JP3380273B2 - 着信通知システム及び着信通知システムに用いられる代表受信装置 - Google Patents
着信通知システム及び着信通知システムに用いられる代表受信装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、着信通知システムに関
し、例えば、ISDN(Integrated Ser
vices Digital Network)ファク
シミリ装置、電話機およびパーソナルコンピュータ(以
下、パソコンと呼ぶ)等により構成される着信通知シス
テムに関する。
し、例えば、ISDN(Integrated Ser
vices Digital Network)ファク
シミリ装置、電話機およびパーソナルコンピュータ(以
下、パソコンと呼ぶ)等により構成される着信通知シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の着信通知システムとしては、例え
ば、発信側から指定された内線番号で、電話機を呼出し
て着信を通知するようにした特開平2−185157号
公報、読取手段で読取られた受取人情報により電話機を
呼出して着信を通知するようにした特開昭63−624
69号公報、所定のファクシミリ装置に着信があった場
合、音声メッセージで着信を通知するようにした特開平
3−108951号公報、会議通話回線を使用して発呼
者からの着信通知を音声により通知するようにした特開
昭61−278254号公報、並びに、普通の電話機に
も電子メールのメッセージの着信を通知するようにした
特開平2−246459号公報記載のものが知られてい
る。
ば、発信側から指定された内線番号で、電話機を呼出し
て着信を通知するようにした特開平2−185157号
公報、読取手段で読取られた受取人情報により電話機を
呼出して着信を通知するようにした特開昭63−624
69号公報、所定のファクシミリ装置に着信があった場
合、音声メッセージで着信を通知するようにした特開平
3−108951号公報、会議通話回線を使用して発呼
者からの着信通知を音声により通知するようにした特開
昭61−278254号公報、並びに、普通の電話機に
も電子メールのメッセージの着信を通知するようにした
特開平2−246459号公報記載のものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の着信通知システムにあっては、着信したことの
みを音声メッセージやキャラクタメッセージにより通知
するシステムとなっていたため、着信ユーザは、自分宛
に着信があったということだけしか知ることができなか
った。このため、ユーザは、着信通知からだけでは、そ
の着信のファイル情報を直に出力して確認する必要があ
るものなのか、そうでないものなのか等を判断すること
ができず、着信通知の利便性が悪いといった問題点があ
った。
の従来の着信通知システムにあっては、着信したことの
みを音声メッセージやキャラクタメッセージにより通知
するシステムとなっていたため、着信ユーザは、自分宛
に着信があったということだけしか知ることができなか
った。このため、ユーザは、着信通知からだけでは、そ
の着信のファイル情報を直に出力して確認する必要があ
るものなのか、そうでないものなのか等を判断すること
ができず、着信通知の利便性が悪いといった問題点があ
った。
【0004】そこで、本発明は、着信したファイル情報
に付随した付加情報、すなわちID(発信元の電話番号
や略称)、着信時刻、データの大きさ、タイトル等の情
報を音声に変換してボイスメッセージまたはボイスメー
ルとして着信を通知することにより、着信通知の利便性
を向上することを課題としている。
に付随した付加情報、すなわちID(発信元の電話番号
や略称)、着信時刻、データの大きさ、タイトル等の情
報を音声に変換してボイスメッセージまたはボイスメー
ルとして着信を通知することにより、着信通知の利便性
を向上することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、代表受信装置が個人宛情報を
着信したとき、着信があったことを、予め代表受信装置
に登録されている通信端末に対して通知する着信通知シ
ステムにおいて、少なくとも個人宛情報に対応する、着
ユーザ端末の識別番号及び着ユーザ端末がメール受信可
能である場合にはそのメールアドレスとを記憶する着ユ
ーザ情報登録手段と、前記個人宛情報の着信時、送信元
より送られてきたファイル情報に付随した付加情報を認
識して、音声に変換する音声変換手段と、音声変換手段
によって変換された音声をボイスメッセージまたはボイ
スメールとして着信を通知する着信通知手段とを設け、
前記着信通知手段はボイスメールにより着信を通知しよ
うとする際に着ユーザ端末がボイスメールを受信可能か
判断し、可能な場合にはボイスメールを作成する一方、
可能でない場合にはキャラクタ情報によるメールを作成
して、送信することを特徴としている。
上記課題を解決するため、代表受信装置が個人宛情報を
着信したとき、着信があったことを、予め代表受信装置
に登録されている通信端末に対して通知する着信通知シ
ステムにおいて、少なくとも個人宛情報に対応する、着
ユーザ端末の識別番号及び着ユーザ端末がメール受信可
能である場合にはそのメールアドレスとを記憶する着ユ
ーザ情報登録手段と、前記個人宛情報の着信時、送信元
より送られてきたファイル情報に付随した付加情報を認
識して、音声に変換する音声変換手段と、音声変換手段
によって変換された音声をボイスメッセージまたはボイ
スメールとして着信を通知する着信通知手段とを設け、
前記着信通知手段はボイスメールにより着信を通知しよ
うとする際に着ユーザ端末がボイスメールを受信可能か
