JP3377402B2 - 差込プラグ - Google Patents

差込プラグ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電化製品やOA機
器等の電気機器の電源コード等の端部に設けられる差込
プラグに関する。
【0002】
【従来の技術】電化製品やOA機器等の電気機器の電源
コードに用いられる差込プラグは、一般に、電源コンセ
ントに差し込まれる一対の刃と、この一対の刃とコード
との接続部を保護するとともに、刃を所定の位置関係で
支持する絶縁材料製のプラグ本体によって構成されてい
る。そのプラグ本体としては、従来、刃とは別の工程で
製作された樹脂成形品を刃とコードとの接続部に装着す
るという構造のものが一般的であったが、最近では、射
出成形等による樹脂モールド構造のものが殆どである。
【0003】この種の差込プラグにおいては、刃を電源
コンセントの刃受穴への差し込みを可能とするため、図
11に示すように、刃13A,13Bの外形寸法(厚み
・幅)を電源コンセント11の刃受穴11A,11Bよ
りも僅かに小さい寸法としている。このため差込プラグ
の刃13A,13Bを電源コンセント11に差し込んだ
際に、刃13A,13Bの外周面と刃受穴11A,11
Bの内周面との間に間隙Cが空いてしまい、その隙間C
への塵埃等の堆積による短絡が生じて、いわゆるトラッ
キング火災が発生する虞れがある。
【0004】また、そのような間隙Cがあると、差込プ
ラグを電源コンセントに差し込んだ状態のときに、差込
プラグがガタつき、電源コンセントに対して傾いてプラ
グの刃13A,13Bがコンセントの受刃穴11A,1
1Bから抜けやすい状態となることがあり、このような
状況となると、電源コードに誤って足を引っかけた場
合、差込プラグが簡単に抜け落ちて電気機器への電力供
給が遮断されてしまうという問題が発生する。特に、電
力供給を常時必要とするOA機器等においては、そのよ
うな不測の事態により電力供給が断たれると、内部デー
タが破損・消滅するというような重大な問題を招くこと
になる。
【0005】以上のような問題を解消するため、従来、
プラグ本体から突出する刃の根元部にスリーブ状の樹脂
製ブレードキャップを嵌め込み、刃をコンセントの刃受
穴に差し込んだ際に、刃の外周面と刃受穴の内周面との
間の間隙をブレードキャップによって塞ぐという構造の
差込プラグが提案されている(例えば特開平8−236
189号公報)。
【0006】ところが、その提案の差込プラグによれ
ば、プラグの刃にスリーブ状のブレードキャップを単に
差し込んでいるだけの構造であるので、例えばプラグ本
体に押し下げ力などが作用したり、差込プラグがコンセ
ントから抜けかかった状態となったときに、ブレードキ
ャップがプラグ本体の突当面から離れてしまい、本体の
機能をはたさなくなる虞れがある。
【0007】これを改良したものとして、ブレードキャ
ップの一端部をプラグ本体にインサート成形して、ブレ
ードキャップをプラグ本体に一体化した構造の差込プラ
グが提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ブレードキ
ャップをインサート成形してプラグ本体に一体化する場
合、プラグの刃にブレードキャップを差し込み、そのキ
ャップ端部を成形金型のキャビティ内に配置した状態で
射出成形を行う、という成形法が採られるが、ブレード
キャップの刃への差し込みは、通常、作業者の手作業で
行われることが多く、ブレードキャップの刃への差し込
み量にばらつきが生じやすい。そのため、完成品におい
てブレードキャップ高さ(プラグ本体の突当面に対する
ブレードキャップの突出量)の精度がでなくなることが
ある。
【0009】本発明はそのような実情に鑑みてなされた
もので、プラグの刃の外周面とコンセントの刃受穴の内
周面との間に空く間隙を塞ぐためのブレードキャップを
備えているとともに、そのブレードキャップの高さ精度
