JP3385763B2 - 電動パワ−ステアリング装置の制御装置 - Google Patents

電動パワ−ステアリング装置の制御装置

Info

Publication number
JP3385763B2
JP3385763B2 JP31600194A JP31600194A JP3385763B2 JP 3385763 B2 JP3385763 B2 JP 3385763B2 JP 31600194 A JP31600194 A JP 31600194A JP 31600194 A JP31600194 A JP 31600194A JP 3385763 B2 JP3385763 B2 JP 3385763B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
motor
steering
vehicle
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP31600194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08150953A (ja
Inventor
修司 遠藤
秀明 川田
広之 狩野
久賀 小岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP31600194A priority Critical patent/JP3385763B2/ja
Publication of JPH08150953A publication Critical patent/JPH08150953A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3385763B2 publication Critical patent/JP3385763B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電動パワーステアリ
ング装置の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用の電動パワーステアリング装置
は、操向ハンドルの操作によりステアリングシヤフトに
発生する操舵トルクと車速その他を検出し、その検出信
号に基づいてモータを駆動して操向ハンドルの操舵力を
補助するように構成されている。このような電動式パワ
ーステアリング装置では、ステアリング機構の摩擦やモ
ータの慣性力等が操向ハンドルに伝達されるため操舵感
覚を悪化させており、特に、操向ハンドルが僅かの角度
しか操作されない車両の直進走行状態における操舵感覚
を悪化させる原因となつていた。
【0003】この対策として、従来は、操舵トルクと車
速に基づいて演算されたモータの制御目標値である電流
指令値に操舵トルクの微分値に比例した補正値を加算し
て補正し、補正した電流指令値に基づいてモータを制御
する手段(特開昭55−76760号公報参照)や、制
御目標値である電流指令値にモータに生ずる逆起電力か
ら推定したモータの角加速度の推定値に比例した補正値
を加算して補正し、補正した電流指令値に基づいてモー
タを制御する手段(特開平2−290777号公報参
照)等により、操舵感覚を改善する方法が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、モータの制
御目標値である電流指令値は、操舵トルクと車速に基づ
いて演算される。電流指令値と操舵トルク及び車速の関
係をみるため、車速をパラメータとし、車速が低速のと
きの速度V1 、車速が中程度の速度のときの速度V2 、
車速が高速のときの速度V3 とした場合の、電流指令値
と操舵トルクとの関係を示すと、図4のようになる。
【0005】即ち、図4から明らかなように、従来の電
流指令演算器は、操舵トルクが小さい領域(T<To )
では車速に関係なく電流指令値のゲインを小さく、操舵
トルクが大きい領域(T>To )では電流指令値のゲイ
ンを大きくするように構成されている。
【0006】このため、電流指令値に操舵トルクの微分
値に比例した補正値を加算して補正した値に基づいてモ
ータを制御する場合は、操舵トルクの微分値を演算する
微分補償器のゲインの設定に際して、操舵トルクが小さ
い領域での操舵感覚を改善するようにゲインを大きく設
定すると、操舵トルクが大きい領域では操舵系が発振し
てしまい、また、操舵トルクが大きい領域での操舵感覚
を改善するようにゲインを小さく設定すると、操舵トル
クが小さい領域では十分に操舵感覚を改善することがで
きない。
【0007】また、モータ角加速度の推定値は、推定の
基礎となる逆起電力が温度の変化により変動するため、
温度の変化が大きく影響する角加速度の小さい領域で
は、正確な角加速度の推定ができない。このため、角加
速度の小さい領域では角加速度の検出を禁止する不感領
域が設定されている。したがつて、モータに生ずる逆起
電力からモータの角加速度を推定し、その推定値に比例
した補正値を加算して補正した電流指令値に基づいてモ
ータを制御する場合は、モータの角加速度の小さい領
域、即ち操舵トルクの小さい領域では電流指令値が補正
されないので、操舵感覚を改善することができない。
【0008】このように、従来から提案されている操舵
感覚を改善する方法は、大きく操向ハンドルを回して大
きな操舵トルクが発生する場合には、その操舵感覚の改
善がなされるにしても、車両が直進走行しているときの
ように、速い操舵が行われず操舵トルクが小さいとき
は、十分に操舵感覚を改善することができないという不
都合がある。この発明は上記課題を解決することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するもので、少なくともステアリングシヤフトに発生
する操舵トルクと車速に基づいて演算された電流指令値
と検出されたモータ電流値から演算した電流制御値に基
づいて、ステアリング機構に操舵補助力を与えるモータ
の出力を制御する電動パワーステアリング装置の制御装
置において、車両が直進状態にあることを検出する車両
直進検出手段と、制御手段を備え、前記制御手段は、前
記車両直進検出手段により車両が直進状態にあることが
検出されたときは、操舵トルク信号の微分値に比例した
補正値を前記電流指令値に加算した値を電流指令値とし
てモータの出力を制御することを特徴とする。
【0010】そして、前記車両直進検出手段は、操舵ト
ルクの値とモータ角速度の推定値に基づいて車両の直進
状態を検出するようにするとよい。
【0011】また、モータ角速度の推定値を算出するた
めには、電流制御値と検出されたモータ電流値に基づい
て算出するとよい。
【0012】
【作用】車両が直進状態にあるとき、操舵トルク信号の
微分値に比例した補正値を電流指令値に加算し、補正さ
れた値を電流指令値としてモータの出力を制御する。こ
れにより、操舵トルクの小さい領域、モータの角速度の
小さい領域でも、電流指令値が補正され、操舵感覚を改
善することができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
図1は、この発明を実施するに適した電動パワーステア
リング装置の構成の概略を説明する図で、操向ハンドル
1の軸2は減速ギア4、ユニバーサルジョイント5a、
5b、ピニオンラツク機構7を経て操向車輪のタイロツ
ド8に結合されている。軸2には操向ハンドル1の操舵
トルクを検出するトルクセンサ3が設けられており、ま
た、操舵力を補助するモータ10がクラツチ9、減速ギ
ア4を介して軸2に結合している。
【0014】パワーステアリング装置を制御する電子制
御回路13は、バツテリ14からイグニツシヨンキー1
1を経て電力が供給される。電子制御回路13は、トル
クセンサ3で検出された操舵トルクと車速センサ12で
検出された車速に基づいて電流指令演算を行い、演算さ
れた電流指令値に基づいてモータ10に供給する電流i
を制御する。
【0015】クラツチ9は電子制御回路13により制御
される。クラツチ9は通常の動作状態では結合してお
り、電子制御回路13によりパワーステアリング装置の
故障と判断された時、及び電源がOFFとなつている時
に切離される。
【0016】図2は、電子制御回路13のブロツク図で
ある。この実施例では電子制御回路13は主としてCP
Uから構成されるが、ここではそのCPU内部において
プログラムで実行される機能を示してある。例えば、位
相補償器21は独立したハードウエアとしての位相補償
器21を示すものではなく、CPUで実行される位相補
償機能を示す。なお、電子制御回路13をCPUで構成
せず、これらの機能要素をそれぞれ独立したハードウエ
ア(電子回路)で構成できることは言うまでもない。
【0017】以下、電子制御回路13の機能と動作を説
明する。トルクセンサ3から入力された操舵トルク信号
は、位相補償器21で操舵系の安定を高めるために位相
補償され、電流指令演算器22に入力される。また、車
速センサ12で検出された車速も電流指令演算器22に
入力される。
【0018】電流指令演算器22は、入力されたトルク
信号と車速信号に基づいて所定の演算式によりモータ1
0に供給する電流の制御目標値である電流指令値I0
(補正前のもの)を決定する。
【0019】加算器23はトルクの微分値に比例した補
正値を、前記した補正前の電流指令値I0 に加算してモ
ータ10に供給する電流の制御目標値である電流指令値
Iを演算するもので、これについては後で詳細に説明す
る。
【0020】比較器24、微分補償器25、比例演算器
26、及び積分演算器27及び加算器28から構成され
る回路は、実際のモータ電流値iが電流指令値Iに一致
するようにフイードバツク制御を行う回路である。
【0021】比較器24は、加算器23で補正された電
流指令値Iと実際のモータ電流値iとの差を出力する。
【0022】比例演算器26では、電流指令値Iと実際
のモータ電流値iとの差に比例した比例値が出力され
る。さらに比例演算器26の出力信号はフイードバツク
系の特性を改善するため積分演算器27において積分さ
れ、差の積分値の比例値が出力される。
【0023】微分補償器25では、加算器23で補正演
算された電流指令値Iに対する実際にモータに流れるモ
ータ電流値iの応答速度を高めるため、電流指令値Iの
微分値が出力される。
【0024】微分補償器25から出力された電流指令値
Iの微分値、比例演算器26から出力された電流指令値
Iと実際のモータ電流値iとの差に比例した比例値、及
び積分演算器27から出力された積分値は、加算器28
において加算演算され、演算結果である電流制御値Eが
モータ駆動信号としてモータ駆動回路41に出力され
る。
【0025】図3にモータ駆動回路41の構成の一例を
示す。モータ駆動回路41は加算器28から入力された
電流制御値EをPWM信号と電流方向信号とに分離変換
する変換部44、FET1 〜FET4 、及びそれ等のゲ
ートを開閉駆動するFETゲート駆動回路45等からな
る。なお、昇圧電源46はFET1 、FET2 のハイサ
イド側を駆動する電源である。
【0026】PWM信号(パルス幅変調信号)は、Hブ
リツジ接続されたFET(電界効果トランジスタ)スイ
ツチング素子FET1 〜FET2 のゲートを駆動する信
号で、加算器28において演算された電流制御値Eの絶
対値によりPWM信号のデユーテイ比(FETのゲート
をON/OFFする時間比)が決定される。
【0027】電流方向信号は、モータに供給する電流の
方向を指示する信号で、加算器28において演算された
電流制御値の符号(正負)により決定される信号であ
る。
【0028】FET1 とFET2 は前記したPWM信号
のデユーテイ比に基づいてゲートがON/OFFされる
スイツチング素子で、モータに流れる電流の大きさを制
御するためのスイツチング素子である。また、FET3
とFET4 は前記した電流方向信号に基づいてゲートが
ON或いはOFFされる(一方がONの時、他方はOF
Fとなる)スイツチング素子で、モータに流れる電流の
方向、即ちモータの回転方向を切り換えるスイツチング
素子である。
【0029】FET4 が導通状態にあるときは、電流は
FET1 、モータ10、FET4 、抵抗R1 を経て流
れ、モータ10に正方向の電流が流れる。また、FET
3 が導通状態にあるときは、電流はFET2 、モータ1
0、FET3 、抵抗R2 を経て流れ、モータ10に負方
向の電流が流れる。
【0030】モータ電流検出回路42は、抵抗R1 の両
端における電圧降下に基づいて正方向電流の大きさを検
出し、また、抵抗R2 の両端における電圧降下に基づい
て負方向電流の大きさを検出する。検出された実際のモ
ータ電流値iは比較器24にフイードバツクして入力さ
れる(図2参照)。
【0031】次に、この発明による、車両が直進走行し
ているときの操舵感覚の改善のための構成と動作につい
て、図2を参照して説明する。
【0032】まず、車両の直進走行状態の検出手段につ
いて説明する。車両が直進走行状態にあるときは、操向
ハンドルの操作量が小さく、操舵補助力も余り必要とし
ない状態であるから、操舵トルクTが予め設定されてい
る所定値T0 よりも小さく、且つ、モータの角速度ωが
予め設定されている所定値ω0 よりも小さい状態にある
ときを、車両が直進走行状態にあると判断することがで
きる。
【0033】そこで、操舵トルクはトルクセンサで検出
したトルクT値を使用する。また、モータの角速度ω
は、この発明では電流指令値Iとモータの電流制御値E
から推定した値を使用する。即ち、角速度ωと、電流指
令値I、モータの電流制御値Eとの間には以下の関係が
あり、角速度ωを推定することができる。
【0034】 ω=(E−R・I)/KT ・・・・・・・・(1) ここでRはモータ端子間抵抗、KT はモータの逆起電力
定数である。
【0035】図2において、直進走行検出器31は、電
流指令値I、モータの電流制御値E、及び操舵トルクT
を入力として、車両が直進走行状態にあるか否かを判断
する回路で、操舵トルクTが予め設定されている所定値
T0 よりも小さく、前記式(1)に基づいて推定したモ
ータの角速度ωの絶対値が予め設定されている所定値ω
0 よりも小さいときは、車両が直進走行状態にあると判
断し、後述するトルク補償器32からの出力Ip を加算
器23に出力させるようスイツチング回路35を作動さ
せる。また、操舵トルクTが予め設定されている所定値
T0 よりも大きいとき、及び角速度ωの絶対値が予め設
定されている所定値ω0 よりも大きいときは、車両が直
進走行状態にないと判断し、後述する補正値メモリ33
から求めた補正値Im のみを加算器23に出力させるよ
うにスイツチング回路35を作動させるものである。
【0036】トルク補償器32は、操舵トルクTの微分
値に比例した補正値If を以下の式(2)により演算
し、後述する補正値メモリ33から求めた補正値Im と
加算するもので、その出力Ip =(If +Im )は、直
進走行検出器31の信号で作動するスイツチング回路3
5を介して加算器23に出力される。
【0037】 If =Kv {T(k) −T(k-1) }/ h・・・・・(2) ここで、Kv は定数、k はサンプル番号、 hはサンプリング時間間隔である。
【0038】次に、補正値メモリ33について説明す
る。補正値メモリ33は、電流指令演算器22で演算さ
れた電流指令値I0 に対し、この発明によるトルクTの
微分値に比例した補正以外の補正を行う補正値を記憶し
たメモリであり、車速や操舵トルクに対応して予め設定
された所定の補正値Im が記憶されている。
【0039】図5は、CPUで構成される制御装置の機
能として設定されている前記した直進走行検出器31、
トルク補償器32、スイツチング回路35などで実行さ
れる動作を説明するフローチヤートである。動作が開始
すると、まず、電流指令値I、モータの電流制御値E、
及び操舵トルクTのサンプル値を読込み(ステツプP
1)、操舵トルクTの絶対値と予め設定されている所定
値T0 との大小を判定する(ステツプP2)。トルクT
の絶対値が小さい場合は、角速度ωを式(1)に基づい
いて演算し(ステツプP3)、角速度ωの絶対値と予め
設定されている所定値ω0 との大小を判定する(ステツ
プP4)。
【0040】角速度ωの絶対値が小さい場合は、トルク
Tの微分値に比例した補正値If を式(2)により演算
し、補正値メモリ33から求めた補正値Im と加算し
(ステツプP5)、その出力Ip =(If +Im )をス
イツチング素子35を介して加算器23に出力し、電流
指令値Iを演算する(ステツプP7)。
【0041】ステツプP2の判定でトルクTの絶対値の
ほうが大きい場合、及びステツプP4の判定で角速度ω
の絶対値のほうが大きい場合は、補正値メモリ33から
求めた値Im (=Ip )をスイツチング素子35を介し
て加算器23に出力し(ステツプP6)、電流指令値I
を演算する(ステツプP7)。さらに、次のサンプル値
を読込み準備をして(ステツプP8)、ステツプP1に
戻る。
【0042】前記実施例では、直進走行検出器31の動
作により、検出されたトルクTの絶対値が所定値T0 以
下で角速度ωの絶対値が所定値ω0 以下の場合と、これ
を越える場合とで、トルクの微分値に比例した補正値I
f が加算器23に出力されたり遮断されたりするから、
電流指令値が不連続に変動し、結果として操舵感覚に違
