JP3381156B2 - スイッチングコネクタのインピーダンス調整方法 - Google Patents
スイッチングコネクタのインピーダンス調整方法Info
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- JP3381156B2 JP3381156B2 JP2000058855A JP2000058855A JP3381156B2 JP 3381156 B2 JP3381156 B2 JP 3381156B2 JP 2000058855 A JP2000058855 A JP 2000058855A JP 2000058855 A JP2000058855 A JP 2000058855A JP 3381156 B2 JP3381156 B2 JP 3381156B2
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/646—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00 specially adapted for high-frequency, e.g. structures providing an impedance match or phase match
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- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
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- H01R2201/00—Connectors or connections adapted for particular applications
- H01R2201/02—Connectors or connections adapted for particular applications for antennas
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2201/00—Connectors or connections adapted for particular applications
- H01R2201/24—Connectors or connections adapted for particular applications for radio transmission
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気コネクタの
技術に関するもので、特にスイッチングコネクタの特有
のインピーダンス(特性インピーダンス)の調整方法に
関するものである。
技術に関するもので、特にスイッチングコネクタの特有
のインピーダンス(特性インピーダンス)の調整方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】無線周波コネクタは、種々の用途におい
て使用されている。このような無線周波コネクタは、自
動車電話やグローバルポジショニングシステム等に使用
されている。基本的に、このような無線周波コネクタは
マイクロ波コネクタである。
て使用されている。このような無線周波コネクタは、自
動車電話やグローバルポジショニングシステム等に使用
されている。基本的に、このような無線周波コネクタは
マイクロ波コネクタである。
【0003】このような無線周波コネクタの一つの例と
しては、自動車電話等のアンテナを必要とする装置の無
線電話機に使用されるスイッチングコネクタがある。一
般に、無線電話機は内部アンテナに接続される構成とす
ることができ、切換端子がユニットを外部アンテナに接
続するために設けられている。切換端子は常閉であり、
同軸ケーブルからの端子が常閉端子を開放して無線電話
機を内部アンテナから接続解除し、無線電話機を外部ア
ンテナに接続させる。装置は無線周波装置であるため、
切換端子とともに接地端子も使用される。
しては、自動車電話等のアンテナを必要とする装置の無
線電話機に使用されるスイッチングコネクタがある。一
般に、無線電話機は内部アンテナに接続される構成とす
ることができ、切換端子がユニットを外部アンテナに接
続するために設けられている。切換端子は常閉であり、
同軸ケーブルからの端子が常閉端子を開放して無線電話
機を内部アンテナから接続解除し、無線電話機を外部ア
ンテナに接続させる。装置は無線周波装置であるため、
切換端子とともに接地端子も使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した形式の電気コ
ネクタの設計において、理想的な電気コネクタは「電気
的に導通性の高い」ものであるはずである。換言すれ
ば、装置は回路が接続部を通って延びるかのように機能
し、装置には少しの影響も及ぼさないはずである。しか
しながら、このような理想的な電気コネクタは実際的で
ないかまたは不可能なものであり、装置に可能な限りほ
とんど影響を及ぼさない電気コネクタを開発するために
継続的な努力がなされている。
ネクタの設計において、理想的な電気コネクタは「電気
的に導通性の高い」ものであるはずである。換言すれ
ば、装置は回路が接続部を通って延びるかのように機能
し、装置には少しの影響も及ぼさないはずである。しか
