JP3380830B2 - 冷凍冷蔵庫の自動製氷器 - Google Patents
冷凍冷蔵庫の自動製氷器Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C2400/00—Auxiliary features or devices for producing, working or handling ice
- F25C2400/10—Refrigerator units
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- F25C2400/12—Means for sanitation
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- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- F25D2323/122—General constructional features not provided for in other groups of this subclass the refrigerator is characterised by a water tank for the water/ice dispenser
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- Physical Water Treatments (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍冷蔵庫におい
て脱臭機能を有する自動製氷器に関する。
て脱臭機能を有する自動製氷器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、冷凍冷蔵庫の自動製氷器の脱臭方
法は、活性炭を用いるものが一般的である。これは給水
タンクから定量カップに水を入れる際に活性炭のフィル
タを通して、定量カップ内の一定量の水を脱臭してい
る。また、近年では、定量カップを必要とせず、ダイレ
クトに給水タンクから水を吸い上げて、製氷皿に流入さ
せる方式を採用し、水の浄化は給水タンクに設置された
活性炭フィルタで行っている。
法は、活性炭を用いるものが一般的である。これは給水
タンクから定量カップに水を入れる際に活性炭のフィル
タを通して、定量カップ内の一定量の水を脱臭してい
る。また、近年では、定量カップを必要とせず、ダイレ
クトに給水タンクから水を吸い上げて、製氷皿に流入さ
せる方式を採用し、水の浄化は給水タンクに設置された
活性炭フィルタで行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記自動製氷
器の定量カップに用いた活性炭では、臭気成分等の吸着
量が次第に増して行って脱臭効果が低下し、また吸着飽
和となると脱臭効果がなくなり、場合によっては臭気発
生源となったりカビ発生の原因となる。そのため、或る
一定期間しか脱臭効果がなく、活性炭フィルタを交換す
る必要がある。また定量カップのないダイレクト給水型
の上記自動製氷器においても、それと全く同様なことが
言える。
器の定量カップに用いた活性炭では、臭気成分等の吸着
量が次第に増して行って脱臭効果が低下し、また吸着飽
和となると脱臭効果がなくなり、場合によっては臭気発
生源となったりカビ発生の原因となる。そのため、或る
一定期間しか脱臭効果がなく、活性炭フィルタを交換す
る必要がある。また定量カップのないダイレクト給水型
の上記自動製氷器においても、それと全く同様なことが
言える。
【０００４】本発明の目的は、このような問題を解決す
るためになされたもので、脱臭効果に優れ、メンテナン
スの簡略化を図ることのできる冷凍冷蔵庫の自動製氷器
を提供するにある。
るためになされたもので、脱臭効果に優れ、メンテナン
スの簡略化を図ることのできる冷凍冷蔵庫の自動製氷器
を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、定量の水を貯
めることができ、抜かれた後再セットできる給水タンク
を備えた冷凍冷蔵庫の自動製氷器において、前記給水タ
