JP3378842B2 - 冷菓ミックスの加熱殺菌装置 - Google Patents

冷菓ミックスの加熱殺菌装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はアイスソフトクリー
ム、シェーク等の冷菓原料(ミックス)の加熱殺菌処理
を行う冷菓ミックスの加熱殺菌装置に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】例えば特開平3−191749号公報
(A23G9/30)には、予冷されているミックスタ
ンクから冷却シリンダ内に送り込まれた冷菓ミックス
を、冷却シリンダ内で回転するビーターにより撹拌する
ことにより泡と液が混在したシェーク状のソフトクリー
ムを製造し、生成したソフトクリームを取出レバーの操
作によって所定量取り出す冷菓製造装置が示されてい
る。 【0003】係るソフトクリーム等の乳製品の販売に当
たり、余った冷菓ミックスを再利用する場合には、衛生
管理上営業終了時に+68℃の状態で30分維持する
(或いはそれと同等の殺菌処理)等の加熱殺菌処理を行
い、翌日の再利用までの間低温(+10℃以下)状態に
保管しなければならない。そのため、従来より低温加熱
殺菌装置と称される別個の装置を準備し、ミックスタン
ク内の残余ミックスを全て一旦取り出して係る低温加熱
殺菌装置に回収し、当該低温加熱殺菌装置により加熱殺
菌及び冷却保存する方法が採られている。 【0004】この種低温加熱殺菌装置は、例えば出願人
が先に出願した特願平3−312562号に示す如く、
直接加熱及び冷却によるミックスの変質及び凍結を防止
するために、外槽とこの外槽内に間隔を存して収納した
内槽とから構成し、これら内外両槽間に水、若しくは食
塩水等のブラインを注入してそれら熱媒体を介して内槽
内の冷菓ミックスを加熱殺菌及び冷却保存する構成とさ
れている。また、内槽内の冷菓ミックスを万遍なく加熱
及び冷却し、或いは凍結を防ぐために、内槽内には冷菓
ミックスを撹拌する撹拌機が取り付けられている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係る冷
菓製造装置から回収した冷菓ミックスは前述の如くシェ
ーク状であり、加熱によりその温度が徐々に上昇して行
って融解すると、ミックスは内槽内で液の部分と泡の部
分とに上下に分離するようになる。この泡はそのまま放
置すれば本来自ら壊れて行く(脱気)性質のものではあ
るが、泡内部の空気が断熱層となるため、泡の部分には
温度が伝わり難く、従って、加熱殺菌作用を有効に伝達
させるためには、ミックスはできるだけ脱気されて泡は
少ない方が好都合である。 【0006】ここで、前記撹拌機はミックスを撹拌して
加熱殺菌作用をミックス全体に万遍なく行き渡らせ、内
槽内のミックスを均一に加熱殺菌する作用を成すもので
あるが、過度の撹拌は逆にミックスの泡立ちを引き起こ
し、脱気を阻害してしまう問題があった。 【0007】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、内槽内のミックスに加熱殺
菌作用を有効に伝達し、その加熱殺菌を円滑に行うこと
ができる冷菓ミックスの加熱殺菌装置を提供することに
ある。 【0008】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明の冷菓ミ
ックスの加熱殺菌装置は、内部に冷菓ミックスを収容す
る内槽と、この内槽内の冷菓ミックスを加熱殺菌するた
めの加熱装置と、冷菓ミックスを撹拌する撹拌機と、こ
の撹拌機を駆動するための撹拌モーターと、加熱装置及
び撹拌モーターの運転を制御する制御装置とを具備して
おり、この制御装置は加熱装置による冷菓ミックスの加
熱殺菌中、段階的に撹拌モーターの回転数を上昇させて
行くことを特徴とする。 【0009】請求項1の発明の冷菓ミックスの加熱殺菌
装置によれば、加熱殺菌中ミックスが融解して液と泡の
部分とに分離し、且つ、温度が比較的低い段階では、撹
拌機を比較的低い回転数で回転させることができるの
で、液と泡を分離させた状態でミックスを撹拌して局部
的な加熱を防止しつつ泡の部分の自己崩壊による脱気を
促進すると共に、加熱装置の加熱によりミックスの温度
が上昇して来た段階では、撹拌機を比較的高い回転数で
回転させて、脱気せずに残留した泡の部分と液の部分全
体を撹拌することができるので、加熱殺菌作用を泡の部
分を含めたミックス全体に及ぼすことができるようにな
