JP3378923B2 - 溶接歪が小さくかつ線状加熱による曲げ加工性の良い鋼板の製造方法 - Google Patents

溶接歪が小さくかつ線状加熱による曲げ加工性の良い鋼板の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は造船、海洋構造物、建築
物、橋梁、土木等で用いられる鋼板の溶接作業時に発生
する溶接変形量が小さい溶接構造用鋼板製造方法、お
よび線状加熱による熱塑性変形の大きな構造用鋼板
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船舶の上部構造等に使用される鋼板に対
しては軽量化の観点から極力板厚を薄くすることが要求
される。その他の構造物でも同様に軽量化を目的として
薄手鋼板の使用が指向されている。しかし板厚を薄くす
ることにより溶接に伴う変形がより顕著となるため、溶
接前の歪発生防止のための作業や溶接変形の補修(歪取
り作業)に多大な労力が費やされる。
【0003】その主なものとして溶接学会誌1988年
第52巻第4〜9号に掲載されている「溶接変形の発生
とその防止」等の方法がある。これらの報告に見られる
ように、これまでは主として溶接法・補修法の改良が試
みられてきた。しかしこのような技術は付加的な作業・
装置を必要とし製造コストの上昇は避け得ないため、汎
用的に溶接歪を低減させることのできる鋼板の開発が望
まれている。しかしこれまで鋼板の面から溶接歪を低減
させる有効な技術は報告されていない。
【0004】一方、船体外板等の複雑な曲面に厚鋼板を
加工する技術としては、ベンディングローラー加工やプ
レス加工に代表される冷間加工や、ガスバーナで線状加
熱して熱塑性加工を生じさせる技術がある。このうち、
最も頻繁に使用されているのが線状加熱加工法である。
これまで線状加熱については日本造船学会論文集第10
3号および106号に掲載の栖原等による「鋼材の熱塑
性加工に関する研究1,2」や日本造船学会論文集第1
26号に掲載の佐藤等の「線状加熱板曲げ加工における
水冷の効果」、および日本造船学会論文集第133号に
掲載の荒木等の「線状加熱加工法による鋼板の角変形量
について」等、種々の研究がなされているが、これらの
研究は線状加熱の加熱冷却手段の研究である。材料面か
ら線状加熱に適した材料についての研究はこれまで報告
されておらず、線状加熱による角変形量の大きな鋼板の
開発が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を解消し、溶接歪が小さくかつ線状加熱による曲げ
加工性の良い鋼板製造方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、鋼板に複合添加した析出物形成元素を溶接
熱履歴中に析出させ鋼板の降伏応力を溶接中の温度変化
にしたがって所定の範囲におくことにより溶接角変形を
抑制することを特徴とする。すなわち、本発明の要旨と
するところは、次の通りである。
【0007】(質量%で、 C :0.02〜0.25%、 Si:0.01〜2.0%、 Mn:0.30〜1.5%、 Al:0.003〜0.10%、 Nb:0.005〜0.10%、 Mo:0.05〜1.00%、 残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を鋳造した
鋼塊あるいは鋼片を鋳造後、1100℃未満まで温度が
低下する前に直接あるいは1100℃以上に再加熱後圧
延を開始し、900℃以下の全圧下率を50%未満と
し、850℃以上で圧延を終了し、板厚3mm以上100
mm以下とし、圧延終了後ただちに1℃/S以上40℃/
S以下の冷却速度で200℃以上500℃以下まで冷却
することを特徴とする溶接歪が小さくかつ線状加熱によ
る曲げ加工性の良い鋼板の製造方法。
【0008】 (質量%で更に、Ti:0.001〜0.10%
を含有することを特徴とする前記()記載の溶接歪が
小さくかつ線状加熱による曲げ加工性の良い鋼板の製造
方法。 (質量%で更に、 Cu:0.05〜2.0%、 Ni:0.05〜3.5%、 Cr:0.05〜1.5%、 Co:0.05〜0.5%、 W :0.05〜0.5% の1種または2種以上を含有することを特徴とする前記
(1)または(2)に記載の溶接歪が小さくかつ線状加
熱による曲げ加工性の良い鋼板の製造方法。 (質量%で更に、V:0.002〜0.10%を
含有することを特徴とする前記(1)ないし(3)のい
ずれかに記載の溶接歪が小さくかつ線状加熱による曲げ
