウム板を
粗面仕上げすることにより、アルミニウム板の表面はさ
らに加工されて、印刷版支持体となる。このような粗面
仕上げの方法としては、機械的、化学的、電気化学的
(EC)な方法、およびこれらの方法を組合わせた方法
が知られている。形成された粗面構造を保護するため
に、陽極酸化処理により薄く且つ硬い酸化皮膜が形成さ
れ、この上に感光層/光電層を塗布することにより印刷
版支持体となり、オフセット印刷版が得られる。この場
合、印刷版支持体の粗面は、a)光電層の付着、および
b)つぎの印刷工程における水の案内という重要な機能
を担っている。印刷版は続いて露光され、現像されて、
印刷機に装入される。
【0004】印刷版支持体の粗面構造は、印刷版の本質
的な特徴であり、とくに、かかる粗い構造は、印刷板の
寿命、印刷版の高さを決定する。電気化学的な方法で粗
面化された印刷版は、印刷工程において最適の特性を有
する。電気化学的な方法による粗面化においては、−H
ClまたはHNO3 基を有する酸中において交流電解に
よるエッチング処理により、微視的で微細な窪みが形成
される。
【0005】粗面仕上げの目的は、整然としたミル仕上
げ面を廃して、Ra≧0.3〜1.5μmの範囲におい
て、圧延方向のRa=圧延方向と直角方向のRa、とな
る微細でランダムな構造を形成することである。電気化
学的な粗面化方法の難点は、処理コストが高くつくこと
である。すなわち、電流消費量が大きく、消費された化
学薬品を再生することが必要であるとともに、廃水やス
ラッジを処理する必要がある。従来公知の方法では、機
械的な方法によって十分な微細さとランダムさを維持し
つつ粗面仕上げを行うことは不可能である。
【0006】更に、WO97/31783号(Alco
a−アルコア−社出願)を参照すると、表面模様付きの
圧延ロールにより機械的な粗面仕上げを行うことが開示
されている。その際、粗面化に使用する鋼製圧延ロール
には、砂を吹き付けたり、レーザー光線や電子線を照射
したりすることによって、あるいは火花放電を介して、
孔/窪みが生成される。すなわち、ランダムで鋭利な櫛
状の構造が生じる。Ra=0.5〜0.76μm(22
〜30マイクロインチ)という圧延ロールの粗さは、圧
延ロールによる最後の押付けの際に、アルミニウム板の
表面に形成され、アルミニウム板の表面粗さの平均値
は、Ra=0.33〜0.43μm(13〜17マイク
ロインチ)となる。上記のアルコアの特許では、厚さ低
減率を0〜15%とすることが開示されている。ロール
による平滑化と型押しとを組み合わせたかかる方法によ
れば、印刷版支持体上に、平坦な構造が得られる。この
構造は、とくにロールによる平滑化率が高い場合には微
視的に整然とした構造となる。かかる構造は、印刷版の
適性という点に関しては、刷毛引に匹敵する品質を有し
ているが、作業の簡略化とコスト低減を図りつつ製造す
る必要がある。
【0007】しかしながら、この方法は、要求(印刷に
求められる品質)が高い割には不適切である。つまりこ
の方法は、電気化学的な粗面仕上げ処理に取って代わる
ものではなく、機械的粗面仕上げと電気化学的粗面仕上
げとの組み合わせによる粗面仕上げ方法において、機械
的な粗面仕上げを行うのに好適な代替案として位置付け
るべきものである。
【0008】
【発明は解決しようとする課題】本発明は、圧延ロール
による粗面仕上げの改良に関するもので、その目的は、
圧延ロールによる表面模様付けにおけるコスト面の有利
性をそなえるとともに、電気化学的な粗面仕上げによる
表面特性が得られ、しかも、達成される粗面化構造が、
電気化学的な粗面仕上げによる印刷版支持体と少なくと
も同等である、純然たる機械的な粗面仕上げによる印刷
版支持体およびその製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による印刷版支持体は、アルミニウム板を型