を確保することが可能な構造の差込プラグを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の差込プラグは、コンセントの刃受穴に差し
込まれる刃と、この刃とコードとの接続部を保護すると
ともに、刃を所定の位置関係で支持する絶縁材料製のプ
ラグ本体からなる差込プラグにおいて、図1〜図5に例
示するように、プラグ本体2から突出する刃3A,3B
の根元部に、この刃3A,3Bをコンセント11の刃受
穴11A,11Bに差し込んだ状態で、刃3A,3Bの
外周面と刃受穴11A,11Bの内周面との間に空く間
隙を塞ぐためのスリーブ状の絶縁材料製ブレードキャッ
プ5が嵌められており、かつ、そのブレードキャップ5
の後端面5Aに当たって、当該ブレードキャップ5の刃
3A,3Bの先端に対する位置を規定するための係止段
部31A,31Bまたは係止凸部131A,131B
(図6参照)が、刃3A,3Bに設けられていることに
よって特徴づけられる。
【0011】以上の構成の本発明の差込プラグによれ
ば、図5に例示するように、刃3A,3Bをコンセント
11の刃受穴11A,11Bに差し込んだ際に、刃3
A,3Bの根元部に設けたブレードキャップ5が、刃3
A,3Bの外周面と刃受穴11A,11Bの内周面との
間隙C(図11参照)に嵌まり込んで間隙Cが塞がれる
ので、この部分に塵埃等が堆積することを防止できる。
また、ブレードキャップ5の嵌まり込みにより、差込プ
ラグの刃3A,3Bがコンセント11に対して確実に固
定されるので、差込プラグのガタつきも防止できる。
【0012】しかも、本発明の差込プラグでは、刃3
A,3Bに設けた係止段部31A,31B(または係止
凸部131A,131B)によって、刃3A,3Bへの
ブレードキャップ5の差し込み量つまりブレードキャッ
プ5の刃先端に対する位置を一定にすることができるの
で、完成品においてブレードキャップ5のプラグ本体2
の突当面2Aに対する突出量(高さ)を常に一定とする
ことができる。
【0013】
【0014】本発明の差込プラグにおいて、ブレードキ
ャップを位置決めする構造として、図7に示すように、
刃203A,203Bの側面に凸部231A,231B
を設けるとともに、その凸部231A,231Bに嵌合
する孔205Bをブレードキャップ205に設けて、そ
れら凸部231A,231Bと孔205Bとの嵌合によ
り、ブレードキャップ205を刃203A,203Bに
対して位置決めする構造、あるいは図8に示すように、
ブレードキャップ305側に凸部305Bを、刃303
A,303B側に孔331A,331Bを設けて、それ
ら孔331A,331Bと凸部305Bとの嵌合により
ブレードキャップ305を位置決めする構造であっても
よい。
【0015】それら図7及び図8に示す構造を採用する
と、ブレードキャップ205,305が凸部と孔の嵌合
により刃203A・・303Bに固定されるので、完成品
においてブレードキャップ205,305がプラグ本体
の突当面から離れたり、また刃から抜け落ちたりするこ
とがなく、安全性を高めることができるという効果も達
成できる。
【0016】なお、以上の各例では、ブレードキャップ
を刃に差し込む構造としているが、このほか、ブレード
キャップを刃に直接成形するという構造も採用すること
ができる。この場合、例えば図8のように、刃303
A,303Bに孔331A,331Bを設けておき、こ
の部分にブレードキャップを一体成形するというような
成形法を採ればよい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、以下、図
面に基づいて説明する。
【0018】図1は本発明の実施の形態の構造を示す水
平断面図、図2はその実施の形態の外観斜視図である。
【0019】まず、この例の差込プラグ1は、プラグ本
体2と一対の刃3A,3Bを主として構成されている。
【0020】一対の刃3A,3Bは、電源コンセント1
1(図5参照)の刃受穴11A,11Bに差し込まれる
