JP3375524B2 - 無線呼出受信機 - Google Patents
無線呼出受信機Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線呼出受信機に関
し、特に、呼出を通知するメロディ音を簡単に書き換え
ることができる無線呼出受信機に関する。
し、特に、呼出を通知するメロディ音を簡単に書き換え
ることができる無線呼出受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線呼出受信機は、受信時にメロ
ディ音で呼出しを行なう機能を有している。そのメロデ
ィ音はICに固定パターンで用意されており、呼出音と
してそのICのメロディパターンを選択することによ
り、メロディ音で呼出しを行なうものである。しかし、
このような従来の無線呼出受信機においては、メロディ
パターンがIC内部のROMに記憶されているので、メ
ロディパターンの変更が行なえない。そのため、いつま
でも同じメロディパターンで呼出しを行なうことにな
り、メロディが陳腐化して新鮮な感じが損なわれてしま
うという課題があった。
ディ音で呼出しを行なう機能を有している。そのメロデ
ィ音はICに固定パターンで用意されており、呼出音と
してそのICのメロディパターンを選択することによ
り、メロディ音で呼出しを行なうものである。しかし、
このような従来の無線呼出受信機においては、メロディ
パターンがIC内部のROMに記憶されているので、メ
ロディパターンの変更が行なえない。そのため、いつま
でも同じメロディパターンで呼出しを行なうことにな
り、メロディが陳腐化して新鮮な感じが損なわれてしま
うという課題があった。
【0003】そこで、特開平8-163618号公報に記載され
ているような、外部書込機を用いてメロディパターンを
書き換えることのできるメロディRAMを持つ受信機
や、特開平9-46746号公報に記載されているような、送
信メッセージにメロディパターンを付加し、呼出時にそ
のメロディ音で呼出しを行なう受信機などが提案されて
いる。
ているような、外部書込機を用いてメロディパターンを
書き換えることのできるメロディRAMを持つ受信機
や、特開平9-46746号公報に記載されているような、送
信メッセージにメロディパターンを付加し、呼出時にそ
のメロディ音で呼出しを行なう受信機などが提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平8-1636
18号公報に記載された受信機は、外部書込機を用いなけ
ればメロディの変更が行なえず、また書換用の外部端子
はメロディパターンの書込み以外には使い道がないとい
う課題があった。また、特開平9-46746号公報に記載さ
れた受信機は、メッセージとメロディデータが1対1で
のみ対応しているため、そのメロディデータを他のメッ
セージ受信時の呼出音に転用できないという課題があっ
た。
18号公報に記載された受信機は、外部書込機を用いなけ
ればメロディの変更が行なえず、また書換用の外部端子
はメロディパターンの書込み以外には使い道がないとい
う課題があった。また、特開平9-46746号公報に記載さ
れた受信機は、メッセージとメロディデータが1対1で
のみ対応しているため、そのメロディデータを他のメッ
セージ受信時の呼出音に転用できないという課題があっ
た。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、様々
な手段でメロディパターンを書き込み、メロディ音を選
択鳴音できる優れた選択呼出受信機を提供することを目
的とする。
な手段でメロディパターンを書き込み、メロディ音を選
択鳴音できる優れた選択呼出受信機を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、メロディパターンを記憶し、メロディ音信
号を出力するメロディICと、メロディICにメロディ
パターンを書き込み、そのメロディパターンでメロディ
を鳴らすように指定するMPUとを備え、メロディIC
にMPUを介してメロディパターンを書き込み、呼出時
にこのメロディ音を選択し、鳴音し得るように構成す
る。このような構成にすることにより、様々な手段でメ
ロディパターンを書き込み、メロディ音を選択鳴音する
ことを可能としたものである。
に本発明は、メロディパターンを記憶し、メロディ音信
号を出力するメロディICと、メロディICにメロディ
パターンを書き込み、そのメロディパターンでメロディ
を鳴らすように指定するMPUとを備え、メロディIC
にMPUを介してメロディパターンを書き込み、呼出時
にこのメロディ音を選択し、鳴音し得るように構成す
る。このような構成にすることにより、様々な手段でメ
ロディパターンを書き込み、メロディ音を選択鳴音する
ことを可能としたものである。
【0007】以上のように、MPUを介してメロディI
Cにメロディパターンを書き込むことにより、外部書込
機を用いてメロディパターンをメロディICに書き込む
ことも、受信メッセージに付加したメロディパターンを
メロディICに書き込むことも可能としたので、メロデ
ィICの内容を様々な手段で書き換えてメロディ音の陳
腐化を解消することができる。
Cにメロディパターンを書き込むことにより、外部書込
機を用いてメロディパターンをメロディICに書き込む
ことも、受信メッセージに付加したメロディパターンを
メロディICに書き込むことも可能としたので、メロデ
ィICの内容を様々な手段で書き換えてメロディ音の陳
腐化を解消することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
メロディパターンを記憶するメモリとメロディ音信号出
力手段とを有するメロディICと、外部からメロディパ
ターンを受け入れることが可能な入力手段と、外部から
受け入れたメロディパターンを前記メロディICのメモ
リに書き込むとともに呼出時に前記メロディICにメロ
ディ音信号を出力するように指示するMPUと、前記メ
ロディパターンを呼出音に設定する手段と、前記メロデ
ィ音信号により鳴音するスピーカとを具備する無線呼出
受信機において、前記入力手段として、書込機からのメ
ロディパターンを入力できる外部通信手段を設け、前記
MPUに、前記外部通信手段を介して入力されたメロデ
ィパターン書込要求を判別する手段と、メロディパター
ンを含む受信メッセージからメロディパターンを抽出す
るメロディパターン抽出手段とを設け、前記メロディパ
ターン抽出手段は、前記メッセージ中の特殊記号から先
のメッセージがメロディパターンであると判断する手段
を有する無線呼出受信機であり、入力手段から入力した
メロディパターンでメロディICの内容を書き換えると
いう作用を有する。
メロディパターンを記憶するメモリとメロディ音信号出
力手段とを有するメロディICと、外部からメロディパ
ターンを受け入れることが可能な入力手段と、外部から
受け入れたメロディパターンを前記メロディICのメモ
リに書き込むとともに呼出時に前記メロディICにメロ
ディ音信号を出力するように指示するMPUと、前記メ
ロディパターンを呼出音に設定する手段と、前記メロデ
ィ音信号により鳴音するスピーカとを具備する無線呼出
受信機において、前記入力手段として、書込機からのメ
ロディパターンを入力できる外部通信手段を設け、前記
MPUに、前記外部通信手段を介して入力されたメロデ
ィパターン書込要求を判別する手段と、メロディパター
ンを含む受信メッセージからメロディパターンを抽出す
るメロディパターン抽出手段とを設け、前記メロディパ
ターン抽出手段は、前記メッセージ中の特殊記号から先
のメッセージがメロディパターンであると判断する手段
を有する無線呼出受信機であり、入力手段から入力した
メロディパターンでメロディICの内容を書き換えると
いう作用を有する。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】本発明の請求項4記載の発明は、メロディ
パターンを含むメッセージを書込機から入力し、入力さ
れたメロディパターン書込要求を判別し、前記メッセー
ジ中の特殊記号から先のメッセージがメロディパターン
であると判断してメロディパターンを抽出し、抽出した
メロディパターンをメロディICのメモリに書き込むメ
ッセージメロディ分離方法であり、メッセージと一緒に
受信したメロディパターンをメロディICに記憶すると
いう作用を有する。
パターンを含むメッセージを書込機から入力し、入力さ
れたメロディパターン書込要求を判別し、前記メッセー
ジ中の特殊記号から先のメッセージがメロディパターン
であると判断してメロディパターンを抽出し、抽出した
メロディパターンをメロディICのメモリに書き込むメ
ッセージメロディ分離方法であり、メッセージと一緒に
受信したメロディパターンをメロディICに記憶すると
いう作用を有する。
【0013】本発明の請求項5記載の発明は、メロディ
パターンを含むメッセージを書込機から入力する手段
と、入力されたメロディパターン書込要求を判別する手
段と、前記メッセージ中の特殊記号から先のメッセージ
がメロディパターンであると判断してメロディパターン
を抽出する手段と、抽出したメロディパターンをメロデ
ィICのメモリに書き込む手段とを有するメッセージメ
ロディ分離手段を具備する無線呼出受信機であり、メッ
セージと一緒に受信したメロディパターンをメロディI
Cに記憶するという作用を有する。
パターンを含むメッセージを書込機から入力する手段
と、入力されたメロディパターン書込要求を判別する手
段と、前記メッセージ中の特殊記号から先のメッセージ
がメロディパターンであると判断してメロディパターン
を抽出する手段と、抽出したメロディパターンをメロデ
ィICのメモリに書き込む手段とを有するメッセージメ
ロディ分離手段を具備する無線呼出受信機であり、メッ
セージと一緒に受信したメロディパターンをメロディI
Cに記憶するという作用を有する。
【0014】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図6を参照しながら詳細に説明する。
〜図6を参照しながら詳細に説明する。
【0015】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態は、書込機から外部通信手段を介して入力したメ
ロディパターンを、MPUによりメロディICに書き込
み、呼出時にこのメロディパターンを選択して鳴音させ
る無線呼出受信機である。
の形態は、書込機から外部通信手段を介して入力したメ
ロディパターンを、MPUによりメロディICに書き込
み、呼出時にこのメロディパターンを選択して鳴音させ
る無線呼出受信機である。
【0016】図1は、本発明の第1の実施の形態の無線
呼出受信機の構成を示すブロック図である。図2は、本
発明の第1の実施の形態の無線呼出受信機の動作の流れ
を示すフローチャートである。図1において、1は無線
呼出受信機である。受信部2は、受信した信号を復調す
る回路である。MPU3は、受信部2で復調した信号を
デコードし、自分宛のメッセージであれば、LCD4に
メッセージを表示させ、スピーカ5を鳴音させて、メッ
セージを受信したことを利用者に知らせる。メロディI
C6は、内部RAMに記憶されているメロディパターン
を、MPU3の指示でメロディ音信号としてスピーカ5
に出力する。スイッチ7は、電源オン等の操作を行なう
ためのものである。外部通信端子8は、外部装置とデー
タ通信するために用いる端子である。書込機9は、メロ
ディパターンをMPU3を介してメロディIC6のRA
Mへ書き込むための装置である。書込機出力端子10は、
無線呼出受信機1の外部通信端子8と接続するために用
いる。外部通信端子8及び書込機出力端子10は、互いの
金属部を接触させて用いるピンコネクタや、光の点滅で
通信を行なう非接触式の光通信端子や、電磁誘導式のイ
ンタフェースを用いることができる。
呼出受信機の構成を示すブロック図である。図2は、本
発明の第1の実施の形態の無線呼出受信機の動作の流れ
を示すフローチャートである。図1において、1は無線
呼出受信機である。受信部2は、受信した信号を復調す
る回路である。MPU3は、受信部2で復調した信号を
デコードし、自分宛のメッセージであれば、LCD4に
メッセージを表示させ、スピーカ5を鳴音させて、メッ
セージを受信したことを利用者に知らせる。メロディI
C6は、内部RAMに記憶されているメロディパターン
を、MPU3の指示でメロディ音信号としてスピーカ5
に出力する。スイッチ7は、電源オン等の操作を行なう
ためのものである。外部通信端子8は、外部装置とデー
タ通信するために用いる端子である。書込機9は、メロ
ディパターンをMPU3を介してメロディIC6のRA
Mへ書き込むための装置である。書込機出力端子10は、
無線呼出受信機1の外部通信端子8と接続するために用
いる。外部通信端子8及び書込機出力端子10は、互いの
金属部を接触させて用いるピンコネクタや、光の点滅で
