JP3382976B2 - ファクシミリ装置およびその通信方法 - Google Patents

ファクシミリ装置およびその通信方法

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JP3382976B2
JP3382976B2 JP23913892A JP23913892A JP3382976B2 JP 3382976 B2 JP3382976 B2 JP 3382976B2 JP 23913892 A JP23913892 A JP 23913892A JP 23913892 A JP23913892 A JP 23913892A JP 3382976 B2 JP3382976 B2 JP 3382976B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置および
その通信方法に関し、特に同一エリア内や同一建物内に
複数設けられたそれぞれのファクシミリ端末に対して通
信を行うファクシミリ装置およびその通信方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、画情報を公衆電話回線等を介して
伝送を行うファクシミリ装置の市場状況は、急速な普及
がなされ、飽和状態に達しているとの見方も出てきてい
る。また、最近の小型の構内交換機(PBX)やローカ
ルエリアネットワーク(LAN:Local Area Network)
の導入により、さらにファクシミリ装置が組織の細部に
まで設置され使用されつつある。そして、このような環
境下では、例えば、同一建物内にありながら宛先が異な
るため、送信側端末はそれぞれの宛先へ発呼を行って個
別に通信を行っていた。このことは、同じエリア内に複
数のファクシミリ装置が設置されている場合であっても
同様なことがいえる。
【0003】従来のこの種のファクシミリ装置として
は、例えば、特開昭62−115957号、特開昭63
−97057号、特開平1−251861号、特開平2
−25164号あるいは特開平2−92071号公報に
記載されたものなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、同一建物や同
一エリア内のファクシミリ装置であっても、宛先が異な
る場合は、それぞれのファクシミリ装置に対して発呼が
行われるため、通信効率が悪く、結果としてトータルの
通信時間が増大する傾向にある。この通信時間の増大
は、全てがということではないが、通信費を増加させる
原因ともなっている。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たものであり、同一建物や同一エリア内に設置された宛
先の異なるファクシミリ端末に対して効率良く通信を行
うことができると共に、通信時間の長大化による通信費
の増加を防止することができるファクシミリ装置および
その通信方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
受信側端末近くに配置され、該受信側端末が電文を代行
して受信でき、かつ同一建物内あるいは同一エリア内で
バー可能な受信側カバー相手先情報を入力する受信側
カバー相手先情報入力手段と、前記受信側カバー相手先
情報を前記受信側端末のメモリに予め登録する受信側カ
バー相手先情報登録手段と、送信側からの電文着信時
前記受信側端末が同一建物内あるいは同一エリア内でカ
ー可能な前記受信側カバー相手先情報をプロトコルで
送信側端末に対して通知する受信側カバー相手先情報通
知手段と、前記送信側端末のメモリに前記受信側端末宛
の電文の他に前記受信側端末が同一建物内あるいは同一
エリア内でカバー可能な他のファクシミリ端末宛の電文
が有るか否かをチェックする第1チェック手段と、該チ
ェック結果を記憶する第1チェック結果記憶手段と、
記送信側端末は前記チェック結果に基づいて、前記受
側端末宛の電文と共 前記受信側端末が同一建物内ある
いは同一エリア内でカバーする他のファクシミリ端末宛
の電文を前記メモリから読み出して前記受信側端末に送
信する第1電文送信手段と、前記受信側端末が受信した
自端末宛の電文と、これに続いて送られてくる前記自端
が同一建物内あるいは同一エリア内でカバする他のフ
ァクシミリ端末宛の電文とを受信し、前記メモリに前記
受信側カバー相手先情報と関連付けて記憶する第1電文
記憶手段と、前記受信側端末が電文の受信終了後に前記
端末が同一建物内あるいは同一エリア内でカバーする
ファクシミリ端末宛の電文を前記受信側カバー相手先情
報とに前記メモリから読み出して、各宛先に対して電
文を転送する第1電文転送手段と、を備え、前記送信側
端末が前記受信側端末宛の電文送信終了後、前記第1チ
ェック手段により前記メモリに前記受信側端末が同一建
物内あるいは同一エリア内でカバーする他のファクシミ