加工性の良い鋼板の製造方法。 (質量%で更に、B:0.0002〜0.002
5%を含有することを特徴とする前記(1)ないし
(4)のいずれかに記載の溶接歪が小さくかつ線状加熱
による曲げ加工性の良い鋼板の製造方法。 (質量%で更に、Rem:0.002〜0.10
%、Ca:0.0003〜0.0040%の1種または
2種を含有することを特徴とする前記(1)ないし
(5)のいずれかに記載の溶接歪が小さくかつ線状加熱
による曲げ加工性の良い鋼板の製造方法。
【0009】
【作用】以下本発明について詳細に説明する。まず本発
明鋼の成分限定理由について説明する。成分含有量は質
量%である。Cは鋼材を強化するために不可欠の元素で
あって、0.02%未満では所要の高強度が得られにく
く、また0.25%を超えると溶接部の靭性が損なわれ
るため0.02%以上0.25%以下に限定した。
【0010】Siは脱酸を促進しかつ強度を上げること
に効果的な元素であるので0.01%以上添加するが、
添加しすぎると溶接性を劣化させるため2.0%以下に
とどめる。Mnは低温靭性を向上させる元素として有効
であるので0.30%以上添加するが、1.5%超添加
すると溶接割れを促進させ、更に室温での降伏応力が過
大になるおそれがあるので、1.5%以下にとどめる。
【0011】Alは脱酸剤として有効であるので0.0
03%以上添加しても良いが、過量のAlは材質にとっ
て有害な介在物を生成するため上限を0.10%とし
た。Nbは溶接熱履歴中の析出により降伏応力を高め、
溶接角変形の抑制に大きな効果をもたらす。添加量が少
ないと析出強化量が不足するため0.005%以上添加
するが、過度の添加は室温における降伏応力が高くなり
すぎ溶接角変形の抑制には逆に不利となるため、0.1
0%以下にとどめ、望ましくは0.025%以下とす
る。
【0012】MoはNbと同様に溶接熱履歴中の析出に
より降伏応力を高め、溶接角変形の抑制に大きな効果を
もたらす。特にNbとの複合添加による相乗効果が溶接
角変形の抑制に有効である。溶接熱履歴の初期には比較
的析出の早いNbが有効に作用し、後期には比較的析出
の遅いMoが有効に作用する。Moの添加量が少ないと
析出強化量が不足するため0.05%以上添加するが、
過度の添加は室温における降伏応力が高くなりすぎ溶接
角変形の抑制には逆に不利となるため、1.00%以下
にとどめ、望ましくは0.25%以下とする。Tiは微
量の添加で結晶粒の微細化に有効であるので0.001
%以上添加するが、多量に添加すると溶接部靭性を劣化
させるので添加量の上限は0.10%とする。
【0013】Cu,Ni,Cr,Co,Wはいずれも本
発明鋼に添加した場合、固溶強化により鋼の強度を上昇
させることができるので0.05%以上添加するが、過
度の添加は溶接性を損ない、更に室温での降伏応力が過
大になるため、添加量の上限をCuについては2.0
%、Niについては3.5%、Crについては1.5
%、Co,Wについては0.5%とする。ただし、C
u,Niについては1.5%以下が望ましい。Vは析出
効果により強度の上昇に有効であり、溶接歪抑制効果を
高める働きをするため0.002%以上添加するが、過
度の添加は靭性を損なうことになるため、上限を0.1
0%とした。
【0014】Bは焼入れ性を向上させる元素として知ら
れており本発明鋼に添加した場合鋼の強度を上昇させる
ことができ0.0002%以上添加するが、過度の添加
はBの析出物を増加させて靭性を損なうことになるた
め、上限を0.0025%とした。RemとCaはSの
無害化に有効であり、Remは0.002%以上、Ca
は0.0003%以上添加するが、過度の添加は靭性を
損なうことになるため、上限をそれぞれ0.10%、
0.0040%とした。
【0015】次に本発明の根幹をなす技術思想について
述べる。鋼板の溶接変形を防止するためには溶接熱履歴
に伴う角変形と溶接残留応力形成後の座屈変形を防止す
る必要がある。そのために、例えば溶接入熱量を溶接さ
れる板厚に対して小さくするかまたは溶接前に引張り応
力を付与する等溶接法/溶接装置の開発は多々行われて
きた。しかし、鋼材面からは溶接歪を低減する試みは成
功していない。一般的に、溶接時は溶接ビードに近い位
置は高温にさらされるため熱応力が鋼板の降伏応力をた
だちに超えて塑性変形が進む。一般にこの部分は収縮変
形をする。一方で溶接ビードから離れた位置では鋼板温
度があまり上昇しないため溶接ビードに近い位置よりか
なり遅れて熱応力が降伏応力を超える。