通信を行なう非接触式の光通信端子や、電磁誘導式のイ
ンタフェースを用いることができる。
【0017】次に、図2のフローチャートを用いて動作
を説明する。まず、データ書込機9でメロディパターン
を作成する(ステップ1)。メロディパターンは、例え
ば、高さと長さで構成される音の集まりで表される。次
に、書込機9の出力端子10を、選択呼出受信機1の外部
通信端子8に接続し(ステップ2)、データの通信を行
なう。ここでの通信方式は、例えば、2400bpsの調歩
同期式を用いることができる。まず、書込機9がメロデ
ィパターン書込要求信号を送信する(ステップ3)。受
信機1がこれを認識すると、ACKを返す(ステップ
4)。次に、書込機9はメロディパターンのデータを受
信機1ヘ送信する(ステップ5)。全て正常に受信でき
たら、受信機1はACKを返す(ステップ6)。書込機
9は、最後に終了コードを受信機1に送信し、受信機1
がACKを返すと通信を終了する(ステップ7、8、
9)。書込機9からの通信を終えると、受信機1のMP
U3は、メロディパターンをメロディIC6に転送する
(ステップ10)。スイッチ7を操作して、呼出音を通信
で得たメロディパターンに設定する(ステップ11)。こ
れで呼出動作が行なわれると、書込機9で受信機1に書
いたメロディ音での呼出動作が行なわれる(ステップ1
2)。
を説明する。まず、データ書込機9でメロディパターン
を作成する(ステップ1)。メロディパターンは、例え
ば、高さと長さで構成される音の集まりで表される。次
に、書込機9の出力端子10を、選択呼出受信機1の外部
通信端子8に接続し(ステップ2)、データの通信を行
なう。ここでの通信方式は、例えば、2400bpsの調歩
同期式を用いることができる。まず、書込機9がメロデ
ィパターン書込要求信号を送信する(ステップ3)。受
信機1がこれを認識すると、ACKを返す(ステップ
4)。次に、書込機9はメロディパターンのデータを受
信機1ヘ送信する(ステップ5)。全て正常に受信でき
たら、受信機1はACKを返す(ステップ6)。書込機
9は、最後に終了コードを受信機1に送信し、受信機1
がACKを返すと通信を終了する(ステップ7、8、
9)。書込機9からの通信を終えると、受信機1のMP
U3は、メロディパターンをメロディIC6に転送する
(ステップ10)。スイッチ7を操作して、呼出音を通信
で得たメロディパターンに設定する(ステップ11)。こ
れで呼出動作が行なわれると、書込機9で受信機1に書
いたメロディ音での呼出動作が行なわれる(ステップ1
2)。
【0018】なお、受信機1の外部通信端子8は、書込
機9の外部端子10以外にも、端子の形状が合っていれば
接続することができる。そしてメロディパターンを書き
込む以外の使い方ができる。例えば、パソコンに接続
し、パソコンからステップ3のメロディパターン書込要
求信号の代わりに、受信メッセージ出力要求信号や、電
話帳データ出力要求信号を受信機1に送ることにより、
電話帳データの受信機1とパソコン間の送受信や、受信
機1で受信したメッセージをパソコンに表示させたりす
ることができる。
機9の外部端子10以外にも、端子の形状が合っていれば
接続することができる。そしてメロディパターンを書き
込む以外の使い方ができる。例えば、パソコンに接続
し、パソコンからステップ3のメロディパターン書込要
求信号の代わりに、受信メッセージ出力要求信号や、電
話帳データ出力要求信号を受信機1に送ることにより、
電話帳データの受信機1とパソコン間の送受信や、受信
機1で受信したメッセージをパソコンに表示させたりす
ることができる。
【0019】また、操作ミスなどにより、メロディIC
6に既に記憶されているデータが上書きされて消去され
るのを防ぐために、ステップ10でメロディパターンをメ
ロディIC6に転送する際、利用者にパターンを転送す
るか否かを選択させてもよい。メロディICのRAM
は、バッテリバックアップRAMでもよいし、フラッシ
ュメモリのようなEEPROMでもよい。
6に既に記憶されているデータが上書きされて消去され
るのを防ぐために、ステップ10でメロディパターンをメ
ロディIC6に転送する際、利用者にパターンを転送す
るか否かを選択させてもよい。メロディICのRAM
は、バッテリバックアップRAMでもよいし、フラッシ
ュメモリのようなEEPROMでもよい。
