JP3380824B2 - 半導体処理装置 - Google Patents

半導体処理装置

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JP3380824B2
JP3380824B2 JP18604794A JP18604794A JP3380824B2 JP 3380824 B2 JP3380824 B2 JP 3380824B2 JP 18604794 A JP18604794 A JP 18604794A JP 18604794 A JP18604794 A JP 18604794A JP 3380824 B2 JP3380824 B2 JP 3380824B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体基板の表面処
理を行う半導体処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は従来の半導体処理装置の断面図
である。図17において、1はチャンバーで、ガス導入
口2及び排気口3を有する。4はチャンバー1内に配置
されたカソード電極、5は周波数13.56MHzの高
周波電力をカソード電極4に供給する高周波電源、6は
カップリングコンデンサ、7はカソード電極4に設けた
静電吸着装置で、電圧の極性を変更することができる。
8はカソード電極4を所定の温度に制御する冷却装置、
9は半導体基板で、静電吸着装置7でカソード電極4に
吸着されている。10はカソード電極4とチャンバー1
の内壁面との間に内壁面と所定の間隔をあけて配置され
たカバーで、反応生成物が付着する。11は高周波電源
5の印加によって発生したプラズマ、12はカバー10
からの熱輻射である。
【0003】上記構成において、半導体基板9をチャン
バー1内に搬送してカソード電極4の上に載置し、静電
吸着装置7の静電吸着力によって吸着させる。そして、
ガス導入口2から所望の流量のプロセスガスを導入し
て、所望の圧力に制御された状態で高周波電源5から周
波数13.56MHzの高周波電力を投入することによ
って、プラズマ11が発生し半導体基板9に対するエッ
チングが行われる。この場合、カソード電極4は冷却装
置8によって所望の温度に制御されている。そして、半
導体基板9の処理が終了したら、静電吸着装置7の電圧
の極性を切り換えて処理中に半導体基板9に蓄積された
電荷を相殺する逆電圧を印加することによって、半導体
基板9をカソード電極4から容易に離脱させることがで
きる。なお、カバー10に付着して堆積した反応生成物
は、カバー10を取り外して洗浄することによって、除
去することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体処理装置
は以上のように構成されていたので、例えばフォトレジ
ストをマスクとして膜のエッチングを行う場合に、プラ
ズマ11が発生して時間が経過すると、カバー10がプ
ラズマ11の発生に伴う熱を吸収して蓄積する。エッチ
ング中は冷却装置8によってカソード電極4の温度制御
がなされているので、半導体基板9の温度上昇を最少限
に食い止めることができる。例えば、冷却装置8によっ
てカソード電極4の温度を25℃に制御した場合、半導
体基板9の温度は一般的なフォトレジストの耐熱限界で
ある100℃まで上昇しない。
【0005】しかし、処理が終了して半導体基板9をカ
ソード電極4を離脱させる際とか、チャンバー1の内外
へ搬送する際などの半導体基板9に対して温度制御がな
されていない状況においては、カバー10に蓄積された
熱輻射12を受けて半導体基板9の温度が上昇するの
で、フォトレジストの変質を引き起こす恐れがあるとい
う問題点があった。そこで、熱輻射12を受けたときの
半導体基板9の最終到達温度を低下させるために、予め
冷却装置8の設定温度を低くして半導体基板9の温度を
下げておく必要がある。しかし、この場合は、エッチン
グレートの低下や均一性の悪化が懸念されるという問題
点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、半導体基板の温度上昇を抑制す
ることができる半導体処理装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項の発明は、カソ
ード電極とチャンバーの内壁面との間に該内壁面と所定
の間隔をあけて該チャンバーの内壁面全体を実質的に覆
うカバーを設け、チャンバーの内壁面への反応生成物の
堆積を防止するようにした半導体処理装置において、カ
バーチャンバーの内壁面に対向した側に配置した第1
の輻射率を有する第1の堆積防止部材と、この第1の堆
積防止部材に密着して第1の堆積防止部材のカソード電
極側に配置され第1の輻射率より低い第2の輻射率を有
する第2の堆積防止部材とで構成され、第1の堆積防止
部材は耐熱性の絶縁物から成り、第2の堆積防止部材は
第1の堆積防止部材のカソード電極側に金属をコーティ
ングしたコーティング被膜から成るものである。
【0008】請求項の発明は、カソード電極とチャン
バーの内壁面との間にカバーを設けてチャンバーの内壁
面への反応生成物の堆積を防止するようにした半導体処
理装置において、カバーのチャンバーの内壁面に対向し
た面の仕上げがカソード電極に対向した面の仕上げより
粗くなるようにしたものである。
【0009】請求項の発明は、カソード電極とチャン
バーの内壁面との間にカバーを設けてチャンバーの内壁
面への反応生成物の堆積を防止するようにした半導体装
置において、カバーを構成した部材より熱伝導性の高い
金属からなる放熱部材を一部が露出するようにカバーに
埋設し、放熱部材の露出した部分からチャンバーの外部
へ放熱させるように構成したものである。
【0010】請求項の発明は、カソード電極とチャン
バーの内壁面との間にカバーを設けてチャンバーの内壁
面への反応生成物の堆積を防止するようにした半導体処
理装置において、チャンバーの内壁を第1の輻射率を有
する第1の内壁部材と、この第1の内壁部材に密着して
第1の内壁部材のカバー側に配置され第1の輻射率より
大きい第2の輻射率を有する第2の内壁部材とで構成し
たものである。
【0011】請求項の発明は、請求項において、第
1の内壁部材を金属で構成し、第2の内壁部材を金属を
酸化処理した酸化被膜で構成したものである。
【0012】請求項の発明は、請求項において、第
1の内壁部材を金属で構成し、第2の内壁部材を金属の
カバー側の表面にコーティングした絶縁部材で構成した
ものである。
【0013】請求項7の発明は、請求項において、絶
縁部材をカーボンブラックとしたものである。
【0014】
【作用】請求項の発明では、カバーを第1の輻射率を
有する第1の堆積防止部材と、第1の熱輻射率より小さ
い第2の輻射率を有する第2の堆積防止部材とで構成し
たことによって、輻射率の大きい第1の堆積防止部材か
らチャンバーの内壁面側への熱輻射が、第2の堆積防止
部材から半導体基板9への熱輻射より多くなるため、カ
バーから半導体基板に対する熱輻射が低減する。また、
第1の堆積防止部材を耐熱性の絶縁物で構成し、第2の
堆積防止部材を第1の堆積防止部材に金属をコーティン
グしたコーティング被膜で構成したことによって、第1
の堆積防止部材からの熱輻射を大きくし、第2の堆積防
止部材からの熱輻射が小さくなるため、カバーから半導
体基板に対する熱輻射が低減する。
【0015】請求項の発明では、カバーのチャンバー
の内壁面に対向した面の仕上げをカソード電極に対向し
た面の仕上げより粗くしたことによって、カバーの内壁
面に対向したカバーの面からの熱輻射が大きくなり、カ
バーから半導体基板への熱輻射が小さくなる。
【0016】請求項の発明では、カバーを構成した部
材より熱伝導性の高い金属からなる放熱部材を一部が露
出するようにカバーに埋設し、放熱部材の露出した部分
からチャンバーの外部へ放熱させるようにしたことによ
って、カバーの温度上昇が抑制されるので、カバーから
半導体基板への熱輻射が小さくなる。
【0015】請求項の発明では、チャンバーの内壁を
第1の輻射率を有する第1の内壁部材と、カバー側に配
置された第1の輻射率より大きい第2の輻射率を有する
第2の内壁部材とで構成したことによって、カバーから
の輻射エネルギーを第2の内壁部材が吸収しやすくなる
ので、カバーの温度上昇を抑制し、半導体基板への熱輻
射が少なくなる。
【0016】請求項の発明では、請求項において、
第1の内壁部材を金属で構成し、第2の内壁部材を金属
の酸化被膜で構成したことによって、カバーからの輻射
エネルギーを第2の内壁部材が吸収しやすくなるので、
カバーの温度上昇を抑制し、半導体基板への熱輻射が少
なくなる。
【0017】請求項の発明では、請求項において、
第1の内壁部材を金属で構成し、第2の内壁部材を第1
の内壁部材の表面にコーティングした絶縁部材で構成し
たことによって、カバーからの輻射エネルギーを第2の
内壁部材が吸収しやすくなるので、カバーの温度上昇を
抑制し、半導体基板への熱輻射が少なくなる。
【0018】請求項の発明では、請求項において、
絶縁部材をカーボンブラックとしたことによって、カバ
ーからの輻射エネルギーを第2の内壁部材が吸収しやす
くなるので、カバーの温度上昇を抑制し、半導体基板へ
の熱輻射が少なくなる。
【0019】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の実施例について説明する。図1は実施
例1の構成を示す断面図である。図1において、1〜1
2は従来と同様である。13はペルティエ効果を有する
冷却手段としての半導体冷却素子で、カバー10のチャ
ンバー1の内壁面側に外周を覆うように複数個配置され
ている。
【0020】ペルティエ効果は、異種の導体間又は半導
体間の接点に電流を流したとき、接点でジュール熱以外
に熱の発生及び吸収が起こる現象である。そして、発熱
反応か吸熱反応かは、接点に流す電流の方向によって決
定される。
【0021】通常は、発熱反応及び吸熱反応の効率の面
から図2に示すように構成されている。図2において、
14はn型半導体、15はp型半導体、16はn型半導
体14に接続した電極、17はp型半導体15に接続し
た電極、18は両半導体14、15を接続した接点、1
9は両電極16、17に接続した電源である。
【0022】上記構成において、接点18に電源19か
ら所定の方向の電流を流すことによって、接点18に吸
熱反応が生じて冷却されるので、接点18がカバー10
に当接されているとカバー10が冷却される。これによ
って、カバー10に蓄積される熱を相殺する。このよう
な、一段接点のペルティエ素子の場合は、数十℃の温度
降下が実現される。なお、熱吸収率に優れた半導体素子
の材料としては、例えばBiTeがある。
【0023】また、図3に示すように図2の構造の素子
を多段配置することによって、さらに冷却効率を向上さ
せることができる。図3において、電源19aから各電
極20a、20b、20c、20dを介して各半導体及
び接点21a、21b、21cに電流を流す。ペルティ
エ効果によって各接点21a〜21cが各電極20a〜
20dの温度Tより低い温度Tまで冷却される。そ
して、温度Tが絶縁体22を介して次段の各電極23
a、23b、23cに温度Tが伝達される。
【0024】次に、電源19bから各電極23a〜23
cを介して各半導体及び接点24a、24bに電流を流
す。ペルティエ効果によって各接点24a、24bが各
電極23a〜23cの温度Tより低い温度Tまで冷
却される。そして、温度Tが絶縁体25を介してさら
に次段の各電極26a、26bに温度Tが伝達され
る。
【0025】次に、電源19cから各電極26a、26
bを介して各半導体14、15及び接点27に電流を流
す。ペルティエ効果によって接点27が各電極26a、
26bの温度Tより低い温度Tまで冷却される。こ
のようにして、各接点の温度は、T>T>T>T
となり多段に構成することによって、百数十℃の温度
降下を実現させることができる。
【0026】例えば、カバー10の材質をアルミニウム
とし、プラズマの発生に伴う熱が蓄積されてカバー10
の温度が300℃に上昇したとする。この場合に、カバ
ー10に冷却手段13が設けられていないと、カバー1
0が有する全輻射エネルギーが53[W]となる。しか
し、半導体にBiTeを使用した多段構成の接点を
有する半導体冷却素子13でカバー10を冷却してカバ
ー10の温度が150℃になると、カバー10の有する
全輻射エネルギーが16[W]となって、全輻射エネル
ギーを約70%抑制することができる。
【0027】以上のように実施例1では、カバー10の
外周にペルティエ効果を有する半導体冷却素子13を配
置したので、カバー10を常に所定の温度(150℃以
下)に保持することが可能になる。したがって、プラズ
マに起因して生ずる熱がカバー10に蓄積されるのを抑
制できる。これによって、冷却装置8による半導体基板
9の温度制御がなされていなくても、カバー10からの
熱輻射を半導体冷却素子13によって70%抑制するこ
とができる。この結果、半導体基板9の温度上昇が抑制
されるので、フォトレジストの変質を防止できる。な
お、カバー10の温度を低くしたいときには、半導体冷
却素子13へ供給する電流値を上げればよい。
【0028】実施例2. 図4は実施例2の構成を示す断面図である。図4におい
て、1〜12は従来のものと同様である。28、29は
カバー10のチャンバー1の内壁面側に当接した配管
で、カバー10の外周と密着して接触するようにしてあ
る。30は断熱された容器、31は容器30に充填され
た液体窒素などの冷却媒体で、断熱された状態で低温
(<0℃)を維持し得る液体である。32は冷却媒体3
1が蒸発するときの気化熱により冷却された冷却空気、
33はファンで、冷却空気32を配管28、29内に送
り込む。なお、30〜33で冷却手段としての冷却空気
