JP3376881B2 - ハイブリッド車両のバッテリー充電量演算装置 - Google Patents

ハイブリッド車両のバッテリー充電量演算装置

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JP3376881B2
JP3376881B2 JP26350497A JP26350497A JP3376881B2 JP 3376881 B2 JP3376881 B2 JP 3376881B2 JP 26350497 A JP26350497 A JP 26350497A JP 26350497 A JP26350497 A JP 26350497A JP 3376881 B2 JP3376881 B2 JP 3376881B2
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    • G01R31/3828Arrangements for monitoring battery or accumulator variables, e.g. SoC using current integration
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    • G01R31/005Testing of electric installations on transport means
    • G01R31/006Testing of electric installations on transport means on road vehicles, e.g. automobiles or trucks

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイブリッド車両
に搭載されるバッテリーの充電量を演算する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エンジンにより発電機を駆動して発電を
行い、走行用モーターとバッテリーに電力を供給するシ
リーズ・ハイブリッド車両が知られており、エンジン車
両の排気と燃費の問題を解決しながら、電気自動車の航
続距離を延長するものとして注目されている。このシリ
ーズ・ハイブリッド車両に搭載されるバッテリーの充電
量SOC(State Of Charge)を演算する装置として、
バッテリーの充放電電流を積分し、その積分値を充電量
に加減算することにより充電量を更新するものが提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バッテリー充電量演算装置では、充放電電流の検出誤差
やサンプリング誤差も積分するため、演算結果の充電量
に誤差が溜まりやすいという問題がある。この問題を解
決するために、電気自動車では、充電器によりバッテリ
ーの充電を終了したときに充電量をリセットして積分誤
差を取り除く方法が採られているが、シリーズ・ハイブ
リッド車両では、通常、外部充電器によりバッテリーを
充電する機会がほとんどないので、このような方法を採
用することはできない。
【0004】本発明の目的は、バッテリーの正確な充電
量を演算することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1) 請求項1の発明
は、エンジンにより駆動される発電機と、充放電可能な
バッテリーと、発電機の発電電力および/またはバッテ
リーの放電電力によって駆動される走行用モーターとを
備えたハイブリッド車両のバッテリー充電量演算装置に
適用される。そして、バッテリーの充放電電流を検出す
るバッテリー電流検出手段と、バッテリーの充放電電流
検出値を積分してバッテリーの充電量を演算する充電量
演算手段と、モーターの消費電力を検出する消費電力検
出手段と、発電機の発電電力がモーターの消費電力検出
値と一致するように発電電力を制御してバッテリーの充
放電電流を強制的に0にする発電制御手段と、発電制御
手段による制御中の、充放電電流検出値が略0となった
ときのバッテリーの端子電圧を検出するバッテリー電圧
検出手段と、バッテリー電圧検出値に基づいてバッテリ
ーの充電量を推定する充電量推定手段と、充電量演算値
を充電量推定値により補正する充電量補正手段とを備え
る。バッテリーの充放電電流検出値を積分してバッテリ
ーの充電量を演算するとともに、モーターの消費電流を
検出し、発電機の発電量がモーターの消費電流と一致す
るように発電機の発電電力を制御する。さらに、充放電
電流検出値が略0となったときのバッテリーの端子電圧
を検出し、バッテリー電圧検出値に基づいてバッテリー
の充電量を推定する。そして、充電量演算値を充電量推
定値により補正する。 (2) 請求項2のハイブリッド車両のバッテリー充電
量演算装置は、消費電力検出手段が、車速を検出する車
速検出手段を有し、車速検出値に応じた走行抵抗を推定
し、走行抵抗推定値に応じたモーターの消費電力を検出
