JP3376727B2 - スローアウェイ式エンドミル - Google Patents

スローアウェイ式エンドミル

Info

Publication number
JP3376727B2
JP3376727B2 JP27813094A JP27813094A JP3376727B2 JP 3376727 B2 JP3376727 B2 JP 3376727B2 JP 27813094 A JP27813094 A JP 27813094A JP 27813094 A JP27813094 A JP 27813094A JP 3376727 B2 JP3376727 B2 JP 3376727B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
end mill
throw
cutting edge
away
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27813094A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08141818A (ja
Inventor
辰夫 新井
貴宣 斉藤
典夫 麻生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP27813094A priority Critical patent/JP3376727B2/ja
Priority to DE69520062T priority patent/DE69520062T2/de
Priority to EP95117449A priority patent/EP0711619B1/en
Priority to CN95118892A priority patent/CN1063374C/zh
Priority to KR1019950040884A priority patent/KR100258298B1/ko
Publication of JPH08141818A publication Critical patent/JPH08141818A/ja
Priority to US08/922,551 priority patent/US5947649A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3376727B2 publication Critical patent/JP3376727B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/10Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
    • B23C5/109Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft with removable cutting inserts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T407/00Cutters, for shaping
    • Y10T407/19Rotary cutting tool
    • Y10T407/1906Rotary cutting tool including holder [i.e., head] having seat for inserted tool
    • Y10T407/1908Face or end mill
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T407/00Cutters, for shaping
    • Y10T407/19Rotary cutting tool
    • Y10T407/1906Rotary cutting tool including holder [i.e., head] having seat for inserted tool
    • Y10T407/1908Face or end mill
    • Y10T407/191Plural simultaneously usable separable tools in common seat or common clamp actuator for plural simultaneously usable tools
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T407/00Cutters, for shaping
    • Y10T407/19Rotary cutting tool
    • Y10T407/195Compound tooth arrangement
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T407/00Cutters, for shaping
    • Y10T407/19Rotary cutting tool
    • Y10T407/1952Having peripherally spaced teeth
    • Y10T407/1956Circumferentially staggered
    • Y10T407/1958Plural teeth spaced about a helix

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種被削材に溝加工や
段付き加工を施す際に用いられるスローアウェイ式エン
ドミルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のスローアウェイ式エンドミルと
しては、例えば実公平6−7855号公報に記載された
ものが知られている。この公報に記載されたスローアウ
ェイ式エンドミルでは、略円柱状をなすエンドミル本体
の外周に複数のチップ取付座が螺旋状に形成され、これ
らのチップ取付座に方形平板状のスローアウェイチップ
(以下、チップと称する。)が、その方形をなす面を外
周逃げ面としてエンドミル外周側に向けて着脱自在に装
着されており、これらのチップに形成された切刃がその
エンドミル本体の軸線回りの回転軌跡を連続させて、当
該エンドミルの外周刃を構成するようになされている。
【0003】また、その一方で、このエンドミル本体の
先端外周部には、上記外周刃を構成するチップとは異な
る形状の方形平板状のチップが、その方形をなす面をエ
ンドミル先端側に向けて装着されており、このチップの
上記方形をなす面の辺稜部に形成された切刃が当該エン
ドミルの底刃とされている。さらに、この底刃を構成す
るチップには、該底刃に連なりエンドミル本体の外周側
に配置される先端外周刃が設けられており、この先端外
周刃の後端に上記外周刃の軸線回りの回転軌跡が連続し
て、該先端外周刃が上記外周刃の先端部分を構成するよ
うになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のスローアウェイ式エンドミルでは、まず、チ
ップが、底刃を構成するチップと外周刃を構成するチッ
プとで異なる形状のものであるため、一つのエンドミル
本体におけるチップの管理が煩雑となることが避けられ
ない。特に、エンドミル本体の先端に取り付けられて底
刃を構成する上記チップは、この底刃の他に外周刃の先
端部分を単独で構成する先端外周刃を備えたものである
から、その消耗がきわめて早いにも関わらず、外周刃を
構成する他のチップとは異なる形状とされているため、
かかる早期の消耗に速やかに対応するには、この底刃を
構成するチップの予備を予め用意しておかなければなら
ず、チップ管理の一層の煩雑化を招く結果となってい
た。
【0005】本発明は、このような背景の下になされた
ものであって、チップの管理を容易にすることができる
とともに、底刃を構成するチップの先端外周刃の消耗を
抑えて、そのチップ寿命の延長を図ることが可能なスロ
ーアウェイ式エンドミルを提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、か
かる目的を達成するために、本発明は、略円柱状をなす
エンドミル本体の外周に形成された複数のチップ取付座
に、方形平板状をなす同形同大のチップを、その方形を
なす面をすくい面としてエンドミル回転方向側に向ける
とともに、このすくい面の辺稜部に形成された切刃をエ
ンドミル外周側に位置させて、それぞれ着脱自在に装着
し、これらのチップのうち、上記エンドミル本体の先端
に、第1および第2の少なくとも一対のチップを配置
し、これら第1および第2のチップを、上記エンドミル
本体の周方向にずらして配置するとともに、上記エンド
ミル本体の軸線回りにおける上記切刃の回転軌跡を互い
にオーバーラップさせ、かつ第1のチップの上記切刃が
第2のチップの上記切刃よりも0.1mm〜3.0mmの範
囲の突出量で先端側に突出するように配置し、さらにこ
の第2のチップの基端側に、少なくとも一の第3の上記
チップを、その切刃の上記回転軌跡を上記第2のチップ
の切刃の後端に連続させて、基端側に向かうに従いエン
ドミル回転方向後方側に向けて螺旋を描くように配設し
ており、さらに、上記チップ取付座のうち、第1のチッ
プが装着される第1のチップ取付座を、エンドミル回転
方向側を向く底面と、エンドミル外周側を向く壁面と、
エンドミル先端側を向く壁面とから画成し、第2のチッ
プが装着される第2のチップ取付座を、エンドミル回転
方向側を向く底面と、エンドミル外周側を向く壁面とか
ら画成し、第3のチップが装着される第3のチップ取付
座を、エンドミル回転方向側を向く底面と、エンドミル
外周側を向く壁面と、エンドミル基端側を向く壁面とか
ら画成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】このような構成のスローアウェイ式エンドミル
では、まず、チップが、底刃を構成することとなる第1
のチップと、外周刃を構成する第2、第3のチップとで
同形同大のチップが使用されており、すなわち一つのエ
ンドミル本体に装着されるチップが1種類であるため、
そのチップ管理を大幅に簡略化することができる。しか
も、先端外周刃とされるこの第1のチップの上記切刃
と、第2のチップの切刃とが、軸線回りの回転軌跡がオ
ーバーラップするように配置されているので、第1のチ
ップの切刃に作用する負荷の軽減を図って、その消耗を
抑えることが可能となる
【0008】
【実施例】図1ないし図4は、本発明の一実施例を示す
ものである。本実施例において、エンドミル本体1は鋼
材等から形成されて略円柱状をなし、その先端外周部に
は周方向に等間隔に4つのチップポケット2…が形成さ
れている。これらのチップポケット2…のうち、エンド
ミル本体1の軸線Oを挟んで互いに反対側に位置する一
対のチップポケット2A,2Aは、エンドミル本体1の
外周の先端部分のみに形成されている一方、他の一対の
チップポケット2B,2Bは、エンドミル本体1外周の
先端から基端側に向かうに従い軸線O回りにエンドミル
回転方向(図中矢線方向)の後方側に向かって捻れるよ
うに延びる螺旋状に形成されている。
【0009】そして、上記一対のチップポケット2A,
2Aのエンドミル回転方向側を向く壁面2aには第1の
チップ取付座3A,3Aが形成される一方、上記他の一
対のチップポケット2B,2Bのエンドミル回転方向側
を向く壁面には、該壁面の最先端に第2のチップ取付座
3B,3Bが、またこの第2のチップ取付座3Bよりも
基端側に5つの第3のチップ取付座3C…が形成されて
おり、これら第1、第2、および第3のチップ取付座3
A,3B,3C…に、それぞれ第1、第2、および第3
のチップ4A,4B,4C…がクランプネジ5によって
着脱自在に装着されている。従って、本実施例では、一
つのエンドミル本体1に二対の第1および第2のチップ
4A,4Bが配設されることとなる。
【0010】ここで、これら第1ないし第3のチップ4
A,4B,4Cは、本実施例ではいずれも超硬合金等の
硬質材料から形成された略平行四辺形平板状の同形同大
のものであり、この平行四辺形をなす一方の面4aの長
辺稜部に切刃6,6が形成されるとともに、この切刃
6,6から他方の平行四辺形をなす面にかけての側面に
は逃げ角が与えられたポジティブチップとされている。
また、平行四辺形をなす上記一方の面の短辺稜部には、