リ端末宛の電文が有ると判断された場合には、接続され
た回線を使って引き続き前記送信側端末から前記受信側
端末に対して当該電文と前記受信側カバー相手先情報を
送信し、前記受信側端末が電文受信終了後に前記自端末
が同一建物内あるいは同一エリア内でカバーするファク
シミリ端末宛に電文を転送するようにしたことを特徴と
する。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置を用いた通信方法において、前記受信側
カバー相手先情報を予め前記受信側端末に登録する登録
工程と、送信側からの電文着信時に前記受信側端末が前
記受信側カバー相手先情報を前記送信側端末に対して通
知する通知工程と、前記送信側端末のメモリに前記受
側端末宛の電文の他に前記受信側端末が同一建物内ある
いは同一エリア内でカバー可能な他のファクシミリ端末
宛の電文が有るか否かをチェックするチェック工程と、
前記送信側端末は前記受信側端末宛の電文を送信すると
共に、前記受信側端末が同一建物内あるいは同一エリア
内でカバーする他のファクシミリ端末宛の電文が有る場
合は、引き続いて前記受信側端末に送信する電文送信工
程と、前記受信側端末は前記自端末が同一建物内あるい
は同一エリア内でカバーするファクシミリ端末宛の電文
を前記受信側カバー相手先情報と共に受信した場合は、
電文受信終了後に各宛先に対して電文を転送する転送工
程と、を含むことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、送信側端末近くに
配置され、該送信側端末が電文を代行して受信でき、か
つ同一建物内あるいは同一エリア内でカバー可能な送信
側カバー相手先情報を入力する送信側カバー相手先情報
入力手段と、前記送信側カバー相手先情報を前記送信側
端末のメモリに予め登録する送信側カバー相手先情報登
録手段と、電文送信時に前記送信側端末が同一建物内あ
るいは同一エリア内でカバー可能な送信側カバー相手先
情報をプロトコルで受信側端末に対して通知する送信側
カバー相手先情報通知手段と、前記受信側端末のメモリ
に前記送信側端末宛の電文あるいは前記送信側端末が同
一建物内あるいは同一エリア内でカバー可能な他のファ
クシミリ端末宛の電文が有るか否かをチェックする第2
チェック手段と、該チェック結果を記憶する第2チェッ
ク結果記憶手段と、前記受信側端末は前記チェック結果
に基づいて、前記送信側端末宛の電文や前記送信側端末
がカバーする他のファクシミリ端末宛の電文がある場合
は前記メモリから読み出して前記送信側端末に送信する
第2電文送信手段と、前記送信側端末が受信した自端末
宛の電文あるいは前記自端末がカバーする他のファクシ
ミリ端末宛の電文を受信し、前記メモリに前記送信側カ
バー相手先情報と関連付けて記憶する第2電文記憶手段
と、前記送信側端末が電文の受信終了後に前記自端末
同一建物内あるいは同一エリア内でカバーするファクシ
ミリ端末宛の電文がある場合は、前記送信側カバー相手
先情報とに前記メモリから読み出して、各宛先に電文
を転送する第2電文転送手段と、を備え、前記受信側端
が前記送信側端末からの電文受信終了後、前記メモリ
に前記送信側端末宛あるいは前記送信側端末が同一建物
内あるいは同一エリア内でカバーする他のファクシミリ
端末宛の電文が有ると判断された場合には、接続された
回線を使って引き続き前記受信側端末から前記送信側端
末に対して当該電文と前記送信側カバー宛先情報を逆に
送信し、前記送信側端末は電文受信終了後に前記自端末
が同一建物内あるいは同一エリア内でカバーするファク
シミリ端末宛の電文を転送するようにしたことを特徴と
する。
【0009】請求項4記載の発明は、 請求項3記載の
ファクシミリ装置を用いた通信方法において、前記送
側カバー相手先情報を予め前記送信側端末に登録する登
録工程と、送信側からの電文送信時に前記送信側端末が
該送信側カバー相手先情報を前記受信側端末に対して通
知する通知工程と、前記受信側端末のメモリに前記送
側端末宛の電文あるいは送信側端末が同一建物内あるい
は同一エリア内でカバー可能な他のファクシミリ端末宛
の電文が有るか否かをチェックするチェック工程と、
記送信側端末から前記受信側端末へ電文送信終了後、前
記受信側端末から前記送信側端末宛の電文あるいは前記
信側端末が同一建物内あるいは同一エリア内でカバー
する他のファクシミリ端末宛の電文が有る場合は、回線
を切断することなく引き続いて前記受信側端末から前記
信側端末に電文を送信する電文送信工程と、前記送
側端末は前記自端末がカバーするファクシミリ端末宛の
電文を前記送信側カバー相手先情報と共に受信した場合
は、電文受信終了後に各宛先に対して電文を転送する転
送工程と、を含むことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1および2記載の発明では、受信側端末
