JP3385153B2 - 溶接部の遅れ破壊特性の優れたpc鋼棒 - Google Patents

溶接部の遅れ破壊特性の優れたpc鋼棒

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は母材の特性は従来鋼
と同等で溶接部の遅れ破壊特性の優れたPC鋼棒に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プレストレストコンクリート用鋼棒(P
C鋼棒)はJISG3109「PC鋼棒」にて、引張強
さが1200N/mm2 以上のものが規格され、規格特
性値は機械的特性が中心である。特に引張強さ、降伏
点、伸び、リラクセーション値はPC鋼棒の用途上最も
重要な特性である。
【0003】PC鋼棒は熱間圧延後に熱処理を行い引張
強さを1200N/mm2 以上に制御したもので、炭素
含有量が0.4%以下で、溶接が可能である。従って、
フープ筋をPC鋼棒に点溶接を施して籠を編組でき、作
業性が良好な特徴を有している。
【0004】このようなPC鋼棒の主用途の一つとして
コンクリートポール、コンクリートパイルがある。この
ような用途ではPC鋼棒にフープ筋を点溶接して鉄筋篭
をつくり、これにコンクリートを投入被覆して鋼棒の降
伏点近傍まで応力をかけた状態で蒸気あるいはオートク
レーブで養生し、長期間に亘り鋼棒に緊張状態で使用さ
れる。この緊張力を安定して維持するためにリラクセー
ション特性は小さいほど好ましい。
【0005】コンクリート中に配筋されたPC鋼棒はp
Hが12と非常に高い環境に存在するために腐食等の発
生は起こりにくいものであるがコンクリートのかぶり量
が少ない用途やコンクリートの施工上の不備によりコン
クリート中に塩分を含んだりpHが低い水がコンクリー
トの亀裂等から侵入する場合があり、PC鋼棒の遅れ破
壊が発生する可能性がある。
【0006】特に、フープ筋を点溶接した溶接部はビッ
カース硬度で700以上の高い硬度を有し、遅れ破壊感
受性が高いために遅れ破壊の起点となることが多い。こ
のためにPC鋼棒の点溶接部の遅れ破壊特性の改善が要
求されてきている。
【0007】このようなPC鋼棒の遅れ破壊特性は特開
昭48−51816号公報にSiを高めたPC鋼材、特
開平5−295481号公報にはSiとCaの複合添加
により介材物の形態制御を行う方法、特開平2−240
236、特開平2−240237、特開平2−2402
44号公報にはNi、Cu,Wの添加により耐食性とと
もに遅れ破壊特性を改善したPC鋼棒が知られている。
【0008】しかし、従来の方法はPC鋼棒の母材部分
の遅れ破壊特性の改善効果はあるものの点溶接部の遅れ
破壊特性を改善する効果は十分ではなく、さらに高価な
合金を多く添加する場合には製造コストが増加し、経済
性に乏しい。
【0009】また、点溶接部の遅れ破壊特性を改善した
PC鋼棒としては特開平6−212346および特開平
6−212357号広報にて開示されているようにNi
を0.25%まで低減した成分系の鋼種が提案されてい
る。この成分系で目標の特性はほぼ満足されるものの高
い遅れ破壊特性を達成するためにはNiの増すことが必
要であり、合金コストの点では改善の余地があるととも
にNi添加による酸化スケールの剥離性悪化による加工
処理作業が繁雑となる課題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術課題を
解決するために本発明は、高価なNiを添加することな
しに、合金添加を極力押さえることにより点溶接性を損
なうことなく機械的特性とリラクセーション特性は従来
鋼と同等で、点溶接部の遅れ破壊特性を改善した低コス
トなPC鋼棒を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記技術課
題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、機械的特性とリ
ラクセーション特性を悪化することなしに遅れ破壊特
性、特に点溶接部での遅れ破壊特性を改善するためには
以下に示す条件を満足することが有効であることを見い
だした。
【0012】(a)点溶接部の遅れ破壊特性を改善する
ためには溶着金属部の硬度の高い部分に発生した亀裂を
母材内部まで進展させないことがポイントで、溶着金属
と母材の境界での靭性を改善することが重要であること
を知見した。すなわち溶着金属と母材の境界は点溶接時
に熱影響を受け、高温に加熱され、硬度低下を示し、こ
の領域(HAZ軟化層と称す)で亀裂が停止する。HA
Z軟化層の硬度は低くければ低いほど点溶接部の遅れ破
壊特性が改善される。即ち合金成分としてはSiおよび
Mnの低減が有効に作用することを知見したものであ
る。
【0013】またVを添加することにより侵入水素のト
ラップサイトとして作用し、鋼材中に侵入した水素の無
害化が図れること、さらに粒界偏析しやすいP,S,M
nの低減は粒界への偏析を抑制し粒界強化が図られ、ス
ポット溶接部に発生した亀裂先端から母材への進展を抑
制することにより遅れ破壊特性が改善できること。
【0014】(b)点溶接部の遅れ破壊特性を改善する
Siの低下はPC鋼棒の重要な特性値であるリラクセー
ション特性を悪化する。そこで低Siでも良好なリラク
セーション特性を得るために微細な炭窒化物を形成する
V,Nbの添加が有効であることを知見した。
【0015】(c)遅れ破壊特性改善のためにMnを低
減下場合の焼入れ性の低下を抑制するためにBを添加
し、焼入れ性を確保する。ここで、Bを有効に作用させ
るためにTi,Alを添加し、窒化物を形成し鋼中のN
がBと結合することを抑制する必要があること。
【0016】(d)さらに焼入れ焼戻し処理により強度
の調整を行い、目標強度を確保するが、この時急速加熱
を行うことにより結晶粒が微細化されるとともに炭窒化
物の析出物もマルテンサイトラスの内部に微細析出し、
粒界への析出を抑制する結果、粒界強度の低下を防止す
ること。上記知見(a)〜(d)をもとに本発明によれ
ば前記課題は下記により解決される。
【0017】すなわち、本発明のPC鋼棒は、質量%
C:0.20〜0.40%,Si:0.05〜0.3
%,Mn:0.2〜0.5%,P:<0.02%,S:
<0.02%,V:0.03〜0.2%,を基本成分と
、更にTi:0.01〜0.05%,Al:0.01
〜0.05%,B:0.001〜0.005%,うち2
種以上を含み残部が鉄および不可避的不純物よりなるこ
とを特徴とする溶接部の遅れ破壊特性の優れたPC鋼棒
である。
【0018】また、本発明のPC鋼棒は、質量%でC:
0.20〜0.40%,Si:0.05〜0.3%,M
n:0.2〜0.5%,P:<0.02%,S:<0.
02%,V:0.03〜0.2%,Nb:0.02〜
0.05%,を基本成分とし、更にTi:0.01〜
0.05%,Al:0.01〜0.05%,B:0.0
01〜0.005%,のうち2種以上を含み残部が鉄お
よび不可避的不純物よりなることを特徴とする溶接部の
遅れ破壊特性の優れたPC鋼棒である。
【0019】
【作用】本発明の成分限定理由を質量%(以下単に%と
表示)により説明すると以下の通りである。Cは焼入れ
性を高め強度を上げるのに必要な元素であり、PC鋼棒
とし1420N/mm2の強度レベルを確保するために
は0.2%以上は必要である。また、Cの含有量を増せ
ば増すほど強度向上の効果は得られるが本発明の主目的
の一つである点溶接部の耐遅れ破壊特性を劣化すること
と、C含有量の増加に従い点溶接性が低下し、点溶接部
の脆化が認められるために0.4%以下に押さえること
が特に必要である。
【0020】Siは母材の遅れ破壊特性およびリラクセ
ーション特性に有効であり、含有量が多いほど特性が改
善する。しかし、Si含有率が増すにつれ点溶接部の熱
影響部の軟化層硬度が高くなり、点溶接部の遅れ破壊特
性が低下する。このため遅れ破壊特性を改善するには少
なくとも0.3%以下の含有量とすることが必要であ
る。しかし、Siが0.05%より少なくなると点溶接
部の遅れ破壊特性は改善するものの降伏比(降伏強度/
引張強度)の低下およびPC鋼棒としての緊張時の応力
弛緩が高く、リラクセーション値の大幅な低下を来すた
めに0.05%以上は必要である。
【0021】Mnも焼入れ焼戻し後の強度を高めるのに
有効な元素であり、含有量を増すほ高い強度が得られ
る。含有量が少ない場合は焼戻し温度を低下する必要が
あり、十分な靭性が得られない。この結果、遅れ破壊特
性も悪化傾向を示すために少なくとも0.2%以上は必
要である。点溶接部においてはMn含有量が増すほど熱
影響部の軟化層硬度が高くなり遅れ破壊感受性が高くな
り、遅れ破壊特性が悪化するために0.5%を上限とし
た。
【0022】Pは不純物元素としてさけられない元素で
あるが粒界に偏析し、遅れ破壊特性を悪化させるために
0.02%以下とした。
【0023】SもPと同様に不純物元素としてさけられ
ない元素であり、粒界に偏析し、遅れ破壊特性を悪化さ
せるために0.02%以下とした。
【0024】Vは本発明における重要な元素である。V
は炭窒化物を析出させ、γ粒を細粒化すると共に鋼材中
に侵入した水素のトラップサイトとしても作用し、水素
の無害化により遅れ破壊特性を改善する。さらに析出物
がピンニング作用により転位の移動を抑制し、リラクセ
ーション特性を改善する。この効果を発揮するためには
0.003%以上の含有量が必要であり0.003%を
下限とした。しかし、多量の配合は効果が飽和すること
と、経済的にも不利になるために0.2%を上限とし
た。
【0025】Nbも炭窒化物を析出しγ粒を細粒化し、
遅れ破壊特性を改善する。さらにV同様ピンニング作用
により転位の移動を抑制し、リラクセーション特性を改
善する。この作用を発揮するためには少なくとも0.0
2%以上の含有量が必要であり0.02%を下限とし
た。しかし、多量に配合しても効果が飽和すること、経
済的にも不利になるために0.05%を上限とした。
【0026】Tiは鋼中のNを固定し、窒化物をつくり
BNの析出によるBの焼入れ性改善効果の低減を抑制す
るとともにγ粒の細粒化による遅れ破壊特性の改善、析
出物によるリラクセーション特性の改善がある。この効
果を得るためには少なくとも0.01%以上が必要であ
る。しかし添加量が多すぎると粗大なTiNが大量に析
出して特性を悪化することと経済的に不利になるために
0.05%を上限とした。
【0027】Bはわずかの添加により焼入れ性を高める
元素であるがNがBNとして析出した場合にはBの焼入
れ性の改善効果が得られなくなる。従って、Al、Ti
の窒化物形成元素と複合添加して鋼中のNを事前に固定
することが必要である。さらにBは優先的に粒界に偏析
し、P,S,Mn等の粒界偏析を抑制する粒界清浄効果
をも合わせ持つ。このような理由からBの効果を発揮す
るためには少なくとも0.001%以上が必要である。
また、Bは多量に含有するとFe23Bを析出し、遅れ破
壊特性を悪化させること、Bの効果が飽和することから
0.005%を上限とした。
【0028】本発明のPC鋼棒は熱処理により引張強さ
1420N/mm2 以上、降伏強度1325N/mm2
以上、伸び5%以上の機械的性質を有するように調整さ
れる。熱処理は鋼材をAc3 変態点以上に加熱し、溶体
化してオーステナイト状態からMs点以下まで急冷し
て、焼入れにより完全にマルテンサイト組織としその
後、焼戻し処理を行い靭性を確保するものである。焼戻
し温度は成分と目標強度により異なるが十分な靭性が確
保し、降伏強度を高く維持するためには350℃以上に
加熱して調整する。
【0029】この際、焼入れ時の加熱速度を急速に行う
ことによりγ粒が微細化し、高い遅れ破壊特性が得られ
るとともに析出物の再溶解をも抑制でき、析出物を微細
に分布でき、有効に利用することができる。焼戻し時に
も急速加熱を行うことによりセメンタイトを微細かつ、
マルテンサイトラス内に大量に析出させ、粒界脆化を抑
制し、遅れ破壊特性を改善するものである。
【0030】このように本発明では高価なNiを添加す
ることなしにSi,Mnを低減し溶接部の軟化層硬度を
低く押さえ、リラクセーション特性をV,Nbの析出物
により改善し、さらに水素のトラップサイトとして作用
させ水素の無害化を図ることおよびセメンタイトをマル
テンサイトラス内に微細分散させることにより従来鋼と
同等かより優れたリラクセーション特性を有し、点溶接
部の遅れ破壊特性が優れたPC鋼棒を得るものである。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。なおこれらの実施例は本発明の効果を示す例示
であって、本発明の技術的範囲を何ら制限するものでな
いことは勿論である。
【0032】
【実施例】本発明者は、表1に示す成分組成の本発明鋼
No.1〜No.19、比較鋼No.20〜No.29
を供試鋼として直径8mmの丸棒に熱間圧延し、デスケ
ーリングを行った後に直径7.4mmの異形丸棒に伸線
し、その後高周波加熱により焼入れ焼戻し処理を行っ
た。ここで焼入れは880〜920℃で、焼戻しは引張
強さ1420N/mm2 以上となるように350〜45
0℃の範囲に制御した。なお、熱処理の手段は高周波加
熱のみに限定されるものではないことは明らかである。
【表1】
【0033】熱処理を行った鋼材に直径3.2mmのS
WRM8の軟鋼線材をフープ筋として直角に交差させた
状態で、410Nの加圧力で押しつけて2500Aの溶
接電流を2サイクル、0.05S通電して点溶接を行
い、溶接部に於ける遅れ破壊試験およびリラクセーショ
ン試験を行った。
【0034】ここで、遅れ破壊試験は図1に概要を示し
たように、規格の引張強さの70%の一定応力6を付加
し、容器3内に50℃に加熱した20%NH4 SCN溶
液2中に溶接部4を含むPC鋼棒1を浸漬して行い、破
断時間で評価した。容器3は2重ジャケットであり、外
側と内側のジャケット間の間隙を50℃の温水が図中の
右下から右上に流れるようになっている。
【0035】溶接性試験は、溶接後のPC鋼棒を引っ張
り、強度、伸びがJISG3109の規格を満足する場
合を○印とした。
【0036】母材の引張試験は、熱処理後のものを評点
距離60mmで引張を行った。
【0037】リラクセーション試験は、蒸気養生を考慮
して75℃で行った。この時は、規格の引張強さの70
%の応力を付加し、75℃に5時間保持した後炉内放冷
し、23時間後の荷重変化量を測定し、初期荷重との比
で評価した。
【0038】表2に示すように、本発明鋼ではいずれも
機械的特性、溶接性は従来鋼と何ら遜色無く、PC鋼棒
としての特性を満足させるものとなっているとともに、
スポット溶接部の遅れ破壊破断時間が30h以上とな
り、さらにリラクセーション特性も従来鋼に比べ改善さ
れていることがわかる。
【表2】
【0039】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によると、14
20N/mm2 以上の引張強さを有し、かつ溶接後でも
特性の劣化のない溶接部の遅れ破壊特性が優れ、その他
のリラクセーション特性や機械的特性は従来鋼並の特性
を有し、かつ低コストのPC鋼棒を得ることができ、遅
れ破壊が発生しやすい環境下においても、十分使用する
ことができ、工業的に非常に有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は遅れ破壊試験方法を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…試験用PC鋼棒 2…50℃に加熱した20%NH4 SCN溶液 3…50℃の温水を循環させる容器 4…PC鋼棒の点溶接部分 5…溶液の漏れ防止パッキング 6…荷重付加方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C22C 38/00 C21D 8/08 B21F 27/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質量%で、 C:0.20〜0.40%, Si:0.05〜0.3%, Mn:0.2〜0.5%, P:0.02%以下 S:0.02%以下 V:0.03〜0.2%, を基本成分とし、更に Ti:0.01〜0.05%, Al:0.01〜0.05%, B:0.001〜0.005% のうち2種以上を含み残部が鉄および不可避的不純物か
    らなることを特徴とする溶接部の遅れ破壊特性の優れた
    PC鋼棒。
  2. 【請求項2】 質量%で、 C:0.20〜0.40%, Si:0.05〜0.3%, Mn:0.2〜0.5%, P:0.02%以下 S:0.02%以下 V:0.03〜0.2%, Nb:0.02〜0.05%, を基本成分とし、更に Ti:0.01〜0.05%, Al:0.01〜0.05%, B:0.001〜0.005% のうち2種以上を含み残部が鉄および不可避的不純物か
    らなることを特徴とする溶接部の遅れ破壊特性が優れた
    PC鋼棒。
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