JP3387654B2 - 少なくとも一つの音響ゾンデを受けるための装置 - Google Patents
少なくとも一つの音響ゾンデを受けるための装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも一つの音響
ゾンデ(探子)を患者の頭蓋に調整して固定するための
ゾンデ受け装置であって、患者に着けることができるフ
レームを有し、このフレームにおいてゾンデがゾンデマ
ウント(ゾンデ取付け体)内に調整可能に置かれている
ような少なくとも一つの音響ゾンデを受けるための装置
に関する。
ゾンデ(探子)を患者の頭蓋に調整して固定するための
ゾンデ受け装置であって、患者に着けることができるフ
レームを有し、このフレームにおいてゾンデがゾンデマ
ウント(ゾンデ取付け体)内に調整可能に置かれている
ような少なくとも一つの音響ゾンデを受けるための装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる装置は本件出願人出願のドイツ連
邦共和国実用新案登録(DE−GM)第9210071
号公報から理解できる。これは人間の頭に固定するため
の保持板を有し、この保持板にゾンデホルダが移動可能
に且つ保持板に対して任意の個所に固定可能に支持され
ている。このゾンデホルダはゾンデ用の保持部材を有
し、この保持部材は保持板に対して揺動可能にゾンデホ
ルダに支持されている。
邦共和国実用新案登録(DE−GM)第9210071
号公報から理解できる。これは人間の頭に固定するため
の保持板を有し、この保持板にゾンデホルダが移動可能
に且つ保持板に対して任意の個所に固定可能に支持され
ている。このゾンデホルダはゾンデ用の保持部材を有
し、この保持部材は保持板に対して揺動可能にゾンデホ
ルダに支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述の
認識において、冒頭に述べた形式の装置を特に頭蓋の測
定窓への適合性および装置の単純化に関して改良するこ
とにある。
認識において、冒頭に述べた形式の装置を特に頭蓋の測
定窓への適合性および装置の単純化に関して改良するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの目的
は、特許請求の範囲請求項1に記載の手段によって達成
される。他の請求項に本発明の有利な実施態様が記載さ
れている。
は、特許請求の範囲請求項1に記載の手段によって達成
される。他の請求項に本発明の有利な実施態様が記載さ
れている。
【0005】本発明に基づいてフレームは、鼻掛けおよ
びこの鼻掛けの両側に続く一対の保持リンクと共に眼鏡
状に形成され、その鼻掛けとフレームの自由端から突出
している耳掛けあるいは相応した係止機構との間の間隔
が調整できる。各保持リンクにおいて二つの棒状の支持
舌片が回転でき且つ長手方向に移動でき、これは一端が
それにヒンジ結合された横梁によって互いに結合され、
この横梁はゾンデマウントの一部である。
びこの鼻掛けの両側に続く一対の保持リンクと共に眼鏡
状に形成され、その鼻掛けとフレームの自由端から突出
している耳掛けあるいは相応した係止機構との間の間隔
が調整できる。各保持リンクにおいて二つの棒状の支持
舌片が回転でき且つ長手方向に移動でき、これは一端が
それにヒンジ結合された横梁によって互いに結合され、
この横梁はゾンデマウントの一部である。
【0006】鼻掛けはフレームの一部であるか、他の実
施態様の場合フレームに対して(利用者の頭蓋形状に適
合するために)間隔変更可能に設けられる。
施態様の場合フレームに対して(利用者の頭蓋形状に適
合するために)間隔変更可能に設けられる。
【0007】両方の支持舌片は通常位置において互いに
ほぼ平行に延び、平行四辺形の辺の形で任意に移動で
き、他の辺においてゾンデマウントが移動される。所望
の頭蓋窓が見出されたとき、ゾンデマウントを頭蓋に固
定するためにただボルトを締めつけるだけでよい。