【0016】ここで溶接ビードから離れた位置が溶接熱
履歴中に十分に遅く降伏すれば、溶接ビードに近い位置
が収縮して角変形を起こそうとしてもその変形の大きな
抵抗となる。よって溶接熱履歴に伴う温度の上昇に応じ
て、降伏応力の低下がNb,Moの複合添加による析出
強化で抑制されれば溶接角変形を抑制することが可能で
ある。一方で溶接終了後温度が室温まで低下した時点で
の溶接残留応力は室温での降伏応力となっているため、
室温での降伏応力があまり大きいと残留応力により熱座
屈を生じて溶接角変形とは別の溶接変形が生じてしま
う。よって最終的な溶接変形を抑制するためには室温で
の降伏応力が過大になることを避けることと、溶接熱履
歴中の高温域での降伏応力の低下量を減少させることを
うまくバランスさせる必要がある。室温での降伏応力の
上限は高温域での降伏応力とのバランスで決まるため一
律に規定できないが、目安として36kgf/mm2 以下が好
ましい。金属組織はフェライトでベイナイト、マルテン
サイト等の低温変態組織は面積率で30%未満に抑える
必要がある。
【0017】次に本発明の製造条件の限定理由を詳細に
説明する。本発明では対象とする鋼板の板厚を3mm以上
100mm以下とする。板厚が3mm未満では溶接により板
厚方向全面がほぼ同時に降伏してしまい本発明の効果が
なくなる。また板厚25mmを超えると溶接変形は急激に
減少し100mmでは溶接変形そのものがあまり問題に
ならない。
【0018】本発明では、鋳造した鋼塊あるいは鋼片を
鋳造後1100℃未満まで温度が低下する前に直接ある
いは1100℃以上に再加熱後圧延を開始する。これは
本発明の目的が、溶接に伴う温度の上昇に応じてNb,
Moを複合析出させて降伏応力の低下を抑制することに
より溶接変形を防止することにあるため、鋼板中のNb
とMoの固溶量を十分に確保して溶接熱履歴中の析出強
化を可能とする必要がある。そのため、鋳造後1100
℃未満まで温度が低下する前に直接圧延を開始するか、
再加熱圧延の場合は加熱温度を1100℃以上とする。
温度が1100℃未満になるとNbが析出を始めて固溶
量を十分に確保できない。
【0019】次に圧延中の析出を抑制するために圧延を
なるべく高温で終了する。板の温度が850℃未満とな
るとNbの析出が顕著になるため圧延の下限温度を85
0℃とする。更に900℃以下の圧延ではいわゆる加工
誘起析出によりNbの析出が助長されるため、900℃
以下での全圧下率を50%以下に抑えることが望まし
い。圧延後は放冷しても良いが、圧延終了後ただちに5
00℃以下まで冷却することにより固溶量をより多く確
保することができる。ただし200℃未満まで冷却する
と室温における降伏応力が容易に36kgf/mm2 超となり
過大となるため冷却の下限温度を200℃とする。また
冷却速度は1℃/S未満では冷却の効果が認められず、
40℃/Sを超えると室温の降伏応力が高くなりすぎる
ため1℃/S以上40℃/S以下で冷却する。
【0020】本発明法による鋼板の特性は溶接条件に依
存しないが、従来の報告通り溶接入熱量を小さくするこ
とにより溶接歪を小さく抑えることができる。従来の報
告ではQ/h2 =3.6の条件となるような板厚h(c
m)と単位長さあたりの溶接入熱量Q(cal/cm)の関係
の溶接条件をとる場合に溶接角変形量が最大になるとさ
れている。このためQ/h2 が3.6より小さいかまた
は大きくなるような溶接条件で溶接することにより溶接
歪はより抑制される。本発明はこのような従来の報告と
矛盾することなく、いかなるQ/h2 の溶接条件に対し
ても有効に作用する。なお、更に研究を重ねた結果本発
明による鋼板は線状加熱による角変形量が大きく、熱塑
性加工性に優れることが明らかになった。
【0021】
【実施例】まず表1に示す成分系の鋼を表2に示す製造
条件で鋼板とした。これらの鋼板を表3に示される溶接
条件で溶接した結果、表4中に示した角変形量となり、
本発明法による鋼は極めて溶接角変形量が小さいことが
わかる。溶接角変形量の測定は図2に示した試験片を用
いて図1に示す方法で測定した。まず同一の溶接材料を
用いた場合、本発明鋼の角変形量は比較鋼の角変形量よ
り小さい。図3はQ/h2 を横軸にとって、本発明鋼と
比較鋼の溶接角変形量を比較したものである。本発明
は、いかなるQ/h2 の溶接条件に対しても溶接角変形
量を抑制している。
【0022】表5は表6の加熱条件で線状加熱を行った
場合の角変形量を示している。同一の板厚で比較した場
合、本発明法による鋼は線状加熱による角変形量は比較