切刃6,6に連なるように副切刃7,7が形成されてお
り、第1のチップにあってはこの副切刃7が当該エンド
ミルの底刃とされている。
【0011】このようなチップ4A〜4Cが装着される
上記チップ取付座3A〜3Cのうち、第1のチップ取付
座3Aは、エンドミル回転方向側を向く底面3aと、こ
の底面3aから屹立してエンドミル外周側を向く壁面3
bおよびエンドミル先端側を向く壁面3cとから画成さ
れており、チップポケット2Aの上記壁面からエンドミ
ル回転方向後方側に一段凹んだ凹所として形成されてい
る。
【0012】そして、上記第1のチップ4Aは、平行四
辺形をなす上記一方の面4aをすくい面としてエンドミ
ル回転方向に向けるとともに、上記他方の平行四辺形を
なす面を着座面として上記底面3aに密着させ、また一
の上記切刃6およびこれに連なる一の副切刃7をそれぞ
れエンドミル外周側および先端側に位置させるととも
に、他の切刃6および副切刃7に連なる側面を上記壁面
3b,3cにそれぞれ当接させ、該第1のチップ取付座
3Aに取り付けられている。なお、この状態で、エンド
ミル外周側に配された上記切刃6には、図4に示すよう
に正のアキシャルレーキ角αが与えられている。ここ
で、この第1のチップ4Aの切刃6に与えられるアキシ
ャルレーキ角αは、5°〜15°の範囲内に設定される
のが望ましく、本実施例では14°に設定されている。
【0013】一方、上記チップ取付座3A〜3Cのう
ち、第2のチップ取付座3Bはエンドミル回転方向側を
向く底面3aとエンドミル外周側を向く壁面3bとから
画成され、また第3のチップ取付座3Cにあってはこれ
らに加えてエンドミル基端側を向く壁面3dとから画成
されており、この壁面3dがその先端側の取付座3B,
3Cの上記底面3aの基端側に連なるように配されてい
て、上記チップポケット2Bのエンドミル回転方向側を
向く上記壁面に、階段状に形成されて上述のような螺旋
状をなしている。なお、この第2および第3のチップ取
付座3B,3C…がなす螺旋の捩れ角θは、エンドミル
本体1の大きさなどにもよるが、40°〜56°の範囲
に設定されるのが望ましく、本実施例では43°とされ
ている。
【0014】そして、第2のチップ4Bは、すくい面と
される上記一方の面4aをエンドミル回転方向側に向け
るとともに上記他方の面を着座面として底面3aに密着
させ、また一の切刃6をエンドミル外周側に位置させる
とともに、この一の切刃6とは反対側の切刃6に連なる
側面を上記壁面3bに当接させて、上記第2のチップ取
付座3Bに装着されている。さらに、各第3のチップ3
C…は、第2のチップ3Bと同様に上記一方の面4aを
エンドミル回転方向側に向けるとともに上記他方の面を
底面3aに密着させ、また一の切刃6をエンドミル外周
側に位置させるとともに反対側の切刃6に連なる側面を
壁面3bに当接させ、さらにエンドミル先端側に位置す
る副切刃7に連なる側面を壁面3dに当接させて、上記
第3のチップ取付座3C…にそれぞれ装着されている。
【0015】なお、第2のチップ4Bのエンドミル外周
側に配される上記切刃6には、第1のチップ4Aの切刃
6と同じく正のアキシャルレーキ角βが付されている
が、このアキシャルレーキ角βは本実施例では第1のチ
ップ4Aのアキシャルレーキ角αよりも正角側に大きな
角度に設定されている。ここで、この第2のチップ4B
の切刃6に与えられるアキシャルレーキ角βは、10°
〜30°の範囲内に設定されるのが望ましく、本実施例
では20°に設定されている。また、本実施例では第3
のチップ4C…の各切刃6…にも、第2のチップの切刃
6と等しいアキシャルレーキ角βが与えられている。た
だし、本実施例では第2および第3のチップ取付座3
B,3C…が上述のような階段状に形成されることか
ら、このアキシャルレーキ角βが第2、第3のチップ取
付座3B,3C…の上記捩れ角θよりも大きくなること
はない。
【0016】一方、第2のチップ4Bの切刃6は、本実
施例ではその後端の位置が軸線O方向において第1のチ
ップ4Aの切刃6の後端の位置と等しい位置に配置され
ており、これにより第2のチップ4Aと第2のチップ4
Bとは、上記軸線O回りにおける各切刃6,6の回転軌
跡が互いにオーバーラップすることとなる。ところが、
本実施例では上述のように第2のチップ4Bの切刃6に
与えられるアキシャルレーキ角βが、第1のチップ4A
の切刃6のアキシャルレーキ角αよりも大きく設定され
ていることから、両切刃6,6の先端の位置は、第1の
チップ4Aの切刃6の方が第2のチップ4Bの切刃6よ
りも僅かに先端側に突出するように配置されることとな
る。
【0017】ただし、本実施例ではこのように第1およ
び第2のチップ4A,4Bの切刃6,6の後端の位置を
揃え、両切刃6,6のアキシャルレーキ角α,βを異な
る角度とすることにより、第1のチップ4Aの切刃6を
第2のチップ4Bの切刃6よりも先端側に突出するよう
にしているが、これらのアキシャルレーキ角α,βを等
しくして、第1、第2のチップ4A,4Bの軸線O方向
の位置をずらすことにより、第1のチップ4Aの切刃6
が第2のチップ4Bの切刃6よりも先端側に突出するよ
うにしてもよい。しかるに、この第2のチップ4Bの切
刃6に対する第1のチップ4Aの切刃6の突出量δは、
0.1mm〜3.0mmの範囲に設定されるのが望ましく、
本実施例では0.4mmに設定されている。
【0018】他方、上記第3のチップ4C…は、その切
刃6の先端が、当該第3のチップ4Cのすぐ先端側に位
置する第2または第3のチップ4B,4Cの切刃6の後
端よりも、軸線O方向において僅かに先端側に位置する
ように配置されている。従って、これによりエンドミル
本体1の外周には、先端側の第1および第2のチップ4
A,4Bの切刃6,6から基端側に向けて、軸線O回り
の回転軌跡が連続する切刃6…の列が形成され、本実施
例のスローアウェイ式エンドミルにおける外周刃が構成
されることとなる。
【0019】しかるに、このような構成のスローアウェ
イ式エンドミルにおいては、まず、第1ないし第3の各
チップ4A〜4C…が同形同大のチップであって互換性
を有しており、このため摩耗やチッピング等によってチ
ップ4に交換の必要が生じたとしても、1種類のチップ
4を用意しておくだけで、いずれのチップ4の交換にも
速やかに対応することが可能となる。従って、一のエン
ドミル本体1におけるチップ4…の管理をきわめて簡略
化することが可能となり、かかるチップ管理に要する労
力を軽減して作業効率の向上を図ることができる。
【0020】また、例えば当該スローアウェイ式エンド
ミルによる切り込み深さが小さい場合などには、第3の
チップ4C…のうちエンドミル本体1の基端側に配置さ
れるチップ4Cは実際には切削に供されないことがあ
る。従って、そのような場合には、この切削に供されな
い第3のチップ3Cを摩耗やチッピングが生じた他のチ
ップ4A〜4Cと交換することにより、特に予備のチッ
プ4を用意しておかなくても、かかるチップ4の消耗に
即座に対処することが可能となり、一層の作業効率の向
上をなすことができる。