供給手段34を構成している。35はチャンバー1の外
へ送られた空気、36は空気35を容器30に戻す戻り
管である。
【0029】上記構成において、容器30内で気化熱に
より冷却された冷却空気32はファン33によって配管
28、29内に送り込まれる。そして、カバー10を冷
却してチャンバー1の外へ送られた空気35は、再び戻
り管36から容器30へ戻されて循環する。カバー10
を均一に冷却するには配管28、29をきめ細かく配置
すればよいが、配管28、29の長さが長くなると配管
28、29の下流の部分の冷却が十分にできない。そこ
で、きめ細かく配置した配管28、29を複数のブロッ
クに分割して、各ブロック毎に冷却空気供給手段34を
配置すればよい。
【0030】以上の構成により、カバー10を均一に冷
却できるので、局所的な熱の蓄積を防止できる。したが
って、冷却装置8による温度制御がなされていなくて
も、半導体基板9への熱輻射の影響を抑制することがで
きる。
【0031】実施例3. 図5は実施例3の構成を示す断面図である。図5におい
て、1〜12は従来と同様である。28〜30、32〜
36は図4のものと同様である。37は冷却空気供給手
段で、容器30内に収容したドライアイス37aで昇華
熱により空気を冷却して冷却空気32をつくる。そし
て、冷却空気32をファン33で配管28、29内に送
り込んでカバー10を冷却する。以下の動作は実施例2
と同様である。
【0032】実施例4. 図6は実施例4の構成を示す断面図である。図6におい
て、1〜9、11、12は従来と同様である。38はチ
ャンバー1の内壁で、突起部38aが形成されている。
39はカソード電極4と内壁38との間に配置されたカ
バーで、内壁38の突起部38aと噛み合って当接する
ように突起部39aが形成されている。上記構成におい
て、各突起部38a、39aを当接するように噛み合わ
せることによって、熱の伝達効率を向上させることがで
きる。
【0033】なお、各突起部38a、39aは直線状に
形成してもよいが、円周状の周方向に雄ねじと雌ねじと
の関係になるように形成した方が、接触面の圧力のかけ
方が容易になるので望ましい。
【0034】図7〜図10はカバー及びチャンバーの要
部を示す。図7はカバーの平面図、図8は図7のVII
I−VIII線からみた断面図、図9はチャンバーのI
X−IX線の断面図、図10は図9のX−X線の断面図
である。
【0035】図7及び図8において、40は一端が閉塞
された筒状のカバーで、円周上を例えば図示のように8
分割し、分割した外周の円弧部及び閉塞された上面部に
ひとつ置きにチャンバー1の内壁面に延びたフィン状の
突起部40a、40bが形成されている。そして、突起
部40aはカバー40の軸方向に複数段設けられてい
る。また、突起部40bはカバー40の外周と中心との
間に複数個設けられている。
【0036】図9及び図10において、41は円筒状の
チャンバーで、カバー40に対応して円周上を8分割
し、カバー40の突起部40a、40bが存在しない部
分にカバー40に対向する側に延びたフィン状の突起部
41a、41bが形成されている。そして、突起部41
aはチャンバー41の軸方向に複数段設けられている。
また、突起部41bはチャンバー41の中心側に向かっ
て複数個設けられている。
【0037】このように形成したカバー40の各突起部
40a、40bとチャンバー41の各突起部41a、4
1bとが衝突しないようにカバー40をチャンバー4に
挿入する。そして、突起部40a、40bと突起部41
a、41bとが対向する位置まで回転して、両突起部4
0a、40b及び41a、41bを噛み合わせ当接させ
る。このように、円周上を8分割した場合は、カバー4
0を45度(360度/8)回転させるだけで、カバー
40とチャンバー41との組み合わせができる。カバー
40及びチャンバー41の円周上の分割は、4分割以上
であればよい。この結果、カバー40からチャンバー4
1への熱伝達が効率よく行われるとともに、メンテナン
ス性も向上させることができる。
【0038】実施例5. 図11は実施例5の構成を示す断面図である。1〜9、
11、12は従来のものと同様である。42はカソード
電極4とチャンバー1の内壁面の間に配置した金属から
なる堆積防止部材で、所定の輻射率を有する。43は堆
積防止部材42のチャンバー1の内壁面側に密着した堆
積防止部材で、セラミックス、石英又は金属酸化物のよ
うな耐熱性を有する絶縁物で構成されている。なお、両
堆積防止部材42、43でカバー44を構成している。
一般的に輻射率は金属より絶縁物の方が大きい。例え
ば、200℃近辺におけるアルミニウムの輻射率は0.
04程度であるが、アルミニウムの酸化した面は0.7
程度である。
【0039】また、堆積防止部材43をセラミックス又
は石英とし、堆積防止部材43に金属をコーティングし
た金属コーティング部材を堆積防止部材42とした構成
にすることもできる。なお、セラミックス及び石英の輻
射率が室温付近で0.9以上であるのに対して、多くの
金属の輻射率は0.1以下である。
【0040】以上の構成によれば、チャンバー1の内壁
面に対向した堆積防止部材43の輻射率がカソード電極
4側の堆積防止部材42の輻射率より大きくなるので、
半導体基板9への熱輻射を低く抑えることができる。
【0041】一般に、固体表面から輻射により放出され
る全エネルギーQは、数1式のとおりである。
【0042】
【数1】
【0043】ここで、Aは固体の表面積[m]、εは
輻射率、Tは温度[゜K]である。カバー44の温度
は、接触による熱伝導を無視すれば、プラズマ11の照
射によってカバー44が受け取るエネルギーと、数1の
式の輻射エネルギーのチャンバー1の内壁及び半導体基
板9が受け取るエネルギーとが等しくなる所で熱平衡に
達する。したがって、半導体基板9が受け取るエネルギ
ーを小さくするためには、カバー44の半導体基板9に
対向する堆積防止部材42の輻射率を低減し、チャンバ
ー1の内壁面に対向する堆積防止部材43の輻射率を増
大させることが有効である。これによって、半導体基板
9のエッチング中及び温度制御がなされていない状態で
の温度上昇を抑制できる。
【0044】実施例6. 図12は実施例6の構成を示す断面図である。図12に
おいて、1〜9、11、12は従来のものと同様であ
る。45はカソード電極4とチャンバー1の内壁面との
間に配置したカバーで、チャンバー1の内壁面に対向し
た第1の面45aの仕上げがカソード電極4に対向した
第2の面45bの平滑な面の仕上げより粗くて凹凸の激
しい粗面状態に加工してある。
【0045】一般に、輻射率と輻射線の吸収率とは同一
の値になる。数1の式に示したように固体の表面積Aが
大きいほど吸収エネルギーが増大する。したがって、第
1の面45aを粗面状態にしたので、チャンバー1の内
壁面に吸収されるエネルギーが増大し、カバー45の温
度が低減される。この結果、カバー45から半導体基板
9への熱輻射が低減される。
【0046】実施例7. 図13は実施例7の構成を示す断面図である。図13に
おいて、1〜9、11、12は従来のものと同様であ
る。46はチャンバー1の内壁面とカソード電極4との
間に配置されたカバー、47は端部47aが露出するよ
うにカバー46の内部に埋設された放熱部材で、熱伝導
性に優れた金属材料が使用されている。なお、放熱部材
47の端部47aをチャンバー1に接続して、チャンバ
ー1を通して熱放散を行う。この場合には、チャンバー
1を冷凍機などで温度調節する。又は端部47aをチャ
ンバー1の外部に引き出して、直接チャンバー1の外部
に熱放散させる。
【0047】図14は放熱部材47を線状として格子状
にカバー46に埋設したものである。図15は放熱部材
47を板状としてカバー46に埋設したものである。
【0048】このように、プラズマ11の発生に伴って
カバー46に蓄積しようとする熱を放熱部材47を通し
て外部へ放熱させることによって、カバー46の温度上
昇が抑制されるので、半導体基板9への熱輻射が低減さ
れる。
【0049】実施例8. 図16は実施例8の構成を示す断面図である。図16に
おいて、2〜12は従来のものと同様である。48はチ
ャンバーで、壁部材49と壁部材49の内壁側に密着し
た壁部材50とで構成されている。壁部材50の輻射率
は壁部材49の輻射率より大きい材質のもので形成され
ている。例えば、壁部材49を金属とし、壁部材50が
壁部材49の表面を酸化処理して形成した酸化被膜とす
る。また、壁部材49に対して、壁部材50を絶縁物を
コーティングしたコーティング膜としてもよい。絶縁物
としてカーボンブラックなどが利用できる。
【0050】輻射率は輻射線の吸収率に等しいので、輻
射率の大きい材質ほど輻射エネルギーを受けたときの吸
収性に優れている。したがって、金属からなる壁部材4
9の内壁側に絶縁物の壁部材50を配置することによっ
て、カバー10から放出されるエネルギーは、輻射率の