【0020】上記のように、本発明の第1の実施の形態
では、外部通信手段から得たメロディパターンをメロデ
ィICに書き込み、呼出時にこのメロディパターンを選
択して鳴音させるように構成したので、呼出時のメロデ
ィパターンをユーザが設定でき、メロディ音のマンネリ
化を防ぐことができる。また、外部通信端子をメロディ
パターンの通信だけでなく、受信メッセージや電話帳デ
ータの送受信にも使える。
では、外部通信手段から得たメロディパターンをメロデ
ィICに書き込み、呼出時にこのメロディパターンを選
択して鳴音させるように構成したので、呼出時のメロデ
ィパターンをユーザが設定でき、メロディ音のマンネリ
化を防ぐことができる。また、外部通信端子をメロディ
パターンの通信だけでなく、受信メッセージや電話帳デ
ータの送受信にも使える。
【0021】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態は、メロディパターンを含むメッセージを受信し
たとき、特殊記号から先のメッセージをメロディパター
ンであると判断して抽出し、抽出したメロディパターン
をメロディICに書き込む無線呼出受信機である。
の形態は、メロディパターンを含むメッセージを受信し
たとき、特殊記号から先のメッセージをメロディパター
ンであると判断して抽出し、抽出したメロディパターン
をメロディICに書き込む無線呼出受信機である。
【0022】図3は、本発明の第2の実施の形態の無線
呼出受信機の構成を示すブロック図である。図4は、本
発明の第2の実施の形態の無線呼出受信機の動作の流れ
を示すフローチャートである。図5は、メロディパター
ンを含むメッセージ例であり、図6はメロディパターン
の記号例である。図3において、1は無線呼出受信機で
ある。受信部2は、受信した信号を復調する回路であ
る。MPU3は、受信部2で復調した信号をデコード
し、自分宛のメッセージであればLCD4にメッセージ
を表示させ、スピーカ5を鳴音させてメッセージを受信
したことを利用者に知らせる。メロディIC6は、内部
RAMに記憶されているメロディパターンをMPUの指
示でメロディ音としてスピーカ5に出力する。スイッチ
7は、電源オン等の操作を行なうものである。メッセー
ジ・メロディ分離プログラム11は、受信したメッセージ
からメロディパターンを抽出し、抽出したメロディパタ
ーンをメロディIC6に書き込む処理を行なうプログラ
ムである。
呼出受信機の構成を示すブロック図である。図4は、本
発明の第2の実施の形態の無線呼出受信機の動作の流れ
を示すフローチャートである。図5は、メロディパター
ンを含むメッセージ例であり、図6はメロディパターン
の記号例である。図3において、1は無線呼出受信機で
ある。受信部2は、受信した信号を復調する回路であ
る。MPU3は、受信部2で復調した信号をデコード
し、自分宛のメッセージであればLCD4にメッセージ
を表示させ、スピーカ5を鳴音させてメッセージを受信
したことを利用者に知らせる。メロディIC6は、内部
RAMに記憶されているメロディパターンをMPUの指
示でメロディ音としてスピーカ5に出力する。スイッチ
7は、電源オン等の操作を行なうものである。メッセー
ジ・メロディ分離プログラム11は、受信したメッセージ
からメロディパターンを抽出し、抽出したメロディパタ
ーンをメロディIC6に書き込む処理を行なうプログラ
ムである。
【0023】次に、図4のフローチャートを用いて動作
の流れを示す。まず、受信機1は、メロディパターンを
含むメッセージを受信する(ステップ1)。メッセージ
・メロディ分割プログラム11は、受信したメッセージか
らメロディパターンを抽出する(ステップ2)。一方、
あらかじめ設定された呼出音で利用者に受信を知らせる
とともに、受信したメッセージをLCD4に表示させる
(ステップ3)。図5に受信したメッセージの例を示
す。図5において、メッセージは「123456」であり、メ
ロディパターンを示す特殊コードは「*89」であり、
「1121342214」はメロディパターンである。メロディパ
ターンは、1音につき2つの数字で表現され、それぞれ
音階と長さを意味する。図6に音階と長さの例を示す。
メロディパターンの例では「ドレミーレードー」とな
る。MPU3は、抽出したメロディパターンをメロディ
IC6ヘ書き込む(ステップ4)。次に、ユーザがスイ
ッチ7を操作することにより、呼出音を書き込んだメロ
ディパターンに設定する(ステップ5)。これで呼出動
作が行なわれると、メッセージ・メロディ分離プログラ
ムで分離したメロディパターンによるメロディ音での呼
出動作が行なわれる(ステップ6)。
の流れを示す。まず、受信機1は、メロディパターンを
含むメッセージを受信する(ステップ1)。メッセージ
・メロディ分割プログラム11は、受信したメッセージか
らメロディパターンを抽出する(ステップ2)。一方、
あらかじめ設定された呼出音で利用者に受信を知らせる
とともに、受信したメッセージをLCD4に表示させる
(ステップ3)。図5に受信したメッセージの例を示
す。図5において、メッセージは「123456」であり、メ
ロディパターンを示す特殊コードは「*89」であり、
「1121342214」はメロディパターンである。メロディパ
ターンは、1音につき2つの数字で表現され、それぞれ
音階と長さを意味する。図6に音階と長さの例を示す。
メロディパターンの例では「ドレミーレードー」とな
る。MPU3は、抽出したメロディパターンをメロディ
IC6ヘ書き込む(ステップ4)。次に、ユーザがスイ
ッチ7を操作することにより、呼出音を書き込んだメロ
ディパターンに設定する(ステップ5)。これで呼出動
作が行なわれると、メッセージ・メロディ分離プログラ
ムで分離したメロディパターンによるメロディ音での呼
出動作が行なわれる(ステップ6)。
【0024】なお、利用者の意に反してメロディパター
ンが送られて来て、メロディIC6に既に記憶されてい
るデータが上書きされて変更されるのを防ぐために、ス
テップ4でメロディパターンをメロディIC6に転送す
る際、利用者にパターンを転送するか否かを選択させて
もよい。
ンが送られて来て、メロディIC6に既に記憶されてい
るデータが上書きされて変更されるのを防ぐために、ス
テップ4でメロディパターンをメロディIC6に転送す
る際、利用者にパターンを転送するか否かを選択させて
もよい。
【0025】上記のように、本発明の第2の実施の形態
では、メロディパターンを含むメッセージを受信したと
き、特殊記号から先のメッセージをメロディパターンで
あると判断して抽出し、抽出したメロディパターンをメ
ロディICに書き込むように構成したので、メロディパ
ターンを無線で受信機に送り、メロディICに書き込む
ことによって、呼出時のメロディパターンをユーザが設
定でき、メロディ音のマンネリ化を防ぐことができる。
また、メロディパターン書換用の外部通信端子を必要と
しないのでコストアップを抑えることができ、静電気に
対しても構造的に強くできる。もちろん、外部通信端子
を介するメロディパターン書換えと併用してもよいし、
キー入力など他の一般的な入力手段によるメロディパタ
ーン書換えと併用してもよい。
では、メロディパターンを含むメッセージを受信したと
き、特殊記号から先のメッセージをメロディパターンで
あると判断して抽出し、抽出したメロディパターンをメ
ロディICに書き込むように構成したので、メロディパ
ターンを無線で受信機に送り、メロディICに書き込む
ことによって、呼出時のメロディパターンをユーザが設
定でき、メロディ音のマンネリ化を防ぐことができる。
また、メロディパターン書換用の外部通信端子を必要と
しないのでコストアップを抑えることができ、静電気に
対しても構造的に強くできる。もちろん、外部通信端子
を介するメロディパターン書換えと併用してもよいし、
キー入力など他の一般的な入力手段によるメロディパタ
ーン書換えと併用してもよい。
【0026】なお、メロディIC6を複数個設け、複数
のメロディをそれぞれのメロディICに個別に記憶させ
るとともに、スイッチ7により複数のメロディICの中
から任意のメロディICを選択的に指定することによ
り、任意のメロディを出力できるように構成してもよ
い。また、メロディIC6の内部に複数の記憶領域を設
け、複数のメロディをそれぞれのメロディIC内の記憶
領域ごとに個別に記憶させるとともに、スイッチ7によ
り任意の記憶領域を選択的に指定することにより、任意
のメロディを出力できるように構成してもよい。
のメロディをそれぞれのメロディICに個別に記憶させ
るとともに、スイッチ7により複数のメロディICの中
から任意のメロディICを選択的に指定することによ
