JP3381359B2 - 放電加工機用電源装置 - Google Patents

放電加工機用電源装置

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JP3381359B2
JP3381359B2 JP02817794A JP2817794A JP3381359B2 JP 3381359 B2 JP3381359 B2 JP 3381359B2 JP 02817794 A JP02817794 A JP 02817794A JP 2817794 A JP2817794 A JP 2817794A JP 3381359 B2 JP3381359 B2 JP 3381359B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電極と被加工物間に
加工電力を供給する放電加工機用電源装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】放電加工機用電源装置は、所望の電流ピ
ーク値Ipを持つ制御されたパルス状の電流波形を、設
定されたオン、オフ時間に従って、電極と被加工物間の
極間に供給して放電を発生させ、これによって被加工物
を所望の形状に加工する物である。図10は例えば特開
昭49−43297号公報により知られている従来の放
電加工機の波形制御装置の回路図である。図において、
1は電極、2は電極1により加工される被加工物、B1
は電圧E1(V)の直流電源、B2は電圧E2(V)の
補助電源、L1は磁気エネルギー貯蔵体を構成するチョ
ークインダクションコイル、S1はコイルL1に流れる
電流を所望の値にするラインブレーカ、S2は図示しな
いパルス発生器によりオン、オフ制御されるラインブレ
ーカ、D1及びD2はダイオードである。
【0003】上記回路によるラインブレーカS1、S2
のオン、オフタイミング及びコイルL1に流れる電流i
L1及び電極、被加工物間の電圧の波形は図11、図1
2に示されており、図11は仕上げ加工の場合に対応
し、図12は荒加工の場合に対応する。また、ラインブ
レーカS1、S2の導通状態はIで、非導通状態をOで
示している。かかる回路構成に置いては、コイルL1は
電極1とラインブレーカS1に直列に接続されているた
め、コイルL1はエネルギー貯蔵体として働く。このコ
イルL1における電流変化は、ラインブレーカS1がオ
ンの時、コイルL1の電流はラインブレーカS2がオン
している間、実質的に増加し、一方ラインブレーカS1
がオフの時は、コイルL1の電流はラインブレーカS2
のオン、オフいずれの場合においても減少する。放電電
流の制限素子としてコイル(インダクタンス)を使用し
た回路の場合、電流制限素子に抵抗を使用する回路方式
に比べて、抵抗で消費するエネルギー分だけ省エネルギ
ー化が図れるという特徴がある。
【0004】上記回路の場合、S1のオン、オフにより
電流値を一定値に維持する構成になっている。図12の
期間T1においては、ラインブレーカS1はオフし、ラ
インブレーカS2がオフした状態である。この時の電流
経路はダイオードD1、コイルL1、ダイオードD2、
直流電源B1の経路で流れ、この時のコイルL1に流れ
る電流iL1の減衰率は
【0005】
【数1】
【0006】で表される。また、図12の期間T2で
は、極間に放電が生じ、電極と被加工物間に加工電流が
流れており、ラインブレーカS1がオフし、ラインブレ
ーカS2がオンした状態である。この時の電流経路は、
ダイオードD1、コイルL1、電極、被加工物の経路で
流れ、加工中の放電中の電極、被加工物間の電圧をVa
とすると、コイルL1に流れる電流iL1の減衰率は
【0007】
【数2】
【0008】で表される。ラインブレーカS1のオン、
オフのスイッチング周期は電流ピーク値を一定に制御す
るため、コイルL1に流れる電流iL1の減衰率により
決定される。従って、コイルL1のインダクタンスが大
きい程、ラインブレーカS1のスイッチング周期を低く
できる。従って、ラインブレーカS1のスイッチングロ
スを低く抑えることができ、矩形の電流波形を容易に得
られる。また、ラインブレーカをスイッチイング速度の
遅い素子を使用することで、電源装置を安価で容易に構
成することができる。
【0009】しかし、電極を低消耗で加工する場合は矩
形波とは逆に、立ち上がり速度の遅い電流波形が適して
いる。立ち上がりの遅い電流を得るためには、コイルL
1を流れる電流iL1のピーク値をラインブレーカS2
がオフ、即ち、休止期間中にゼロ付近にまで下げる必要