金属板で、その各後端部に設けられた接続用端子T(図
3参照)に、電源コード4の心線がカシメ(圧着)によ
って接続される。その各刃3A,3Bと電源コード4と
の接続部Jは、後述する方法によって射出成形されたプ
ラグ本体2によって保護されており、また、このプラグ
本体2によって一対の刃3A,3Bが、図5に示す電源
コンセント11の刃受穴11A,11Bに対応する位置
関係で固定・支持されている。
【0021】さて、この実施の形態においては、プラグ
本体2から突出する刃3A,3Bの根元部に、それぞれ
ブレードキャップ5が装着されている。
【0022】ブレードキャップ5は、図4に示すよう
に、PS(ポリスチレン)等の樹脂をスリーブ状に成形
した樹脂成形品で、プラグ本体2の射出成形時におい
て、後端部がプラグ本体2中に埋め込まれプラグ本体2
と一体化される。
【0023】ブレードキャップ5の肉厚は、プラグの刃
3A,3Bを、電源コンセント11の刃受穴11A,1
1Bに差し込んだ状態で、その各刃3A,3Bの外周面
と刃受穴11A,11Bの内周面との間に空く間隙C
(図11参照)と同じ寸法かあるいは僅かに小さい寸法
となっている。またブレードキャップ5の先端部には、
電源コンセント11の刃受穴11A,11Bへの差し込
み時の挿入性を考慮して、30°程度の面取りが施され
ている。
【0024】一方、刃3A,3Bには、図3に示すよう
に、各刃3A,3Bに差し込まれたブレードキャップ5
の後端面5Aに当たって、ブレードキャップ5の刃3
A,3Bの先端に対する位置を規定する、係止段部31
A,31Bが設けられている。
【0025】この係止段部31A,31Bの刃先端に対
する位置は、ブレードキャップ5の後端部をプラグ本体
2中に、後述する方法でインサート成形した際に、ブレ
ードキャップ5のプラグ本体2の突当面2Aに対する突
出量が目的とする寸法となるように設定されている。
【0026】次に、本実施の形態の作用を製造方法とと
もに説明する。
【0027】まず、電源コード4の端部の外被を剥がし
心線をプラグの刃3A,3Bの接続用端子に圧着して各
刃3A,3Bと電源コード4とを接続するとともに、各
刃3A,3Bに、ブレードキャップ5をその後端面5A
が刃の係止段部31A,31Bに当たる位置まで差し込
んでおく。
【0028】次いで、プラグ本体2の成形を行う成形金
型(図示せず)のキャビティ内に、刃3A,3Bと電源
コード4との接続部Jを配置するとともに、ブレードキ
ャップ5の後端部を金型キャビティ内に配置する。
【0029】このとき、各刃3A,3Bの成形金型に対
する位置決めを行うことによって、プラグ本体2の突当
面2Aに対する刃3A,3Bの突出長さを規定してお
く。
【0030】また、ブレードキャップ5については、そ
の後端側の位置が刃3A,3Bの係止段部31A,31
Bによって規定されているので、特に位置決めを行う必
要はないが、刃3A,3Bに差し込まれたブレードキャ
ップ5が刃先端側に動くおそれがあるときには、その動
き(ずれ)を規定する手段を講じておけばよい。
【0031】そして、成形金型のキャビティ内に溶融状
態の樹脂(ポリ塩化ビニル)を射出して、各刃3A,3
Bと電源コード4との接続部Jとブレードキャップ5の
後端部をプラグ本体2中にインサート成形することによ
って、図1に示す構造の差込プラグ1すなわち刃3A,
3Bと電源コード4との接続部Jがプラグ本体2で保護
され、かつ、ブレードキャップ5がプラグ本体2に一体
化された構造の差込プラグ1を得る。
【0032】以上のように、本実施の形態では、キャッ
プ本体2の射出成形を行う際に、刃3A,3Bに設けた
係止段部31A,31Bによって、刃3A,3Bへのブ
レードキャップ5の差し込み量つまりブレードキャップ
5の刃先端に対する位置を正確に位置決めすることがで
きるので、完成品においてブレードキャップ5のプラグ
本体2の突当面2Aに対する突出量(高さ)を常に一定
とすることができる。
【0033】ここで、本発明の差込プラグにおいて、ブ
レードキャップを刃に対して位置決めする手段として
は、図3に示した係止段部31A,31Bのほか、例え
ば図6に示すように、刃103A,103Bにブレード
キャップ5を差し込んだときに、そのキャップの後端面
5Aに当たってキャップ位置を規定する、係止凸部13
1A,131Bが挙げられる。
【0034】また、他の手段として、図7に示すよう
に、刃203A,203Bの側面に凸部231A,23
1Bを設けるとともに、ブレードキャップ205に孔2
05Bを設けて、その凸部231A,231Bと孔20
5Bとの嵌合により、ブレードキャップ205を刃20
3A,203Bに対して位置決めする構造、あるいは図
8に示すように、ブレードキャップ305側に凸部30
5Bを、刃303A,303B側に孔331A,331
Bを設けて、それらの嵌合によりブレードキャップ30
5を位置決めする構造が挙げられる。
【0035】これら図7及び図8に示す構造を採用する
と、ブレードキャップ205,305が凸部と孔の嵌合
により刃203A・・303Bに固定されるので、完成品
においてブレードキャップ205,305がプラグ本体
2の突当面から離れたり、また刃から抜け落ちたりする
ことがなく、安全性を高めることができる。また、刃2
03A・・303Bに差し込んだブレードキャップ20
5,305が刃先端側にずれることがないので、プラグ
本体の成形時においてブレードキャップ205,305
のずれ止め等を行う必要がなくなる。
【0036】なお、以上の実施の形態においては、ブレ
ードキャップを刃に差し込む構造としているが、このほ
か、刃にブレードキャップを直接成形するという構造も
採用することができる。この場合、例えば図8のよう
に、刃303A,303Bに孔331A,331Bを設
けておき、この部分にブレードキャップを一体成形する
というような成形法を採ればよい。
【0037】本発明の差込プラグの製作時において、刃
3A,3Bを成形金型に位置決めする方法としては、例
えば図9に示すように、刃3A,3Bに設けられている
孔hに、固定ピンPを通して成形金型M1 に対する位置
を規定する方法、あるいは図10に示すように、刃3
A,3Bに対し球体Gを弾性的に押し付けることで成形
金型M2 に対する位置を規定する方法が挙げられる。
【0038】また、ブレードキャップ5の刃先端側への
位置ずれを阻止する方法としては、例えば図9及び図1
0に示すように、ブレードキャップ405の側面に段部
405Bを設け、その段部405Bに当たってキャップ
405の動きを規定する、位置決め治具jを成形金型M
1,M2 内に配置する方法が挙げられる。
【0039】なお、以上の実施の形態では、一対の刃3
A,3Bをもつ2極の差込プラグに本発明を適用した例
を示したが、本発明はこれに限られることなく、3極ま
たはそれ以外の任意の極数の接続器にも適用可能であ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の差込プラ
グによれば、プラグ本体から突出する刃の根元部にブレ
ードキャップを設けているので、プラグの刃をコンセン
トの刃受穴に差し込んだ際に、刃の外周面と刃受穴の内
周面との間に空く間隙を塞ぐことができる。これにより
プラグへの塵埃等の堆積が原因となって発生する短絡や
トラッキング火災等を防止することができる。
【0041】しかも、本発明の差込プラグにおいては、
プラグの刃に、ブレードキャップの刃先端に対する位置
を規定するための係止段部または係止凸部などを設けて
いるので、刃へのブレードキャップの差し込み量つまり
ブレードキャップの刃先端に対する位置を一定にするこ
とができる。その結果、完成品において、ブレードキャ
ップのプラグ本体の突当面に対する突出量(高さ)を常
に一定とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構造を示す水平断面図
【図2】その実施の形態の外観斜視図
【図3】本発明の実施の形態に用いる刃3A,3Bの側
面図
【図4】本発明の実施の形態に用いるブレードキャップ
5の縦断面図
【図5】本発明の実施の形態の使用状態を示す図
【図6】本発明の差込プラグに用いる刃の変形例を示す
【図7】本発明の差込プラグに用いる刃及びブレードキ
ャップの変形例を示す図で、(a)は側面図、(b)は
平面図
【図8】本発明の差込プラグに用いる刃及びブレードキ
ャップの別の変形例を示す図
【図9】本発明の差込プラグにおいてプラグ本体を成形
する際に用いる成形金型の一例を示す図
【図10】本発明の差込プラグにおいてプラグ本体を成
形する際に用いる成形金型の他の例を示す図
【図11】従来の差込プラグの使用状態の一例を示す図
【符号の説明】
1 差込プラグ 2 プラグ本体 2A 突当面 3A,3B 刃 31A,31B 係止段部 4 電源コード 5 ブレードキャップ 5A 後端面 11 電源コンセント 11A,11B 刃受穴
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/44 H01R 13/46 H01R 13/502

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器の電源コード等に用いられる差
    込プラグで、コンセントの刃受穴に差し込まれる刃と、
    この刃とコードとの接続部を保護するとともに、刃を所
    定の位置関係で支持する絶縁材料製のプラグ本体からな
    る差込プラグにおいて、 プラグ本体から突出する刃の根元部に、この刃をコンセ
    ントの刃受穴に差し込んだ状態で刃の外周面と刃受穴の
    内周面との間に空く間隙を塞ぐための、スリーブ状の絶
    縁材料製ブレードキャップが嵌められており、かつ、そ
    のブレードキャップの後端面に当たって、当該ブレード
    キャップの刃先端に対する位置を規定するための係止段
    部または係止凸部が、上記刃に設けられていることを特
    徴とする差込プラグ。
  2. 【請求項2】 電気機器の電源コード等に用いられる差
    込プラグで、コンセントの刃受穴に差し込まれる刃と、
    この刃とコードとの接続部を保護するとともに、刃を所
    定の位置関係で支持する絶縁材料製のプラグ本体からな
    る差込プラグにおいて、 プラグ本体から突出する刃の根元部に、この刃をコンセ
    ントの刃受穴に差し込んだ状態で刃の外周面と刃受穴の
    内周面との間に空く間隙を塞ぐための、スリーブ状の絶
    縁材料製ブレードキャップが嵌められており、かつ、そ
    のブレードキャップの刃先端に対する位置を規定するた
    めの凸部が上記刃に形成されているとともに、その刃の
    凸部に嵌合する孔が上記ブレードキャップに形成されて
    おり、それら凸部と孔との嵌合によって上記ブレードキ
    ャップの刃先端に対する位置が規定されていることを特
    徴とする差込プラグ。
  3. 【請求項3】 電気機器の電源コード等に用いられる差
    込プラグで、コンセントの刃受穴に差し込まれる刃と、
    この刃とコードとの接続部を保護するとともに、刃を所
    定の位置関係で支持する絶縁材料製のプラグ本体からな
    る差込プラグにおいて、 プラグ本体から突出する刃の根元部に、この刃をコンセ
    ントの刃受穴に差し込んだ状態で刃の外周面と刃受穴の
    内周面との間に空く間隙を塞ぐための、スリーブ状の絶
    縁材料製ブレードキャップが嵌められており、かつ、そ
    のブレードキャップの刃先端に対する位置を規定するた
    めの孔が上記刃に形成されているとともに、その刃の孔
    に嵌合する凸部が上記ブレードキャップに形成されてお
    り、それら孔と凸部との嵌合によって上記ブレードキャ
    ップの刃先端に対する位置が規定されていることを特徴
    とする差込プラグ。
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