り、任意のメロディを出力できるように構成してもよ
い。また、メロディIC6の内部に複数の記憶領域を設
け、複数のメロディをそれぞれのメロディIC内の記憶
領域ごとに個別に記憶させるとともに、スイッチ7によ
り任意の記憶領域を選択的に指定することにより、任意
のメロディを出力できるように構成してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、メロディ
パターンを記憶し、メロディ音信号を出力するメロディ
ICと、メロディICにメロディパターンを書き込み、
そのメロディパターンでメロディを鳴らすように指定す
るMPUとを備え、メロディICにMPUを介してメロ
ディパターンを書き込み、呼出時にこのメロディ音を選
択して鳴音するように構成することにより、メロディパ
ターンを書込機や無線で簡単に書き換えることができる
ので、呼出時のメロディパターンの陳腐化を防ぐことが
できるという効果を有する。
パターンを記憶し、メロディ音信号を出力するメロディ
ICと、メロディICにメロディパターンを書き込み、
そのメロディパターンでメロディを鳴らすように指定す
るMPUとを備え、メロディICにMPUを介してメロ
ディパターンを書き込み、呼出時にこのメロディ音を選
択して鳴音するように構成することにより、メロディパ
ターンを書込機や無線で簡単に書き換えることができる
ので、呼出時のメロディパターンの陳腐化を防ぐことが
できるという効果を有する。
【0028】なお、複数個のメロディICを設けて複数
のメロディを記憶させ、スイッチによりメロディを選択
可能としたものは、複数のメロディを使用者の気分によ
り変えられるという効果がある。メロディICの内部に
複数の記憶領域を設けて複数のメロディを記憶させ、ス
イッチによりメロディを選択可能としたものも同様の効
果を有する。
のメロディを記憶させ、スイッチによりメロディを選択
可能としたものは、複数のメロディを使用者の気分によ
り変えられるという効果がある。メロディICの内部に
複数の記憶領域を設けて複数のメロディを記憶させ、ス
イッチによりメロディを選択可能としたものも同様の効
果を有する。
【図1】本発明の第1の実施の形態における無線呼出受
信機の構成を示すブロック図、
信機の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第1の実施の形態における無線呼出受
信機の動作例を示すフローチャート、
信機の動作例を示すフローチャート、
【図3】本発明の第2の実施の形態における無線呼出受
信機の構成を示すブロック図、
信機の構成を示すブロック図、
【図4】本発明の第2の実施の形態における無線呼出受
信機の動作例を示すフローチャート、
信機の動作例を示すフローチャート、
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるメロディパ
ターンを含むメッセージの例、
ターンを含むメッセージの例、
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるメッセージ
パターンの記述例、
パターンの記述例、
【図7】従来の無線呼出受信機の構成を示すブロック図
である。
である。
1 無線呼出受信機
2、102 受信部
3、103 MPU
4 LCD
5、104 スピーカ
6 メロディIC
7 スイッチ
8 外部通信手段
9、108 書込機
10 書込機の外部端子
11 メッセージ抽出手段
101 従来の無線呼出受信機
105 メロディRAM
107 外部接続コネクタ
109 書込機のコネクタピン
Claims (5)
- 【請求項1】 メロディパターンを記憶するメモリとメ
ロディ音信号出力手段とを有するメロディICと、外部
からメロディパターンを受け入れることが可能な入力手
段と、外部から受け入れたメロディパターンを前記メロ
ディICのメモリに書き込むとともに呼出時に前記メロ
ディICにメロディ音信号を出力するように指示するM
PUと、前記メロディパターンを呼出音に設定する手段
と、前記メロディ音信号により鳴音するスピーカとを具
備する無線呼出受信機において、前記入力手段として、
書込機からのメロディパターンを入力できる外部通信手
段を設け、前記MPUに、前記外部通信手段を介して入
力されたメロディパターン書込要求を判別する手段と、