る。 【0010】 【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
例を説明する。図1は本発明の冷菓ミックスの加熱殺菌
装置の実施例としての加熱殺菌及び冷却保存機能を具備
した低温加熱殺菌装置Pの制御装置Cの電気回路図、図
2は低温加熱殺菌装置Pの縦断側面図である。図2にお
いて、低温加熱殺菌装置Pの本体1は下部の機械室2
と、上部の外槽部3とより構成されている。機械室2内
には、コンプレッサ4と凝縮器5等から構成された冷却
装置が配設されており、機械室2内の上方位置には取付
金具6によって撹拌モーター7が垂直に固定されてい
る。 【0011】外槽部3は伝熱性の良い材料、例えばステ
ンレス等の鋼板で一体成形された上面開口の外槽8と、
外槽8の周囲を囲繞する断熱壁とから構成されている。
そして外槽8の側面周囲を被う断熱壁9aは発泡ポリウ
レタンにより形成され、一方外槽8の底面を被う断熱壁
9bはグラスウールより形成している。10は断熱壁9
a内に埋設され、外槽8の側面周囲に熱伝導的に接して
蛇行状に巻回配設された冷却器としての冷却パイプで、
この冷却パイプ10は前記冷却装置と配管接続されて周
知の冷凍サイクルを構成する。11は外槽8の底面に熱
伝導的に接して配設された加熱装置としての加熱ヒータ
ーである。外槽8底部に対応する断熱壁9bは加熱ヒー
ター11を収納する空間を形成するように外槽8から離
間しており、その背後にグラスウールが位置し、これに
よって加熱ヒーター11からの熱が外槽8に良好に伝達
されるよう構成している。 【0012】また、断熱壁9bの中央部分のグラスウー
ルは削除されて開口部13を形成している。そして、撹
拌モーター7の回転軸15の先端には永久磁石を具備し
た動力伝達用磁石盤16が取り付けられ、開口部13に
対応して配置されている。また、外槽8の底部上面中央
には撹拌モーター7の回転軸15と同一軸芯上に位置す
る支軸19が設けられ、この支軸19には動力伝達用磁
石盤16の永久磁石と磁気的に結合する永久磁石を有
し、動力伝達用磁石盤16が回転すると一緒に同期して
同方向に回転する撹拌機18が回転自在に支持される。
この撹拌機18は撹拌羽根を有し、回転して後述する内
槽と外槽8間に注入される熱媒体としての水またはブラ
インを撹拌するものである。 【0013】前記内槽23も同様のステンレス鋼板の一
体成形にて構成された上面開口の容器状を呈し、内部に
残余冷菓ミックスを所要量収容して、前記外槽8内に間
隔を存して収納保持されるものである。この内槽23の
底部上面中央にも支軸24が設けられ、この支軸24に
撹拌機25が回転自在に支持されて設けられている。支
軸24は内槽23が外槽8内の所定位置に収納された状
態で前記撹拌モーター7の回転軸15及び支軸19と同
一軸芯状に位置し、撹拌機25も永久磁石を有し、撹拌
機18の永久磁石と磁気的に結合し、結果的に前記動力
伝達用磁石盤16と磁気的に結合して動力伝達用磁石盤
16及び撹拌機18と一緒に同期して同方向に回転す
る。この撹拌機25には上方に延在する軸12に複数の
羽根17を具備した撹拌羽根20が取り付けられ、回転
して内槽23内のミックスを撹拌する。また、28は内
槽23の把手であり、29は後述するブライン等を排出
するための電磁弁付きの排水装置である。 【0014】係る内槽23には前述の如く加熱殺菌処理
する冷菓ミックスを収容し、図2に示すようにその上部
が外槽8より少許上方に出た状態で外槽8内に間隔を存
して収納保持させる。そして内槽23と外槽8との間の
間隔30には熱媒体としての水または塩化カルシウム、
食塩水等のブラインが所定水位まで注入される(以後の
説明においては間隔30内にブラインが注入されたもの
とする)。 【0015】次に、図1において制御装置Cは汎用のマ
イクロコンピュータ31によって構成されており、マイ
クロコンピュータ31には例えば外槽8の内面に設けら
れ、前記ブラインの温度を直接若しくは間接的に検知す
る温度センサー32の出力が増幅器33を介して入力さ
れ、また、低温加熱殺菌装置Pに設けた表示パネル34
に配置した殺菌スイッチ36、冷却スイッチ37及び停
止スイッチ38の出力が入力される。マイクロコンピュ
ータ31の出力と電源Vcc間には加熱ヒーターリレー
39、コンプレッサリレー40、撹拌モーターリレー4
1、低速リレー42、中速リレー43及び高速リレー4
4が接続され、加熱ヒーターリレー39の接点39Aは
前記加熱ヒーター11と、コンプレッサリレー40の接
点40Aは前記コンプレッサ4とそれぞれ直列に接続さ