判断し、可能な場合にはボイスメールを作成する一方、
可能でない場合にはキャラクタ情報によるメールを作成
して、送信することを特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1の構成に加え、前記着信通知手段が、
個人宛情報の着信を通知する際に該個人に対応する電話
番号を発呼して、着信ユーザ固有の応答確認を認識する
ことを特徴としている。請求項3記載の発明は、上記課
題を解決するため、請求項2の構成に加え、前記着信通
知手段が、電話番号の発呼時に応答確認をとれない場合
は、所定の回数再発呼し、この所定回数の再発呼によっ
ても応答確認がとれない場合は、着信通知を電話による
通知からメールによる通知に切換えることを特徴として
いる。
るため、請求項1の構成に加え、前記着信通知手段が、
個人宛情報の着信を通知する際に該個人に対応する電話
番号を発呼して、着信ユーザ固有の応答確認を認識する
ことを特徴としている。請求項3記載の発明は、上記課
題を解決するため、請求項2の構成に加え、前記着信通
知手段が、電話番号の発呼時に応答確認をとれない場合
は、所定の回数再発呼し、この所定回数の再発呼によっ
ても応答確認がとれない場合は、着信通知を電話による
通知からメールによる通知に切換えることを特徴として
いる。
【0007】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項2の構成に加え、前記着信通知手段が、
着信ユーザ固有の応答確認時に、着信ユーザの電話から
予め登録された単一周波数信号を検出した場合は、留守
番電話であることを認識して着信通知のボイスメッセー
ジを送出させ、確認応答されたものと認識することを特
徴としている。
るため、請求項2の構成に加え、前記着信通知手段が、
着信ユーザ固有の応答確認時に、着信ユーザの電話から
予め登録された単一周波数信号を検出した場合は、留守
番電話であることを認識して着信通知のボイスメッセー
ジを送出させ、確認応答されたものと認識することを特
徴としている。
【0008】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1の構成に加え、送信元より送られてき
たファイル情報に、該情報の時間的な優先度情報が付加
されている場合、着信通知手段が、上記優先度情報に応
じて、電話による通知とメールによる通知の何れかを選
択することを特徴としている。請求項6記載の発明は、
上記課題を解決するため、請求項1の構成に加え、前記
代表受信装置により受信されたファクシミリ画情報を出
力可能なプリンタを設け、受信した情報がファクシミリ
の画情報であり着信通知があった場合、着信通知先の電
話機が、前記プリンタに出力するか前記個人別の通信端
末に転送するかの選択指令を入力する入力手段を有する
ことを特徴としている。請求項7記載の発明は、上記課
題を解決するため、個人宛情報を着信したとき、着信が
あったことを、予め登録されている通信端末に対して通
知する代表受信装置において、少なくとも個人宛情報に
対応する、着ユーザ端末の識別番号及び着ユーザ端末が
メール受信可能である場合にはそのメールアドレスとを
記憶する着ユーザ情報登録手段と、前記個人宛情報の着
信時、送信元より送られてきたファイル情報に付随した
付加情報を認識して、音声に変換する音声変換手段と、
音声変換手段によって変換された音声をボイスメッセー
ジまたはボイスメールとして着信を通知する着信通知手
段とを設け、前記着信通知手段はボイスメールにより着
信を通知しようとする際に着ユーザ端末がボイスメール
を受信可能か判断し、可能な場合にはボイスメールを作
成する一方、可能でない場合にはキャラクタ情報による
メールを作成して、送信することを特徴としている。
るため、請求項1の構成に加え、送信元より送られてき
たファイル情報に、該情報の時間的な優先度情報が付加
されている場合、着信通知手段が、上記優先度情報に応
じて、電話による通知とメールによる通知の何れかを選
択することを特徴としている。請求項6記載の発明は、
上記課題を解決するため、請求項1の構成に加え、前記
代表受信装置により受信されたファクシミリ画情報を出
力可能なプリンタを設け、受信した情報がファクシミリ
の画情報であり着信通知があった場合、着信通知先の電
話機が、前記プリンタに出力するか前記個人別の通信端
末に転送するかの選択指令を入力する入力手段を有する
ことを特徴としている。請求項7記載の発明は、上記課
題を解決するため、個人宛情報を着信したとき、着信が
あったことを、予め登録されている通信端末に対して通
知する代表受信装置において、少なくとも個人宛情報に
対応する、着ユーザ端末の識別番号及び着ユーザ端末が
メール受信可能である場合にはそのメールアドレスとを
記憶する着ユーザ情報登録手段と、前記個人宛情報の着
信時、送信元より送られてきたファイル情報に付随した
付加情報を認識して、音声に変換する音声変換手段と、
音声変換手段によって変換された音声をボイスメッセー
ジまたはボイスメールとして着信を通知する着信通知手
段とを設け、前記着信通知手段はボイスメールにより着
信を通知しようとする際に着ユーザ端末がボイスメール
を受信可能か判断し、可能な場合にはボイスメールを作
成する一方、可能でない場合にはキャラクタ情報による
メールを作成して、送信することを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、個人宛情報の着信
時、送信元より送られてきたファイル情報に付随した付
加情報が認識されて音声に変換され、ボイスメッセージ
またはボイスメールにより着信が着ユーザに通知され
る。したがって、着ユーザは、着呼があったこと以外に