押し圧延ロールにより型押し圧延するのみで粗面化仕上
げしてなる印刷版支持体であって、その表面が鋭利な櫛
状の断面形状をそなえた複数の窪みを有し、該窪みの平
均直径が25μm未満、窪みの伸び率(アルミニウム板
の圧延方向の窪みの長さ/圧延方向に直角な方向の窪み
の幅)が1.5以下、窪みの数が2500個/mm2
り多く、印刷板支持体の表面に対する窪みの面充填率が
80%以上の粗面体であり、該粗面体は、粗さの中心線
より下側、−0.75μmの計数域に対する尖端の数P
c(DIN4768に従った機械式の接触による従来の
粗さ測定から得られる特性値で所定の基準区間に沿って
計数された尖端の個数、以下同じ)が100個/cmよ
り大きく、且つ粗さの中心線より下側、−0.5μmの
計数域に対する尖端の数Pcが150個/cmより大き
い粗さを有することを特徴とする。
【0010】本発明による印刷版支持体の製造方法は、
矩形のアルミニウムインゴットを連続鋳造により鋳造
し、鋳造されたインゴットを面削した後、熱間圧延およ
び冷間圧延によりアルミニウム板とし、さらに型押し圧
延ロールによる圧延により機械的に粗面化仕上げするこ
とからなるアルミニウム板製印刷版支持体の製造方法に
おいて、型押し圧延ロールの表面は、電解液中でのガル
ヴァーニ作用による金属の析出により、互いに密に配置
された平均直径20μm以下の丸い頭部状の隆起部を形
成して断面が丸櫛状の粗面形状をそなえたものとすると
ともに、隆起部の直径の度数分布を正規分布に従ったも
のとしてなり、該型押し圧延ロールの表面を前記アルミ
ニウム板の表面に圧延により転写することによってアル
ミニウム板を粗面仕上げすることを特徴とする請求項1
記載の印刷版支持体の製造方法。
【0011】
【発明の実施の形態】印刷版支持体は、通常、その表面
粗さ(DIN4768に従う機械式な接触による測定に
よる表面粗さ)の平均値Raを品質を決めるための基準
としている。しかしながら、我々の行った試験では、驚
くべきことに目の細かい印刷フォーマット用の印刷版支
持体の場合、表面粗さの値RaおよびRzは品質を決定
付ける因子ではなく、高価な印刷版の場合、推計統計学
にしたがって配置され、互いに密に並んだ、直径が25
μm未満の丸い窪み状の凹部(以下、窪み)を特徴とす
る微視的な粗面構造が極めて重要であることがわかっ
た。この微細な構造は、従来、化学的/電気化学的なエ
ッチング(腐食)による局所的な金属の溶解によってし
か生成することができなかった。リニアな接触の場合、
このような窪み状の構造は、鋭利な櫛のような断面形状
(図1)に特徴付けられる。
【0012】電気化学的な処理を廃止して、圧延ロール
を用いた型押しによるアルミニウム板の粗面化方法によ
り、電気化学的な方法で粗面仕上げされた市販の印刷版
支持体の表面形状を達成するためには、型押し圧延ロー
ルは、丸櫛状の断面形状(図1)を有する必要がある。
何故なら、圧延時には原則として、ネガが転写されるか
らである。そこで本発明は、型押しに用いられる鋼製圧
延ロールが、ロール表面の皮膜形成により、推計統計学
に従った分布を有する微視的な寸法の丸い頭部状(丸櫛
状)の複数の隆起部(球冠)を備えられることをその内
容として含んでいる。その結果、圧延時に、所望の鋭利
な櫛状の表面構造が生じる。
【0013】本発明に従う丸櫛状の圧延ロールの表面構
造は、金属粉末の焼結またはガルヴァーニ作用による析
出(ECD法−電気化学的析出)により生成することが
できる。このことは、例えば、ドイツ特許421188
1号および4334112号(WMV:商標名トポクロ
ム)に開示されている。圧延ロールの皮膜の形成は、球
冠の平均直径が20μm以下となり、その密度が300
0個/mm2 となるように、すなわち、球冠が互いに密