れ、各直列回路は交流電源ACに並列に接続される。 【0016】また、撹拌モーターリレー41の接点41
Aはモーター回転制御回路45と直列に交流電源ACに
接続される。このモーター回転数制御回路45は、低速
用抵抗46が接続された場合には、その出力に接続され
た前記撹拌モーター7を低速回転数(15r.p.m)
で回転し、中速用抵抗47が接続された場合には、撹拌
モーター7を中速回転数(30r.p.m)で回転し、
高速用抵抗48が接続された場合には、撹拌モーター7
を高速回転数(110r.p.m)で回転する。各抵抗
46、47、48には各リレー42、43、44の接点
42A、43A、44Aがそれぞれ直列に接続されてお
り、これによってマイクロコンピュータ31の出力でモ
ーター回転数制御回路45に接続される抵抗を変更し、
撹拌モーター7を停止状態から、低速回転数、中速回転
数及び高速回転数へと回転数制御できるように構成され
ている。 【0017】以上の構成で、図3乃至図9を参照して低
温加熱殺菌装置Pの動作を説明する。図3乃至図7はマ
イクロコンピュータ31のプログラムを示すフローチャ
ートであり、図8は冷却工程及び保冷工程における温度
センサー32の検出するブラインの温度推移及びコンプ
レッサ4と撹拌モーター7の動作を示す図、図9は加熱
殺菌工程における温度センサー32の検出するブライン
の温度推移及び加熱ヒーター11と撹拌モーター7の動
作を示す図である。内槽23内には所定量の冷菓ミック
スが収容され、間隔30内にはブラインが注入されてい
るものとする。図3の主フローチャートにおいて、ステ
ップS1で冷却スイッチ37がON(押されたこと)か
否か判断し、YESならばステップS2に進み、NOな
らばステップS7に進む。使用者が冷却スイッチ37を
ONすると、ステップS2に進んで冷却動作フラグが1
(セット)か否か判断し、NOであればステップS3に
進み、YESならばステップS7に進むがここではNO
であるからステップS3に進んで冷却動作フラグをセッ
トし、ステップS4で殺菌動作フラグをリセットし、次
にステップS5でプルダウンフラグをセットし、続いて
ステップS6で8℃冷却フラグをセットしてステップS
7に進む。ステップS7では冷却動作フラグが1(セッ
ト)か否か判断し、ここではセットされているからステ
ップS8に進んで冷却サブルーチンを実行する。 【0018】図4はこの冷却サブルーチンのフローチャ
ートを示す。図4のステップS26でプルダウンフラグ
が1(セット)されているか判断し、ここではセットさ
れているからステップS27で8℃冷却フラグが1(セ
ット)か否か判断し、セットされているからステップS
28に進んで温度センサー32の出力に基づくブライン
の温度が+8℃以下か否か判断する。冷却工程開始の当
初はブラインの温度も高いのでステップS29に進み、
コンプレッサリレー40に通電して接点40Aを閉じ、
コンプレッサ4をON(運転)して主フローチャートに
戻る。 【0019】係るコンプレッサ4の運転に伴い冷却パイ
プ10が冷却作用を発揮し始めると、図8の如くブライ
ンの温度は急速に低下して行く。そして、+8℃に到達
するとステップS28からステップS30に進んでコン
プレッサリレー40を非通電として接点40Aを開き、
コンプレッサ4をOFF(停止)する。次に、ステップ
S31で8℃冷却フラグをリセットし、ステップS32
に進んでブラインの温度が+4℃以下か否か判断し、こ
こではNOであるからステップS33に進んでコンプレ
ッサリレー40がON(通電)されてコンプレッサ4が
ONしているか否か判断し、ここではOFFであるから
ステップS34に進んでマイクロコンピュータ31が機
能として有する冷却間欠タイマのカウントが10分経過
したか否か判断し、NOであれば主フローチャートに戻
る。そして、以後はステップS27からはステップS3
2に進むことになる。冷却間欠タイマはコンプレッサ4
がOFFしてからカウントを開始しており、OFFから
10分経過するとステップS34からステップS35に
進んでコンプレッサ4をONし、ステップS36で冷却
間欠タイマをクリアする。ステップS33でYESの場
合はステップS37にて冷却間欠タイマのカウントが1
0分経過したか否か判断し、NOであれば主フローチャ
ートに戻る。冷却間欠タイマはステップS36でクリア
されてからカウントを開始しており、コンプレッサ4の
ONから10分経過するとステップS37からステップ
S38に進んでコンプレッサ4をOFFし、ステップS
39で冷却間欠タイマをクリアする。その後、ブライン
の温度が+4℃に達したらステップS32からステップ