しながら、このような理想的な電気コネクタは実際的で
ないかまたは不可能なものであり、装置に可能な限りほ
とんど影響を及ぼさない電気コネクタを開発するために
継続的な努力がなされている。
【0005】インピーダンスおよびインダクタンスの制
御は、理想的な電気コネクタの設計と関係があるもので
ある。換言すれば、理想的な電気コネクタは、これらの
特性に関して相互接合装置にほとんどまたは全く影響を
及ぼさないはずである。上述したような無線周波コネク
タにおいて、このことは特に言えることである。しかし
ながら、理想的な電気コネクタは実際的でないかまたは
不可能なものであるので、本発明は、スイッチングコネ
クタ等の電気コネクタのインピーダンス調整方法に関す
るものである。なお、ここに開示してクレームした本発
明の概念は無線周波コネクタに限定されるものではな
く、本発明は広範囲の有利な用途を有するものである。
御は、理想的な電気コネクタの設計と関係があるもので
ある。換言すれば、理想的な電気コネクタは、これらの
特性に関して相互接合装置にほとんどまたは全く影響を
及ぼさないはずである。上述したような無線周波コネク
タにおいて、このことは特に言えることである。しかし
ながら、理想的な電気コネクタは実際的でないかまたは
不可能なものであるので、本発明は、スイッチングコネ
クタ等の電気コネクタのインピーダンス調整方法に関す
るものである。なお、ここに開示してクレームした本発
明の概念は無線周波コネクタに限定されるものではな
く、本発明は広範囲の有利な用途を有するものである。
【0006】従って、本発明の目的は、スイッチングコ
ネクタ等の電気コネクタの特有のインピーダンスの新規
であり改良された調整方法を提供することにある。
ネクタ等の電気コネクタの特有のインピーダンスの新規
であり改良された調整方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の好適実施例にお
いて、インピーダンス調整方法は、動作可能に係合可能
なコンタクト部を有する一対の切換端子を設ける工程か
ら成る。一対の接地端子は、切換端子に沿って並列して
いる。インピーダンス調整方法は、端子間の容量を調整
してスイッチングコネクタのインピーダンスを調整する
ために少なくとも一方の接地端子と一方の切換端子との
間の間隙を調整する工程を含んでいる。
いて、インピーダンス調整方法は、動作可能に係合可能
なコンタクト部を有する一対の切換端子を設ける工程か
ら成る。一対の接地端子は、切換端子に沿って並列して
いる。インピーダンス調整方法は、端子間の容量を調整
してスイッチングコネクタのインピーダンスを調整する
ために少なくとも一方の接地端子と一方の切換端子との
間の間隙を調整する工程を含んでいる。
【0008】上述したように、一方の切換端子のコンタ
クト部は細長く、一方の接地端子は、一方の切換端子の
コンタクト部に平行な細長い脚を有している。調整工程
は、細長いコンタクト部と細長い脚との間の間隙を調整
する工程を含む。
クト部は細長く、一方の接地端子は、一方の切換端子の
コンタクト部に平行な細長い脚を有している。調整工程
は、細長いコンタクト部と細長い脚との間の間隙を調整
する工程を含む。
【0009】本明細書には一対の接地端子は、U字形状
構造の脚の形状で図示されている。脚の端部は、U字形
状構造の交差部により一体に連結されている。本発明に
おいて、交差部と一方の切換端子の端部との間の間隙を
調整することにより、スイッチングコネクタが調整され
る。また、接地端子のインピーダンスを調整するため
に、交差部の寸法を変えることによりインピーダンスを
調整することができる。
構造の脚の形状で図示されている。脚の端部は、U字形
状構造の交差部により一体に連結されている。本発明に
おいて、交差部と一方の切換端子の端部との間の間隙を
調整することにより、スイッチングコネクタが調整され
る。また、接地端子のインピーダンスを調整するため
に、交差部の寸法を変えることによりインピーダンスを
調整することができる。
【0010】また、本発明において、一方の切換端子の
少なくとも一部分が、一方の接地端子の少なくとも一部
分に重なり合う。端子間の容量を調整してスイッチング
コネクタのインピーダンスを調整するために重複領域を
調整することができる。
少なくとも一部分が、一方の接地端子の少なくとも一部
分に重なり合う。端子間の容量を調整してスイッチング
コネクタのインピーダンスを調整するために重複領域を
調整することができる。
【0011】最後に、本発明において、調整工程後に、
接地端子と一方の切換端子の少なくとも一部分に対して
誘電性ハウジングがオーバモールドされる。このような
オーバモールド工程により、端子が調整の相対位置に正
確に固定される。従って、異なるインピーダンス特性を
有する異なったコネクタを提供するために、コネクタま
たはコネクタハウジングの寸法または形状において何も
変える必要はなく、ハウジングを端子に対してオーバモ
ールドする成形型内で端子の位置を調整することにより
簡単に達成することができる。本発明の他の目的、特
徴、利点は、添付の図面を参照して説明する以下の詳細
な説明より明白となるであろう。
接地端子と一方の切換端子の少なくとも一部分に対して
誘電性ハウジングがオーバモールドされる。このような
オーバモールド工程により、端子が調整の相対位置に正
確に固定される。従って、異なるインピーダンス特性を