がある。そのため、ラインブレーカS1をオフし、コイ
ルL1に流れる電流iL1を所望の電流値まで下がるの
を待つ必要がある。従って、休止期間が長くなり加工効
率が極めて悪化する。逆に、コイルL1のインダクタン
スを小さくし、休止期間中にラインブレーカS1をオフ
したときの減衰率を高くした場合、ラインブレーカS1
のスイッチング周期が高くなり、スイッチングロスが大
きくなる。また、ラインブレーカを高価なスイッチング
速度の早い素子を使用しなければならず、それにともな
い図示しないラインブレーカ駆動回路も複雑になり、電
源装置として高価な装置になる。
【0010】また、図12のT1の期間は、図10のラ
インブレーカS1がオフ、ラインブレーカS2がオフし
た場合で、コイルL1に流れる電流は経路100で減衰
する。減衰率は(1)式で示した様に直流電源B1の電
圧値E1とコイルL1のインダクタンス値によって決定
されるため、直流電源B1の電圧値E1を大きくすると
減衰率を高くできる。しかし、図12のT3期間のよう
に、ラインブレーカS2がオンし、かつ電極、被加工物
間に放電が発生していない場合(以下、T3の期間を無
負荷期間、T3の期間に電極と被加工物間に発生する電
圧を無負荷電圧と呼ぶ。)ラインブレーカS1がオンし
ている場合、直流電源B1の電圧値は電極、被加工物間
に補助電源B2、ラインブレーカS1、コイルL1、ラ
インブレーカS2を介し、電極、被加工物間に直列に印
加される。ラインブレーカS1がオフしている場合は、
直流電源B1、ダイオードD1、コイルL1、ダイオー
ドD2を介し、電極、被加工物間に直列に印加される。
従って、直流電源B1の電圧値E1を大きくすると、上
記の様な無負荷期間では、その電圧値E1が無負荷電圧
値となる。一般に、無負荷電圧は放電を開始する電極、
被加工物間の距離に関係しており、一般的に無負荷電圧
が高いと放電開始時の電極、被加工物間の距離も大きく
なり、高精度を要する加工に関しては無負荷電圧は低い
値で加工される。従って、図10の様な回路構成で、高
精度加工を行い、かつ低消耗に適した立ち上がりの遅い
電流波形を得ることはできない。
【0011】また、図13及び図14は、実開昭56−
169638号公報により知られている別の従来の放電
加工機用電源装置の回路である。図13において、1
は、電極、2は、披加工物、B3、B4は、電源、C1
は、コンデンサ、D3、D4、D5は、ダイオード、L
4は、コイル、R1は、抵抗、S3、S5は、スイッチ
である。
【0012】電極と被加工物との間における放電の制御
は、スイッチS5によって行われる。このスイッチS5
はコイルL4を分岐しかつダイオードD5に直列に接続
されている。補助電源B2がコイルL4と電極1との間
に設けられている。スイッチS3、S5が閉じられてい
るとき、電源B4は電流をコイルL4に流す。この電流
は2つの並列な分岐を流れる。その1つの分岐はダイオ
ードD5およびスイッチS5から成り、他の分岐はダイ
オードD4およびスイッチS3からなる。これらのスイ
ッチのいずれか一方が開いているときは、電源B4から
の電流は2つの分岐のうちの1つだけを通って流れる。
2つのスイッチが同時に開いているときは、電源B4に
よってコイルL4に形成される電流はダイオードD4、
電源B3及びダイオードD3を流れることによって減少
する。
【0013】また、図14において、1は、電極、2
は、披加工物、B3、B5は、電源、D3、D4、D
6、D7、D8は、ダイオード、L4、L5はコイル、
S3、S4、S5、S6はスイッチである。
【0014】電源B3及びB5は異なった電圧を有し、
スイッチS5またはS6によって一緒にまたは別々に接
続される。このようにして、電源B5によつて高圧を極
間に、かつ電源B3によって加工電流を極間に加えるこ
とができる。ダイオードD8は2つのスイッチS5、S
6が閉じており、放電電流がまだ極間に流れていないと
き、高圧電源B5が低圧電源B3にエネルギを供給する
のを防いでいる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の放電加工機装置
の電源装置は以上のように構成されているので、図10
において、回路内コイルのインダクタンス値を大きくす
ると、電極を低消耗で加工する場合の立ち上がり速度の
遅い電流波形を得るためには、コイルL1に流れる電流
iL1を所望の電流値まで下がるのを待つ必要があり、
休止期間が長くなり加工効率が極めて悪化するという問
題点があった。逆に、回路内のコイルのインダクタンス
を小さくすると、ラインブレーカS1のスイッチング周
