JP3381362B2 - 電線プロテクタ付きコネクタ - Google Patents

電線プロテクタ付きコネクタ

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JP3381362B2
JP3381362B2 JP03856794A JP3856794A JP3381362B2 JP 3381362 B2 JP3381362 B2 JP 3381362B2 JP 03856794 A JP03856794 A JP 03856794A JP 3856794 A JP3856794 A JP 3856794A JP 3381362 B2 JP3381362 B2 JP 3381362B2
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electric wire
wire
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protector
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Araco Corp
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタに接続された
電線が、他の部品と接触して被覆が傷ついたり、芯線が
断線することを防止するための電線プロテクタ手段を有
するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コネクタに接続された電線が、他
の部品と接触して被覆が傷ついたり、芯線が断線するこ
とを防止するため、図4に示すように、コネクタ21の
後部にチュ−ブ22を被せ、コネクタ21の後部に入線
されている複数の電線23をチュ−ブ22で保護する手
段が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電線保護手
段によれば、チュ−ブ22は、コネクタ21の後部に被
せられるものであるため、図5に示すように、比較的直
径の大きなものが必要である。一方、コネクタ21の後
部からある程度距離を隔てた位置では束線にすることが
可能であるため、図6に示すように電線23の本数分の
直径であれば良いにもかかわらず、直径の大きなチュ−
ブ22を使用しなければならない。そのため、余分な配
線スペ−スを必要とするとともに、重くなるという問題
がある。
【0004】また、チュ−ブ22は軟質性であるため、
他の部品等と接触した場合、保護力が弱いという問題
と、完全にコネクタ21の後部外周面に被せ難いため、
電線23の完全な保護が困難であるという問題がある。
【0005】そこで本発明では、チュ−ブより硬質性の
電線プロテクタを用いて電線を保護することを解決すべ
き技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のための第
1の発明は、電線プロテクタ付きコネクタを、複数の電
線が接続されたコネクタと、このコネクタの外周面にス
ライド可能に装着され、このコネクタを相手側コネクタ
に結合する過程で、その相手側コネクタの外周部端面と
当接し、押圧されて前記コネクタの外周面に沿って前記
電線を覆う位置までスライドされる硬質性の電線プロテ
クタとを備える構成にすることである。
【0007】また、上記発明の構成において、コネクタ
の外周面に、前記電線プロテクタを前記電線を覆う位置
で停止させるストッパを設けた構成にすることである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、コネクタを相手側コネクタ
に結合する過程で、電線プロテクタは、相手側コネクタ
の外周部端面と当接し押圧されてコネクタの外周面に沿
い電線を覆う位置まで後方にスライドされるため、コネ
クタの後方から入線された電線はコネクタ後部で硬質性
の電線プロテクタにより保護される一方、電線プロテク
タで保護される部分以外は、電線本数分の直径の例えば
合成樹脂の小直径のチュ−ブ等により保護される。
【0009】更に、電線プロテクタは、コネクタの外周
面に沿って電線を覆う位置まで後方にスライドされたと
き、ストッパにより所定の位置で停止される。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、電線プロテクタ付きコネクタの全体
的な構成を示した斜視図である。図1に示すように、車
両等の電装品に一端が接続された複数の電線1は、挿入
側コネクタ2の後方から入線され、図示していないそれ
ぞれのコンタクトに接続されている。上記挿入側コネク
タ2の外周面にはスライド可能にプラスチック等で形成
された硬質の電線プロテクタ3が装着されている。この
電線プロテクタ3は、挿入側コネクタ2が被挿入側コネ
クタ4に挿入される過程で、被挿入側コネクタ4の開口
部端面と当接し、押圧されるため後方にスライドされ
る。
【0011】電線プロテクタ3が後方にスライドされる
と、挿入側コネクタ2に近い複数の電線1部分が電線プ
ロテクタ3により覆われるため、他の部品等が、直接、
電線1に接触されないことから、電線1は衝撃等から保
護される。
【0012】また、挿入側コネクタ2の外周面には、電
線プロテクタ3の後方スライド位置を規制するストッパ
2Aが一体成形されており、更に、挿入側コネクタ2と
被挿入側コネクタ4が結合された状態で、その結合を保
持するため、被挿入側コネクタ4を掛け止めする掛止片
2Bが一体成形されている。
【0013】図2は、挿入側コネクタ2と被挿入側コネ
クタ4が結合される前の状態を略体的に示した断面図で
あり、図3は、挿入側コネクタ2と被挿入側コネクタ4
が結合された状態を略体的に示した断面図である。図3
に示すように、挿入側コネクタ2が被挿入側コネクタ4
に挿入される過程で、挿入側コネクタ2の外周面に装備
された電線プロテクタ3は、被挿入側コネクタ4の開口
部端面と当接し、押圧されるため後方にスライドされ
る。そして、電線プロテクタ3は、ストッパ2Aで後方
スライドが停止される。
【0014】電線プロテクタ3がストッパ2Aで停止す
るまで後方にスライドされると、前述したように挿入側
コネクタ2に近い複数の電線1部分が硬質性の電線プロ
テクタ3により覆われるため、電線1は衝撃等から保護
される。そして、電線プロテクタ3で保護される以外の
電線1部分は、電線1の本数に見合う比較的小直径のチ
ュ−ブ5に挿通され、保護される。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、後方から
複数の電線が接続されたコネクタの外周面に硬質性の電
線プロテクタを装着し、その電線プロテクタで、コネク
タの根元部分の電線を完全に保護することができるた
め、従来のようにコネクタの外周面に被せるような大き
な直径のチュ−ブを使う必要がなく、余分な配線スペ−
スを省くことができるとともに、コネクタの根元部分以
外の電線は束線が可能であるため、電線の本数に見合う
比較的小直径のチュ−ブで保護することが可能であり、
軽く且つ所要スペ−スが少なくて済むという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の斜視図である。
【図2】コネクタの結合前の状態を示した断面図であ
る。
【図3】コネクタの結合後の状態を示した断面図であ
る。
【図4】従来のコネクタの電線保護状態を示した斜視図
である。
【図5】従来のコネクタの電線保護状態の説明図であ
る。
【図6】従来のコネクタの電線保護状態の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 電線 2 挿入側コネクタ 2A ストッパ 3 電線プロテクタ 4 被挿入側コネクタ 5 チュ−ブ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電線が接続されたコネクタと、 このコネクタの外周面にスライド可能に装着され、この
    コネクタを相手側コネクタに結合する過程で、その相手
    側コネクタの外周部端面と当接し、押圧されて前記コネ
    クタの外周面に沿ってコネクタに接続されている前記電
    線を覆う位置までスライドされる硬質性の電線プロテク
    タとを備える、電線プロテクタ付きコネクタ。
  2. 【請求項2】コネクタの外周面に、前記電線プロテクタ
    を前記電線を覆う位置で停止させるストッパを設けた請
    求項1に記載の電線プロテクタ付きコネクタ。
JP03856794A 1994-03-09 1994-03-09 電線プロテクタ付きコネクタ Expired - Fee Related JP3381362B2 (ja)

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