有する異なったコネクタを提供するために、コネクタま
たはコネクタハウジングの寸法または形状において何も
変える必要はなく、ハウジングを端子に対してオーバモ
ールドする成形型内で端子の位置を調整することにより
簡単に達成することができる。本発明の他の目的、特
徴、利点は、添付の図面を参照して説明する以下の詳細
な説明より明白となるであろう。
【0012】
【発明の実施の形態】図面について非常に詳細に説明す
れば、まず図1および図2には、参照符号14で示され
る一体のハウジングを有する参照符号12で示されるス
イッチングコネクタが示されている。ハウジング14
は、プラスチック等の誘電性材料で一体に成形されてい
る。ハウジング14は、スイッチングコネクタ12を
(図示しない)プリント回路基板の表面に実装する取付
底面16を有している。ハウジング14は、後側終端1
8(図1)と、外部アンテナに連結される同軸ケーブル
用等の相補型相手方コネクタの少なくとも端子ブレード
を収容する収容部22(図2)を規定する前側収容端20
を有している。
れば、まず図1および図2には、参照符号14で示され
る一体のハウジングを有する参照符号12で示されるス
イッチングコネクタが示されている。ハウジング14
は、プラスチック等の誘電性材料で一体に成形されてい
る。ハウジング14は、スイッチングコネクタ12を
(図示しない)プリント回路基板の表面に実装する取付
底面16を有している。ハウジング14は、後側終端1
8(図1)と、外部アンテナに連結される同軸ケーブル
用等の相補型相手方コネクタの少なくとも端子ブレード
を収容する収容部22(図2)を規定する前側収容端20
を有している。
【0013】図1および図2とともに図3及び図4につ
いて説明すると、スイッチングコネクタ12は、参照符
号24で示される第一の切換端子と、参照符号26で示
される第二の切換端子と、参照符号28で示される第一
の接地端子と、参照符号30で示される第二の接地端子
で構成されている。全ての端子24、26、28、30
は、導電性金属板材料で打ち抜き成形されている。全て
の端子24、26、28、30はそれぞれ、プリント回
路基板の適当な電源および接地回路配線への半田付けに
よる接続のために同一平面上のテール部24a、26
a、28a、30aを有している。
いて説明すると、スイッチングコネクタ12は、参照符
号24で示される第一の切換端子と、参照符号26で示
される第二の切換端子と、参照符号28で示される第一
の接地端子と、参照符号30で示される第二の接地端子
で構成されている。全ての端子24、26、28、30
は、導電性金属板材料で打ち抜き成形されている。全て
の端子24、26、28、30はそれぞれ、プリント回
路基板の適当な電源および接地回路配線への半田付けに
よる接続のために同一平面上のテール部24a、26
a、28a、30aを有している。
【0014】第一の切換端子24は、スイッチングコネ
クタ12の「切換」端子であり、ハウジング14の収容
部22に配置されるコンタクト部24cを規定する幅広
先端を有するハウジング14を貫通して延びる細長い本
体部24bを有している。
クタ12の「切換」端子であり、ハウジング14の収容
部22に配置されるコンタクト部24cを規定する幅広
先端を有するハウジング14を貫通して延びる細長い本
体部24bを有している。
【0015】また、第一および第二の接地端子28、3
0はそれぞれ、ハウジング14内で第一の切換端子24
の本体部24bの両側に前向きに延びる細長い本体部2
8bおよび30bを有している。第二の接地端子30の
本体部30bは、第一の接地端子28の本体部28bよ
りも幅が広く、第一の切換端子24のコンタクト部24
cを収容する切り欠き部30cを有している。各第一の
切換端子24と第一および第二の接地端子28、30の
全ての本体部24b、28b、30bは、同一平面上で
ある。
0はそれぞれ、ハウジング14内で第一の切換端子24
の本体部24bの両側に前向きに延びる細長い本体部2
8bおよび30bを有している。第二の接地端子30の
本体部30bは、第一の接地端子28の本体部28bよ
りも幅が広く、第一の切換端子24のコンタクト部24
cを収容する切り欠き部30cを有している。各第一の
切換端子24と第一および第二の接地端子28、30の
全ての本体部24b、28b、30bは、同一平面上で
ある。
【0016】第二の切換端子26は、スイッチングコネ
クタ12の「共通」端子または電源端子であり、他の端
子24、28、30の本体部24b、28b、30bの
平面の上方に設けられている細長い本体部26bを有し
ている。第二の切換端子26の本体部26bは可撓性で
あり、下向きに突出する湾曲したコンタクト部26cを
有している。通常、コンタクト部26cは、スイッチン
グコネクタ12の常閉スイッチとして機能するために第
一の切換端子24のコンタクト部24cと係合してい
る。
クタ12の「共通」端子または電源端子であり、他の端
子24、28、30の本体部24b、28b、30bの
平面の上方に設けられている細長い本体部26bを有し
ている。第二の切換端子26の本体部26bは可撓性で
あり、下向きに突出する湾曲したコンタクト部26cを
有している。通常、コンタクト部26cは、スイッチン
グコネクタ12の常閉スイッチとして機能するために第
一の切換端子24のコンタクト部24cと係合してい
る。
【0017】図1に最も良く示したように、第一の切換