メロディパターンを含む受信メッセージからメロディパ
ターンを抽出するメロディパターン抽出手段とを設け、
前記メロディパターン抽出手段は、前記メッセージ中の
特殊記号から先のメッセージがメロディパターンである
と判断する手段を有することを特徴とする無線呼出受信
機。 - 【請求項2】 メロディICを複数個設け、複数のメロ
ディをそれぞれのメロディICに個別に記憶させるとと
もに、スイッチにより複数のメロディICの中から任意
のメロディICを選択的に指定することにより、任意の
メロディを出力できるように構成したことを特徴とする
請求項1記載の無線呼出受信機。 - 【請求項3】 メロディICの内部に複数の記憶領域を
設け、複数のメロディをそれぞれのメロディIC内の記
憶領域ごとに個別に記憶させるとともに、スイッチによ
り任意の記憶領域を選択的に指定することにより、任意
のメロディを出力できるように構成したことを特徴とす
る請求項1記載の無線呼出受信機。 - 【請求項4】 メロディパターンを含むメッセージを書
込機から入力し、入力されたメロディパターン書込要求
を判別し、前記メッセージ中の特殊記号から先のメッセ
ージがメロディパターンであると判断してメロディパタ
ーンを抽出し、抽出したメロディパターンをメロディI
Cのメモリに書き込むことを特徴とするメッセージメロ
ディ分離方法。 - 【請求項5】 メロディパターンを含むメッセージを書
込機から入力する手段と、入力されたメロディパターン
書込要求を判別する手段と、前記メッセージ中の特殊記
号から先のメッセージがメロディパターンであると判断
してメロディ パターンを抽出する手段と、抽出したメロ
ディパターンをメロディICのメモリに書き込む手段と
を有するメッセージメロディ分離手段を具備することを
特徴とする無線呼出受信機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25799797A JP3375524B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 無線呼出受信機 |
CNB981205909A CN1144479C (zh) | 1997-09-08 | 1998-09-08 | 无线呼叫接收机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25799797A JP3375524B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 無線呼出受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1188930A JPH1188930A (ja) | 1999-03-30 |
JP3375524B2 true JP3375524B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=17314110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25799797A Expired - Fee Related JP3375524B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 無線呼出受信機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3375524B2 (ja) |
CN (1) | CN1144479C (ja) |
-
1997
- 1997-09-08 JP JP25799797A patent/JP3375524B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-09-08 CN CNB981205909A patent/CN1144479C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1188930A (ja) | 1999-03-30 |
CN1221299A (zh) | 1999-06-30 |
CN1144479C (zh) | 2004-03-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |