JPS6319584A

JPS6319584A - 受信装置

Info

Publication number: JPS6319584A
Application number: JP61164518A
Authority: JP
Inventors: Ikuo Someya; 郁男染谷; Toshio Amano; 敏夫天野; Osamu Oda; 織田　收
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1986-07-12
Filing date: 1986-07-12
Publication date: 1988-01-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、時計が内蔵され多機能化されたテレビジョ
ン受像機、ラジオ受信機及びＶＴＲ等に用いられる受信
装置に関する。

〔発明の概要〕

この発明は、時計が内蔵され多機能化されたテレビジョ
ン受像機、ラジオ受信機及びＶＴＲ等に用いられる受信
装置において、放送局から送出される時報音信号を正確
！と検出して内蔵された時計の時刻を自動的に修正する
と共に、時刻修正が確実になされたことを表示するか若
しくは修正確認用の音を発生するようにして有用性の向
上を図るものである。

〔従来の技術〕

従来のテレビシロン受像機、ラジオ受信機及びＶＴＲ等
においては、多機能化が進められ、時計が内蔵されてお
り、時計の時刻を表示する機能や内蔵時計の時刻に基づ
いて種々の動作を自動的に行える機能を有したものが知
られている。このようなタイプの機器に内蔵された時計
の時刻を正しい時刻と一敗させる場合には、使用者自身
により手動でなされるのが一般的であった。

そこで、放送局から放送中正時毎に送出される比較的時
刻精度の高い時帳音信号を検出して内蔵された時計の時
刻を自動修正することが提案されている０時報音信号を
検出して時刻を自動修正する方式若しくは時計としては
、特公昭３８−１２９９号公報、特公昭３９−１４７４
４号公報及び特公昭３９−２８６９５号公報に示される
ものが知られている。

これらのいずれの場合においても時報音固有の性質を利
用するもので、不要な雑音とみられる音声信号から時報
音のみを正確に分離して検出し、予報音及び正時音の周
波数、振幅、予報音の持続時間或いは予報音及び正時音
の発生時間間隔等に基づいて正時音を検出して自動時刻
修正を行うように構成されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、前述した従来の技術を多機能化されたテ
レビジョン受像機、ラジオ受信機及びＶＴＲ等に適用し
た場合においては、確実に自動時刻修正がなされたかど
うかが確認できない欠点があり、操作者にとって使い勝
手が悪いものとなる。

従って、この発明の目的は、放送局から送出される時報
音信号を検出して内蔵された時計の自動時刻修正が可能
とされると共に、修正がなされたことを操作者に対して
知らしめることができる受信装置を提供することにある
。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、時計を有する受信装置において、受信信号
中の時報音信号を検出して時計の時刻を修正すると共に
、修正された時刻の表示形態を変更するか又は修正＆Ｉ
　Ｆ用の音を発生することを特徴とする受信装置である
。

〔作用〕

時報音の持つ固有の性質、即ち、予報音及び正時音の周
波数、振幅、予報音の持続時間或いは予報音及び正時音
の発生時間間隔に基づいて正確に内蔵された時計の自動
時刻修正がなされ、自動時刻修正がなされた場合には、
例えば、画４面右下の領域に秒表示が３秒間なされ、操
作者が容易に修正がなされたことを確認することができ
る。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は、多機能化されたテレビジョン受像機にこの発
明が適用された一実施例を示すものである。第１図にお
いて１で示されるのがテレビジョン放送受信用のアンテ
ナである。

アンテナ１の受信出力がチューナ回路２に供給される。

また、チューナ回路２には、後述するマイクロコンピュ
ータ２１からの制御信号が供給される。チューナ回路２
において、アンテナ１により受信された高周波信号中か
ら制？ＩＯ（８号に対応した所望のチャンネルの高周波
信号が選択され、選択された信号が所定の周波数（例え
ば、映像５８゜７５　ＭＨｚ、音声５４．２５　ＭＨｚ
）の中間周波信号に変換される。チューナ回路２におい
て形成された中間周波信号が映像中間周波増幅回路３に
供給される。

映像中間周波増幅回路３において、中間周波信号から音
声信号成分が抽出されて音声中間周波増幅回路ｌＯに供
給されると共に、中間周波信号が所定レベルまで増幅さ
れて映像検波回路４に供給される。