も種々の情報を着信通知の時点で認識することが可能に
なる。
時、送信元より送られてきたファイル情報に付随した付
加情報が認識されて音声に変換され、ボイスメッセージ
またはボイスメールにより着信が着ユーザに通知され
る。したがって、着ユーザは、着呼があったこと以外に
も種々の情報を着信通知の時点で認識することが可能に
なる。
【0010】請求項2記載の発明では、請求項1の作用
に加え、個人宛情報の着信を通知する際に該個人に対応
する電話番号が発呼されて、着信ユーザ固有の応答確認
により着信通知が認識され、着ユーザに確実に着信が通
知される。請求項3記載の発明では、請求項2の作用に
加え、着信通知時に所定の回数再発呼し、この所定回数
の再発呼によっても応答確認がとれない場合は、着信通
知が電話による通知からメールによる通知に切換えられ
る。したがって、着ユーザに対して効率良く着信が通知
される。
に加え、個人宛情報の着信を通知する際に該個人に対応
する電話番号が発呼されて、着信ユーザ固有の応答確認
により着信通知が認識され、着ユーザに確実に着信が通
知される。請求項3記載の発明では、請求項2の作用に
加え、着信通知時に所定の回数再発呼し、この所定回数
の再発呼によっても応答確認がとれない場合は、着信通
知が電話による通知からメールによる通知に切換えられ
る。したがって、着ユーザに対して効率良く着信が通知
される。
【0011】請求項4記載の発明では、請求項2の作用
に加え、着信通知時に、相手方が留守番電話であった場
合、着信通知のボイスメッセージが送出れ、確認応答さ
れたものと認識される。したがって、着ユーザに効率良
く着信が通知される。請求項5記載の発明では、請求項
1の作用に加え、送信元より送られてきたファイル情報
に、該情報の時間的な優先度情報が付加されている場
合、上記優先度情報に応じて電話による通知とメールに
よる通知の何れかが選択され、この結果、着ユーザの仕
事の効率が向上する。
に加え、着信通知時に、相手方が留守番電話であった場
合、着信通知のボイスメッセージが送出れ、確認応答さ
れたものと認識される。したがって、着ユーザに効率良
く着信が通知される。請求項5記載の発明では、請求項
1の作用に加え、送信元より送られてきたファイル情報
に、該情報の時間的な優先度情報が付加されている場
合、上記優先度情報に応じて電話による通知とメールに
よる通知の何れかが選択され、この結果、着ユーザの仕
事の効率が向上する。
【0012】請求項6記載の発明では、請求項1の作用
に加え、受信した情報がファクシミリの画情報であり着
信通知があった場合、着信通知先の電話機が、前記プリ
ンタに出力するか前記個人別の通信端末に転送するかを
選択指令することが可能になり、この結果、着ユーザの
仕事の効率が向上する。請求項7記載の発明では、個人
宛情報の着信時、送信元より送られてきたファイル情報
に付随した付加情報が認識されて音声に変換され、ボイ
スメッセージまたはボイスメールにより着信が着ユーザ
に通知される。したがって、着ユーザは、着呼があった
こと以外にも種々の情報を着信通知の時点で認識するこ
とが可能になる。
に加え、受信した情報がファクシミリの画情報であり着
信通知があった場合、着信通知先の電話機が、前記プリ
ンタに出力するか前記個人別の通信端末に転送するかを
選択指令することが可能になり、この結果、着ユーザの
仕事の効率が向上する。請求項7記載の発明では、個人
宛情報の着信時、送信元より送られてきたファイル情報
に付随した付加情報が認識されて音声に変換され、ボイ
スメッセージまたはボイスメールにより着信が着ユーザ
に通知される。したがって、着ユーザは、着呼があった
こと以外にも種々の情報を着信通知の時点で認識するこ
とが可能になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図4は本発明に係る着信通知システムの一実施例を
示す図である。まず、構成を説明する。図1において、
着信通知システム20は、ISDN内線PBX(Pri
vate Branch Exchange)21、I
SDN・G4代表ファクシミリ送受信装置22、ISD
N・I/F(インタフェース)のプリンタ23、個人用
のISDN電話24、ファクシミリ機能とISDN・I
/F(インタフェース)付きの個人用のパソコン(図中
はPCとする)25等から構成される。
1〜図4は本発明に係る着信通知システムの一実施例を
示す図である。まず、構成を説明する。図1において、
着信通知システム20は、ISDN内線PBX(Pri
vate Branch Exchange)21、I
SDN・G4代表ファクシミリ送受信装置22、ISD
N・I/F(インタフェース)のプリンタ23、個人用
のISDN電話24、ファクシミリ機能とISDN・I
/F(インタフェース)付きの個人用のパソコン(図中
はPCとする)25等から構成される。
【0014】ISDN内線PBX21はダイレクトダイ
ヤルインにより、外線からの着信時、着IDにより直接
内線に接続可能としている。また、着信時にその呼が電
話かファクシミリかの認識を行い、ファクシミリであれ
ば、自動的に代表ファクシミリ送受信装置22に接続す
る機能を有する。ISDN内線PBX21の内線側には
代表ファクシミリ送受信装置22の他にプリンタ23、
電話24、パソコン25が接続されている。電話24お
よびPC25は、各個人に対して割当てられている。
ヤルインにより、外線からの着信時、着IDにより直接
内線に接続可能としている。また、着信時にその呼が電
話かファクシミリかの認識を行い、ファクシミリであれ
ば、自動的に代表ファクシミリ送受信装置22に接続す
る機能を有する。ISDN内線PBX21の内線側には
代表ファクシミリ送受信装置22の他にプリンタ23、
電話24、パソコン25が接続されている。電話24お
よびPC25は、各個人に対して割当てられている。
【0015】代表ファクシミリ送受信装置22の機能ブ
ロック構成図は、例えば図2のように示される。図2に
おいて、代表ファクシミリ送受信装置22は、通常のフ
ァクシミリ装置が有する構成、すなわち、システム制御
部1、符号/復号化部2、入力部3、ファクシミリ通信
制御部9、記憶装置11等を備えている。また、代表フ
ァクシミリ送受信装置22は、着ユーザ情報登録手段と
しての着ユーザ情報登録部4、着信ファイル情報認識/
音声変換部5、メール生成送出部6、ユーザ応答認識/
周波数検出部7、パスワード/出力先指示認識部8、I
SDN・I/F制御部10を備えている。
ロック構成図は、例えば図2のように示される。図2に
おいて、代表ファクシミリ送受信装置22は、通常のフ
ァクシミリ装置が有する構成、すなわち、システム制御
部1、符号/復号化部2、入力部3、ファクシミリ通信
制御部9、記憶装置11等を備えている。また、代表フ
ァクシミリ送受信装置22は、着ユーザ情報登録手段と
しての着ユーザ情報登録部4、着信ファイル情報認識/
音声変換部5、メール生成送出部6、ユーザ応答認識/
周波数検出部7、パスワード/出力先指示認識部8、I
SDN・I/F制御部10を備えている。
【0016】着ユーザ情報登録部4には、ファクシミリ
の着信時にその着IDに対応する着信ユーザの電話24
の番号、パソコン25の番号、ユーザの応答確認用ID
等が登録されてる。着信ファイル情報認識/音声変換部
5は、ファクシミリの着信時にそれに付随する情報(発
信元ID、時刻、ページ数、タイトル等)を認識して音
声に変換する。メール生成部6は、パソコン25に送出
するための電子メール(ボイスメール)を生成するもの
であり、ユーザ応答認識/周波数検出部7は、着信通知
後に電話またはパソコンからの応答信号を認識し、また
留守番電話の周波数を登録、検出するものである。パス
ワード/出力先指示認識部8は、着信ファイルの出力先
指示、パスワード認識を行い所定のアクションを取るも
のである。
の着信時にその着IDに対応する着信ユーザの電話24
の番号、パソコン25の番号、ユーザの応答確認用ID
等が登録されてる。着信ファイル情報認識/音声変換部
5は、ファクシミリの着信時にそれに付随する情報(発
信元ID、時刻、ページ数、タイトル等)を認識して音
声に変換する。メール生成部6は、パソコン25に送出
するための電子メール(ボイスメール)を生成するもの
であり、ユーザ応答認識/周波数検出部7は、着信通知
後に電話またはパソコンからの応答信号を認識し、また
留守番電話の周波数を登録、検出するものである。パス
ワード/出力先指示認識部8は、着信ファイルの出力先
指示、パスワード認識を行い所定のアクションを取るも
のである。
【0017】ここで、本実施例の着信通知システムは、
代表ファクシミリ送受信装置22が本願の代表受信装置
を構成し、代表受信装置が個人宛情報を着信したとき、
着信があったことを、予め代表受信装置に登録されてい
る個人別の電話または個人別のメール受信可能な通信端
末に対して通知するシステムである。そして、着信ファ
イル情報認識/音声変換部5が、本願の音声変換手段を
兼用し、前記個人宛情報の着信時、送信元より送られて
きたファイル情報に付随した付加情報(送信元ID、着
信時刻、大きさ(ページ数)、タイトル等のキャラクタ
情報)を認識して、音声に変換するものであり、また、
着信ファイル情報認識/音声変換部5はユーザ応答認識
/周波数検出部7と共に、本願の着信通知手段を構成
し、音声変換手段によって変換された音声によりボイス
メッセージまたはボイスメールとして着信を通知するも
のである。
代表ファクシミリ送受信装置22が本願の代表受信装置
を構成し、代表受信装置が個人宛情報を着信したとき、
着信があったことを、予め代表受信装置に登録されてい
る個人別の電話または個人別のメール受信可能な通信端
末に対して通知するシステムである。そして、着信ファ
イル情報認識/音声変換部5が、本願の音声変換手段を
兼用し、前記個人宛情報の着信時、送信元より送られて
きたファイル情報に付随した付加情報(送信元ID、着
信時刻、大きさ(ページ数)、タイトル等のキャラクタ
情報)を認識して、音声に変換するものであり、また、
着信ファイル情報認識/音声変換部5はユーザ応答認識
/周波数検出部7と共に、本願の着信通知手段を構成
し、音声変換手段によって変換された音声によりボイス
メッセージまたはボイスメールとして着信を通知するも
のである。
【0018】また、上記のように構成される着信通知手
段は、個人宛情報の着信を通知する際にこの個人に対応
する電話番号を発呼して、着信ユーザ固有の応答確認を
認識する。さらに、着信通知手段は、電話番号の発呼時
に応答確認をとれない場合は、所定の回数再発呼し、こ
の所定回数の再発呼によっても応答確認がとれない場合
は、着信通知を電話による通知からメールによる通知に
切換える。
段は、個人宛情報の着信を通知する際にこの個人に対応
する電話番号を発呼して、着信ユーザ固有の応答確認を
認識する。さらに、着信通知手段は、電話番号の発呼時
に応答確認をとれない場合は、所定の回数再発呼し、こ
の所定回数の再発呼によっても応答確認がとれない場合
は、着信通知を電話による通知からメールによる通知に
切換える。
【0019】さらにまた、着信通知手段は、着信ユーザ
固有の応答確認時に、着信ユーザの電話から予め登録さ
れた単一周波数信号を検出した場合は、留守番電話であ
ることを認識して着信通知のボイスメッセージを送出さ
せ、確認応答されたものと認識する。またさらに、送信
元より送られてきたファイル情報に、この情報の時間的
