JP3382353B2 - ファクシミリ装置およびその制御方法 - Google Patents
ファクシミリ装置およびその制御方法Info
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Description
数の部門・部署によって共同で使用する場合の利用者の
管理および制限に関する。
時送信する場合には、送りたい原稿をセットし、電話番
号を入力することで発呼動作に移行し、回線がつながれ
ば、原稿を読み取って送信を行うようになっていた。
ファクシミリ装置を複数の部門・部署で区別して利用す
る場合、どの部門での利用なのかを区別したり、それを
管理記録することや、部門以外の利用者の制限が必要と
なってくる。
の部門で有効に共有、管理することができるファクシミ
リ装置を提供することを目的とする。
装置の使用を部門別に管理するための部門コードと、上
記部門コードに対応する部門パスワードとを登録する部
門別情報登録手段と、上記部門コードの入力を求め、入
力された部門コードが上記部門別情報登録手段に登録さ
れているか否かを判定する第1の判定手段と、上記第1
の判定手段により登録されていると判定されれば、上記
部門パスワードの入力を求め、入力された部門パスワー
ドが、上記部門コードと対応する部門パスワードとし
て、上記部門別情報登録手段に登録されているか否かを
判定する第2の判定手段と、上記第2の判定手段により
登録されていると判定されれば、発呼を行う通信手段と
を有するファクシミリ装置である。
を部門別に管理するための部門コードと上記部門コード
と対応する部門パスワードとを部門別管理情報テーブル
に格納する工程と、上記部門コードの入力を求め、入力
された部門コードが部門別管理情報テーブルに格納され
ているか否かを判定する第1の判定工程と、上記第1の
判定工程において格納されていると判定されれば、上記
部門パスワードの入力を求め、入力された部門パスワー
ドが上記部門コードと対応する部門パスワードとして、
上記部門別管理情報テーブルに格納されているか否かを
判定する第2の判定工程と、上記第2の判定工程におい
て格納されていると判定されれば、発呼を行う工程とを
有するファクシミリ装置の制御方法である。
シミリ装置の構成を示すブロック図である。
コントロールするCPU1と、ファクシミリ画像の記録
を行うための記録装置2と、ファクシミリの送受信時に
画像データの変復調を行うためのモデム3と、公衆回線
との接続・発呼を行うためのNCU4と、ファクシミリ
の各種操作キーやLCD、LED表示を行うための操作
パネル5と、各種スイッチ、パスワード・データを格納
するためのRAM(記憶手段)6と、ファクシミリの制
御プログラムを組み込んだROM7と、ファクシミリの
部門別管理を行うためのスイッチ8と、部門コードおよ
び部門パスワードを格納する部門別管理情報テーブル9
と、一定通信量の通信結果情報を記録・管理するバッフ
ァ10とを有する。なお、スイッチ8、テーブル9、バ
ッファ10は、バックアップされたRAM領域により構
成されている。
テーブル9の内容を示す説明図である。
れた各行には、部門コードおよび部門パスワードとが対
応して格納されている。なお、図示のように、本実施例
では、最大9件まで登録可能とする。また、部門コード
および部門パスワードは、ともに4桁であるとする。
門別管理により使用者制限を行うものであり、この実施
例において制限される機能は、発呼を伴う通信機能であ
り、即時およびタイマ送信ならびにポーリング受信であ
る。全ての受信、手動の送信、電話の使用は制限されな
い。
使用者制限機能として、部門別の使用者制限機能の他
に、部門とは無関係に全使用者について通信関係の使用
を制限する装置使用者制限機能が用意されており、これ
らをユーザデータにより設定できる。
制限」の項を「する」に設定し、さらに、「部門別管
理」の項を「しない」に設定することにより、装置使用
者制限機能が有効になる。この機能は、パスワードの有
無にかかわらず有効であり、パスワードを設定しない場
合には、装置の通信関係の機能に鍵がかかった状態とな
る。すなわち、パスワードの入力はなく、「通信関係使
用者制限」の項を「しない」に設定し直すまで、通信に
関する操作を受けつけない。また、パスワードを設定し
た場合、操作開始時にパスワードの入力を受け付ける。
そこで、入力されたパスワードが、登録されたものと一
致した場合には、その操作についてのみ一時的に使用を
許可する。なお、この場合のパスワードは、後述する部
門管理のための部門パスワードとは異なるものである。
る」に設定し、「部門別管理」の項を「する」に設定す
ることにより、本発明の要旨となる部門別管理による使
用者制限機能が有効になる。以下、この機能について、
フローチャートに基づいて説明する。
行う場合の操作手順を示すフローチャートである。
(S13)で始まり、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤ
ル、テンキーによるテンキーダイヤル、またはリダイヤ
ルキーにより送信宛先を指定し、宛先確定後セットキー
を押下する。
ウト(2秒経過)しなければ、次の宛先も入力可能で、
同報送信することができる。
は、LCDの上段に宛先、LCDの下段には発信人名称
・ユーザ略称が表示される。なお、発信人名称、ユーザ
略称は、メモリ送信の前に指定されたものである。
は、S16で何もしないで2秒経過した場合、S17で
スイッチ8より部門別管理をするかしないかを判定し、
部門別管理をしない場合は、S21で原稿確認を行い、
S22でメモリ蓄積を開始し、S23で発呼、S24で
送信を開始する。
S18で部門コードのチェックを行う。なお、このチェ
ック操作は、図4で後述する。そして、部門コードが部
門別情報管理テーブルに記憶されている部門コードと一
致した場合には、S19において、入力した部門コード
に対応する部門パスワードが設定されているかいなかを
判定する。ここで、部門パスワードが設定されていない
場合には、S21で原稿確認を行い、S22でメモリ蓄
積を開始し、S23で発呼、S24で送信を開始する。
合には、S20で部門パスワードのチェックを行う。な
お、このチェック操作は、図5で詳述する。そして、パ
スワードが一致していれば、S21で原稿確認を行い、
S22でメモリ蓄積を開始し、S23で発呼、S24で
送信を開始する。
操作手順を示すフローチャートである。
0)には、LCD表示で待機し、入力待ちとなる(S3
1)。ここで数字キーを押下すると(S32)、入力文
字は表示されずにカーソルのみ移動する(S33)。ま
た、カーソルキーを押下すると(S34、S35)、カ
ーソルの示す方向にカーソルが移動する(S36、S3
7)。
8)、入力した部門コードをクリアして次の入力を待つ
(S39)。
力後、セットキー押下(S40)により、部門コードが
確定し、部門コードとの一致、不一致をチェックする
(S41)。
2)。また、不一致のときは、LCD表示で再び待機す
る(S31)。
プキーが押されるまで中断できない。また、ストップキ
ーにより中断した場合、以降の手順に移らずにスタンバ
イに戻る。
行う場合の操作手順を示すフローチャートである。
50)では、LCD表示で待機し、入力待ちとなる(S
51)。
2)、入力文字は表示されずにカーソルのみ移動する
(S53)。また、カーソルキーを押下すると(S5
4、S55)、カーソルの示す方向にカーソルが移動し
(S56、S57)、クリアキーを押下すると(S5
8)、入力した部門パスワードをクリアして次の入力を
待つ(S59)。
力後、セットキー押下(S60)で部門パスワードが確
定し、部門パスワードとの一致、不一致をチェックする
(S61)。
2)。また、不一致のときは、LCD表示で再び待機す
る。
トップキーが押されるまで中断できない。また、ストッ
プキーにより中断した場合、以降の手順に移らずにスタ
ンバイに戻る。
トは、各部門毎にレポートを出力する。そして、この場
合のフォーマットは、通常の通信管理レポートと同様
で、出力可能な通信履歴は全部門のトータルで40通信
までである。
能の可否、部門コードの登録、変更、削除、ならびに、
パスワードの登録、変更、削除は、管理者パスワードを
もつシステム管理者のみが行うものとする。
ファクシミリ装置を複数の部門・部署によって共同で利
用する場合に、利用者を区別して管理したり、利用者を
制限したりすることができるという効果が得られる。
内容を示す説明図である。
示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
操作手順を示すフローチャートである。
Claims (8)
- 【請求項1】 ファクシミリ装置の使用を部門別に管理
するための部門コードと、上記部門コードに対応する部
門パスワードとを登録する部門別情報登録手段と;上記部門コードの入力を求め、入力された部門コードが
上記部門別情報登録手段に登録されているか否かを 判定
する第1の判定手段と;上記第1の判定手段により登録されていると判定されれ
ば、上記部門パスワードの入力を求め、入力された部門
パスワードが、上記部門コードと対応する部門パスワー
ドとして、上記部門別情報登録手段に登録されている か
否かを判定する第2の判定手段と;上記第2の判定手段により登録されていると判定されれ
ば、発呼を行う通信手段と; を有する ことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記ファクシミリ装置の使用を部門別に管理するか否か
を指定するスイッチ手段とを有し、 上記スイッチ手段により上記ファクシミリ装置の使用を
部門別に管理すると指定されれば、上記第1の判定手段
は、上記判定を実行することを特徴とするファクシミリ
装置。 - 【請求項3】 請求項1において、上記通信手段は、上記発呼を行った後、 即時送信、また
はタイマ送信、またはポーリング受信を開始することを
特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項4】 請求項1において、上記第1の判定手段により登録されていないと判定され
れば、上記第1の判定手段は、再び、上記部門コードの
入力を求める ことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項5】 請求項1において、上記第2の判定手段により登録されていないと判定され
れば、上記第2の判定手段は、再び、上記部門パスワー
ドの入力を求める ことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項6】 請求項1において、文字列の入力位置を指定するカーソルを表示する表示手
段有し、 上記部門パスワードが入力されると、上記表示手段に
は、入力文字列は表示されず、上記カーソルが移動する
ことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項7】 請求項1において、 上記部門コードごとに通信履歴を記録する記録手段と; 上記記録手段により記録された通信履歴を上記部門コー
ドごとに出力する出力手段と; を有する ことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項8】 ファクシミリ装置の使用を部門別に管理
するための部門コードと上記部門コードと対応する部門
パスワードとを部門別管理情報テーブルに格納する工程
と; 上記部門コードの入力を求め、入力された部門コードが
部門別管理情報テーブルに格納されているか否かを判定
する第1の判定工程と; 上記第1の判定工程において格納されていると判定され
れば、上記部門パスワードの入力を求め、入力された部
門パスワードが上記部門コードと対応する部門パスワー
ドとして、上記部門別管理情報テーブルに格納されてい
るか否かを判定する第2の判定工程と; 上記第2の判定工程において格納されていると判定され
れば、発呼を行う工程と; を有することを特徴とするファクシミリ装置の制御方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14570694A JP3382353B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | ファクシミリ装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14570694A JP3382353B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | ファクシミリ装置およびその制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07336484A JPH07336484A (ja) | 1995-12-22 |
JP3382353B2 true JP3382353B2 (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=15391242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14570694A Expired - Fee Related JP3382353B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | ファクシミリ装置およびその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3382353B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP14570694A patent/JP3382353B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07336484A (ja) | 1995-12-22 |
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