JP3379251B2 - 船舶のバラストタンク壁内面の欠陥部検査方法及び欠陥部補修方法 - Google Patents

船舶のバラストタンク壁内面の欠陥部検査方法及び欠陥部補修方法

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陽夫 久保田
直人 山岸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は船舶のバラストタンク壁
内面の塗装欠陥部の検査並に欠陥部の補修を行うための
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、船舶のバラストタンクについて
は、図5に概略を示す如く、鋼製のバラストタンク壁a
の内面にタール、エポキシ樹脂等を主流とする重塗装仕
様による塗膜bが施されて耐食対策がなされている。し
かし、この塗膜bは寿命があり、就航後に一定期間が経
過すると、塗膜bの剥れた塗装欠陥部cが発生したり、
塗装欠陥に起因してバラストタンク壁aの内面に錆dが
発生する可能性がある。
【0003】そのため、現在では、新造船の就航後にバ
ラストタンクが図5に示すような状態になると塗装の補
修が要求されるため、就航後一定期間が経過するとバラ
ストタンク壁aの内面の塗装状況の検査や塗装欠陥に起
因するバラストタンク壁内面への錆の発生の検査を実施
することが船級協会により義務付けられている。また、
安全航行のために運航者である船主が独自にバラストタ
ンク壁内面の検査を実施することもある。
【0004】このような船舶のバラストタンク壁内面の
検査を行う場合、従来では、バラストタンク内のバラス
ト水を排出させた後、バラストタンク内に検査をするた
めの作業員が入り、広域に及ぶ検査範囲を懐中電灯等の
灯具を用いて塗装が剥離しているところの有無、塗装欠
陥による錆が発生しているところの有無等の検査を目視
により実施している。
【0005】更に、目視検査によって塗装の欠陥個所の
検査が終ると、それぞれの欠陥個所に対して必要な補修
を施すことになるが、従来では、先ず、塗装欠陥個所を
含むその周囲の塗膜を取り除いた後、表面に付着してい
る錆等の不純物をサンドブラスト等により除去して被塗
装面の下地処理を行った後、人手によって塗料を塗布し
て欠陥個所表面に腐食保護膜を形成するようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した如
き従来の船舶のバラストタンク壁内面の欠陥部検査方法
及び欠陥部補修方法の場合は、何れの作業も高所作業を
伴うことから作業足場の架設が必要となり、また、バラ
ストタンク内部は、多湿で暗くしかも狭隘であることか
ら作業環境が悪く、バラストタンク内に人が入って行う
従来の方法では作業性に難点がある。
【0007】したがって、特に、バラストタンク壁内面
の検査においては、検査員の目視による検査であること
から、広域な検査対象範囲の検査に長時間を必要とする
こと、上記のような作業環境面の悪さにより塗装面の健
全部と欠陥部の区別が難しくて本来の目的である欠陥部
の確実な検査ができず欠陥部の見落しが発生する可能性
があること、等の問題がある。
【0008】また、バラストタンク壁内面の塗装欠陥部
の補修作業においては、下地処理作業の段階でサンドブ
ラストによって生じた多量の粉塵が発生して一層過酷な
作業となると共に、塗装作業に際しては、塗料が揮発性
であることから完璧なガスフリー作業を必要とするこ
と、補修工事は船舶をドック内に入渠させなければ実施
することができないこと、等から補修工事費用が高額に
なってしまい、更に、作業性の悪い個所の補修は、不充
分な仕上りになる可能性が高い、という問題がある。
【0009】そこで、本発明は、上述した如き高湿度
で、狭隘個所で且つ暗くて作業環境の極めて悪い船舶の
バラストタンク内部における塗装欠陥個所の確実な検査
を可能とし、且つ塗装欠陥部の補修作業を簡易且つ確実
に行って、従来の劣悪環境下での人力による作業をなく
すようにしようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、船舶のバラストタンク内に漲られた海水
中に陽極として溶解性電極を設置し、且つバラストタン
ク壁部に陰極を配置して両極間に電流を流してバラスト
タンク内の海水を電気分解することにより上記溶解性電
極が溶解して生じた海水中の溶存金属イオンをバラスト
タンク壁内面の塗装欠陥部に付着させて皮膜を形成さ
せ、該皮膜部を欠陥部として確認する検査方法とする。
【0011】更に、上記と同様にしてバラストタンク壁
内面の塗装欠陥部に海水中の溶存金属イオンを付着させ
て皮膜を形成させ、該皮膜と既存塗膜とによってバラス
トタンク壁内面に均等な厚さの腐食保護膜を形成させて
補修するようにした欠陥部補修方法とする。
【0012】
【作用】溶解性電極が溶解して生じた海水中の溶存金属
イオンをバラストタンク壁内面の導電部となる塗装欠陥
部に付着させて皮膜させることにより、該皮膜された個
所を欠陥部として明確に識別できることになる。この
際、色彩を有するエレクトロコーティング皮膜を導電部
に形成させるようにすると、バラストタンク壁内面にお
ける導電部となる塗装欠陥部の表面のみが明確な色彩を
呈するようになるので、バラストタンク壁内面の検査に
際して、塗装欠陥部を周囲の健全部から容易且つ確実に
区別することができる。
【0013】また、海水中の溶存金属イオンを付着させ
て皮膜を形成させて、該皮膜と既存塗膜とによってバラ
ストタンク壁内面に均等な厚さの腐食保護膜を形成させ
るようにすると、バラストタンク壁内面の補修を行うこ
とができる。したがって、補修に際して、単にバラスト
タンク内に電極を設置して結線した後に通電して電気分
解させれば、それだけで対処できることになるので、人
手による下地処理及び塗装作業を不要にすることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0015】図1及び図2は本発明の一実施例を示すも
ので、船舶1のバラストタンク2の内部における所要位
置(バラストタンク2内に漲水したときに海水中に没水
するような位置)に、カルシウム、マグネシウム、アル
ミニウム、亜鉛の如き金属を用いて形成された溶解性電
極を陽極3として設置し、且つバラストタンク2頂部の
壁には陰極4を配置して、該陽極3と陰極4を岸壁5上
に設けられた直流電源装置6に仮設電線7にて接続して
両極間に電流を流すことができるようにする。
【0016】更に、海水8を、バラストポンプ9により
ベルマウス10から吸入してパイプライン11を通して
バラストタンク2内へ送水するようにし、バラストタン
ク2内に所要量の海水8が漲り込まれた後、海水8中に
没した陽極3とバラストタンク壁15の頂部壁に設置し
た陰極4との間に通電を開始して、バラストタンク2内
の海水8を電気分解することにより海水8中の溶存金属
イオンを電気的に析出させ、バラストタンク壁15の内
面の導電部に付着させてエレクトロコーティング皮膜1
2を形成させるようにする。
【0017】上記において、バラストタンク壁15の内
面では既存の塗膜13が電気的な絶縁体となっており、
導電部は、図2(イ)に示す如く、塗膜13が剥離して
鋼製のバラストタンク壁15の表面が露出しているよう
な塗装欠陥部14aや、塗膜13が剥離してバラストタ
ンク壁15の内面に錆16が発生して腐食が進行してい
るような錆による欠陥部14bに限定されることになる
ので、バラストタンク2内の海水を電気分解することに
より電気的に析出された海水中の溶存金属イオンは、図
2(ロ)の如く塗装欠陥部14aや錆による欠陥部14
bのみに付着してエレクトロコーティング皮膜12を形
成することになる。したがって、人の視覚によっては検
査し難い個所でも欠陥があれば着実に付着することか
ら、欠陥部の見落しのおそれを皆無にすることができ
る。
【0018】また、本発明においては、陽極3として上
記した如き溶解性電極を用いているので、塗装欠陥部1
4aや錆による欠陥部14bには周囲から明確に識別で
きる色彩を有するエレクトロコーティング皮膜12が形
成される。すなわち、陽極3としての溶解性電極にカル
シウムCa及びマグネシウムMgを用いた場合を例にと
ると、電気分解により、陽極3側で生じたカルシウムイ
オンCa2+及びマグネシウムイオンMg2+は海水8中を
陰極4側へと游泳して海水8中に存在する炭酸イオンC
3 及び水酸化物イオンOH- と、それぞれ Ca2++CO3 2-→CaCO3 Mg2++2OH- →Mg(OH)2 のように反応するので、塗装欠陥部14aや錆による欠
陥部14bには炭酸カルシウムCaCO3 及び水酸化マ
グネシウムMg(OH)2 を主成分とする白色の電着皮
膜が析出されることによってエレクトロコーティング皮
膜12が形成される。
【0019】したがって、バラストタンク壁15の内面
の検査に際しては、エレクトロコーティング皮膜12が
形成されて白色を呈している個所のみを塗装欠陥部14
a、錆による欠陥部14bとして考えればよいので、塗
装欠陥部14a、錆による欠陥部14bを周囲の塗装構
造健全部から容易且つ確実に区別することができる。
【0020】かかるバラストタンク壁内面の検査結果の
確認は、検査を終えたバラストタンク2内の海水8を抜
き出してから、作業員がバラストタンク2内に入り、エ
レクトロコーティング皮膜12が形成された個所を目視
で確認するようにする。
【0021】次に、図3及び図4は本発明の船舶のバラ
ストタンク壁内面の欠陥部補修方法の一実施例を示すも
ので、上記した船舶のバラストタンク壁内面の検査方法
と同様にして、本発明の特徴である陽極3としての溶解
性電極を用いてバラストタンク壁内面の導電部である塗
装欠陥部にエレクトロコーティング皮膜12を形成さ
せ、該エレクトロコーティング皮膜12とバラストタン
ク壁15の内面に剥離せずに残っている塗膜(既存塗
膜)13とによってバラストタンク壁15の内面全体に
均等な厚さの腐食保護膜を形成させて補修させるように
する。
【0022】バラストタンク壁内面の導電性に優れてい
る部分ほど大きな電流が流れて、海水8中の溶存金属イ
オンが多量に集積されてエレクトロコーティング皮膜と
して析出し易くなるので、バラストタンク壁内面の塗膜
13に欠陥があってバラストタンク壁15の鋼材が露出
したり、錆を発生しているようなところに最もよく海水
中の溶存金属イオンが付着してエレクトロコーティング
皮膜12が形成され、次いで、塗膜厚さの薄い部分に形
成されることになる。すなわち、図4に一例の拡大図を
示す如く、塗膜13が完全に剥離してバラストタンク壁
15の表面がむき出しになった塗装欠陥部14aがある
場合は、この塗装欠陥部14aに最も活発にエレクトロ
コーティング皮膜12が形成されることになって、二点
鎖線で示す厚さに塗膜され、次いで、該二点鎖線で示す
塗膜厚さの薄い部分にエレクトロコーティング皮膜12
が形成されて、最終的には一点鎖線で示す厚さになって
既存の塗膜13と均等となり、エレクトロコーティング
皮膜12と既存塗膜13とによってバラストタンク壁1
5の内面全体に均等な厚さの腐食保護膜が形成されるの
で、従来の如きバラストタンク2の内部での作業員によ
る塗装作業を廃止あるいは大幅に削減することができ
る。
【0023】上記において、塗装欠陥部14aに錆が発
生して錆による欠陥部14bとなった場合であっても、
エレクトロコーティング法においては、エレクトロコー
ティング皮膜12が錆とバラストタンク壁15との間隙
にまでしみ込むように付着し、あるいは図2(ロ)の如
く錆16を包み込むように付着してエレクトロコーティ
ング皮膜12が形成されることになり、したがって、従
来のバラストタンク壁内面の補修作業において必要とさ
れていた錆の除去等の下地処理を不要にすることができ
る。
【0024】更に、本発明では陽極3として溶解性電極
を用いていることから、バラストタンク2内に漲られた
海水8中の溶存金属イオン濃度を高めることができて効
率的にエレクトロコーティング皮膜12を形成させるこ
とができる。
【0025】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、たとえば、陽極3としての溶解性電極
の素材としてカルシウム、マグネシウム、アルミニウ
ム、亜鉛を示したが、これらを単体で用いるか又は混合