な優先度情報が付加されている場合、着信通知手段は、
上記優先度情報に応じて、電話による通知とメールによ
る通知の何れかを選択するものである。
固有の応答確認時に、着信ユーザの電話から予め登録さ
れた単一周波数信号を検出した場合は、留守番電話であ
ることを認識して着信通知のボイスメッセージを送出さ
せ、確認応答されたものと認識する。またさらに、送信
元より送られてきたファイル情報に、この情報の時間的
な優先度情報が付加されている場合、着信通知手段は、
上記優先度情報に応じて、電話による通知とメールによ
る通知の何れかを選択するものである。
【0020】さらにまた、上記プリンタ23は、代表フ
ァクシミリ送受信装置22により受信されたファクシミ
リ画情報を出力可能であり、また代表ファクシミリ送受
信装置22にも印字出力機能があり、本願のプリンタ
は、本実施例ではプリンタ23と代表ファクシミリ送受
信装置22の印字出力部の両方を指すものとする。そし
て、受信した情報がファクシミリの画情報であり着信通
知があった場合、着信通知先の電話24は、プリンタ2
3または代表ファクシミリ送受信装置22またはパソコ
ン25に転送するかの選択指令を入力する入力手段を有
しており、具体的には、PBトーンにより指令する。
ァクシミリ送受信装置22により受信されたファクシミ
リ画情報を出力可能であり、また代表ファクシミリ送受
信装置22にも印字出力機能があり、本願のプリンタ
は、本実施例ではプリンタ23と代表ファクシミリ送受
信装置22の印字出力部の両方を指すものとする。そし
て、受信した情報がファクシミリの画情報であり着信通
知があった場合、着信通知先の電話24は、プリンタ2
3または代表ファクシミリ送受信装置22またはパソコ
ン25に転送するかの選択指令を入力する入力手段を有
しており、具体的には、PBトーンにより指令する。
【0021】次に、図3および図4を参照しつつ作用を
説明する。なお、図4中のS1〜S14はフローチャート
の各ステップを表している。まず、図3に示すように、
発信側からの呼をISDN内線PBX21で受付ける。
ISDN内線PBX21の呼制御情報(BC、HLC
等)から、これがG4ファクシミリであると認識した場
合、内線側で代表送受信装置22に発呼して外線の呼を
代表送受信装置22に接続する。一方、ファクシミリで
ないと判断された場合には、着IDに従って内線側の電
話24やパソコン25に接続する。このとき、内線での
発呼は外線からの着呼と同じ情報を用いる。この動作
は、図4のフローチャートのS1〜S4に示される。
説明する。なお、図4中のS1〜S14はフローチャート
の各ステップを表している。まず、図3に示すように、
発信側からの呼をISDN内線PBX21で受付ける。
ISDN内線PBX21の呼制御情報(BC、HLC
等)から、これがG4ファクシミリであると認識した場
合、内線側で代表送受信装置22に発呼して外線の呼を
代表送受信装置22に接続する。一方、ファクシミリで
ないと判断された場合には、着IDに従って内線側の電
話24やパソコン25に接続する。このとき、内線での
発呼は外線からの着呼と同じ情報を用いる。この動作
は、図4のフローチャートのS1〜S4に示される。
【0022】次いで、S4で、代表送受信装置22が接
続されると、S5で、ファクシミリを受信して受信ファ
イルを記憶装置11に蓄積し、これに付随した付加情報
(例えば、UUIで通知される)を着信ファイル情報認
識/音声変換部5で解析後に音声変換して、記憶装置1
1に蓄積する。また、付加情報を着信ファイル情報認識
/音声変換部5で解析時に着信通知の優先度情報も認識
する。S6で、着信通知優先度情報が有れば、S7に進
み、なければS8に進む。S7では、優先度が高ければS
8に進み、低ければS14に進む。S8では、着信ファイル
情報認識/音声変換部5が呼の終了後の着信通知を行う
べく、受信時の着IDに対応する着ユーザの電話番号を
着ユーザ情報登録部4で検索後、内線で着ユーザの電話
に発呼を行い、記憶装置11に蓄積されている音声メッ
セージで着信通知を行う。
続されると、S5で、ファクシミリを受信して受信ファ
イルを記憶装置11に蓄積し、これに付随した付加情報
(例えば、UUIで通知される)を着信ファイル情報認
識/音声変換部5で解析後に音声変換して、記憶装置1
1に蓄積する。また、付加情報を着信ファイル情報認識
/音声変換部5で解析時に着信通知の優先度情報も認識
する。S6で、着信通知優先度情報が有れば、S7に進
み、なければS8に進む。S7では、優先度が高ければS
8に進み、低ければS14に進む。S8では、着信ファイル
情報認識/音声変換部5が呼の終了後の着信通知を行う
べく、受信時の着IDに対応する着ユーザの電話番号を
着ユーザ情報登録部4で検索後、内線で着ユーザの電話
に発呼を行い、記憶装置11に蓄積されている音声メッ
セージで着信通知を行う。
【0023】次いでS9で、着ユーザからの固有の応答
確認があればS10に進み、なければS11に進んで応答確
認できるまで所定回数のN回再発呼する。すなわち通常
はここで、電話により着信通知メッセージを確認した着
ユーザが固有のPBトーン等で応答するが、電話がつな
がらなかった場合等で応答が返らなかった時は、所定の
回数のN回まで再発呼する。S11で、所定回数再発呼し
ても応答確認を認識できない場合は、S14に進み、着信
通知の手段を電話から電子メールに切換える。このと
き、着ユーザのメールアドレスは着ユーザ情報登録部4
で検索して、パソコン25が音声メールを扱えるか否か
によりメール生成送出部6で音声データまたはキャラク
タ情報に変換して送出する。
確認があればS10に進み、なければS11に進んで応答確
認できるまで所定回数のN回再発呼する。すなわち通常
はここで、電話により着信通知メッセージを確認した着