S40に進んでプルダウンフラグをリセットし、次にス
テップS41で撹拌モーターONフラグをリセットする
と共に、ステップS42でマイクロコンピュータ31が
機能として有する撹拌間欠タイマをクリアしてステップ
S43に進む。以後はステップS26からステップS4
3に進むことになる。 【0020】このように、冷却運転の開始後、温度セン
サー32の検知するブラインの温度が+8℃に達した
ら、以後は冷却工程における設定温度の+4℃に達する
まで図8に示すようにコンプレッサ4を10分間隔で間
欠的に運転する。冷却運転の開始後、ブラインの温度は
急速に低下して行き、温度センサー32の検知するブラ
インの温度が+8℃以下になると冷却パイプ10が接し
ている外槽8の内面には氷が成長し始める。この状態で
冷却を続行すると外槽8の内面には氷層が生成されてブ
ラインの冷却効率が低下し、結果的にブラインを介した
ミックスの冷却が損なわれることになる。しかしながら
実施例では+8℃に達した段階で10分間隔の間欠運転
に入る。即ち、外槽8内面の氷は10分間の停止中に融
解するので、氷層の発生を防止、若しくは抑制すること
ができ、ミックスの冷却を効率良く行えるようになる。 【0021】次に、ステップS43ではコンプレッサリ
レー40がON(通電)されてコンプレッサ4がONし
ているか否か判断し、OFFしていればステップS44
に進んでブラインの温度が+6℃に上昇したか否か判断
し、上昇したらステップS46でコンプレッサ4をON
する。ステップS43ではコンプレッサ4がONしてい
る場合はステップS45に進んでブラインの温度が+4
℃に降下したか否か判断し、降下したらステップS47
でコンプレッサ4をOFFする。以後はこれを繰り返し
て+6℃と+4℃の間でコンプレッサ4をON−OFF
制御し、保冷工程に入る。係る保冷運転により内槽23
内のミックスはブラインを介して冷却及び保存されるの
で、局部的な冷却による凍結等が回避される。 【0022】次に、図3の主フローチャートに戻って、
ステップS9では殺菌スイッチ36がONか否か判断
し、YESならばステップS10に進み、NOならばス
テップS14に進む。使用者が販売で残ったソフトクリ
ーム等の冷菓ミックスを内槽23内に回収して殺菌スイ
ッチ36をONすると、ステップS10に進んで殺菌動
作フラグが1(セット)か否か判断し、NOであればス
テップS11に進み、YESならばステップS14に進
むがここではNOであるからステップS11に進んで殺
菌動作フラグをセットし、ステップS12で冷却動作フ
ラグをリセットすると共に、ステップS13で殺菌中フ
ラグをリセットしてステップS14に進む。ステップS
14では殺菌動作フラグが1(セット)か否か判断し、
ここではセットされているからステップS15に進んで
殺菌サブルーチンを実行する。 【0023】図5に殺菌サブルーチンのフローチャート
を示す。図5のステップS48では加熱ヒーターリレー
39がON(通電)されて加熱ヒーター11がONして
いるか否か判断し、OFFしていればステップS49に
進んでブラインの温度が+70℃以下か否か判断し、以
下であればステップS51でマイクロコンピュータ31
は加熱ヒーターリレー39に通電して接点39Aを閉じ
(ON)、加熱ヒーター11に通電(ON)してステッ
プS54に進む。冷菓ミックスを回収した状態ではブラ
インの温度は低いので、ステップS49からはステップ
S51に進み、加熱ヒーター11を通電して加熱殺菌工
程に入る。ステップS48で加熱ヒーター11がONし
ている場合は、ステップS50に進んでブラインの温度
が+72℃以上になったか否か判断し、達していなけれ
ばステップS51に進んで加熱ヒーター11をONし続
ける。ステップS54では殺菌中フラグがセット(1)
れているか否か判断し、ここではセットされていないか
ら主フローチャートに戻る。 【0024】以上を繰り返して加熱ヒーター11を発熱
させ、ブライン及び内槽23を介して回収したミックス
を加熱して行く。それによってミックスは徐々に融解し
て行くと共に、ブラインの温度も上昇し、やがて図9の
如くブラインの温度が+72℃に達すると、ステップS
50からステップS52に進んで加熱ヒーターリレー3
9を非通電として接点39Aを開き(OFF)、加熱ヒ
ーター11の発熱を停止(OFF)し、ステップS53
で殺菌中フラグをセットしてステップS54に進む。
ステップS54では殺菌中フラグがセットされているか
らステップS55に進んでマイクロコンピュータ31が
機能として有する殺菌時間タイマのカウントが40分経
過したか否か判断し、経過していなければ主フローチャ
ートに戻る。以後はこれを繰り返して+70℃と+72
℃の間で加熱ヒーター11をON−OFF制御し、回収
したミックスの加熱殺菌を実行する。そして、最初に+
72℃に達してから40分経過すると、殺菌時間タイマ
のカウントが終了し、ステップS55からステップS5
6に進んで殺菌動作フラグをリセットして加熱殺菌工程
を終了し、次にステップS57、S58、S59で冷却
動作フラグ、プルダウンフラグ及び8℃冷却フラグをそ
れぞれセットして主フローチャートに戻る。 【0025】このように、殺菌サブルーチンではマイク
ロコンピュータ31は温度センサー32の検知するブラ
インの温度に基づいて加熱ヒーター11の通電を制御
し、規定の+68℃以上の状態を30分間以上継続して
内槽23内のミックスを加熱殺菌処理する。この加熱殺
菌工程中にもミックスはブラインを介して加熱されるの
で局部的な加熱による変質等の発生は防止される。ま
た、加熱殺菌サブルーチンではマイクロコンピュータ3
1は加熱殺菌工程の終了後、冷却動作フラグ、プルダウ
ンフラグ及び8℃冷却フラグをそれぞれセットするの
で、以後は図3の主フローチャートのステップS7から
ステップS8に進んで冷却サブルーチンを実行するよう
になる。即ち、加熱殺菌工程の後は自動的に冷却工程が
行われるように構成されている。 【0026】次に、図3の主フローチャートに戻ってス
テップS16では冷却動作フラグが1(セット)か否か
判断し、NOであればステップS18に進み殺菌動作フ
ラグが1(セット)か否か判断し、NOであればステッ
プS20に進んでマイクロコンピュータ31は撹拌モー
ターリレー41を非通電とし、接点41Aを開いてモー
ター回転制御回路45を非通電として撹拌モーター7を
OFF(停止)する。次に、ステップS21で停止スイ
ッチ38がONされたか否か判断し、ONされたらステ
ップS22、S23、S24及びS25で冷却動作フラ
グ、殺菌動作フラグ、プルダウンフラグ及び殺菌中フラ
グをそれぞれリセットし、動作を停止する。 【0027】一方、冷却動作フラグがセット(1)され
ており、前記冷却工程或いは保冷工程を実行している場
合には、ステップS16からステップS17に進んで冷
却撹拌モーターサブルーチンを実行する。図6はこの冷
却撹拌モーターサブルーチンのフローチャートを示す。
図6のステップS60ではプルダウンフラグが1(セッ
ト)か否か判断する。ここで、冷却工程が開始されてか
らブラインの温度が+4℃まで降下し、図4のステップ
S40でリセットされるまではプルダウンフラグはセッ
トされているため、ステップS60からはステップS7
7に進んで撹拌モーターONフラグが1(セット)か否
か判断する。ここではセットされているものとすると、
ステップS85に進み、マイクロコンピュータ31が機
能として有する撹拌間欠タイマの積算が6分経過したか
否か判断する。ここでは経過していないから、ステップ
S86で撹拌モーターリレー41に通電(ON)して接
点41Aを閉じ、ステップS87からステップS89で
各リレー42〜44の内、高速リレー44のみに通電
(ON)して接点44Aを閉じ、高速用抵抗48をモー
ター回転制御回路45に接続して撹拌モーター7を高速
回転数で回転させる。そして、ステップS85で撹拌間
欠タイマの積算が6分経過すると、ステップS90に進
んで撹拌間欠タイマをクリアし、ステップS91で撹拌
モーターONフラグをリセットして主フローチャートに
戻る。 【0028】これによって今度はステップS77からス
テップS78に進み、撹拌間欠タイマの積算が3秒経過
したか否か判断し、ここでは経過していないからステッ
プS81〜ステップS84を実行して各リレー41、4
2、43及び44を非通電(OFF)とし、撹拌モータ
ー7を停止する。撹拌間欠タイマはクリアされてから積
算を開始しており、ステップS78で撹拌間欠タイマの
積算が3秒経過すると、ステップS79に進んで撹拌間
欠タイマをクリアし、次にステップS80で撹拌モータ
ーONフラグをセットして主フローチャートに戻る。従
って、以後は再びステップS77からステップS85に
進むようになる。 【0029】このようにマイクロコンピュータ31はミ
ックスの温度が比較的高いプルダウン中は、撹拌モータ
ー7を高速回転数で回転して撹拌機25を介し、撹拌羽
根20を高速回転するので、内槽23内のミックス全体
が万遍なく冷却されるようになる。また、このプルダウ
ン中マイクロコンピュータ31は撹拌モーター7を6分
運転し、3秒停止する間欠運転を実行するので、仮りに
撹拌機25が動力伝達用磁石盤16及び撹拌機18の回
転に追随できず、回転不能状態に陥った場合にも、6分
運転及び3秒停止の経過後の再起動時に起動されること
になり、撹拌羽根20が長時間停止する不都合が回避さ
れる。 【0030】そして、ブラインの温度が+4℃まで降下
して保冷工程に入り、図4のステップS40からステッ
プS42でプルダウンフラグ及び撹拌モーターONフラ
グがリセットされ、撹拌間欠タイマがクリアされると、
今度はステップS60からステップS61に進んでコン
プレッサリレー40が通電されてコンプレッサ4が運転
されているか否判断し、停止している場合にはステップ
S62に進んで撹拌モータ−ONフラグがセットされて
いるか否か判断し、ここではリセットされているからス
テップS63に進んで撹拌間欠タイマの積算が10分経
過したか否か判断する。そして、経過していなければス
テップS73〜ステップS76を実行して各リレー4
1、42、43及び44を非通電(OFF)とし、撹拌
モーター7を停止する。 【0031】撹拌間欠タイマはクリアされてから積算を
開始しており、ステップS63で撹拌間欠タイマの積算
が10分経過したら、ステップS65に進んで撹拌モー
ターONフラグをセットし、ステップS66で撹拌間欠
タイマをクリアする。次に、ステップS67〜ステップ
S70を実行して撹拌モーターリレー41及び中速リレ
ー43のみを通電し、他は非通電として中速用抵抗47
をモーター回転制御回路45に接続して撹拌モーター7
を中速回転数で回転させる。また、ステップS61でコ
ンプレッサ4が運転している場合にもステップS65に
進んで同様の処理により撹拌モーター7を中速回転数で
回転させる。 【0032】そして、今度はステップS62からステッ
プS64に進み、撹拌間欠タイマの積算が10分経過し
たか否か判断し、経過していなければステップS67に
進んで撹拌モーター7の中速回転を続行する。そして、
10分経過するとステップS64からステップS71に
進み、撹拌モーターONフラグをリセットし、ステップ
S72で撹拌タイマをクリアしてステップS73に進
み、前述同様にステップS73〜ステップS76で撹拌
モーター7を停止する。 【0033】このように、保冷工程に入った後において
は図8の如くマイクロコンピュータ31はコンプレッサ
4の運転中は強制的に撹拌モーター7を運転するもの
の、それ以外は10分運転、10停止の間欠運転を実行
する。この保冷工程ではミックスの温度も略安定してく
るので、温度の均一化の観点に立つと冷却工程中に比較
して撹拌の重要性は少なくなる。一方で、保冷工程中の
過度の撹拌はミックスの泡立ちを促進することになる
が、実施例では保冷工程中の撹拌モーター7の回転数を
中速とし、且つ、間欠運転するので、不必要な撹拌によ
るミックスの泡立ちを防止し、逆に脱気を促進すること
ができるようになる。また、同様に撹拌機25が回転不
能状態に陥った場合にも、10分運転及び10分停止の
経過後の再起動時に起動されることになり、撹拌羽根機
20が長時間停止する不都合が回避される。 【0034】図3の主フローチャートに戻って、冷却動
作フラグがリセットされていて殺菌動作フラグがセット
(1)されており、前記加熱殺菌工程を実行している場
合には、ステップS18からステップS19に進んで殺
菌撹拌モーターサブルーチンを実行する。図7はこの殺
菌撹拌モーターサブルーチンのフローチャートを示す。
図7のステップS92では殺菌中フラグが1(セット)
か否か判断する。ここで、加熱殺菌工程が開始されてか
らブラインの温度が+72℃まで上昇し、図5のステッ
プS53でリセットされるまでは殺菌中フラグはセット
されないため、ステップS92からはステップS93に
進み、マイクロコンピュータ31が機能として有する速
調タイマの積算が20分経過したか否か判断し、経過し
ていなければ次にステップS94で速調タイマの積算が
10分経過したか否か判断し、経過していなければステ
ップS95に進む。ここで、速調タイマは加熱殺菌工程
の開始時から積算を開始しているが、ここでは開始直後
であるからステップS93からステップS94、ステッ
プS95に進み、ステップS95〜ステップS98を実
行して各リレー41、42、43及び44を非通電(O
FF)とし、撹拌モーター7を停止する。 【0035】そして、加熱殺菌工程の開始から10経過
して速調タイマの積算が10分となると、ステップS9
4からステップS99に進み、撹拌モーターリレー41
に通電して接点41Aを閉じ、ステップS100〜ステ
ップS102を実行して低速リレー42のみを通電し、
他のリレー43及び44は非通電として低速用抵抗46
のみをモーター回転制御回路45に接続して撹拌モータ
ー7を起動し、以後は低速回転数で回転させる。 【0036】ここで、加熱殺菌工程当初の冷菓ミックス
はシェーク状であり、低温で且つ粘度が非常に高いの
で、係る状態で撹拌モーター7を起動すると冷菓ミック
スの抵抗によって撹拌機25が動力伝達用磁石盤16の
回転に追随することができずに回転不能となる危険性が
あるが、本発明では上記の如く加熱殺菌工程の開始直後
の10分間は撹拌モーター7を停止して置くので、係る
回転不能状態の発生を回避することができる。その後、
加熱ヒーター11による加熱によって図9の如くブライ
ンの温度は徐々に上昇して行くので、冷菓ミックスは内
槽23に接している部分から融解し始め、その粘度が低
下する。従って、加熱殺菌工程の開始から10分経過し
た頃には撹拌羽根20に加わる抵抗も小さくなると共
に、マイクロコンピュータ31は10分経過後に低速回
転数にて撹拌モーター7を回転させるので、撹拌機25
は動力伝達用磁石盤16及び撹拌機18の回転に追随し
て円滑に起動することができるようになる。 【0037】係る撹拌モーター7の低速回転数での回転
が10分間継続されると、ステップS93で速調タイマ
の積算が20分となるので、ステップS93から今度は
ステップS103に進み、撹拌モーターリレー41に通
電して接点41Aを閉じ、ステップS104〜ステップ
S106を実行して中速リレー43のみを通電し、他の
リレー42及び44は非通電として中速用抵抗47のみ
をモーター回転制御回路45に接続して撹拌モーター7
の回転数を上昇させ、以後は中速回転数で回転させる。 【0038】ここで、回収した冷菓ミックスは前述の如
くシェーク状であるが、加熱ヒータ11の加熱によりそ
の温度が徐々に上昇して行くため融解し、加熱殺菌工程
の開始から20分以上経過した頃には解凍が完了し、ミ
ックスは内槽23内で液の部分と泡の部分とに上下に分
離するようになる。この泡はそのまま放置すれば本来自
ら壊れて行く(脱気)性質のものではあるが、泡内部の
空気が断熱層となるため、泡の部分には温度が伝わり難
く、従って、加熱殺菌作用を有効に伝達させるために
は、ミックスはできるだけ脱気されて泡は少ない方が好
都合であるが、この状態で撹拌モーター7を高速回転
し、撹拌羽根20によりミックスを過度に撹拌すると逆
にミックスの泡立ちを引き起こし、脱気を阻害してしま
う問題がある。 【0039】しかしながら、本発明ではこのように解凍
したミックスの温度が比較的低い段階では、撹拌モータ
ー7を中速回転数にて運転し、撹拌羽根20を中速にて
ゆっくり回転させるので、内槽23内のミックスは下方
の液と上方の泡とが分離した状態で混ぜられることなく
撹拌されるようになる。従って、本発明によれば液状態
のミックスを、泡と混ぜ合わせること無く撹拌し、不必
要な泡立ちを抑えつつ局部的な加熱による変質を防止す
ると共に、泡の部分については過度に撹拌せずに自己崩
壊による脱気を促進することができるようになる。ま
た、撹拌羽根20は内槽23内中央まで延在しているた
め、その羽根17の中速回転によって上方の泡を破壊す
ることができ、それによって脱気を更に促進することが
できるようになる。 【0040】そして、係る加熱が更に進行してブライン
の温度が+72℃に達すると、図5のステップS53で
殺菌中フラグがセットされるので、以後はステップS9
2からステップS107に進んで撹拌モーターONフラ
グが1(セット)か否か判断する。ここではリセットさ
れているものとすると、ステップS108に進み、前記
撹拌間欠タイマの積算が3秒経過したか否か判断する。
ここでは経過していないからステップS111〜ステッ
プS114を実行して各リレー41、42、43及び4
4を非通電(OFF)とし、撹拌モーター7を停止す
る。撹拌間欠タイマはクリアされてから積算を開始して
おり、ステップS108で撹拌間欠タイマの積算が3秒
経過すると、ステップS109に進んで撹拌間欠タイマ
をクリアし、次にステップS110で撹拌モーターON
フラグをセットして主フローチャートに戻る。従って、
以後はステップS107からステップS115に進むよ
うになる。 【0041】ステップS115では撹拌間欠タイマの積
算が6分経過したか否か判断し、ここでは経過していな
いからステップS116に進んで撹拌モーターリレー4
1に通電(ON)して接点41Aを閉じ、ステップS1
16からステップS119で各リレー42〜44の内、
高速リレー44のみに通電(ON)して接点44Aを閉
じ、高速用抵抗48をモーター回転制御回路45に接続
して撹拌モーター7を高速回転数で回転させる。撹拌間
欠タイマはクリアされてから積算を開始しており、ステ
ップS115で撹拌間欠タイマの積算が6分経過する
と、ステップS120に進んで撹拌間欠タイマをクリア
し、ステップS121で撹拌モーターONフラグをリセ
ットして主フローチャートに戻る。これによって以後は
再びステップS107からステップS108に進むよう
になる。 【0042】このようにマイクロコンピュータ31はブ
ラインの温度が加熱殺菌工程の設定温度+72℃まで上
昇し、40分のミックス殺菌中は、撹拌モーター7を高
速回転数で回転して撹拌機25を介し、撹拌羽根20を
高速回転するので、脱気せずに残留した泡の部分と液の
部分全体を撹拌して内槽23内のミックス全体を万遍な
く加熱できるようになる。また、この最中にもマイクロ
コンピュータ31は撹拌モーター7を6分運転し、3秒
停止する間欠運転を実行するので、仮りに撹拌機18及
びまたは25が動力伝達用磁石盤16の回転に追随でき
ず、回転不能状態に陥った場合にも、6分運転及び3秒
停止の経過後の再起動時に起動されることになり、撹拌
羽根20が長時間停止する不都合が回避される。 【0043】尚、以上の実施例ではミックスの冷却・保
冷機能をも具備した低温加熱殺菌装置Pについて説明し
たが、それに限らず、加熱殺菌機能のみを有するもので
あっても本発明は有効である。 【0044】 【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、制御装置が加熱殺菌中段階的に撹拌モーターの回転
数を上昇させるので、ミックスの温度が比較的低い段階
では撹拌機を比較的低い回転数で回転させて、ミックス
の局部的な加熱を防止しつつ脱気を促進することができ
ると共に、ヒーターの加熱によりミックスの温度が上昇
して来た段階では、撹拌機を比較的高い回転数で回転さ
せて、内槽内のミックス全体を撹拌し、加熱殺菌作用を
ミックス全体に及ぼして円滑な殺菌処理を行うことがで
きるようになるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の冷菓ミックスの加熱殺菌装置の実施例
としての低温加熱殺菌装置の制御装置の電気回路図であ
る。 【図2】低温加熱殺菌装置の縦断側面図である。 【図3】マイクロコンピュータのプログラムを示す主フ
ローチャートである。 【図4】マイクロコンピュータのプログラムを示す冷却
サブルーチンのフローチャートである。 【図5】マイクロコンピュータのプログラムを示す殺菌
サブルーチンのフローチャートである。 【図6】マイクロコンピュータのプログラムを示す冷却
撹拌モーターサブルーチンのフローチャートである。 【図7】マイクロコンピュータのプログラムを示す殺菌
撹拌モーターサブルーチンのフローチャートである。 【図8】冷却工程及び保冷工程における温度センサーの
検出するブラインの温度推移及びコンプレッサと撹拌モ
ーターの動作を示す図である。 【図9】加熱殺菌工程における温度センサーの検出する
ブラインの温度推移及び加熱ヒーターと撹拌モーターの
動作を示す図である。 【符号の説明】 P 低温加熱殺菌装置 C 制御装置 7 撹拌モーター 8 外槽 11 加熱ヒーター 16 動力伝達用磁石盤 20 撹拌羽根 23 内槽 25 撹拌機 31 マイクロコンピュータ 45 モーター回転制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−191750(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23G 9/00 - 9/30

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 内部に冷菓ミックスを収容する内槽と、
    該内槽内の冷菓ミックスを加熱殺菌するための加熱装置
    と、前記冷菓ミックスを撹拌する撹拌機と、該撹拌機を
    駆動するための撹拌モーターと、前記加熱装置及び撹拌
    モーターの運転を制御する制御装置とを具備して成り、
    該制御装置は前記加熱装置による冷菓ミックスの加熱殺
    菌中、段階的に前記撹拌モーターの回転数を上昇させて
    行くことを特徴とする冷菓ミックスの加熱殺菌装置。
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