JP3382384B2 - Rds受信機 - Google Patents

Rds受信機

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JP3382384B2
JP3382384B2 JP26314294A JP26314294A JP3382384B2 JP 3382384 B2 JP3382384 B2 JP 3382384B2 JP 26314294 A JP26314294 A JP 26314294A JP 26314294 A JP26314294 A JP 26314294A JP 3382384 B2 JP3382384 B2 JP 3382384B2
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time
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rds
clock
correction
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芳明 天野
憲一 尾澤
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Clarion Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明はRDS受信装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】欧州で実施されているRDS放送にはC
Tデ−タと呼ばれる時刻デ−タが含まれており、このデ
−タを検出することにより時刻や年月日、何週目か等を
表示することが出来るようになっている。 【0003】RDS放送は1秒間に1187.5ビット
送信され、1グル−プ104ビットであるため約11グ
ル−プ送信されてくることになる。CTデ−タはその中
の1グル−プなので、1秒の1/11の正確さで送信さ
れて来ることになる。しかし、CTデ−タの送信頻度は
1分の59秒目の11ブロック目に1回送信されて来る
だけであるため、1度CTデ−タを取り損ねると1分間
時間が遅れてしまう。 【0004】そのためRDS受信装置においては、通常
内部に時計機能を備えており、内部で時刻をカウントし
ているのが普通である。
【0005】この内部の時計をCTデ−タに突き合わせ
て一致させることにより、時計の調整が可能であるが、
RDS放送を行っている国によっては時差があるため、
実際に走行している場所の時間とRDS放送のCTデ−
タの時間とでは異なって来る事がある。その為単純にC
Tデ−タによる時計の自動調整はできなかった。 【0006】上記した問題点を解決するために本出願人
は、実開平4−44741により時差に関係のない時計
の分のみを自動調整するRDS受信装置を提供した。こ
れによれば、検出されたRDS信号に含まれる時刻デ−
タは内蔵された時計手段による時刻と比較され、時計手
段の分デ−タだけが時刻デ−タに合わせて自動修正され
る。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記装置は、
例えば、9:00あるいは10:00等の正時近傍に於
いて、不具合が有る事が判明した。 【0008】即ち、CTデ−タとして送られた時刻デ−
タが10:01として、内部時計が9:59という場
合、上記装置によれば内部時計の分デ−タのみを、59
→01に修正してしまう。すると正しくは10:01で
あるはずが、9:01と修正されてしまう事となる。 【0009】本発明の目的は、上記不具合を解決するた
めに時差のある時刻デ−タにより、内部時計の時刻が修
正されるのを防止しつつ、正時近傍の修正に伴う誤修正
を防止することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のRDS受信機は、RDS信号に含まれる時
刻データを検出する手段と、内蔵された時計手段と、前
記検出された時刻データに基づく時刻と前記時計手段に
よる時刻とを比較して前記時計手段における時データ以
外のデータのみを修正する時刻修正手段と、前記時刻デ
ータに基づく時刻における時データと前記時計手段によ
る時刻における時データとが一致しない場合には、前記
時刻修正手段によるデータの修正を禁止する制御手段と
を備えたことを要旨としている。 【0011】 【作用】内部時計の“時”と受信した時刻デ−タの時デ
−タとが一致しない場合は、分の修正を行わない為、正
時近傍の誤修正が防止できる。 【0012】 【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。 【0013】図1のブロック図において、アンテナ1で
受信されたRDS放送は高周波増幅部2、中間周波増幅
/検波部3、ステレオ復調部4、ト−ンコントロ−ル部
5、音量調整部6及び低周波増幅部7を介してスピ−カ
部8から音声化される。RDSデ−タは中間周波増幅/
検波部3からRDS用57KHzバンドパスフィルタ9
を介して抽出され、RDSデ−タ復調部10により復調
されたRDSデ−タ同期/エラ−訂正部11を介してマ
イクロコンピュ−タ12に入力される。 【0014】マイクロコンピュ−タ12の内部には時計
機能が内蔵されており、ここで該内部時計とRDSデ−
タ同期/エラ−訂正部11からのCTデ−タ中の時刻デ
−タの比較が行われ、CTデ−タに基づき内蔵された時
計の分の修正が行われるように構成されている。マイク
ロコンピュ−タ12はスイッチ部13及び表示部16を
備えており、種々の操作指令に基づいた制御を行い、ま
た時刻その他の種々の表示を表示部16に行わせるよう
になっている。なお、14はロ−パスフィルタ、15は
PLL部である。 【0015】図2は、上記マイクロコンピュ−タの一部
の動作フロ−チャ−トで、このフロ−チャ−トを用いて
分の自動調整動作を説明する。 【0016】内部時計デ−タの更新中に(ステップ3
0)、RDSのCTデ−タを受信したら(ステップ3
1)、このCTデ−タと一緒に送られてくるロ−カルタ
イムオフセット(標準時に対するオフセット値)に基づ
いて受信している地方のロ−カルタイムに変換する(ス
テップ32)。即ち、受信しているRDS局のCTデ−
タはUTC(協定世界時)で送られており、ロ−カルタ
イムに変換する為のロ−カルタイムオフセットも同時に
送信されている。このロ−カルタイムオフセットは各国
の時差に基づき各放送局で独自に設定されるコ−ドであ
る。 【0017】従って、CTデ−タのUTCとロ−カルタ
イムオフセットを使用し、ロ−カルタイムに変換するこ
とができる。 【0018】そして、まず内部時計の時デ−タとロ−カ
ルタイムの時デ−タとを比較をし(ステップ33)、こ
れらが一致していれば、次に、内部時計の分デ−タとロ
−カルタイムの分デ−タを比較をし(ステップ34)、
これらが相違して始めて、内部時計のクロックタイマ−
の分デ−タをロ−カルタイムの分に合致させる(ステッ
プ35)。 【0019】なお、図2のA−B間を、図3のごとく時
の判定と分の判定順を逆にしてもよい。 【0020】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、時刻デ
ータに基づく時刻における時データと計時手段による時
刻における時データとが一致しない場合には、時計手段
における時刻データの修正が行われないないため、時刻
の修正に伴う正時近傍の誤修正を防止できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。 【図2】本発明のマイクロコンピュ−タの動作フロ−チ
ャ−トである。 【図3】本発明のマイクロコンピュ−タの他の動作フロ
−チャ−トである。 【符号の説明】 1 アンテナ 2 高周波増幅部 3 中間周波増幅/検波部 4 ステレオ復調部 5 ト−ンコントロ−ル部 6 音量調整部 9 RDS用57KHzバンドパスフィルタ 10 RDSデ−タ復調部 11 RDSデ−タ同期/エラ−訂正部 12 マイクロコンピュ−タ 13 スイッチ部 14 ロ−パスフィルタ 15 PLL部 16 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/16 H03J 7/18 H04H 1/00 H04N 5/44 G04G 1/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 RDS信号に含まれる時刻データを検出
    する手段と、 内蔵された時計手段と、 前記検出された時刻データに基づく時刻前記時計手段
    による時刻を比較して前記時計手段における時データ
    以外のデータのみを修正する時刻修正手段と、 前記時刻データに基づく時刻における時データと前記時
    計手段による時刻における時データとが一致しない場合
    には、前記時刻修正手段によるデータの修正を禁止する
    制御手段と、 を備えたことを特徴とするRDS受信機。
JP26314294A 1994-10-03 1994-10-03 Rds受信機 Expired - Fee Related JP3382384B2 (ja)

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