JP3376580B2 - 光伝送装置及びその光送信装置 - Google Patents

光伝送装置及びその光送信装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数多重化され
た多チャネル入力信号を一括FM変調して光伝送する光
送信装置と、光ファイバ伝送路を通じて光伝送されたF
M一括変調信号を受信する光受信装置とで構成する光伝
送装置及びその光送信装に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような光伝送装置としては特
開平8-274714号公報に記載されたものが知られている。
図20は従来技術の光伝送装置内部の概略構成を示すブ
ロック図である。
【0003】図20に示す光伝送装置100は、周波数
多重化された多チャネル入力信号を一括してFM変調す
ることでFM一括変調信号を生成すると共に、前記FM
一括変調信号を光変調することで光信号を生成する光送
信装置110と、前記光信号を伝送する光ファイバ伝送
路120と、この光ファイバ伝送路120を通じて伝送
された光信号を光復調することでFM一括変調信号を生
成すると共に、前記FM一括変調信号をFM復調するこ
とで周波数多重化された多チャネル出力信号を生成する
光受信装置130とを有している。
【0004】前記光送信装置110は、周波数多重化さ
れた多チャネル入力信号を一括してFM変調することで
FM一括変調信号を生成するFM変調器111と、この
FM変調器111にて生成されたFM一括変調信号を光
変調することで光信号を生成する光変調器112とを有
している。
【0005】前記光受信装置130は、前記光ファイバ
伝送路120を通じて伝送された光信号を光復調(光/電
気変換)することでFM一括変調信号を生成する光受信
器131と、この光受信器131にて生成されたFM一
括変調信号をFM復調することで周波数多重化された多
チャネル出力信号を生成出力するFM復調器132とを
有している。
【0006】次に従来の光伝送装置100の動作につい
て説明する。
【0007】前記光送信装置110は、FM変調器11
1にて周波数多重化された多チャネル入力信号を一括F
M変調すると共に、このFM一括変調信号を前記光変調
器112にて光変調することで光信号を生成し、この光
信号を光ファイバ伝送路120を通じて光受信装置13
0に伝送する。
【0008】前記光受信装置130は、前記光信号を光
受信器131にて光/電気変換することでFM一括変調
信号を生成すると共に、このFM一括変調信号をFM復
調器132にてFM復調することで周波数多重化された
多チャネル出力信号を生成出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の光伝送装置100によれば、リップル性の群
遅延偏差を有する伝送系においては、周波数多重化され
た多チャネル入力信号のチャネル数が減少して、その多
チャネル入力信号の信号帯域幅が狭くなると、そのFM
一括変調信号のFM信号帯域幅が狭くなり、FM復調後
における周波数多重化された多チャネル出力信号の信号
帯域に発生する歪が大きくなって、光伝送後の信号品質
劣化を招くといった問題点があった。リップル性の群遅
延特性は、伝送路に反射点が存在する場合に発生する周
波数に対して周期的に変化する群遅延特性である。リッ
プル性の群遅延偏差が存在する場合、FM一括変換後の
FM信号帯域幅により、帯域幅内偏差の平均的な傾きが
変化するため、この帯域内遅延偏差に起因して発生す
るFM復調後の群遅延歪みの大きさが変化する。FM信
号の中心周波数がリップルの変曲点にある場合を例に考
えると、周波数多重化された多チャネル信号のチャネル
数が減少し、FM信号帯域幅が小さくなると、帯域内の
群遅延偏差が大きくなり、群遅延歪みが大きくなる。
【0010】本発明は、周波数多重化された多チャネル
信号のチャネル数が減少した時に、ダミー信号を加える
ことにより、FM一括変換後のFM信号帯域幅の変動を
抑え、FM信号帯域内の群遅延偏差の傾きを一定に保
ち、群遅延歪みを低減した状態に一定に保つことがで
き、ひいては、高品質な周波数多重化された多チャネル
信号の光伝送を可能とする光伝送装置及び光送信装置
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の光伝送装置は、周波数多重化された多チャネ
ル入力信号を一括してFM変調することでFM一括変調
信号を生成すると共に、前記FM一括変調信号を光変調
することで光信号を生成する光送信装置と、前記光信号
を伝送する光ファイバ伝送路と、光ファイバ伝送路を通
じて伝送された光信号を光復調することでFM一括変調
信号を生成すると共に、FM一括変調信号をFM復調す
ることで周波数多重化された多チャネル出力信号を生成
する光受信装置とを有する光伝送装置であって、光送信
装置は、FM一括変調信号を一定のFM信号帯域幅にす
るためのダミー信号を発生する信号発生器と、多チャネ
ル入力信号とダミー信号を合波する合波器と、合波器に
て合波された多チャネル入力信号とダミー信号を一括し
てFM変調することで、一定のFM信号帯域幅を有する
FM一括変調信号を生成するFM変調器とを有するよう
にした。
【0012】従って、本発明の光伝送装置によれば、多
チャネル入力信号にダミー信号を合波して一括してFM
変調することで、一定のFM信号帯域幅を有するFM一
括変調信号を生成することができ、光送信装置に入力さ
れる多チャネル入力信号内のチャネル数が少なくても、
FM復調後の多チャネル出力信号出力における、リップ
ル性の群遅延に起因した歪の発生を抑えることができ、
ひいては光伝送後の信号品質劣化を防止することができ
る。
【0013】本発明の光伝送装置は、信号発生器がノイ
ズ発生器であって、前記ノイズ発生器で発生した白色ノ
イズ信号を前記ダミー信号として用いるようにした。
【0014】従って、本発明の光伝送装置によれば、多
チャネル入力信号に白色ノイズ信号を合波して一括して
FM変調することで、一定のFM信号帯域幅を有するF
M一括変調信号を生成することができ、光送信装置に入
力される多チャネル入力信号内のチャネル数が少なくて
も、FM復調後の多チャネル信号出力における、リップ
ル性の群遅延偏差に起因した歪の発生を抑えることがで
き、ひいては光伝送後の信号品質劣化を防止することが
できる。
【0015】本発明の光伝送装置は、信号発生器がダイ
オードを用いた回路で構成するノイズ発生器であって、
前記ノイズ発生器で発生したノイズ信号を前記ダミー信
号として用いるようにした。
【0016】従って、本発明の光伝送装置によれば、多
チャネル入力信号にノイズ発生器で発生したノイズ信号
を合波して一括してFM変調することで、一定のFM信
号帯域幅を有するFM一括変調信号を生成することがで
