JP3388168B2 - 電動機の軸受装置 - Google Patents

電動機の軸受装置

Info

Publication number
JP3388168B2
JP3388168B2 JP36934497A JP36934497A JP3388168B2 JP 3388168 B2 JP3388168 B2 JP 3388168B2 JP 36934497 A JP36934497 A JP 36934497A JP 36934497 A JP36934497 A JP 36934497A JP 3388168 B2 JP3388168 B2 JP 3388168B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball bearing
bearing
rotor shaft
spring washer
ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP36934497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11206065A (ja
Inventor
正見 鈴木
誠 児玉
祐二 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Electric Co Ltd
Original Assignee
Aichi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Electric Co Ltd filed Critical Aichi Electric Co Ltd
Priority to JP36934497A priority Critical patent/JP3388168B2/ja
Publication of JPH11206065A publication Critical patent/JPH11206065A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3388168B2 publication Critical patent/JP3388168B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアコンをはじめ
とした家電用機器等に使用する玉軸受を使用した電動機
の軸受装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、エアコンをはじめとした家電
用機器に用いる玉軸受を使用した電動機は、一般に長期
にわたり使用する電動機として重要視され、今日数多く
使用されている。
【0003】図9を参照しながら従来の玉軸受を使用し
た電動機について説明する。図9において、電動機1は
固定子鉄心2に巻線3を巻装し、この固定子鉄心2には
その回転子挿入孔2aに回転子4を回転自在に挿入し、
前記回転子4を固着した回転子軸5には、所定位置に玉
軸受6,6aを取付けた状態で、一方のケーシング7a
を回転子軸5の軸方向から固定子鉄心2の外周に被着
し、前記玉軸受6,6aをそれぞれケーシング7に形成
した回転子軸5の貫通孔を有する円筒状の軸受収容筐8
と、ケーシング7aに形成した有底筒状の軸受収容筐8
aに収容し、かつ、回転子軸5の一方を、例えば、図9
に示す上側のケーシング7から外方に突出させることに
より構成されている。
【0004】そして、前記電動機1は、一般に回転子軸
5を水平方向に向けて使用(駆動)するか、あるいは、
図9に示すように回転子軸5を垂直方向に向けて使用
(駆動)することが多い。然るに、前記電動機1を、例
えば、図9のように、回転子軸5を垂直に向けて使用す
る場合、例えば、エアコン室外機用のファンを回転させ
る電動機に使用する場合は、ケーシング7から上方に突
出する回転子軸5の突端に排風用のファン9を取付けて
電動機1を駆動(回転)させると、ファン9は回転して
排風をファン9の上側(図9の上方)に排出する。
【0005】この場合、即ち、電動機1の回転子4は、
回転子4自体及びファン9の重量によって、軸方向の下
側(図9の下方)に降下しようとするスラスト推力が作
用する。この結果、回転子4がその回転中に降下するの
を防ぐために、図9に示すように、ケーシング7aの軸
受収容筐8aの底面と、玉軸受6aとの間には、一般に
波形で、かつ、中空円板状のバネ座金10が介挿されて
おり、このバネ座金10の弾性力により回転子4がその
回転中に降下するのを弾力的に受止めて降下阻止をはか
っている。
【0006】又、前記バネ座金10はその弾性力によっ
て常時回転子4を図9の上部方向に押圧して、玉軸受
6,6aの剛性強化をはかり、前記玉軸受6,6aが、
回転子4の回転中に回転子軸5のスラスト推力が作用す
る方向(図9の下部方向)に振動したり、回転子軸5の
回転と共振したりして異常音が発するのを防止するため
に、前記バネ座金10は常に玉軸受6,6aに適正な予
圧(定圧予圧)を与えるべく使用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電動機1を
図9のように垂直に立てて使用していると、常にスラス
ト推力(回転子4,ファン9の重量も含む)がバネ座金
10に集中するため、バネ座金10自体は経年の間にバ
ネ圧力(弾性力)が消失あるいは軽減したり、折損した
りしてバネ座金10の役目を果せなくなることがある
(なお、電動機1を回転子軸5が水平となるようにして
使用した場合、回転子4は起動時玉軸受6側に吸引され
た状態で回転するため、前記バネ座金10は玉軸受6側
に介挿されるものの、回転子4のスラスト推力がほとん
ど加わらないので、弾性力が消失したり折損するという
事態に至ることはない)。
【0008】しかし、前記のように、玉軸受6,6aを
押圧保持しているバネ座金10が、回転子4等のスラス
ト推力を受けて折損したり弾性力が減退・消失したりす
ると、図10で示すように、回転子4が下降し玉軸受6
aが軸受収容筐8aの底面近くまで降下する。この結
果、ケーシング7側の玉軸受6も降下し、図10のよう
に軸受収容筐8の上面との間に隙間が生じることにな
る。即ち、バネ座金10による弾性力低減に伴い、玉軸
受6,6aの剛性力を高めることが難しくなり、これに
より、玉軸受6,6aの剛性が低下し、回転中の回転子
4が回転子軸5を介して芯振れを起したり、玉軸受6,
6aが空転したりして騒音(振動音)を誘発するという
問題があった。
【0009】前記の問題点を解決するために、玉軸受の
周縁をゴム等の吸音材により囲繞したり、バネ座金を余
分に使用する等して騒音の発生を抑制していたが、これ
では騒音発生の根本的な解決とはならず、しかも、余分
な部品等を必要とするため電動機の製造コストを高くす
るという問題があった。
【0010】本発明は、前記の問題点に鑑み、特別な騒
音防止部材を用いることなく、玉軸受の剛性力を簡易な
構造で長期間維持させることにより、玉軸受の剛性力不
足によって生じる異音の発生を良好に回避可能とした電
動機の軸受装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
回転子軸の端末とケーシングに形成した有底筒形の軸受
収容筐との間に配置される玉軸受であって、この玉軸受
に前記回転子軸をその端末を所定の長さ下方に突出させ
て装着し、この玉軸受を、前記軸受収容筐に、常時玉軸
受をその降下する反対方向に押圧する波形のバネ座金
と、前記回転子軸が所定の長さ降下したとき回転子軸の
玉軸受から下方に突出する端末を支持する非金属物質か
らなる支持部材とを介して収容するようにしたことを特
徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、回転子軸の端末と
ケーシングに形成した有底筒形の軸受収容筐との間に配
置される玉軸受であって、この玉軸受に前記回転子軸を
その端末を玉軸受の下面と合致させて装着し、この玉軸
受を、前記軸受収容筐に、波形のバネ座金を介して、か
つ、前記玉軸受と当接する波形頂部の裏面にバネ圧減退
防止用の突部を複数形成した状態で収容するようにした
ことを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、回転子軸の端末と
ケーシングに形成した有底筒形の軸受収容筐との間に配
置される玉軸受であって、この玉軸受に前記回転子軸の
端末を装着し、この玉軸受を、前記軸受収容筐に、波形
のバネ座金を介して収容し、かつ、玉軸受を収容する軸
受収容筐の内周壁には、玉軸受の降下時波形のバネ座金
のバネ圧力が約半減した位置で玉軸受の降下を抑止する
降下抑止手段を形成するようにしたことを特徴とする。
【0014】本発明は前記のように、電動機の回転子を
回転自在に支承する玉軸受の剛性を強化維持する波形の
バネ座金が、その弾性力の減退により前記玉軸受の剛性
が低下しようとした場合、玉軸受から回転子軸の端末を
所定の長さ下方に突出させて軸受収容筐の底面に非金属
物質からなる支持部材を介して当接させたり、あるい
は、バネ座金の波部下側に突設した突部又は、軸受収
容筐の内周壁波形のバネ圧力が約半減する位置におい
玉軸受の降下抑止してこれを支承する手段を設け
て、玉軸受に定圧予圧を付与する前記波形のバネ座金の
弾性力減退を良好に抑制することにより、玉軸受の剛性
維持を長期にわたり円滑に図るように軸受装置が構成さ
れているので、電動機に組込んだ玉軸受は長期にわたり
剛性強化を図ることができるため、玉軸受の剛性低下に
伴い発生する電動機の騒音を確実に軽減することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図
1,2によって説明する。図1において、11は例えば
エアコン等の家電機器に使用する電動機を示すもので、
この電動機11は巻線12を巻装した固定子鉄心13
と、固定子鉄心13の挿通孔13aに回転自在に挿入さ
れる回転子14と、この回転子14を止着した回転子軸
15と、回転子軸15の所定位置に取付けた一対の玉軸
受16,16aと、前記玉軸受16,16aを収容する
軸受収容筐17,17aを形成して固定子鉄心13の外
周に、回転子14を玉軸受16,16aを介して回転自
在に支承した状態で被着される一対のケーシング18,
18aとによって構成されている。
【0016】次に、前記回転子14を回転自在に支承す
る玉軸受16,16aを軸受収容筐17,17aに収容
する場合について詳述する。最初に、玉軸受16を収容
するケーシング18の軸受収容筐17は、図1に示すよ
うに、回転子軸15を突出させる貫通孔18bが穿孔さ
れており、前記玉軸受16は、回転子軸15に嵌着した
状態で、回転子14を固定子鉄心13の挿通孔13aに
挿通し、かつ、ケーシング18を固定子鉄心13の外周
片側(図1の上側)に被着することにより、軸受収容筐
17に収容される。
【0017】又、もう一方の玉軸受16aは、同じく図
1に示すように、回転子軸15の端末15a(図1の下
側)に、前記端末15aを所定の長さ下方に突出させた
状態で嵌着されている。そして、前記回転子軸15の玉
軸受16aから突出する長さは、玉軸受16aをケーシ
ング18aの軸受収容筐17aに収容したとき、軸受収
容筐17aの底面と玉軸受16aとの間に介在される、
波形のバネ座金19と非金属物質からなる支持部材(例
えば、樹脂性又はプレスボード等硬質の絶縁板を円形に
打抜いた部材)20によって、前記玉軸受16aを支承
し、かつ、玉軸受16aが回転子14のスラスト推力に
より降下してバネ座金19の弾性力が、例えば約半減
したとき回転子軸15の端末15aが支持部材20と衝
接できる長さに設定されている。
【0018】そして、前記玉軸受16aは、回転子軸1
5の端末15aに嵌着して、回転子14を固定子鉄心1
3の挿通孔13aに挿通し、この状態で、ケーシング1
8aの軸受収容筐17aに支持部材20,バネ座金19
を介して収容し、前記ケーシング18aを他方のケーシ
ング18と対応して固定子鉄心13の外周他側(図1の
下側)に被着することにより、回転子軸15を玉軸受1
6とともに支承し、回転子14を固定子鉄心13の挿通
孔13aにおいて回転自在に保持させる。
【0019】前記のようにして、回転子14を一対の玉
軸受16,16aを用いて固定子鉄心13に組込むこと
により電動機11を構成すると、前記回転子軸15に取
付けた一対の玉軸受16,16aは、回転子軸15の端
末15a側に取付けた玉軸受16aの外輪aが、ケーシ
ング18aの軸受収容筐17aに支持部材20を介して
挿入した波形のバネ座金19と当接してそのバネ圧力に
て常時回転子軸15のスラスト方向(軸方向)に押圧付
勢されているので、即ち、バネ座金19によって定圧予
圧が付与された状態で軸受収容筐17,17aに収容保
持されるため、前記玉軸受16,16aはその剛性を良
好に高めることができる。
【0020】この結果、電動機11を図1で示すよう
に、回転子軸15を垂直に立てて縦向きに設置し、回転
子軸15先端にファン21を取付けて駆動させると、ケ
ーシング18aの軸受収容筐17aに収容されている玉
軸受16aは、回転子14のスラスト推力を受けてスラ
スト方向に降下しようとするが、前記玉軸受16aはバ
ネ座金19のバネ圧力によって良好に支承保持されてい
るので、降下することは全くない。又、玉軸受16,1
6a自体は前記バネ座金19のバネ圧力により常時定圧
予圧が付与され、剛性力を高めた状態で軸受収容筐1
7,17aに収容されているため、回転子14の回転中
に回転子軸15が芯振したり共振作用によって異音を発
するのを良好に防ぐことができる。
【0021】その上、経年の間に回転子14がその駆動
中に生ずるスラスト推力を受けて玉軸受16aが揺動す
る(前記スラスト推力とバネ座金19のバネ圧力によっ
て昇降を繰返す)ことにより、バネ座金19の弾性力
(バネ圧力)が減退した場合、回転子軸15の端末15
aは図2に示すように、支持部材20により受止められ
て回転子14の回転運動を円滑に続行させる。
【0022】この際、回転子軸15の端末15aが非金
属物質からなる硬質の支持部材20に衝接しているた
め、前記バネ座金19はその弾性力がある程度減退して
も、バネ圧力は回転子軸15によって使用可能な状態で
維持されているので、本発明では玉軸受16,16aに
定圧予圧を付与し続けることが可能となり、玉軸受1
6,16aの剛性低下に伴う異常音の発生を良好に回避
(阻止)することができ、電動機11の駆動を円滑に続
行させることができる。
【0023】次に、図3ないし図5において本発明の第
2実施例について説明する。この第2実施例では、バネ
座金19aのバネ圧力低下をバネ座金19a自体で解決
するようにしたもので、図3,4で示すように、波形の
バネ座金19aの山部(頂部)の裏面にバネ圧減退防止
用の突部22をバネ座金19aと一体に形成する。そし
て、使用に際しては、回転子14のスラスト推力を受け
て図5のように、玉軸受16aが降下したとき、バネ座
金19aはバネ圧力がある程度減退されるものの、突部
22が軸受収容筐17aの底面に当接してバネ座金19
aのバネ圧力減退を抑制する。
【0024】この結果、バネ座金19aは突部22によ
りバネ圧力の減退が抑制されることによって、玉軸受1
6aを軸受収容筐17aにおいて使用可能な範囲のバネ
圧力により良好に収容保持することができる。なお、バ
ネ座金19aにバネ圧力減退抑制用の突部22を設ける
代りに、軸受収容筐17aの底面に、バネ座金19aの
バネ圧力がある程度減退したとき、これを下支えする図
示しない支持突起を軸受収容筐17aの底面に突設し
て、バネ受座19aのバネ圧力低下を抑制するようにし
ても本発明は成立する。
【0025】又、図6ないし図8に本発明の第3実施例
を示す。この第3実施例は図6に示すように、ケーシン
グ18aの軸受収容筐17aの内周壁に、波形のバネ座
金19のバネ圧力がある程度減退しても、所定のバネ圧
力が残存する位置に図7で示す如く、係止突部23を複
数個突設し、これら係止突部23間の空間からバネ座金
19の山部を突出させて、図6に示すように、玉軸受1
6aの外輪aを支持するものである。
【0026】即ち、第3実施例において、軸受収容筐1
7aの内周壁に係止突部23を複数個形成したのは、係
止突部23間からバネ座金19の山部を突出させて玉軸
受16aの支持を行うとともに、回転子14のスラスト
推力により玉軸受16aが降下したとき、前記玉軸受1
6aを図8で示すように、係止突部23で係止させて玉
軸受16aの必要以上の降下を防ぎ、これにより、バネ
座金19が必要以上に圧迫されてそのバネ圧力が低下す
るのを防ぎ、バネ座金19のバネ圧力をその使用範囲に
維持し、玉軸受16a,16の剛性を保持して回転子1
4の回転中に発生する、玉軸受16a,16の剛性力低
下に伴う騒音発生を良好に抑制する。
【0027】なお、ケーシング18aの軸受収容筐17
a内周壁に形成する係止突起23は、軸受収容筐17a
の削り出しや、ろう付け等によって形成する代りに、例
えば、軸受収容筐17aの外周壁を部分的に内周壁側に
押圧・膨出させ、玉軸受16aの所定長さ寸法以上の降
下を防ぐ係止段部(図示せず)を形成するようにしても
本発明は成立する。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、電動機
の回転子を回転自在に支承する玉軸受の剛性を強化維持
する波形のバネ座金が、その弾性力の減退により前記玉
軸受の剛性が低下しようとした場合、玉軸受から回転子
軸の端末を所定の長さ下方に突出させて軸受収容筐の底
面に支持部材を介して当接させたり、あるいは、バネ座
金に突設した突部又は、軸受収容筐に玉軸受の降下抑
止手段を設けて、玉軸受に常時定圧予圧を付与する前記
波形のバネ座金の弾性力減退をバネ圧力が低下しない範
囲で効果的に抑制することにより、玉軸受の剛性維持を
図るように軸受装置を構成したので、電動機に組込んだ
玉軸受は長期にわたり剛性強化をはかることが可能とな
り、玉軸受の剛性低下に伴い発生する電動機の騒音を良
好に軽減することができる。
【0029】又、前記の玉軸受の剛性低下を防ぐバネ座
金の弾性力(バネ圧力)減退を阻止する部材は、すべ
て、特別な手段を用いることなく、回転子軸の端末を玉
軸受から一定の長さ下方に突出させるか、あるいは、バ
ネ座金の頂部裏面に突部を形成するか、更には、玉軸受
を収容する軸受収容筐の内周壁にバネ座金のバネ圧力を
半減させる位置で係止突部を形成することにより、バネ
座金の弾性力減退を良好に防ぐように構成されているの
で、本発明の軸受装置は電動機の騒音軽減に寄与するこ
とはもとより、簡素な構成で安価に製作でき利便であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の軸受装置を備えた電動機を示す縦断面
図である。
【図2】回転子がスラスト推力により降下した状態を示
す電動機の縦断面図である。
【図3】本発明の軸受装置の第2実施例を示す電動機の
縦断面図である。
【図4】第2実施例の軸受装置に使用するバネ座金の斜
視図である。
【図5】同じく第2実施例の要部を拡大して示す断面図
である。
【図6】本発明の第3実施例の軸受装置を示す要部拡大
断面図である。
【図7】図6の要部を横断して示す平面図である。
【図8】本発明の第3実施例の軸受装置において、回転
子がスラスト推力を受けて降下した状態を示す要部拡大
断面図である。
【図9】従来の軸受装置を備えた電動機の縦断面図であ
る。
【図10】従来の軸受装置において、回転子がスラスト
推力により降下した状態を示す電動機である。
【符号の説明】
11 電動機 13 固定子鉄心 14 回転子 15 回転子軸 16,16a 玉軸受 17,17a 軸受収容筐 18,18a ケーシング 19,19a バネ座金 20 支持部材 22 突部 23 係止突部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−49207(JP,A) 特開 平4−92117(JP,A) 実開 平1−58268(JP,U) 実開 昭60−174452(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/24 H02K 5/16 - 5/173

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子軸の端末とケーシングに形成した
    有底筒形の軸受収容筐との間に配置される玉軸受であっ
    て、この玉軸受に前記回転子軸をその端末を所定の長さ
    下方に突出させて装着し、この玉軸受を、前記軸受収容
    筐に、常時玉軸受をその降下する反対方向に押圧する波
    形のバネ座金と、前記回転子軸が所定の長さ降下したと
    き回転子軸の玉軸受から下方に突出する端末を支持する
    非金属物質からなる支持部材とを介して収容するように
    したことを特徴とする電動機の軸受装置。
  2. 【請求項2】 回転子軸の端末とケーシングに形成した
    有底筒形の軸受収容筐との間に配置される玉軸受であっ
    て、この玉軸受に前記回転子軸をその端末を玉軸受の下
    面と合致させて装着し、この玉軸受を、前記軸受収容筐
    に、波形のバネ座金を介して、かつ、前記玉軸受と当接
    する波形頂部の裏面にバネ圧減退防止用の突部を複数
    成した状態で収容するようにしたことを特徴とする電動
    機の軸受装置。
  3. 【請求項3】 回転子軸の端末とケーシングに形成した
    有底筒形の軸受収容筐との間に配置される玉軸受であっ
    て、この玉軸受に前記回転子軸の端末を装着し、この玉
    軸受を、前記軸受収容筐に、波形のバネ座金を介して収
    容し、かつ、玉軸受を収容する軸受収容筐の内周壁
    は、玉軸受の降下時波形のバネ座金のバネ圧力が約半減
    した位置で玉軸受の降下を抑止する降下抑止手段を形成
    するようにしたことを特徴とする電動機の軸受装置。
JP36934497A 1997-12-26 1997-12-26 電動機の軸受装置 Expired - Fee Related JP3388168B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36934497A JP3388168B2 (ja) 1997-12-26 1997-12-26 電動機の軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36934497A JP3388168B2 (ja) 1997-12-26 1997-12-26 電動機の軸受装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11206065A JPH11206065A (ja) 1999-07-30
JP3388168B2 true JP3388168B2 (ja) 2003-03-17

Family

ID=18494189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36934497A Expired - Fee Related JP3388168B2 (ja) 1997-12-26 1997-12-26 電動機の軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3388168B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016136791A (ja) * 2013-05-13 2016-07-28 パナソニック株式会社 ブラシレスモータ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11206065A (ja) 1999-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101024312B1 (ko) 브러시리스 모터의 코어 어셈블리 지지구조
US6593675B2 (en) Vibration motor
JP3388168B2 (ja) 電動機の軸受装置
JP2747253B2 (ja) モータ
KR20070107849A (ko) 스핀들 모터
JP3187356B2 (ja) 洗濯機駆動用ブラシレスモータ
KR100789514B1 (ko) 무정류자 전동기
JP2017160847A (ja) 電動送風機
KR20070008172A (ko) 하이브리드 인덕션 모터
KR101104072B1 (ko) 모터
JPH0746049Y2 (ja) 車両用空気調和装置の送風電動機
JP2958077B2 (ja) スピンドルモータ
CN213279373U (zh) 一种空调柜机的电机固定装置
JP3420862B2 (ja) 偏心ウエイト付軸方向空隙型振動モータ
JPH04271246A (ja) 電動機
JP3298335B2 (ja) 回転体の取付構造及びこれを用いた電動送風機
JP2002010604A (ja) 電動機
KR0152563B1 (ko) 무선수신기용 편평형 모터
JPH10285858A (ja) スピンドルモータ
KR0128998Y1 (ko) 헤드드럼 조립체
JPH11182488A (ja) 送風機
JP3645798B2 (ja) 回転電機用ブラシ保持装置
JP3527799B2 (ja) 円筒形コアレス振動モータ
JP2003224946A (ja) 整流子回転機
KR100306494B1 (ko) 모터 하우징의 베어링 고정장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees