JP3383885B2 - ロータリー式トレーカップ自動蓋締め装置 - Google Patents

ロータリー式トレーカップ自動蓋締め装置

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JP3383885B2
JP3383885B2 JP07885693A JP7885693A JP3383885B2 JP 3383885 B2 JP3383885 B2 JP 3383885B2 JP 07885693 A JP07885693 A JP 07885693A JP 7885693 A JP7885693 A JP 7885693A JP 3383885 B2 JP3383885 B2 JP 3383885B2
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健二 阪本
公一 荘司
咲也 高根
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、食品製造業その他の分
野で使用されているトレーカップを自動的に蓋締めしよ
うとするロータリー式トレー自動蓋締め装置に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】従来の蓋締め装置のストッカーは図8お
よび図9に示すように、蓋取出部20の上に、四方を板
で囲った縦形の箱からなるものや傾斜したシュート状の
ものからなり、この中に蓋17を積み重ねて置き、下か
ら固定爪で支え、下から1枚ずつ吸盤付き上型36で吸
着した後、固定爪に逆らって引きはがし、吸着したまま
上下を反転させて、その下方位置で、すでに下型で受け
て待つトレーカップに押さえつけて、蓋締めできるよう
にしていた。 【0003】 【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、従来の
ように、蓋を蓋取出部で上下に多数の蓋を積み重ねて固
定爪で支えていると、その重みで固定爪がたわんで蓋が
外れてしまうから、あまり多くの蓋を載せることができ
なかった。ストッカーに一度にセットする蓋の枚数もせ
いぜい100枚から200枚程度が限度であった。その
ために、わずか数分でなくなってしまうので、常に作業
者が横に付いて蓋を補給していなければならず、省力化
するための設備でありながら人手を必要とするという逆
効果を招いていた。しかも、積み重ねた蓋を固定爪で支
えているから、その重みで固定爪がたわんで外れたりし
て取り出しミスが頻繁に発生し、そのために、トレーカ
ップを破いたり変形させたりするトラブルが多かった。 【0004】また、トレーカップのサイズや形状が変わ
ると、ストッカーそのものを取り替えなければならずめ
んどうで、しかもトレーカップの種類ごとにストッカー
を準備しておかなければならず、それだけ余分に設備費
を必要とした。 【0005】また、吸盤を利用しているから、吸着のた
めに別途、真空発生機を必要とするから、設備費が高く
付いたり、運転による騒音が大きかったり、真空発生機
によって室内空気を攪乱させるために雑菌をまき散らし
たりするなどして環境衛生上、問題があった。 【0006】本発明が解決しょうとする課題は、一度に
大量の蓋を収納できるようにしたストッカーを提供する
ことによって、長時間、無人で連続運転ができること。 【0007】また、蓋のサイズが変わってもストッカー
を取り替える必要がないようにして、作業性を向上する
とともに、設備費を安くすること。 【0008】また、蓋を破いたり、変形させたりしない
で、蓋を取り出し、確実に蓋締めができること。 【0009】さらには、衛生的に悪影響を及ぼす空気を
一切使用せず、完全に機械の動作のみで運転音も静かな
作業環境を提供できるトレーカップ自動蓋締め装置を提
供しようとするものである。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、以下のような構成にする。 【0011】間欠回転駆動用モーターの軸に円形のター