【0021】さらに、上記構成のスローアウェイ式エン
ドミルでは、エンドミル本体1の外周基端側には5つの
第3のチップ4C…が連続してなる切刃6…の列が一対
設けられているだけであるのに対し、エンドミル本体1
の外周の先端部においては、互いの切刃6,6が軸線O
回りにおける回転軌跡においてオーバーラップする第1
および第2のチップ4A,4Bがそれぞれ一対ずつ設け
られていて、合計二対の切刃6,6が配設されている。
このため、これらエンドミル本体1の先端部に配される
第1、第2のチップ4A,4Bにおいては、個々の切刃
6に切削時に作用する負荷を低減することができ、摩耗
やチッピングの発生を抑えてチップ寿命の延長を図るこ
とが可能となる。
【0022】特に、切刃6に連なる副切刃7が当該エン
ドミルの底刃とされる第1のチップ4Aにおいては、こ
の副切刃7の摩耗等によりチップの消耗が促進されがち
となってしまうため、上記従来のエンドミルのように切
刃6に作用する切削負荷が他の第3のチップ4C…など
と同等であると、この第1のチップ4Aの消耗が著しく
なってしまって、極端な交換頻度の増大を招いてしまう
おそれが生じる。また、かかるエンドミルは、略円柱状
のエンドミル本体1の基端部がマシニングセンタ等の工
作機械の主軸に装着されて、このエンドミル本体1がそ
の軸線O回りに回転されつつ切削に供されるものである
から、上記主軸から最も離れたエンドミル本体1の先端
部においては振れなどが発生し易く、この結果最先端の
第1のチップ4Aの切刃6に作用する切削負荷も大きく
なりがちで、該チップ4Aの消耗が一層助長されてしま
うという傾向もある。
【0023】しかるに、これに対して上記構成のスロー
アウェイ式エンドミルでは、上述のように第2のチップ
4Bの切刃6とオーバーラップさせることによってこの
第1のチップの切刃6の摩耗等を抑えることができるの
で、該第1のチップ4Aと他の第2、第3のチップ4
B,4C…との間で消耗の度合いの均一化を図ることが
でき、その交換頻度が極端に増大するような事態を防止
することができる。そして、これと上述のチップ管理の
簡略化が図られることとが相俟って、工具自体の管理を
も容易に行うことができ、作業効率の一層の向上を図る
ことが可能となる。
【0024】さらにまた、上記構成のスローアウェイ式
エンドミルでは、基端側に第3のチップ取付座3C…が
階段状に連なる第2のチップ取付座3Bに対して、第1
のチップ取付座3Aはエンドミル本体1の周方向にずら
された位置に独立して形成されており、これにより該第
1のチップ取付座3Aを、エンドミル回転方向側を向く
底面3aおよび外周側を向く壁面3bと、エンドミル先
端側を向く壁面3cとから画成することができる。そし
て、この壁面3cに側面を当接させることにより、第1
のチップ4Aは軸線O方向について正確かつ強固に固定
され、これに伴い、エンドミル先端側に突出して底刃と
される該第1のチップ4Aの副切刃7も、軸線O方向に
正確に位置決めされるため、上記構成のスローアウェイ
式エンドミルによれば、溝加工や段付き加工においてそ
の加工底面を高精度で仕上げることが可能となる。
【0025】その一方で、上記第2のチップ取付座3B
は、底面3aとエンドミル外周側を向く壁面3bとから
画成されているだけであるので、第2のチップ4Bは第
1のチップ4Aのように軸線O方向に強固に位置決めさ
れることはないが、この第2のチップの副切刃7は第1
のチップ4Aの上記副切刃7よりも基端側に後退した位
置に配されるので、切削に関与することはなく、従って
該第2のチップ4Bに軸線O方向に多少の取付誤差が生
じたとしても、上記加工底面の仕上げ面精度が損なわれ
るようなことはない。
【0026】そればかりか、むしろ本実施例では、この
第2のチップ取付座3Bから第3のチップ取付座3C…
にかけては、このようなエンドミル先端側を向く壁面3
cを設けることなく、底面3aと壁面3dとをエンドミ
ル回転方向後方側に螺旋を描いて捻れる階段状に配し
て、各チップ取付座3B,3C…に装着されたチップ4
B,4C…のすくい面とされる上記一方の面4aの基端
側が、チップポケット2B内に解放されるようになされ
ている。このため、本実施例によれば、これら第2およ
び第3のチップ4B,4C…の切刃6…により大量に生
成される比較的幅広の切屑を、上記すくい面から速やか
にチップポケット2内に流出せしめて円滑に排出するこ
とができるという利点を奏している。
【0027】また、本実施例では、エンドミル本体1に
装着されるすべてのチップ4…の切刃6に正のアキシャ
ルレーキ角が与えられており、特にエンドミル本体1の
先端に装着される第1および第2のチップ4A,4Bに
おいては、第2のチップ4Bの切刃6のアキシャルレー
キ角βが第1のチップ4Aの切刃6のアキシャルレーキ
角αよりも大きくなるように設定されている。そして、
これにより、同形同大であって切刃6の長さも等しいチ
ップ4を第1および第2のチップ4A,4Bとして用
い、かつ、これら第1および第2のチップ4A,4Bの
切刃6,6の後端の軸線O方向の位置を揃えているにも
関わらず、第1のチップ4Aの切刃6の先端を第2のチ
ップ4Bの切刃6の先端よりも突出させて、該切刃6に
連なる副切刃7を底刃として使用可能としている。
【0028】すなわち、本実施例では、このようにエン
ドミル本体1の先端に配される第1、第2のチップ4
A,4Bの切刃6,6の後端の軸線O方向の位置を合わ
せることにより、かかる切刃6,6の後端の位置が不揃
いとなることで溝加工や段付き加工時の加工壁面に段差
が生じたりするのを防ぎ、この加工壁面についても高い
仕上げ面精度を得ることが可能となる。そして、これ
と、上述のように第1のチップ4Aの副切刃7のみを底
刃として加工底面をも高い仕上げ面精度で加工できるこ
ととにより、本実施例によれば、溝加工や段付き加工に
おいて総じて高精度の仕上げ面を形成することが可能と
なる。
【0029】なお、本実施例では、上記第2のチップ4
Bの切刃6に対する第1のチップ4Aの切刃6の突出量
δ、すなわち第2のチップ4Bの切削に供されない副切
刃7に対する第1のチップ4Aの切削に供される副切刃
7の突出量を、0.4mmに設定したが、この突出量δが
大きすぎると、相対的に第1のチップ4Aの切刃6と第
2のチップ4Bの切刃6とのオーバーラップ量が小さく
なって、第1のチップ4Aの特に先端側の部分の消耗が
大きくなり、上述の消耗の度合いの均一化が図れなくな
るおそれが生じる。その一方で、逆に上記突出量δが小
さすぎると、第2のチップ4Bの副切刃7が第1のチッ
プ4Aの副切刃7により切削された加工底面に干渉し
て、該加工底面の仕上げ面精度を損なうおそれが生じ
る。このような事情から、この突出量δは、上述のよう
に0.1mm〜3.0mmの範囲に設定されるのが望まし
い。
【0030】また、本実施例では、第1のチップ4Aの
切刃6のアキシャルレーキ角αを14°とするととも
に、第2のチップ4Bの切刃6のアキシャルレーキ角β
を20°として、第2のチップ4Bの切刃6のアキシャ