近くに配置され、受信側端末が電文を代行して受信で
、かつ同一建物内あるいは同一エリア内でカバー可能
な受信側カバー相手先情報を予め受信側端末で登録して
おき、送信側端末から電文を着信する時にプロトコルに
より受信側端末に登録してある受信側カバー相手先情報
を送信側端末に対して通知し、送信側端末ではメモリに
受信側端末宛の電文の他に受信側端末が同一建物内ある
いは同一エリア内でカバー可能な他のファクシミリ端末
宛の電文が有るか否かをチェックする。そして、送信側
端末は受信側端末宛の電文を送信すると共に、受信側端
が同一建物内あるいは同一エリア内でカバーする他の
ファクシミリ端末宛の電文が有る場合は、引き続いて受
信側端末へ送信する。さらに、受信側端末は自端末が同
一建物内あるいは同一エリア内でカバーするファクシミ
リ端末宛の電文を宛先電話番号等と共に受信した場合
は、電文受信終了後に各宛先に対して電文を転送する。
【0011】このようにしたため、例えば、同一エリア
内や同一建物内にある宛先の異なったファクシミリ端末
に対して電文を送信する場合であっても、受信側端末で
カバー可能なファクシミリ端末として登録してあれば、
送信側端末は1回の通信で複数のファクシミリ端末に対
する電文が送信できる。すなわち、受信側端末に電文を
代行して受信させることにより、送信側端末から見た通
信回数を少なくすることができ、通信効率が向上し、通
信時間を短縮化して、通信コストを低下させることがで
きる。
【0012】請求項3および4記載の発明では、送信側
端末近くに配置され、送信側端末が電文を代行して受信
き、かつ同一建物内あるいは同一エリア内でカバー可
な送信側カバー相手先情報を予め送信側端末に登録し
ておき、送信側からの電文を送信する時にプロトコルに
より送信側端末に登録してある送信側カバー相手先情報
を受信側端末に対して通知し、受信側端末ではメモリに
送信側端末宛の電文あるいは送信側端末がカバー可能な
他のファクシミリ端末宛の電文が有るか否かをチェック
する。そして、送信側端末は受信側端末宛の電文送信終
了後に、受信側端末から送信側端末宛の電文あるいは送
信側端末がカバーする他のファクシミリ端末宛の電文が
有る場合は、回線を切断することなく引き続いて受信側
端末から送信側端末に電文を送信する。さらに、送信側
端末は自端末がカバーするファクシミリ端末宛の電文を
宛先電話番号等と共に受信した場合は、電文受信終了後
に各宛先に対して電文を転送する。
【0013】このようにしたため、例えば、送信側端末
から受信側端末に対する電文送信時に、たまたま受信側
端末のメモリ内に送信側端末宛の電文あるいは送信側端
末と同一エリア内や同一建物内のように送信側端末がカ
バーできるファクシミリ端末宛の電文が有る場合は、1
回の通信で相互のファクシミリ端末間の複数の電文を送
受信することができる。すなわち、送信側端末から受信
側端末に対する電文送信に使った回線を利用して、逆に
受信側端末から送信側端末に対する電文を送信するよう
にしたため、受信側・送信側双方から見て通信回数を少
なくすることができ、通信効率が向上すると共に、通信
時間を短縮化して、通信コストを低下させることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の構成
を示すブロック図である。まず、構成を説明する。
【0015】図1において、SCU(System Control U
nit)1は、ファクシミリシステム全体を制御するユニッ
トである。操作部2は、送信時や受信時に必要な操作を
行う各種キーやスイッチ類とディスプレイあるいはラン
プ表示部を備え、各種データの入力やメッセージ表示等
の出力を行うユニットである。
【0016】スキャナ部3は、CCD(Charge Coupled
Device)等で構成され、原稿を1ラインずつ光学的に操
作しながら画情報を読み取り、電気信号に変換するユニ
ットである。プロッタ部4は、受信した画情報等のよう
に圧縮されたデータを伸長して、例えば、サーマルプリ
ンタであれば感熱記録紙に熱を加えることによって、絵
や文字を画像記録するユニットである。
【0017】メモリ部5は、SCU1のプログラムを供
給するROM(Read Only Memory)や、SCU1の動作
に必要なワークエリアや画像データ等を蓄積するRAM
(Random Access Memory) などを含み、それらを制御す
るユニットである。本実施例では、送信側端末や受信側
端末でカバー可能なファクシミリ端末宛の画像データや
これに関連する電話番号・IDコード等の相手先情報を
代行受信し、一時的に格納することができる。
【0018】画像処理部6は、画像データに対して種々
の処理を行うもので、主に送信画像データを符号化して
圧縮し、圧縮された受信画像データを復号化して、伸長
するDCR(符号化復号化部)を含むユニットである。
通信制御部7は、通信回線に接続され、回線に対してア
