JP3374712B2 - 無線通信端末器 - Google Patents

無線通信端末器

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JP3374712B2
JP3374712B2 JP21447297A JP21447297A JP3374712B2 JP 3374712 B2 JP3374712 B2 JP 3374712B2 JP 21447297 A JP21447297 A JP 21447297A JP 21447297 A JP21447297 A JP 21447297A JP 3374712 B2 JP3374712 B2 JP 3374712B2
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    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
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  • Signal Processing (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電池により駆動
される無線通信端末器に関し、特に、ガス・水道・電気
等の無線検針に使用される無線通信端末器に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば特開平9−9359号公
報に示された従来のPHS(PersonalHandy Phone Sy
stem:第二世代コードレス電話システム)端末器を利用
した無線通信システムを示すブロック図である。図にお
いて、19は電波を送受信するためのアンテナであり、
スイッチ(SW)8によりアンテナ19に接続される送
信部17と受信部15とが切換えられる。送信部17と
受信部15とはそれぞれディジタル変復調部16に接続
され、送受信部18を形成している。送受信部18はT
DMA(Time Division Multipul Access)処理部2
1を介して全体の処理を行う制御部11に接続されてい
る。
【0003】通常の音声を扱う場合には、スピーチコー
ディック部31、音声変更回路32を介してマイク3
3、スピーカ34に接続される。26、27、30はそ
れぞれマンマシンインターフェースであり、それぞれキ
ー入力部、表示部、リンガーである。13、14、24
はそれぞれメモリであり、ROM14は制御部11のプ
ログラムを記憶し、RAM13はプログラムの作業エリ
ア、データの記憶を行うものである。28、29はPH
SのID記憶部を分離するためのIDチップ29とその
インターフェース28である。
【0004】次に従来のPHS端末器を利用した無線通
信システムの動作について説明する。従来のシステムに
おいては、公衆基地局(図示しない)から1.2秒毎に
LCCH(論理制御チャネル)スーパーフレームが送信
されている。PHS端末器(子機)においては、アンテ
ナ19から前記LCCHのフレームを1.2秒毎に常時
受信している。すなわち、SW8は受信側に接続され、
受信部15、送信部17、ディジタル変復調部16によ
り構成される送受信部18を介して、TDMA処理部2
5にて、時間軸上の所定のタイムスロットからデータを
受け取る。
【0005】この受信したデータの中で、自己に対する
呼の接続要求がある場合には呼の接続動作を行う。それ
以外の時には1.2秒周期の受信動作を繰り返す。デー
タは呼の接続制御の時には、制御部11へ、呼の接続後
に音声処理を行う場合にはスピーチコーディク部31及
び音声変換回路32にデータを送信する。呼の接続の場
合には制御部11から接続要求に対する応答をTDMA
処理部25により呼接続要求で指定されたタイムスロッ
トへデータを載せた後、データ送受信部18、SW8を
介してアンテナ19から出力する。すなわち、子機は待
ち受けを行う間は、全ての回路が常に1.2秒周期で電
源(電池)が投入されていることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線通信システ
ムでは、公衆基地局から常時送信されるLCCHスーパ
ーフレームを子機は1.2秒周期にて常に受信してい
る。そして、電池容量が減少した場合においても同じ動
作をするため、子機の動作可能時間が短く、子機側から
の緊急を要するアラーム発呼を行うとき電池容量の低下
により動作できない場合があるという問題点があった。
特に、PHS端末器を無線検針用に用いる場合には、設
置された場所で固定して用いられるという固有の理由か
ら、携帯電話端末器として用いられる場合と異なり代替
可能な機器がないのでこの問題は顕著である。さらに、