期が高くなり、スイッチングロスが大きくなる。また、
ラインブレーカを高価なスイッチング速度の早い素子を
使用しなければならず、電源装置として高価格になると
いう問題点があった。また、電極、被加工物間の距離の
狭い高精度を要する加工において、低消耗に適した立ち
上がりの遅い電流波形を得るができないという問題点が
あった。
【0016】また、図13において、B3電源はスイッ
チS3、コイルL4を介して電源B4に直列に接続さ
れ、極間に電圧を印加する。放電が休止期間に移行し、
コイルL4に流れる電流の減衰時の電流の経路は電源B
3、ダイオードD3、コイルL4、電源B4およびダイ
オードD4であり、極間の無負荷電圧は電源B3の電源
電圧で決定されるため、電源B3の電圧値は制限を受け
ることになり、コイルL4に流れる電流の減衰時に電流
を急激に立ち下げることができないため、短時間で効率
よく放電加工ができないという問題点があった。
【0017】また、図14において、電流減衰時に、コ
イルL4に流れる電流の経路は、電源B3、ダイオード
D3、コイルL4、およびダイオードD4であり、電流
の減衰は単に電源B3により規定され、ダイオードD8
により分離され電源B5には流れないため、電流の減衰
時に電流を急激に立ち下げることができず、短時間で効
率よく放電加工ができないという問題点があった。
【0018】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので以下のような電源装置を得るこ
とを目的とする。第1に高精度加工ができ、かつ電極低
消耗に適した立ち上がりの遅い電流波形と矩形電流波形
を用途に応じて容易に得る。第2に安価で信頼性の高い
電源装置を提供する。第3に高効率の電源装置を提供す
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】
【0020】また、電極と被加工物間に放電を発生させ
て、前記被加工物を加工する放電加工機用電源装置にお
いて、第1の直流電源、この第1の直流電源に並列に接
続したスイッチング素子とダイオードからなる第1の直
列体及びこの第1の直列体のスイッチング素子とダイオ
ードの接続点に接続したコイルを含み電極と被加工物間
に電流を供給する電流供給部、前記第1の直流電源と電
流供給部のスイッチング素子との接続点と電流供給部の
出力端であるコイルの一端に接続されたダイオードと機
械接点からなる第2の直列体及び電流供給部の出力端で
あるコイルの一端に接続されたスイッチング素子からな
る電流断続部、及び第1の直流電源よりも電圧値が高く
マイナス側の電位が等しい第2の直流電源と第2の直流
電源の電位とは逆方向のダイオードからなる第3の直列
体を第1の電源及び第2の直列体と並列に接続した電流
減衰部を備えたものである。
【0021】また、電極と被加工物間に放電を発生させ
て、前記被加工物を加工する放電加工機用電源装置にお
いて、第1の直流電源、この第1の直流電源に並列に接
続したスイッチング素子とダイオードからなる第1の直
列体及びこの第1の直列体のスイッチング素子とダイオ
ードの接続点に接続したコイルを含み電極と被加工物間
に電流を供給する電流供給部、前記第1の直流電源と電
流供給部のスイッチング素子との接続点と電流供給部の
出力端であるコイルの一端に接続されたダイオードと機
械接点からなる第2の直列体及び電流供給部の出力端で
あるコイルの一端に接続されたスイッチング素子からな
る電流断続部、及び前記第2の直列体と並列に、第2の
直流電源と第2の直流電源の電位とは逆方向に接続され
たダイオードからなる第3の直列体を接続してなる電流
減衰部を備えたものである。
【0022】また、第2の直列体をスイッチング素子と
ダイオードで構成するものである。
【0023】また、前記第3の直列体を前記第1の直流
電源よりも電圧の高い定電圧体とダイオードで構成し、
前記定電圧体としてツェーナーダイオードを用いるもの
である。
【0024】また、前記第3の直列体を第1の直流電源
よりも電圧の高い定電圧体とダイオードで構成し、前記
定電圧体として電流増幅機能を有する半導体であって、
ベースまたはゲートとコレクタまたはドレイン間にツェ
ナーダイオード、ベースまたはゲートとエミッタまたは
ソース間に抵抗を接続したものを、コンデンサに並列に
接続するものである。
【0025】また、第1の直流電源よりも電圧の高い定
電圧体としてのコンデンサとダイオードからなる第3の
直列体、前記コンデンサの+極側に直列に接続されたス
イッチング素子とコイル及び前記スイッチング素子とコ
イルの接続点とコンデンサの−極の間に接続されたダイ
オードからなる回生手段、及び前記コンデンサの電圧を
基準電圧と比較し前記回生手段のスイッチング素子をオ
ン、オフする比較駆動手段を備え、前記回生手段のコイ
ルを前記第1の直流電源に接続するものである。
【0026】
【作用】この発明における放電加工機用電源装置は、電
流断続部の機械接点がオフしたとき電流の経路が変更さ
れコイル電流を急激に減衰するよう作用する。
【0027】また、電流断続部の機械接点がオフしたと
き電流の経路が変更されコイル電流を急激に減衰するよ
う作用する。コイルL1の電流がコイルL1のインダク
タンス値と第1、第2の直流電源の電圧値の和で決定さ
れる傾きで減衰するように作用する。
【0028】また、電流断続部のスイッチング素子をオ
フすることによりコイル電流を所望レベルまで急激に低
減し、かつ、電流断続部のスイッチング素子をオンする
ことによりコイル電流を設定レベルに維持するよう作用
する。
【0029】また、ツェナーダイオードの持つ一定の電
圧特性を利用して、定電圧体を構成する。
【0030】また、コンデンサの端子電圧を一定に保つ
ことにより定電圧体として作用する。
【0031】また、コンデンサの電圧が前記コンデンサ
の電圧が基準電圧を越えると第1の直流電源に前記コン
デンサの電流を流しコンデンサの電圧を一定にして定電
圧体として作用する。
【0032】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。図中、
スイッチング素子としてMOSFETを例にとって説明
するが、他の半導体スイッチ、IGBT、トランジス
タ、SIT、GTOのような電気スイッチにおいても同
様に考えられる。
【0033】実施例1. 以下、この発明の実施例1を図について説明する。図1
において、この発明による放電加工機用電源装置は、第
1の直流電源B10に並列に接続したスイッチング素子
TR1とダイオードD10の第1の直列体及び第1の直
列体の前記スイッチング素子TR1とダイオードD10
の接続点に接続したコイルL2を含む電流供給部10
と、前記電流供給部10の第1の直流電源とのスイッチ
ング素子TR1との接続点と電流供給部10の出力端で
あるコイルL2の一端に接続されたダイオードD20と
機械接点20からなる第2の直列体と電流供給部10の
出力端であるコイルL2の一端に接続されたスイッチン
グ素子TR2からなる電流断続部12と、第1の直流電
源よりも電圧値が高くマイナス側の電位が等しい第2の
直流電源B20と第2の直流電源B20の電位と逆方向
のダイオードD30からなる第3の直列体を第1の直流
電源B10および第2の直列体と並列に接続された電流
減衰部13、で構成され、電極1、被加工物2に加工電
流を供給する。第1の直流電源B10は60〜90V程
度、第2の直流電源B20は100〜250V程度に選
ぶ。コイルL2はインダクタンスとして50〜200マ
イクロH程度を選ぶ。
【0034】次に機械接点20をオンした場合の動作に
ついて説明する。図2(a)はこの発明の放電加工機用
電源装置が出力しようとする代表的な矩形電流波形をし
めす。1回の放電は無負荷時間T0とオン時間T1と休
止時間T2である。(d)のT10において、電極1、
被加工物2間に電圧を印加しない休止時間T2ではスイ
ッチング素子TR2はオフし、スイッチング素子TR1
はオンしている。(b)はコイルL2を流れる電流で、
休止時間T2ではコイルL2に貯蔵されたエネルギーに
より、コイルL2、機械接点20、ダイオードD20、
TR1を通りそれぞれのオン抵抗、飽和電圧の総和(以
下素子電圧と記す)Veにより減衰する。コイルのイン
ダクタンス値をL10とすると減衰率は次式で決定され
る。
【0035】
【数3】
【0036】この場合、インダクタンス値L10に比べ
素子電圧Veは極端に低いため、コイルL2の電流の減
衰は小さい。一般に素子電圧Veは2〜5V程度でイン
ダクタンスを100マイクロHとすると減衰率は、−
0.02〜−0.05A/マイクロs程度であるため、
休止時間中のコイルL2の電流の低減を非常に低くでき
る。図2(d)のT11においてスイッチング素子TR
2がオンすると電極1、被加工物2間に電圧が印加され
る。この時点では無負荷時間T0で放電は発生していな
い。この時電極、被加工物間に発生する電圧は直流電源
B10の電圧値と等しい電圧が発生する。電流経路は休
止時間T2と同じ経路で流れ、減衰率は休止時間T2と
同じである。図2(d)のT12において放電が発生す
ると電極1と被加工物2間の極間電圧はV10から25
〜30V程度の放電電圧V30になり、コイルL2に流
れている電流はスイッチング素子TR2を通り電極1の
方向に流れ込む。コイルL2に既に電流が流れているた
め図2(a)の21のように急激に立ち上がる。ピーク
電流Ipに達すると一定の電流22になるようにスイッ
チング素子TR1がスイッチングを行う。オン時間T1
をすぎると、スイッチング素子TR2はオフし、休止期
間T2になる。以上の繰り返しにより矩形波の電流波形
を放電時に供給する。
【0037】次に機械接点20をオフした場合の動作に
ついて説明する。図3(a)はこの発明の電源装置が出
力しようとする代表的な低消耗加工に適した電流波形を
しめす。(d)のT10において、電極1、被加工物2
間に電圧を印加しない休止時間T2ではスイッチング素
子TR2はオフし、スイッチング素子TR1はオンして
いる。(b)はコイルL2を流れる電流で、休止時間T
2ではコイルL2に貯蔵されたエネルギーが0のため、
電流は流れない。図3(d)のT11においてスイッチ
ング素子TR2がオンすると電極1、被加工物2間に電
圧が印加される。この時点では無負荷時間T0で放電は
発生していない。図2(d)のT12において放電が発
生すると電極1と被加工物2間の極間電圧はV10から
25〜30V程度の放電電圧V30になり、コイルL2
で決定される傾きでスイッチング素子TR2を通り電極
1の方向に流れ込む。コイルL2には電流が流れていな
いため図3(a)の21のように緩やかに立ち上がる。
電流の増加率は次式で表される。
【0038】
【数4】
【0039】ピーク電流Ipに達すると、図3(a)に
示すように一定の電流22になるようにスイッチング素
子TR1がスイッチングを行う。オン時間T1をすぎる
と、スイッチング素子TR2はオフし、休止期間T2に
なる。 休止期間T2になるとコイルL2に蓄えられた
エネルギーにより、ダイオードD10、コイルL2、ダ
イオードD30、第2の直流電源B20に流れる。第2
の直流電源B20は第1の直流電源B10よりも高い電
圧V20を設定しているため、リアクタンスL2を流れ
る電流は図3(b)の23に示すように急激に減衰す
る。コイルL2のインダクタンス値をL20とすると、
減衰率は次式で決定される。
【0040】
【数5】
【0041】この場合、コイルL2のインダクタンスL
20に比べ第2の直流電源B20の電圧V20は高いた
め電流は急激に減衰する。第2の直流電源B20の電圧
V20をかりに200Vとし、インダクタンスを100
マイクロHとすると減衰率は、−2A/マイクロs程度
であるため、休止時間T2中に短時間でコイルL2の電
流の減衰することができる。無負荷時間T0を得て、再
び放電時には図3(a)21に示すように繰り返し低消
耗加工に適した電流波形を供給することができる。
【0042】実施例2. 図4において、実施例2による放電加工機用電源装置
は、電流供給部10、電流断続部12を有し、第2の直
列体と並列に、第2の直流電源と第2の直流電源の電位
と逆方向に接続されたダイオードからなる第3の直列体
を接続してなる電流減衰部14から構成される。実施例
1と同じものについては説明を省略する。
【0043】この場合のスイッチング素子TR1がオフ
し、スイッチング素子TR2がオフし、機械接点20が
開いた時、コイルL2に流れる電流は、図4の矢印で示
す減衰経路で減衰する。第1の直流電源B10の電圧値
をV10、第2の直流電源B30の電圧値をV30とす
ると、コイルL2の電流の減衰率は次式で表される。
【0044】
【数6】
【0045】(6)式のようにコイルL2の電流は第1
の直流電源B10の電圧値V10、第2の直流電源の電
圧値V30の和で決定される。従って、実施例1と同じ
減衰率を得るために第2の直流電源B30の電圧値は実
施例1と比べて小さくすることができる。また、コイル
L2に蓄えられたエネルギーの一部を第1の直流電源B
10に回生する事ができる。
【0046】実施例3. 以下、この発明の実施例3を図5について説明する。図
5において、この発明の放電加工機用電源装置は、第1
の直流電源B10に並列に接続したスイッチング素子T
R1とダイオードD10の第1の直列体及び第1の直列
体の前記スイッチング素子TR1とダイオードD10の
接続点に接続したコイルL2を含む電流供給部10と、
前記電流供給部10の第1の直流電源とスイッチング素
子TR1との接続点と電流供給部10の出力端であるコ
イルL2の一端に接続されたダイオードD20と第3の
スイッチング素子TR3からなる第2の直列体と電流供
給部10の出力端であるコイルL2の一端に接続された
スイッチング素子TR2からなる電流断続部12と、第