ユーザが固有のPBトーン等で応答するが、電話がつな
がらなかった場合等で応答が返らなかった時は、所定の
回数のN回まで再発呼する。S11で、所定回数再発呼し
ても応答確認を認識できない場合は、S14に進み、着信
通知の手段を電話から電子メールに切換える。このと
き、着ユーザのメールアドレスは着ユーザ情報登録部4
で検索して、パソコン25が音声メールを扱えるか否か
によりメール生成送出部6で音声データまたはキャラク
タ情報に変換して送出する。
【0024】また、S9では、着ユーザの電話機から、
予めユーザ応答認識/周波数検出部7に登録されている
一定周波数を検出した場合、留守番モードであることを
認識して、音声メッセージを送出後に自動的に応答され
たと認識する。そして、S9で、応答確認がOKであれ
ば、S10に進んで、出力先指定およびパスワード指定が
あれば、S12では、指定先で受信ファイル出力し、指定
がなければ、S13で代表ファクシミリ送受信装置22で
受信ファイルを出力する。すなわち、電話で通知された
後、着ユーザは例えばPBトーン等でプリンタ23への
出力や着ユーザのパソコン25への転送を指定する。こ
のためには、例えばプリンタ23、パソコン25はファ
クシミリ通信機能を持つ必要がある。また、同じく着信
通知の際にファイルの付加情報として属性を通知して、
ファイルの出力にあたって要求パスワードを必要とする
もの(例えば、親展受信ファイル、秘匿モード受信ファ
イル)であれば、その指定をUUI等で指定することを
可能とする。またこれらの手順を、電話ではなく、パソ
コン等の端末から同様の機能を達成することは、容易に
考えられる。
予めユーザ応答認識/周波数検出部7に登録されている
一定周波数を検出した場合、留守番モードであることを
認識して、音声メッセージを送出後に自動的に応答され
たと認識する。そして、S9で、応答確認がOKであれ
ば、S10に進んで、出力先指定およびパスワード指定が
あれば、S12では、指定先で受信ファイル出力し、指定
がなければ、S13で代表ファクシミリ送受信装置22で
受信ファイルを出力する。すなわち、電話で通知された
後、着ユーザは例えばPBトーン等でプリンタ23への
出力や着ユーザのパソコン25への転送を指定する。こ
のためには、例えばプリンタ23、パソコン25はファ
クシミリ通信機能を持つ必要がある。また、同じく着信
通知の際にファイルの付加情報として属性を通知して、
ファイルの出力にあたって要求パスワードを必要とする
もの(例えば、親展受信ファイル、秘匿モード受信ファ
イル)であれば、その指定をUUI等で指定することを
可能とする。またこれらの手順を、電話ではなく、パソ
コン等の端末から同様の機能を達成することは、容易に
考えられる。
【0025】上述のように本実施例では、着信したファ
イル情報に付随した付加情報、すなわちID発信元の電
話番号や略称、着信時刻、データの大きさ、タイトル等
の情報を音声に変換してボイスメッセージまたはボイス
メールとして、個人用電話24やパソコン25に着信を
通知することができるので、着信があったということの
みを通知していた従来のものに比較すると、着信通知の
利便性を向上することができる。
イル情報に付随した付加情報、すなわちID発信元の電
話番号や略称、着信時刻、データの大きさ、タイトル等
の情報を音声に変換してボイスメッセージまたはボイス
メールとして、個人用電話24やパソコン25に着信を
通知することができるので、着信があったということの
みを通知していた従来のものに比較すると、着信通知の
利便性を向上することができる。
【0026】また、電話機に対しての従来の着信通知は
電話をかけた後の応答確認信号がユーザ固有でなかった
ため、本来通知されるべきユーザ以外が勝手に応答した
場合、メッセージが正常に着ユーザに通知されないこと
が起こり得た。これに対し本実施例では、着信通知メッ
セージ終了後のユーザの応答確認信号がユーザ固有のも
のとして予め着信通知システムに登録され、このユーザ
固有の信号により応答を確認するようになっているの
で、セキュリティの向上を図ることができる。
電話をかけた後の応答確認信号がユーザ固有でなかった
ため、本来通知されるべきユーザ以外が勝手に応答した
場合、メッセージが正常に着ユーザに通知されないこと
が起こり得た。これに対し本実施例では、着信通知メッ
セージ終了後のユーザの応答確認信号がユーザ固有のも
のとして予め着信通知システムに登録され、このユーザ
固有の信号により応答を確認するようになっているの
で、セキュリティの向上を図ることができる。
【0027】さらに、従来においては、着ユーザがユー
ザ固有応答確認信号を忘れたり、所定の回数再発呼を行
っても呼が接続されない場合、正常に通知されないこと
が起こり得た。これに対し本実施例では、着信通知の
際、所定の回数の再発呼を行ってもユーザの確認信号を
認識しなかった場合は、予め登録されているユーザの端
末に対して電話による通知からメールによる通知に切換
えられるので、着信を効率的に確実に通知することがで
きる。
ザ固有応答確認信号を忘れたり、所定の回数再発呼を行
っても呼が接続されない場合、正常に通知されないこと
が起こり得た。これに対し本実施例では、着信通知の
際、所定の回数の再発呼を行ってもユーザの確認信号を
認識しなかった場合は、予め登録されているユーザの端
末に対して電話による通知からメールによる通知に切換
えられるので、着信を効率的に確実に通知することがで
きる。
【0028】さらにまた、従来においては、電話24が
留守番モードであった場合、ユーザからの確認応答が得
られず、再発呼により同一メッセージが何度も記憶され
てしまうことが考えられる。これに対し、本実施例で
は、予め登録されている一定周波数が検出されたら、留