ンクはこれの内壁面に光触媒をコーティングするととも
に、該光触媒に外側から紫外線を照射する紫外線発光手
段を備えたことを特徴とする。
めることができ、抜かれた後再セットできる給水タンク
を備えた冷凍冷蔵庫の自動製氷器において、前記給水タ
ンクはこれの内壁面に光触媒をコーティングするととも
に、該光触媒に外側から紫外線を照射する紫外線発光手
段を備えたことを特徴とする。
【０００６】上記給水タンクはこれの一部又は全部を透
明又は半透明で、紫外線成分を透過するガラスあるいは
樹脂で構成する。上記紫外線発光手段は、給水タンクに
水がある場合常時オン状態で紫外線を照射し、給水タン
クが抜かれるか若しくは給水タンク内に水が無くなった
ことをセンサで判断した場合に紫外線の照射をオフする
ようにする。上記給水タンクはこれの周囲を囲む内壁の
一部又は全面を紫外線が反射する金属あるいは金属メッ
キからなる反射面に構成し、この反射面を利用して紫外
線を前記給水タンクの光触媒に照射するようにする。
明又は半透明で、紫外線成分を透過するガラスあるいは
樹脂で構成する。上記紫外線発光手段は、給水タンクに
水がある場合常時オン状態で紫外線を照射し、給水タン
クが抜かれるか若しくは給水タンク内に水が無くなった
ことをセンサで判断した場合に紫外線の照射をオフする
ようにする。上記給水タンクはこれの周囲を囲む内壁の
一部又は全面を紫外線が反射する金属あるいは金属メッ
キからなる反射面に構成し、この反射面を利用して紫外
線を前記給水タンクの光触媒に照射するようにする。
【０００７】本発明は、定量の水を貯めることができ
る、抜かれた後再セットできる給水タンク及び水の計量
用の定量カップを備えた冷凍冷蔵庫の自動製氷器におい
て、前記定量カップの貯水部分の一部又は全体に光触媒
をコーティングするとともに、該光触媒に紫外線を照射
する紫外線発光手段を備えたことを特徴とする。
る、抜かれた後再セットできる給水タンク及び水の計量
用の定量カップを備えた冷凍冷蔵庫の自動製氷器におい
て、前記定量カップの貯水部分の一部又は全体に光触媒
をコーティングするとともに、該光触媒に紫外線を照射
する紫外線発光手段を備えたことを特徴とする。
【０００８】この場合、上記定量カップはこれの一部又
は全部を透明又は半透明で、紫外線成分を透過するガラ
スあるいは樹脂で構成するとよい。また上記紫外線発光
手段は、給水タンクがセットされた時点からオン状態で
紫外線を照射し、給水タンクが抜かれるか若しくは給水
タンク内に水が無くなったことをセンサで判断した場合
に紫外線の照射をオフするようにするとよい。上記定量
カップの一部又は全面は紫外線が反射する金属あるいは
金属メッキからなる反射面に構成するとともに、この反
射面の上に光触媒をコーティングし、前記反射面を利用
して紫外線を前記光触媒に照射するようにするとよい。
は全部を透明又は半透明で、紫外線成分を透過するガラ
スあるいは樹脂で構成するとよい。また上記紫外線発光
手段は、給水タンクがセットされた時点からオン状態で
紫外線を照射し、給水タンクが抜かれるか若しくは給水
タンク内に水が無くなったことをセンサで判断した場合
に紫外線の照射をオフするようにするとよい。上記定量
カップの一部又は全面は紫外線が反射する金属あるいは
金属メッキからなる反射面に構成するとともに、この反
射面の上に光触媒をコーティングし、前記反射面を利用
して紫外線を前記光触媒に照射するようにするとよい。
【０００９】給水タンクの内壁面に光触媒をコーティン
グしている場合は該給水タンク内の水の臭気成分は前記
光触媒の塗膜表面に吸着され、定量カップに光触媒をコ
ーティングしている場合は該定量カップ内の水の臭気成
分は前記光触媒の塗膜表面に吸着される。給水タンク内
壁又は定量カップ内壁の光触媒は、紫外線発光手段の紫
外線によって励起され、光触媒の塗膜表面に吸着された
臭気成分を酸化分解して主に炭酸ガスと水に分解され、
無臭、無害にして脱着され再生される。
グしている場合は該給水タンク内の水の臭気成分は前記
光触媒の塗膜表面に吸着され、定量カップに光触媒をコ
ーティングしている場合は該定量カップ内の水の臭気成
分は前記光触媒の塗膜表面に吸着される。給水タンク内
壁又は定量カップ内壁の光触媒は、紫外線発光手段の紫
外線によって励起され、光触媒の塗膜表面に吸着された
臭気成分を酸化分解して主に炭酸ガスと水に分解され、
無臭、無害にして脱着され再生される。
【００１０】
（第１実施形態）図１ないし図３は本発明の第１実施形
態を示す。図１は冷凍冷蔵庫全体を概略的に示す正面
図、図２は給水タンクの断面図、図３は図２におけるＡ
−Ａ線断面図である。図１において、１は自動製氷器で
ある。この自動製氷器１は、給水タンク２に水Ｗをセッ
トし、給水ポンプ３を介して或る一定量の水Ｗを製氷皿
４へ流入する。
態を示す。図１は冷凍冷蔵庫全体を概略的に示す正面
図、図２は給水タンクの断面図、図３は図２におけるＡ
−Ａ線断面図である。図１において、１は自動製氷器で
ある。この自動製氷器１は、給水タンク２に水Ｗをセッ
トし、給水ポンプ３を介して或る一定量の水Ｗを製氷皿
４へ流入する。
【００１１】その後、氷ができ上がったことを検知し、
アイスボックス５に氷を入れる。この一連の動作を給水
タンク２の水Ｗが無くなるまで繰り返す。給水タンク２
は、図２及び図３のように紫外線を透過する樹脂あるい
はガラス７で構成し、その内面に光触媒８がゾルゲル法
により薄膜を形成するようにコーティングされている。
この光触媒８とは、紫外線の照射により励起されて活性
化に至る触媒をいい、例えば、ＴｉＯ2、ＺｎＯなどが
ある。これらはバンドギャップ以上の光エネルギーを照
射すると、価電子帯から伝導帯へ電子が励起され、一方
に電子が他方に正孔が生じて光励起される。
アイスボックス５に氷を入れる。この一連の動作を給水
タンク２の水Ｗが無くなるまで繰り返す。給水タンク２
は、図２及び図３のように紫外線を透過する樹脂あるい
はガラス７で構成し、その内面に光触媒８がゾルゲル法
により薄膜を形成するようにコーティングされている。
この光触媒８とは、紫外線の照射により励起されて活性
化に至る触媒をいい、例えば、ＴｉＯ2、ＺｎＯなどが
ある。これらはバンドギャップ以上の光エネルギーを照
射すると、価電子帯から伝導帯へ電子が励起され、一方
に電子が他方に正孔が生じて光励起される。
【００１２】この励起状態における光触媒表面は非常に
強い酸化力を持ち、各種の有機物（臭気成分）を分解す
ることができる。前記バンドギャップ以上の光エネルギ
ーとは、例えば、ＴｉＯ2の場合のバンドギャップは約
３ｅＶであり、波長に直すと約４００ｎｍ、すなわち４
００ｎｍ以下の紫外線を照射することにより反応は進行
する。
強い酸化力を持ち、各種の有機物（臭気成分）を分解す
ることができる。前記バンドギャップ以上の光エネルギ
ーとは、例えば、ＴｉＯ2の場合のバンドギャップは約
３ｅＶであり、波長に直すと約４００ｎｍ、すなわち４
００ｎｍ以下の紫外線を照射することにより反応は進行
する。
【００１３】上記給水タンク２は、図１に示す紫外線発
光手段６により、給水タンク２の外側から樹脂又はガラ
ス７を通過する紫外線によって光触媒８を照射する。そ
の際、水Ｗに含まれるカルキ成分、雑菌、臭気成分を光
触媒８に吸着されながら紫外線照射により前記雑菌や臭
気成分などを炭酸ガスと水に分解し、水Ｗの浄化を行
う。
光手段６により、給水タンク２の外側から樹脂又はガラ
ス７を通過する紫外線によって光触媒８を照射する。そ
の際、水Ｗに含まれるカルキ成分、雑菌、臭気成分を光
触媒８に吸着されながら紫外線照射により前記雑菌や臭
気成分などを炭酸ガスと水に分解し、水Ｗの浄化を行
う。
【００１４】上記給水タンク２を含む自動製氷器１の一
連動作の一例を図９のフローチャートを用いて説明す
る。最初に給水タンク２の有無状態を検知（Ｓ１）し、
給水タンク２が抜かれて無ければ紫外線発光手段６はＯ
ＦＦ（Ｓ７）し、給水タンク２が抜かれた後再度セツト
されるまで待機する（Ｓ８）。給水タンク２が有れば、
紫外線発光手段６はＯＮ（Ｓ２）し、製氷皿４に給水す
る（Ｓ３）。
連動作の一例を図９のフローチャートを用いて説明す
る。最初に給水タンク２の有無状態を検知（Ｓ１）し、
給水タンク２が抜かれて無ければ紫外線発光手段６はＯ
ＦＦ（Ｓ７）し、給水タンク２が抜かれた後再度セツト
されるまで待機する（Ｓ８）。給水タンク２が有れば、
紫外線発光手段６はＯＮ（Ｓ２）し、製氷皿４に給水す
る（Ｓ３）。