ほぼ平行に延び、平行四辺形の辺の形で任意に移動で
き、他の辺においてゾンデマウントが移動される。所望
の頭蓋窓が見出されたとき、ゾンデマウントを頭蓋に固
定するためにただボルトを締めつけるだけでよい。
【0008】本発明の他の特徴事項に基づいて、支持舌
片は側面部分の取付けピンに対するガイドとして長手ス
リットを有し、その取付けピンを中心として支持舌片は
回転可能であり、更にそこでその全長にわたって移動で
きる。
片は側面部分の取付けピンに対するガイドとして長手ス
リットを有し、その取付けピンを中心として支持舌片は
回転可能であり、更にそこでその全長にわたって移動で
きる。
【0009】眼鏡状のフレームが頭蓋に簡単に固定でき
るようにするために、側面部分の自由端から係止機構が
患者の耳道に挿入される耳栓として突出し、鼻掛けと共
にフレームを頭蓋に三点支持できる。頭蓋へのゾンデ受
け装置の面倒な固定は不要である。
るようにするために、側面部分の自由端から係止機構が
患者の耳道に挿入される耳栓として突出し、鼻掛けと共
にフレームを頭蓋に三点支持できる。頭蓋へのゾンデ受
け装置の面倒な固定は不要である。
【0010】鼻掛けがフレームの一部であるとき、フレ
ームの先端に入り子式棒が付属され、これらの入り子式
棒が耳栓を有している。この耳栓と鼻掛けとの間隔は
(利用者の頭蓋形状に適合して)移動可能な入り子式棒
により変更できる。
ームの先端に入り子式棒が付属され、これらの入り子式
棒が耳栓を有している。この耳栓と鼻掛けとの間隔は
(利用者の頭蓋形状に適合して)移動可能な入り子式棒
により変更できる。
【0011】本発明の他の利点、特徴および詳細は以下
の有利な実施例の説明から理解できる。
の有利な実施例の説明から理解できる。
【0012】
【実施例】以下図に示した実施例を参照して本発明を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0013】人間の頭蓋を超音波診断するための互いに
向かい合わされた二つのゾンデ(探子)12が、互いに
図面にほぼ実寸で示されている軸方向間隔aを隔てて眼
鏡状のフレーム10に設けられている。
向かい合わされた二つのゾンデ(探子)12が、互いに
図面にほぼ実寸で示されている軸方向間隔aを隔てて眼
鏡状のフレーム10に設けられている。
【0014】フレーム10は場所Nに略図的に示されて
いる人間の鼻に引っ掛かる対称軸Aと交差する(U字
形)鼻掛け14を有している。鼻掛け14の両側にそれ
ぞれ保持リンク16が一体成形されている。これらの保
持リンク16は図1において鼻掛け14から例えば30
mmの高さhの部分円曲線で図1〜図3における保持リ
ンク16の水平部分まで下向きに延びている。これらの
水平部分は人間の頭の側頭に弾力的に接触する側面部分
17として終えている。これらの側面部分17は図2に
おいて鼻掛け14から水平間隔iを隔ててプレート状の
丸くされた先端(成形部)18に移行している。これら
の各側面部分17に入り子式棒20が平行に移動可能に
取り付けられている。これらの入り子式棒20はフレー
ム10を人間の耳に取り付けるために耳栓22を使用す
る。フレーム10の三点支持(人間の鼻N、図に示され
ていない両方の耳)における固定状態において、フレー
ム10の側面部分17は実質的に水平に延びる。固定性
を良くするために耳栓22は対称軸Aと角度Wを成して
鼻掛け14の方向に向けられている。
いる人間の鼻に引っ掛かる対称軸Aと交差する(U字
形)鼻掛け14を有している。鼻掛け14の両側にそれ
ぞれ保持リンク16が一体成形されている。これらの保
持リンク16は図1において鼻掛け14から例えば30
mmの高さhの部分円曲線で図1〜図3における保持リ
ンク16の水平部分まで下向きに延びている。これらの
水平部分は人間の頭の側頭に弾力的に接触する側面部分
17として終えている。これらの側面部分17は図2に
おいて鼻掛け14から水平間隔iを隔ててプレート状の
丸くされた先端(成形部)18に移行している。これら
の各側面部分17に入り子式棒20が平行に移動可能に
取り付けられている。これらの入り子式棒20はフレー
ム10を人間の耳に取り付けるために耳栓22を使用す
る。フレーム10の三点支持(人間の鼻N、図に示され
ていない両方の耳)における固定状態において、フレー
ム10の側面部分17は実質的に水平に延びる。固定性
を良くするために耳栓22は対称軸Aと角度Wを成して
鼻掛け14の方向に向けられている。
【0015】入り子式棒20の長手スリット21をねじ
付きピン24が貫通している。このねじ付きピン24は
長手スリット21内を移動できる滑り板25並びに(フ
レーム10の反対側における)回転つまみ26にねじ込
まれており、滑り板25と上述したプレート状の終端成
形部18との間で入り子式棒20を保持リンク16の側
面部分17に締付け固定するために使用する。更に保持
リンク16から突出した案内ピン28が、推進運動の際
に平行に案内するために長手スリット21の中を滑る。
付きピン24が貫通している。このねじ付きピン24は
長手スリット21内を移動できる滑り板25並びに(フ
レーム10の反対側における)回転つまみ26にねじ込
まれており、滑り板25と上述したプレート状の終端成
形部18との間で入り子式棒20を保持リンク16の側
面部分17に締付け固定するために使用する。更に保持
リンク16から突出した案内ピン28が、推進運動の際
に平行に案内するために長手スリット21の中を滑る。
【0016】各側面部分17に互いに間隔nを隔てて二
つの取付けピン30が設けられている。これらの取付け
ピン30は保持リンク16のプレート状成形部32を貫
通し、外側に突出したねじ付き端が回転つまみ34には
め込まれている。
つの取付けピン30が設けられている。これらの取付け
ピン30は保持リンク16のプレート状成形部32を貫
通し、外側に突出したねじ付き端が回転つまみ34には
め込まれている。
【0017】各取付けピン30は支持舌片38,38′
の中央長手スリット36を貫通している。これらの支持
舌片38,38′はその取付けピン30を中心として回
転でき、そこで長手方向に移動できる。更にこれらはそ
の図における上端がボルト40によって横梁42にヒン
ジ結合されている。
の中央長手スリット36を貫通している。これらの支持
舌片38,38′はその取付けピン30を中心として回
転でき、そこで長手方向に移動できる。更にこれらはそ
の図における上端がボルト40によって横梁42にヒン
ジ結合されている。
【0018】横梁42は好適には合成樹脂で成形された
ゾンデマウント(ゾンデ取付け体)としてのマウント殻
44の一部である。マウント殻44は中央開口44aと
球状内面45を持ったリングに似ている。その球状内面
45にはゾンデ12の部分球欠状面46が密着し、これ
によりここに調整可能に固定される。ゾンデ中心線Mの
考え得る方向は図1および図2に示されている。両方の
支持舌片38,38′は横梁42と一緒にゾンデマウン
ト44に対する平行四辺形状の調整装置を形成してい
る。
ゾンデマウント(ゾンデ取付け体)としてのマウント殻
44の一部である。マウント殻44は中央開口44aと
球状内面45を持ったリングに似ている。その球状内面
45にはゾンデ12の部分球欠状面46が密着し、これ
によりここに調整可能に固定される。ゾンデ中心線Mの
考え得る方向は図1および図2に示されている。両方の
支持舌片38,38′は横梁42と一緒にゾンデマウン
ト44に対する平行四辺形状の調整装置を形成してい
る。
【0019】ゾンデ中心線と一致するねじ付き接続管4
7(図5参照)がねじ付きリング48の中に置かれてい
る。このねじ付きリング48はその球状内面49でマウ
ント殻44の対応した外側面43に密着し、(その中央
開口44a内で)部分球欠状面46に多分接する。その
ねじ付き接続管47を貫通してゾンデ配線50が外に導
かれている。このゾンデ配線50は図示していない方式
で評価装置に接続されている。