ンテーブルを固定し、またこのターンテーブルに対して
自由回転できるようにした円盤を同軸上に取り付け、こ
の円盤の円周上に所定間隔ごとに半径方向に対して傾斜
する長穴を設け、さらにこの長穴が位置する半径方向に
延びる案内板を設け、この案内板上にピンを立てて該長
穴に挿入し、この案内板を該ターンテーブルに固定した
ガイド部材で規制して半径方向に移動できるように構成
し、案内板の両側部に一体的にトレー幅寄せガイド部材
を取り付けるとともに、さらに、蓋取出部位置で切り欠
いた円周状のガイドレールを該円盤の周囲に設け、ま
た、蓋取出部の手前位置で待機するようにした仕切板を
設け、該円盤が回転するのと連動して仕切板を水平に移
動させて蓋取出部位置の切り欠き個所を閉じ、また円盤
が停止するのと連動して、仕切板を元の位置に戻して開
口できるように構成し、さらに、該蓋取出部は、上爪と
下爪を上下に重ねてなる一組の爪を左右対称に所要間隔
をおいて二組を配置し、この二組の爪を互いに左右方向
に相対的に所要距離を離れたり、接近したりできるよう
に構成し、この二組の爪の間の下方にダンパーを設け、
このダンパー上に上下に積み重ねてセットした蓋に上記
二組の爪を互いに所要距離接近させると、下から1枚目
の蓋とその上の2枚目の蓋の外縁間のすき間に差し込ま
れて2枚目から上の蓋をその外縁で支え、続いて二組の
爪のうち下爪だけを一体的に下降させて1枚目の蓋の外
縁を引き下げ、これと連動してダンパーを逃がして1枚
目の蓋を落下させ、続いて下爪を一体的に上昇させて上
爪と重なる元の位置に戻るのと連動してダンパーも元の
位置に戻るようにし、さらに続いて二組の爪が互いに所
要距離を離れると、残りの蓋は二組の爪から外れてダン
パー上に乗るようにして蓋を1枚ずつ自動的に排出でき
るように構成するとともに、この蓋取出部の排出口に、
取り出された蓋を受け取る蓋位置決め部を設け、この下
方にトレーカップを搬送するためのコンベアを配置し、
搬送されてきたトレーカップを丁度、上記蓋の真下にく
るようにする位置決め装置を設け、トレーカップが位置
決めされるとトレーカップの下方に設けた下型と、位置
決めされた蓋の上方に設けた上型が互いに接近してきて
蓋をトレーカップに蓋締めをすると、再び互いに離れて
元の位置に戻るように構成し、同時に該位置決め装置が
退避して、蓋締めが完了したトレーカップをコンベアで
排出するように構成する。 【0012】 【作用】その作用を説明すると、まず、ロータリー式ス
トッカーの作用について説明するる。 【0013】ストッカーの各ステーションと蓋取出部に
蓋を上下に重ねて置く。運転開始のスイッチを入れる
と、蓋取出部に置かれた蓋を下から1枚ずつ引きはがし
て落下させる。この蓋取出部の蓋が次第に少なくなり所
定の残り枚数になると、センサーが検知して円盤の間欠
駆動用モーターに信号を送る。モーターが回転すると、
ターンテーブルが回転し、これに固定したガイド部材に
規制された案内板がトレートレー幅寄せガイド部材と一
体的に軸心周りに移動する。各ステーション上に置かれ
た蓋はトレー幅寄せガイド部材で円周方向に押されてガ
イドレール上をスライドしながら次のステーションに移
動する。 【0014】このとき、ターンテーブルの回転と連動し
て仕切板も一緒に水平移動するから、蓋取出部手前に置
かれた蓋は、仕切板上に載せて蓋取出部位置のステーシ
ョンに移される。円盤が停止すると同時に仕切板は元の
位置に戻る。蓋取出部が開口されて、仕切板上に載せた
蓋は落下して蓋取出部に残されていた蓋の上に乗る。こ
の蓋受け渡し作動の間にも蓋の取り出し動作は継続され
ている。再びこのステーションの蓋がなくなれば上記一
連の動作を繰り返す。各ステーション上に蓋がなくなる
と、ストッカーに蓋を補充しておくと連続運転ができ
る。 【0015】次に、該蓋取出部の作用について説明す
る。 【0016】使用する蓋の種類に対応するスイッチを入
れると、二組の爪が初期位置に移動する。ダンパーの上
に蓋を上下に積み上げて乗せる。次に、運転開始のスイ
ッチを入れると二組の爪が左右方向に接近してきて、下
から1枚目の蓋とその上の2枚目の蓋の外縁間のすき間
に差し込まれるて停止する。続いて二組の爪のうち下爪
が一体的に下降するのと連動してダンパーが退避する。
このとき、2枚目から上の蓋は両側からその外縁を二組
の爪のうち上爪で支えられており、他方1枚目の蓋は下
爪でその外縁を引き下げられて落下する。続いて、下爪
はさきほどとは逆に一体的に上昇し、上爪と重なる元の
位置に戻るのと連動してダンパーも元の位置に戻る。さ
らに続いて、二組の爪が所要距離を離れる。すると、蓋
はこれまでその外縁で支えられていた二組の爪から外れ
てダンパー上に乗る。再び、二組の爪を所要距離を接近
させると蓋の外縁間のすき間に差し込まれる。上記一連
の動作を自動的に繰り返すことによって上下に積み上げ
た蓋を下から1枚ずつ自動的に取り出し、適宜の排出手
段によって蓋を蓋位置決め装置に送る。 【0017】他方、この蓋位置決め部の下方に配置され
たコンベアで搬送されてきたトレーカップは、丁度、上
記蓋の真下の位置に来ると、位置決め装置で位置決め停
止させる。トレーカップが位置決めされるとトレーカッ
プの下方に設けた下型と、位置決めされた蓋の上方に設
けた上型が互いに接近してきて蓋をトレーカップに蓋締
めをする。すると、再び互いに離れて元の位置に戻る。
同時に、該位置決め装置もコンベアの搬送面下に退避す
る。蓋締めが完了したトレーカップはコンベアで後続の
ラインに排出される。 【0018】 【実施例】実施例について図面を参照しながら説明す
る。 【0019】図1ないし図7に示すように、架台1に固
定されたブレーキ付きの間欠駆動用のインデックスモー
ター2の軸3に円形のターンテーブル4を固定し、この
軸心上にボス5を設け、その先端部分をねじ部6に構成
する。 【0020】また、該ボス5にベアリング7をはめ、こ
れを介して同軸心上に円盤8を取り付ける。もって、円
盤8がターンテーブル4に対して自由回転できるように
するとともに、円盤8の上にターンテーブル4の該ねじ
部6とかみ合うようにしたロックハンドル9を設け、こ
のロックハンドル9を締めると円盤8はターンテーブル
4に対して固定されて一体的に回転できるようにする。
10は円盤8に取り付けたハンドルで、これで円盤8を
手で回転できるようにする。 【0021】また、この円盤8の円周上で、該インデッ
クスモーター2の割り出し位置ごとに半径方向に対して
傾斜した長穴11を設ける。 【0022】また、この長穴11が位置する半径方向に
延びる矩形の案内板12をそれぞれ設ける。この案内板
12は該ターンテーブル4に支柱13を取り付けて、こ
れとベアリング14をはめて案内板12の両側部を挟む
ようにして、案内板12が半径方向にスライドできるよ
うにする。また、案内板12にピン15を立て、これを
該長穴11に挿入する。 【0023】また、案内板12の両側に一体的に丸棒ま
たは板でできたトレー幅寄せガイド部材16を取り付け
る。もって、隣合う案内板12のトレー幅寄せガイド部
材16の間にできたスペースに蓋17を置くストッカー
18を構成する。 【0024】さらに、円盤8の外周を囲うようにした複
数本の丸棒を円形状にしてできたガイドレール19を架
台1に取り付ける。このガイドレール19は蓋取出部2
0位置で切り欠いてある。 【0025】他方、蓋取出部20手前位置の架台1上
に、ガイドレール19の下側になるようにして配置した
仕切板21を軸22で支持し、水平方向に回転できるよ
うに取り付ける。23は引っ張りばねで一方を架台1に
他方を仕切板21に取り付けてある。 【0026】図6にその詳細を示すように、円盤8の外
周部分の前記割り出し位置にフック24を取り付ける。
このフック24の形状は、リング25の左右に丸棒を取
り付け、左側の丸棒をL字型に下に折り曲げて掛合部2
6とし、右側の丸棒を解除部27とする。リング25の
穴28の軸心まわりに左に傾くように重心をずらしてあ
る。これを円盤8の接線方向になるように、円盤8の割
り出し位置に取り付けた軸29にリング25をはめる。
円盤8が回転移動すると、フック24も一体的に回転移
動し、L字型の部分で仕切板21を引っかけてこれを水
平移動させる。円盤8が停止すると同時に、あるいはそ
の少し前にフック24の解除部27先端部分をソレノイ
ド30で下降させると、該掛合部26は仕切板21から
外れて引っ張りばね23で引かれて元に戻るように構成
される。 【0027】次に、蓋取出部20の構成を図7にもとづ
いて以下に説明する。 【0028】まず、蓋17の外縁間aのすき間に差し込
めるようにした長手形状の薄い板でできた同じ形状の上
爪31と下爪32を上下に重ねてなる一組の爪33を設
け、これを左右対称に所要間隔をおいて二組を配置す
る。 【0029】上爪31をそれぞれ補強用板材34で一体
的に固定するとともに、その後端部を左右に2個配設し
たL字型の移動支持部材35の上部にそれぞれを固定す
る。 【0030】また、下爪32の後端部にスライド軸38
の上端部を固定し、このスライド軸38に圧縮ばね40
を取り付けるとともに、該移動支持部材35の下部にあ
る突き出たL字型個所41にベアリングを取り付け、こ
れに該スライド軸38を挿通して上下にスライドできる
ように構成する。もって、下爪32は圧縮ばね40のば
ね圧によって上爪31に重なる。さらに、該スライド軸
38の下端部は該ベアリングを通過して下方に延びてお
り、水平に位置する矩形の板でできた下爪昇降板43の
長穴44を貫通し、さらに下端部に当たり止め板45を
取り付けてある。下爪昇降板45が下降すると当たり止
め板45に当たり、さらに下降すると当たり止め板45
を押し下げて下爪32は圧縮ばね40を圧縮しながらス
ライド軸38とともに下降して、1枚目の蓋17を引き
落とす。落下した蓋17はその下に設けたベルトコンベ
アー46上に乗って排出される。逆に、下爪昇降板45
が上昇すると下爪32は圧縮ばね40の復元作用に助け
られてスライド軸12とともに上昇するように構成され
ている。すなわち、スライド軸38の昇降にともないこ
の上端部に固定されている下爪32が一体的に昇降する
ように構成されている。なお、図示してはいないが、下
爪32がスライド軸38周りに回転しないように補強板
材34にスライド軸38を2本取り付けておくのが好ま
しい。また、下爪昇降板45は左右に2本のガイド軸4
6で支持され、スライドベアリング39でスライドする
ように構成されている。 【0031】また、上記移動支持部材35を、平行に配
置した2本のスライドガイド軸47で支持して左右方向
に移動できるように構成するとともに、パルスモーター
54に軸支したピニオン49の両側に該スライドガイド
軸47と平行に2本のラック50を配置し、一方のラッ
ク50は左側の移動支持部材35に固定し、他方のラッ
ク50は右側の移動支持部材35に固定して、ピニオン
49が正逆転すると、2本のラック50は互いに逆方向
に直線移動し、これと連動して移動支持部材35が互い
に左右方向に相対的に離れたり、接近したりするように
構成する。このとき、上爪31と下爪32も移動支持部
材35とともに一体的に移動し、また下爪31のスライ
ド軸38も一体的に左右方向に移動するので、前記下爪
昇降板45に開けた長穴44に沿って、スライド軸38
が左右方向に自由移動できるようになっている。 【0032】さらにまた、上記二組の爪1の間の下方に
蓋17を支える矩形の板からなるダンパー51を軸支す
る。このダンパー51はクランク軸52を介して下爪昇
降板45と連設することによって、下爪昇降板45の昇
降動作に連動して昇降させることができる。ダンパー5
1の取り付け位置は、この上に蓋17を上下に積み上げ
て上記二組の爪31を互いに所要距離接近させたとき、
下から1枚目の蓋17とその上の2枚目の蓋17の外縁
間aのすき間に差し込まれるレベルとする。 【0033】また、上記下爪昇降板45はクランク軸5
2を介してモーター54の偏心軸53に取り付けてあ
り、モーター54の軸55が一回転するとクランク軸5
2を介して下爪昇降板45がスライド軸38で支持さ
れ、スライドベアリング39をスライドして上下に昇降
するように構成されている。 【0034】上記一連の動作を繰り返すことによって蓋
17を1枚ずつ自動的に引きはがして取り出せるように
構成し、この蓋17を排出するベルトコンベア55を設
け、このコンベア55で送り出された蓋17を受け取る
蓋位置決め部56を設ける。この蓋位置決め部56は蓋
17の周囲を囲うガイド側壁と蓋の外縁部を支えるため
に設けたばねで付勢された受け爪部材58からなり、他
方、この真下にトレーカップを搬送するためのベルトコ
ンベア37を配置し、搬送されてきたトレーカップ59
を丁度、上記蓋17の真下にくる位置に位置決めするた
めの位置決め装置61を設ける。この位置決め装置61
はつい立てからなり、これにトレーカップ59が当たる
と、丁度、上記蓋17の真下に来るようにする。トレー
カップ59が位置決めされるとトレーカップ59の下方
に設けた下型63と、位置決めされた蓋17の上方に設
けた上型64が互いに接近してきて蓋17をトレーカッ
プ59に蓋締めをすると、再び互いに離れて元の位置に
戻るように構成する。上型63と下型64は図3に示す
ように、それぞれ支持部材65で支持され、それらの端
部にガイド穴を設け、このガイド穴それぞれにはまる摺
動ピン67を取り付けた2枚の円盤68をメタル36で
支持軸66に取り付け、上型64の支持部材65を上死
点とし、下型63の支持部材65を下死点とするように
摺動ピン67の位置を180度ずらした位置で停止する
ように支持軸66に取り付けてある。71は支持軸66
に取り付けたプーリで、モーター69の出力軸に取り付
けたプーリ71とをタイミングベルト72で掛け渡して
ある。 【0035】上型64および下型63は箱型からなり、
それぞれ蓋17およびトレーカップ59の外縁部分を上
下から押さえられる形状とする。 【0036】ベルトコンベア60は、常時搬送運転させ
ておいてもよいが、トレーカップ59が位置決め個所で
位置決めされると一次停止し、蓋締めが終わると再び作
動するようにすれば、より安定して蓋締めができる。 【0037】 【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 【0038】ロータリー式ターンテーブルのストッカー
を採用したから、1000枚もの大量の蓋が収納できる
ようになった。ストッカーに蓋がなくなれば、運転を停
止せずに補充できるから、従来の10数倍もの長時間、
無人で運転できるようになった。 【0039】また、トレーカップのサイズや形状が変わ
っても、トレー幅寄せガイド部材を移動させるだけの簡
単な操作で対応できるから、従来のようにストッカーを
取り替えるのに比べると、設備費が安く、作業効率も上
がった。 【0040】また、蓋取出部においては、重ねた蓋の外
縁間の隙間に爪を差し込んで引きはがす方式を採用した
ので、従来のように、取り出す際に脱線したりして蓋を
破いたり、変形させたりすることもなく、安定して確実
に取り出せるようになった。 【0041】また、吸盤などの空気源を一切使用しない
から、音も静かで衛生的である。 【0042】さらにまた、ロータリー式を採用したか
ら、出っ張りがなく、コンパクトになった。 【0043】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の全体正面図である。 【図2】図1の平面図である。 【図3】蓋締め部の側面図である。 【図4】ロータリー式ストッカーを示す平面図である。 【図5】図4の側断面図である。 【図6】仕切板とフックの作用を示す作用図である。 【図7】蓋取出部を示す正面図である。 【図8】従来のストッカーを示す斜視図である。 【図9】従来の別のストッカーを示す斜視図である。 【符号の説明】 2 間欠回転駆動用モーター 3 軸 4 ターンテーブル 8 円盤 11 長穴 12 案内板 15 ピン 17 蓋 19 ガイドレール 20 蓋取出部 21 仕切板 31 上爪 32 下爪 33 一組の爪 51 ダンパー 56 蓋位置決め部 59 トレー 60 コンベア 62 位置決め装置 63 下型 64 上型 a 外縁間
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−138904(JP,A) 特開 平2−72008(JP,A) 実開 昭60−188107(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 7/28 B65B 43/44

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 間欠回転駆動用モーター2の軸3に円形
    のターンテーブル4を固定し、またこのターンテーブル
    4に対して自由回転できるようにした円盤8を同軸上に
    取り付け、この円盤8の円周上に所定間隔ごとに半径方
    向に対して傾斜する長穴11を設け、さらにこの長穴1
    1が位置する半径方向に延びる案内板12を設け、この
    案内板12上にピン15を立てて該長穴11に挿入し、
    この案内板12を該ターンテーブル4に固定したガイド
    部材で規制して半径方向に移動できるように構成し、案
    内板12の両側部に一体的にトレー幅寄せガイド部材1
    6を取り付けるとともに、さらに、蓋取出部位置20で
    切り欠いた円周状のガイドレール19を該円盤8の周囲
    に設け、また、蓋取出部20の手前位置で待機するよう
    にした仕切板21を設け、該円盤8が回転するのと連動
    して仕切板21を水平に移動させて蓋取出部20位置の
    切り欠き個所を閉じ、また円盤8が停止するのと連動し
    て、仕切板21を元の位置に戻して開口できるように構
    成し、さらに、該蓋取出部20は、上爪31と下爪32
    を上下に重ねてなる一組の爪33を左右対称に所要間隔
    をおいて二組を配置し、この二組の爪を互いに左右方向
    に相対的に所要距離を離れたり、接近したりできるよう
    に構成し、この二組の爪の間の下方にダンパー51を設
    け、このダンパー51上に上下に積み重ねてセットした
    蓋17に上記二組の爪を互いに所要距離接近させると、
    下から1枚目の蓋17とその上の2枚目の蓋17の外縁
    間aのすき間に差し込まれて2枚目から上の蓋17をそ
    の外縁で支え、続いて二組の爪のうち下爪32だけを一
    体的に下降させて1枚目の蓋17の外縁を引き下げ、こ
    れと連動してダンパー51を逃がして1枚目の蓋17を
    落下させ、続いて下爪32を一体的に上昇させて上爪3
    1と重なる元の位置に戻るのと連動してダンパー51も
    元の位置に戻るようにし、さらに続いて二組の爪が互い
    に所要距離を離れると、残りの蓋17は二組の爪から外
    れてダンパー51上に乗るようにして蓋17を1枚ずつ
    自動的に排出できるように構成するとともに、この蓋取
    出部20の排出口に、取り出された蓋17を受け取る蓋
    位置決め部56を設け、この下方にトレーカップ59を
    搬送するためのコンベア60を配置し、搬送されてきた
    トレーカップ59を丁度、上記蓋17の真下にくるよう
    にする位置決め装置62を設け、トレーカップ59が位
    置決めされるとトレーカップの下方に設けた下型63
    と、位置決めされた蓋17の上方に設けた上型64が互
    いに接近してきて蓋17をトレーカップ59に蓋締めを
    すると、再び互いに離れて元の位置に戻るように構成
    し、同時に該位置決め装置62が退避して、蓋締めが完
    了したトレーカップをコンベアで排出するように構成し
    たことを特徴とするロータリー式トレーカップ自動蓋締
    め装置。
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CN109018920B (zh) * 2018-10-11 2023-11-28 横店集团东磁股份有限公司 一种适用于机壳清洗自动下料装托装置及其实现方法

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