き、光送信装置に入力される多チャネル入力信号内のチ
ャネル数が少なくても、FM復調後の多チャネル信号出
力における、リップル性の群遅延偏差に起因した歪の発
生を抑えることができ、ひいては光伝送後の画質の劣化
を確実に防止することができる。
【0017】本発明の光伝送装置は、信号発生器が擬似
ランダムノイズ発生器であって、前記擬似ランダムノイ
ズ発生器で発生したベースバンドディジタル信号によ
り、ディジタル変調されたノイズ信号を前記ダミー信号
として用いるようにした。
【0018】従って、本発明の光伝送装置によれば、多
チャネル入力信号に擬似ランダムノイズ発生器で発生し
たノイズ信号を合波してFM変調することで、一定のF
M信号帯域幅を有するFM一括変調信号を生成すること
ができ、光送信装置に入力される多チャネル入力信号内
のチャネル数が少なくても、FM復調後の多チャネル信
号出力の信号帯域における、リップル性の群遅延偏差に
起因した歪の発生を抑えることができ、ひいては光伝送
後の信号品質の劣化を確実に防止することができる。
【0019】本発明の光伝送装置は、光送信装置が、白
色ノイズ信号を発生する、前記信号発生器としてのノイ
ズ発生器と、前記ノイズ発生器で発生した白色ノイズ信
号の低域成分を帯域制限する高域濾波器とを有し、前記
高域濾波器にて帯域制限された白色ノイズ信号を前記ダ
ミー信号として用いるようにした。
【0020】従って、本発明の光伝送装置によれば、白
色ノイズ信号を多チャネル入力信号に合波したときに、
白色ノイズ信号が多チャネル入力信号の信号帯域にもれ
こまないように、高域濾波器にて白色ノイズ信号の低域
成分を帯域制限するようにしたので、白色ノイズ信号の
漏れ込みによる多チャネル入力信号の信号電力対雑音電
力比(CNR)の劣化を抑えることができる。
【0021】本発明の光伝送装置は、光送信装置が、白
色ノイズ信号を発生する、前記信号発生器としてのノイ
ズ発生器と、前記ノイズ発生器で発生した白色ノイズ信
号の高域成分を帯域制限する低域濾波器とを有し、前記
低域濾波器にて帯域制限された白色ノイズ信号を前記ダ
ミー信号として用いるようにした。
【0022】従って、本発明の光伝送装置によれば、白
色ノイズ信号を多チャネル入力信号に合波したときに、
白色ノイズ信号が多チャネル入力信号の信号帯域にもれ
こまないように、低域濾波器にて白色ノイズ信号の高域
成分を帯域制限するようにしたので、FM一括変調信号
のFM信号帯域における両端(すその)の拡がりを抑え
ることで、FM復調時のFM信号による多チャネル出力
信号の信号帯域幅へのもれ込みを低減することができ、
ひいては多チャネル出力信号のCNRの劣化を抑えるこ
とができる。
【0023】本発明の光伝送装置は、光送信装置が、白
色ノイズ信号を発生する、前記信号発生器としてのノイ
ズ発生器と、前記ノイズ発生器で発生した白色ノイズ信
号の高域成分及び低域成分を帯域制限する帯域通過濾波
器とを有し、前記帯域通過濾波器にて帯域制限された白
色ノイズ信号を前記ダミー信号として用いるようにし
た。
【0024】従って、本発明の光伝送装置によれば、帯
域通過濾波器にて白色ノイズ信号の高域成分を帯域制限
するようにしたので、FM一括変調信号のFM信号帯域
における両端(すその)の拡がりを抑えることで、FM
復調時のFM信号による多チャネル出力信号の信号帯域
幅へのもれ込みを低減することができ、ひいては多チャ
ネル出力信号のCNRの劣化を抑えることができる。
【0025】さらに、帯域通過濾波器にて白色ノイズ信
号の低域成分を帯域制限するようにしたので、白色ノイ
ズ信号の漏れ込みによる多チャネル入力信号のCNRの
劣化を抑えることができる。
【0026】本発明の光伝送装置は、光送信装置が、白
色ノイズ信号を発生する、前記信号発生器としてのノイ
ズ発生器と、前記ノイズ発生器で発生した白色ノイズ信
号の高域成分及び低域成分を帯域制限する帯域通過濾波
器と、前記帯域通過濾波器にて帯域制限された白色ノイ
ズ信号の信号レベルを調整するレベル調整器とを有し、
前記レベル調整器にてレベル調整された白色ノイズ信号
を前記ダミー信号として用いるようにした。
【0027】従って、本発明の光伝送装置によれば、帯
域通過濾波器にて帯域制限された白色ノイズ信号の信号
レベルを可変調整することで、このレベル調整された白
色ノイズ信号をダミー信号として用いるようにしたの
で、多チャネル入力信号内のチャネル数に応じてノイズ
レベルを可変することで、多チャネル入力信号内のチャ
ネル数が少なくても、一定のFM信号帯域幅を確保する
ことができる。
【0028】本発明の光伝送装置は、光送信装置が、白
色ノイズ信号を発生する、前記信号発生器としてのノイ
ズ発生器と、前記ノイズ発生器で発生した白色ノイズ信
号の高域成分及び低域成分を帯域制限する帯域通過濾波
器と、前記帯域通過濾波器にて帯域制限された白色ノイ
ズ信号の信号レベルを自動調整するレベル自動調整器と
を有し、前記レベル自動調整器にてレベル調整された白
色ノイズ信号を前記ダミー信号として用いるようにし
た。
【0029】従って、本発明の光伝送装置によれば、帯
域通過濾波器にて帯域制限された白色ノイズ信号の信号
レベルを自動調整することで、このレベル調整された白
色ノイズ信号をダミー信号として用いるようにしたの
で、多チャネル入力信号のチャネル数に応じてノイズレ
ベルを柔軟に自動調整することで、多チャネル入力信号
内のチャネル数が少なくても、一定のFM信号帯域幅を
確保することができる。
【0030】本発明の光伝送装置は、信号発生器が多チ
ャネル信号発生器であって、前記多チャネル信号発生器
で、前記多チャネル入力信号以外の周波数帯の周波数多
重化された多チャネル信号を発生し、この多チャネル信
号を前記ダミー信号として用いるようにした。
【0031】従って、本発明の光伝送装置によれば、多
チャネル入力信号に多チャネル信号発生器で発生した多
チャネル信号を合波して一括してFM変調することで、
一定のFM信号帯域幅を有するFM一括変調信号を生成
するようにしたので、光送信装置に入力される多チャネ
ル入力信号内のチャネル数が少なくても、FM復調後の
多チャネル出力信号の信号帯域における、リップル性の
群遅延に起因した歪の発生を抑えることができ、ひいて
は光伝送後の画質の劣化を確実に防止することができ
る。
【0032】本発明の光伝送装置は、光送信装置が、多
チャネル入力信号以外の周波数帯の周波数多重化された
多チャネル信号を発生する、信号発生器としての多チャ
ネル信号発生器と、多チャネル信号発生器で発生した多
チャネル信号の信号レベルを可変調整するレベル調整器
とを有し、前記レベル調整器にてレベル調整された多チ
ャネル信号を前記ダミー信号として用いるようにした。
【0033】従って、本発明の光伝送装置によれば、多
チャネル信号発生器で発生した多チャネル信号の信号レ
ベルを可変調整することで、このレベル調整された多チ
ャネル信号をダミー信号として用いるようにしたので、
多チャネル入力信号内のチャネル数に応じてノイズレベ
ルを可変することで、多チャネル入力信号内のチャネル
数が少なくても、一定のFM信号帯域幅を確保すること
ができる。
【0034】本発明の光伝送装置は、多チャネル信号発
生器が、合波器で多チャネル入力信号と多チャネル信号
とが合波された際に、前記多チャネル入力信号の周波数
帯に複合2次歪及び複合3次歪が発生しないような周波
数配置の多チャネル信号を発生するようにした。
【0035】従って、本発明の光伝送装置によれば、多
チャネル入力信号の周波数帯に複合2次歪及び複合3次
歪が発生しないような周波数配置の多チャネル信号を多
チャネル入力信号に合波するようにしたので、ダミー信
号としての多チャネル信号を多チャネル入力信号に合波
したことによって、そのダミー信号に起因して複合2次
歪や複合3次歪が発生するようなことはない。
【0036】本発明の光伝送装置は、合波器が、多チャ
ネル入力信号の信号帯域幅に応じて、信号発生器からの
ダミー信号の入力をON/OFFするスイッチ機能を備
えるようにした。
【0037】従って、本発明の光伝送装置によれば、多
チャネル入力信号のチャネル数が所定のチャネル数より
減少すれば、スイッチをONして、多チャネル入力信号
にダミー信号を合波して一括してFM変調することで、
一定のFM信号帯域幅を有するFM一括変調信号を生成
することができ、光送信装置に入力される多チャネル入
力信号内のチャネル数が少なくても、FM復調後の多チ
ャネル信号出力における、リップル性の群遅延に起因し
た歪みの発生を抑えることができ、ひいては光伝送後の
画質の劣化を確実に防止することができる。
【0038】さらに、多チャネル入力信号のチャネル数
が所定のチャネル数であれば、スイッチ機能をOFFす
ることで、一定のFM信号帯域幅を有するFM一括変調
信号を生成することができる。
【0039】尚、本発明の光送信装置の作用効果につい
ては、複記載を避ける為に説明しなかったが、その作
用効果は、上述した本発明の光伝送装置のそれと同一で
ある。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を示す光伝送装置について説明する。
【0041】(実施の形態1) 図1は第1の実施の形態に示す光伝送装置内部の概略構
成を示すブロック図である。
【0042】図1に示す光伝送装置1は、周波数多重化
された多チャネル入力信号を一括してFM変調すること
でFM一括変調信号を生成すると共に、FM一括変調信
号を光変調することで光信号を生成する光送信装置10
と、前記光信号を伝送する光ファイバ伝送路20と、光
ファイバ伝送路20を通じて伝送された光信号を光復調
することでFM一括変調信号を生成すると共に、前記F
M一括変調信号をFM復調することで周波数多重化され
た多チャネル出力信号を生成する光受信装置30とを有
している。
【0043】前記光送信装置10は、前記多チャネル入
力信号に合波するダミー信号と発生する信号発生器11
と、多チャネル入力信号にダミー信号を合波する合波器
12と、合波器12にて合波された多チャネル入力信号
とダミー信号を一括FM変調することで、一定のFM信
号帯域幅を有するFM一括変調信号を生成するFM変調
器13と、このFM変調器13にて生成されたFM一括
変調信号を光変調することで光信号を生成する光変調器
14とを有している。
【0044】前記信号発生器11で発生するダミー信号
とは、多チャネル入力信号と合波し、その合波後の多チ
ャネル信号とダミー信号を一括FM変調した時に、一定
のFM信号帯域幅にするための信号である。尚、前記一
定の帯域幅とは、所定のチャネル数の周波数多重化され
た多チャネル信号をFM一括変調した時のFM信号の帯
域幅のことを意味する。すなわち、この所定のチャネル
数において、トータル歪が最適になるように調整されて
いる場合、チャネル数の減少に伴い、リップル性の群遅
延偏差に伴う群遅延歪みが増加する。この群遅延歪みの
増加に対してダミー信号を加えることにより、FM一括
変換後のFM信号の帯域幅を「一定の帯域幅」に調整する
ことにより、群遅延偏差に伴う歪は、帯域幅を増加する
とFM信号帯域内の平均的な遅延偏差の傾きが小さく
なり、低減される可能性がある。しかしながら帯域幅の
増加には制限があり、FM信号帯域が増加すると、FM
信号を増加するアンプやFM復調するFM復調器等の帯
域制限を受け、逆にトータルの歪が大きくなる可能性が
あるため、所定のチャネル数の周波数多重化された多チ
ャネル信号をFM一括変調した時のFM信号の帯域幅、
すなわち「一定の帯域幅」に調整することが最適と考え
る。
【0045】前記光受信装置30は、前記光ファイバ伝
送路20を通じて伝送された光信号を光復調(光/電気
変換)することでFM一括変調信号を生成する光受信器
31と、この光受信器31にて生成されたFM一括変調
信号をFM復調することで周波数多重化された多チャネ
ル出力信号を生成出力するFM復調器32とを有してい
る。
【0046】次に第1の実施の形態に示す光伝送装置1
の動作について説明する。
【0047】第1の実施の形態によれば、ダミー信号を
合波した多チャネル信号を一括してFM変調すること
で、一定のFM信号帯域幅を有するFM一括変調信号を
生成するようにしたので、光送信装置10に入力される
多チャネル入力信号内のチャネル数が少なくても、一定
のFM信号帯域幅を確保することで、FM復調後の多チ
ャネル出力信号の信号帯域における、リップル性の群遅
延に起因した歪の発生を抑えることができる。
【0048】(実施の形態2) 図2は第2の実施の形態に示す光伝送装置内部の概略構
成を示すブロック図である。尚、図1に示す光伝送装置
1と重複する構成については同一符号を付すと共に、そ
の構成及び動作の説明については省略する。
【0049】図2に示す光伝送装置41が図1に示す光
伝送装置1と異なるところは、前記信号発生器11をノ
イズ発生器11aとし、ノイズ発生器11aで発生した
白色ノイズ信号をダミー信号として用いるようにした点
にある。
【0050】第2の実施の形態によれば、白色ノイズ信
号を合波した多チャネル信号を一括してFM変調するこ
とで、一定のFM信号帯域幅を有するFM一括変調信号
を生成するようにしたので、光送信装置10に入力され
る多チャネル入力信号内のチャネル数が少なくても、一
定のFM信号帯域幅を確保することで、FM復調後の多
チャネル出力信号の信号帯域における、リップル性の群
遅延に起因した歪の発生を抑えることができる。
【0051】(実施の形態3) 図3は第3の実施の形態に示す光伝送装置内部の概略構
成を示すブロック図である。尚、図1に示す光伝送装置
1と重複する構成については同一符号を付すと共に、そ
の構成及び動作の説明については省略する。