7(図5参照)がねじ付きリング48の中に置かれてい
る。このねじ付きリング48はその球状内面49でマウ
ント殻44の対応した外側面43に密着し、(その中央
開口44a内で)部分球欠状面46に多分接する。その
ねじ付き接続管47を貫通してゾンデ配線50が外に導
かれている。このゾンデ配線50は図示していない方式
で評価装置に接続されている。
【0020】図3には右側の取付けピン30を中心とし
た調整装置の揺動運動が示されている。そこでは一方の
支持舌片38aは回転され位置38a′に到達してお
り、他方の支持舌片38はそれとほぼ平行に回転され、
同時にその取付けピン30においてマウント殻44が場
所44′に位置するまで矢印の方向に位置38′まで移
動されている。
た調整装置の揺動運動が示されている。そこでは一方の
支持舌片38aは回転され位置38a′に到達してお
り、他方の支持舌片38はそれとほぼ平行に回転され、
同時にその取付けピン30においてマウント殻44が場
所44′に位置するまで矢印の方向に位置38′まで移
動されている。
【0021】支持舌片38aの他の位置は場所38a′
において理解できる。
において理解できる。
【0022】ゾンデ12の上述した支持構造によって、
ゾンデ12は頭において調整でき、その都度の患者の局
所的状態に合わされる。頭蓋の内部を超音波診断するた
めに、頭蓋診断を可能にするゾンデ12の位置が見出さ
れねばならない。
ゾンデ12は頭において調整でき、その都度の患者の局
所的状態に合わされる。頭蓋の内部を超音波診断するた
めに、頭蓋診断を可能にするゾンデ12の位置が見出さ
れねばならない。
【0023】この過程において評価装置あるいはドプラ
ー装置がゾンデ12に接続され、従ってドプラーソノグ
ラフィに対する系統も既に機能しているので、医師はド
プラー装置において精確に追求でき、頭蓋の意図する超
音波診断にとって良好な個所をゾンデ12が正確に発見
し、そこでゾンデ12は上述したように回転つまみ34
の回転によって固定される。ゾンデの表面は球状滑り面
45/46および43/49により自動調整される。
ー装置がゾンデ12に接続され、従ってドプラーソノグ
ラフィに対する系統も既に機能しているので、医師はド
プラー装置において精確に追求でき、頭蓋の意図する超
音波診断にとって良好な個所をゾンデ12が正確に発見
し、そこでゾンデ12は上述したように回転つまみ34
の回転によって固定される。ゾンデの表面は球状滑り面
45/46および43/49により自動調整される。
【0024】図7〜図10における実施例の場合、フレ
ーム10aは半径rの部分円状の保持リンク16aを有
している。この保持リンク16aは一体部品であり、即
ち異なった形態の入り子式棒20はここでは保持リンク
16aに固く一体化され、耳栓22は保持リンク16a
に固く結合されている。ここでは鼻掛けの代わりに保持
リンク16aに一体化されたプレート52(図7の右側
半部参照)が回転不能に固定して位置する調節ねじ54
によって貫通されている。この調節ねじ54は調整輪5
6内において移動できる。調整輪56はプレート52と
これに一体成形された保持突出部58との間に設けられ
ている。調節ねじ54はフレーム内側面において発泡樹
脂内張り55a付きの条溝体(鼻掛け)55として終え
ており、これは利用者の鼻Nに接触し、フレーム10a
は調節ねじ54により簡単に鼻Nに対して間隔(調整輪
56と条溝体55との間隔e)を変更できる。
ーム10aは半径rの部分円状の保持リンク16aを有
している。この保持リンク16aは一体部品であり、即
ち異なった形態の入り子式棒20はここでは保持リンク
16aに固く一体化され、耳栓22は保持リンク16a
に固く結合されている。ここでは鼻掛けの代わりに保持
リンク16aに一体化されたプレート52(図7の右側
半部参照)が回転不能に固定して位置する調節ねじ54
によって貫通されている。この調節ねじ54は調整輪5
6内において移動できる。調整輪56はプレート52と
これに一体成形された保持突出部58との間に設けられ
ている。調節ねじ54はフレーム内側面において発泡樹
脂内張り55a付きの条溝体(鼻掛け)55として終え
ており、これは利用者の鼻Nに接触し、フレーム10a
は調節ねじ54により簡単に鼻Nに対して間隔(調整輪
56と条溝体55との間隔e)を変更できる。
【0025】保持リンク16aは二つの縁棒60から成
り、これらの縁棒60は一端がプレート52に他端が耳
栓22に向かって集合し、両者の間にスリット62を形
成している。このスリット62は図7〜図11において
一体形成されたリング64によって中断されている。保
持リンク外側面に配置されたディスク69のねじ付きブ
ッシュ66がそのリング64の中にはめ込まれている。
ねじ付きブッシュ66の中央ねじ孔70は取付けピン3
0を受けている。
り、これらの縁棒60は一端がプレート52に他端が耳
栓22に向かって集合し、両者の間にスリット62を形
成している。このスリット62は図7〜図11において
一体形成されたリング64によって中断されている。保
持リンク外側面に配置されたディスク69のねじ付きブ
ッシュ66がそのリング64の中にはめ込まれている。
ねじ付きブッシュ66の中央ねじ孔70は取付けピン3
0を受けている。
【0026】図12における実施例の場合、縁棒60は
リング64によって結合されておらず、ここでは長手ス
リット62は一対の締付け板72を結合する調節ねじ
(図示せず)に対する案内軌道を形成している。これは
支持舌片38,38aを無段階に保持リンク16bに固
定できる。
リング64によって結合されておらず、ここでは長手ス
リット62は一対の締付け板72を結合する調節ねじ
(図示せず)に対する案内軌道を形成している。これは
支持舌片38,38aを無段階に保持リンク16bに固
定できる。
【0027】
【発明の効果】本発明に基づくゾンデ受け装置は、特に
単純な構造で頭蓋の測定窓への良好な適合性を有してい
る。
単純な構造で頭蓋の測定窓への良好な適合性を有してい
る。
【図1】本発明に基づく眼鏡状のゾンデ受け装置の正面
図。
図。
【図2】図1における装置の平面図。
【図3】図1および図2における装置の側面図。
【図4】図3における装置の一部の内面図。
【図5】図1における装置のゾンデマウントの拡大分解
詳細図。
詳細図。
【図6】図5におけるゾンデマウントの正面図。
【図7】本発明に基づく眼鏡状のゾンデ受け装置の異な
った実施例の正面図。
った実施例の正面図。
【図8】図7における装置の平面図。
【図9】図7および図8における装置の側面図。
【図10】図9における装置の一部の内面図。
【図11】図10における縁棒の異なった実施例の斜視
図。
図。
【図12】図10における縁棒の更に異なった実施例の
斜視図。
斜視図。
10,10a フレーム
12 ゾンデ(探子)
14 鼻掛け
16,16a 保持リンク
22 耳栓
30 取付けピン
36 長手スリット
38,38a 支持舌片
42 横梁
44 ゾンデマウント(ゾンデ取付け体)
54 調整ねじ
55 鼻掛け(条溝体)
60 縁棒
フロントページの続き
(72)発明者 フリーデマン、ケンプフ
ドイツ連邦共和国メールスブルク、ハン
ス、ディーターシュトラーセ、13
(56)参考文献 特開 平2−128759(JP,A)
実開 昭51−65586(JP,U)
実開 昭52−43392(JP,U)
実開 平2−32802(JP,U)
実公 昭39−15266(JP,Y1)
独国特許出願公開4131430(DE,A
1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A61B 8/00
A61B 5/02
Claims (16)
- 【請求項1】少なくとも一つの音響ゾンデを患者の頭蓋
に調整して固定するためのゾンデ受け装置であって、患
者に着けることができるフレームを有し、このフレーム
においてゾンデがゾンデマウント内に調整可能に置かれ
ているような少なくとも一つの音響ゾンデを受けるため
の装置において、 フレーム(10,10a)が眼鏡状に鼻掛け(14,5
5)とこの鼻掛けの両側に続く保持リンク(16,16
a)とを有し、各保持リンク(16,16a)を棒状の
二つの支持舌片(38,38a)が回転可能に且つ長手
方向に移動可能に横切り、これらの支持舌片(38,3
8a)が一端が互いにこれらにヒンジ結合されたゾンデ
マウント(44)の一部である横梁(42)によって結
合されていることを特徴とする少なくとも一つの音響ゾ
ンデを受けるための装置。 - 【請求項2】フレーム(10,10a)の自由端からそ
れぞれ耳栓状の横ピン(22)などの係止機構が突出
し、この係止機構と鼻掛け(14,55)との間隔
(i)が変更可能であることを特徴とする請求項1記載
の装置。 - 【請求項3】耳栓状の横ピン(22)がそれぞれフレー
ム(10,10a)の他方の保持リンク部分(16,1
6a)に向いていることを特徴とする請求項1又は2記
載の装置。 - 【請求項4】支持舌片(38,38a)がそれぞれ保持
リンク(16,16a)の取付けピン(30)に対する
ガイドとして長手スリット(36)を有し、ここに締付
け固定できることを特徴とする請求項1又は2記載の装
置。 - 【請求項5】取付けピン(30)間の間隔(n)が横梁
(42)のヒンジ個所(40)の間隔にほぼ相応してい
ることを特徴とする請求項4記載の装置。 - 【請求項6】支持舌片(38,38a)が横梁(42)
と共にフレーム(10,10a)の保持リンク(16,
16a)において平行四辺形状に調整できることを特徴
とする請求項4記載の装置。 - 【請求項7】鼻掛け(55)がフレーム(10a)に対
してその間隔(e)を変更可能に配置されていることを
特徴とする請求項1又は2記載の装置。 - 【請求項8】鼻掛け(55)がフレーム(10a)を貫
通しているねじ要素(54)の一部であることを特徴と
する請求項7記載の装置。 - 【請求項9】フレーム(10a)に調整輪(56)が回
転可能に支持され、ねじ要素(54)で貫通されている
ことを特徴とする請求項8記載の装置。 - 【請求項10】保持リンク(16)が側面部分(17)
を有し且つここに平行に移動可能に設けられた入り子式
棒(20)によって延長でき、この入り子式棒(20)
の自由端から他方の入り子式棒に向いた耳栓状の横ピン
(22)が突出していることを特徴とする請求項1又は
2記載の装置。 - 【請求項11】耳栓状の横ピン(22)がフレーム(1
0)の対称軸(A)と鼻掛け(14)から離れる方向に
開く角度(W)を成していることを特徴とする請求項9
又は10記載の装置。 - 【請求項12】フレーム(10)の保持リンク(16,
16a)ないし側面部分(17)が鼻掛け(14,5
5)(高さh)に対して高さがずれて延びていることを
特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の
装置。 - 【請求項13】保持リンク(16,16a)の二つの縁
棒(60)が長手スリット(62)を境界づけているこ
とを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1つに記
載の装置。 - 【請求項14】縁棒(60)がその平面内に位置するリ
ング(64)によって結合されていることを特徴とする
請求項13記載の装置。 - 【請求項15】縁棒(60)が締付け装置(30,7
2)に対する案内軌道を形成していることを特徴とする
請求項13記載の装置。 - 【請求項16】移動可能なゾンデの滑り面に接触支持す
るために対応して形成された一部球状面を有する少なく
とも一つのゾンデマウントを持った装置にいて、横梁
(42)がゾンデマウント(44)の一部であり、これ
が中央開口(44a)を備えていることを特徴とする請
求項1ないし15のいずれか1つに記載の装置。
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