ルレーキ角βを第1のチップ4Aの切刃6のアキシャル
レーキ角αよりも大きく設定し、上述の突出量δが得ら
れるようにしているが、第1のチップ4Aの上記アキシ
ャルレーキ角αが大きすぎると、この第1のチップ4A
のエンドミル先端側を向く側面、すなわち底刃とされる
上記副切刃7の逃げ面となる側面と加工底面との間の逃
げ量が不十分となってしまうおそれがある。
【0031】しかも、本実施例では、このように第1の
チップ4Aの切刃6のアキシャルレーキ角αが大きくな
ると、これに応じて第2、第3のチップ4B,4C…の
上記アキシャルレーキ角βも大きくなり、すなわちエン
ドミル本体1に装着されるすべてのチップ4…の切刃6
…のアキシャルレーキ角が大きくなってしまうため、軸
線O方向における切刃6…の全長が短くなって多くのチ
ップ4…を装着しなければならなくなったり、切刃6が
直線状に形成されている場合などには、該切刃6と軸線
Oとの距離が切刃6の先端から後端に向けて変化して、
加工壁面に歪みが生じたりするおそれがある。
【0032】一方、これとは逆に、第2のチップ4Bの
切刃6のアキシャルレーキ角βが小さすぎると、これに
応じて第1のチップ4Aの切刃6のアキシャルレーキ角
αも小さく設定されてしまうが、このようにして上記ア
キシャルレーキ角αが小さくなりすぎると、この第1の
チップ4Aの切刃6や底刃とされる副切刃7に作用する
切削抵抗も増大し、摩耗が促進されたり、チッピングが
発生し易くなったりして上述のチップ4…の消耗の均一
化が図られなくなるおそれが生じる。このため、チップ
4の切刃6の長さやその形状などにもよるが、上述した
ように上記第1のチップ4Aの切刃6のアキシャルレー
キ角αは5°〜15°の範囲に、また上記第2のチップ
4Bの切刃6のアキシャルレーキ角βは10°〜30°
の範囲に、それぞれ設定されるのが望ましい。
【0033】さらにまた、本実施例では第1ないし第3
のチップ4A,4B,4C…として、上述のように平行
四辺形をなす一方の面(すくい面)4aの長辺稜部に切
刃6,6が形成されるとともに、この切刃6,6から他
方の平行四辺形をなす面(着座面)にかけての側面(逃
げ面)には逃げ角が与えられ、上記一方の面4aの短辺
稜部には切刃6,6に連なるように副切刃7,7が形成
された平板状のポジティブチップが用いられているが、
より具体的には、特開平5−305914号公報に記載
されたチップを用いることが望ましい。
【0034】このチップは、本発明の発明者等が発明し
たものであって、多角形平板状をなすチップ本体の角部
にノーズ部が形成されるとともに、このノーズ部を挟む
上記チップ本体の隣り合う一対の側面のそれぞれと、上
記ノーズ部に連なる上記チップ本体の一方の面とがなす
二つの交差稜線の少なくとも一方に、上記ノーズ部に連
なって切刃が形成され、上記一方の面が、上記ノーズ部
から離間するに従って上記チップ本体の他方の面側に向
かう傾斜面を有し、この傾斜面によって上記二つの交差
稜線も共に上記ノーズ部から離間するに従って上記他方
の面側に向かうように傾斜せしめられ、さらに上記各傾
斜面には、これらの傾斜面と上記各側面のそれぞれとが
稜線に沿って、ブレーカが形成されてなるものである。
そして、このような構成を採ることにより、切刃が上記
ノーズ部から離間するに従い他方の面側に向けて傾斜す
ることから、チップ取付座の底面の角度に関わらず、切
刃のアキシャルレーキ角およびラジアルレーキ角を大き
く設定することができるという効果を有している。
【0035】従って、このようなチップを上記チップ4
として上記構成のスローアウェイ式エンドミルに用いる
ことにより、第1ないし第3のチップ4A〜4Cの切刃
6…に上述の適当なアキシャルレーキ角α,βを与えな
がらも、エンドミル本体1のチップ取付座3…のエンド
ミル回転方向後方側には十分な肉厚を確保しておくこと
ができ、エンドミル本体1の剛性の向上を図ることが可
能となる。そして、これによりエンドミル本体1に振れ
などが発生するのを抑えることができるので、本実施例
によれば、特にかかるエンドミル本体1の振れによって
切削負荷が大きくなりがちとなるエンドミル先端側の第
1および第2のチップ4A,4Bについて、その消耗を
さらに効果的に抑えることが可能となり、一層のチップ
寿命の延長を図ることができる。
【0036】次に、図5ないし図8は、本発明の他の実
施例を示すものである。ただし、これらの図に示す実施
例において、図1ないし図4に示した実施例と共通する
構成要素には、同一の符号を配してある。本実施例にお
いては、エンドミル本体1の先端外周部に、軸線Oを挟
んで略反対側に位置するように一対のチップポケット2
A,2Bが形成され、これらのチップポケット2A,2
Bの先端部に形成されたチップ取付座3A,3Bに、そ
れぞれ第1のチップ4Aと第2のチップ4Bとが取り付
けられている。
【0037】すなわち、本実施例ではエンドミル本体1
の先端に一対の第1および第2のチップ4A、4Bが配
設されており、これら第1および第2のチップ4A,4
Bの切刃6,6の軸線O回りにおける回転軌跡が互いに
オーバーラップし、かつ第1のチップ4Aの切刃6が第
2のチップ4Bの切刃6よりも僅かに先端側に突出する
ように配置されている。さらに、この第2のチップ4B
の基端側には、3つの第3のチップ4C…が、その切刃
6の回転軌跡を第2のチップ4Bの切刃6の後端に連続
させて、基端側に向かうに従いエンドミル回転方向後方
側に向けて螺旋を描くように配設されている。
【0038】さらに、本実施例では、このエンドミル本
体1の外周に、周方向において上記チップポケット2
A,2Bの間に位置するようにチップポケット2Cが形
成されており、このチップポケット2Cのエンドミル回
転方向側を向く壁面に、基端側に向かうに従いエンドミ
ル回転方向後方側に向けて階段状に螺旋を描くように形
成された3つの第4のチップ取付座3D…に、第4のチ
ップ4Dがそれぞれ装着されている。従って、これら第
4のチップ4D…は、第1ないし第3のチップ4A〜4
C…に対してエンドミル本体1の周方向にずらされて配
置される。
【0039】そして、これら第4のチップ4D…は、上
記第1ないし第3のチップ4A〜4C…と同形同大の平
行四辺形平板状のチップであり、その切刃6…の軸線O
回りにおける回転軌跡が、第3のチップ4C…の切刃6
…に対してオーバーラップするように、かつ第1のチッ
プ4Aの切刃6の後端に連続するように配設されてい
る。なお、この第4のチップ4Dの切刃6のアキシャル
レーキ角は、本実施例では上記第2および第3のチップ
4B,4Cの切刃6と等しいアキシャルレーキ角βに設
定されている。
【0040】しかるに、このような構成のスローアウェ
イ式エンドミルにおいても、エンドミル本体1に装着さ
れるすべてのチップ4A〜4Dが同形同大のチップであ
り、またエンドミル本体1の先端に配される第1および
第2のチップ4A,4Bの切刃6,6が軸線O回りの回
転軌跡において互いにオーバーラップし、かつ第1のチ
ップ4Aの切刃6が第2のチップ4Bの切刃6よりも僅