【００１５】給水動作後、製氷皿４の水Ｗの有無をサー
ミスタなどの温度検知手段や重量センサなどを用いて検
知する（Ｓ４）。この場合、水Ｗが無ければ、給水タン
ク２が無い時と同様に、紫外線発光手段６はＯＦＦ（Ｓ
７）し、給水タンク２が抜かれた後再度セツトされるま
で待機する（Ｓ８）。水Ｗが有れば、氷ができるまで待
機（Ｓ５）し、待機後離氷動作（Ｓ６）し、再度給水タ
ンク２が有るか否かを検知（Ｓ１）する。この一連の動
作により、水Ｗが有る場合にだけ、紫外線発光手段６に
より紫外線を照射する。
ミスタなどの温度検知手段や重量センサなどを用いて検
知する（Ｓ４）。この場合、水Ｗが無ければ、給水タン
ク２が無い時と同様に、紫外線発光手段６はＯＦＦ（Ｓ
７）し、給水タンク２が抜かれた後再度セツトされるま
で待機する（Ｓ８）。水Ｗが有れば、氷ができるまで待
機（Ｓ５）し、待機後離氷動作（Ｓ６）し、再度給水タ
ンク２が有るか否かを検知（Ｓ１）する。この一連の動
作により、水Ｗが有る場合にだけ、紫外線発光手段６に
より紫外線を照射する。
【００１６】（第２実施形態）図４は本発明の第２実施
形態を示す冷蔵庫を概略的に示す正面図である。給水タ
ンク２の周囲を囲む内壁９を金属で構成するか、該内壁
９に金属メッキ９ａを施して紫外線が反射する反射面に
構成する。その内壁９の内部でかつ給水タンク２の上方
あるいは側方に、紫外線発光手段６を配設する。給水タ
ンク２これ自体は紫外線を透過する透明又は半透明の樹
脂かガラス７で構成すること、また給水タンク２の内壁
に光触媒８をコーティングすることは第１実施形態の場
合と同様である。
形態を示す冷蔵庫を概略的に示す正面図である。給水タ
ンク２の周囲を囲む内壁９を金属で構成するか、該内壁
９に金属メッキ９ａを施して紫外線が反射する反射面に
構成する。その内壁９の内部でかつ給水タンク２の上方
あるいは側方に、紫外線発光手段６を配設する。給水タ
ンク２これ自体は紫外線を透過する透明又は半透明の樹
脂かガラス７で構成すること、また給水タンク２の内壁
に光触媒８をコーティングすることは第１実施形態の場
合と同様である。
【００１７】光触媒８は光源からの紫外線量が増加すれ
ば、消臭などの効果が増大する。従って、この実施形態
のように内壁９の金属又は金属メッキ９ａからなる反射
面を利用し、給水タンク２を透過する紫外線の量を増大
させることで、給水タンク２内の水Ｗに含まれる臭気成
分などの分解反応をより促進することができる。
ば、消臭などの効果が増大する。従って、この実施形態
のように内壁９の金属又は金属メッキ９ａからなる反射
面を利用し、給水タンク２を透過する紫外線の量を増大
させることで、給水タンク２内の水Ｗに含まれる臭気成
分などの分解反応をより促進することができる。
【００１８】（第３実施形態）図５は本発明の第３実施
形態を示す冷凍冷蔵庫全体を概略的に示す正面図であ
る。この冷凍冷蔵庫の自動製氷器１は給水タンク２のほ
かに、給水タンク２から一定量の水Ｗを溜めることがで
きる定量カップ１０を備える。定量カップ１０に溜めら
れた水Ｗは給水パイプ３を介して製氷皿４に一定量だけ
流入させる。その後、氷ができ上がったことを自動検知
し、その氷をアイスボックス５に自動的に移し入れる。
この一連の動作が給水タンク２の水Ｗが無くなるまで繰
り返して行われる。
形態を示す冷凍冷蔵庫全体を概略的に示す正面図であ
る。この冷凍冷蔵庫の自動製氷器１は給水タンク２のほ
かに、給水タンク２から一定量の水Ｗを溜めることがで
きる定量カップ１０を備える。定量カップ１０に溜めら
れた水Ｗは給水パイプ３を介して製氷皿４に一定量だけ
流入させる。その後、氷ができ上がったことを自動検知
し、その氷をアイスボックス５に自動的に移し入れる。
この一連の動作が給水タンク２の水Ｗが無くなるまで繰
り返して行われる。
【００１９】上記定量カップ１０は、図６及び図７のよ
うにその内壁１１の一部又は全体が紫外線を透過する透
明又は半透明の樹脂かガラスで構成し、その内面に光触
媒８をコーティングする。そして光触媒８に紫外線を照
射できるように紫外線発光手段６を定量カップ１０の上
方、側方あるいは下方に設置して、定量カップ１０内の
水の雑菌、臭気成分を光触媒８の表面に吸着させ、紫外
線照射で分解させる。
うにその内壁１１の一部又は全体が紫外線を透過する透
明又は半透明の樹脂かガラスで構成し、その内面に光触
媒８をコーティングする。そして光触媒８に紫外線を照
射できるように紫外線発光手段６を定量カップ１０の上
方、側方あるいは下方に設置して、定量カップ１０内の
水の雑菌、臭気成分を光触媒８の表面に吸着させ、紫外
線照射で分解させる。
【００２０】上記定量カップ１０を含む自動製氷器１の
一連動作の一例を図１０のフローチャートを用いて説明
する。先ず、給水タンク２の有無を検知（Ｓ１１）す
る。給水タンク２が抜かれて無ければ紫外線発光手段６
はＯＦＦ（Ｓ１８）し、給水タンク２が抜かれた後再度
セツトされるまで待機（Ｓ１９）する。給水タンク２が
有れば、紫外線発光手段６はＯＮ（Ｓ１２）し、給水タ
ンクセット後の或る一定の時間待機（定量カップ１０内
に有る一定量の水Ｗが溜まるまでの時間待ち）（Ｓ１
３）する。
一連動作の一例を図１０のフローチャートを用いて説明
する。先ず、給水タンク２の有無を検知（Ｓ１１）す
る。給水タンク２が抜かれて無ければ紫外線発光手段６
はＯＦＦ（Ｓ１８）し、給水タンク２が抜かれた後再度
セツトされるまで待機（Ｓ１９）する。給水タンク２が
有れば、紫外線発光手段６はＯＮ（Ｓ１２）し、給水タ
ンクセット後の或る一定の時間待機（定量カップ１０内
に有る一定量の水Ｗが溜まるまでの時間待ち）（Ｓ１
３）する。
【００２１】その後、定量カップ１０から製氷皿４に給
水パイプ３を介して給水される（Ｓ１４）。給水後、製
氷皿４の周囲温度検知手段もしくは重量センサなどによ
り、製氷皿４内の水Ｗの有無を検知する（Ｓ１５）。こ
の時、水Ｗが製氷皿４に無い場合は紫外線発光手段６は
ＯＦＦ（Ｓ１８）し、給水タンク２が無い場合と同様、
給水タンク２が抜かれた後再度セットされるまで待機す
る（Ｓ１９）。水Ｗが有れば、氷ができるまで待機（Ｓ
１６）し、待機後離氷動作（Ｓ１７）し、再度給水タン
ク２が有るか否かを検知（Ｓ１）する。この一連の動作
により、水Ｗが有るときにだけ、紫外線発光手段６によ
り紫外線を照射する。
水パイプ３を介して給水される（Ｓ１４）。給水後、製
氷皿４の周囲温度検知手段もしくは重量センサなどによ
り、製氷皿４内の水Ｗの有無を検知する（Ｓ１５）。こ
の時、水Ｗが製氷皿４に無い場合は紫外線発光手段６は
ＯＦＦ（Ｓ１８）し、給水タンク２が無い場合と同様、
給水タンク２が抜かれた後再度セットされるまで待機す
る（Ｓ１９）。水Ｗが有れば、氷ができるまで待機（Ｓ
１６）し、待機後離氷動作（Ｓ１７）し、再度給水タン
ク２が有るか否かを検知（Ｓ１）する。この一連の動作
により、水Ｗが有るときにだけ、紫外線発光手段６によ
り紫外線を照射する。
【００２２】（第４実施形態）図８は本発明の第４実施
形態を示す定量カップ１０の断面図である。定量カップ
１０の内壁１１を金属で構成するか、該内壁１１に金属
メッキ９ａを施して紫外線が反射する反射面に構成し、
その反射面上に光触媒８をコーティングする。給水タン
ク２は紫外線を透過する透明又は半透明の樹脂かガラス
７で構成すること、また冷蔵庫内では、定量カップ１０
の光触媒８に紫外線を照射できるように紫外線発光手段
６を配設することは図５に示す第３実施形態の場合と同
様である。しかるときは、紫外線発光手段６により紫外
線を定量カップ１０に照射すると、直接光触媒８に当た
る紫外線と金属又は金属メッキ９ａからなる反射面に反
射して当たる紫外線とにより、光触媒８がより効果的に
反応し、定量カップ１０内の水Ｗの脱臭などが効率よく
行える。
形態を示す定量カップ１０の断面図である。定量カップ
１０の内壁１１を金属で構成するか、該内壁１１に金属
メッキ９ａを施して紫外線が反射する反射面に構成し、
その反射面上に光触媒８をコーティングする。給水タン
ク２は紫外線を透過する透明又は半透明の樹脂かガラス
７で構成すること、また冷蔵庫内では、定量カップ１０
の光触媒８に紫外線を照射できるように紫外線発光手段
６を配設することは図５に示す第３実施形態の場合と同
様である。しかるときは、紫外線発光手段６により紫外
線を定量カップ１０に照射すると、直接光触媒８に当た
る紫外線と金属又は金属メッキ９ａからなる反射面に反
射して当たる紫外線とにより、光触媒８がより効果的に
反応し、定量カップ１０内の水Ｗの脱臭などが効率よく
行える。
【００２３】（第５実施形態）図１１は本発明の第５実
施形態を示す冷凍冷蔵庫全体を概略的に示す正面図であ
る。この実施形態では紫外線発光手段６として白色の蛍
光灯１２を使用し、この蛍光灯１２は庫内全体を照射で
きる場所に設置する。その他の構成は図５に示す第３実
施形態のものと同様である。これによれば、紫外線発光
手段６としての蛍光灯１２が庫内灯として使用できると
ともに、蛍光灯１２に含まれる４００ｎｍ以下の紫外線
によって光触媒８が励起され、定量カップ１０内の水の
臭気成分などを酸化分解できる。
施形態を示す冷凍冷蔵庫全体を概略的に示す正面図であ
る。この実施形態では紫外線発光手段６として白色の蛍
光灯１２を使用し、この蛍光灯１２は庫内全体を照射で
きる場所に設置する。その他の構成は図５に示す第３実
施形態のものと同様である。これによれば、紫外線発光
手段６としての蛍光灯１２が庫内灯として使用できると
ともに、蛍光灯１２に含まれる４００ｎｍ以下の紫外線
によって光触媒８が励起され、定量カップ１０内の水の
臭気成分などを酸化分解できる。
【００２４】
【発明の効果】本発明によれば、紫外線発光手段による
紫外線照射により給水タンク又は定量カップの内壁面の
光触媒が励起され、給水タンク又は定量カップ内の水に
含まれる臭気成分を酸化分解して脱臭を効果的に行うこ
とができ、しかも活性炭のように劣化による交換の必要
がなくてメンテナンスの簡略化を図ることができる。
紫外線照射により給水タンク又は定量カップの内壁面の
光触媒が励起され、給水タンク又は定量カップ内の水に
含まれる臭気成分を酸化分解して脱臭を効果的に行うこ
とができ、しかも活性炭のように劣化による交換の必要
がなくてメンテナンスの簡略化を図ることができる。
【００２５】給水タンクの一部又は全部を透明又は半透
明で、紫外線成分を透過するガラスあるいは樹脂で構成
してあるので、紫外線の照射を給水タンク外で行うこと
ができ、紫外線発光手段の配設位置の範囲を拡大でき、
設計の自由度が得られる。
明で、紫外線成分を透過するガラスあるいは樹脂で構成
してあるので、紫外線の照射を給水タンク外で行うこと
ができ、紫外線発光手段の配設位置の範囲を拡大でき、
設計の自由度が得られる。
【００２６】紫外線発光手段は、給水タンクに水が有る
場合常時オン状態で紫外線を照射し、給水タンクが抜か
れるか若しくは給水タンク内に水が無くなったことをセ
ンサで判断した場合に紫外線の照射をオフするようにし
てある。したがって、給水タンク内に水が有る時のみ照
射するため、効率よく冷蔵庫の消費電力を抑え、省エネ
ルギー化を図ることができる。
場合常時オン状態で紫外線を照射し、給水タンクが抜か
れるか若しくは給水タンク内に水が無くなったことをセ
ンサで判断した場合に紫外線の照射をオフするようにし
てある。したがって、給水タンク内に水が有る時のみ照
射するため、効率よく冷蔵庫の消費電力を抑え、省エネ
ルギー化を図ることができる。
【図１】第１実施形態の冷凍冷蔵庫全体を概略的に示す
正面図である。
正面図である。
【図２】第１実施形態の給水タンクの断面図である。
【図３】図２におけるＡ−Ａ線断面図である。
【図４】第２実施形態の冷蔵庫を概略的に示す正面図で
ある。
ある。
【図５】第３実施形態の冷凍冷蔵庫全体を概略的に示す
正面図である。
正面図である。
【図６】第３実施形態の定量カップの正面図である。
【図７】図６におけるＢ−Ｂ線断面図である。
【図８】第４実施形態における定量カップの断面図であ
る。
る。
【図９】第１実施形態の動作フローチャートである。
【図１０】第３実施形態の動作フローチャートである。
【図１１】第５実施形態の冷凍冷蔵庫全体を概略的に示
す正面図である。
す正面図である。
１ 自動製氷器
２ 給水タンク
３ 給水パイプ
４ 製氷皿
５ アイスボックス
６ 紫外線発光手段
９ 内壁
８ 光触媒
１０ 定量カップ
１１ 内壁
１２ 蛍光灯
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
C02F 1/32
C02F 1/70 - 1/78
A47J 39/00 - 39/02
A47J 47/00 - 47/20
A47G 19/00 - 19/34
F25C 1/00 - 1/12
F25C 1/16 - 5/18
Claims (2)
- 【請求項１】 定量の水を貯めることができ、抜かれた
後再セットできる給水タンクを備えた冷凍冷蔵庫の自動
製氷器において、前記給水タンクはこれの内壁面に光触
媒をコーティングするとともに、該光触媒に外側から紫
外線を照射する紫外線発光手段を備え、前記紫外線発光
手段は、給水タンクに水がある場合は常時オン状態で紫
外線を照射し、給水タンクが抜かれるか若しくは給水タ
ンク内に水が無くなったことをセンサで判断した場合に
紫外線の照射をオフにするようにしてある冷凍冷蔵庫の
自動製氷器 - 【請求項２】 前記給水タンクから一定量の水を貯める
計量用の定量カップを備え、該定量カップの貯水部分の
一部又は全体に光触媒をコーティングするとともに、該
光触媒に紫外線を照射するようにしてある請求項１記載
の冷凍冷蔵庫
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31644995A JP3380830B2 (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 冷凍冷蔵庫の自動製氷器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31644995A JP3380830B2 (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 冷凍冷蔵庫の自動製氷器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09155369A JPH09155369A (ja) | 1997-06-17 |
| JP3380830B2 true JP3380830B2 (ja) | 2003-02-24 |
Family
ID=18077217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31644995A Expired - Fee Related JP3380830B2 (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 冷凍冷蔵庫の自動製氷器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3380830B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10156393B2 (en) | 2016-09-09 | 2018-12-18 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Stand-alone ice making appliance |
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| KR101734620B1 (ko) * | 2014-11-06 | 2017-05-11 | 동부대우전자 주식회사 | 냉장고, 냉장고 제어 방법 및 냉장고용 물탱크 교체 방법 |
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-
1995
- 1995-12-05 JP JP31644995A patent/JP3380830B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| US10156393B2 (en) | 2016-09-09 | 2018-12-18 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Stand-alone ice making appliance |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09155369A (ja) | 1997-06-17 |
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