映像検波回路４において、中間周波信号が検波され、中
間周波信号中の音声信号成分と映像搬送波成分とが除去
された形で映像信号が形成される。

この映像信号が映像増幅回路５に供給され、映像増幅回
路５において所定レベルに増幅された映像信号が受像管
６に供給されると共に、偏向回路７に供給される。

偏向回路７において、映像信号から水平同期信号と垂直
同期信号とが分離され、水平同期信号に基づいて水平の
こぎり波電流が形成されると共に、垂直同期信号に基づ
いてのこぎり波電流が形成される。これらののこぎり波
電流が偏向コイル８に供給される。

また、音声中間周波増幅回路１９に供給される音声中間
周波信号が音声中間周波増幅回路１０において増幅され
て音声検波回路１１に供給される。

音声検波回路１１において、音声中間周波信号がＦＭ検
波され、音声信号が形成される。この音声信号が音声増
幅回路１２を介して、スピーカ１３に供給され、スピー
カ１３により、音声が再生される。また、音声増幅回路
１２から音声信号がバンドパスフィルタ１５及び１６の
夫々に供給される。

バンドパスフィルタ１５は、例えば音声信号中の略々４
４０Ｈｚの周波数成分のみを通過させる特性を有するも
ので、バンドパスフィルタ１５の出力が検波回路１７に
供給される。検波回路１７においてバンドパスフィルタ
１５の出力がエンベロープ検波されることで波形成形さ
れてマイクロコンピュータ２１に供給される。また、バ
ンドパスフィルタ１６は、例えば音声信号中の略々８８
０Ｈ２の周波数成分のみを通過させる特性を有するもの
で、バンドパスフィルタ１６の出力が検波回路１８にお
いて、バンドパスフィルタ１６の出力がエンベロープ検
波されることで波形成形されてマイクロコンピュータ２
１に供給される。

また、マイクロコンピュータ２１には、テレビジョン受
像機のフロントパネルに配設された操作スイッチ２３の
操作状態に応じて形成されるコマンド信号が供給される
。更に、マイクロコンピュータ２１には、遠隔操作装置
２５から発信された赤外線等のリモートコントロール信
号を受光部２４にて受信して形成したコマンド信号が供
給される゛。

マイクロコンピュータ２１は、操作スイッチ２３若しく
は受光部２４からのコマンド信号に基づいて受信チャン
ネルの選局や音量調節等の制御信号を形成する手段を有
すると共に、時刻計測手段を有し、このマイクロコンピ
ュータ２１に内蔵された時計の時刻表示や時刻に基づい
ての自動選局や自動電源０Ｎ１０ＦＦ等が可能とされ、
夫々のモード状態に対応した各種の表示信号を形成する
。

マイクロコンピュータ２１のモード状態に対応して形成
された表示信号が表示部２２に供給され、例えば発光ダ
イオード等が点灯され、モード表示がなされる。また、
操作スイッチ２３若しくは遠隔操作装置２５が操作され
、例えば時刻表示スイッチが押されると対応したコマン
ド信号がマイクロコンピュータ２１に供給され、時刻表
糸モードとされると共に、自動時刻修正モードとされる
。

この場合には、マイクロコンピュータ２１において、内
蔵された時計の時分までの時刻の画面表示信号が形成さ
れ、この時刻表示信号が映像増幅回路５に供給される。

映像増幅回路５において映像信号に画面表示信号が加算
される。従って、受像管６の画面の一部領域には時分ま
での時刻が表示される。

また、正時となる時に、時刻表示モードとされ、画面に
時分までの時刻が表示されている場合には、自動的に内
蔵された時計の時刻の修正がなされる。

つまり、受信信号中の時報音信号の持つ固有の性質、即
ち、予報音及び正時音の周波数、振幅、予報音及び正時
音の発生間隔等に基づいて、検波回路１７の出力から予
報音を検出すると共に、検波回路１８’の出力から正時
音を検出して内蔵された時計の時刻修正がなされる。時
刻修正がなされるとマイクロコンピュータ２１において
時刻修正が確実になされたことを示す時分秒までの時刻
の画面表示信号が形成され、所定時間表示がなされる。

この発明の一実施例の動作の詳細な説明を第２図及び第
３図を参照して説明する。第２図は、受像管６の画面を
示し、また、第３図はマイクロコンピュータ２１におい
てなされる自動時刻修正処理に関するフローチャートを
示す。

第３図に示すように、先ずステップ■の処理がなされ、
自動時刻修正モードかどうかが判断される０通常の場合
においては、自動時刻修正モードとなることがなく自動
時刻修正モードとされるまで繰り返しステップ■の処理
が続けられる。

操作スイッチ２３若しくは遠隔操作装置２５が操作され
、例えば時刻表示スイッチが押されると受像管６の画面
に内蔵された時計の時分までの時刻が表示されると共に
、自動時刻修正モードとされ、次のステップ■の処理に
移行する。

ステップ■とされると、検波回路１７の出力に基づいて
時報音かどうかが判断される。例えばＮＨＫの時報音信
号は、正時に対して３秒前から１秒間隔で０．１秒間ず
つ振幅一定の４４０Ｈｚの３個の予報音と正時より１秒
間振幅一定の後１秒の時定数を以て減衰する８８０）１
ｚの正時音とからなる。

従って、ＮＨＫを受信している場合には、検波回路１７
の出力が所定レヘルで所定時間、然も所定間隔で３個続
いた時のみ時報音と判断される。時報音と判断されるま
でステップ■の処理が繰り返し続けられる。正時直前と
なり、３個の予報音が検出されるとステップ■の処理に
移行する０例えば、午前７時直前の場合では、第２図に
おいて６ａで示すように画面中央に６時５９分５９秒を
示す標準時計が写し出されると共に、画面右下となる領
域に時計の時分までの時刻表示が図中３１で示すによう
にｒ６：５０Ｊとなされている。

ステップ■では、時計の時刻修正処理がなされる。つま
り、検波回路１８の出力により正時音が検出されると７
時００分００秒に時計がセットされる。

これと共に、時計の時刻が確実に修正されたことを示す
秒表示が開始される（ステップ■）０例えば第２図にお
いて６ｂで示すように、画面中央の標準時計が７時００
分００秒となると同時に内蔵された時計が７時ＯＯ分Ｏ
Ｏ秒にセットされ、画面右下の領域には、時分までの時
刻表示に秒表示が付加された形で図中３１及び３２で示
すようにｒ７　：　００　：　ＯＯＪと表示される。

次のステップ■では、秒表示が３秒間以上なされたかど
うかが判断される０例えば、第２図において６ｃ、６ｄ
及び６ｅに示すように画面中央の標準時計の時刻と一敗
した内蔵された時計の時刻が画面右下の領域に時分秒ま
で表示され、３秒経過して６ｅに示すようにｒ７：００
τ０３Ｊまで表示がなされるとステップ■の処理に移行
する。

ステップ■とされると秒表示が停止され、例えば、第２
図において６ｆに示すように画面右下の領域の秒表示が
停止され、図中３１で示すように時分までの時刻表示の
みとされ、再びステップ■の処理に戻されてステップ■
の処理が繰り返される。

尚、この発明の一実施例においては、自動時刻修正がな
されたことを秒まで表示することにより知らせる場合に
ついて説明したが、他にメツセージを表示したり、時刻
表示の色を変えたり、発光ダイオードを点滅させるよう
にしても良く、また、マイクロコンピュータ２１におい
て修正確認用の音声信号を形成して第１図中破線矢印で
示すように音声増幅回路１２に供給し、音声検波回路１
１からの音声信号と加算するようにしても良い。

また、この発明の一実施例は、テレビジョン受像機にこ
の発明が適用されたものであるが、他の各種放送を受信
することができる例えばラジオ受信ｉ、ＶＴＲ等にもこ
の発明を適用することができる。

〔発明の効果〕

この発明に依れば、時報音の持つ固有の性質、即ち、予
報音及び正時音の周波数、振幅、予報音の持続時間或い
は予報音及び正時音の発生間隔に基づいて内蔵された時
計の自動時刻修正がなされると共に、自動時刻修正がな
された場合には、時刻の表示形態が変更されるか又は修
正確認用の音が発生され、操作者が自動時刻修正のなさ
れたことを容易に確認することができ、この発明が適用
された機器は、有用性が高く使い勝手の良いものとなる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のブロック図、第２図はこ
の発明の一実施例の動作説明に用いる路線図、第３図は
この発明の一実施例の動作説明に用いるフローチャート
である。図面における主要な符号の説明ｌ：アンテナ、　２：チューナ回路、　５：Ｉ！Ｊ！像
増幅回路、　６：受像管、　　１２：音声増幅回路、１
３：スピーカ、　　１ｓ、ｔｓ：バンドパスフィルタ、
　１７．１８：検波回路、　２１：マイクロコンピュー
タ、　　２３：操作スイッチ、２４：受光部、　２５：
遠隔操作装置。

Claims

【特許請求の範囲】時計を有する受信装置において、受信信号中の時報音信号を検出して上記時計の時刻を修
正すると共に、上記修正された時刻の表示形態を変更す
るか又は修正確認用の音を発生することを特徴とする受
信装置。