和感を感じることがある。
【0043】この対策としては、補正値メモリ33に、
トルクの所定値T0 の前後においてトルクTと角速度ω
(それぞれ絶対値)に応じた補正値を複数設定してお
き、図6に示すように、検出されたトルクTと角速度ω
の値に応じて最適の補正値を選択するフアジー制御を行
うとよい。
【0044】即ち、図6で説明すると、角速度ωが零
(Z)に近い場合はトルクTの大小に応じて大(L)、
小(S)、零(Z)の3通りの補正値を、角速度ωが小
(S)の場合はトルクTの大小に応じて小(S)、小
(S)、零(Z)の3通りの補正値を、角速度ωが大
(L)の場合はトルクTの大小に関係なく零(Z)の補
正値を設定しておき、例えば検出された角速度ωが零
(Z)に近く、トルクTが大であるときは、補正値とし
て零(Z)を選択し、検出された角速度ωが小(S)
で、トルクTも小(S)であるときは、補正値として小
(S)を選択する。
【0045】これにより最適の補正値をきめ細かく選択
できるので、電流指令値は連続的にに変化し、操舵感覚
に違和感を与えることがない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の電動パ
ワーステアリング装置の制御装置は、車両が直進状態に
あるとき、操舵トルク信号の微分値に比例した補正値を
電流指令値に加算し、補正された値を電流指令値として
モータの出力を制御する。モータの角速度の小さい領
域、操舵トルクの小さい領域でもモータの角速度と操舵
トルクに応じて電流指令値が補正されるから、車両が直
進しているような場合における操舵感覚を改善すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動式パワ−ステアリング装置の構成の概略を
説明する図。
【図2】この発明の実施例の電子制御回路のブロツク
図。
【図3】モ−タ駆動回路の構成を示す回路ブロツク図。
【図4】車速、電流指令値、及び操舵トルクの関係を説
明する図。
【図5】電子制御回路で実行される直進走行状態の検出
と電流指令値の補正動作を説明するフロ−チヤ−ト。
【図6】操舵トルクが小さい領域における電流指令値の
設定のためのフアジ−制御を説明する図。
【符号の説明】
3 トルクセンサ 10 モ−タ 11 イグニツシヨンキ− 12 車速センサ 13 電子制御回路 21 位相補償器 22 電流指令演算器 23 加算器比較器 24 比較器 25 微分補償器 26 比例演算器 27 積分演算器 28 加算器 31 直進走行検出器 32 トルク補償器 33 補正値メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小岩井 久賀 群馬県前橋市鳥羽町78番地 日本精工株 式会社内 (56)参考文献 特開 平6−144269(JP,A) 特開 平6−56049(JP,A) 特開 平4−31170(JP,A) 特開 昭62−34856(JP,A) 特開 平3−227768(JP,A) 特開 平2−34469(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 6/00 - 6/06 B62D 5/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともステアリングシヤフトに発生
    する操舵トルクと車速に基づいて演算された電流指令値
    と検出されたモータ電流値から演算した電流制御値に基
    づいて、ステアリング機構に操舵補助力を与えるモータ
    の出力を制御する電動パワーステアリング装置の制御装
    置において、 車両が直進状態にあることを検出する車両直進検出手段
    と、 制御手段を備え、 前記制御手段は、前記車両直進検出手段により車両が直
    進状態にあることが検出されたときは、操舵トルク信号
    の微分値に比例した補正値を前記電流指令値に加算した
    値を電流指令値としてモータの出力を制御することを特
    徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記車両直進検出手段は、操舵トルクの
    値とモータ角速度の推定値に基づいて車両の直進状態を
    検出することを特徴とする請求項1記載の電動パワース
    テアリング装置の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記車両直進検出手段は、前記電流制御
    値と検出されたモータ電流値に基づいてモータ角速度の
    推定値を算出する手段を備えていることを特徴とする請
    求項2記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
JP31600194A 1994-11-28 1994-11-28 電動パワ−ステアリング装置の制御装置 Expired - Lifetime JP3385763B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31600194A JP3385763B2 (ja) 1994-11-28 1994-11-28 電動パワ−ステアリング装置の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31600194A JP3385763B2 (ja) 1994-11-28 1994-11-28 電動パワ−ステアリング装置の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08150953A JPH08150953A (ja) 1996-06-11
JP3385763B2 true JP3385763B2 (ja) 2003-03-10

Family

ID=18072142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31600194A Expired - Lifetime JP3385763B2 (ja) 1994-11-28 1994-11-28 電動パワ−ステアリング装置の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3385763B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10604181B2 (en) 2015-07-22 2020-03-31 Nsk Ltd. Control unit of electric power steering apparatus

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100460261C (zh) * 2005-08-02 2009-02-11 日产自动车株式会社 车辆转向设备和车辆转向方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10604181B2 (en) 2015-07-22 2020-03-31 Nsk Ltd. Control unit of electric power steering apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08150953A (ja) 1996-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100286485B1 (ko) 전동 파워-스티어링 장치의 제어장치
KR100385102B1 (ko) 차량의 전동 파워스티어링장치
JP3484968B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP3284786B2 (ja) 電動パワ−ステアリング装置の制御装置
JPH08310417A (ja) 電動パワ−ステアリング装置の制御装置
JP3284785B2 (ja) 電動パワ−ステアリング装置の制御装置
JPH0924846A (ja) 電動パワ−ステアリング装置の制御装置
JP3692660B2 (ja) 電動パワ−ステアリング装置の制御装置
JP3598707B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP4089161B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP3385763B2 (ja) 電動パワ−ステアリング装置の制御装置
JPWO2005058672A1 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4715302B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP3171021B2 (ja) 電動パワ−ステアリング装置の制御装置
JPH0867262A (ja) 電動パワ−ステアリング装置の制御装置
JP3550827B2 (ja) 電動パワ−ステアリング装置の制御装置
JPH0867261A (ja) 電動パワ−ステアリング装置の制御装置
JP3562040B2 (ja) 電動パワ−ステアリング装置の制御装置
JP3637764B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP3525681B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JPH08150946A (ja) 電動パワ−ステアリング装置の制御装置
JPH08142884A (ja) 電動パワ−ステアリング装置の制御装置
JPH0939809A (ja) 電動パワ−ステアリング装置の制御装置
JPH08150954A (ja) 電動パワ−ステアリング装置の制御装置
JP3533782B2 (ja) 電動パワ−ステアリング装置の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080110

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100110

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100110

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110110

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120110

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130110

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130110

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140110

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term