かに先端側に突出するように配置されているので、上述
の実施例と同様の効果を得ることができる。しかも、本
実施例では、軸線O回りの回転軌跡が第3のチップ4C
の切刃6…にオーバーラップするように、第4のチップ
4D…が設けられているので、これら第3および第4の
チップ4C…,4D…間においても個々の切刃6に作用
する切削負荷を低減することができ、これにより摩耗や
チッピングの発生をより確実に抑えて、チップ寿命の一
層の延長を図ることが可能となるという利点が得られ
る。
【0041】また、これに加えて本実施例では、第1お
よび第2のチップ4A,4Bがエンドミル本体1の周方
向にずらされた上で、上記第4のチップ4D…が第1な
いし第3のチップ4A〜4C…に対して周方向にずらさ
れて配置されることにより、周方向における第1、第2
のチップ4A,4B間の切刃6,6の間隔と、第3、第
4のチップ4C,4D間の切刃6,6の間隔とが異なる
間隔となり、このため加工時にエンドミル本体1の先端
部に切削負荷が作用する周期と、これよりも基端側の部
分に切削負荷が作用する周期とが、異なる周期となる。
従って、本実施例によれば、これら第1、第2のチップ
4A,4Bに作用する切削負荷と第3、第4のチップ4
C…,4D…に作用する切削負荷とが互いに打ち消し合
うこととなり、これによって加工時にエンドミル本体1
全体に一定周期の切削負荷が作用するのを避けることが
でき、かかる周期的な負荷によってエンドミル本体1に
ビビリ振動などが発生するのを防ぐことができる。そし
て、これにより、加工面の仕上げ面精度を一層向上させ
ることができるとともに、特にエンドミル本体先端部に
配される第1、第2のチップ4A,4Bの消耗をさらに
確実に抑えることが可能となる。
【0042】なお、上記二つの実施例では、いずれもチ
ップ4A〜4Dを平行四辺形平板状の同形状同大のチッ
プとしたが、これらエンドミル本体1に装着されるすべ
てのチップを、例えば図9ないし図11に示す実施例の
ように略正方形の平板状をなすチップ14としてもよ
い。ただし、これら図9ないし図11に示す実施例にお
いても、図1ないし図4に示した実施例と共通する構成
要素には、同一の符号を配してある。ここで、このチッ
プ14は、超硬合金等の硬質材料から形成されており、
上記略正方形をなしてすくい面とされる一方の面14a
の4つの辺稜部のそれぞれに切刃16が形成されるとと
もに、互いに隣り合う切刃16,16の間には副切刃1
7が形成されており、また上記一方の面14aから他方
の正方形をなす面に向けての側面には逃げが与えられた
ポジティブチップとされている。
【0043】そして、このようなチップ14は、エンド
ミル本体1の先端に設けられた第1、第2のチップ取付
座3A,3Bにそれぞれ第1、第2のチップ14A,1
4Bとして、また第2のチップ取付座3Bの基端側に螺
旋階段状に形成された第3のチップ取付座3Cに第3の
チップ14Cとして、クランプネジ5により着脱自在に
装着されている。ただし、本実施例ではエンドミル本体
1の先端に二対の第1、第2のチップ14A,14Bが
配され、また第2のチップ14Bの基端側には2つの第
3のチップ14Cが配されている。さらに、本実施例で
は、エンドミル本体1の先端に配される第1、第2のチ
ップ14A,14Bは、エンドミル外周側に位置する切
刃16,16にそれぞれ正のアキシャルレーキ角α,β
が与えられる一方、これらの切刃16,16に連なりエ
ンドミル先端側に位置する副切刃17,17には、それ
ぞれ負のラジアルレーキ角γ,φが与えられるように配
設されている。また、各チップ14A,14Bにおいて
は、そのエンドミル外周側に位置する切刃16が、その
切刃先端と軸線Oとの間の距離と、切刃後端と軸線Oと
の間の距離とが等しくなるように配されている。
【0044】しかるに、このような構成のスローアウェ
イ式エンドミルにおいても、第1ないし第3のチップ1
4A,14B,14Cが同形同大であり、また第1、第
2のチップ14Aの切刃16,16の軸線O回りの回転
軌跡が互いにオーバーラップし、かつ第1のチップ14
Aの切刃16が第2のチップ14Bの切刃16よりも僅
かに先端側に突出するように配置されているため、上記
実施例と同様の効果を得ることができる。また、本実施
例では一つのチップ14に4つの切刃16…および副切
刃17…を形成することができるので、上述の平行四辺
形平板状のチップ4に比べて2倍の使い回しが可能であ
り、チップ寿命のより一層の延長を図って経済性の向上
をなすことができる。
【0045】しかも、このような構成を採りながらも、
本実施例では、第1のチップ14Aのエンドミル外周側
に位置する切刃16に正のアキシャルレーキ角αを、先
端側に位置する副切刃17に負のラジアルレーキ角γを
与え、かつ該切刃6の先端と後端とで軸線Oとの距離が
等しくなるように配することにより、加工時に底刃とし
て切削に供される上記副切刃17の内周側に位置する切
刃16に逃げ角を与えることが可能となるので、かかる
エンドミル先端内周側の切刃16が加工時に加工底面に
干渉したりするのを防ぐことができる。従って、本実施
例によれば、この切刃16の干渉によって加工底面の仕
上げ面精度が劣化したりするのを未然に防ぐことができ
るとともに、チップ14に形成された4つの切刃16…
を確実に使い切ることができるという効果も得られる。
【0046】なお、これは、エンドミル先端側に位置す
る副切刃17に負のラジアルレーキ角φが与えられた第
2のチップ14Bについても同様であり、たとえ第1の
チップ14Aの切刃16の突出量δが小さい場合でも、
該第2のチップ14Bの先端内周側の切刃16による加
工底面への干渉を有効に防ぐことができる。また、本実
施例ではエンドミル本体1に第1、第2、および第3の
チップ14A,14B,14Cのみを配設したが、これ
に加えて図5ないし図8に示した実施例と同じように、
該チップ14と同形同大の第4のチップを配設するよう
にしても、勿論構わない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エンドミル本体に装着されるチップが同形同大の1種類
のチップであるので、当該エンドミルにおけるチップの
管理を大幅に簡略化することができ、かかる管理に要す
る労力を削減して作業効率の向上を図ることができる。
また、当該エンドミルの底刃をも提供する第1のチップ
の切刃に対し、第2のチップの切刃が軸線回りの回転軌
跡においてオーバーラップするように配されているた
め、かかる第1のチップの消耗を抑えてチップ寿命を延
長させることができ、これによってエンドミル本体に装
着されるチップ全体の消耗の度合いの均一化を図って、
チップ管理をより一層容易とすることが可能となる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1に示す実施例の先端側からの正面図であ
る。
【図3】図1におけるX方向視の平面図である。
【図4】図1に示す実施例の側面展開図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す側面図である。