仮にPHS端末器に電池容量の残量表示があったとして
もその情報を認識できないという検針に係る固有の問題
もあった。
【0007】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、電池容量に対して動作可能時間
が長い無線通信端末器を提供することを目的とする。ま
た、電池容量に対して動作可能時間が長く、かつ、確実
に緊急時の送信が可能な無線通信端末器を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる無線通
信端末器は、電池により駆動され、有線により接続され
た検針メータの検針データを収集するとともに、通信回
線網に接続される基地局と無線により通信して、上記検
針データを上記通信回線網に接続されたセンタ装置へ伝
送する無線通信端末器において、上記無線通信端末器
は、上記電池の容量を監視し、この電池容量が第1の基
準値以下となったとき、上記無線通信端末器を上記電池
の消費電力が小さくなる第1の動作モードに切換えるよ
うに形成され、かつ該第1の動作モードは夜間のみ受信
処理部に電源の供給をするものである。また、無線通信
端末器はPHS端末器である。また、PHS端末器は定
位置に固定されたものである。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下この発明の実施の形態について説明
する。図1はこの発明の実施の形態1に係る無線検針シ
ステムのシステム構成図、図2はこの発明の実施の形態
1に係る無線検針端末器のハードウエアブロック図、図
3はこの発明の実施の形態1に係るLCCH(論理制御
チャネル)のスーパーフレームの構成図であり、(a)
はフレームの構成図、(b)は子機の受信動作説明図で
ある。図4はこの発明の実施の形態1に係る無線検針シ
ステムの電池の経時変化に応じた電圧特性図、図5はこ
の発明の実施の形態1に係る無線検針端末の動作モード
を説明するフローチャートである。
【0013】図において、1はワークステーション(計
算機)2とISDN網(通信回線網)7に接続するため
のPIAFS(PHSインターネットアクセルフォーラ
ム)対応のターミナルアダプタ3とにより構成されるセ
ンタ装置、4は同じくISDN網7に接続されるPHS
用公衆基地局4である。5は子機(無線検針端末器)で
あり、ガス・水道・電気等の検針をする検針メータ6と
有線30にて接続され、送受信部18により公衆基地局
4と無線により接続される。
【0014】図2において、19は電波を送受信するた
めのアンテナであり、スイッチ(SW)8によりアンテ
ナ19に接続される送信部17と受信部15とが切換え
られる。送信部17と受信部15とはそれぞれディジタ
ル変復調部16に接続され、送受信部18を形成してい
る。送受信部18はTDMA(Time Division Multip
ul Access)処理部25を介して全体の処理を行う制御
部11に接続されている。13、14、24はそれぞれ
メモリであり、ROM14は制御部11のプログラムを
記憶し、RAM13はプログラムの作業エリア、データ
の記憶を行うものである。22は送信時にディジタル変
復調部16で変調された送信信号を入力する送信部17
に無線搬送波(キャリア)を供給するシンセサイザーで
ある。
【0015】9は電池容量監視部であり、電池10の容
量を監視し、その監視結果を常時制御部11に通知して
いる。20は電源切換スイッチであり、制御部11から
の指令により送受信部18への電源の供給をコントロー
ルする。21は時計である。検針メータ6との通信は、
SIO(シリアル・インプット・アウトプット)12、
検針メータI/F(インターフェース)回路23を介し
て行われる。なお、受信処理部は、受信部15、ディジ
タル変復調部16及びTDMA処理部25により形成さ
れる。
【0016】次に動作について図5を用いて説明する。
電池容量監視部9は、電池10の容量を常に監視してい
る。通常モードS10では、公衆基地局4からのLCC
Hスーパーフレームを1.2秒周期で受信している。L
CCHスーパーフレームは、BCCHフレーム、SCC
Hフレーム、PCH等により構成される(図3)。ま
ず、フレーム内のBCCHを受信し、フレーム上のどの
タイミングでデータを受信すべきかをTDMA処理部2
5で判断する。判断後は、特定のスロットP1に対して
のみ受信処理を行う。受信したフレーム内で自己に対す
る情報であることを認識したとき、子機5は呼の接続を
行い、センタ装置1との通信を実現する。また、検針メ
ータ6からの送信要求があるときには、子機5は公衆基
地局4への呼の接続要求を行い、接続後センタ装置1と
の通信を実現する。
【0017】ここで、PHSによる通信では、TDMA
(Time Division Multipul Access)/TDD(Time
Division Duplex)という方法を使用している。これ
は、基地局4から子機5への下りに4スロット、子機5
から基地局4への上りに4スロットが割り付けられてい
る。LCCHとはBCCH、SCCH、PCH等により
構成される論理制御チャネルであり、LCCHスーパー
フレームとはこれらのチャネルの組み合わせによる最小
周期のフレームである。
【0018】BCCH(Broadcast Control Channe
l:報知チャネル)とは、受信するTDMA/TDDの
タイムスロット位置の指示、LCCHスーパフレームの
構成、指示等の情報が含まれる。SCCH(Signalling
Control Channel:個別セル用チャネル)とは、呼の
接続(電話する相手と接続する)のための情報が含ま
れ、基地局と子機との間でのポイント−ポイントの双方
向チャネルである。PCH(Paging Control Channe
l:一斉呼出チャネル)とは、呼の接続(電話する相手
と接続する)のための一斉呼出のための情報が含まれ、
基地局と子機との間でのポイント−マルチポイントの下
り片方向チャネルである。
【0019】上述の通常モード(S10)で通信処理を
行っている間も、制御部11は電池10の容量を常に監
視している、即ち、電池容量監視部9から電池10の電
圧信号Vを入力し、この電圧信号Vと第1の基準電圧V
1とを比較する(S12)。そして、電圧信号Vが第1
の基準電圧V1よりも大きいときは、通常モード(S1
0)により通信処理を行う。一方、電圧信号Vが第1の
基準電圧V1以下(図4の時刻t1)のときは、センタ
装置1に発呼し、電池容量が低下した旨の電文を伝える
(S14)。
【0020】その後、電池10の消費電力が少なくなる
ような節電モードA(第1の動作モード)に切換える
(S16)。例えば、図2に示す時計21からの起動に
より一定周期(所定の間隔)にて電源切換スイッチ20
制御し、送受信部18及びTDMA処理部25への電源
の供給/停止を制御する。例えば、送受信部18及びT
DMA処理部25に、1日のうち3時間だけ電源を供給
するようにしたときは、終日電源を供給する通常モード
(S10)に比較して、送受信部18及びTDMA処理
部25の消費電力はほぼ1/8程度となり、子機5の消
費電力もほぼ1/6〜1/8程度となる。
【0021】これは、送受信部18及びTDMA処理部
25の消費電力は、制御部11のCPUの消費電力等に
比較して十分大きく、子機5の消費電力の大部分を占め
ているからである。なお、上述の説明では、第1動作モ
ードで、送受信処理を所定の間隔で停止させる場合につ
いて説明したが、子機5からの発呼に基づく送信処理の
頻度は低いので、受信処理部への電源の供給のみを所定
間隔で停止し、即ち受信処理のみ所定の間隔で停止させ
るようにしてもよい。また、受信処理部への電源の供給
を停止することに代えて、受信部15への電源の供給を
停止するものであってもよい。
【0022】なお、所定の間隔は、夜間のみ送受信部1
8及びTDMA処理部25に電源を供給するものであっ
てもよい。このとき、PHSによる夜間の通信は、一般
的に昼間より電波状態がよくトラフィックが低いので、
子機5とセンタ装置1との通信失敗が減少しデータ伝送
の実時間が減少するので、さらに送受信部18及びTD
MA処理部25の消費電力を減少させることができる。
【0023】節電モードA(S16)において、制御部
11は電池10の容量を常に監視している、即ち、電池
容量監視部9から電池10の電圧信号Vを入力し、この
電圧信号Vと第2の基準電圧V2とを比較する(S1
8)。そして、電圧信号Vが第2の基準電圧V2よりも
大きいときは、節電モードA(S16)により通信処理
を行う。一方、電圧信号Vが第2の基準電圧V2以下
(図4の時刻t2)のときは、センタ装置1に発呼し、
電池容量が低下した旨の電文を伝える(S20)。
【0024】その後、電池10の消費電力が少なくなる
ような節電モードB(第2の動作モード)に切換える
(S22)。例えば、送受信部18及びディジタル変復
調部16への電源供給を停止し、検針メータ6からの起
動による端末発呼のみ動作させることにする。つまり、
センタ装置1からの着呼は受け付けないことになる。検
針メータ6からの起動要求を受け取ると制御部11は電
源切換スイッチ20に対して送受信部18及びディジタ
ル変復調部16に電源を供給するよう指令を出力する。
その後、制御部11は、呼の接続を行い通信を可能とす
る。このとき、制御部11のCPUの駆動電圧が主要な
電力消費源となるので、通常モード(S10)に比較し
て、ほぼ1/10〜1/5程度の消費電力となる。
【0025】以上のように構成し、電池容量の監視状態
に応じて動作モードを切換えるので、電池容量に対して
動作時間が長い子機5を提供することができる。また、
電池容量の監視状態に応じて動作モードを切換えるとと
もに、子機5は電池容量が減少したという旨の電文を送
信するので、電池容量に対して動作時間が長く、かつ、
確実に緊急時の送信が可能な子機5を提供することがで
きる。特に、定位置に固定して用いられる検針用の子機
5において、電池容量が減少した時点で、子機5の動作
時間が長くなるように動作モードを切換えるので、検針
の信頼性及び検針メータ6からの緊急指令に確実に対応
できるという効果がある。また、検針用の子機5は定位
置に固定して用いられ、子機5に対する監視員の定期/
非定期の監視は通常行われず、かつ、代替手段等がない
ので、携帯電話端末器の動作時間を長くする場合に比較
して格段にその効果が大きい。また、子機5を固定して
用いるので、ハンドオーバに対応する機能が不要となる
とともに、アンテナの指向性を持たせて設置することが
できる。
【0026】また、子機5は電池容量が減少したという
旨の電文(S14)、(S16)を送信するので、セン
タ装置1側で子機5の電池容量を監視することができ
る。さらに、電池容量が減少の応じて2種類の電文(S
14)、(S16)をセンタ装置1は受信するので、確
実に子機5の電池容量を監視することができる。また、
さらに子機5の電池容量を監視精度を向上させるため、
センタ装置1からの発呼に対して所定の子機5から応答
がないことをもって故障または電池容量減少を認識する
ように構成してもよい。また、ガスまたは水道用の検針
メータ6に用いる子機5は、外部から商用の交流電源が
とれない場合もあるので、電池10による駆動とするこ
とが好ましく、特に、電池10による駆動による子機5
をガス用の検針メータ6に用いるときには、引火の危険
性が非常に低いことから好ましい。
【0027】なお、実施の形態1では、電池10の容量
を図4に示すような電圧降下により監視する場合につい
て説明したが、それ以外の方法であってもよい。例え
ば、子機5の使用状況に応じて消費電力を演算して監視
するように構成しても、単純に子機5の使用時間により
監視するように構成してもよい。いずれの場合にも、子
機5は定位置に固定され、発呼の頻度も故障等の緊急事
態が発生しない限りほぼ決っているので、電池10の消
耗を容易に推測でき任意の位置で使用しその使用頻度が
不規則な携帯電話端末器に比較して格段に監視精度を高
くできる。
【0028】実施の形態2.以下この発明の実施の形態
2について説明する。図6はこの発明の実施の形態2に
係る無線検針システムのシステム構成図である。図にお
いて、32は子機5とは別個に設けられ、公衆基地局4
(上流局)からの受信信号の受信レベルを検出する受信
レベル検出部、34は受信レベル検出部32で検出され
た受信レベルに応じて送信信号の送信レベルを設定する
送信レベル設定部である。その他の構成については実施
の形態1と同様であるのでその説明を省略する。
【0029】次に動作について説明する。無線検針用の
子機5の設置時に、子機5からセンタ装置1に対してテ
スト接続用の発呼を行う。子機5がこの発呼に応じてセ
ンタ装置1から公衆基地局4を介して着呼したとき、送
受信部18を介して入力した受信信号を制御部11は受
信レベル検出部32に出力する。受信レベル検出部32
ではこの受信信号の電界強度を測定し、受信レベルを表
示する。この表示を見て操作員または設定員は、送信レ
ベル設定部34で送信レベルの設定をする。制御部11
では、送信レベルの設定されたレベルで以後の送信を送
受信部18にさせる。その他の動作は実施の形態1と同
様であるのでその説明を省略する。
【0030】以上のように構成したので、受信レベル検
出部32で検出された受信レベルにより当該子機5から
公衆基地局4への距離や環境等の条件に基づいて必要最
低限の送信レベルの信号により送信ができ、送受信部1
8での消費電力が最小限に抑えられ、電池容量に対して
動作時間が長い子機5を提供することができる。
【0031】また、子機5の設置時に送信レベルの設定
をするので、使用開始時点から送受信部18での消費電
力が最小限に抑えられ、電池容量に対して動作時間が長
い子機5を提供することができる。また、検針用の子機
5は定位置に固定して用いられ、当該子機5から公衆基
地局4への距離や環境等の条件はほとんど変化しないの
で、常時受信レベルを監視する送信レベルを再設定する
場合に比較して、受信レベル検出部32及び送信レベル
設定部34への制御が不要となり、制御部11の処理す
るタスクが少なくなり子機5の消費電力が少なくでき
る。また、子機5毎に受信レベル検出部32を設けなく
てもよいので、構成を単純にできる。
【0032】なお、受信レベル検出部32が子機5に内
蔵され、公衆基地局4と通信がある度に受信レベルを検
出し送信レベルを変化させるようにしてもよい。例え
ば、子機5のから公衆基地局4への距離や環境等の条件
が変化するときには有効である。また、受信レベルの検
出や送信レベルの設定を制御部11を介してする場合に
ついて説明したが、送受信部18に受信レベル検出部3
2及び送信レベル設定部34を接続して検出/設定する
ようにしてもよい。また、子機5の設置時に送信レベル
の設定をする場合について説明したが、公衆基地局4
(上流局)が設置されたときに、再設定するようにする
ことも有効である。
【0033】上述の実施の形態1及び2では、通常モー
ドとして終日受信処理をする場合について説明したが、
一日のうち数時間のみ受信処理をするものであってもよ
い。また、子機5がISDN網7に接続される公衆基地
局4(上流局)と無線により通信するとは、子機5と公
衆基地局4との間に中継局があり子機5が中継局を介し
て公衆基地局4と通信する場合も含むものである。この
ときには、子機5に対して中継局が上流局となり、中継
局に対して公衆基地局4が上流局となる。そして、中継
局と公衆基地局4との通信は公衆モードであるが、子機
5と中継局との通信は公衆モード以外例えばトランジス
タモードであってもよい。子機5は無線検針に使用され
る場合について説明したが他の用途、例えば設備の監視
システムに使用されるものであってもよい。
【0034】
【発明の効果】この発明にかかる無線通信端末器は、電
池により駆動され、有線により接続された検針メータの
検針データを収集するとともに、通信回線網に接続され
る基地局と無線により通信して、上記検針データを上記
通信回線網に接続されたセンタ装置へ伝送する無線通信
端末器において、上記無線通信端末器は、上記電池の容
量を監視し、この電池容量が第1の基準値以下となった
とき、上記無線通信端末器を上記電池の消費電力が小さ
くなる第1の動作モードに切換えるように形成され、か
つ該第1の動作モードは夜間のみ受信処理部に電源の供
給をするので、通信の信頼性が向上し、電池容量に対し
て動作可能時間を長く、かつ確実に緊急時に送信するこ
とが可能である。
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る無線検針シス
テムのシステム構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る無線検針端末
器のハードウエアブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係るLCCHのス
ーパーフレームの構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る無線検針シス
テムの電池の経時変化に応じた電圧特性図でる。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る無線検針端末
の動作モードを説明するフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態2に係る無線検針シス
テムのシステム構成図である。
【図7】 従来のPHS端末器を利用した無線通信シス
テムを示すブロック図である。
【符号の説明】
1 センタ装置、 2 ワークステーション、 3
TAP、公衆基地局、 5 子機、 6 検針メ
ータ、7 ISDN網容量監視 10 電池 11 制御部、 12 SIO RA
M 14 ROM 18 送受信部、 19 アンテナ、 20 電源
切換スイッチ 21時計、 30 有線、 32
受信レベル検出部、 34 送信レベル検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池により駆動され、有線により接続さ
    れた検針メータの検針データを収集するとともに、通信
    回線網に接続される基地局と無線により通信して、上記
    検針データを上記通信回線網に接続されたセンタ装置へ
    伝送する無線通信端末器において、 上記無線通信端末器は、上記電池の容量を監視し、この
    電池容量が第1の基準値以下となったとき、上記無線通
    信端末器を上記電池の消費電力が小さくなる第1の動作
    モードに切換えるように形成され、かつ該第1の動作モ
    ードは夜間のみ受信処理部に電源の供給をすることを特
    徴とする無線通信端末器。
  2. 【請求項2】 無線通信端末器はPHS端末器であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の無線通信端末器。
  3. 【請求項3】 PHS端末器は定位置に固定されたこと
    を特徴とする請求項2記載の無線通信端末器。
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