JP3388417B2 - 電動マッサージ機 - Google Patents
電動マッサージ機Info
- Publication number
- JP3388417B2 JP3388417B2 JP08344594A JP8344594A JP3388417B2 JP 3388417 B2 JP3388417 B2 JP 3388417B2 JP 08344594 A JP08344594 A JP 08344594A JP 8344594 A JP8344594 A JP 8344594A JP 3388417 B2 JP3388417 B2 JP 3388417B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- remote controller
- massage machine
- wireless remote
- electric massage
- automatic stop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Massaging Devices (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、電動マッサージ機に
関するものであり、特に、ワイヤレスリモートコントロ
ール装置を備えた電動マッサージ機に関するものであ
る。 【０００２】 【従来の技術】従来、電動マッサージ機には過度のマッ
サージを防止するために、所定時間経過後に駆動機構を
停止させる自動停止タイマー機能を備えたものが知られ
ている。また、赤外線等によるワイヤレスリモートコン
トロール装置を設けたものもあり、リモートコントロー
ル機能と自動停止タイマー機能の両方を備えたものも知
られている。そして、ワイヤレスリモートコントローラ
にＬＣＤ等の表示盤を設けたものにおいては、電動マッ
サージ機とワイヤレスリモートコントローラの両方に夫
々、例えば１５分程度の自動停止時間が設定されてお
り、ワイヤレスリモートコントローラを操作してマッサ
ージを開始した場合は、設定時間経過時に電動マッサー
ジ機の自動停止タイマーによってマッサージが終了する
とともに、ワイヤレスリモートコントローラの自動停止
タイマーによってワイヤレスリモートコントローラの表
示盤の表示がオフとなる。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】電動マッサージ機本体
とワイヤレスリモートコントローラとに夫々自動停止タ
イマー機能を設けて同一時間を設定した従来の電動マッ
サージ機は、ワイヤレスリモートコントローラの操作に
よってマッサージを開始したときに、電動マッサージ機
が電動マッサージ機の自動停止タイマー機能によって設
定時間後に停止すると同時に、ワイヤレスリモートコン
トローラに設けたＬＣＤ等の表示装置がワイヤレスリモ
ートコントローラの自動停止タイマー機能によって表示
を停止するように構成されている。 【０００４】しかしながら、夫々のタイマー部に用いら
れている発振子の発振周波数の誤差により、電動マッサ
ージ機とワイヤレスリモートコントローラの停止のタイ
ミングが一致しない場合は、電動マッサージ機が停止し
た後にもワイヤレスリモートコントローラの表示が継続
したり、或いはワイヤレスリモートコントローラの表示
がオフとなった後にも電動マッサージ機の動作が継続す
ることになる。かかる状態は機能的には全く支障はな
く、またその誤差は最大で数秒間程度であるが使用者に
とっては不自然であり、電動マッサージ機及びワイヤレ
スリモートコントローラの品質並びに精度に対して好ま
しくない印象を与えたり、故障と誤認することがある。 【０００５】そこで、マッサージ動作終了時におけるワ
イヤレスリモートコントローラの表示停止と電動マッサ
ージ機の動作停止とのタイミングを一致させて需要者に
与える不自然感を解消して商品としての品質を向上する
ために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本
発明は上記課題を解決することを目的とする。 【０００６】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、表示装置を有する
ワイヤレスリモートコントローラを装備した電動マッサ
ージ機の本体に自動停止タイマー機能を備え、設定時間
経過時にマッサージ駆動機構を停止させるとともに、ワ