【図6】図5に示す実施例の先端側からの正面図であ
る。
【図7】図5におけるY方向視の平面図である。
【図8】図5に示す実施例の側面展開図である。
【図9】本発明のその他の実施例を示す側面図である。
【図10】図9に示す実施例の先端側からの正面図であ
る。
【図11】図9に示す実施例の側面展開図である。
【符号の説明】
1 エンドミル本体 2A,2B チップポケット 3A,3B,3C,3D チップ取付座 3a チップ取付座3の底面 3b,3c,3d チップ取付座3の壁面 4A,14A 第1のチップ 4B,14B 第2のチップ 4C,14C 第3のチップ 4D 第4のチップ 6,16 切刃 7,17 副切刃 O エンドミル本体1の回転軸線 α 第1のチップ4A,14Aの切刃6,16のアキシ
ャルレーキ角 β 第2のチップ4B,14Bの切刃6,16のアキシ
ャルレーキ角 δ 第1のチップ4A,14Aの切刃6,16の突出量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 麻生 典夫 茨城県結城郡石下町大字古間木1511番地 三菱マテリアル株式会社 筑波製作所 内 (56)参考文献 特開 昭63−93511(JP,A) 実開 昭62−168210(JP,U) 実開 昭62−35713(JP,U) 実開 昭61−199314(JP,U) 実開 昭60−29416(JP,U) 実開 平2−110411(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23C 5/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円柱状をなすエンドミル本体の外周に
    形成された複数のチップ取付座に、方形平板状をなす同
    形同大のスローアウェイチップが、その方形をなす面を
    すくい面としてエンドミル回転方向側に向けるととも
    に、このすくい面の辺稜部に形成された切刃をエンドミ
    ル外周側に位置させて、それぞれ着脱自在に装着されて
    おり、これらのスローアウェイチップのうち、上記エン
    ドミル本体の先端には、第1および第2の少なくとも一
    対のスローアウェイチップが配置され、これら第1およ
    び第2のスローアウェイチップは、上記エンドミル本体
    の周方向にずらされて配置されるとともに、上記エンド
    ミル本体の軸線回りにおける上記切刃の回転軌跡が互い
    にオーバーラップし、かつ第1のスローアウェイチップ
    の上記切刃が第2のスローアウェイチップの上記切刃よ
    りも0.1mm〜3.0mmの範囲の突出量で先端側に突出
    するように配置され、さらにこの第2のスローアウェイ
    チップの基端側には少なくとも一の第3の上記スローア
    ウェイチップが、その切刃の上記回転軌跡を上記第2の
    スローアウェイチップの切刃の後端に連続させて、基端
    側に向かうに従いエンドミル回転方向後方側に向けて螺
    旋を描くように配設されており、 さらに、上記チップ取付座のうち、第1のスローアウェ
    イチップが装着される第1のチップ取付座は、エンドミ
    ル回転方向側を向く底面と、エンドミル外周側を向く壁
    面と、エンドミル先端側を向く壁面とから画成され、 第2のスローアウェイチップが装着される第2のチップ
    取付座は、エンドミル回転方向側を向く底面と、エンド
    ミル外周側を向く壁面とから画成され、 第3のスローアウェイチップが装着される第3のチップ
    取付座は、エンドミル回転方向側を向く底面と、エンド
    ミル外周側を向く壁面と、エンドミル基端側を向く壁面
    とから画成されていることを特徴とするスローアウェイ
    式エンドミル。
  2. 【請求項2】 上記第2のスローアウェイチップの切刃
    の後端の位置が軸線方向において上記第1のスローアウ
    ェイチップの切刃の後端の位置と等しい位置に配置され
    ていて、 上記各スローアウェイチップの切刃には正のアキシャル
    レーキ角が付されるとともに、上記第2のスローアウェ
    イチップの切刃のアキシャルレーキ角が上記第1のスロ
    ーアウェイチップの切刃のアキシャルレーキ角よりも大
    きく設定されていることにより、上記第1のスローアウ
    ェイチップの切刃が上記第2のスローアウェイチップの
    切刃よりも0.1mm〜3.0mmの範囲の突出量で先端側
    に突出するように配置されていることを特徴とする請求
    項1に記載のスローアウェイ式エンドミル。
  3. 【請求項3】 上記第1のスローアウェイチップの切刃
    のアキシャルレーキ角が5°〜15°の範囲に設定され
    るとともに、上記第2のスローアウェイチップの切刃の
    アキシャルレーキ角が10°〜30°の範囲に設定され
    ていることを特徴とする請求項2に記載のスローアウェ
    イ式エンドミル。
  4. 【請求項4】 上記エンドミル本体の外周には、少なく
    とも一の第4のスローアウェイチップが上記第1ないし
    第3のスローアウェイチップに対して上記周方向にずら
    されて配置されており、この第4のスローアウェイチッ
    プは、その切刃の上記軸線回りにおける回転軌跡が、上
    記第3のスローアウェイチップの切刃に対して互いにオ
    ーバーラップするように、かつ上記第1のスローアウェ
    イチップの切刃の後端に連続するように配設されている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに
    記載のスローアウェイ式エンドミル。
JP27813094A 1994-11-11 1994-11-11 スローアウェイ式エンドミル Expired - Fee Related JP3376727B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27813094A JP3376727B2 (ja) 1994-11-11 1994-11-11 スローアウェイ式エンドミル
DE69520062T DE69520062T2 (de) 1994-11-11 1995-11-06 Schaftfräser mit Schneideinsätze
EP95117449A EP0711619B1 (en) 1994-11-11 1995-11-06 Throw-away type end mill
CN95118892A CN1063374C (zh) 1994-11-11 1995-11-10 不重磨端铣刀
KR1019950040884A KR100258298B1 (ko) 1994-11-11 1995-11-11 드로우어웨이식 엔드밀
US08/922,551 US5947649A (en) 1994-11-11 1997-09-03 Reusable type end mill

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27813094A JP3376727B2 (ja) 1994-11-11 1994-11-11 スローアウェイ式エンドミル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08141818A JPH08141818A (ja) 1996-06-04
JP3376727B2 true JP3376727B2 (ja) 2003-02-10

Family

ID=17593023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27813094A Expired - Fee Related JP3376727B2 (ja) 1994-11-11 1994-11-11 スローアウェイ式エンドミル

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5947649A (ja)
EP (1) EP0711619B1 (ja)
JP (1) JP3376727B2 (ja)
KR (1) KR100258298B1 (ja)
CN (1) CN1063374C (ja)
DE (1) DE69520062T2 (ja)

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0823301A4 (en) * 1996-02-26 1998-05-20 Kanefusa Kabusiki Kaisha STRAWBERRY
JPH1080816A (ja) * 1996-09-05 1998-03-31 Hitachi Tool Eng Ltd ソリッドボールエンドミル
DE19709436C2 (de) * 1997-03-07 1999-03-04 Felix Leeb Zirkularbohrfräser
NO307795B1 (no) * 1997-10-17 2000-05-29 Norsk Hydro As Fremgangsmõte samt utstyr for bearbeiding av karbonlegemer
DE19855045C2 (de) 1998-11-28 2003-01-02 Walter Ag Mit Schneidplatten bestückter Präzisionsfräser
US6976811B1 (en) * 2000-10-04 2005-12-20 Kennametal Inc. Milling cutter
DE10058226B4 (de) * 2000-11-17 2014-09-04 MAPAL Fabrik für Präzisionswerkzeuge Dr. Kress KG Werkzeug zur spanabtragenden Bearbeitung von Bohrungsoberflächen
US7399146B2 (en) * 2003-09-29 2008-07-15 Kennametal Inc. Rotary cutting tool having irregular insert orientation
US7134811B2 (en) * 2003-10-24 2006-11-14 Kennametal Inc. Helical end mill type cutter configured to compensate for radial runout
SE526769C2 (sv) 2003-12-16 2005-11-01 Sandvik Intellectual Property Fräsverktyg med överlappningsplan och ett första skär med annan längd
DE102004019535A1 (de) * 2004-04-22 2005-11-17 MAPAL Fabrik für Präzisionswerkzeuge Dr. Kress KG Messerplatte und Werkzeug zur spanenden Bearbeitung von Bohrungsoberflächen
SE527617C8 (sv) * 2004-09-06 2006-06-13 Sandvik Intellectual Property Fräsverktyg, skär för fräsverktyg samt solitt fräsverktyg
JP2006305649A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Kyocera Corp スローアウェイチップ、チップホルダおよびそれらを備える転削用工具
US7204662B1 (en) * 2005-11-17 2007-04-17 Kennametal Inc. Cutting tool with stress splitter
US8414228B2 (en) 2006-01-04 2013-04-09 Sgs Tool Company Rotary cutting tool
US20080050185A1 (en) * 2006-08-23 2008-02-28 Hermance Machine Company Helical cutterhead
WO2008032788A1 (fr) 2006-09-13 2008-03-20 Mitsubishi Materials Corporation Plaquette de dégrossissage, et fraise en bout de dégrossissage
WO2008032778A1 (en) * 2006-09-13 2008-03-20 Mitsubishi Materials Corporation Insert for roughing and roughing end mill
JP5023628B2 (ja) * 2006-09-13 2012-09-12 三菱マテリアル株式会社 ラフィングエンドミル
US7708038B1 (en) * 2006-11-27 2010-05-04 Stewart John S Substantially helical, stepped blade row cutterhead having removable blade units
EP2355010A1 (en) 2010-01-27 2011-08-10 Datamars SA Transponder providing integrated time data
EP2355011A1 (en) 2010-01-27 2011-08-10 Datamars SA Transponder with integrated current generator
PT2353758E (pt) * 2010-01-28 2012-05-25 Ledermann Gmbh & Co Kg Ferramenta de mecanização
SE534715C2 (sv) * 2010-03-23 2011-11-29 Sandvik Intellectual Property Fräs samt frässkär härför
US8561509B2 (en) 2010-06-15 2013-10-22 Kennametal Inc. Mechanical-activated ID grooving tool
US8573904B2 (en) 2011-06-14 2013-11-05 Kennametal Inc. Grooving insert
US20170197257A1 (en) * 2013-12-25 2017-07-13 Tungaloy Corporation Indexable rotary cutting tool and tool body
RU2555295C1 (ru) * 2014-01-09 2015-07-10 Общество с ограниченной ответственностью "Сборные конструкции инструмента, фрезы Москвитина" Режущая пластина и торцово-цилиндрическая фреза
RU2562195C1 (ru) * 2014-03-04 2015-09-10 Общество с ограниченной ответственнстью "Сборные конструкции инструмента, фрезы Москвитина" Фреза (варианты)
US10058934B2 (en) 2014-06-18 2018-08-28 Kyocera Sgs Precision Tools, Inc. Rotary cutting tool with honed edges
EP3023178B1 (en) * 2014-11-24 2022-05-11 Sandvik Intellectual Property AB A method of grinding a parting/grooving insert and a parting/grooving insert
JP6587090B2 (ja) * 2015-03-30 2019-10-09 国立大学法人名古屋大学 転削工具
US10556278B2 (en) * 2016-08-16 2020-02-11 Kennametal Inc. Tool body for a shell end mill and cutting tool
RU2645531C1 (ru) * 2017-06-09 2018-02-21 Общество с ограниченной ответственностью "Сборные конструкции инструмента, фрезы Москвитина" Фреза для больших подач и режущая пластина для нее
CN112703076B (zh) * 2018-09-12 2023-06-06 住友电工硬质合金株式会社 切削工具
CN112188744B (zh) * 2020-10-29 2022-05-17 惠州市特创电子科技股份有限公司 线路板及其加工方法
JP7226882B1 (ja) * 2022-08-26 2023-02-21 株式会社ホシノ スローアウェイ式開先カッター

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4182587A (en) * 1978-04-26 1980-01-08 Ingersoll Maschinen Und Werkzeuge Gmbh Milling cutter and indexable insert therefor
US4586855A (en) * 1982-06-21 1986-05-06 J. P. Tool Limited Face milling cutter
DE3314049A1 (de) * 1983-04-19 1984-10-25 Montanwerke Walter GmbH, 7400 Tübingen Wendeschneidplattenbestueckter schaftfraeser
US4714383A (en) * 1985-07-23 1987-12-22 Mitsubishi Kinzoku Kabushiki Kaisha Insert rotary cutter
US4808045A (en) * 1985-10-25 1989-02-28 Mitsubishi Kinzoku Kabushiki Kaisha End mill with throw-away tip
US4844666A (en) * 1986-08-22 1989-07-04 Izumo Industrial Co., Ltd. Insert rotary cutting tool
US4790693A (en) * 1987-02-06 1988-12-13 Ingersoll Cutting Tool Company Interfitting on-edge inserts for milling cutters
CA1270631A (en) * 1987-02-06 1990-06-26 Robert Theodore Koblesky Interfitting on-edge inserts for milling cutters
EP0312970A3 (en) * 1987-10-19 1989-10-25 Gte Valenite Corporation Scalloped chip gullet
IL85606A (en) * 1988-03-02 1994-02-27 Amram Dotany Helical cutting tool
US4934878A (en) * 1988-12-27 1990-06-19 Gte Valenite Corporation Center and peripheral cutting end mill

Also Published As

Publication number Publication date
DE69520062T2 (de) 2001-07-19
KR100258298B1 (ko) 2000-08-01
JPH08141818A (ja) 1996-06-04
EP0711619B1 (en) 2001-02-07
CN1063374C (zh) 2001-03-21
KR960017021A (ko) 1996-06-17
DE69520062D1 (de) 2001-03-15
EP0711619A1 (en) 1996-05-15
CN1130115A (zh) 1996-09-04
US5947649A (en) 1999-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3376727B2 (ja) スローアウェイ式エンドミル
KR100480521B1 (ko) 공작물재료제거공구및언더컷홈형성방법
EP2070620B1 (en) Cutting insert, cutting tool using the same, and cutting method
JP2003275919A (ja) スローアウェイチップおよびスローアウェイ式切削工具
JP4860882B2 (ja) フライス工具
US4954021A (en) Inserted rotary cutter
US4280774A (en) Ball end mill
JPH0957519A (ja) 3次元加工用エンドミル及びそのチップ
JPH07237027A (ja) スローアウェイチップ及び切削工具
JP3003230B2 (ja) スローアウェイチップ及びスローアウェイ式カッタ
CN112439933B (zh) 切削刀片
JP4830552B2 (ja) 正面フライス
EP3708283B1 (en) A cutting tool, a method for manufacturing a cutting tool and a method for machining of a workpiece
JPH07299634A (ja) エンドミル
JPH081426A (ja) ラフィングエンドミル
JP2000024824A (ja) スローアウェイエンドミルおよびエンドミル用チップ
EP3450069A1 (en) A milling insert and a side and face milling tool
JPH067855Y2 (ja) エンドミル
JPH039935Y2 (ja)
JPS6348334Y2 (ja)
JP2833239B2 (ja) スローアウェイチップ
JPH11254207A (ja) スローアウェイチップ及びスローアウェイ式切削工具
JP2543718Y2 (ja) スローアウエイチツプ
JP2526102Y2 (ja) スローアウェイ式転削工具
JP2586463B2 (ja) スロ−アウエイ式カツタ−

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021105

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071206

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081206

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081206

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091206

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091206

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101206

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101206

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111206

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111206

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121206

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131206

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees