JP3381272B2 - データ転送方法及びデータ処理装置 - Google Patents

データ転送方法及びデータ処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共通のデータ転送バス
に、メモリおよび複数のポートが接続されているデータ
処理装置において、ポートとポートとの間、あるいはポ
ートとメモリとの間のデータ転送を行う際に適用される
データ転送方法及び該データ処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】データ処理装置には、共通のデータ転送
バスに、メモリおよび複数のポートが接続され、ポート
とポートとの間や、ポートとメモリとの間でデータを転
送するものがある。そのようなデータ処理装置では、デ
ータ転送バスの使用許可が出されている時間内に、転送
をすることが出来る。
【0003】従来のデータ転送方法では、ポートからの
データをメモリに書き込んだり、メモリからポートへデ
ータを読み出したりするのに必要とされる時間単位であ
るメモリサイクルを単位として、データ転送バスの使用
許可が与えられていた。
【0004】図3は、そのような従来のデータ転送方法
を採用したデータ処理装置を示す図である。図3におい
て、1〜3、5はポート、4はメモリ、6はデータ転送
バス、7はクロック発生回路、8は3分周回路、20〜
22は転送経路である。データ転送バス6には、ポート
1〜3、5およびメモリ4が接続されている。
【0005】ポート1は、データ転送バス6にデータを
送りだすことだけをするポートであり、そのようなポー
トとしては、例えばイメージスキャナーからのデータを
取り入れるインタフェースがある。ポート2は、データ
転送バス6からデータを受け取ることだけをするポート
であり、例えば、画像データを90°回転するローテイ
ター装置への入力部である。
【0006】ポート3は、データ転送バス6を経てメモ
リ4にデータを送りこむことだけをするポートであり、
例えば、ローテイター装置の出力部である。メモリ4
は、例えばページメモリであり、1ないし数ページ分の
画像データを、ラスタデータ形式で記憶する。ポート5
は、例えばプリンタへの出力インタフェースである。
【0007】転送経路20は、ポート1→データ転送バ
ス6→ポート2へとデータ転送する場合の経路を示して
いる。この転送は、ポートとポートとの間の転送である
ので、以後「ポート間転送」と言うことにする。転送経
路21は、ポート3→データ転送バス6→メモリ4へと
データ転送する場合の経路を示している。この転送は、
メモリへデータを書き込む(ライトする)時の転送であ
るので、以後「ライト転送」と言うことにする。転送経
路22は、メモリ4→データ転送バス6→ポート5へと
データ転送する場合の経路を示している。この転送は、
メモリからデータを読み出す(リードする)時の転送で
あるので、以後「リード転送」と言うことにする。
【0008】クロック発生回路7は、メモリサイクルの
時間単位でクロックaを発生する回路である。3分周回
路8および論理回路9〜11は、そのクロックを利用し
て、データ転送バス6を専用して転送を行ってよいとの
転送許可信号を発生するためのものである。3分周回路
8からは、クロックを3進カウントして得られた2ビッ
トのコードを表す信号b,cが出力される。論理回路9
からはリード転送許可信号fが出力され、論理回路10
からはライト転送許可信号dが出力され、論理回路11
からはポート間転送許可信号eが出力される。これらの
転送許可信号は、データを送り出す側と受け取る側の双
方に与えられ、許可を知らせる。
【0009】図5は、従来のデータ処理装置の動作を説
明するタイムチャートである。(a)〜(f)の波形
は、図3の対応する符号の付された配線に出力されるパ
ルスの波形である。(g)は、各メモリサイクルの期間
において、メモリ4に関して行われる動作の種類を示し
ている。(h)は、データ転送バス6を使っての転送が
どことどこの間で行われているかを示している。
【0010】従来のデータ転送方法では、メモリサイク
ルと同じ時間単位でデータ転送バス6の専用を許可して
いたので、各転送許可信号における許可を意味する部分
(図5(d)〜(f)のハイの部分)の時間的長さは、
メモリサイクルと同じ長さとなるようにされている。