【0052】図3に示す光伝送装置42が図1に示す光
伝送装置1と異なるところは、前記信号発生器11を、
図4に示すダイオードを用いた回路で構成するノイズ発
生器11bとし、ノイズ発生器11bで発生したノイズ
信号をダミー信号として用いるようにした点にある。
【0053】第3の実施の形態によれば、ノイズ発生器
11bで発生したノイズ信号を合波した多チャネル入力
信号を一括してFM変調することで、一定のFM信号帯
域幅を有するFM一括変調信号を生成するようにしたの
で、光送信装置10に入力される多チャネル入力信号内
のチャネル数が少なくても、一定のFM信号帯域幅を確
保することで、FM復調後の多チャネル出力信号の信号
帯域における、リップル性の群遅延に起因した歪の発生
を抑えることができる。
【0054】(実施の形態4) 図5は第4の実施の形態に示す光伝送装置内部の概略構
成を示すブロック図である。尚、図1に示す光伝送装置
1と重複する構成については同一符号を付すと共に、そ
の構成及び動作の説明については省略する。
【0055】図5に示す光伝送装置43が図1に示す光
伝送装置1と異なるところは、信号発生器11を擬似ラ
ンダムノイズ発生器(以下、単にPN発生器と称する)
11cとし、PN発生器11cで発生したベースバンド
ディジタル信号により、ディジタル変調されたノイズ信
号を前記ダミー信号として用いるようにした点にある。
【0056】第4の実施の形態によれば、PN発生器1
1cで発生したノイズ信号を合波した多チャネル入力信
号を一括してFM変調することで、一定のFM信号帯域
幅を有するFM一括変調信号を生成するようにしたの
で、光送信装置10に入力される多チャネル入力信号内
のチャネル数が少なくても、一定のFM信号帯域幅を確
保することで、FM復調後の多チャネル出力信号の信号
帯域における、リップル性の群遅延に起因した歪の発生
を抑えることができる。
【0057】(実施の形態5) 図6は第5の実施の形態に示す光伝送装置内部の概略構
成を示すブロック図である。尚、図1に示す光伝送装置
1と重複する構成については同一符号を付すと共に、そ
の構成及び動作の説明については省略する。
【0058】図6に示す光伝送装置44が図1に示す光
伝送装置1と異なるところは、前記信号発生器11を、
白色ノイズ信号を発生するノイズ発生器11dとし、ノ
イズ発生器11dで発生した白色ノイズ信号の低域成分
を帯域制限する高域濾波器15を備え、高域濾波器15
にて帯域制限された白色ノイズ信号を前記ダミー信号と
して用いるようにした点にある。
【0059】前記高域濾波器15は、前記ノイズ発生器
11dで発生した白色ノイズ信号を、図7に示すように
多チャネル入力信号の信号帯域にもれこまないように、
その白色ノイズ信号の低域成分を帯域制限するものであ
る。
【0060】第5の実施の形態によれば、前記光送信装
置10に入力される多チャネル入力信号内のチャネル数
が少なくても、一定のFM信号帯域幅を確保すること
で、FM復調後の多チャネル出力信号の信号帯域におけ
る、リップル性の群遅延に起因した歪の発生を抑えるこ
とができる。
【0061】さらに、第5の実施の形態によれば、白色
ノイズ信号を多チャネル入力信号に合波したときに、白
色ノイズ信号が多チャネル入力信号の信号帯域にもれこ
まないように、高域濾波器15にて白色ノイズ信号の低
域成分を帯域制限するようにしたので、白色ノイズ信号
の漏れ込みによる多チャネル入力信号の信号電力対雑音
電力比(CNR)の劣化を抑えることができる。
【0062】(実施の形態6) 図8は第6の実施の形態に示す光伝送装置内部の概略構
成を示すブロック図である。尚、図6に示す光伝送装置
44と重複する構成については同一符号を付すと共に、
その構成及び動作の説明については省略する。
【0063】図8に示す光伝送装置45が図6に示す光
伝送装置44と異なるところは、前記高域濾波器15の
代わりに低域濾波器16を備え、この低域濾波器16に
てノイズ発生器11dで発生した白色ノイズ信号の高域
成分を帯域制限し、この帯域制限された白色ノイズ信号
を前記ダミー信号として用いるようにした点にある。
【0064】前記低域濾波器16では、前記ノイズ発生
器11dで発生した白色ノイズ信号を、図9に示すよう
に多チャネル入力信号の信号帯域にもれこまないよう
に、その白色ノイズ信号の高域成分を帯域制限するもの
である。
【0065】第6の実施の形態によれば、前記光送信装
置10に入力される多チャネル入力信号内のチャネル数
が少なくても、一定のFM信号帯域幅を確保すること
で、FM復調後の多チャネル出力信号の信号帯域におけ
る、リップル性の群遅延に起因した歪の発生を抑えるこ
とができる。
【0066】さらに、第6の実施の形態によれば、白色
ノイズ信号を多チャネル入力信号に合波したときに、白
色ノイズ信号が多チャネル入力信号の信号帯域にもれこ
まないように、低域濾波器16にて白色ノイズ信号の高
域成分を帯域制限するようにしたので、FM一括変調信
号のFM信号帯域における両端(すその)の拡がりを抑
えることで、FM復調時のFM信号による多チャネル出
力信号の信号帯域幅へのもれ込みを低減することがで
き、ひいては多チャネル出力信号のCNRの劣化を抑え
ることができる。
【0067】(実施の形態7) 図10は第7の実施の形態に示す光伝送装置内部の概略
構成を示すブロック図である。尚、図6に示す光伝送装
置44と重複する構成については同一符号を付すと共
に、その構成及び動作の説明については省略する。
【0068】図10に示す光伝送装置46が図6に示す
光伝送装置44と異なるところは、前記高域濾波器15
の代わりに帯域通過濾波器17を備え、この帯域通過濾
波器17にてノイズ発生器11dで発生した白色ノイズ
信号の高域成分及び低域成分を帯域制限し、この帯域制
限された白色ノイズ信号を前記ダミー信号として用いる
ようにした点にある。
【0069】前記帯域通過濾波器17では、前記ノイズ
発生器11dで発生した白色ノイズ信号を、図11に示
すように多チャネル入力信号の信号帯域にもれこまない
ように、その白色ノイズ信号の高域成分及び低域成分を
帯域制限するものである。
【0070】第7の実施の形態によれば、前記光送信装
置10に入力される多チャネル入力信号内のチャネル数
が少なくても、一定のFM信号帯域幅を確保すること
で、FM復調後の多チャネル出力信号の信号帯域におけ
る、リップル性の群遅延に起因した歪の発生を抑えるこ
とができる。
【0071】さらに、第7の実施の形態によれば、白色
ノイズ信号が多チャネル入力信号の信号帯域にもれこま
ないように、帯域通過濾波器17にて白色ノイズ信号の
高域成分を帯域制限するようにしたので、FM一括変調
信号のFM信号帯域における両端(すその)の拡がりを
抑えることで、FM復調時のFM信号による多チャネル
出力信号の信号帯域幅へのもれ込みを低減することがで