1の直流電源よりも電圧値が高くマイナス側の電位が等
しい第2の直流電源B20と第2の直流電源B20の電
位と逆方向のダイオードD30からなる第3の直列体を
第1の直流電源B10および第2の直列体と並列に接続
された電流減衰部13、で構成され、電極1、被加工物
2に加工電流を供給する。第1の直流電源B10は60
〜90V程度、第2の直流電源B20は100〜250
V程度に選ぶ。コイルL2はインダクタンスとして50
〜200マイクロH程度を選ぶ。
【0047】図6(a)はこの発明の電源装置が出力し
ようとする代表的な低消耗加工に適した電流波形をしめ
す。(a)のT2において、電極1、被加工物2間に電
圧を印加しない休止時間T2ではスイッチング素子TR
2はオフし、スイッチング素子TR1はオンし、スイッ
チング素子TR3はオンしている。(b)はコイルL2
を流れる電流で、休止時間T2ではコイルL2に貯蔵さ
れたエネルギーにより、コイルL2、スイッチング素子
TR3、ダイオードD20、TR1を通り素子電圧Ve
により減衰する。減衰率は(3)式と同じである。図6
(d)のT11においてスイッチング素子TR2がオン
すると電極1、被加工物2間に電圧が印加される。この
時点では無負荷時間T0で放電は発生していない。図6
(d)のT12において放電が発生すると電極1と被加
工物2間の極間電圧はV40から25〜30V程度の放
電電圧V50になり、図6(a)の24のようにコイル
に流れていた電流レベルまで急激に立ち上がり、コイル
L2で決定される傾きでスイッチング素子TR2を通り
電極1の方向に流れ込む。電流増加率は(3)式と同じ
で図6(a)の21のように緩やかに立ち上がる。ピー
ク電流Ipに達すると一定の電流22になるようにスイ
ッチング素子TR1がスイッチングを行う。図6の
(a)のオン時間T1をすぎると、スイッチング素子T
R2はオフし、休止期間T2になる。休止期間T2にな
るとTR3はオフし電流の経路はダイオードD10、コ
イルL2、ダイオードD30、第2の直流電源に流れ、
コイルL2を流れる電流は図6(b)の23に示すよう
に急激に減衰する。減衰率は(4)式と同じである。コ
イルL2を流れる電流が設定レベルまで減衰すると
(f)のT13のようにTR3がオンしこの時の電流経
路はコイルL2に貯蔵されたエネルギーにより、コイル
L2、スイッチング素子TR3、ダイオードD20、T
R1を通り、減衰率は極端に低下し設定レベルを維持す
る。再度放電時には繰り返し設定レベルまで電流が急激
に立ち上がり、低消耗に適した電流波形を供給する。放
電開始時に電流波形を設定電流まで立ちあげるのは、放
電後の放電切れを避けるためであり、本実施例により安
定に加工することができ、低消耗に適した電流波形を供
給できる。
【0048】実施例4. 図7はこの発明の実施例4による.定電圧体B20を示
す。図1及び図4の第2の直流電源の代わりに図7で示
すツェナーダイオード60を接続することによって電流
が61の方向に流れたとき図に示す極性に一定の電圧と
なる。従って図1のダイオードD20と直列に接続する
ことによって、図3(b)の23に示すコイルL2の電
流を高速に減少させることができる。このツェナーダイ
オードは100〜150Vで、高電力のものが必要であ
る。小さなツェナーダイオードを直列または並列に接続
して高電圧、高電力のものを製造することができる。
【0049】実施例5. 図8はこの発明の定電圧体B20の他の実施例である。
図8で示した回路回路図で図1と同じ部分は図示せず省
略した。図1の定電圧体B20及び図4の定電圧体B3
0として図8に示すコンデンサ52にIGBTまたはM
OSFET等の電圧駆動のトランジスタ53を並列に接
続し、トランジスタ53のベースまたはゲートとエミッ
タまたはソース間には抵抗55を、コレクタまたドレイ
ンとベースまたはゲート間にはツェナーダイオード54
を接続する。電流51が流れコンデンサ52の電圧が上
昇しツェーナーダイオード54の電圧を越えるとツェナ
ーダイオード54には電流が流れ、抵抗55に電圧が生
じトランジスタ53のドレインとソース間に電流が流
れ、コンデンサ52の電荷を放電するので、コンデンサ
52の電圧は一定に保たれる。従って、高速にコイルL
2の電流を減衰することができる。
【0050】電流51が大きな電流であっても、トラン
ジスタ53に大きな電力のものを使用すればツェーナー
ダイオード54は小さな電力のもので良い。トランジス
タ53は図ではMOSFETで示したが、IGBTやト
ランジスタ、ダーリントン接続したトランジスタ等であ
っても同等の動作をすることができる。
【0051】実施例6. 図9はこの発明の実施例6による放電加工機用電源装置
を示し、定電圧体としてのコンデンサC1をスイッチン
グ素子TR4と第2のコイルL3を介し第1の直流電源
B10に接続した回生手段82、コンデンサC1の電圧
B40を基準電圧81と比較し第4のスイッチング素子
TR4をオン、オフする比較駆動手段80で構成されて
いる。図1と同じ部分はここでは省略している。次に動
作に付いて説明する。85で示す電流経路1を通り電流
が流れ定電圧体であるコンデンサC1に電荷が蓄えられ
る。コンデンサC1の両端電圧B40を比較駆動手段8
0で、基準電圧81と比較し、基準電圧81を越えたと
き、スイッチング素子TR4を駆動させる。87に示す
電流経路2を通り、TR4、L3を通って、第1の直流
電源B10に電流は回生され、コンデンサC1の両端電
圧が基準電圧81を下回ったときスイッチング素子TR
4がオフする。スイッチング素子TR4がオフしたと
き、85の電流経路1を通り再度コンデンサC1を充電
する。また、コイルL3に蓄えられたエネルギーは87
の電流経路3を通りダイオードD40、コイルL3を通
って第一の直流電源B10に再度回生される。この発明
による定電圧体は電力を消費する部分がなく、電力を直
流電源B10に回生するので省電力になる効果がある。
ここでは、実施例1による放電加工機用電源装置につい
て説明したが、実施例2についても同様に回生すること
が可能である。
【0052】
【発明の効果】この発明における放電加工機用電源装置
は、以上説明したように構成されているので、以下に記
載される様な効果を奏する。
【0053】
【0054】また、電流断続部の機械接点のオン、オフ
によりコイル電流を減衰するか、しないかを選択し電流
経路を変更するよう作用するため、高精度でかつ安価で
容易に電極低消耗加工に適した電流波形と荒加工に適し
た矩形電流波形を得ることができる。
【0055】また、電流断続部の機械接点のオン、オフ
によりコイル電流を減衰するか、しないかを選択し電流
経路を変更するよう作用するため、高精度でかつ安価で
容易に電極低消耗加工に適した電流波形と荒加工に適し
た矩形電流波形を得ることができ、また、第2の直流電
源の容量を小さくでき、コイルのエネルギーの一部を第
1の直流電源に回生することができる。
【0056】また、電流断続部のスイッチング素子をオ
ン、オフすることによりコイル電流を所望レベルまで低
減して、維持でき、電流切れのない安定な放電加工を行
うことができる。
【0057】また、ツェナーダイオードの持つ一定の電
圧特性を利用して、定電圧体を安価に構成できる。
【0058】また、コンデンサの端子電圧を一定に保つ
ことにより高速にコイルの電流を減衰することができる
とともに、定電圧体を安価に構成できる。
【0059】また、コンデンサの電圧が基準電圧を越え
ると第1の直流電源に前記コンデンサの電流を流しコン
デンサの電圧を一定にして発熱のない、高効率の回生回
路を構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す放電加工機用電源装
置の回路図である。
【図2】図1の放電加工機用電源装置の動作を説明する
ための波形図とタイムチャ−トである。
【図3】図1の放電加工機用電源装置の別の動作を説明
するための波形図である。
【図4】この発明の実施例2を示す放電加工機用電源装
置の回路図である。
【図5】この発明の実施例3を示す放電加工機用電源装
置の回路図である。
【図6】図5の放電加工機用電源装置の動作を説明する
ための波形図とタイムチャートである。
【図7】この発明の実施例4による定電圧体を示す図で
ある。
【図8】この発明の実施例5による定電圧体を示す回路
図である。
【図9】この発明の実施例6を示す放電加工機用電源装
置の回路図である。
【図10】従来の放電加工機用電源装置の回路図であ
る。
【図11】従来の放電加工機用電源装置の動作を説明す
るためのタイムチャ−トである。
【図12】従来の放電加工機用電源装置の他の動作を説
明するためのタイムチャ−トである。
【図13】従来の他の放電加工機用電源装置の回路図で
ある。
【図14】従来の更に他の放電加工機用電源装置の回路
図である。
【符号の説明】
1 電極 2 被加工物 10 電流供給部 12 電流断続部 13、14 電流減衰部 20 機械接点 52 コンデンサ 53 半導体 54、60 ツェナーダイオード 55 抵抗 80 比較駆動手段 81 基準電圧 82 回生手段 B10 第1の直流電源 B20、B30 第2の直流電源 TR1、TR2、TR3、TR4 スイッチング素子 D10、D20、D30 ダイオード L1、L2、L3 コイル C1 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23H 1/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極と被加工物間に放電を発生させて、
    前記被加工物を加工する放電加工機用電源装置におい
    て、第1の直流電源、 この第1の直流電源に並列に接続したスイッチング素子
    とダイオードからなる第1の直列体及びこの第1の直列
    体のスイッチング素子とダイオードの接続点に接続した
    コイルを含み電極と被加工物間に電流を供給する電流供
    給部、 前記第1の直流電源と電流供給部のスイッチング素子と
    の接続点と電流供給部の出力端であるコイルの一端に接
    続されたダイオードと機械接点からなる第2の直列体及
    び電流供給部の出力端であるコイルの一端に接続された
    スイッチング素子からなる電流断続部、 及び第1の直流電源よりも電圧値が高くマイナス側の電
    位が等しい第2の直流電源と第2の直流電源の電位とは
    逆方向のダイオードからなる第3の直列体を第1の電源
    及び第2の直列体と並列に接続した電流減衰部を備えた
    ことを特徴とする放電加工機用電源装置。
  2. 【請求項2】 電極と被加工物間に放電を発生させて、
    前記被加工物を加工する放電加工機用電源装置におい
    て、第1の直流電源、 この第1の直流電源に並列に接続したスイッチング素子
    とダイオードからなる第1の直列体及びこの第1の直列
    体のスイッチング素子とダイオードの接続点に接続した
    コイルを含み電極と被加工物間に電流を供給する電流供
    給部、 前記第1の直流電源と電流供給部のスイッチング素子と
    の接続点と電流供給部の出力端であるコイルの一端に接
    続されたダイオードと機械接点からなる第2の直列体及
    び電流供給部の出力端であるコイルの一端に接続された
    スイッチング素子からなる電流断続部、 及び前記第2の直列体と並列に、第2の直流電源と第2
    の直流電源の電位とは逆方向に接続されたダイオードか
    らなる第3の直列体を接続してなる電流減衰部を備えた
    ことを特徴とする放電加工機用電源装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の直列体をスイッチング素子と
    ダイオードで構成することを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の放電加工機用電源装置。
  4. 【請求項4】 前記第3の直列体を前記第1の直流電源
    よりも電圧の高い定電圧体とダイオードで構成し、前記
    定電圧体としてツェーナーダイオードを用いることを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の放電加工機用
    電源装置。
  5. 【請求項5】 前記第3の直列体を第1の直流電源より
    も電圧の高い定電圧体とダイオードで構成し、前記定電
    圧体として電流増幅機能を有する半導体であって、ベー
    スまたはゲートとコレクタまたはドレイン間にツェナー
    ダイオード、ベースまたはゲートとエミッタまたはソー
    ス間に抵抗を接続したものを、コンデンサに並列に接続
    することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    放電加工機用電源装置。
  6. 【請求項6】 第1の直流電源よりも電圧の高い定電圧
    体としてのコンデンサとダイオードからなる第3の直列
    体、 前記コンデンサの+極側に直列に接続されたスイッチン
    グ素子とコイル及び前記スイッチング素子とコイルの接
    続点とコンデンサの−極の間に接続されたダイオードか
    らなる回生手段、 及び前記コンデンサの電圧を基準電圧と比較し前記回生
    手段のスイッチング素子をオン、オフする比較駆動手段
    を備え、前記回生手段のコイルを前記第1の直流電源に
    接続することを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の放電加工機用電源装置。
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