させて用いるかは船体鋼板の材質等によって適宜変化さ
せること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の船舶のバラス
トタンク壁内面の欠陥部検査方法及び欠陥部補修方法に
よれば、船舶のバラストタンク内に漲られた海水中に陽
極として溶解性電極を設置して、電気分解によって電極
が溶解されてバラストタンク内の海水中に金属イオンと
なって溶存するようにし、バラストタンク壁内面におけ
る導電部である塗装欠陥部の表面には上記海水中に溶存
する金属イオンが付着してできる白色等の明確な色彩を
有するエレクトロコーティング皮膜を形成させるように
したので、塗装欠陥部を周囲の健全部から容易に区別す
ることができるようになり、バラストタンク内部の検査
に際して塗装欠陥部の見落しを防止することができて確
実な検査を実施することができる。また、エレクトロコ
ーティング皮膜を欠陥部に形成させておくことにより、
エレクトロコーティング皮膜と既存塗膜とによってバラ
ストタンク壁内面に均等な厚さの腐食保護膜を形成させ
るようにしたので、バラストタンク壁内面の欠陥部の補
修に際して下地処理及び塗装作業を不要にすることがで
き、したがってバラストタンク内部の劣悪環境下での作
業を廃止あるいは大幅に削減することができると共に、
船舶をドック内に入渠させる必要がなくなるので、バラ
ストタンク壁内面の補修を安価で簡便に実施することが
できる、という優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概要図である。
【図2】本発明の船舶のバラストタンク壁内面の欠陥部
検査方法の概要を示すもので、(イ)はバラストタンク
壁内面に欠陥がある状態を示す断面図、(ロ)は欠陥部
を検査する要領を示す断面図である。
【図3】本発明の船舶のバラストタンク壁内面の欠陥部
補修方法の概要を示す断面図である。
【図4】図3のIV部拡大図である。
【図5】従来の船舶のバラストタンク壁内面に塗装欠陥
部や錆が発生した状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 船舶 2 バラストタンク 3 陽極(溶解性電極) 4 陰極 6 直流電源装置 8 海水 12 エレクトロコーティング皮膜 13 塗膜 14a 塗装欠陥部 14b 錆による欠陥部 15 バラストタンク壁 16 錆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−299280(JP,A) 特開 平6−10169(JP,A) 特開 平6−87489(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B63B 9/00 B05D 7/14 C25D 11/02 C23F 13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船舶のバラストタンク内に漲られた海水
    中に陽極として溶解性電極を設置し、且つバラストタン
    ク壁部に陰極を配置して両極間に電流を流してバラスト
    タンク内の海水を電気分解することにより上記溶解性電
    極が溶解して生じた海水中の溶存金属イオンをバラスト
    タンク壁内面の塗装欠陥部に付着させて皮膜を形成さ
    せ、該皮膜部を欠陥部として確認することを特徴とする
    船舶のバラストタンク壁内面の欠陥部検査方法。
  2. 【請求項2】 船舶のバラストタンク内に漲られた海水
    中に陽極として溶解性電極を設置し、且つバラストタン
    ク壁部に陰極を配置して両極間に電流を流してバラスト
    タンク内の海水を電気分解することにより上記溶解性電
    極が溶解して生じた海水中の溶存金属イオンをバラスト
    タンク壁内面の欠陥部に付着させて皮膜を形成させ、該
    皮膜で欠陥部を覆って補修させることを特徴とする船舶
    のバラストタンク壁内面の欠陥部補修方法。
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