守番モードを認識してメッセージが終了したら自動的に
応答確認されたとして再発呼はしないので、着信通知の
効率を向上することができる。
留守番モードであった場合、ユーザからの確認応答が得
られず、再発呼により同一メッセージが何度も記憶され
てしまうことが考えられる。これに対し、本実施例で
は、予め登録されている一定周波数が検出されたら、留
守番モードを認識してメッセージが終了したら自動的に
応答確認されたとして再発呼はしないので、着信通知の
効率を向上することができる。
【0029】またさらに、従来の着信通知では、電話の
みか電子(またはボイス)メールの何れかであり、時間
的な優先度を判断し切換えるようなことはなかった。し
たがって、緊急度のない情報の着信を電話で通知されて
着ユーザが煩わしさを感じたり、緊急度の高い情報をメ
ールで送られてそれに気づかないようなことが起こり得
た。これに対し本実施例では、緊急度の高い情報は電話
で通知し、それ以外をメールで通知するので、着ユーザ
に対して緊急な情報の着信を着ユーザに素速く通知し、
緊急でない情報の着信は着ユーザの仕事の妨げにならな
いように通知することができ、着ユーザの仕事の効率を
向上することができる。
みか電子(またはボイス)メールの何れかであり、時間
的な優先度を判断し切換えるようなことはなかった。し
たがって、緊急度のない情報の着信を電話で通知されて
着ユーザが煩わしさを感じたり、緊急度の高い情報をメ
ールで送られてそれに気づかないようなことが起こり得
た。これに対し本実施例では、緊急度の高い情報は電話
で通知し、それ以外をメールで通知するので、着ユーザ
に対して緊急な情報の着信を着ユーザに素速く通知し、
緊急でない情報の着信は着ユーザの仕事の妨げにならな
いように通知することができ、着ユーザの仕事の効率を
向上することができる。
【0030】さらにまた、従来においては、ファクシミ
リ情報を受信したら電話機に着信通知を行い、着ユーザ
がプリントアウトを行うのか着ユーザの端末へ転送する
のか等は選択できなかった。これに対して本実施例で
は、着ユーザが受信ファイルを任意の端末で出力した
り、着ユーザ個人のパソコン等に転送することができる
ので、着ユーザの仕事の効率を一層向上することができ
る。
リ情報を受信したら電話機に着信通知を行い、着ユーザ
がプリントアウトを行うのか着ユーザの端末へ転送する
のか等は選択できなかった。これに対して本実施例で
は、着ユーザが受信ファイルを任意の端末で出力した
り、着ユーザ個人のパソコン等に転送することができる
ので、着ユーザの仕事の効率を一層向上することができ
る。
【0031】またさらに、従来においては、受信ファイ
ルの出力等のためにユーザ端末等に転送するのに、親展
受信ファイル等のパスワード入力ができなかった。これ
に対し本実施例では、パスワード入力をすることができ
るので、セキュリティ等の向上を図ることができる。な
お、本実施例ではISDNのI/Fとしているが、これ
がLANのI/Fであっても、あるいはこれらが複合さ
れる場合等であってもよいのは勿論である。また、本実
施例ではファクシミリ送受信装置に本発明の主な機能を
持たせているが、これをPBXに包含させるようにして
もよいのは言うまでもない。
ルの出力等のためにユーザ端末等に転送するのに、親展
受信ファイル等のパスワード入力ができなかった。これ
に対し本実施例では、パスワード入力をすることができ
るので、セキュリティ等の向上を図ることができる。な
お、本実施例ではISDNのI/Fとしているが、これ
がLANのI/Fであっても、あるいはこれらが複合さ
れる場合等であってもよいのは勿論である。また、本実
施例ではファクシミリ送受信装置に本発明の主な機能を
持たせているが、これをPBXに包含させるようにして
もよいのは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、着信したファイル情報
に付随した付加情報、すなわちID発信元の電話番号や
略称、着信時刻、データの大きさ、タイトル等の情報を
音声に変換してボイスメッセージまたはボイスメールと
して着信を通知しているので、着信通知の利便性を向上
することができる。
に付随した付加情報、すなわちID発信元の電話番号や
略称、着信時刻、データの大きさ、タイトル等の情報を
音声に変換してボイスメッセージまたはボイスメールと
して着信を通知しているので、着信通知の利便性を向上
することができる。
【図1】本発明に係る着信通知システムの一実施例を示
すそのブロック図。
すそのブロック図。
【図2】その代表ファクシミリ送受信装置の機能ブロッ
ク図。
ク図。
【図3】そのISDN内線PBXの着呼時の作用を説明
する図。
する図。
【図4】その着信通知フローを示す図。
21 ISDN内線PBX
22 代表ファクシミリ送受信装置(代表受信装置)
24 個人用の電話
25 個人用のパソコン(通信端末)
4 着ユーザ情報登録部(着ユーザ情報登録手段)
5 着信ファイル情報認識/音声変換部(音声変換手
段、着信通知手段) 6 メール生成送出部 7 ユーザ応答認識/周波数検出部(着信通知手段) 8 パスワード/出力先指示認識部
段、着信通知手段) 6 メール生成送出部 7 ユーザ応答認識/周波数検出部(着信通知手段) 8 パスワード/出力先指示認識部
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04N 1/00 106
H04M 1/00
H04M 11/00 303
H04N 1/32
Claims (7)
- 【請求項1】代表受信装置が個人宛情報を着信したと
き、着信があったことを、予め代表受信装置に登録され
ている通信端末に対して通知する着信通知システムにお