に配置されるように行うのが好ましい。球冠の直径の度
数分布は、正規分布に従ったものでなければならない。
皮膜を形成した圧延ロールの粗さの特性値は、Ra≦2
μmならびにRz≦8μmである。
【0014】かように皮膜を形成した圧延ロールを用い
た型押しの際には、窪み状の構造を板面に転写するた
め、少なくとも0.2%の厚さ低減率を維持する必要が
あることがわかった。しかしながら、厚さ低減率は5%
を超えないことが望ましい。5%を超えると、変形の度
合いが大きい場合に、前記構造が滲んでしまうおそれが
ある。
【0015】かかる圧延ロールを用いた型押しにより製
造される印刷版支持体は、微視的に見ると、サテン状の
一様な外観を呈している。走査電子顕微鏡(REM)に
よりランダムな窪み構造を捉えることができる。この場
合、窪みの平均寸法(平均直径)は25μm以下、好ま
しくは25μm未満であり、圧延方向と直角方向の窪み
の幅に対する圧延方向の窪みの長さの比(圧延方向の窪
みの長さ/圧延方向と直角方向の窪みの幅)(窪みの伸
び率)は1.5以下である。これらの窪みは互いに隣り
合ってはいるが、互いに結合している訳ではない。つま
り、鋭利な櫛状の形状が存在する。粗さの平均値は、R
a=0.5〜1.5μmとなっている。これらの値は、
縦方向で測定しても横方向で測定してもごく僅かな差し
か生じない(圧延方向のRa≒圧延方向と直角方向のR
a;差は15%以下)。
【0016】通常の粗さの値RaおよびRzは、印刷版
支持体の本質的な構造上の特徴を十分に示すものではな
いため、印刷時の品質上の特徴と相関関係にある特性値
を求めた。−0.75μmから−0.50μmまでの計
数域(粗面形状体の中心線より下側)における、正規化
された尖端の個数Pc(DIN4768に従った機械式
の接触による従来の粗さ測定から得られる特性値:所定
の基準区間に沿って計数された「尖端」の個数)は、窪
みの個数の基準として、上記品質を決定付けるものであ
ることがわかった。本発明に従えば、このためには、−
0.75μmの計数域に対してはPc>100個/cm
の臨界値を、とくに−0.50μmの計数域に対しては
Pc>150個/cmの臨界値を遵守することが必要と
なる。
【0017】以下、本発明の好ましい実施態様を列挙す
る。 (1)請求項1記載の印刷版支持体において、窪みの直
径の分布の標準偏差が、10μm未満であることを特徴
とする印刷版支持体。 (2)請求項1または上記(1)記載の印刷版支持体に
おいて、窪みをそなえたランダムな表面構造が存在して
おり、該表面構造は、触針計器を用いる機械的な接触に
よる測定で、粗面形状体の中心線の下側における計数
域、−0.75μmに対して、正規化された尖端の数P
cが100個/cmより大きいことを特徴とする印刷版
支持体。
【0018】(3)上記(2)記載の印刷版支持体にお
いて、前記表面構造は、触針計器を用いる機械的な接触
による測定で、粗面形状体の中心線の下側における計数
域、−0.5μmに対して、正規化された尖端の数Pc
が150個/cmより大きいことを特徴とする印刷版支
持体。
【0019】(4)請求項2記載の印刷版支持体の製造
方法において、圧延ロールの表面層の構造が、電解液中
におけるガルヴァーニ作用による析出によって与えら
れ、その際、電流または電圧がパルス状に加えられるこ
とを特徴とする印刷版支持体の製造方法。 (5)上記(4)記載の印刷版支持体の製造方法におい
て、ガルヴァーニ作用による圧延ロールの表面層の形成
が、析出物質の核形成のための初期パルスと後続パルス
を用いた直流印加法により実施されることを特徴とする
印刷版支持体の製造方法。
【0020】(6)請求項2、上記(4)〜(5)のい
ずれかに記載の印刷版支持体の製造方法において、前記
圧延ロールの表面が、触針計器および電気式濾波器をそ
なえた機械式のトレーサによる測定で、1.5μm以下
のRaおよび8μm以下のRzを有することを特徴とす
る印刷版支持体の製造方法。 (7)請求項2記載の印刷版支持体の製造方法におい
て、型押し工程が、0.2〜5%の厚さ低減率で行われ
ることを特徴とする印刷版支持体の製造方法。
【0021】請求項2、上記(4)〜(7)のいずれか
に記載の方法に従って製造された請求項1、上記(1)
〜(3)のいずれかに記載の印刷版支持体からなるオフ
セット印刷版において、当該印刷版支持体が、陽極酸化
皮膜をそなえており、該陽極酸化皮膜の上に、感光性で
且つ疎水性、疎油性の層が塗布されていることを特徴と
するオフセット印刷版。
【0022】
【実施例】前記のPcの値によって、従来の粗さ測定を
介して、印刷処理に関する品質について、印刷版支持体
の微細構造を比較することができる。以下、市販の版の
電気化学的方法による粗目仕上げ構造を備えた本発明に
従う印刷版支持体を、従来技術に従って型押しされ表面
(アルコアの特許に記載のもの)と比較して示すことに
する。
【0023】全ての例において、同一の素地、すなわち
純アルミニウム板(Al:99.5%)が用いられてい
る。かかる純アルミニウム板は、標準的には、連続鋳造
されたインゴットから、焼鈍工程を挟んで熱間圧延およ
び冷間圧延を経て製造されたものである。これらの純ア
ルミニウム板に対して、様々な方法にしたがって粗面仕
上げを行った。すなわち、粗面仕上げされた純アルミニ
ウム板製の印刷版支持体は、鋭利な櫛状の表面構造をそ
なえた圧延ロールにより、本発明に従って製造された印
刷版支持体、電気化学的な粗面仕上げを介して製造され
た印刷版支持体、ならびに表面模様付きの圧延ロールに
より製造された印刷版支持体を挙げることができる。
【0024】表面形状の記述は、通常、印刷版支持体の
特徴付けに用いられるとともに、どの版製造業者でも使
える2つの調査法によって行われる。1つの調査法は、
触針計器を用いた機械的な接触による粗さの測定であ
り、その際、表面の粗さは以下の3つの特性値によって
特徴付けられる。 −Ra(粗さの算術平均値;イギリスではかつてCLA
=中心線平均、アメリカではAA=算術平均と呼ばれて
いた) −Rz(粗面深さの平均) −Pc(正規化された尖端の数);基準数となるのは、
規定の計数域(Pc値の後ろに表示、例えば−0.5μ
m)における、所定の基準区間(単位cm当たり)に沿
った尖端の数である。 もう1つの調査法は、走査電子顕微鏡(REM)によっ
て表面形状の像を得ることである。
【0025】実施例1a、1b(型押しされた表面をそ
なえた印刷版支持体) 印刷版支持体の素板は、ミル仕上げ面をそなえた、0.
3mm厚さに圧延された純アルミニウム板(AA105
0)である。
【0026】アルミニウム板を型押しするのに用いられ
る圧延ロールには、ガルヴァーニ作用による皮膜形成を
行った。皮膜形成の対象となる物体(圧延ロール表面)
は陰極を形成し、陽極および陰極は、制御された電気式
のエネルギー源と結合される。電解液中において、陽極
の表面と、皮膜形成の対象となる物体を形成する陰極の
表面との間には、ある間隔が設けられている。電気式の
エネルギー源は、プログラミング可能な制御ユニットに
よって駆動される。かかる制御ユニットにより、電圧ま
たは電流を時間に沿って任意に変化させることができ、
電圧または電流は、エネルギー源を介して自動的に電極
に印加される。ガルヴァーニ槽としては、200グラム
のクロム酸CrO3 と2グラムの硫酸H2 SO4 とを含
む硫酸クロム電解液が用いられた。
【0027】構造クロムめっきに相応しい初期表面を形
成するため、まず、St52からなる円筒が微細研磨さ
れて、粗面深さがRz<3μmとされる。次に、ガルヴ
ァーニ技術における通例の条件に従って、30μm厚さ
のニッケル層が形成され、その上に10μm厚さの耐裂
性のクロム層が形成される。最大限に一様な皮膜形成を
達成するため、かくして準備された加工品は、構造クロ
ムめっきを行うべくガルヴァーニ槽の中で回転せしめら
れる。この加工品は陰極を形成し、陽極としてはプラチ
ナめっきされたチタンまたはPbSn7が使用される。
電極、すなわち陽極/陰極間の間隔は25cmに設定さ
れる。
【0028】その後、本来の構造生成を開始する。2つ
のフェーズにわたって、電流密度が構造電流密度に至る
まで段階的に高められる。その際、これらの段階の特性
データ(各段階の電流の大きさおよび2つの電流パルス
間の時間間隔)は上昇の過程で変更される。第1のフェ
ーズでは、電流は16段階を経て40mA/cm2 に至
るまで高められる。これは各段階毎の電流密度の変化分
が2.5mA/cm2となることを意味する。電流の2
つの段階間の時間は5秒である。その後、第2のフェー
ズにおいて、電流密度はさらに62段階を経て、100
mA/cm2 の構造電流密度に至るまで高められる。こ
こでは電流の2つの段階間の時間は6秒となる。
【0029】かかる構造電流密度に達した後、作業時間
中、この電流密度が保持される。その際に流れる直流
は、これら2つのフェーズにおいて生成される構造層の
成長を促す。電流密度が保持される前記作業時間は60
秒である。その後、電流密度は再び段階的に、22段階
を経て最終値0mA/cm2 に至るまで低減される。こ
の場合は、電流の2つのステップ間の時間は4秒であ
る。
【0030】皮膜を形成した圧延ロールの表面の粗さの
値は、Ra=1.26μmならびにRz=7.1μmと
なっていた。圧延ロールの表面には、16μmの平均直
径を有する微視的な寸法の丸い頭部状の隆起部(球冠)
が形成されている。球冠の寸法の度数分布は正規分布に
従っていた。球冠の数は、5000個/mm2 と定めら
れた。得られる粗面形状体は、断面で見ると、丸櫛状の
特徴を有している。(図1)
【0031】アルミニウム板の型押し時には、板の表面
に対して構造の転写が行われる。本例のおいては、前記
の圧延ロールを用いて、実施例1aでは厚さ低減率1.
5%、実施例1bでは厚さ低減率4%の圧延率で型押し
を行った。
【0032】型押しされた板面は、微視的に見ると、サ
テン状の外観を呈している。走査電子顕微鏡で見ること
のできる微細構造は、図2および図3に再現されてい
る。互いに密に並んだ丸味の付いた窪みがあることが分
かるが、これらの窪みは互いに結合されている訳ではな
い。上記2つの圧延率に対して、窪みの平均寸法(平均
直径)は22μm、窪みの数は約2800個/mm2
して算出された。
【0033】圧延率を変更することにより、窪みの伸び
率ならびに面充填率において、様々な差異が生じる。す
なわち、圧延率が1.5%(実施例1a)の場合、窪み
の伸び率1.1に対して80%の面充填率が達成され
る。圧延率が4%(実施例1b)の場合、窪みの伸び率
を1.5%以下として、同じ圧延ロールにより、ほぼ1
00%の面充填率が達成される。これら2つの事例にお
いて、板の表面は、断面で見ると、鋭利な櫛状の粗面形
状(図1)を呈している。
【0034】実施例1aおよび1bについて、測定され
た粗さの特性値RaおよびRzを表1に示す。粗面構造
は−印刷版支持体の前提となることだが−ランダムにな
っている。すなわち、圧延方向に対して平行な方向と直
交する方向とで、Raの値の差異は10%未満である。
粗さの測定とともに得られるPcの値(正規化された尖
端の数)は、圧延率1.5%(実施例1a)に対して
は、Pc=172個/cm(−0.5μm)およびPc
=153個/cm(−0.75μm)となり、圧延率4
%(実施例1b)に対しては、Pc=184個/cm
(−0.5μm)およびPc=162個/cm(−0.
75μm)となる。
【0035】驚くべきことに、これらのPc値は、電気
化学的に粗面仕上げされた場合と同レベルである。(比
較例2a、bおよび図7参照)実施例1a、bで使用し
た型押し用圧延ロールの特徴および実施例1a、1bに
おいて、本発明に従って型押しされた表面の全ての特徴
を表1〜2に示す。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】 《表注》直角方法:圧延方向と直角な方向
【0038】比較例2a、2b(電気化学的に粗面仕上
げされた印刷版支持体) 比較例として、著しく異なるRa値を有する、電気化学
的に粗面仕上げされた2つの印刷版支持体を選択した。
比較例2aの印刷版支持体は、表3に示されるパラメー
タにより実験室で粗面仕上げされたものである。かかる
印刷版支持体の粗さは、Ra=1.11/1.01μm
(圧延方向/圧延方向と直角方向)となっている。比較
例2bは、Ra=0.82/0.89μm(圧延方向/
圧延方向と直角方向)の感光層を除去した市販の印刷版
支持体である。
【0039】これらの表面は、走査電子顕微鏡(RE
M)で見ると、電気化学的に粗面仕上げされた版におけ
る典型的な鋭利な櫛状の粗面構造を示している。この粗
面構造は、互いにひしめき合う粗い窪みおよび超微細な
窪みからなる。(図4、図5参照)
【0040】表2から別の粗さの特性値がみられる。粗
さRa値に関して大幅に異なるこれらの表面には、驚く
べきことに共通点がある。Pc値は、−0.75μmの
計数域に対しては100個/cmを超えており、−0.
5μmの計数域に対しては150個/cmを超えてい
る。粗面形状体の中心線の下側における計数域は、明ら
かに、印刷版支持体に存在する粗い窪みを把握するため
のものである。
【0041】
【表3】
【0042】比較例3(前記アルコア社の特許に従う印
刷版支持体) 本比較例において使用した素板は、厚さ0.3mmのミ
ル仕上げを施した純アルミニウムの圧延板(AA105
0)で、実施例で使用されたものと同一のものである。
【0043】この純アルミニウム板に対する型押しは、
前記WO97/31783号の記載に従って、火花放電
(放電加工による模様付け)により粗面仕上げされた圧
延ロールを使用して行った。粗面仕上げされた圧延ロー
ルの表面は、Ra=1.3μm、Rz=7.3μmとな
っており、その粗さのレベルは、本発明で使用される皮
膜形成された圧延ロールと同等であるが、本発明で使用
される皮膜形成された圧延ロールとの本質的な相違は、
放電加工で模様付けされた圧延ロールの粗面形状は、断
面でみると、鋭利な櫛状(図1)になっているという点
である。
【0044】アルミニウム板を型押しする際に、板表面
に対して圧延ロールの粗面構造が転写される。本比較例
においては、実施例1bと同様、アルミニウム板を4%
の厚さ低減率で圧延した。これは、圧延率を5%を超え
て高く設定すると、整然とした構造が形成されてしまう
ためである。
【0045】型押しにより形成される表面形状を走査電
子顕微鏡により調査した。REM写真を図6に示す。図
6にみられるように、際立った窪み構造は観察されな
い。
【0046】本比較例では、機械式の接触による粗さの
測定で、Ra=0.42/0.41μm(圧延方向/圧
延方向と直角方向)、およびRz=3.12μmとなっ
た。表4に示すように、本発明に従う表面との本質的な
相違は、Pc値(正規化された尖端の数)から生じる。
これらのPc値は、機械式の粗さ測定時に生じる値をと
り、Pc=89個/cm(−0.5μm)およびPc=
34個/cm(−0.75μm)となる。
【0047】
【表4】
【0048】図7に上記の全ての実施例、比較例につい
て、計数域、−0.5μmおよび−0.75μmに対す
るPc値が示されている。本発明に従う表面(実施例1
a、1b)は、電気化学的に粗面化された版の範囲にあ
るのに対して、放電加工により模様付けされた圧延ロー
ルにより型押しされた表面(比較例3)は、この範囲か
ら大きく隔たっている。丸櫛状の構造を有する圧延ロー
ルで型押しすると、電気化学的な粗面仕上げに似た粗面
形状が生成される。このような形状は、放電加工により
模様付けされた鋭利な櫛状の圧延ロールによる型押しで
は形成することができない。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、印刷版支持体の製造に
