JP3378658B2 - 排気再循環装置の接続部構造 - Google Patents
排気再循環装置の接続部構造Info
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- connector
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2225/00—Synthetic polymers, e.g. plastics; Rubber
- F05C2225/08—Thermoplastics
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】）この発明は内燃機関の排気再循
環装置（以下ＥＧＲと称する。）における。排気ガス管
とインテークマニホールドとの接続部の構造に関する。 【０００２】 【従来の技術】ＥＧＲは排気ガスの一部をインテークマ
ニホルドに取り入れることにより、内燃機関の排出ガス
の無公害化をはかるものであり、排気ガスの一部を排気
管から排気ガス管によりインテークマニホールドに流入
させ、吸入空気に混入させている。その流入位置はイン
テークマニホールドの気筒毎への分岐の上流で空気流量
の多い位置である。この接続部の構造例を図２に示す。 【０００３】インテークマニホルド１１は軽量化等の目
的で合成樹脂製とされその開口１２に、金属パイプでな
る排気ガス管１４がコネクタ１３を介して接続されてい
る。コネクタ１３はステンレス鋼等の金属でなり、排気
ガス管１４に溶接され、インテークマニホルド１１への
取付けは、インテークマニホルド１１にインサートされ
たナット１５とボルト１６とにより、パッキン１７を介
して締付けによってなされる。排気ガスは矢印Ｇのよう
にインテークマニホルド１１の内部１８に流入し吸入空
気（矢印Ａ）に混入する。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】矢印Ｇのように流入す
る排気ガスは高温（１５０℃〜６５０℃）であって、排
気ガス管１４からコネクタ１３を介してインテークマニ
ホルド１１に熱が伝わる。インテークマニホルド１１は
合成樹脂であってこの熱に耐えられずコネクタ１３を取
付けた部分が熱変形し、取付部に隙間ができて、取付ガ
タを生じたり、隙間から空気が流入して吸入空気量が変
化し、エンジン出力を低下させたりする。コネクタ１３
には中間部に屈曲部１９を設けて熱の放散をはかってい
るが、これだけでは不十分である。 【０００５】 【課題を解決するための手段】この発明はＥＧＲの排気
ガス管の先端部の管径を拡大して大径部とし、コネクタ
の排気ガス管に近接した部分を排気ガス管の大径部外面
との間に間隙を空けて管状に形成して屈曲部とするとと
もに、該屈曲部の下端部と排気ガス管の大径部の末端部
とを接合し、その接合部の円周方向の長さが排気ガス管
の大径部以外の部分の円周長さより長くなるようにした
ものである。 【０００６】 【作用】この構成の接続部構造により排気ガスは排気ガ
ス管の大径部において流速が低下し急速に膨張して温度
が低下する。さらに排気ガス管の末端部とコネクタの屈
曲部の下端部との接触長を排気ガス管の大径部以外の部
分の円周長さより長くなっているから、コネクタへ接す
る単位長さ当たりの伝達熱量が減少し、コネクタからイ
ンテ−クマニホルドへ伝わる熱量は減少する。 【０００７】 【実施例】図１に実施例を示す。内燃機関の合成樹脂製
インテークマニホルド１は、その壁面開口２にコネクタ
３を介在させて排気ガス管４が取付けられている。開口
２はインテークマニホルド１が各気筒へ分岐する上流側
の空気（矢印Ａ）流量が多い位置に設ける。排気ガス管
４は基端が内燃機関の排気管（図示しない）に接続さ
れ、その管径ｄが先端部において段付状に拡径されて直
径Ｄなる大径部５となっている。直径比Ｄ／ｄ≧２とす
る。コネクタ３は環状をなし、排気ガス管４の大径部５
外面との間に間隙を設けて管状の屈曲部７が環形リブ状
に形成され、屈曲部７下端部は排気ガス管４の大径部５
の末端部分に溶接され、外周側において適宜個数の環状
配置のボルト６によってインテークマニホルド１の開口
２の周縁に締付けられる。コネクタ３は排気ガス管４と
ともにステンレス鋼製である。ボルト６はインテークマ
ニホルド１成形の際埋め込まれたインサートナット８に
締付け、パッキン９を介してコネクタ３の外周部を固着
する。 【０００８】排気ガスは矢印Ｇのように排気ガス管４内
を流れ、大径部５において流速が低下し、急速に膨張し
てガス温度が低下する。従ってコネクタ３の内周側へ伝
わる温度は低下しており、コネクタ３の屈曲部７の下端
部と排気ガス管の大径部５の末端部との接触長さも排気
ガス管４の大径部５以外の部分の円周長さよりＤ／ｄ倍
だけ長くなって単位長さ当りの熱量が少ない。このこと