【0011】図5(a)は、クロック発生回路7から発
生されるクロックの波形を示し、その周期Tは、1メモ
リサイクルの時間となるようにしてある。メモリに関す
る動作は、図5(g)から分かるように、メモリサイク
ルを単位として切り換えられている。例えば、g−1の
メモリサイクルではライト動作が行われ、g−3のメモ
リサイクルではリード動作が行われている。g−2のメ
モリサイクルでは、ライトもリードも行われていない。
即ち、メモリに関する動作は休止されている。この期間
には、後に説明するように、ポート間での転送が行われ
ている。
【0012】図5(d)のライト転送許可信号dは、図
3のポート3とメモリ4に与えられるが、ハイの値にな
っている期間だけ、データ転送バス6の使用が許可され
る。従って、例えばハイであるパルスd−1の間に、図
5(h)に示すように、ポート3→メモリ4へのデータ
の転送h−1が行われる。ただし、メモリにライトする
場合、アドレスとデータが与えられてからメモリへの書
き込みが完了するまでに少し時間を要するので、ライト
のためのメモリサイクルg−1内でライト動作を完了す
るために、ポート3→メモリ4への転送h−1は、メモ
リサイクルg−1の前寄りの時点で行われる。
【0013】図5(e)のポート間転送許可信号eは、
図3のポート1とポート2に与えられるが、ハイの値に
なっている期間だけ、データ転送バス6の使用が許可さ
れる。従って、例えばハイであるパルスe−1の間に、
図5(h)に示すように、ポート1→ポート2へのデー
タの転送h−2が行われる。ポート間の転送は、ポート
間転送許可信号eが与えられている間の、任意の時点に
行ってよい。転送h−2は、略中央部分で行われてい
る。
【0014】図5(f)のリード転送許可信号fは、図
3のメモリ4とポート5に与えられるが、ハイの値にな
っている期間だけ、データ転送バス6の使用が許可され
る。従って、例えばハイであるパルスf−1の間に、図
5(h)に示すように、メモリ4→ポート5へのデータ
の転送h−3が行われる。ただし、メモリからリードす
る場合、データが実際にデータ転送バス6に読み出され
て来るまでには少し時間がかかるので、メモリ4→ポー
ト5への転送h−3は、リードのためのメモリサイクル
g−3の後寄りの時点で行われる。
【0015】図3のデータ処理装置では、ポート間の転
送と、メモリとの間の転送とが混在しているので、メモ
リサイクルの割り当て方とかデータ転送バス6の使用許
可の割り当て方が、複雑になっている。そこで、それら
を単純化するために、データ転送バスを、ポート間の転
送のものと、メモリとの間の転送のものとの2つに分離
してしまうことが考えられる。
【0016】図4は、そのようにしたデータ処理装置で
ある。なお、転送許可信号を発生する回路は、図示を省
略している。符号は図3のものに対応し、6−1は第1
のデータ転送バス、6−2は第2のデータ転送バスであ
る。第1のデータ転送バス6−1は、ポート間転送を行
うバスとして設けられ、第2のデータ転送バス6−2
は、メモリとの間の転送をするバスとして設けられてい
る。
【0017】このように2種類設けると、各データ転送
バスでは、ポート間の転送と、メモリとの間の転送とが
混在することがないので、転送制御が単純化される。ま
た、2つのデータ転送バスで同時並行して転送を行うこ
とが出来るので、処理が高速に行える。
【0018】しかしながら、データ転送バスを2つに分
けてしまうと、第1のデータ転送バス6−1に接続され
ているポート1から、第2のデータ転送バス6−2に接
続されているメモリ4へ転送する必要が生じた場合、例
えば、イメージスキャナーからのデータを回転せずにペ
ージメモリへ転送するため、ポート1からポート4へ直
接にデータ転送する場合等に、それに対応することが出
来ないという難点がある。そのため、図4に示されるよ
うな構成を採用することは出来なかった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】(問題点) しかしながら、前記した従来のデータ処理装置では、デ
ータ転送バス6の使用許可を、メモリサイクルと同じ長
さの時間単位で出していたので、データ転送バス6が使
用されずにいる時間が多くあったり、メモリ4に対する
動作(即ち、リードとかライト)が休止させられている
時間があったりしていた。そのため、データの処理時間
が長くなるという問題点があった。
【0020】(問題点の説明)図5(g)に示したよう
に、ポート間の転送を行う場合には、ライトのためのメ
モリサイクルg−1や、リードのためのメモリサイクル
g−3の他に、それらと同じ時間のメモリサイクルg−
2をとっていた。このメモリサイクルg−2では、ライ
トもリードも行わないから、この時間だけメモリに関す
るデータ処理は遅らされる。
【0021】また、図5(h)に示したように、ライト
時の転送h−1はメモリサイクルの前寄りで行い、リー
ド時の転送h−3はメモリサイクルの後寄りで行う。そ
して、ポート間の転送h−2は、メモリサイクル内の任
意の時点で行う。そのため、転送h−1が終わってから
ライトのためのメモリサイクルの終了までの間,リード
のためのメモリサイクルの先頭の時点から転送h−3ま
での間,およびポート間の転送h−2の前後には、デー
タ転送バス6が使用されずにいる時間が生じる。従っ
て、データ転送バス6の使用効率が悪い。
【0022】本発明は、以上のような問題点に鑑み、メ
モリに関する動作が休止させられているメモリサイクル
g−2を廃止すると共に、ライトのためのメモリサイク
ル内とリードのためのメモリサイクル内の、データ転送
バス6が使用されずにいる時間を巧みに利用して、ポー
ト間の転送を行うことにより、データの処理時間を速く
することを課題とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1に記載のデータ転送方法では、共通のデー
タ転送バスに接続されたメモリおよび複数のポートの間
でデータを転送するデータ転送方法において、ライトの
ためのメモリサイクルとリードのためのメモリサイクル
を交互にし、ライトのためのメモリサイクルの前寄りの
第1の期間にポートからメモリへのデータ転送を許可
し、リードのためのメモリサイクルの後寄りの第2の期
間にメモリからポートへのデータ転送を許可し、前記第
1の期間と前記第2の期間の間の第3の期間にポート間
のデータ転送を許可することとした。また、請求項
記載のデータ処理装置では、共通のデータ転送バスに接
続されたメモリおよび複数のポート間でデータ転送を行
うデータ処理装置であって、クロックを発生するクロッ
ク発生手段と、前記クロック発生手段で発生したクロッ
クを所定の期間、遅延させる遅延手段と、前記クロック
発生手段で発生したクロックと前記遅延手段で遅延させ
たクロックとに基づいて、ライトのためのメモリサイク
ルとリードのためのメモリサイクルを交互にし、前記ラ
イトのためのメモリサイクルの前寄りの第1の期間にポ
ートからメモリへのデータ転送を許可するライト転送許
可信号を生成するライト転送許可信号生成手段と、前記
クロック発生手段で発生したクロックと前記遅延手段で
遅延させたクロックとに基づいて、ライトのためのメモ
リサイクルとリードのためのメモリサイクルを交互に
し、前記リードのためのメモリサイクルの後寄りの第2
期間にメモリからポートへのデータ転送を許可するリ
ード転送許可信号を生成するリード転送許可信号生成手
段と、前記第1の期間と前記第2の期間の間の第3の期
間にポート間のデータ転送を許可するポート間転送許可
信号を生成するポート間転送許可信号生成手段と、を備
えることとした。
【0024】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、共通のデータ
転送バスに接続されたメモリおよび複数のポートの間で
データを転送するデータ転送方法において、ライトのた
めのメモリサイクルとリードのためのメモリサイクルと
が交互になるようにする。これにより、メモリに対する
動作が休止されているメモリサイクルがなくなり、デー
タ処理が促進される。
【0025】また、ライトのためのメモリサイクルの前
寄りの第1の期間にポートからメモリへのデータ転送を
許可し、リードのためのメモリサイクルの後寄りの第2
の期間にメモリからのポートへのデータ転送を許可し、
前記第1の期間と前記第2の期間の間の第3の期間にポ
ート間のデータ転送を許可する。ライト時、リード時に
おいて、データ転送バスが使用されずにいる時間を巧み
に利用して、ポート間のデータ転送を行うので、データ
転送バスの利用率が向上し、データの処理が高速化され
請求項2に記載の発明によれば、クロック発生手
段、遅延手段、ライト転送許可信号生成手段、リード転
送許可信号生成手段、およびポート間転送許可信号生成
手段を備えることにより、請求項1に記載のデータ転送
方法を実現することが可能となる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明のデータ転送方法を採用した
データ処理装置であり、符号は図3のものに対応してい
る。そして、12は遅延回路、13〜15はフリップフ
ロップ、16〜18は論理回路である。図2は、本発明
のデータ処理装置の動作を説明するタイムチャートであ
る。
【0027】図2(A)〜(L)のパルス波形は、図1
の対応する符号が付された配線上に現れるパルスの波形
を示している。そして、図2(M)は、各メモリサイク
ルの期間において、メモリ4に関して行われる動作の種
類を示している。図2(N)は、データ転送バス6を使
っての転送が、どことどこの間で行われているかを示し
ている。
【0028】クロックAの周期Tは、1メモリサイクル
の時間となるようにしてある。このクロックAを利用し
て、データ転送バス6を使っての転送を許可する転送許
可信号を生成する。遅延回路12,フリップフロップ1
3〜15,論理回路16〜18は、そのための回路であ
る。
【0029】遅延回路12は、クロック発生回路7から
のクロックAを、2/3サイクルづつ順次遅延させた2
つのパルスB,Cを発生する。フリップフロップ13〜
15へは、それぞれクロックA,パルスB,Cが入力さ
れ、それらの2倍の周期のパルスD,F,Hが出力され
る。パルスE,G,Iは、それぞれパルスD,F,Hの
反転出力である。
【0030】ライトのためのメモリサイクルとリードの
ためのメモリサイクルが、交互に生起するようにした場
合、フリップフロップ13の出力Dがハイである期間
を、ライトのためのメモリサイクルに対応させ、フリッ
プフロップ13の反転出力Eがハイである期間を、リー
ドのためのメモリサイクルに対応させることが出来る。
因みに、図2(D)のパルスD−1の期間は、図2
(M)のライトのためのメモリサイクルM−1の期間に
一致しており、図2(E)のパルスE−1の期間は、図
2(M)のリードのためのメモリサイクルM−2の期間
に一致している。
【0031】論理回路16では、リードのためのメモリ
サイクルの後寄り2/3の期間にハイとなるリード転送
許可信号Jが生成される。そのために、パルスEとパル
スHとのアンドが取られ、例えば図2(J)のハイのパ
ルスJ−1が得られる。論理回路17では、ライトのた
めのメモリサイクルの前寄り2/3の期間にハイとなる
ライト転送許可信号Kが生成される。そのために、パル
スDとパルスGとのアンドが取られ、例えば図2(K)
のハイのパルスK−1が得られる。論理回路18では、
ライトのためのメモリサイクルの後寄り1/3から、リ
ードのためのメモリサイクルの前寄り1/3にかけての
期間にハイとなる、ポート間転送許可信号Lが生成され
る。そのために、パルスFとパルスIとのアンドが取ら
れ、例えば図2(L)のハイのパルスL−1が得られ
る。
【0032】リード転送許可信号Jはメモリ4とポート
5に与えられ、ライト転送許可信号Kはポート3とメモ
リ4に与えられ、ポート間転送許可信号Lはポート1と
ポート2とに与えられる。
【0033】ライト転送許可信号K−1は、ライトのた
めのメモリサイクルM−1の前寄り2/3の期間だけ、
ポート3→メモリ4へのデータの転送を許可する(N−
1)。リード転送許可信号J−1は、リードのためのメ
モリサイクルM−2の後寄り2/3の期間だけ、メモリ
4→ポート5へのデータの転送を許可する(N−3)。
ポート間転送許可信号L−1は、ライト転送許可信号K
−1が終わってからリード転送許可信号J−1が始まる
までの間だけ、ポート1→ポート2へのデータの転送を
許可する(N−2)。
【0034】以上のように転送が許可される結果、メモ
リサイクルとしてはライトのためのメモリサイクルとリ
ードのためのメモリサイクルとを設ければよく、メモリ
に対する動作が休止されることはない。また、ライト転
送がライトのためのメモリサイクルの前寄りで終了し、
リード転送がリードのためのメモリサイクルの後寄りか
ら開始されることに着目し、ライト転送からリード転送
までの空き時間を利用して、ポート間転送を行うように
したので、データ転送バス6が使用されずに放置されて
いる時間が少なくなった。
【0035】なお、前記した実施例では、リード転送を
許可する時間,ライト転送を許可する時間およびポート
間転送を許可する時間を、それぞれメモリサイクルの長
さの2/3としたが、その長さは必要に応じて適宜変え
ることが出来る。例えば、リード転送を許可する時間お
よびライト転送を許可する時間を、メモリサイクルの長
さの2/3より長くし、ポート間転送を許可する時間
を、メモリサイクルの長さの2/3より短くしてもよ
い。或いは、その逆にしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のデータ転送
法及びデータ処理装置によれば、メモリに対するリード
やライトの動作を休止しているメモリサイクルが存在し
なくなると共に、ライトのためのメモリサイクル内とリ
ードのためのメモリサイクル内の、データ転送バスが使
用されずにいる時間を巧みに利用して、ポート間の転送
を行ってしまうので、データの処理時間が短くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデータ転送方法を採用したデータ転
送装置
【図2】 本発明のデータ処理装置の動作を説明するタ
イムチャート
【図3】 従来のデータ転送方法を採用したデータ処理
装置
【図4】 従来のデータ転送方法を採用した他のデータ
処理装置
【図5】 従来のデータ処理装置の動作を説明するタイ
ムチャート
【符号の説明】
1〜3、5…ポート、4…メモリ、6、6−1、6−2
…データ転送バス、7…クロック発生回路、8…3分周
回路、9〜11…論理回路、12…遅延回路、13〜1
5…フリップフロップ、16〜18…論理回路、20〜
22…転送経路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−79353(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 - 12/06 G06F 13/16 - 13/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通のデータ転送バスに接続されたメモ
    リおよび複数のポートの間でデータを転送するデータ転
    送方法において、 ライトのためのメモリサイクルとリードのためのメモリ
    サイクルを交互にし、 ライトのためのメモリサイクルの前寄りの第1の期間に
    ポートからメモリへのデータ転送を許可し、 リードのためのメモリサイクルの後寄りの第2の期間に
    メモリからポートへのデータ転送を許可し、 前記第1の期間と前記第2の期間の間の第3の期間にポ
    ート間のデータ転送を許可することを特徴とするデータ
    転送方法。
  2. 【請求項2】 共通のデータ転送バスに接続されたメモ
    リおよび複数のポート間でデータ転送を行うデータ処理
    装置であって、 クロックを発生するクロック発生手段と、 前記クロック発生手段で発生したクロックを所定の期
    間、遅延させる遅延手段と、 前記クロック発生手段で発生したクロックと前記遅延手
    段で遅延させたクロックとに基づいて、ライトのための
    メモリサイクルとリードのためのメモリサイクルを交互
    にし、前記ライトのためのメモリサイクルの前寄りの第
    1の期間にポートからメモリへのデータ転送を許可する
    ライト転送許可信号を生成するライト転送許可信号生成
    手段と、 前記クロック発生手段で発生したクロックと前記遅延手
    段で遅延させたクロックとに基づいて、ライトのための
    メモリサイクルとリードのためのメモリサイクルを交互
    にし、前記リードのためのメモリサイクルの後寄りの第
    2の期間にメモリからポートへのデータ転送を許可する
    リード転送許可信号を生成するリード転送許可信号生成
    手段と、 前記第1の期間と前記第2の期間の間の第3の期間にポ
    ート間のデータ転送を許可するポート間転送許可信号を
    生成するポート間転送許可信号生成手段と、 を備えた データ処理装置。
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