おいて、圧延ロールによる型押しと同様、コスト的に有
利であり、且つ電気化学的な粗面化と同等の品質特性が
得られる機械的粗面仕上げによる印刷版支持体の製造方
法が提供される。この方法により得られる粗面構造は、
Pc値の測定では、電気化学的な粗面仕上げによる印刷
版支持体と等価である。
【0050】本発明に従う印刷版支持体からオフセット
印刷版を製造するためには、陽極酸化皮膜を形成し、そ
の上に感光層を塗布する。本発明の粗面構造により、光
電層の付着性がとくに良好となるとともに、印刷工程に
おける水の案内が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】鋭利な櫛状ならびに丸櫛状の断面を示す図であ
る。
【図2】実施例1aによる印刷版支持体の表面構造のR
EM写真である。
【図3】実施例1bによる印刷版支持体の表面構造のR
EM写真である。
【図4】比較例2aに従う、電気化学的に粗面仕上げさ
れた印刷版支持体の表面構造のREM写真である。
【図5】比較例2bに従う、電気化学的に粗面仕上げさ
れた印刷版支持体の表面構造のREM写真である。
【図6】比較例3による印刷版支持体の表面構造のRE
M写真である。
【図7】実施例1a、1b、比較例2a、2b、比較例
3について、−0.75μmから−0.5μmまでの計
数域における正規化された尖端の数Pcの値を示すグラ
フである。
フロントページの続き (72)発明者 ウォルフガング フォン アステン ドイツ 50259 プルハイム インゲン ドルフェル ヘーエ 19 (72)発明者 ヘルムート シュミーデル ドイツ 50226 フレヒェン グスタフ −ハイネマン−ストラーセ 55 (72)発明者 バーバラ グルツェンバ ドイツ 53115 ボン モーツアルトス トラーセ 38 (56)参考文献 特開 平7−205565(JP,A) 特開 平6−171259(JP,A) 特開 平2−215599(JP,A) 特表 平9−503703(JP,A) 国際公開97/31783(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41N 3/03 - 3/04 B41N 1/08 G03F 7/09 501

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム板を型押し圧延ロールによ
    り型押し圧延するのみで粗面化仕上げしてなる印刷版支
    持体であって、その表面が鋭利な櫛状の断面形状をそな
    えた複数の窪みを有し、該窪みの平均直径が25μm未
    満、窪みの伸び率(アルミニウム板の圧延方向の窪みの
    長さ/圧延方向に直角な方向の窪みの幅)が1.5以
    下、窪みの数が2500個/mm2 より多く、印刷板支
    持体の表面に対する窪みの面充填率が80%以上の粗面
    体であり、該粗面体は、粗さの中心線より下側、−0.
    75μmの計数域に対する尖端の数Pc(DIN476
    8に従った機械式の接触による従来の粗さ測定から得ら
    れる特性値で所定の基準区間に沿って計数された尖端の
    個数、以下同じ)が100個/cmより大きく、且つ粗
    さの中心線より下側、−0.5μmの計数域に対する尖
    端の数Pcが150個/cmより大きい粗さを有する
    とを特徴とする印刷板支持体。
  2. 【請求項2】 矩形のアルミニウムインゴットを連続鋳
    造により鋳造し、鋳造されたインゴットを面削した後、
    熱間圧延および冷間圧延によりアルミニウム板とし、さ
    らに型押し圧延ロールによる圧延により機械的に粗面化
    仕上げすることからなるアルミニウム板製印刷版支持体
    の製造方法において、型押し圧延ロールの表面は、電解
    液中でのガルヴァーニ作用による金属の析出により、互
    いに密に配置された平均直径20μm以下の丸い頭部状
    の隆起部を形成して断面が丸櫛状の粗面形状をそなえた
    ものとするとともに、隆起部の直径の度数分布を正規分
    布に従ったものとしてなり、該型押し圧延ロールの表面
    を前記アルミニウム板の表面に圧延により転写すること
    によってアルミニウム板を粗面仕上げすることを特徴と
    する請求項1記載の印刷版支持体の製造方法。
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