JP3388598B2 - 単分散粒径を有する無機酸化物系材料およびその製造方法 - Google Patents

単分散粒径を有する無機酸化物系材料およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、調整可能な、好ましく
は狭い直径分布帯内に単分散した粒径を有する、一般的
に球形の無機酸化物系材料の製造方法であって、基本的
に、必要とする酸化物の少なくとも一つのゾルを、その
ゾルと混和しない溶剤であって、その溶剤中のエマルシ
ョン中の融合が限定される様に選択された溶剤中に均一
に、微細分散させること、該分散相の成長時間をこの目
的のために調整することにより、分散相の限定融合によ
り予め決められた直径に成長させること、第二の溶剤を
加えることにより、その様にして得られた混合物をゲル
化させること、および得られたゲルを乾燥させることか
らなる方法に関する。
【0002】この方法により、無機材料、一般的に酸化
物または酸化物の混合物を迅速に、効果的に得ることが
でき、本発明の第二の特徴を構成する、これらの材料
は、高い化学的および熱的安定性、単分散粒径、球形お
よび高い気孔率および表面積が必須条件であるすべての
分野に応用できる。
【0003】すべての可能な用途の中で、触媒分野への
応用が特に重要であり、そこでは本発明の材料を、特に
ツィーグラー−ナッタまたはフィリップス触媒を使用す
るオレフィン重合工程または気相で行うその様な工程に
おける高品質触媒支持体として使用できる。
【0004】本発明の材料は、絶縁分野でも効果的に使
用することができ、密度が非常に低く、低コストで容易
に加工できる材料は、発泡ポリウレタンと十分に競合で
きる。これに関して、球形の単分散した顆粒材料が好適
であり、多くの工程において液体として処理できる。
【0005】最後に、ただし同じく重要な用途として、
本発明の材料は、前駆物質の品質および粒径の調整が不
可欠であるセラミック分野にも使用できる。無機酸化
物、特に金属酸化物の使用は、多くの用途に関して現状
技術で良く知られている。例えば、無機酸化物は触媒、
触媒支持体、吸着媒体、クロマトグラフィーカラム充填
材、顔料、乳白剤、研磨材、等として使用できる。
【0006】
【従来の技術】触媒または触媒支持体としての使用例
は、米国特許第3,673,111号明細書(リン酸製
造)およびジャーナル オブ モレキュラー カタリシ
ス、17巻、219〜223(1983)(オレフィン
製造における触媒支持体)に記載されている。
【0007】公知の粉末、特に触媒支持体として使用す
るための粉末は、通常、相当する陽イオンの水溶液から
水酸化物を沈殿させ、続いてか焼することにより得られ
る無機酸化物からなる。この様にして得られる粉末は、
一般的に比表面積および気孔率が非常に低く、球状粒子
が常に好適な機械的特性を備えているわけではなく、そ
れらの粒径が広い範囲に分布しており、目的とする用途
に必ずしも適していないことがある。これに関して、そ
の様な粉末を使用して得られる触媒系は、必要とする反
応を良好な生産性で起こすことができず、したがって触
媒濃度を高くする必要があり、触媒残留物のための経費
のかかる洗浄工程が必要になることが多い。同様に、エ
ーロゲル、特に一つ以上の酸化物からなる、気孔率が高
く、細孔の大部分が非常に狭い範囲にあり、触媒または
触媒支持体として使用できるエーロゲルマイクロビーズ
の製造方法も公知である(1990年4月24日付けの
伊国特許出願第20126号)。しかし、その様なマイ
クロビーズの製造方法は、過酷な条件下における乾燥を
必要とするために、工業用途に常に好適である訳ではな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来技術
の問題点にかんがみ、本発明はオレフィン性不飽和化合
物の重合または共重合のための触媒用の優れた支持体を
形成することができる無機酸化物系球状材料およびその
製造方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】ここで出願人は、球形
の、表面積が高く、細孔直径分布が狭く、単分散した粒
径を有する無機酸化物系材料を迅速に、工業的観点から
も有利に製造できる方法であって、下記の基本的操作か
らなる方法を見出した。 − 必要とする元素の一つ以上の誘導体をゾルが形成さ
れるまで加水分解すること、 − 得られたゾルを、水と混和しない、または混和し難
い溶剤中に分散させること、 − 得られた分散物を微小粉砕すること、 − 微小粉砕した分散物を、すでに存在する溶剤とは異
なった溶剤で、ゲルが形成されるまで希釈すること、 − その様にして形成されたゲルから溶剤を除去するこ
と この方法は、限定融合乳化の応用ということができ、出
願人は驚くべきことに、この技術により、粒径が一様
で、調整された特性を有し、有機重合体の合成に独占的
に使用されているツィーグラー−ナッタ触媒の様な分
野、あるいはエレクトログラフィー用のドライインクの
分野(例えば米国特許第4,833,060号および同
4,835,084号明細書)における工業用の単分散
した球状粉末の製造に使用できる無機材料を製造するこ
とができた。
【0010】特に、本発明の方法は、下記の工程からな
る。 a)アルコキシドまたはアルコキシドの混合物またはア
ルコキシドと商業的に乾式シリカとして知られているシ
リカの様なコロイド状酸化物との混合物(一つ以上のア
ルコキシドを関連するハロゲン化物で置き換えることが
できる)を加水分解することにより、重要な金属のコロ
イド溶液(ゾル)を製造する工程。 b)そのコロイド溶液を、ゾルと混和しない媒体中に分
散させる工程。この目的には、水と混和しない、または
混和し難い溶剤ならどの様な溶剤でも使用でき、例えば
5個以上の炭素原子を有するアルコール、炭化水素のハ
ロゲン誘導体、炭酸エチル、炭酸イソアミル、等の炭酸
エステル、芳香族炭化水素およびそれらのハロゲン誘導
体、環状ケトン、等を使用できる。デカノール、クロロ
ベンゼン、クロロメタン、ジクロロメタン、四塩化炭
素、トルエン、キシレン、シクロヘキサノン、等は特に
重要で、揮発性の低いものが好ましい。 c)2つの相の微粒化つまり超微小の均一な分散、およ
び所望の直径を有する液滴が単分散するまで、限定され
た融合により一様に成長させる工程。 d)前記b)工程に示す溶剤から選択した、できれば、
ただし必要という訳ではないが、該コロイド状分散液の
形成に使用した溶剤とは異なった溶剤でさらに希釈する
ことにより、ゲル化剤の好適な溶液中で分散液をゲル化
する工程。ゲル化温度は一般的には常温であるが、それ
より高くても、低くてもよく、ゲル化溶液中に分散液を
滞留させる時間は、好ましくは2〜10分間であるが、
それより短くても、長くてもよく、ゲル化は微粒化した
分散液自体に行うこともでき、あるいはこの段階で使用
する希釈剤に粒子の凝集を防止できる安定化剤を加える
こともできる。この場合にも、その選択は当業者が様々
な工程を実行する上で基礎となる知識により決定され、
それは個々の操作としては実際良く知られているが、本
発明の無機酸化物または酸化物混合物の製造のための限
定融合乳化の応用と組み合わせることに関してはまった
く新規である。 e)できれば、分散液を好適な溶剤で洗浄し、水および
低沸点アルコールの様な他の好ましくない物質を除去す
る工程。 f)過酷な乾燥、蒸発または溶剤交換によりゲルから溶
剤を除去し、規格に合った濃密な物質を得る工程。
【0011】所望により、得られた粉末を最終的にか焼
し、存在する有機物質を除去する、またはより優れた機
械的特性の様な特定の性質を付与することができる。し
たがって、やはり本発明の一部を構成する、上記の方法
から得られる材料は、球状顆粒からなり、4cc/g〜1cc
/gの調整可能な気孔率、20 m2 /g〜1000m2 /g
(BET測定)の調整可能な表面積、多分散および単分
散のどちらの場合でも調整可能な細孔直径分布を有し、
該直径は数nm〜1000nmであるが、最小直径と最大直
径との差は、同じ粉末の最小直径の20%を決して超え
ることがない。 最初のゾルを形成するには、周期表の
IIA〜VIA、IIB〜VIB、VIIBまたはVIII族に属する金属の
アルコキシドを使用することができる。Al、Si、T
i、B、La、Zr、Cr、SnおよびMgアルコキシ
ドを使用するのが特に好ましい。
【0012】上述した様に、単一の酸化物または混合酸
化物の粉末を製造できるが、混合酸化物の場合、a)の
加水分解をアルコキシドの混合物、アルコキシドと塩化
物の混合物、アルコキシドとコロイド状酸化物の混合
物、またはそれらの組合わせに対して行う。加水分解
は、無機酸、塩基または塩の存在下で、例えば、加水分
解に関する部分を本明細書の一部とする伊国特許出願第
20126A/90号の記載にしたがって行う。
【0013】繰り返し説明する様に、本発明の方法によ
り得られる球状材料は、オレフィン性不飽和化合物の重
合または共重合のための触媒用の優れた支持体を形成す
ることができる。その様な触媒は、アルミニウム有機金
属化合物、および少なくとも一つのマグネシウム化合
物、チタン、バナジウムまたはクロム化合物、およびで
きれば少なくとも一つの、Al、V、Zn、Hf、Nd
およびMoから選択された第二の金属の化合物を、本発
明の球状材料の一つからなる支持体と接触させることに
よって得られる第二の成分を含むことができる。
【0014】この場合にも、その様な触媒の製造方法は
この分野では良く知られており、必要に応じて参考にす
ることができる。これに関して、例えば、オレフィン性
不飽和化合物の重合用の支持触媒に関する1990年3
月26日付けの伊国特許出願第19316号を参考にす
ることができるが、その中に示す各種触媒の製造方法で
使用する支持体を本発明の球状材料で信頼性良く置き換
えることができる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明を実施例に基づいてさらに説
明する。140ccの0.01N HClを100ccのテ
トラエチルオルトシラン(TEOS)に、穏やかに連続
攪拌しながら加え、2液相を形成する。加水分解が起こ
り、反応混合物が最終的に透明になり、最後に単相が形
成されるまで攪拌を続ける。この様にして得られたゾル
30ccを、90ccのデカノールからなる有機分散剤(溶
液1)に加える。明らかに2つの相に分離するこの混合
物を、適当なガラス漏斗を通して、高圧ポンプを備えた
微小流動化装置(MOD M110T)中に供給し、外
観が一様な、2つの相が微小分散した混合物が得られる
まで、約5分間連続的に循環させる。次いで、この混合
物を、30ccのプリメン(R3 C=NH2 、ここでC16
<R<C22)を100ccのクロロベンゼンに溶解させた
溶液を入れた適当なゲル化容器に移す。単分散の直径を
制御するための重要なパラメータは、融合率が厳密に標
準化された条件下で、分散物が限定融合により「成長」
できる時間である。ゲル化時間は、攪拌しながら、5分
間に固定した。この分散液を、その体積の50%に等し
いエタノールで4回洗浄した。次いで、生成物をフィル
ター上に集め、常温で減圧下で乾燥させた。この生成物
は、電子顕微鏡および光学顕微鏡検査により、球状を示
し、平均直径が約30nmであり、実質的に単分散してい
ることが分かった。適切な照明を行った、球の直径断面
は、欠陥や異物の無い、著しく一様な構造を示してい
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジュリオ、ボアラ イタリー国クレモナ、クレマ、ビア、モ ロイセ、16 (72)発明者 グイド、コリャティ イタリー国ローマ、ビア、アルタ、テル メ、177 (56)参考文献 特開 平3−232724(JP,A) 特開 昭60−171203(JP,A) 特開 昭64−18910(JP,A) 特開 平2−164705(JP,A) 特開 平1−103904(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C01B 33/00 - 33/193 B01J 13/00 C01F 7/00 C01G 23/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分散した、球形の無機酸化物系材料の製
    造方法であって、周期表のIIA〜VIA、IIB〜VIB、VIIBま
    たはVIII族に属する少なくとも一つの金属および/また
    は半金属のアルコキシドをゾルが形成されるまで加水分
    すること、前記ゾルに、そのゾルと混和しない溶剤を
    加えること、得られた2相混合物を微細分散させて直径
    が等しい粒子の分散物を形成すること、前記粒子を限定
    融合により所望の直径に成長させること、ゲル化剤を含
    む第二の溶剤を加えることにより、前記混合物をゲル化
    させること、および溶剤を除去することからなることを
    特徴とする、方法。
  2. 【請求項2】下記の基本的な操作、すなわち − 周期表のIIA〜VIA、IIB〜VIB、VIIBまたはVIII族に
    属する少なくとも一つの金属および/または半金属のア
    ルコキシドをゾルが形成されるまで加水分解すること、 − 得られたゾルを、水と混和しない溶剤中に分散させ
    ること、 − その分散物を微小粉砕すること、 − 微小粉砕した分散物を、ゲルが形成されるまでさら
    に希釈すること、 − そのゲルを乾燥させることからなることを特徴とす
    る、請求項1に記載の球形の無機酸化物系材料を製造す
    るための方法。
  3. 【請求項3】最初の加水分解を少なくとも一つの金属
    よび/または半金属アルコキシドに対して行うことを特
    徴とする、請求項1または2に記載の球形の無機酸化物
    系材料を製造するための方法。
  4. 【請求項4】最初の加水分解を、必要とする金属および
    /または半金属のアルコキシドとハロゲン化物の混合物
    に対して行うことを特徴とする、請求項2に記載の球形
    の無機酸化物系材料を製造するための方法。
  5. 【請求項5】前記混合物が、一つ以上の金属および/ま
    たは半金属のコロイド状酸化物と混合したものである、
    請求項4に記載の球形の無機酸化物系材料を製造するた
    めの方法。
  6. 【請求項6】最初の加水分解をケイ素のアルコキシドに
    対して行うことを特徴とする、請求項2または3に記載
    の球形の無機酸化物系材料を製造するための方法。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか一項に記載される
    方法により製造される球形材料であって、20 m2 /g〜
    1000 m2 /gの調整可能な表面積、4cc/g〜1cc/gの
    調整可能な気孔率、および最大直径と最小直径との差
    が、単分散の場合、最小直径の20%を決して超えるこ
    とがない範囲の細孔直径分布を有し、前記直径が1nm〜
    1000nmであることを特徴とする、球形材料。
  8. 【請求項8】請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法
    により製造されることを特徴とする、請求項に記載の
    球形材料。
  9. 【請求項9】SiO2 からなることを特徴とする、請求
    またはに記載の球形材料。
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