端子24と第一および第二の接地端子28、30の転位
部24d、28d、30dはそれぞれ、これらの端子2
4、28、30の本体部24b、28b、30bの少な
くとも一部分とともに、端子の剛性を高めて端子を正確
な位置および間隔で維持するために、成形プラスチック
のハウジング14によりオーバモールドされる。これ
は、成形用金型で容易に行うことができる。一方、第二
の切換端子26は、ハウジング14の後側のスロット3
2内に挿入され、第二の切換端子26の本体部26bは
第一の切換端子24の本体部24bに対して自由に変位
することができる。図3および図4に最も良く示したよ
うに、第二の切換端子26は、ハウジング14のスロッ
ト32内に挿入可能である拡大プレート部26dを有し
ている。一対のアーチ状係止ボス26eは、第二の切換
端子26をハウジング14で保持するためにスロット3
2内で締まり嵌めされる。
端子24と第一および第二の接地端子28、30の転位
部24d、28d、30dはそれぞれ、これらの端子2
4、28、30の本体部24b、28b、30bの少な
くとも一部分とともに、端子の剛性を高めて端子を正確
な位置および間隔で維持するために、成形プラスチック
のハウジング14によりオーバモールドされる。これ
は、成形用金型で容易に行うことができる。一方、第二
の切換端子26は、ハウジング14の後側のスロット3
2内に挿入され、第二の切換端子26の本体部26bは
第一の切換端子24の本体部24bに対して自由に変位
することができる。図3および図4に最も良く示したよ
うに、第二の切換端子26は、ハウジング14のスロッ
ト32内に挿入可能である拡大プレート部26dを有し
ている。一対のアーチ状係止ボス26eは、第二の切換
端子26をハウジング14で保持するためにスロット3
2内で締まり嵌めされる。
【0018】図3および図4に最も良く示したように、
第一および第二の接地端子28、30の本体部28b、
30bはそれぞれ、端部がU字形状の交差部34により
一体に連結されているU字形状の脚を形成している。従
って、一体のU字形状の接地端子構造が、第一の切換端
子24の本体部24bとコンタクト部24cを包囲して
いる。最後に、図3に最も良く示したように、接地端子
構造の交差部34に、下向リップ34aを有しており、
第一の切換端子24のコンタクト部24cも下向リップ
24eを有している。
第一および第二の接地端子28、30の本体部28b、
30bはそれぞれ、端部がU字形状の交差部34により
一体に連結されているU字形状の脚を形成している。従
って、一体のU字形状の接地端子構造が、第一の切換端
子24の本体部24bとコンタクト部24cを包囲して
いる。最後に、図3に最も良く示したように、接地端子
構造の交差部34に、下向リップ34aを有しており、
第一の切換端子24のコンタクト部24cも下向リップ
24eを有している。
【0019】図5は、図4と全く同じものであり、第二
の切換端子26の拡大プレート部26dが第二の接地端
子30の本体部30bに重なり合う領域36を単に反転
表示したものである。この重複領域により、第二の切換
端子26と第二の接地端子30との間の容量部が拡大
し、スイッチングコネクタ12の特有なインピーダンス
が低減される。
の切換端子26の拡大プレート部26dが第二の接地端
子30の本体部30bに重なり合う領域36を単に反転
表示したものである。この重複領域により、第二の切換
端子26と第二の接地端子30との間の容量部が拡大
し、スイッチングコネクタ12の特有なインピーダンス
が低減される。
【0020】図6には、第二の切換端子26のコンタク
ト部26cとの係合方向にスイッチングコネクタ12内
に挿入される相補型相手方コネクタの端子ブレード38
が示されている。これにより、コンタクト部26cを第
一の切換端子24のコンタクト部24cから解除し、そ
れにより第一および第二の切換端子24、26間のスイ
ッチを開放する。実際の用途において、スイッチングコ
ネクタ12は、例えば自動車電話ユニットの無線電話機
コネクタである構成とすることができる。自動車電話ユ
ニットは、第一の切換端子24に接続される内部アンテ
ナを有しており、内部アンテナは通常、常閉の第一およ
び第二の切換端子24、26により回路に接合されてい
る。端子ブレード38(図6)は、外部アンテナに接合
される同軸ケーブルで形成される構成とすることができ
る。従って、端子ブレード38が第二の切換端子26の
コンタクト部26cに係合してスイッチングコネクタ1
2のスイッチを「開放」した時に、第二の切換端子26
との端子ブレード38の係合により、スイッチングコネ
クタ12が内部アンテナから係合解除され、スイッチン
グコネクタ12が外部アンテナまたは外側アンテナに接
合される。
ト部26cとの係合方向にスイッチングコネクタ12内
に挿入される相補型相手方コネクタの端子ブレード38
が示されている。これにより、コンタクト部26cを第
一の切換端子24のコンタクト部24cから解除し、そ
れにより第一および第二の切換端子24、26間のスイ
ッチを開放する。実際の用途において、スイッチングコ
ネクタ12は、例えば自動車電話ユニットの無線電話機
コネクタである構成とすることができる。自動車電話ユ
ニットは、第一の切換端子24に接続される内部アンテ
ナを有しており、内部アンテナは通常、常閉の第一およ
び第二の切換端子24、26により回路に接合されてい
る。端子ブレード38(図6)は、外部アンテナに接合
される同軸ケーブルで形成される構成とすることができ
る。従って、端子ブレード38が第二の切換端子26の
コンタクト部26cに係合してスイッチングコネクタ1
2のスイッチを「開放」した時に、第二の切換端子26
との端子ブレード38の係合により、スイッチングコネ
クタ12が内部アンテナから係合解除され、スイッチン
グコネクタ12が外部アンテナまたは外側アンテナに接
合される。
【0021】図7乃至図10には、本発明の変形実施例
が示されており、図1乃至図6に関連して上述した同様
の部材に対応して図7乃至図10において同様の参照符
号が付されている。図7乃至図10の実施例と図1乃至
図6の実施例との主な相違は、第二の切換端子26およ
び第二の接地端子30のテール部26aおよび30aの
位置である。基本的に、第二の切換端子26および第二
の接地端子30のテール部26a、30aはスイッチン
グコネクタ12への入力リードを規定している。これら
の異なる実施例は、プリント回路基板上の異なる「組
立」を考慮して入力リードを所定の位置に容易に置き換
えることができることを示している。これは、大部分の
先行技術の無線周波収容部のシールドを設計する要領の
ために、これらの無線周波収容部では不可能ではないと
しても困難なことである。
が示されており、図1乃至図6に関連して上述した同様
の部材に対応して図7乃至図10において同様の参照符
号が付されている。図7乃至図10の実施例と図1乃至
図6の実施例との主な相違は、第二の切換端子26およ
び第二の接地端子30のテール部26aおよび30aの
位置である。基本的に、第二の切換端子26および第二
の接地端子30のテール部26a、30aはスイッチン
グコネクタ12への入力リードを規定している。これら
の異なる実施例は、プリント回路基板上の異なる「組
立」を考慮して入力リードを所定の位置に容易に置き換
えることができることを示している。これは、大部分の
先行技術の無線周波収容部のシールドを設計する要領の
ために、これらの無線周波収容部では不可能ではないと
しても困難なことである。
【0022】また、図10には、図7乃至図10の実施
例と図1乃至図5の実施例との相違が示されている。特
に、図10において反転表示されている第二の切換端子
26と第二の接地端子30との間の重複領域36Aは、
図5の重複領域36よりもわずかに大きい。
例と図1乃至図5の実施例との相違が示されている。特
に、図10において反転表示されている第二の切換端子
26と第二の接地端子30との間の重複領域36Aは、
図5の重複領域36よりもわずかに大きい。
【0023】図11および図12には、スイッチングコ
ネクタ12の特有のインピーダンスの一つの調整方法が
示されている。特に、第一の接地端子28の本体部28
bは、第一の切換端子24の細長い本体部24bに沿っ
て平行に延びている。図11において矢印「A」で示し
たように、第一の接地端子28および第一の切換端子2
4のこれらの細長い本体部28b、24b間の間隙は、
矢印「B」で示した図12の間隙よりも大きい。より大
きな間隙「A」により、より高いインピーダンスとな
り、より小さな間隙「B」により、より低いインピーダ
ンスとなる。従って、これらの第一の接地端子28と第
一の切換端子24の細長い本体部28b、24b間のこ
の間隙を変えることにより、スイッチングコネクタ12
の特有なインピーダンスを調整することができる。
ネクタ12の特有のインピーダンスの一つの調整方法が
示されている。特に、第一の接地端子28の本体部28
bは、第一の切換端子24の細長い本体部24bに沿っ
て平行に延びている。図11において矢印「A」で示し
たように、第一の接地端子28および第一の切換端子2
4のこれらの細長い本体部28b、24b間の間隙は、
矢印「B」で示した図12の間隙よりも大きい。より大
きな間隙「A」により、より高いインピーダンスとな
り、より小さな間隙「B」により、より低いインピーダ
ンスとなる。従って、これらの第一の接地端子28と第
一の切換端子24の細長い本体部28b、24b間のこ
の間隙を変えることにより、スイッチングコネクタ12
の特有なインピーダンスを調整することができる。
【0024】図13および図14には、スイッチングコ
ネクタ12の特有のインピーダンスのもう一つの調整方
法が示されている。特に、第一の切換端子24のコンタ
クト部24cと第二の接地端子30の端部間の所定間隙
「C」は、図14における第一の切換端子24と第二の
接地端子30間の領域の間隙「D」よりも大きい。図1
3におけるより大きな間隙「C」は、図14におけるよ
り小さな間隙「D」よりも高いインピーダンスが発生す
る。従って、第一の切換端子24と第二の接地端子30
間のこの間隙を調整することにより、スイッチングコネ
クタ12の特有のインピーダンスを調整することができ
る。
ネクタ12の特有のインピーダンスのもう一つの調整方
法が示されている。特に、第一の切換端子24のコンタ
クト部24cと第二の接地端子30の端部間の所定間隙
「C」は、図14における第一の切換端子24と第二の
接地端子30間の領域の間隙「D」よりも大きい。図1
3におけるより大きな間隙「C」は、図14におけるよ
り小さな間隙「D」よりも高いインピーダンスが発生す
る。従って、第一の切換端子24と第二の接地端子30
間のこの間隙を調整することにより、スイッチングコネ
クタ12の特有のインピーダンスを調整することができ
る。
【0025】図15および図16には、スイッチングコ
ネクタ12の特有のインピーダンスの第三の調整方法が
示されている。特に、図15には、U字形状の接地端子
構造の交差部34の下向リップ34aと第一の切換端子
24のコンタクト部24cの下向リップ24e(図3)
間の所定間隙「E」が示されている。図16には、これ
らの下向リップ34a、24e間のより小さな間隙
「F」が示されている。図15におけるより大きな間隙
「E」は、図16における下向リップ34a、24e間
のより小さな間隙「F」よりも高いインピーダンスが発
生する。従って、第一の切換端子24および接地端子構
造の下向リップ24e、34a間の間隙を調整すること
により、スイッチングコネクタ12の特有なインピーダ
ンスを調整することができる。
ネクタ12の特有のインピーダンスの第三の調整方法が
示されている。特に、図15には、U字形状の接地端子
構造の交差部34の下向リップ34aと第一の切換端子
24のコンタクト部24cの下向リップ24e(図3)
間の所定間隙「E」が示されている。図16には、これ
らの下向リップ34a、24e間のより小さな間隙
「F」が示されている。図15におけるより大きな間隙
「E」は、図16における下向リップ34a、24e間
のより小さな間隙「F」よりも高いインピーダンスが発
生する。従って、第一の切換端子24および接地端子構
造の下向リップ24e、34a間の間隙を調整すること
により、スイッチングコネクタ12の特有なインピーダ
ンスを調整することができる。
【0026】図17乃至図19には、U字形状の接地端
子構造の交差部34の下向リップ34aの寸法(すなわ
ち、容積)を変える方法が示されている。特に、図17
には、例えば、図3に関連して上述した打ち抜き成形さ
れた端子の寸法が示されている。図18には、実質的に
厚さを倍にするために参照符号40で上向きに折り曲げ
られた下向リップ34aが示されている。これより、U
字形状の接地端子構造の交差部34の寸法/容積が増大
され、そのインダクタンスが低減される。図19には、
下向リップ34aを上向きに折り曲げるのではなく導電
性材料の付加的な細長片42を下向リップ34aの外側
に取り付ける変形例が示されている。図18の上向きに
折り曲げられたリップ40と同様に、図19の導電性の
付加的な細長片42により、U字形状の接地端子構造の
交差部34のインダクタンスが低減される。
子構造の交差部34の下向リップ34aの寸法(すなわ
ち、容積)を変える方法が示されている。特に、図17
には、例えば、図3に関連して上述した打ち抜き成形さ
れた端子の寸法が示されている。図18には、実質的に
厚さを倍にするために参照符号40で上向きに折り曲げ
られた下向リップ34aが示されている。これより、U
字形状の接地端子構造の交差部34の寸法/容積が増大
され、そのインダクタンスが低減される。図19には、
下向リップ34aを上向きに折り曲げるのではなく導電
性材料の付加的な細長片42を下向リップ34aの外側
に取り付ける変形例が示されている。図18の上向きに
折り曲げられたリップ40と同様に、図19の導電性の
付加的な細長片42により、U字形状の接地端子構造の
交差部34のインダクタンスが低減される。
【0027】最後に、図20および図21には、スイッ
チングコネクタ12のインピーダンスのさらにもう一つ
の調整方法が示されている。図20および図21は、図
5および図10とともに見るべきである。図20には、
第二の切換端子26と第二の接地端子30との間に図5
の重複領域36に対応する重複領域36が示されてい
る。上述したように、図10における第二の切換端子2
6と第二の接地端子30との間の重複領域36Aは、図
5および図20における重複領域36よりもわずかに大
きい。これにより、重複領域36Aが重複領域36より
も大きくなるため、特有のインピーダンスがより低くな
る。逆に、図21には、図5および図20の重複領域3
6よりも小さな重複領域36Bが示されている。これに
より、各端子26、30間の「容量」部がより小さくな
るため、重複部36Bはより高いインピーダンスとな
る。
チングコネクタ12のインピーダンスのさらにもう一つ
の調整方法が示されている。図20および図21は、図
5および図10とともに見るべきである。図20には、
第二の切換端子26と第二の接地端子30との間に図5
の重複領域36に対応する重複領域36が示されてい
る。上述したように、図10における第二の切換端子2
6と第二の接地端子30との間の重複領域36Aは、図
5および図20における重複領域36よりもわずかに大
きい。これにより、重複領域36Aが重複領域36より
も大きくなるため、特有のインピーダンスがより低くな
る。逆に、図21には、図5および図20の重複領域3
6よりも小さな重複領域36Bが示されている。これに
より、各端子26、30間の「容量」部がより小さくな
るため、重複部36Bはより高いインピーダンスとな
る。
【0028】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、異なる
インピーダンス特性を有する異なったコネクタを提供す
るために、コネクタまたはコネクタハウジングの寸法ま
たは形状において何も変える必要はなく、ハウジングを
端子に対してオーバモールドする成形型内で各端子の位
置と、端子間の間隙と、端子間の重複部分を調整するこ
とによりインピーダンス特性を簡単に調整することが可
能となる。
インピーダンス特性を有する異なったコネクタを提供す
るために、コネクタまたはコネクタハウジングの寸法ま
たは形状において何も変える必要はなく、ハウジングを
端子に対してオーバモールドする成形型内で各端子の位
置と、端子間の間隙と、端子間の重複部分を調整するこ
とによりインピーダンス特性を簡単に調整することが可
能となる。
【図1】スイッチングコネクタの後側終端に向かって見
た、本発明によるスイッチングコネクタの斜視図である
た、本発明によるスイッチングコネクタの斜視図である
【図2】本発明によるスイッチングコネクタの前側収容
端に向かって見た図である。
端に向かって見た図である。
【図3】本発明によるスイッチングコネクタの端子の斜
視図である。
視図である。
【図4】本発明によるスイッチングコネクタの端子の平
面図である。
面図である。
【図5】電源端子と一方の接地端子との間の重複領域を
反転表示している、図4と同様の図である。
反転表示している、図4と同様の図である。
【図6】切換端子を電源端子から解除する相補型相手方
コネクタのコンタクトを示す図である。
コネクタのコンタクトを示す図である。
【図7】端子のテール部分の変形形状を示す、図1と同
様の図である。
様の図である。
【図8】図7のスイッチングコネクタの端子の斜視図で
ある。
ある。
【図9】図8の端子の平面図である。
【図10】電源端子と一方の接地端子との間の重複領域
を反転表示している、図9と同様の図である。
を反転表示している、図9と同様の図である。
【図11】スイッチングコネクタの特有のインピーダン
スの調整方法を示す図である。
スの調整方法を示す図である。
【図12】スイッチングコネクタの特有のインピーダン
スの調整方法を示す図である。
スの調整方法を示す図である。
【図13】スイッチングコネクタの特有のインピーダン
スの第二の調整方法を示す図である。
スの第二の調整方法を示す図である。
【図14】スイッチングコネクタの特有のインピーダン
スの第二の調整方法を示す図である。
スの第二の調整方法を示す図である。
【図15】スイッチングコネクタの特有のインピーダン
スの第三の調整方法を示す図である。
スの第三の調整方法を示す図である。
【図16】スイッチングコネクタの特有のインピーダン
スの第三の調整方法を示す図である。
スの第三の調整方法を示す図である。
【図17】U字形状の接地端子構造のインダクタンスの
調整方法を示す図である。
調整方法を示す図である。
【図18】U字形状の接地端子構造のインダクタンスの
調整方法を示す図である。
調整方法を示す図である。
【図19】U字形状の接地端子構造のインダクタンスの
調整方法を示す図である。
調整方法を示す図である。
【図20】スイッチングコネクタの特有のインピーダン
スを調整するために、第二の切換端子と一方の接地端子
との間の重複領域を変える方法を示す図である。
スを調整するために、第二の切換端子と一方の接地端子
との間の重複領域を変える方法を示す図である。
【図21】スイッチングコネクタの特有のインピーダン
スを調整するために、第二の切換端子と一方の接地端子
との間の重複領域を変える方法を示す図である。
スを調整するために、第二の切換端子と一方の接地端子
との間の重複領域を変える方法を示す図である。
12 スイッチングコネクタ
14 ハウジング
24 第一の切換端子
24c コンタクト部
26 第二の切換端子
26c コンタクト部
28、30 接地端子
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01R 13/70
Claims (13)
- 【請求項1】 動作可能に係合可能なコンタクト部(2
4c、26c)を有する一対の切換端子(24、26)
を設ける工程と、 前記一対の切換端子(24、26)に沿って並列して一
対の接地端子(28、30)を設ける工程と、 前記接地端子(28、30)の少なくとも一方と一方の
切換端子(24)との間の間隙(A−F)を調整して、
前記接地端子(28、30)の少なくとも一方と前記一
方の切換端子(24)間の容量を調整してスイッチング
コネクタ(12)のインピーダンスを調整する工程と、 一方の切換端子(26)の少なくとも拡大プレート部
(26d)は、一方の接地端子(30)の少なくとも一
部分に重なり合う重複領域(36、36A、36B)を
有し、前記一方の切換端子(26)と前記一方の接地端
子(30)との間の容量を調整してスイッチングコネク
タ(12)のインピーダンスを調整するために前記重複
領域(36、36A、36B)を調整する工程と で構成
されるスイッチングコネクタ(12)のインピーダンス
調整方法。 - 【請求項2】 前記一方の切換端子(24)の前記コン
タクト部(24c)は細長く、前記接地端子(28、3
0)の少なくとも一方は、前記一方の切換端子(24)
の前記コンタクト部(24c)に平行な細長い脚(28
b、30b)を有し、前記調整工程は、前記細長いコン
タクト部(24c)と前記細長い脚(28b、30b)
との間の間隙(A−D)を調整する工程を含むことを特
徴とする請求項1に記載のスイッチングコネクタ(1
2)のインピーダンス調整方法。 - 【請求項3】 前記一対の接地端子(28、30)は、
端部同士が交差部(34)により一体に連結されてU字
形状の接地端子構造の脚を形成し、前記調整工程は、前
記交差部(34)と前記一方の切換端子(24)のコン
タクト部(24c)との間の間隙(E、F)を調整する工
程を含むことを特徴とする請求項1に記載のスイッチン
グコネクタ(12)のインピーダンス調整方法。 - 【請求項4】 接地端子構造のインダクタンスを調整す
るために、前記交差部(34)の寸法を変える工程を含
むことを特徴とする請求項3に記載のスイッチングコネ
クタ(12)のインピーダンス調整方法。 - 【請求項5】 前記調整工程後に、前記接地端子(2
8、30)の少なくとも一方と前記一方の切換端子(2
4)の少なくとも一部分に対して誘電性ハウジング(1
4)をオーバモールドする工程を含むことを特徴とする
請求項1に記載のスイッチングコネクタ(12)のイン
ピーダンス調整方法。 - 【請求項6】 動作可能に係合可能なコンタクト部(2
4c、26c)を有する一対の切換端子(24、26)
を設ける工程と、一対の接地端子(28、30)であって 端部同士が交差
部(34)により一体に連結されてU字形状の接地端子
構造の脚を形成している一対の接地端子(28、30)
を前記一対の切換端子(24、26)に沿って並列して
設ける工程と、前 記交差部(34)と一方の切換端子(24)との間の間
隙(E、F)を調整する工程と、 一方の切換端子(26)の少なくとも拡大プレート部
(26d)は、一方の接地端子(30)の少なくとも一
部分に重なり合う重複領域(36、36A、36B)を
有し、前記一方の切換端子(26)と前記一方の接地端
子(30)との間の容量を調整してスイッチングコネク
タ(12)のインピーダンスを調整するために前記重複
領域(36、36A、36B)を調整する工程と で構成
されるスイッチングコネクタ(12)のインピーダンス
調整方法。 - 【請求項7】 接地端子構造のインダクタンスを調整す
るために、前記交差部(34)の寸法を変える工程を含
むことを特徴とする請求項6に記載のスイッチングコネ
クタ(12)のインピーダンス調整方法。 - 【請求項8】 前記調整工程後に、U字形状の接地端子
構造と前記一方の切換端子(24)の少なくとも一部分
に対して、誘電性のハウジング(14)をオーバモール
ドする工程を含むことを特徴とする請求項6に記載のス
イッチングコネクタ(12)のインピーダンス調整方
法。 - 【請求項9】 動作可能に係合可能なコンタクト部(2
4c、26c)を有する一対の切換端子(24、26)
を設ける工程と、 前記一対の切換端子(24、26)に沿って並列して一
対の接地端子(28、30)を設ける工程と、 一方の切換端子(26)の少なくとも拡大プレート部
(26d)と一方の接地端子(30)の少なくとも一部
分を重ね合わせ重複領域(36、36A、36B)を設
ける工程と、 前記一方の切換端子(26)と前記一方の接地端子(3
0)間の容量を調整してスイッチングコネクタ(12)
のインピーダンスを調整するために前記重ね合わされる
前記一方の切換端子(26)と前記一方の接地端子(3
0)間の前記重複領域(36、36A、36B)を調整
する工程で構成されるスイッチングコネクタ(12)の
インピーダンス調整方法。 - 【請求項10】 前記調整工程後に、少なくとも前記一
方の接地端子(30)の少なくとも一部分に対して誘電
性ハウジング(14)をオーバモールドする工程を含む
ことを特徴とする請求項9に記載のスイッチングコネク
タ(12)のインピーダンス調整方法。 - 【請求項11】 前記一対の接地端子(28、30)
は、端部同士が交差部(34)により一体に連結されて
U字形状の接地端子構造の脚を形成し、接地端子構造の
インダクタンスを調整するために前記交差部(34)の
寸法を変える工程を含むことを特徴とする請求項10に
記載のスイッチングコネクタ(12)のインピーダンス
調整方法。 - 【請求項12】 動作可能に係合可能なコンタクト部
(24c、26c)を有する一対の切換端子(24、2
6)を設ける工程と、一対の接地端子(28、30)であって 端部同士が交差
部(34)により一体に連結されてU字形状の接地端子
構造の脚を形成している一対の接地端子(28、30)
を前記一対の切換端子(24、26)に沿って並列して
設ける工程と、 接地端子構造のインダクタンスを調整するために前記交
差部(34)の寸法を変える工程と、 一方の切換端子(26)の少なくとも拡大プレート部
(26d)は、一方の接地端子(30)の少なくとも一
部分に重なり合う重複領域(36、36A、36B)を
有し、前記一方の切換端子(26)と前記一方の接地端
子(30)との間の容量を調整してスイッチングコネク
タ(12)のインピーダンスを調整するた めに前記重複
領域(36、36A、36B)を調整する工程と で構成
されるスイッチングコネクタ(12)のインピーダンス
調整方法。 - 【請求項13】 前記接地端子(28、30)の少なく
とも一方と前記少なくとも一方の切換端子(24)の少
なくとも一部分に対して、誘電性のハウジング(14)
をオーバモールドする工程を含むことを特徴とする請求
項12に記載のスイッチングコネクタ(12)のインピ
ーダンス調整方法。
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US09/264947 | 1999-03-09 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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