高いチャンバー48の壁部材50に効率よく吸収される
ので、カバー10に戻るエネルギーが減少する。この結
果、カバー10の温度上昇が低減されて半導体基板9の
温度上昇を抑制する。
【0051】実施例9. 実施例1では図1において、ペルティエ効果を利用した
半導体冷却素子13で吸熱反応を起こしてカバー10に
蓄積する熱量を低減させるようにしたが、半導体基板9
の表面処理に先立ってカバー10のドライクリーニング
することにも適用できる。
【0052】例えば、シリコン酸化膜のエッチングの場
合には、CHF、CF、Cなどのガスプラズ
マで半導体基板9の処理を行うので、カバー10にCx
Fy系の堆積膜が付着する。CxFy系の堆積膜が付着
した場合には付着面の輻射率が増大し、半導体基板9の
温度上昇を引き起こす。そこで、CxFy系の堆積膜を
除去するために、半導体基板9の表面処理を行う前に、
、NFなどのガスプラズマを用いたドライクリー
ニングが行われる。
【0053】CxFy系の堆積膜が付着したカバー10
の温度が高いほど離脱が促進される。そこで、図1の構
成において、半導体基板9に対する表面処理を行う場合
とは逆方向の電流をペルティエ効果を利用した半導体冷
却素子13に流して発熱反応を起こすことによって、カ
バー10の温度を上昇させる。これによって、CxFy
系の堆積膜を効率よく除去することができるので、半導
体基板9の表面処理を行うときにカバー10からの輻射
率を低減することができる。
【0054】実施例10. 実施例9では、ドライクリーニングを行うときにペルテ
ィエ効果を利用した半導体冷却素子13を利用したもの
について説明したが、堆積膜の除去効率を向上させるこ
とのみを目的とした場合には、ヒーターでカバー10を
加熱しても同様の効果が期待される。
【0055】
【発明の効果】請求項の発明では、カバーを第1の輻
射率を有する第1の堆積防止部材と、第1の熱輻射率よ
り小さい第2の輻射率を有する第2の堆積防止部材とで
構成したことによって、輻射率の大きい第1の堆積防止
部材からチャンバーの内壁面側への熱輻射が、第2の堆
積防止部材から半導体基板9への熱輻射より多くなる。
したがって、半導体基板に対するカバーからの熱輻射の
影響が減少して半導体基板の温度上昇が抑制されるた
め、フォトレジストの変質を防止でき安定した処理を行
うことができる。また、第1の堆積防止部材を耐熱性の
絶縁物で構成し、第2の堆積防止部材を第1の堆積防止
部材に金属をコーティングしたコーティング被膜で構成
したことによって、第1の堆積防止部材からの熱輻射を
第2の堆積防止部材からの熱輻射より大きくすることに
よって、半導体基板に対するカバーからの熱輻射の影響
が減少して半導体基板の温度上昇が抑制されるため、フ
ォトレジストの変質を防止でき安定した処理を行うこと
ができる。
【0056】請求項の発明では、カバーのチャンバー
の内壁面に対向した面の仕上げをカソード電極に対向し
た面の仕上げより粗くしたことによって、カバーの内壁
面に対向したカバーの面からの熱輻射が大きくなり、カ
バーから半導体基板への熱輻射が小さくなるので、半導
体基板に対するカバーからの熱輻射の影響が減少して半
導体基板の温度上昇が抑制されるため、フォトレジスト
の変質を防止でき安定した処理を行うことができる。
【0057】請求項の発明では、カバーを構成した部
材より熱伝導性の高い金属からなる放熱部材を一部が露
出するようにカバーに埋設し、放熱部材の露出した部分
からチャンバーの外部へ放熱させるようにしたことによ
って、カバーの温度上昇が抑制されてカバーから半導体
基板への熱輻射が小さくなるので、半導体基板に対する
カバーからの熱輻射の影響が減少して半導体基板の温度
上昇が抑制されるため、フォトレジストの変質を防止で
き安定した処理を行うことができる。
【0058】請求項の発明では、チャンバーの内壁を
第1の輻射率を有する第1の内壁部材と、カバー側に配
置された第1の輻射率より大きい第2の輻射率を有する
第2の内壁部材とで構成して、カバーからの輻射エネル
ギーを第2の内壁部材が吸収しやすくしたことによっ
て、カバーから半導体基板への熱輻射が小さくなるの
で、半導体基板に対するカバーからの熱輻射の影響が減
少して半導体基板の温度上昇が抑制されるため、フォト