クセスを行うと共に、G3やG4等の通信プロトコルを
実行するユニットである。本実施例では、IDコードの
確認等も行っている。
【0019】システムバス8は、上記各部間を接続して
データのやり取りを行う信号ラインである。次に、図2
は図1のファクシミリ装置を通信回線に接続して構成し
たファクシミリネットワークの構成図であり、その
(a)は全体構成図、(b)は(a)の一部のローカル
エリアにおける具体的構成例を示す図である。
【0020】そこで、図2(a)に示すように、従来
は、例えば送信端末のあるファーエリア(FAR AR
EA)のFAXAのメモリ部に受信端末のあるローカルエリ
ア(LOCAL AREA)内のFAX1、FAX2、FAX4およ
びFAXnに対する送信電文が蓄積されていたとした場合、
FAXAはまずFAX1に対して発呼して送信する。次いで、FA
X2へ同様にして送信する。このようにして、FAXnまでそ
れぞれ個別に送信処理が繰り返される。そして、この送
信処理は、それぞれの端末について発呼するための処理
時間とイニシャルのプロトコル時間とを必要としてい
る。周知のとおり、特にG3ファクシミリにおいては、
電文の伝送時間よりもイニシャルのプロトコル時間の方
が長い場合が往々にしてある。このため、プロトコルが
通信費に占める割合が非常に高いものとなっていた。
【0021】また、従来は、上記したファーエリアにあ
る受信側のファクシミリ群が図2(b)に示すように、
同一構内または同一建物内にある場合であっても、上記
と同様の送信処理がなされていた。そこで、請求項1ま
たは2記載の発明に係る本実施例では、図2(a)に示
すように、FAXAがFAX1に対して発呼を行ってFAX1宛の電
文を送信した後、例えば、残りのFAX2、FAX4およびFAXn
が、図2(b)に示すように、FAX1と同一構内または同
一建物内にあるなどして、FAX1で代行して受信できるカ
バー可能なファクシミリ端末である場合は、引き続き回
線を切断することなくFAX2、FAX4およびFAXnに対する電
文をFAX1に対してまとめて送信する。そして、送信終了
後は、FAX1で代行受信した電文を各ファクシミリ端末
(FAX2、FAX4およびFAXn)に対して発呼して送信するこ
とができるので、FAXAにとって1回の通信で複数のファ
クシミリ端末に対する電文が送信可能となり、通信効率
が非常に向上し、通信時間が短くなることによって、通
信コストを低下させることができる。
【0022】また、請求項3および4記載の発明に係る
他の実施例では、図2(a)に示すように、受信側であ
るローカルエリア側のFAX1がファーエリア側のFAXAやFA
XKに対する送信電文を持っている場合は、FAX1がFAXAか
らの電文を全て受信終了した後、FAXAがカバーできるフ
ァクシミリ端末の中にFAXKが含まれている場合は、FAXA
およびFAXK宛の電文を回線を切断することなく、受信側
端末であるFAX1から送信側端末であるFAXAに対してFAXA
とFAXK宛の電文を引き続き送信するものである。従っ
て、送信側端末ばかりでなく受信側端末にとって1回の
通信で複数のファクシミリ端末に対する電文が送信可能
となり、通信効率が非常に向上し、通信時間が短くなっ
て、通信コストを低下させることができる。
【0023】次に、作用を説明する。図3〜図5は請求
項1および2記載の発明に係る一実施例を説明する図で
ある。まず、ファクシミリ装置の受信側端末の操作者
は、通信を行う前に図1に示す操作部2のテンキー等を
使って、予め自端末が設置されている同一建物内あるい
は同一エリア内でカバーできる他のファクシミリ端末の
電話番号またはIDコード等を入力し、メモリ部5に登
録しておく。
【0024】次に、通信を行う場合は、図5(a)のシ
ーケンスチャートに示すように、送信側から受信側のフ
ァクシミリ端末にリンギングとコーリングトーン信号
(CNG:Calling tone) を送出して発呼を行い、受信
側の端末は、被呼端末識別信号(CED:Called Stati
on Identification)を送出する(図3中のステップ10
0)。
【0025】受信側端末は、上記受信があると、SCU
1が予め登録しておいた自端末がカバーできる他のファ
クシミリの電話番号あるいはIDコード等をメモリ部5
から読み出して、被標準機能識別信号(NSF:Non-St
andard Facilities)の所定エリアに格納し(ステップ1
01)、これと同時に上記した本発明の機能(本機能)
の有無を宣言するエリアのビットを"1"にセットする。
【0026】そして、SCU1は、上記NSF信号、被
呼端末識別信号(CSI:Called Subscriber Identifi
cation) およびデジタル識別信号(DIS:Digital Id
entification Signal)を送信側の端末に送出するように