鋼に比べ大きい。図4はバーナ移動速度と角変形量の関
係を示したものである。同一板厚で比較した場合、本発
明は比較鋼に比べ、いかなるバーナ移動速度においても
線状加熱角変形量が大きい。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】
【表4】
【0027】
【表5】
【0028】
【表6】
【0029】
【発明の効果】鋼の成分と製造方法を規定することによ
り、溶接歪が小さく線状加熱加工性の良い鋼板の提供が
可能となった。本発明は造船、海洋構造物、建築物、橋
梁、土木等で用いられる鋼板の溶接作業時に発生する溶
接変形量を低減することが可能であり、かつ線状加熱に
よる曲げ加工が容易に行えるため、産業上有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】角変形量の算定方法の説明図である。
【図2】隅肉溶接継手の施工方法の説明図である。
【図3】溶接入熱量(Q/h2 )と溶接角変形量の関係
の図表である。
【図4】バーナ移動速度と線状加熱角変形量の関係の図
表である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 児嶋 一浩 富津市新富20−1 新日本製鐵株式会社 技術開発本部内 (72)発明者 藤田 崇史 富津市新富20−1 新日本製鐵株式会社 技術開発本部内 (56)参考文献 特開 平3−6322(JP,A) 特開 昭48−84026(JP,A) 特開 昭55−89420(JP,A) 特開 平5−171272(JP,A) 特開 昭61−113717(JP,A) 特開 昭62−142726(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21D 8/02 B21D 11/20 C22C 38/00 301 C22C 38/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質量%で、 C :0.02〜0.25%、 Si:0.01〜2.0%、 Mn:0.30〜1.5%、 Al:0.003〜0.10%、 Nb:0.005〜0.10%、 Mo:0.05〜1.00%、 残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を鋳造した
    鋼塊あるいは鋼片を鋳造後、1100℃未満まで温度が
    低下する前に直接あるいは1100℃以上に再加熱後圧
    延を開始し、900℃以下の全圧下率を50%未満と
    し、850℃以上で圧延を終了し、板厚3mm以上100
    mm以下とし、圧延終了後ただちに1℃/S以上40℃/
    S以下の冷却速度で200℃以上500℃以下まで冷却
    することを特徴とする溶接歪が小さくかつ線状加熱によ
    る曲げ加工性の良い鋼板の製造方法。
  2. 【請求項2】 質量%で更に、Ti:0.001〜0.
    10%を含有することを特徴とする請求項記載の溶接
    歪が小さくかつ線状加熱による曲げ加工性の良い鋼板の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 質量%で更に、 Cu:0.05〜2.0%、 Ni:0.05〜3.5%、 Cr:0.05〜1.5%、 Co:0.05〜0.5%、 W :0.05〜0.5% の1種または2種以上を含有することを特徴とする請求
    項1または2に記載の溶接歪が小さくかつ線状加熱によ
    る曲げ加工性の良い鋼板の製造方法。
  4. 【請求項4】 質量%で更に、V:0.002〜0.1
    0%を含有することを特徴とする請求項1ないしのい
    ずれかに記載の溶接歪が小さくかつ線状加熱による曲げ
    加工性の良い鋼板の製造方法。
  5. 【請求項5】 質量%で更に、B:0.0002〜0.
    0025%を含有することを特徴とする請求項1ないし
    のいずれかに記載の溶接歪が小さくかつ線状加熱によ
    る曲げ加工性の良い鋼板の製造方法。
  6. 【請求項6】 質量%で更に、 Rem:0.002〜0.10%、 Ca:0.0003〜0.0040% の1種または2種を含有することを特徴とする請求項1
    ないしのいずれかに記載の溶接歪が小さくかつ線状加
    熱による曲げ加工性の良い鋼板の製造方法。
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