レジストの変質を防止でき安定した処理を行うことがで
きる。
【0059】請求項の発明では、請求項において、
第1の内壁部材を金属で構成し、第2の内壁部材を金属
の酸化被膜で構成したことによって、カバーからの輻射
エネルギーを第2の内壁部材が吸収しやすくしたことに
よって、カバーから半導体基板への熱輻射が小さくなる
ので、半導体基板に対するカバーからの熱輻射の影響が
減少して半導体基板の温度上昇が抑制されるため、フォ
トレジストの変質が防止でき安定した処理を行うことが
できる。
【0060】請求項の発明では、請求項において、
第1の内壁部材を金属で構成し、第2の内壁部材を第1
の内壁部材の表面にコーティングした絶縁部材で構成し
て、カバーからの輻射エネルギーを第2の内壁部材が吸
収しやすくしたことによって、カバーから半導体基板へ
の熱輻射が小さくなるので、半導体基板に対するカバー
からの熱輻射の影響が減少して半導体基板の温度上昇が
抑制されるため、フォトレジストの変質が防止でき安定
した処理を行うことができる。
【0061】請求項の発明では、請求項において、
絶縁部材をカーボンブラックとしたことによって、カバ
ーからの輻射エネルギーを第2の内壁部材が吸収しやす
くしたことによって、カバーから半導体基板への熱輻射
が小さくなるので、半導体基板に対するカバーからの熱
輻射の影響が減少して半導体基板の温度上昇が抑制され
るため、フォトレジストの変質を防止でき安定した処理
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】 実施例1の要部を示す説明図である。
【図3】 実施例1の要部を示す説明図である。
【図4】 発明の実施例2を示す断面図である。
【図5】 発明の実施例3を示す断面図である。
【図6】 発明の実施例4を示す断面図である。
【図7】 図6のカバーを示す平面図である。
【図8】 図7のVIII−VIII線の断面図であ
る。
【図9】 図6のIX−IX線の断面図である。
【図10】 図9のX−X線の断面図である。
【図11】 発明の実施例5を示す構成図である。
【図12】 発明の実施例6を示す構成図である。
【図13】 発明の実施例7を示す構成図である。
【図14】 図13の要部を示す斜視図である。
【図15】 図13の要部を示す斜視図である。
【図16】 発明の実施例8を示す構成図である。
【図17】 従来の半導体処理装置の断面図である。
【符号の説明】
1,48 チャンバー、4 カソード電極、9 半導体
基板、10,39,44,45,46 カバー、11
プラズマ、13 半導体冷却素子、28,29 配管、
34,37 冷却空気供給手段、38 内壁、38a,
39a 突起部、42,43 堆積防止部材、45a
第1の面、45b 第2の面、47 放熱部材、49,
50 壁部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 哲夫 伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機株式 会社 ユー・エル・エス・アイ開発研究 所内 (72)発明者 丸山 隆弘 伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機株式 会社 ユー・エル・エス・アイ開発研究 所内 (72)発明者 楠見 嘉宏 伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機株式 会社 ユー・エル・エス・アイ開発研究 所内 (72)発明者 木村 肇 伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機株式 会社 ユー・エル・エス・アイ開発研究 所内 (72)発明者 寺谷 昭美 伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機株式 会社 ユー・エル・エス・アイ開発研究 所内 (56)参考文献 特開 平4−209528(JP,A) 特開 平6−216045(JP,A) 特開 平2−250325(JP,A) 特開 平5−29448(JP,A) 特開 昭63−253629(JP,A) 実開 平5−19353(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3065 H01L 21/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバー内のカソード電極に高周波電
    力を供給してプラズマを発生させて上記カソード電極に
    保持した半導体基板の表面処理を行い、上記カソード電
    極と上記チャンバーの内壁面との間に該内壁面と所定の
    間隔をあけて該チャンバーの内壁面全体を実質的に覆う
    カバーを設け、上記チャンバーの内壁面への反応生成物
    の堆積を防止するようにした半導体処理装置において、
    上記カバーは上記チャンバーの内壁面に対向した側に配
    置した第1の輻射率を有する第1の堆積防止部材と、こ
    の第1の堆積防止部材に密着して上記第1の堆積防止部
    材の上記カソード電極側に配置され上記第1の輻射率よ
    り低い第2の輻射率を有する第2の堆積防止部材とで構
    成され、上記第1の堆積防止部材は耐熱性の絶縁物から
    成り、上記第2の堆積防止部材は上記第1の堆積防止部
    材の上記カソード電極側に金属をコーティングしたコー
    ティング被膜から成ることを特徴とする半導体処理装
    置。
  2. 【請求項2】 チャンバー内のカソード電極に高周波電
    力を供給してプラズマを発生させて上記カソード電極に
    保持した半導体基板の表面処理を行い、上記カソード電
    極と上記チャンバーの内壁面との間にカバーを設けて上
    記チャンバーの内壁面への反応生成物の堆積を防止する
    ようにした半導体処理装置において、上記カバーは上記
    チャンバーの内壁面に対向した第1の面の仕上げが上記
    カソード電極に対向した第2の面の仕上げより粗くなる
    ようにしたことを特徴とする半導体処理装置。
  3. 【請求項3】 チャンバー内のカソード電極に高周波電
    力を供給してプラズマを発生させて上記カソード電極に
    保持した半導体基板の表面処理を行い、上記カソード電
    極と上記チャンバーの内壁面との間にカバーを設けて上
    記チャンバーの内壁面への反応生成物の堆積を防止する
    ようにした半導体処理装置において、上記カバーを構成
    した部材より熱伝導性の高い金属からなる放熱部材を一
    部が露出するように上記カバーに埋設し、上記放熱部材
    の露出した部分から上記チャンバーの外部へ放熱させる
    ように構成したことを特徴とする半導体処理装置。
  4. 【請求項4】 チャンバー内のカソード電極に高周波電
    力を供給してプラズマを発生させて上記カソード電極に
    保持した半導体基板の表面処理を行い、上記カソード電
    極と上記チャンバーの内壁面との間にカバーを設けて上
    記チャンバーの内壁面への反応生成物の堆積を防止する
    ようにした半導体処理装置において、上記チャンバーの
    内壁は第1の輻射率を有する第1の壁部材と、この第1
    の内壁部材に密着して上記第1の壁部材の上記カバー側
    に配置され上記第1の輻射率より大きい第2の輻射率を
    有する第2の壁部材とで構成されていることを特徴とす
    る半導体処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項において、第1の壁部材は金属
    で構成し、第2の壁部材は上記金属を酸化処理した酸化
    被膜で構成したことを特徴とする半導体処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項において、第1の壁部材は金属
    で構成し、第2の壁部材は上記金属のカバー側の表面に
    コーティングした絶縁部材で構成したことを特徴とする
    半導体処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項において、絶縁部材はカーボン
    ブラックであることを特徴とする半導体処理装置。
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