通信制御部7へ指示し、送出する(ステップ102)。
なお、上記NSF信号は、図5(b)に示すように、通
常のNSFの内容を示すエリアと、本機能の有無を示す
エリアと、上記電話番号等を格納するエリアとで構成さ
れている。
【0027】送信側端末のSCU1は、受信したNSF
信号を見て受信側端末の本機能の有無を判断し(ステッ
プ103)、本機能が無い場合は通常受信する(ステッ
プ104)。また、本機能有りの場合は、メモリ部5の
所定エリアに送られてきた電話番号等と本機能有りのデ
ータを記憶させる。そして、送信側端末のSCU1は、
非標準機能設定信号(NSS:Non-Standard facilitie
s Set-up) をセットして通信制御部7へ送出を指示
し、メモリ部5に蓄積されている電文の宛先を検索し
て、これに該当する宛先が有るか否かをチェックする。
該当する電文があれは、その電文に関する情報を記憶す
る。受信側端末のSCU1は、受信したNSF信号を見
て送信側端末の本機能の有無を判断し(ステップ10
3)、本機能が無い場合は通常受信する(ステップ10
4)。
【0028】次に、送信側のSCU1は、トレーニング
信号を受信側端末へ送出するように通信制御部7に指示
する。受信側端末は、トレーニング信号が受入れられな
かった場合は(ステップ105)、トレーニング失敗信
号(FTT:Failure to Train) を送出する(ステップ
106)。これに対して、受信側端末は、受信したトレ
ーニング信号をチェックして、OKであれば受信準備確
認信号(CFR:Confirmation to Receive)を送出する
ように通信制御部7に指示し、送出する(ステップ10
7)。
【0029】次に、送信側端末(FAXA)から画情報 (電
文) を送信して、受信側端末(FAX1) で受信する(ステ
ップ108)。電文が終了していなければ (ステップ1
09)、受信側端末は、メッセージ確認信号(MCF:
Message Confirmation) を送出して画情報の受信を継続
する(ステップ110)。画情報の送信および受信が終
了すると、送信側端末のSCU1は、メモリ部5に蓄積
されている電文の宛先を検索して、受信側端末がカバー
しているファクシミリ端末宛の電文が有るか否かをチェ
ックする。チェックした結果、送信すべき電文がメモリ
部5に蓄積されている場合は、送信側端末のSCU1が
本機能用の手順終了信号(EOP:End of Procedures)
をセットして通信制御部7に送出を指示する(図5
(c)参照)。
【0030】受信側端末のSCU1は、EOP信号の受
信の有無により、自端末がカバーできる他のファクシミ
リ端末宛の電文が有るか否かが判断され(ステップ11
1)、電文が有る場合はMCF信号を送出する(ステッ
プ112)。送信側端末のSCU1は、このMCF信号
を受信し、さらにこれから送信する電文の電話番号等の
宛先が格納されているNSS信号を送出する(図5
(d)参照)。
【0031】受信側端末のSCU1は、この宛先の電話
番号等を受信してメモリ部5へ記憶し(ステップ11
3)、CFR信号を送信側端末へ送出する。送信側端末
のSCU1は、画情報を送出し、これを受信側端末で受
信して、メモリ部5へ記憶する(ステップ115)。受
信側端末は、EOP信号を受信していなければ(ステッ
プ116)、電文が終了していないのでMCF信号を送
出して(ステップ117)、ステップ115に戻る。
【0032】送信側端末のSCU1は、MCF信号を受
信して画情報の送出を繰り返し、画情報の送出が終了す
ると、EOP信号をセットし、通信制御部7に送出を指
示して送出する。受信側SCU1は、EOP信号を受信
して電文が終了すると、ステップ111へ戻り、受信し
た自端末がカバーする他のファクシミリ端末宛の電文が
無い場合は、MCF信号を送出して通信を終了する(ス
テップ118)。
【0033】上記のようにして、送信側端末から受信し
た受信側端末がカバーできる同一構内または同一建物内
のファクシミリ端末宛の画情報は、上記通信終了後に受
信側端末から各宛先別に画情報が通常の送信手順にて送
信される。このため、同一エリア内や同一建物内にある
宛先の異なったファクシミリ端末に対して電文を送信す
る場合であっても、受信側端末でカバー可能なファクシ
ミリ端末として登録してあれば、送信側端末は1回の通
信で複数のファクシミリ端末に対する電文を送信するこ
とができる。このように、受信側端末に電文を代行して
受信させることにより、送信側端末から見た通信回数を
少なくすることができるため、通信効率が向上し、通信
時間が短縮化されて、通信コストを低下することができ
る。
【0034】次に、図6〜図8は請求項3および4記載
の発明に係る一実施例を説明する図である。まず、ファ
クシミリ装置の送信側端末の操作者は、図1に示す操作
部2のテンキー等を使って通信を行う前に、予め自端末
が設置されている同一建物内あるいは同一エリア内に設
置されていて、カバー可能な他のファクシミリ端末の電
話番号またはIDコード等を入力し、メモリ部5に登録
しておく。
【0035】次に、通信を行う場合は、図8(a)のシ
ーケンスチャートに示すように、送信側から受信側のフ
ァクシミリ端末に発呼を行い(図6のステップ20
0)、コーリングトーン信号(CNG:Calling tone)
を送出する(ステップ201)。受信側端末は、上記受
信があるとCED信号を送出し、NSF信号、CSI信
号およびDIS信号を送信側端末に送出するように通信
制御部7へ指示して送出し、送信側端末は、これらNS
F信号、CSI信号およびDIS信号を受信する(ステ
ップ202)。
【0036】送信側端末のSCU1は、受信したNSF
信号を見て受信側端末の本機能の有無を判断し(ステッ
プ203)、本機能が無い場合は通常送信する(ステッ
プ204)。また、本機能有りの場合は、NSS信号に
送信側端末がカバーする他のファクシミリ端末の電話番
号等をセットして、通信制御部7に送出を指示する(ス
テップ205)。
【0037】受信側端末のSCU1は、メモリに蓄積さ
れている電文の宛先情報の中にNSS信号で受信した宛
先の電文が有るか否かをチェックし、有る場合はその結
果を受信側端末のメモリ部5の所定エリアへ記憶させ
る。次に、送信側のSCU1は、トレーニング信号を受
信側端末へ送出するように通信制御部7に指示し(ステ
ップ206)、受信側端末は、受信したトレーニング信
号をチェックして、OKであればCFR信号を送出す
る。
【0038】送信側端末のSCU1は、CFR信号を受
信しなかった場合は、上記動作を3度繰り返し(ステッ
プ208)、CFR信号を受信した場合は、電文を送出
する(ステップ209)。送信側端末は、電文の送出が
終了するまで繰り返し電文が送出される(ステップ21
0、211)。送信側端末からの電文の送信が全て終了
したら、送信側端末がEOP信号を送出する(ステップ
212)。
【0039】受信側端末のSCU1は、EOP信号を受
信した後、MCF信号にこれから送信側端末がカバーす
る他のファクシミリ端末の宛先への電文を送信するビッ
トをセットして(図8(b)参照)、通信制御部7へ送
出を指示し、送信側端末はそのMCF信号を受信する
(ステップ213)。次に、ステップ214では、受信
側端末から送信側端末がカバーできる他のファクシミリ
端末宛の電文が有るか否かが判別され、無い場合は切断
命令信号(DCN:Disconnect) が出されて通信が終了
する。
【0040】電文が有る場合は、受信側端末のSCU1
がNSS信号をセットして通信制御部7へ送出を指示し
て、送信側端末へ送出する。送信側端末のSCU1は、
上記MCF信号およびNSS信号を受信して(ステップ
216)、受信モードへ遷移し、各部に対して受信モー
ドを指示する。次に、受信側端末から送信側端末に電文
が送られて来るのを、送信側端末が受信しメモリへNS
S信号の中に格納されていた電話番号等と関連づけて所
定のメモリエリアに記憶する(ステップ217)。
【0041】そして、送信側端末は、受信側端末から電
文を受信し(ステップ218)、電文受信が終了するま
で繰り返される(ステップ219)。次に、送信側端末
では、受信側端末から送られてきた電文の宛先をメモリ
部5から読み出して、送信側端末がカバーする他のファ
クシミリ端末に発呼し(ステップ220)、通常のプロ
トコル交換を行って(ステップ221)、電文の送信が
終了するまで送信処理が行われ(ステップ222、22
3)、電文送信の終了で通信が終わる。
【0042】このようにしたため、上記実施例のファク
シミリ装置は、送信側端末から受信側端末に対する電文
送信時に、たまたま受信側端末のメモリ内に送信側端末
宛の電文あるいは送信側端末と同一エリア内や同一建物
内のように送信側端末がカバーできるファクシミリ端末
宛の電文が有る場合は、回線を切断することなく、1回
の通信で相互のファクシミリ端末間の複数の電文を送受
信するものである。すなわち、送信側端末から受信側端
末に対する電文送信に使った回線を利用して、逆に受信
側端末から送信側端末に対する電文を送信するようにし
たため、受信側・送信側双方から見て通信回数を少なく
することができる。特に、G3ファクシミリ装置の場合
は、プロトコルに要する時間が長いため、通信回数が少
なくなるにつれて通信効率が向上するため、通信時間が
短縮化され、通信コストを低下させることができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1および2記載の発明によれば、
同一エリア内や同一建物内にある宛先の異なったファク
シミリ端末に対してそれぞれ電文を送信する場合であっ
ても、受信側端末に同一建物内あるいは同一エリア内で
バー可能なファクシミリ端末として予め登録してお
き、送信側端末が受信側端末に対する1回の通信で登録
されている他のファクシミリ端末への電文も一緒に送信
し、通信終了後に受信側端末から他のファクシミリ端末
へ電文を転送する。このため、送信側端末から見た通信
回数を少なくすることができるので、通信効率が向上
し、通信時間が短縮化され、通信コストを低下すること
ができる。
【0044】請求項3および4記載の発明によれば、送
信側端末から受信側端末に対する電文送信時に、たまた
ま受信側端末のメモリ内に送信側端末宛の電文あるいは
送信側端末と同一エリア内や同一建物内のように送信側
端末がカバーできるファクシミリ端末宛の電文が有る場
合は、送信側端末から受信側端末に対する電文送信に使
った回線を利用して、逆に受信側端末から送信側端末に
対する電文を送信する。このため、受信側・送信側双方
から見て通信回数を少なくすることができるので、通信
効率がさらに向上し、通信時間が短縮化され、通信コス
トを低下することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1のファクシミリ装置を通信回線に接続して
構成したファクシミリネットワークの構成図であり、
(a)は全体構成図、(b)は(a)の一部のローカル
エリアにおける具体的構成例を示す図である。
【図3】請求項1および2記載の発明に係る一実施例の
動作を説明するフローチャートである。
【図4】図3のフローチャートの続きである。
【図5】請求項1および2記載の発明に係る一実施例を
説明する図であり、(a)はシーケンスチャート、
(b)はNSF信号の概要、(c)はEOP信号の概
要、(d)はNSS信号の概要である。
【図6】請求項3および4記載の発明に係る一実施例の
動作を説明するフローチャートである。
【図7】図6のフローチャートの続きである。
【図8】請求項3および4記載の発明に係る一実施例を
説明する図であり、(a)はシーケンスチャート、
(b)はMCF信号の概要である。
【符号の説明】
1 SCU 2 操作部 3 スキャナ部 4 プロッタ部 5 メモリ部 6 画像処理部 7 通信制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信側端末近くに配置され、該受信側端末
    が電文を代行して受信でき、かつ同一建物内あるいは同
    一エリア内でカバー可能な受信側カバー相手先情報を入
    力する受信側カバー相手先情報入力手段と、前記受 信側カバー相手先情報を前記受信側端末のメモリ
    に予め登録する受信側カバー相手先情報登録手段と、 送信側からの電文着信時に前記受信側端末が同一建物内
    あるいは同一エリア内でカバー可能な前記受信側カバー
    相手先情報をプロトコルで送信側端末に対して通知する
    受信側カバー相手先情報通知手段と、前記送 信側端末のメモリに前記受信側端末宛の電文の他
    に前記受信側端末が同一建物内あるいは同一エリア内で
    バー可能な他のファクシミリ端末宛の電文が有るか否
    かをチェックする第1チェック手段と、 該チェック結果を記憶する第1チェック結果記憶手段
    と、前記送 信側端末は前記チェック結果に基づいて、前記受
    信側端末宛の電文と共に前記受信側端末が同一建物内あ
    るいは同一エリア内でカバーする他のファクシミリ端末
    宛の電文を前記メモリから読み出して前記受信側端末に
    送信する第1電文送信手段と、前記受 信側端末が受信した自端末宛の電文と、これに続
    いて送られてくる前記自端末が同一建物内あるいは同一
    エリア内でカバする他のファクシミリ端末宛の電文とを
    受信し、前記メモリに前記受信側カバー相手先情報と
    連付けて記憶する第1電文記憶手段と、前記受 信側端末が電文の受信終了後に前記自端末が同一
    建物内あるいは同一エリア内でカバーするファクシミリ
    端末宛の電文を前記受信側カバー相手先情報とに前記
    モリから読み出して、各宛先に対して電文を転送する
    第1電文転送手段と、 を備え、前記送 信側端末が前記受信側端末宛の電文送信終了後
    前記第1チェック手段により前記メモリに前記受信側端
    が同一建物内あるいは同一エリア内でカバーする他の
    ファクシミリ端末宛の電文が有ると判断された場合に
    、接続された回線を使って引き続き前記送信側端末か
    ら前記受信側端末に対して当該電文と前記受信側カバー
    相手先情報を送信し、前記受信側端末が電文受信終了後
    に前記自端末が同一建物内あるいは同一エリア内でカ
    ーするファクシミリ端末宛に電文を転送するようにした
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のファクシミリ装置を用いた
    通信方法において、前記受 信側カバー相手先情報を予め前記受信側端末に登
    録する登録工程と、 送信側からの電文着信時に前記受信側端末が前記受信側
    カバー相手先情報を前記送信側端末に対して通知する通
    知工程と、 前記送信側端末のメモリに前記受信側端末宛の電文の他
    に前記受信側端末が同一建物内あるいは同一エリア内で
    バー可能な他のファクシミリ端末宛の電文が有るか否
    かをチェックするチェック工程と、 前記送信側端末は前記受信側端末宛の電文を送信すると
    共に、前記受信側端末が同一建物内あるいは同一エリア
    内でカバーする他のファクシミリ端末宛の電文が有る場
    合は、引き続いて前記受信側端末に送信する電文送信工
    程と、前記受 信側端末は前記自端末が同一建物内あるいは同一
    エリア内でカバーするファクシミリ端末宛の電文を前記
    受信側カバー相手先情報と共に受信した場合は、電文受
    信終了後に各宛先に対して電文を転送する転送工程と、 を含むことを特徴とするファクシミリ装置の通信方法。
  3. 【請求項3】送信側端末近くに配置され、該送信側端末
    が電文を代行して受信でき、かつ同一建物内あるいは同
    一エリア内でカバー可能な送信側カバー相手先情報を入
    力する送信側カバー相手先情報入力手段と、前記送 信側カバー相手先情報を前記送信側端末のメモリ
    に予め登録する送信側カバー相手先情報登録手段と、 電文送信時に前記送信側端末が同一建物内あるいは同一
    エリア内でカバー可能な送信側カバー相手先情報をプロ
    トコルで受信側端末に対して通知する送信側カバー相手
    先情報通知手段と、前記受 信側端末のメモリに前記送信側端末宛の電文ある
    は前記送信側端末が同一建物内あるいは同一エリア内
    でカバー可能な他のファクシミリ端末宛の電文が有るか
    否かをチェックする第2チェック手段と、 該チェック結果を記憶する第2チェック結果記憶手段
    と、前記受 信側端末は前記チェック結果に基づいて、前記送
    信側端末宛の電文や前記送信側端末がカバーする他のフ
    ァクシミリ端末宛の電文がある場合は前記メモリから読
    み出して前記送信側端末に送信する第2電文送信手段
    と、前記送 信側端末が受信した自端末宛の電文あるいは前記
    端末がカバーする他のファクシミリ端末宛の電文を受
    信し、前記メモリに前記送信側カバー相手先情報と関連
    付けて記憶する第2電文記憶手段と、前記送 信側端末が電文の受信終了後に前記自端末が同一
    建物内あるいは同一エリア内でカバーするファクシミリ
    端末宛の電文がある場合は、前記送信側カバー相手先情
    報とに前記メモリから読み出して、各宛先に電文を転
    送する第2電文転送手段と、 を備え、前記受 信側端末が前記送信側端末からの電文受信終了
    、前記メモリに前記送信側端末宛あるいは前記送信側
    端末が同一建物内あるいは同一エリア内でカバーする他
    のファクシミリ端末宛の電文が有ると判断された場合に
    、接続された回線を使って引き続き前記受信側端末か
    ら前記送信側端末に対して当該電文と前記送信側カバー
    宛先情報を逆に送信し、前記送信側端末は電文受信終了
    に前記自端末が同一建物内あるいは同一エリア内でカ
    バーするファクシミリ端末宛の電文を転送するようにし
    たことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のファクシミリ装置を用いた
    通信方法において、前記送 信側カバー相手先情報を予め前記送信側端末に登
    録する登録工程と、 送信側からの電文送信時に前記送信側端末が該送信側カ
    バー相手先情報を前記受信側端末に対して通知する通知
    工程と、前記受 信側端末のメモリに前記送信側端末宛の電文ある
    いは送信側端末が同一建物内あるいは同一エリア内でカ
    バー可能な他のファクシミリ端末宛の電文が有るか否か
    をチェックするチェック工程と、前記送 信側端末から前記受信側端末へ電文送信終了後
    前記受信側端末から前記送信側端末宛の電文あるいは前
    記送信側端末が同一建物内あるいは同一エリア内でカ
    ーする他のファクシミリ端末宛の電文が有る場合は、回
    線を切断することなく引き続いて前記受信側端末から前
    記送信側端末に電文を送信する電文送信工程と、前記送 信側端末は前記自端末がカバーするファクシミリ
    端末宛の電文を前記送信側カバー相手先情報と共に受信
    した場合は、電文受信終了後に各宛先に対して電文を転
    送する転送工程と、 を含むことを特徴とするファクシミリ装置の通信方法。
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