いて、少なくとも個人宛情報に対応する、着ユーザ端末の識別
番号及び着ユーザ端末がメール受信可能である場合には
そのメールアドレスとを記憶する着ユーザ情報登録手段
と、 前記個人宛情報の着信時、送信元より送られてきたファ
イル情報に付随した付加情報を認識して、音声に変換す
る音声変換手段と、 音声変換手段によって変換された音声をボイスメッセー
ジまたはボイスメールとして着信を通知する着信通知手
段とを設け、 前記着信通知手段はボイスメールにより着信を通知しよ
うとする際に着ユーザ端末がボイスメールを受信可能か
判断し、可能な場合にはボイスメールを作成する一方、
可能でない場合にはキャラクタ情報によるメールを作成
して、送信する ことを特徴とする着信通知システム。 - 【請求項2】前記着信通知手段が、個人宛情報の着信を
通知する際に該個人に対応する電話番号を発呼して、着
信ユーザ固有の応答確認を認識することを特徴とする請
求項1記載の着信通知システム。 - 【請求項3】前記着信通知手段が、電話番号の発呼時に
応答確認をとれない場合は、所定の回数再発呼し、この
所定回数の再発呼によっても応答確認がとれない場合
は、着信通知を電話による通知からメールによる通知に
切換えることを特徴とする請求項2記載の着信通知シス
テム。 - 【請求項4】前記着信通知手段が、着信ユーザ固有の応
答確認時に、着信ユーザの電話から予め登録された単一
周波数信号を検出した場合は、留守番電話であることを
認識して着信通知のボイスメッセージを送出させ、確認
応答されたものと認識することを特徴とする請求項2記
載の着信通知システム。 - 【請求項5】送信元より送られてきたファイル情報に、
該情報の時間的な優先度情報が付加されている場合、着
信通知手段が、上記優先度情報に応じて、電話による通
知とメールによる通知の何れかを選択することを特徴と
する請求項1記載の着信通知システム。 - 【請求項6】前記代表受信装置により受信されたファク
シミリ画情報を出力可能なプリンタを設け、 受信した情報がファクシミリの画情報であり着信通知が
あった場合、着信通知先の電話機が、前記プリンタに出
力するか前記個人別の通信端末に転送するかの選択指令
を入力する入力手段を有することを特徴とする請求項1
記載の着信通知システム。 - 【請求項7】個人宛情報を着信したとき、着信があった
ことを、予め登録されている通信端末に対して通知する
代表受信装置において、 少なくとも個人宛情報に対応する、着ユーザ端末の識別
番号及び着ユーザ端末がメール受信可能である場合には
そのメールアドレスとを記憶する着ユーザ情報登録手段
と、 前記個人宛情報の着信時、送信元より送られてきたファ
イル情報に付随した付加情報を認識して、音声に変換す
る音声変換手段と、 音声変換手段によって変換された音声をボイスメッセー
ジまたはボイスメールとして着信を通知する着信通知手
段とを設け、 前記着信通知手段はボイスメールにより着信を通知しよ
うとする際に着ユーザ端末がボイスメールを受信可能か
判断し、可能な場合にはボイスメールを作成する一方、
可能でない場合にはキャラクタ情報によるメールを作成
して、送信することを特徴とする代表受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29274192A JP3380273B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 着信通知システム及び着信通知システムに用いられる代表受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29274192A JP3380273B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 着信通知システム及び着信通知システムに用いられる代表受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06152843A JPH06152843A (ja) | 1994-05-31 |
JP3380273B2 true JP3380273B2 (ja) | 2003-02-24 |
Family
ID=17785729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29274192A Expired - Fee Related JP3380273B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 着信通知システム及び着信通知システムに用いられる代表受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3380273B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2731737B2 (ja) * | 1995-01-26 | 1998-03-25 | 静岡日本電気株式会社 | ファクシミリ装置 |
JP2002297508A (ja) | 2001-03-30 | 2002-10-11 | Fujitsu Ltd | 情報処理装置、制御装置、記録媒体、およびプログラム |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP29274192A patent/JP3380273B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06152843A (ja) | 1994-05-31 |
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