するようにしたものである。 (3) 請求項3のハイブリッド車両のバッテリー充電
量演算装置は、消費電力検出手段が、モーターの端子電
圧を検出するモーター電圧検出手段と、モーターに流れ
る電流を検出するモーター電流検出手段とを有し、モー
ター電圧検出値とモーター電流検出値とに基づいて消費
電力を検出するようにしたものである。 (4) 請求項4のハイブリッド車両のバッテリー充電
量演算装置は、バッテリー電圧検出手段によって、充放
電電流検出値が略0となったときから所定時間後のバッ
テリーの端子電圧を検出するようにしたものである。 (5) 請求項5のハイブリッド車両のバッテリー充電
量演算装置は、充放電電流検出値の減少率が高いほど所
定時間を長くするようにしたものである。 (6) 請求項6のハイブリッド車両のバッテリー充電
量演算装置は、バッテリーの温度を検出するバッテリー
温度検出手段を備え、バッテリー温度検出値が低いほど
所定時間を長くするようにしたものである。 (7) 請求項7のハイブリッド車両のバッテリー充電
量演算装置は、充電量補正手段によって、充電量演算値
と充電量推定値とに重み付けを行い、最終的な充電量を
決定するようにしたものである。 (8) 請求項8のハイブリッド車両のバッテリー充電
量演算装置は、充電量補正手段によって、充放電電流検
出値の平均値が大きいほど充電量演算値の重みを大きく
するようにしたものである。 (9) 請求項9のハイブリッド車両のバッテリー充電
量演算装置は、充電量補正手段によって、前回の充電量
補正時点から今回の充電量補正時点までの時間間隔が長
いほど充電量推定値の重みを大きくするようにしたもの
である。 (10) 請求項10のハイブリッド車両のバッテリー
充電量演算装置は、充電量補正手段によって、所定の周
期を設定し、1周期に1回だけ充電量補正動作を行うよ
うにしたものである。
【0006】
【発明の効果】
(1) 請求項1の発明によれば、充放電電流を積分し
て演算した充電量から、充放電電流の検出誤差やサンプ
リング誤差を取り除くことができ、走行中でも常に正確
な充電量を求めることができる。 (2) 請求項2の発明によれば、車速検出手段を用い
るだけでモーターの消費電力を推定することができる。 (3) 請求項3の発明によれば、モーター電圧とモー
ター電流により正確なモーター消費電力を求めることが
できる。 (4) 請求項4〜6の発明によれば、バッテリー内部
の物性による電流変化に対する電圧変化の遅れを補償し
て、正確なバッテリーの開放電圧を求めることができ
る。 (5) 請求項7〜9の発明によれば、正確な充電量を
決定することができる。 (6) 請求項10の発明によれば、充電量の演算処理
を実行するマイクロコンピューターの負担を軽減するこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は一実施の形態の構成を示す
図である。エンジン1は発電機2を駆動するための原動
機であり、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなど
の内燃機関が用いられる。発電機2は車両の走行とバッ
テリー3の充電に用いる電力を発電する回転機であり、
三相交流発電機などが用いられる。発電機コントローラ
ー4は発電機2の発電電力を制御するとともに、発電さ
れた三相交流電力を直流電力に変換してモーターコント
ローラー5とバッテリー3へ供給する。モーターコント
ローラー5はインバーターと制御装置を備え、直流電力
を交流電力に変換して走行用モーター6に供給する。走
行用モーター6は車両の走行駆動源となる回転機であ
り、三相同期電動機や三相誘導電動機が用いられる。バ
ッテリー3は走行用モーター6に電力を供給するための
電池であり、発電機2からの発電電力とモーター6から
の回生電力により充電される。
【0008】車両コントローラー8はマイクロコンピュ
ーターとその周辺部品を備え、エンジン1、発電機コン
トローラー4,モーターコントローラー5などの車載機
器を制御するとともに、後述する制御プログラムを実行
してバッテリー3の充電量SOCを演算する。この車両
コントローラー8には、バッテリー3の端子電圧Vを検
出する電圧センサー9と、バッテリー3の充放電電流I
を検出する電流センサー10と、車両の走行速度VSを
検出する車速センサー11と、充電量SOCを表示する
ための表示器12などが接続される。
【0009】この実施の形態では、バッテリー3の充放
電電流Iを積分して充電量SOC1を演算するととも
に、バッテリー3の開放端子電圧が充電量SOCと高い
相関があることを利用し、充放電電流Iが0のときのバ
ッテリー3の端子電圧Vを測定して充電量SOC2を推
定する。そして、充放電電流Iを積分して演算した充電
量SOC1を端子電圧Vから推定した充電量SOC2に
より補正し、正確な充電量SOCを求める。充放電電流
Iが0のときの端子電圧Vの測定は、発電機2の発電電
力が走行用モーター6の消費電力と同一となるように発
電電力を調節することによって、バッテリー3の充放電
電流Iを強制的に0にし、その状態において端子電圧V
を測定する。測定結果の端子電圧Vは開放端子電圧と見
なせるので、この端子電圧Vから充電量SOC2を推定
する。これにより、充放電電流Iを積分して充電量SO
Cを演算する従来の方法に比べ、充放電電流Iの検出誤
差やサンプリング誤差を取り除くことができ、走行中に
も時々刻々と正確な充電量SOCを求めることができ
る。
【0010】図2は充電量SOC1の演算処理を示すフ
ローチャートである。車両コントローラー8は、所定の
サンプリングタイムT1ごとにこの演算処理を実行す
る。ステップ1において、電流センサー10によりバッ
テリー3の充放電電流Iを検出する。続くステップ2
で、検出された充放電電流IにサンプリングタイムT1
を乗してサンプリングタイムT1の間の電流時間積(I
*T1)を求める。ステップ3では、前回のサンプリン
グタイムまでの充電量SOC1に今回のサンプリングタ
イムにおける電流時間積(I*T1)を加算し、充電量
SOC1を更新する。
【0011】図3は充電量SOC2の演算と充電量補正
処理を示すフローチャートである。車両コントローラー
8は、所定の補正周期T2(<T1)ごとにこの処理を
実行する。ステップ11において、車速センサー11に
より車速Vsを検出する。続くステップ12で、図4に
示すような予め測定した車速Vsに対する走行抵抗Pの
マップから、検出車速Vsに対応する走行抵抗Pを表引
き演算し、走行抵抗Pを推定する。走行中のモーター5
の消費電力はほとんど走行抵抗に打ち勝って車両を駆動
するための電力であるから、走行抵抗分の電力を発電機
2により発電すれば、バッテリー3からモーター5への
走行電力の供給が不要となり、充放電電流Iは0とな
る。エンジン駆動発電機2の応答は遅いので、車両の加
速時にはバッテリー3からモーター5へ放電電流Iが流
れ、減速回生時にはモーター5からバッテリー3へ充電
電流Iが流れるが、通常の車両運行時には加速、定速走
行、減速が繰り返されるので、充放電電流Iが0となる
機会は十分にある。ステップ13で、走行抵抗推定値P
に応じて発電量Wを決定する。
【0012】なお、車速から走行抵抗を推定し、この走
行抵抗に打ち勝って車両を駆動するための電力をモータ
ーの消費電力とし、走行抵抗推定値に応じて発電電力を
決定する例を示したが、モーター5の電圧と電流を検出
して消費電力を求めてもよい。
【0013】ステップ14では、発電量Wが上限値WL
を越えているかどうかを確認し、上限値WLを越えてい
ればステップ15へ進み、発電量Wを上限値WLに制限
する。ステップ16で電流センサー10により充放電電
流Iを検出し、続くステップ17で充放電電流Iが0か
どうかを確認する。なお、実際には充放電電流Iの絶対
値が0近傍の所定値以下であれば、充放電電流I=0と
見なす。充放電電流Iが0でなければステップ18へ進
み、補正期間T2を経過したかどうかを確認する。補正
期間T2を経過しているときは今回の充電量補正処理を
終了し、補正期間T2が経過していないときはステップ
16へ戻り、ふたたび充放電電流Iを検出する。
【0014】補正期間T2内に充放電電流I=0が検出
されたときは、ステップ19で所定時間tdだけ待機す
る。一般に、充放電電流が減少して0になった瞬間のバ
ッテリーの端子電圧は、バッテリー内部の物性的な遅れ
のために正確な開放電圧を示さない。そこで、図5に示
すように、充放電電流Iが減少して0になった瞬間から
所定の遅延時間tdを経過した時点の端子電圧V1をバ
ッテリーの開放電圧として検出する。この遅延時間td
は、充放電電流Iの減少率が高いほど、バッテリーの温
度が低いほど長くする。遅延時間経過後のステップ20
で、電圧センサー9によりバッテリー3の端子電圧Vを
検出し、開放電圧とする。
【0015】ステップ21で、予め測定した開放電圧に
対する充電量SOCのマップから、開放電圧検出値Vに
対応する充電量SOCを表引き演算し、充電量SOC2
を推定する。続くステップ22で、充放電電流Iを積分
して演算した充電量SOC1を、開放電圧Vから推定し
た充電量SOC2で補正し、最終的な充電量SOCを決
定する。
【数1】 SOC=k*SOC1+(1−k)*SOC2 数式1において、kは補正係数であり、0<k<1とす
る。この補正係数kにより充電量SOC1とSOC2の
重みを変えることができる。
【0016】なお、補正係数kをバッテリーの充放電電
流の平均値に応じて決定するようにしてもよい。具体的
には、充放電電流の平均値が大きいほど補正係数kを大
きくする。充放電電流が大きい場合には、バッテリーの
内部抵抗の影響で電流=0のときの端子電圧が正確な開
放電圧からずれる程度が大きくなると考えられる。そこ
で、このような場合には補正係数kを大きくし、充放電
電流Iを積分して演算した充電量SOC1の重みを大き
くする。また、補正係数kを補正間隔に応じて変えるよ
うにしてもよい。充放電電流I=0が長時間検出され
ず、補正間隔が長くなった場合には、充電電流Iを積分
して演算した充電量SOC1に電流検出誤差やサンプリ
ング誤差が多く含まれていると考えられる。そこで、こ
のような誤差を取り除いて正確な充電量SOCを求める
ために、補正係数kを小さくして開放電圧Vから推定し
た充電量SOC2の重みを大きくする。あるいはまた、
上記の方法を併用して補正係数kを決定してもよい。
【0017】図6は、この実施の形態による補正周期T
2と、充放電電流I=0のタイミングと、補正タイミン
グ(黒丸で表す)を示す図である。図に示すように、こ
の実施の形態では、補正周期T2の間の最初に充放電電
流Iが0になった時点の端子電圧Vに基づいて充電量S
OC2を推定し、この充電量SOC2により充放電電流
Iを積分して演算した充電量SOC1を補正する。つま
り、所定の補正周期T2を設定し、1周期に1回だけ充
電量の補正動作を実行する。これにより、車両コントロ
ーラー8のマイクロコンピューターに大きな負担をかけ
ることなく、車両走行中のバッテリー3の充電量SOC
を正確に検出することができる。
【0018】ステップ23において、充電量SOCを表
示器12へ出力して表示するとともに、必要に応じて各
種車載機器へ出力する。
【0019】このように、バッテリーの充放電電流検出
値を積分してバッテリーの充電量を演算するとともに、
モーターの消費電流を検出し、発電機の発電量がモータ
ーの消費電流と一致するように発電機の発電電力を制御
する。さらに、充放電電流検出値が略0となったときの
バッテリーの端子電圧を検出し、バッテリー電圧検出値
に基づいてバッテリーの充電量を推定する。そして、充
電量演算値を充電量推定値により補正するようにしたの
で、充放電電流を積分して演算した充電量から、充放電
電流の検出誤差やサンプリング誤差を取り除くことがで
き、正確な充電量を求めることができる。また、充放電
電流検出値が略0となったときから所定時間後のバッテ
リー端子電圧を検出し、それを開放電圧としたので、バ
ッテリー内部の物性による電流変化に対する電圧変化の
遅れを補償して、正確なバッテリーの開放電圧を求める
ことができる。
【0020】以上の一実施の形態の構成において、エン
ジン1がエンジンを、発電機2が発電機を、バッテリー
3がバッテリーを、モーター6がモーターを、電流セン
サー10がバッテリー電流検出手段を、車両コントロー
ラー8が充電量演算手段、消費電力検出手段、発電制御
手段および充電量補正手段を、車両コントローラー8と
電圧センサー9がバッテリー電圧検出手段を、車速セン
サー11が車速検出手段をそれぞれ構成する。
【0021】上述した一実施の形態ではシリーズ・ハイ
ブリッド車両を例にあげて説明したが、シリーズ・パラ
レル・ハイブリッド車両(SPHV)や他の種類のハイ
ブリッド車両に対しても本発明を応用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 充放電電流の積分による充電量演算処理を示
すフローチャートである。
【図3】 開放電圧による充電量推定処理と、充電量補
正処理を示すフローチャートである。
【図4】 車速Vsに対する走行抵抗Pのマップを示す
図である。
【図5】 充放電電流I=0のタイミングと、開放電圧
Vの検出タイミングを示す図である。
【図6】 充電量の補正周期と、充放電電流I=0のタ
イミングと、充電量補正タイミングとを示す図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 発電機 3 バッテリー 4 発電機コントローラー 5 モーターコントローラー 6 モーター 8 車両コントローラー 9 電圧センサー 10 電流センサー 11 車速センサー 12 表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B60L 11/18 B60L 11/18 A G01R 31/36 G01R 31/36 A H02J 7/00 H02J 7/00 J M P 7/10 7/10 H (72)発明者 平野 弘之 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 稲田 英二 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 井戸口 隆一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 金子 雄太郎 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−331714(JP,A) 特開 平11−38104(JP,A) 特開 平7−75209(JP,A) 特開 平11−38105(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 6/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンにより駆動される発電機と、 充放電可能なバッテリーと、 前記発電機の発電電力および/または前記バッテリーの
    放電電力によって駆動される走行用モーターとを備えた
    ハイブリッド車両のバッテリー充電量演算装置におい
    て、 前記バッテリーの充放電電流を検出するバッテリー電流
    検出手段と、 前記バッテリーの充放電電流検出値を積分して前記バッ
    テリーの充電量を演算する充電量演算手段と、 前記モーターの消費電力を検出する消費電力検出手段
    と、 前記発電機の発電電力が前記モーターの消費電力検出値
    と一致するように発電電力を制御して前記バッテリーの
    充放電電流を強制的に0にする発電制御手段と、 前記発電制御手段による制御中の、前記充放電電流検出
    値が略0となったときの前記バッテリーの端子電圧を検
    出するバッテリー電圧検出手段と、 前記バッテリー電圧検出値に基づいて前記バッテリーの
    充電量を推定する充電量推定手段と、 前記充電量演算値を前記充電量推定値により補正する充
    電量補正手段とを備えることを特徴とするハイブリッド
    車両のバッテリー充電量演算装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のハイブリッド車両のバ
    ッテリー充電量演算装置において、 前記消費電力検出手段は、車速を検出する車速検出手段
    を有し、前記車速検出値に応じた走行抵抗を推定し、前
    記走行抵抗推定値に応じた前記モーターの消費電力を検
    出することを特徴とするハイブリッド車両のバッテリー
    充電量演算装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のハイブリッド車両のバ
    ッテリー充電量演算装置において、 前記消費電力検出手段は、前記モーターの端子電圧を検
    出するモーター電圧検出手段と、前記モーターに流れる
    電流を検出するモーター電流検出手段とを有し、前記モ
    ーター電圧検出値と前記モーター電流検出値とに基づい
    て消費電力を検出することを特徴とするハイブリッド車
    両のバッテリー充電量演算装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの項に記載のハ
    イブリッド車両のバッテリー充電量演算装置において、 前記バッテリー電圧検出手段は、前記充放電電流検出値
    が略0となったときから所定時間後の前記バッテリーの
    端子電圧を検出することを特徴とするハイブリッド車両
    のバッテリー充電量演算装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のハイブリッド車両のバ
    ッテリー充電量演算装置において、 前記充放電電流検出値の減少率が高いほど前記所定時間
    を長くすることを特徴とするハイブリッド車両のバッテ
    リー充電量演算装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のハイブリッド車両のバ
    ッテリー充電量演算装置において、 前記バッテリーの温度を検出するバッテリー温度検出手
    段を備え、 前記バッテリー温度検出値が低いほど前記所定時間を長
    くすることを特徴とするハイブリッド車両のバッテリー
    充電量演算装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかの項に記載のハ
    イブリッド車両のバッテリー充電量演算装置において、 前記充電量補正手段は、前記充電量演算値と前記充電量
    推定値とに重み付けを行い、最終的な充電量を決定する
    ことを特徴とするハイブリッド車両のバッテリー充電量
    演算装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のハイブリッド車両のバ
    ッテリー充電量演算装置において、 前記充電量補正手段は、前記充放電電流検出値の平均値
    が大きいほど前記充電量演算値の重みを大きくすること
    を特徴とするハイブリッド車両のバッテリー充電量演算
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8に記載のハイブ
    リッド車両のバッテリー充電量演算装置において、 前記充電量補正手段は、前回の充電量補正時点から今回
    の充電量補正時点までの時間間隔が長いほど前記充電量
    推定値の重みを大きくすることを特徴とするハイブリッ
    ド車両のバッテリー充電量演算装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかの項に記載の
    ハイブリッド車両のバッテリー充電量演算装置におい
    て、 前記充電量補正手段は、所定の周期を設定し、1周期に
    1回だけ前記充電量補正動作を行うことを特徴とするハ
    イブリッド車両のバッテリー充電量演算装置。
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