から屈曲部７の放熱作用と相まってコネクタ３の外周部
からインテークマニホルド１へ伝わる熱は著しく減少す
る。 【０００９】 【発明の効果】この発明のＥＧＲの接続部構造では、排
気ガス管の先端部を拡径して大径部とし、排気ガスを急
速に膨張させて温度を低下させ、かつ排気ガス管の大径
部の末端部とコネクタの屈曲部の下端部との接触長を排
気ガス管の大径部以外の部分の円周長さより長くしたの
で、コネクタから合成樹脂製のインテークマニホルドへ
伝わる熱量は少なく、インテークマニホルドの熱影響に
よる取付ゆるみや隙間洩れが無くなる。
環装置（以下ＥＧＲと称する。）における。排気ガス管
とインテークマニホールドとの接続部の構造に関する。 【０００２】 【従来の技術】ＥＧＲは排気ガスの一部をインテークマ
ニホルドに取り入れることにより、内燃機関の排出ガス
の無公害化をはかるものであり、排気ガスの一部を排気
管から排気ガス管によりインテークマニホールドに流入
させ、吸入空気に混入させている。その流入位置はイン
テークマニホールドの気筒毎への分岐の上流で空気流量
の多い位置である。この接続部の構造例を図２に示す。 【０００３】インテークマニホルド１１は軽量化等の目
的で合成樹脂製とされその開口１２に、金属パイプでな
る排気ガス管１４がコネクタ１３を介して接続されてい
る。コネクタ１３はステンレス鋼等の金属でなり、排気
ガス管１４に溶接され、インテークマニホルド１１への
取付けは、インテークマニホルド１１にインサートされ
たナット１５とボルト１６とにより、パッキン１７を介
して締付けによってなされる。排気ガスは矢印Ｇのよう
にインテークマニホルド１１の内部１８に流入し吸入空
気（矢印Ａ）に混入する。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】矢印Ｇのように流入す
る排気ガスは高温（１５０℃〜６５０℃）であって、排
気ガス管１４からコネクタ１３を介してインテークマニ
ホルド１１に熱が伝わる。インテークマニホルド１１は
合成樹脂であってこの熱に耐えられずコネクタ１３を取
付けた部分が熱変形し、取付部に隙間ができて、取付ガ
タを生じたり、隙間から空気が流入して吸入空気量が変
化し、エンジン出力を低下させたりする。コネクタ１３
には中間部に屈曲部１９を設けて熱の放散をはかってい
るが、これだけでは不十分である。 【０００５】 【課題を解決するための手段】この発明はＥＧＲの排気
ガス管の先端部の管径を拡大して大径部とし、コネクタ
の排気ガス管に近接した部分を排気ガス管の大径部外面
との間に間隙を空けて管状に形成して屈曲部とするとと
もに、該屈曲部の下端部と排気ガス管の大径部の末端部
とを接合し、その接合部の円周方向の長さが排気ガス管
の大径部以外の部分の円周長さより長くなるようにした
ものである。 【０００６】 【作用】この構成の接続部構造により排気ガスは排気ガ
ス管の大径部において流速が低下し急速に膨張して温度
が低下する。さらに排気ガス管の末端部とコネクタの屈
曲部の下端部との接触長を排気ガス管の大径部以外の部
分の円周長さより長くなっているから、コネクタへ接す
る単位長さ当たりの伝達熱量が減少し、コネクタからイ
ンテ−クマニホルドへ伝わる熱量は減少する。 【０００７】 【実施例】図１に実施例を示す。内燃機関の合成樹脂製
インテークマニホルド１は、その壁面開口２にコネクタ
３を介在させて排気ガス管４が取付けられている。開口
２はインテークマニホルド１が各気筒へ分岐する上流側
の空気（矢印Ａ）流量が多い位置に設ける。排気ガス管
４は基端が内燃機関の排気管（図示しない）に接続さ
れ、その管径ｄが先端部において段付状に拡径されて直
径Ｄなる大径部５となっている。直径比Ｄ／ｄ≧２とす
る。コネクタ３は環状をなし、排気ガス管４の大径部５
外面との間に間隙を設けて管状の屈曲部７が環形リブ状
に形成され、屈曲部７下端部は排気ガス管４の大径部５
の末端部分に溶接され、外周側において適宜個数の環状
配置のボルト６によってインテークマニホルド１の開口
２の周縁に締付けられる。コネクタ３は排気ガス管４と
ともにステンレス鋼製である。ボルト６はインテークマ
ニホルド１成形の際埋め込まれたインサートナット８に
締付け、パッキン９を介してコネクタ３の外周部を固着
する。 【０００８】排気ガスは矢印Ｇのように排気ガス管４内
を流れ、大径部５において流速が低下し、急速に膨張し
てガス温度が低下する。従ってコネクタ３の内周側へ伝
わる温度は低下しており、コネクタ３の屈曲部７の下端
部と排気ガス管の大径部５の末端部との接触長さも排気
ガス管４の大径部５以外の部分の円周長さよりＤ／ｄ倍
だけ長くなって単位長さ当りの熱量が少ない。このこと
から屈曲部７の放熱作用と相まってコネクタ３の外周部
からインテークマニホルド１へ伝わる熱は著しく減少す
る。 【０００９】 【発明の効果】この発明のＥＧＲの接続部構造では、排
気ガス管の先端部を拡径して大径部とし、排気ガスを急
速に膨張させて温度を低下させ、かつ排気ガス管の大径
部の末端部とコネクタの屈曲部の下端部との接触長を排
気ガス管の大径部以外の部分の円周長さより長くしたの
で、コネクタから合成樹脂製のインテークマニホルドへ
伝わる熱量は少なく、インテークマニホルドの熱影響に
よる取付ゆるみや隙間洩れが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例の断面図
【図２】従来の接続部構造の断面図
【符号の説明】
１ インテークマニホールド
３ コネクタ
４ 排気ガス管
５ 大径部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
F02M 25/07 580
F02M 35/10 311
F02M 35/104
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 内燃機関の排気再循環装置の排気ガス管
と合成樹脂製インテークマニホルドとを、環状のコネク
タを介在させて接続する接続部構造において、排気ガス
管の先端部の管径を拡大して大径部とし、コネクタの排
気ガス管に近接した部分を排気ガス管の大径部外面との
間に間隙を空けて管状に形成して屈曲部とするととも
に、該屈曲部の下端部と排気ガス管の大径部の末端部と
を接合し、その接合部の円周方向の長さが排気ガス管の
大径部以外の部分の円周長さより長くなるようにしたこ
とを特徴とする排気ガス再循環装置の接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17181294A JP3378658B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 排気再循環装置の接続部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17181294A JP3378658B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 排気再循環装置の接続部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0821315A JPH0821315A (ja) | 1996-01-23 |
| JP3378658B2 true JP3378658B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=15930192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17181294A Expired - Fee Related JP3378658B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 排気再循環装置の接続部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3378658B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6073617A (en) * | 1997-07-08 | 2000-06-13 | Siemens Canada Ltd. | Manifold-mounted emission control valve |
| US6152115A (en) * | 1997-07-08 | 2000-11-28 | Siemens Canada Limited | Integrated engine intake manifold having a fuel vapor purge valve and an exhaust gas recirculation valve |
| US6223733B1 (en) | 1997-07-08 | 2001-05-01 | Siemens Canada Limited | Exhaust gas recirculation valve |
| US5996559A (en) * | 1997-07-08 | 1999-12-07 | Siemens Canada Limited | Integrated manifold and purge valve |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP17181294A patent/JP3378658B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0821315A (ja) | 1996-01-23 |
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