き、ひいては多チャネル出力信号のCNRの劣化を抑え
ることができる。
【0072】さらに、第7の実施の形態によれば、白色
ノイズ信号が多チャネル入力信号の信号帯域にもれこま
ないように、帯域通過濾波器17にて白色ノイズ信号の
低域成分を帯域制限するようにしたので、白色ノイズ信
号の漏れ込みによる多チャネル入力信号のCNRの劣化
を抑えることができる。
【0073】(実施の形態8) 図12は第8の実施の形態に示す光伝送装置内部の概略
構成を示すブロック図である。尚、図10に示す光伝送
装置46と重複する構成については同一符号を付すと共
に、その構成及び動作の説明については省略する。
【0074】図12に示す光伝送装置47が図10に示
す光伝送装置46と異なるところは、前記帯域通過濾波
器17の後段にレベル調整器18を備え、前記帯域通過
濾波器17にて帯域制限された白色ノイズ信号の信号レ
ベルを可変調整することで、このレベル調整された白色
ノイズ信号を前記ダミー信号として用いるようにした点
にある。
【0075】第8の実施の形態によれば、前記光送信装
置10に入力される多チャネル入力信号内のチャネル数
が少なくても、一定のFM信号帯域幅を確保すること
で、FM復調後の多チャネル出力信号の信号帯域におけ
る、リップル性の群遅延に起因した歪の発生を抑えるこ
とができる。
【0076】さらに、第8の実施の形態によれば、白色
ノイズ信号が多チャネル入力信号にもれこまないように
帯域通過濾波器17にて白色ノイズ信号の高域成分を帯
域制限するようにしたので、FM一括変調信号のFM信
号帯域における両端(すその)の拡がりを抑えること
で、FM復調時のFM信号による多チャネル出力信号の
信号帯域幅へのもれ込みを低減することができ、ひいて
は多チャネル出力信号のCNRの劣化を抑えることがで
きる。
【0077】さらに、第8の実施の形態によれば、白色
ノイズ信号が多チャネル入力信号の信号帯域にもれこま
ないように、帯域通過濾波器17にて白色ノイズ信号の
低域成分を帯域制限するようにしたので、白色ノイズ信
号の漏れ込みによる多チャネル入力信号のCNRの劣化
を抑えることができる。
【0078】第8の実施の形態によれば、帯域通過濾波
器17にて帯域制限された白色ノイズ信号の信号レベル
を可変調整することで、このレベル調整された白色ノイ
ズ信号をダミー信号として用いるようにしたので、多チ
ャネル入力信号内のチャネル数に応じてノイズレベルを
可変することで、多チャネル入力信号内のチャネル数が
少なくても、一定のFM信号帯域幅を確保することがで
きる。
【0079】(実施の形態9) 図13は第9の実施の形態に示す光伝送装置内部の概略
構成を示すブロック図である。尚、図12に示す光伝送
装置47と重複する構成については同一符号を付すと共
に、その構成及び動作の説明については省略する。
【0080】図13に示す光伝送装置48が図12に示
す光伝送装置47と異なるところは、前記レベル調整器
18の代わりに自動レベル調整器18aを備え、この自
動レベル調整器18aが帯域通過濾波器17にて帯域制
限された白色ノイズ信号の信号レベルを自動調整するこ
とで、このレベル調整された白色ノイズ信号を前記ダミ
ー信号として用いるようにした点にある。
【0081】第9の実施の形態によれば、前記光送信装
置10に入力される多チャネル入力信号内のチャネル数
が少なくても、一定のFM信号帯域幅を確保すること
で、FM復調後の多チャネル出力信号の信号帯域におけ
る、リップル性の群遅延に起因した歪の発生を抑えるこ
とができる。
【0082】さらに、第9の実施の形態によれば、白色
ノイズ信号が多チャネル入力信号にもれこまないように
帯域通過濾波器17にて白色ノイズ信号の高域成分を帯
域制限するようにしたので、FM一括変調信号のFM信
号帯域における両端(すその)の拡がりを抑えること
で、FM復調時のFM信号による多チャネル出力信号の
信号帯域幅へのもれ込みを低減することができ、ひいて
は多チャネル出力信号のCNRの劣化を抑えることがで
きる。
【0083】さらに、第9の実施の形態によれば、白色
ノイズ信号が多チャネル入力信号の信号帯域にもれこま
ないように、帯域通過濾波器17にて白色ノイズ信号の
低域成分を帯域制限するようにしたので、白色ノイズ信
号の漏れ込みによる多チャネル入力信号のCNRの劣化
を抑えることができる。
【0084】さらに、第9の実施の形態によれば、帯域
通過濾波器17にて帯域制限された白色ノイズ信号の信
号レベルを自動調整することで、このレベル調整された
白色ノイズ信号をダミー信号として用いるようにしたの
で、多チャネル入力信号のチャネル数に応じてノイズレ
ベルを柔軟に自動調整することで、多チャネル入力信号
内のチャネル数が少なくても、一定のFM信号帯域幅を
確保することができる。
【0085】(実施の形態10) 図14は第10の実施の形態に示す光伝送装置内部の概
略構成を示すブロック図である。尚、図1に示す光伝送
装置1と重複する構成については同一符号を付すと共
に、その構成及び動作の説明については省略する。
【0086】図14に示す光伝送装置49が図1に示す
光伝送装置1と異なるところは、前記信号発生器11
を、前記多チャネル入力信号以外の周波数帯の周波数多
重化された多チャネル信号を発生する多チャネル信号発
生器19とし、この多チャネル信号発生器19で発生し
た多チャネル信号をダミー信号として用いるようにした
点にある。
【0087】第10の実施の形態によれば、多チャネル
信号発生器19で発生した多チャネル信号を合波して多
チャネル入力信号に一定の信号帯域幅を持たせ、この多
チャネル入力信号を一括してFM変調することで、一定
のFM信号帯域幅を有するFM一括変調信号を生成する
ようにしたので、光送信装置10に入力される多チャネ
ル入力信号内のチャネル数が少なくても、一定のFM信
号帯域幅を確保することで、FM復調後の多チャネル出
力信号の信号帯域における、リップル性の群遅延に起因
した歪の発生を抑えることができる。
【0088】(実施の形態11) 図15は第11の実施の形態に示す光伝送装置内部の概
略構成を示すブロック図である。尚、図14に示す光伝
送装置49と重複する構成については同一符号を付すと
共に、その構成及び動作の説明については省略する。
【0089】図15に示す光伝送装置50が図14に示
す光伝送装置49と異なるところは、前記多チャネル信
号発生器19を、合波器12で多チャネル入力信号と多
チャネル信号とが合波された際に、図16に示すよう
に、前記多チャネル入力信号の周波数帯に複合2次歪及
び複合3次歪が発生しないような周波数配置の多チャネ
ル信号を発生する多チャネル信号発生器19aに代用し
た点にある。
【0090】第11の実施の形態によれば、多チャネル
信号発生器19aで発生した多チャネル信号を合波した
多チャネル入力信号を一括してFM変調することで、一
定のFM信号帯域幅を有するFM一括変調信号を生成す
るようにしたので、光送信装置10に入力される多チャ
ネル入力信号内のチャネル数が少なくても、一定のFM
信号帯域幅を確保することで、FM復調後の多チャネル
出力信号の信号帯域における、リップル性の群遅延に起
因した歪の発生を抑えることができる。
【0091】さらに第11の実施の形態によれば、多チ
ャネル入力信号の周波数帯に複合2次歪及び複合3次歪
が発生しないような周波数配置の多チャネル信号を多チ
ャネル入力信号に合波するようにしたので、ダミー信号
としての多チャネル信号を多チャネル入力信号に合波し
たことによって、そのダミー信号に起因して複合2次歪
や複合3次歪が発生するようなことはない。
【0092】(実施の形態12) 図17は第12の実施の形態に示す光伝送装置内部の概
略構成を示すブロック図である。尚、図15に示す光伝
送装置50と重複する構成については同一符号を付すと
共に、その構成及び動作の説明については省略する。
【0093】図17に示す光伝送装置51が図15に示
す光伝送装置50と異なるところは、前記多チャネル信
号発生器19aの後段に、多チャネル信号発生器19a
で発生した多チャネル信号の信号レベルを調整するレベ
ル調整器18を設け、このレベル調整器18でレベル調
整された多チャネル信号を前記ダミー信号として用いる
ようにした点にある。
【0094】第12の実施の形態によれば、光送信装置
10に入力される多チャネル入力信号内のチャネル数が
少なくても、一定のFM信号帯域幅を確保することで、
FM復調後の多チャネル出力信号の信号帯域における、
リップル性の群遅延に起因した歪の発生を抑えることが
できる。
【0095】さらに、第12の実施の形態によれば、多
チャネル入力信号の周波数帯に複合2次歪及び複合3次
歪が発生しないような周波数配置の多チャネル信号を多
チャネル入力信号に合波するようにしたので、ダミー信
号としての多チャネル信号を多チャネル入力信号に合波
したことによって、そのダミー信号に起因して複合2次
歪や複合3次歪が発生するようなことはない。
【0096】また、第12の実施の形態によれば、多チ
ャネル信号発生器19aで発生した多チャネル信号の信
号レベルを可変調整することで、このレベル調整された
多チャネル信号をダミー信号として用いるようにしたの
で、多チャネル入力信号内のチャネル数に応じてノイズ
レベルを可変することで、多チャネル入力信号内のチャ
ネル数が少なくても、一定のFM信号帯域幅を確保する
ことができる。
【0097】(実施の形態13) 図18は第13の実施の形態に示す光伝送装置内部の概
略構成を示すブロック図である。尚、図1に示す光伝送
装置1と重複する構成については同一符号を付すと共
に、その構成及び動作の説明については省略する。
【0098】図18に示す光伝送装置52が図1に示す
光伝送装置1と異なるところは、前記合波器12の代わ
りにスイッチ機能付合波器12aを設け、このスイッチ
機能付合波器12aを、図19に示すように、前記多チ
ャネル入力信号の信号帯域幅に応じて、前記信号発生器
11からのダミー信号の入力をON/OFFするスイッ
チ12bと、このスイッチ12aのON/OFFに応じ
て、多チャネル入力信号にダミー信号を合波する合波器
12cとで構成した点にある。
【0099】前記スイッチ機能付合波器12aは、前記
多チャネル入力信号の信号帯域幅(チャネル数)が所定
の信号帯域幅でないと判定されると、前記スイッチ12
bをONすることで、前記多チャネル入力信号のチャネ
ル数を増やすべくダミー信号を入力して、前記多チャネ
ル入力信号にダミー信号を合波して、FM変調器13に
伝送する。
【0100】また、前記スイッチ機能付合波器12a
は、前記多チャネル入力信号の信号帯域幅(チャネル数)
が所定の信号帯域幅であると判定されると、前記スイッ
チ12bをOFFすることで、前記ダミー信号を合波す
ることなく、前記多チャネル入力信号をFM変調器13
に伝送する。
【0101】第13の実施の形態によれば、多チャネル
入力信号の信号帯域幅(チャネル数)が所定の信号帯域幅
でなければ、スイッチ12bをONすることでダミー信
号を多チャネル入力信号に合波して多チャネル入力信号
内のチャネル数を増やすようにしたので、光送信装置1
0に入力される多チャネル入力信号内のチャネル数が少
なくても、一定のFM信号帯域幅を確保することで、F
M復調後の多チャネル出力信号の信号帯域における、リ
ップル性の群遅延に起因した歪の発生を抑えることがで
き、ひいては光伝送後の画質の劣化を確実に防止するこ
とができる。
【0102】さらに、第13の実施の形態によれば、多
チャネル入力信号の信号帯域幅(チャネル数)が一定の
信号帯域幅であれば、スイッチ12bをOFFすること
で多チャネル入力信号にダミー信号を合波しないように
したので、ダミー信号が多チャネル入力信号に影響を及
ぼすことはない。
【0103】
【発明の効果】上記のように構成された本発明の光伝送
装置及びその光送信装置よれば、光送信装置に入力さ
れる多チャネル入力信号内のチャネル数が少なくても、
一定のFM信号帯域幅を確保することで、FM復調後の
多チャネル出力信号の信号帯域における、リップル性の
群遅延に起因した歪の発生を抑えることができ、ひいて
は光伝送後の信号品質の劣化を確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施の形態に示す光伝送
装置内部の概略構成を示すブロック図
【図2】第2の実施の形態に示す光伝送装置内部の概略
構成を示すブロック図
【図3】第3の実施の形態に示す光伝送装置内部の概略
構成を示すブロック図
【図4】第3の実施の形態に示す光伝送装置におけるノ
イズ発生器内部の回路構成を示す説明図
【図5】第4の実施の形態に示す光伝送装置内部の概略
構成を示すブロック図
【図6】第5の実施の形態に示す光伝送装置内部の概略
構成を示すブロック図
【図7】第5の実施の形態に示す光伝送装置で白色ノイ
ズ信号が合波された多チャネル入力信号を示す説明図
【図8】第6の実施の形態に示す光伝送装置内部の概略
構成を示すブロック図
【図9】第6の実施の形態に示す光伝送装置で白色ノイ
ズ信号が合波された多チャネル入力信号を示す説明図
【図10】第7の実施の形態に示す光伝送装置内部の概
略構成を示すブロック図
【図11】第7の実施の形態に示す光伝送装置で白色ノ
イズ信号が合波された多チャネル入力信号を示す説明図
【図12】第8の実施の形態に示す光伝送装置内部の概
略構成を示すブロック図
【図13】第9の実施の形態に示す光伝送装置内部の概
略構成を示すブロック図
【図14】第10の実施の形態に示す光伝送装置内部の
概略構成を示すブロック図
【図15】第11の実施の形態に示す光伝送装置内部の
概略構成を示すブロック図
【図16】第11の実施の形態に示す光伝送装置で多チ
ャネル信号が合波された多チャネル入力信号を示す説明
【図17】第12の実施の形態に示す光伝送装置内部の
概略構成を示すブロック図
【図18】第13の実施の形態に示す光伝送装置内部の
概略構成を示すブロック図
【図19】第13の実施の形態に示す光伝送装置内のス
イッチ機能付合波器内部の概略構成を示すブロック図
【図20】従来技術の光伝送装置内部の概略構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
1,41,42,43,44,45,46,47,4
8,49,50,51,52 光伝送装置 10 光送信装置 11 信号発生器 11a,11b,11d ノイズ発生器 11c 擬似ランダムノイズ発生器(PN発生器) 12 合波器 12a スイッチ機能付合波器 13 FM変調器 15 高域濾波器 16 低域濾波器 17 帯域通過濾波器 18 レベル調整器 18a 自動レベル調整器 19,19a 多チャネル信号発生器 20 光ファイバ伝送路 30 光受信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04J 14/00 14/02 (72)発明者 板倉 邦治 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 久野 新史 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 石井 義一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−347760(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H04J 14/00 - 14/08

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数多重化された多チャネル入力信号
    を一括してFM変調することでFM一括変調信号を生成
    すると共に、前記FM一括変調信号を光変調することで
    光信号を生成する光送信装置と、前記光信号を伝送する
    光ファイバ伝送路と、前記光ファイバ伝送路を通じて伝
    送された光信号を光復調することでFM一括変調信号を
    生成すると共に、前記FM一括変調信号をFM復調する
    ことで周波数多重化された多チャネル出力信号を生成す
    る光受信装置とを有する光伝送装置であって、 前記光送信装置は、 FM一括変調信号を一定のFM信号帯域幅にするための
    ダミー信号を発生する信号発生器と、 前記多チャネル入力信号と前記ダミー信号を合波する合
    波器と、 前記合波器にて合波された前記多チャネル入力信号と前
    記ダミー信号を一括してFM変調することで、一定のF
    M信号帯域幅を有するFM一括変調信号を生成するFM
    変調器と、 を有することを特徴とする光伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記信号発生器はノイズ発生器であっ
    て、前記ノイズ発生器で発生した白色ノイズ信号を前記
    ダミー信号として用いることを特徴とする請求項1記載
    の光伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記信号発生器はダイオードを用いた回
    路で構成するノイズ発生器であって、前記ノイズ発生器
    で発生したノイズ信号を前記ダミー信号として用いるこ
    とを特徴とする請求項1記載の光伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記信号発生器は擬似ランダムノイズ発
    生器であって、前記擬似ランダムノイズ発生器で発生し
    たベースバンドディジタル信号により、ディジタル変調
    されたノイズ信号を前記ダミー信号として用いることを
    特徴とする請求項1記載の光伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記光送信装置は、 白色ノイズ信号を発生する、前記信号発生器としてのノ
    イズ発生器と、 前記ノイズ発生器で発生した白色ノイズ信号の低域成分
    を帯域制限する高域濾波器とを有し、 前記高域濾波器にて帯域制限された白色ノイズ信号を前
    記ダミー信号として用いることを特徴とする請求項1記
    載の光伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記光送信装置は、 白色ノイズ信号を発生する、前記信号発生器としてのノ
    イズ発生器と、 前記ノイズ発生器で発生した白色ノイズ信号の高域成分
    を帯域制限する低域濾波器とを有し、 前記低域濾波器にて帯域制限された白色ノイズ信号を前
    記ダミー信号として用いることを特徴とする請求項1記
    載の光伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記光送信装置は、 白色ノイズ信号を発生する、前記信号発生器としてのノ
    イズ発生器と、 前記ノイズ発生器で発生した白色ノイズ信号の高域成分
    及び低域成分を帯域制限する帯域通過濾波器とを有し、 前記帯域通過濾波器にて帯域制限された白色ノイズ信号
    を前記ダミー信号として用いることを特徴とする請求項
    1記載の光伝送装置。
  8. 【請求項8】 前記光送信装置は、 白色ノイズ信号を発生する、前記信号発生器としてのノ
    イズ発生器と、 前記ノイズ発生器で発生した白色ノイズ信号の高域成分
    及び低域成分を帯域制限する帯域通過濾波器と、 前記帯域通過濾波器にて帯域制限された白色ノイズ信号
    の信号レベルを調整するレベル調整器とを有し、 前記レベル調整器にてレベル調整された白色ノイズ信号
    を前記ダミー信号として用いることを特徴とする請求項
    1記載の光伝送装置。
  9. 【請求項9】 前記光送信装置は、 白色ノイズ信号を発生する、前記信号発生器としてのノ
    イズ発生器と、 前記ノイズ発生器で発生した白色ノイズ信号の高域成分
    及び低域成分を帯域制限する帯域通過濾波器と、 前記帯域通過濾波器にて帯域制限された白色ノイズ信号
    の信号レベルを自動調整するレベル自動調整器とを有
    し、 前記レベル自動調整器にてレベル調整された白色ノイズ
    信号を前記ダミー信号として用いることを特徴とする請
    求項1記載の光伝送装置。
  10. 【請求項10】 前記信号発生器は多チャネル信号発生
    器であって、 前記多チャネル信号発生器で、前記多チャネル入力信号
    以外の周波数帯の周波数多重化された多チャネル信号を
    発生し、この多チャネル信号を前記ダミー信号として用
    いることを特徴とする請求項1記載の光伝送装置。
  11. 【請求項11】 前記光送信装置は、 前記多チャネル入力信号以外の周波数帯の周波数多重化
    された多チャネル信号を発生する、前記信号発生器とし
    ての多チャネル信号発生器と、 前記多チャネル信号発生器で発生した多チャネル信号の
    信号レベルを可変調整するレベル調整器とを有し、 前記レベル調整器にてレベル調整された多チャネル信号
    を前記ダミー信号として用いることを特徴とする請求項
    1記載の光伝送装置。
  12. 【請求項12】 前記多チャネル信号発生器は、 前記合波器で多チャネル入力信号と多チャネル信号とが
    合波された際に、前記多チャネル入力信号の周波数帯に
    複合2次歪及び複合3次歪が発生しないような周波数配
    置の多チャネル信号を発生することを特徴とする請求項
    10又は11記載の光伝送装置。
  13. 【請求項13】 前記合波器は、 前記多チャネル入力信号の信号帯域幅に応じて、前記信
    号発生器からのダミー信号の入力をON/OFFするス
    イッチ機能を備えたことを特徴とする請求項1記載の光
    伝送装置。
  14. 【請求項14】 周波数多重化された多チャネル入力信
    号を一括してFM変調することでFM一括変調信号を生
    成すると共に、前記FM一括変調信号を光変調すること
    で光信号を生成する光送信装置であって、 前記FM一括変調信号を一定のFM信号帯域幅にするた
    めのダミー信号を発生する信号発生器と、 前記多チャネル入力信号に前記ダミー信号を合波する合
    波器と、 前記合波器にて合波された前記多チャネル入力信号と前
    記ダミー信号とを一括してFM変調することで、一定の
    信号帯域幅を有するFM一括変調信号を生成するFM変
    調器とを有することを特徴とする光送信装置。
  15. 【請求項15】 前記信号発生器はノイズ発生器であっ
    て、前記ノイズ発生器で発生した白色ノイズ信号を前記
    ダミー信号として用いることを特徴とする請求項14記
    載の光送信装置。
  16. 【請求項16】 前記信号発生器はダイオードを用いた
    回路で構成するノイズ発生器であって、前記ノイズ発生
    器で発生したノイズ信号を前記ダミー信号として用いる
    ことを特徴とする請求項14記載の光送信装置。
  17. 【請求項17】 前記信号発生器は擬似ランダムノイズ
    発生器であって、前記擬似ランダムノイズ発生器で発生
    したベースバンドディジタル信号により、ディジタル変
    調されたノイズ信号を前記ダミー信号として用いること
    を特徴とする請求項14記載の光送信装置。
  18. 【請求項18】 前記光送信装置は、 白色ノイズ信号を発生する、前記信号発生器としてのノ
    イズ発生器と、 前記ノイズ発生器で発生した白色ノイズ信号の低域成分
    を帯域制限する高域濾波器とを有し、 前記高域濾波器にて帯域制限された白色ノイズ信号を前
    記ダミー信号として用いることを特徴とする請求項14
    記載の光送信装置。
  19. 【請求項19】 前記光送信装置は、 白色ノイズ信号を発生する、前記信号発生器としてのノ
    イズ発生器と、 前記ノイズ発生器で発生した白色ノイズ信号の高域成分
    を帯域制限する低域濾波器とを有し、 前記低域濾波器にて帯域制限された白色ノイズ信号を前
    記ダミー信号として用いることを特徴とする請求項14
    記載の光送信装置。
  20. 【請求項20】 前記光送信装置は、 白色ノイズ信号を発生する、前記信号発生器としてのノ
    イズ発生器と、 前記ノイズ発生器で発生した白色ノイズ信号の高域成分
    及び低域成分を帯域制限する帯域通過濾波器とを有し、 前記帯域通過濾波器にて帯域制限された白色ノイズ信号
    を前記ダミー信号として用いることを特徴とする請求項
    14記載の光送信装置。
  21. 【請求項21】 前記光送信装置は、 白色ノイズ信号を発生する、前記信号発生器としてのノ
    イズ発生器と、 前記ノイズ発生器で発生した白色ノイズ信号の高域成分
    及び低域成分を帯域制限する帯域通過濾波器と、 前記帯域通過濾波器にて帯域制限された白色ノイズ信号
    の信号レベルを調整するレベル調整器とを有し、 前記レベル調整器にてレベル調整された白色ノイズ信号
    を前記ダミー信号として用いることを特徴とする請求項
    14記載の光送信装置。
  22. 【請求項22】 前記光送信装置は、 白色ノイズ信号を発生する、前記信号発生器としてのノ
    イズ発生器と、 前記ノイズ発生器で発生した白色ノイズ信号の高域成分
    及び低域成分を帯域制限する帯域通過濾波器と、 前記帯域通過濾波器にて帯域制限された白色ノイズ信号
    の信号レベルを自動調整するレベル自動調整器とを有
    し、 前記レベル自動調整器にてレベル調整された白色ノイズ
    信号を前記ダミー信号として用いることを特徴とする請
    求項14記載の光送信装置。
  23. 【請求項23】 前記信号発生器は多チャネル信号発生
    器であって、 前記多チャネル信号発生器で、前記多チャネル入力信号
    以外の周波数帯の周波数多重化された多チャネル信号を
    発生し、この多チャネル信号を前記ダミー信号として用
    いることを特徴とする請求項14記載の光送信装置。
  24. 【請求項24】 前記光送信装置は、 前記多チャネル入力信号以外の周波数帯の周波数多重化
    された多チャネル信号を発生する、前記信号発生器とし
    ての多チャネル信号発生器と、 前記多チャネル信号発生器で発生した多チャネル信号の
    信号レベルを可変調整するレベル調整器とを有し、 前記レベル調整器にてレベル調整された多チャネル信号
    を前記ダミー信号として用いることを特徴とする請求項
    14記載の光送信装置。
  25. 【請求項25】 前記多チャネル信号発生器は、 前記合波器で多チャネル入力信号と多チャネル信号とが
    合波された際に、前記多チャネル入力信号の周波数帯に
    複合2次歪及び複合3次歪が発生しないような周波数配
    置の多チャネル信号を発生することを特徴とする請求項
    23又は24記載の光送信装置。
  26. 【請求項26】 前記合波器は、 前記多チャネル入力信号の信号帯域幅に応じて、前記信
    号発生器からのダミー信号の入力をON/OFFするス
    イッチ機能を備えたことを特徴とする請求項14記載の
    光送信装置。
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