イヤレスリモートコントローラに自動停止タイマー機能
を備え、設定時間経過時に表示装置を停止させるように
構成した電動マッサージ機に於て、ワイヤレスリモート
コントローラの自動停止タイマー設定時間を電動マッサ
ージ機の自動停止タイマー設定時間よりも短縮して設定
し、且つ、ワイヤレスリモートコントローラに該ワイヤ
レスリモートコントローラの自動停止タイマー設定時間
の経過時において電動マッサージ機の停止データを自動
送信する制御手段を設けた電動マッサージ機を提供する
ものである。 【０００７】 【作用】電動マッサージ機の操作盤を操作して電動マッ
サージ機のマッサージ機構を始動すると、電動マッサー
ジ機の自動停止タイマー機能を有する制御装置が計時を
開始し、設定時間後にマッサージ機構を停止させる。ワ
イヤレスリモートコントローラによってマッサージ機構
を始動させると、電動マッサージ機とワイヤレスリモー
トコントローラの夫々の制御装置が同時に計時を開始す
る。ワイヤレスリモートコントローラの自動停止タイマ
ー設定時間は、計時誤差を考慮して電動マッサージ機の
自動停止タイマー設定時間よりも短縮してあり、ワイヤ
レスリモートコントローラが電動マッサージ機よりも早
期に計時を終了する。ワイヤレスリモートコントローラ
は、計時終了時にマッサージ機構の停止信号を発信する
と同時に表示盤の駆動を停止する。従って、電動マッサ
ージ機の動作とワイヤレスリモートコントローラの表示
とが同時に停止し、双方の計時誤差による動作の不一致
は生じない。 【０００８】 【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に従って詳
述する。図１は電動マッサージ機１を示し、背もたれ２
は電動リクライニング機構３を介して任意の角度とする
ことができる。背もたれ２には電動マッサージ機構４が
内蔵され、電動マッサージ機構４の一対のローラ５，５
によってたたきや指圧、またはローラ５，５を背骨の両
側に沿って上下に移動させるローリングマッサージ等を
行うことができる。左右の肘掛け６，６の一方の上面に
は操作盤７が設けられており、操作盤７には電源スイッ
チやマッサージプログラムの選択スイッチ、リクライニ
ング操作スイッチ等が配設されている。また、肘掛け６
内には操作信号に応じて電動マッサージ機構４並びに電
動リクライニング機構３を駆動制御するマイクロコンピ
ュータによる制御装置８を内蔵するとともに、肘掛け６
の側面にリモートコントローラ収納部９が設けられ、こ
の収納部９内には、赤外線式ワイヤレスリモートコント
ローラ１０が着脱自在に収納されている。 【０００９】ワイヤレスリモートコントローラ１０によ
って電動マッサージ機１を操作する場合は、リモートコ
ントローラ収納部９からワイヤレスリモートコントロー
ラ１０を取外し、着座姿勢でワイヤレスリモートコント
ローラ１０の発光部を背もたれ２に向けてキー操作を行
うと、背もたれ２の前面上部の左右に内蔵されたホトダ
イオード或いはホトトランジスタ等の受光器１１，１１
が、背もたれ２の外装布材及び発泡ウレタン等のクッシ
ョン材を透過した赤外線信号を検知する。受光器１１，
１１は制御装置８に接続されており、制御装置８は受信
したリモートコントロール信号に応じて電動マッサージ
機構４または電動リクライニング機構３を駆動する。制
御装置８は、ＣＰＵのタイマーを利用した自動停止タイ
マー機能を有し、例えば９００秒のマッサージ時間が設
定されており、操作盤７或いはワイヤレスリモートコン
トローラ１０によってマッサージ開始命令が入力された
時点でタイマーがカウントを開始し、設定時間経過時に
停止信号を出力して電動マッサージ機構４の動作を停止
させる。 【００１０】図２に示すように、ワイヤレスリモートコ
ントローラ１０には電源キー１２、四種類のマッサージ
キー１３，１３，１３，１３の他に各種の操作キー１
４，１４，…並びにＬＣＤ表示盤１５が設けられ、送信
信号及びＬＣＤ表示盤１５の制御装置が内蔵されてお
り、電源キー１２を押下げると電動マッサージ機１がロ
ーリング状態、又は自動コース状態になるとともにＬＣ
Ｄ表示盤１５が駆動される。そして、任意のキーを押下
げるとキーに応じた赤外線信号がＬＥＤ１６から発射さ
れるとともに、操作内容がＬＣＤ表示盤１５に表示され
る。 【００１１】図３に示すように、ワイヤレスリモートコ
ントローラ１０の制御装置１７のＲＯＭ１８には自動停
止タイマープログラム１９が格納されており、ＣＰＵ２
０のタイマー部２１が所定の条件で設定時間をカウント
したときにＬＥＤ１６から停止信号を発信するように構
成されている。ここで、タイマー部２１の設定時間は、
電動マッサージ機１の制御装置８のタイマー部との計時
誤差を考慮して電動マッサージ機１の自動停止タイマー
設定時間よりも１％程度短縮した時間を設定してある。
これは、制御装置のクロック周波数の誤差が最大で±
０．５％程度であることから電動マッサージ機１とワイ
ヤレスリモートコントローラ１０との計時偏差が最大と
なった場合であっても、ワイヤレスリモートコントロー
ラ１０のタイマー部２１の計時を電動マッサージ機１の
タイマー部よりも早期に終了させるためである。 【００１２】次に、ワイヤレスリモートコントローラ１
０の自動停止タイマー機能を図４に従って説明する。ま
ず、電源キー１２を押下げることにより、電動マッサー
ジ機１がローリング状態、又は自動コース実行状態にな
るとともにＬＣＤ表示盤１５が駆動され（ステップ１０
１）、キー入力待機状態となる（ステップ１０２）。キ
ーが打鍵されるとキーに応じた制御データを送信し（ス
テップ１０３）、四種類のマッサージキー１３，１３，
…以外の操作キー１４，１４，…の場合はステップ１０
４からキー入力待機状態（ステップ１０２）へ戻る。 【００１３】マッサージキー１３，１３，…が操作され
ると、電動マッサージ機１がマッサージプログラムを実
行するとともに、ワイヤレスリモートコントローラ１０
のタイマー部２１がクロックパルスのカウントを開始す
る（ステップ１０５）。そして、前述したように例えば
電動マッサージ機１の自動停止時間９００秒に対して８
９０秒程度に設定された時間を計時した時点でステップ
１０６から１０７へ進み、ＬＥＤ１６から停止信号を送
信して電動マッサージ機１を停止させると同時にＬＣＤ
表示盤１５の駆動を停止し、タイマー部２１のカウント
データをクリアして終了する（ステップ１０８）。 【００１４】上述したように、ワイヤレスリモートコン
トローラ１０のタイマー部２１が電動マッサージ機１の
タイマー部よりも早期にカウントを終了し、ワイヤレス
リモートコントローラ１０から電動マッサージ機１に停
止信号を送信するとともにＬＣＤ表示盤１５の駆動を停
止するので、電動マッサージ機１とワイヤレスリモート
コントローラ１０との停止タイミングが完全に同期す
る。 【００１５】尚、この発明は上記一実施例に限定される
べきものではなく、電動マッサージ機やワイヤレスリモ
ートコントローラの構成等は種々の改変ができ、例え
ば、自動停止タイマー機能はソフトウェア並びにハード
ウェアの何れによって構成してもよい。そして、この発
明がそれらの改変されたものに及ぶことは当然である。 【００１６】 【発明の効果】この発明は、上記一実施例において詳述
したように構成したので、ワイヤレスリモートコントロ
ーラの操作によって電動マッサージ機を始動させた場合
に、所定の時間後に電動マッサージ機が停止すると同時
にワイヤレスリモートコントローラの表示盤の表示が消
減する。従って、電動マッサージ機とワイヤレスリモー
トコントローラとの夫々の自動停止タイマー機能が恰も
完全に同期しているかの如く動作することになり、双方
のタイマーの計時誤差による動作の不一致を解消でき、
使用者に不自然感を与えることがなく商品品質が向上す
る。また、ワイヤレスリモートコントローラから電動マ
ッサージ機に対して時間データを逐次転送して計時誤差
を修正する同期手段等に比較して制御手順及び構成が簡
素であり、データ受信エラーやリモートコントローラの
消費電力等においても有利であり、コストを抑制しつつ
品質を向上できる発明である。
関するものであり、特に、ワイヤレスリモートコントロ
ール装置を備えた電動マッサージ機に関するものであ
る。 【０００２】 【従来の技術】従来、電動マッサージ機には過度のマッ
サージを防止するために、所定時間経過後に駆動機構を
停止させる自動停止タイマー機能を備えたものが知られ
ている。また、赤外線等によるワイヤレスリモートコン
トロール装置を設けたものもあり、リモートコントロー
ル機能と自動停止タイマー機能の両方を備えたものも知
られている。そして、ワイヤレスリモートコントローラ
にＬＣＤ等の表示盤を設けたものにおいては、電動マッ
サージ機とワイヤレスリモートコントローラの両方に夫
々、例えば１５分程度の自動停止時間が設定されてお
り、ワイヤレスリモートコントローラを操作してマッサ
ージを開始した場合は、設定時間経過時に電動マッサー
ジ機の自動停止タイマーによってマッサージが終了する
とともに、ワイヤレスリモートコントローラの自動停止
タイマーによってワイヤレスリモートコントローラの表
示盤の表示がオフとなる。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】電動マッサージ機本体
とワイヤレスリモートコントローラとに夫々自動停止タ
イマー機能を設けて同一時間を設定した従来の電動マッ
サージ機は、ワイヤレスリモートコントローラの操作に
よってマッサージを開始したときに、電動マッサージ機
が電動マッサージ機の自動停止タイマー機能によって設
定時間後に停止すると同時に、ワイヤレスリモートコン
トローラに設けたＬＣＤ等の表示装置がワイヤレスリモ
ートコントローラの自動停止タイマー機能によって表示
を停止するように構成されている。 【０００４】しかしながら、夫々のタイマー部に用いら
れている発振子の発振周波数の誤差により、電動マッサ
ージ機とワイヤレスリモートコントローラの停止のタイ
ミングが一致しない場合は、電動マッサージ機が停止し
た後にもワイヤレスリモートコントローラの表示が継続
したり、或いはワイヤレスリモートコントローラの表示
がオフとなった後にも電動マッサージ機の動作が継続す
ることになる。かかる状態は機能的には全く支障はな
く、またその誤差は最大で数秒間程度であるが使用者に
とっては不自然であり、電動マッサージ機及びワイヤレ
スリモートコントローラの品質並びに精度に対して好ま
しくない印象を与えたり、故障と誤認することがある。 【０００５】そこで、マッサージ動作終了時におけるワ
イヤレスリモートコントローラの表示停止と電動マッサ
ージ機の動作停止とのタイミングを一致させて需要者に
与える不自然感を解消して商品としての品質を向上する
ために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本
発明は上記課題を解決することを目的とする。 【０００６】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、表示装置を有する
ワイヤレスリモートコントローラを装備した電動マッサ
ージ機の本体に自動停止タイマー機能を備え、設定時間
経過時にマッサージ駆動機構を停止させるとともに、ワ
イヤレスリモートコントローラに自動停止タイマー機能
を備え、設定時間経過時に表示装置を停止させるように
構成した電動マッサージ機に於て、ワイヤレスリモート
コントローラの自動停止タイマー設定時間を電動マッサ
ージ機の自動停止タイマー設定時間よりも短縮して設定
し、且つ、ワイヤレスリモートコントローラに該ワイヤ
レスリモートコントローラの自動停止タイマー設定時間
の経過時において電動マッサージ機の停止データを自動
送信する制御手段を設けた電動マッサージ機を提供する
ものである。 【０００７】 【作用】電動マッサージ機の操作盤を操作して電動マッ
サージ機のマッサージ機構を始動すると、電動マッサー
ジ機の自動停止タイマー機能を有する制御装置が計時を
開始し、設定時間後にマッサージ機構を停止させる。ワ
イヤレスリモートコントローラによってマッサージ機構
を始動させると、電動マッサージ機とワイヤレスリモー
トコントローラの夫々の制御装置が同時に計時を開始す
る。ワイヤレスリモートコントローラの自動停止タイマ
ー設定時間は、計時誤差を考慮して電動マッサージ機の
自動停止タイマー設定時間よりも短縮してあり、ワイヤ
レスリモートコントローラが電動マッサージ機よりも早
期に計時を終了する。ワイヤレスリモートコントローラ
は、計時終了時にマッサージ機構の停止信号を発信する
と同時に表示盤の駆動を停止する。従って、電動マッサ
ージ機の動作とワイヤレスリモートコントローラの表示
とが同時に停止し、双方の計時誤差による動作の不一致
は生じない。 【０００８】 【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に従って詳
述する。図１は電動マッサージ機１を示し、背もたれ２
は電動リクライニング機構３を介して任意の角度とする
ことができる。背もたれ２には電動マッサージ機構４が
内蔵され、電動マッサージ機構４の一対のローラ５，５
によってたたきや指圧、またはローラ５，５を背骨の両
側に沿って上下に移動させるローリングマッサージ等を
行うことができる。左右の肘掛け６，６の一方の上面に
は操作盤７が設けられており、操作盤７には電源スイッ
チやマッサージプログラムの選択スイッチ、リクライニ
ング操作スイッチ等が配設されている。また、肘掛け６
内には操作信号に応じて電動マッサージ機構４並びに電
動リクライニング機構３を駆動制御するマイクロコンピ
ュータによる制御装置８を内蔵するとともに、肘掛け６
の側面にリモートコントローラ収納部９が設けられ、こ
の収納部９内には、赤外線式ワイヤレスリモートコント
ローラ１０が着脱自在に収納されている。 【０００９】ワイヤレスリモートコントローラ１０によ
って電動マッサージ機１を操作する場合は、リモートコ
ントローラ収納部９からワイヤレスリモートコントロー
ラ１０を取外し、着座姿勢でワイヤレスリモートコント
ローラ１０の発光部を背もたれ２に向けてキー操作を行
うと、背もたれ２の前面上部の左右に内蔵されたホトダ
イオード或いはホトトランジスタ等の受光器１１，１１
が、背もたれ２の外装布材及び発泡ウレタン等のクッシ
ョン材を透過した赤外線信号を検知する。受光器１１，
１１は制御装置８に接続されており、制御装置８は受信
したリモートコントロール信号に応じて電動マッサージ
機構４または電動リクライニング機構３を駆動する。制
御装置８は、ＣＰＵのタイマーを利用した自動停止タイ
マー機能を有し、例えば９００秒のマッサージ時間が設
定されており、操作盤７或いはワイヤレスリモートコン
トローラ１０によってマッサージ開始命令が入力された
時点でタイマーがカウントを開始し、設定時間経過時に
停止信号を出力して電動マッサージ機構４の動作を停止
させる。 【００１０】図２に示すように、ワイヤレスリモートコ
ントローラ１０には電源キー１２、四種類のマッサージ
キー１３，１３，１３，１３の他に各種の操作キー１
４，１４，…並びにＬＣＤ表示盤１５が設けられ、送信
信号及びＬＣＤ表示盤１５の制御装置が内蔵されてお
り、電源キー１２を押下げると電動マッサージ機１がロ
ーリング状態、又は自動コース状態になるとともにＬＣ
Ｄ表示盤１５が駆動される。そして、任意のキーを押下
げるとキーに応じた赤外線信号がＬＥＤ１６から発射さ
れるとともに、操作内容がＬＣＤ表示盤１５に表示され
る。 【００１１】図３に示すように、ワイヤレスリモートコ
ントローラ１０の制御装置１７のＲＯＭ１８には自動停
止タイマープログラム１９が格納されており、ＣＰＵ２
０のタイマー部２１が所定の条件で設定時間をカウント
したときにＬＥＤ１６から停止信号を発信するように構
成されている。ここで、タイマー部２１の設定時間は、
電動マッサージ機１の制御装置８のタイマー部との計時
誤差を考慮して電動マッサージ機１の自動停止タイマー
設定時間よりも１％程度短縮した時間を設定してある。
これは、制御装置のクロック周波数の誤差が最大で±
０．５％程度であることから電動マッサージ機１とワイ
ヤレスリモートコントローラ１０との計時偏差が最大と
なった場合であっても、ワイヤレスリモートコントロー
ラ１０のタイマー部２１の計時を電動マッサージ機１の
タイマー部よりも早期に終了させるためである。 【００１２】次に、ワイヤレスリモートコントローラ１
０の自動停止タイマー機能を図４に従って説明する。ま
ず、電源キー１２を押下げることにより、電動マッサー
ジ機１がローリング状態、又は自動コース実行状態にな
るとともにＬＣＤ表示盤１５が駆動され（ステップ１０
１）、キー入力待機状態となる（ステップ１０２）。キ
ーが打鍵されるとキーに応じた制御データを送信し（ス
テップ１０３）、四種類のマッサージキー１３，１３，
…以外の操作キー１４，１４，…の場合はステップ１０
４からキー入力待機状態（ステップ１０２）へ戻る。 【００１３】マッサージキー１３，１３，…が操作され
ると、電動マッサージ機１がマッサージプログラムを実
行するとともに、ワイヤレスリモートコントローラ１０
のタイマー部２１がクロックパルスのカウントを開始す
る（ステップ１０５）。そして、前述したように例えば
電動マッサージ機１の自動停止時間９００秒に対して８
９０秒程度に設定された時間を計時した時点でステップ
１０６から１０７へ進み、ＬＥＤ１６から停止信号を送
信して電動マッサージ機１を停止させると同時にＬＣＤ
表示盤１５の駆動を停止し、タイマー部２１のカウント
データをクリアして終了する（ステップ１０８）。 【００１４】上述したように、ワイヤレスリモートコン
トローラ１０のタイマー部２１が電動マッサージ機１の
タイマー部よりも早期にカウントを終了し、ワイヤレス
リモートコントローラ１０から電動マッサージ機１に停
止信号を送信するとともにＬＣＤ表示盤１５の駆動を停
止するので、電動マッサージ機１とワイヤレスリモート
コントローラ１０との停止タイミングが完全に同期す
る。 【００１５】尚、この発明は上記一実施例に限定される
べきものではなく、電動マッサージ機やワイヤレスリモ
ートコントローラの構成等は種々の改変ができ、例え
ば、自動停止タイマー機能はソフトウェア並びにハード
ウェアの何れによって構成してもよい。そして、この発
明がそれらの改変されたものに及ぶことは当然である。 【００１６】 【発明の効果】この発明は、上記一実施例において詳述
したように構成したので、ワイヤレスリモートコントロ
ーラの操作によって電動マッサージ機を始動させた場合
に、所定の時間後に電動マッサージ機が停止すると同時
にワイヤレスリモートコントローラの表示盤の表示が消
減する。従って、電動マッサージ機とワイヤレスリモー
トコントローラとの夫々の自動停止タイマー機能が恰も
完全に同期しているかの如く動作することになり、双方
のタイマーの計時誤差による動作の不一致を解消でき、
使用者に不自然感を与えることがなく商品品質が向上す
る。また、ワイヤレスリモートコントローラから電動マ
ッサージ機に対して時間データを逐次転送して計時誤差
を修正する同期手段等に比較して制御手順及び構成が簡
素であり、データ受信エラーやリモートコントローラの
消費電力等においても有利であり、コストを抑制しつつ
品質を向上できる発明である。
【図面の簡単な説明】
【図１】電動マッサージ機の側面図。
【図２】ワイヤレスリモートコントローラの正面図。
【図３】本発明の一実施例を示し、ワイヤレスリモート
コントローラのブロック図。 【図４】本発明の一実施例を示し、ワイヤレスリモート
コントローラの自動停止タイマープログラムのフローチ
ャート。 【符号の説明】 １ 電動マッサージ機 ４ 電動マッサージ機構 ７ 操作盤 ８ 制御装置 １０ ワイヤレスリモートコントローラ １５ ＬＣＤ表示盤 １６ ＬＥＤ １７ 制御装置 １８ ＲＯＭ １９ 自動停止タイマープログラム ２１ タイマー部
コントローラのブロック図。 【図４】本発明の一実施例を示し、ワイヤレスリモート
コントローラの自動停止タイマープログラムのフローチ
ャート。 【符号の説明】 １ 電動マッサージ機 ４ 電動マッサージ機構 ７ 操作盤 ８ 制御装置 １０ ワイヤレスリモートコントローラ １５ ＬＣＤ表示盤 １６ ＬＥＤ １７ 制御装置 １８ ＲＯＭ １９ 自動停止タイマープログラム ２１ タイマー部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭63−226353（ＪＰ，Ａ)
特開 平２−238797（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−191862（ＪＰ，Ａ)
特開 昭55−112094（ＪＰ，Ａ)
実開 平２−96134（ＪＰ，Ｕ)
実開 平６−48291（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A61H 15/00
A61H 7/00
H04Q 9/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 表示装置を有するワイヤレスリモートコ
ントローラを装備した電動マッサージ機の本体に自動停
止タイマー機能を備え、設定時間経過時にマッサージ駆
動機構を停止させるとともに、ワイヤレスリモートコン
トローラに自動停止タイマー機能を備え、設定時間経過
時に表示装置を停止させるように構成した電動マッサー
ジ機に於て、ワイヤレスリモートコントローラの自動停
止タイマー設定時間を電動マッサージ機の自動停止タイ
マー設定時間よりも短縮して設定し、且つ、ワイヤレス
リモートコントローラに該ワイヤレスリモートコントロ
ーラの自動停止タイマー設定時間の経過時において電動
マッサージ機の停止データを自動送信する制御手段を設
けたことを特徴とする電動マッサージ機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08344594A JP3388417B2 (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 電動マッサージ機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08344594A JP3388417B2 (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 電動マッサージ機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07289602A JPH07289602A (ja) | 1995-11-07 |
| JP3388417B2 true JP3388417B2 (ja) | 2003-03-24 |
Family
ID=13802643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08344594A Expired - Fee Related JP3388417B2 (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 電動マッサージ機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3388417B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6120468A (en) * | 1999-06-11 | 2000-09-19 | Tseng; Chin-Chun | Sound-controllable multistage massager equipped with LCD device |
| JP4703304B2 (ja) * | 2005-07-22 | 2011-06-15 | 九州日立マクセル株式会社 | マッサージ機 |
| JP2019000242A (ja) * | 2017-06-13 | 2019-01-10 | 大東電機工業株式会社 | マッサージ機 |
-
1994
- 1994-04-21 JP JP08344594A patent/JP3388417B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07289602A (ja) | 1995-11-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS63298093A (ja) | ワイヤレスリモコンシステム | |
| JP3388417B2 (ja) | 電動マッサージ機 | |
| JP2001000494A (ja) | マッサージ機用両面リモコン | |
| US4545686A (en) | Electronic timepiece | |
| JP2637051B2 (ja) | 起床角度調節手段を有する床部起伏機構を備えたベッド | |
| JP3376482B2 (ja) | 電動マッサージ機 | |
| US20050233807A1 (en) | Massage chair controller capable of providing games | |
| JPH0615555U (ja) | 遊技場用椅子 | |
| JPH02244897A (ja) | リモコン信号送受信システム | |
| JP2002176682A (ja) | リモートコントロール装置 | |
| JPH10295768A (ja) | マッサージ機 | |
| JP2000197166A (ja) | 電子機器制御装置、電子機器、及び電子機器制御システム | |
| JP2001017499A (ja) | マッサージ機 | |
| JP3062356U (ja) | リモ―トコントロ―ル送信装置 | |
| JP3275918B2 (ja) | タイマー運転制御装置 | |
| JPH10145634A (ja) | リモコン装置 | |
| JP3078350B2 (ja) | 空気調和機 | |
| JP2001128257A (ja) | リモコン操作器による信号送受信手段 | |
| JP2666948B2 (ja) | 計測機能付電子時計 | |
| JP2002055184A (ja) | タイマー運転制御装置 | |
| JPS6222873Y2 (ja) | ||
| JP2572763Y2 (ja) | リモコン装置 | |
| JPH0810402B2 (ja) | 遠隔制御装置 | |
| JP2639047B2 (ja) | タイマー制御装置 | |
| JPH09533U (ja) | リモコン装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |