JPH08125744A - デジタルコードレス電話装置 - Google Patents

デジタルコードレス電話装置

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JPH08125744A
JPH08125744A JP6256756A JP25675694A JPH08125744A JP H08125744 A JPH08125744 A JP H08125744A JP 6256756 A JP6256756 A JP 6256756A JP 25675694 A JP25675694 A JP 25675694A JP H08125744 A JPH08125744 A JP H08125744A
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JP
Japan
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power
power failure
power supply
circuit
unit
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JP6256756A
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Inventor
Yasuhiro Mukuhira
康裕 椋平
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 停電があっても、低消費電力モードで着信を
待つことが可能なデジタルコードレス電話装置を提供す
ることを目的としている。 【構成】 親機にて停電を検出した場合には、待ち受け
中である時、子機に対して停電メッセージを送信した後
に、パワー切換スイッチ26を制御して、無線送受信回
路部2に対する内蔵電源32からの電源供給を断つ。ま
た、停電中に外線L1 、L2 からの着信があった場合に
は、パワー切換スイッチ26を制御して、無線送受信回
路部2に対する内蔵電源32からの電源供給を行う。更
に、停電中であっても子機からの発呼要求が受けられる
ようにするために、親機スイッチ42がONされること
を以て、パワー切換スイッチ26を制御し、無線送受信
回路部2に対する内蔵電源32からの電源供給を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内蔵電源を備え、停電
時においても、該内蔵電源によって、回路動作を行うこ
とが可能なデジタルコードレス電話装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】デジタルコードレス電話装置は、従来の
コードレス電話と同様に、親機と子機とから構成される
が、無線区間のインタフェースの標準化を図ることによ
って(なお、その詳細については、財団法人電波システ
ム開発センター発行の規格書STD−28に記載されて
いる)、これまでの家庭や事務所といった屋内での使用
に停まることなく、子機を屋外に持ち出して使用するこ
とも可能となっている。そのため、別名、簡易型携帯電
話システムとか、パーソナルハンディホンシステム(P
HS)とも呼ばれている。
【0003】そして、屋内では親機が、屋外では複数の
基地局が公衆回線(公衆電気通信網であるPSTNや、
サービス総合デジタル通信網であるISDNのことであ
る)と接続され、子機を移動局としてどこへ持ち出して
もいずれかの基地局通信エリアに入ることを前提とし、
小電力(10mW以下である)の子機を携帯端末として
使用できるようになっている。
【0004】また、移動局となる子機については、搭載
される二次電池を電源としてその回路駆動が行われ、固
定局である親機については、商用AC100V電源から
の電源供給を受けてその回路駆動が行われるようになっ
ている。更に、親機では、停電時にも使用できるように
するために、電池による回路駆動ができるようにしてい
る機種もある。
【0005】図6は、従来のデジタルコードレス電話装
置における親機の回路構成を示すブロック図である。親
機は常に電話回線L1 ,L2 に接続されている。そし
て、電話回線L1 ,L2 からの着信信号は、ダイオード
ブリッジ回路61により、回路側が+となるように全波
整流された後、フックスイッチ62を介してスピーチネ
ットワーク回路63(ここでは、2線→4線変換が行な
われる)に入力される。その後、子機に対しての送信回
路を構成するD/A及びA/D変換回路64(ここでは
A/D変換が行われる)→TDMA回路65(ここで
は、送信データの時分割多重処理が行われる)→モデム
66(変復調回路であって、ここでは、π/4シフトQ
PSK変調が行われる)→RF回路67(高周波無線信
号処理回路である)を経て、アンテナ(ATN)68か
ら子機(図示せず)に対して電波となって送信される。
【0006】逆に、アンテナ(ANT)68を通じて子
機からの送信電波を受信すると、この受信信号は、RF
回路67→モデム66→TDMA回路65(ここでは、
受信データの時分離処理が行われる)→D/A及びA/
D変換回路6(ここではD/A変換が行われる)→スピ
ーチネットワーク回路63(4線→2線変換が行なわれ
る)→フックスイッチ62→ダイオードブリッジ回路6
1を経て、電話回線L 1 ,L2 に送出される。
【0007】一方、子機との間でやりとりする制御信号
については、上記TDMA回路65と、このシステム全
体を制御するコントロールマイコン69との間で入出力
されるようになっている。また、コントロールマイコン
69は、フックスイッチ62とTDMA回路65の制御
を行う。更に、電話回線L1 ,L2 にはリンガー検出回
路14が接続されており、着信検出が行われて、その検
出結果がコントロールマイコン69に送られるようにな
っている。
【0008】また、上記の各回路64、65、66、6
7、69に対しては、商用AC100V電源をトランス
71で受電し、これを、ダイオード72と電解コンデン
サ73で以て半波整流・平滑した後、レギュレータ74
にて単一5V電源として電源供給するようになってい
る。更に、図で示すように、電池(1.5V×5個)を
内蔵電源として備え、ダイオード75を経てレギュレー
タ74に入力して、停電時に回路駆動できるようにして
いる機種もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したデ
ジタルコードレス電話装置を使用している最中に、停電
があった場合、親機がどのように動作するかは、次のと
おりである。即ち、内蔵電源を備えていない親機では、
停電により電源供給が断たれることから全く動作しなく
なる。これに対し、内蔵電源を備えている親機では、デ
ジタル無線回線を通じ、親機と子機間における交信動作
がRCR−STD28の仕様に従って継続されるように
なっている。
【0010】ところが、停電時に、内蔵電源を備えてい
る親機では、該電源により送受信回路が駆動されること
から、子機との間のリンクはなお保持されており、内蔵
電源は、停電されない時と同じだけ電流が消費されてい
る。この結果、内蔵電源の使用可能時間はどんどん短か
くなってゆき、内蔵電源を使用する場合の待ち受け時間
を短くしてしまうことになる。
【0011】本発明は、かかる現状を鑑みてなされたも
のであり、停電があった場合でも、低消費電力モードで
着信を待つことが可能なデジタルコードレス電話装置を
提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本請求項1にかかる発明は、電話回線に接続された
親機と、該親機と無線接続される子機とからなるデジタ
ルコードレス電話装置であって、前記親機が、停電時に
回路駆動を行うための電源となる内蔵電源と、無線送受
信回路部に対して電源を供給するか否かを切り換える電
源供給切換手段と、外部電源が停電したか否かを検出す
る停電検出手段と、待ち受け中に停電が検出された場合
に、前記子機に対し、停電メッセージを送信する停電メ
ッセージ送信手段と、前記停電メッセージが送信された
後に、前記電源供給切換手段に対し、直ちに前記無線送
受信回路部に対する電源供給を断つように指示する第1
の指示手段と、停電中に外線からの着信が検出された場
合に、前記電源供給切換手段に対し、直ちに前記無線送
受信回路部に対する電源供給を行うように指示する第2
の指示手段と、停電中に子機からの発呼要求を受けられ
るようにするために、前記電源供給切換手段に対し、直
ちに前記無線送受信回路部に対する電源供給を行うよう
に指示する第3の指示手段とを備え、前記子機が、前記
親機から送信される前記停電メッセージを受信するため
の停電メッセージ受信手段を備えていることを特徴とし
ている。
【0013】また、本請求項2にかかる発明は、前記停
電メッセージ送信手段が、時間軸上に形成されたスーパ
ーフレーム構成の報知チャネルを使用して、前記停電メ
ッセージを子機に対して送信することを特徴としてい
る。また、本請求項3にかかる発明は、前記第3の指示
手段が、更に、停電中に子機からの発呼要求を受けられ
るようにするか否かのユーザ意思を確認するユーザ意思
確認手段を備え、該ユーザ意思確認手段の確認結果に従
い、前記電源供給切換手段に対する指示を行うことを特
徴としている。
【0014】
【作用】上記請求項1記載の発明の構成によれば、本発
明にかかるデジタルコードレス電話装置の親機には内蔵
電源が備えられており、停電時には、この内蔵電源を使
用して回路が駆動されるようになっている。また、子機
との間の無線通信で使用される無線送受信回路部に対し
て、電源を供給するか否かを切り換えるための電源供給
切換手段と、外部電源が停電したか否かを検出するため
の停電検出手段が併せて備えられている。
【0015】一方、停電検出手段によって停電が検出さ
れた場合には、その時、待ち受け中である場合、停電メ
ッセージ送信手段によって、前記子機に対して、停電メ
ッセージが送信される。この停電メッセージは、子機に
おいて、停電メッセージ受信手段によって受信される。
この結果、子機では、親機が停電状態にあることを知る
ことができる。
【0016】また、メッセージ送信手段によって、子機
に対して停電メッセージが送信された後は、第1の指示
手段によって、電源供給切換手段に対して、直ちに無線
送受信回路部に対する電源供給を断つように指示がなさ
れる。この結果、待ち受け中における無線送受信回路部
での内蔵電源からの電流消費が無くなる。また、停電中
に外線からの着信が検出された場合には、第2の指示手
段によって、電源供給切換手段に対して、直ちに無線送
受信回路部に対する電源供給を行うように指示がなされ
る。この結果、子機による無線通信が可能となる。
【0017】また、停電中に子機からの発呼要求を受け
られるようにするために、第3の指示手段によって、電
源供給切換手段に対して、直ちに無線送受信回路部に対
する電源供給を行うように指示がなされる。この結果、
停電中にあっても、内蔵電源を使用して無線送受信回路
部が駆動されるので、子機からの発呼が可能となる。ま
た、上記請求項2に記載の発明の構成によれば、前記停
電メッセージ送信手段は、時間軸上に形成されたスーパ
ーフレーム構成の報知チャネルを使用して、停電メッセ
ージを子機に対して送信するようになっている。
【0018】また、上記請求項3に記載の発明の構成に
よれば、前記第3の指示手段には、更に、停電中に子機
からの発呼要求を受けられるようにするか否かのユーザ
意思を確認するユーザ意思確認手段が備えられており、
該ユーザ意思確認手段の確認結果に従って、前記電源供
給切換手段に対する指示が行われる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面に従って具
体的に説明する。図1は、本発明にかかるデジタルコー
ドレス電話装置における親機の回路構成を示すブロック
図である。この回路は、図6に示した回路と略同様な構
成となっており、大きくは、電話回線L1 ,L2 との接
続を行う電話回線接続部1と、子機との間で無線通信を
行うための無線送受信回路部2と、電源供給部3と、制
御部4とから構成されている。
【0020】電話回線接続部1は、ダイオードブリッジ
回路11と、フックスイッチ12と、スピーチネットワ
ーク回路13と、着信検出を行うリンガー検出回路14
とから構成されている。また、無線送受信回路部2は、
D/A及びA/D変換回路21と、TDMA回路22
と、変復調を行うモデム23と、高周波信号の処理を行
うRF回路24と、送受信兼用のアンテナ(ATN)2
5と、各回路21、22、23、24に対する電源供給
の切り換えを行うパワー(PW)切換スイッチ26とか
ら構成されている。
【0021】更に、電源供給部3は、商用AC100V
電源に接続される受電部31(変圧器と、直列接続され
た2つのダイオードと、それら2つのダイオードの接続
点に接続された平滑用の電解コンデンサとからなる)
と、1.5V電池5個からなる内蔵電源32と、レギュ
レータ(電源安定化回路)33と、停電検出回路34と
から構成されている。そして、停電検出回路34では、
図で示すように、受電部31における2つのダイオード
の接続点の電圧を検出することにより、停電の検出を行
うようになっている。
【0022】また、制御部4は、回路全体を制御するコ
ントロールマイコン41と、停電時に、子機からの発呼
要求を受けられるようにするため、コントロールマイコ
ン41に対してその指示を行う手動の親機スイッチ42
とから構成されている。そして、コントロールマイコン
41には、リンガー検出回路14からの着信検出信号
と、停電検出回路34からの停電検出信号が入力され、
また、フックスイッチ12とパワー切換スイッチ26
は、コントロールマイコン41によって制御されるよう
になっている。
【0023】上記親機回路の停電時における回路動作は
次のとおりである。先ず、親機と子機が共に待ち受け状
態の時、AC100V電源が無くなって停電になった場
合には、回路全体は内蔵電源32によってバックアップ
される。また、停電したと同時に、停電検出回路34か
らはコントロールマイコン41に対して停電検出信号が
送られる。そして、この停電検出信号を受け取ったコン
トロールマイコン41では、直ちに、子機に対して、親
機が停電になった旨のメッセージ(以下、停電メッセー
ジと言う)を、TDMA回路22→モデム23→RF回
路24を経て、アンテナ25より送信する。かかる停電
メッセージを受信することによって、子機では、親機へ
電話をかけようとするとき、親機は停電状態にあって、
子機からのダイレクト通話が不可能であることを知る。
【0024】更に、コントロールマイコン41では、パ
ワー切換スイッチ26をOFFして、D/A及びA/D
変換回路21と、TDMA回路22と、モデム23と、
RF回路24への電源供給を断ち、回路全体を低消費電
力モードとなす。また、親機と子機が通話中の時には、
停電があった場合でも、コントロールマイコン41で
は、停電検出回路34から送られてくる停電検出信号を
無視し、内蔵電源32からの電源供給を受けて通話を継
続させ、通話が終わった時点にて該停電検出信号を受け
取る。
【0025】一方、子機から通話を行おうとするときに
は、親機と子機間はリンクされていないので通話は不可
能な状態にあるが、親機の側にて親機スイッチ42がO
Nされた場合には、コントロールマイコン41がパワー
切換スイッチ26をONするので、D/A及びA/D変
換回路21と、TDMA回路22と、モデム23と、R
F回路24に対して電源供給が行われ、子機との間のリ
ンク確立を行って、通話可能な状態となす。
【0026】また、停電中に、電源回線L1 ,L2 から
着信信号が到来したときには、コントロールマイコン4
1では、リンガー検出回路14からの着信検出信号を受
け取って、パワー切換スイッチ26をONした後、子機
との間のリンク確立を行って、子機による通話を可能と
なす。図2は、図1に示すコントロールマイコン41で
行われる停電に対しての制御を示すフローチャートであ
る。なお、先述したように、停電した場合には、内蔵電
源32によって回路全体はバックアップされている。
【0027】先ず、制御チャネル(CCH)がリンクさ
れているか否かを確認する(S1)。そして、CCHが
リンクされている場合(S1においてYesの場合)に
は、停電検出回路34からの停電検出信号があるか否か
を確認する(S2)。ここで、停電検出信号を確認した
場合(S2においてYesの場合)には、更に、通話チ
ャネル(TCH)がリンクされているか否かを確認する
(S3)。そして、TCHがリンクされている場合(S
3においてYesの場合)には、その通話を継続させる
ものとして、ステップS2の処理に戻る。
【0028】また、TCHがリンクされていない場合
(S3においてNoの場合であって、親機と子機は共に
待ち受け状態にある)には、報知チャネル(PCH)に
停電データを設定し(S4)、子機に対して、停電メッ
セージを送出する(S5)。この場合、PCHデータの
オプション指定のビットを停電データに割り当てて、ス
ーパフレームにて送信する。なお、PCHは、CCH上
に形成されるようになっているが、その詳細について
は、後述する。
【0029】そして、かかる停電メッセージの子機への
送信を停止した後は(S6)、パワー切換スイッチ26
をOFFする(S7)。この結果、回路全体は低消費電
力モードとなり、内蔵電源32からはコントロールマイ
コン41に対してのみ電源が供給されるようになる。ま
た、停電中にあっては、リンガー検出回路14からの着
信検出信号を待ち(S8)、着信(リンガー)が検出さ
れた場合(S8においてYesの場合)には、パワー切
換スイッチ26をONして(S9)、CCHのリンク確
立を行ない(S10)、続いて、TCHのリンク確立を
行って(S11)、通話モードに移行し、再びステップ
S1の処理に戻る。
【0030】一方、着信がない場合(S8においてNo
の場合)には、親機スイッチ42がONされたか否かを
確認する(S12)。そして、親機スイッチ42がON
された場合(S12においてYesの場合)にはステッ
プS9の処理に移行する。更に、親機スイッチ42がO
Nされない場合には(S12においてNoの場合)、停
電復起を待って(S13)、停電が復起されない間(S
13においてNoの場合)、ステップS8からの処理を
繰り返す。また、停電復起した場合(S13においてY
esの場合)には、ステップS2の処理に移行する。
【0031】図3は、本発明にかかるデジタルコードレ
ス電話装置における子機の回路構成を示すブロック図で
ある。この回路は、スピーカ(SP)への音声出力とマ
イク(MIC)からの音声入力をのためのデジタル信号
の符号変換を行なうコーデック回路301と、時分割多
重処理を行なうTDMA回路302と、変復調を行うモ
デム303と、無線信号を処理するRF回路304と、
親機との間で無線交信を行なうためのアンテナ(AN
T)305と、回路制御用のコントロールマイコン30
6と、各種情報を表示するためのLCD表示回路307
と、キー(KEY)マトリックス308とから構成され
ている。
【0032】図4は、図3に示すコンートロールマイコ
ン306で行なわれる停電に対しての制御を示すフロー
チャートである。先ず、制御チャネル(CCH)がリン
クされているか否かを確認する(S21)。そして、C
CHがリンクされている場合(S21においてYesの
場合)には、PCHのデータをデコードする(S2
2)。そこで、デコードしたデータに、親機からの停電
データ(即ち、停電メッセージを構成するデータ)が存
在している場合(S23においてYesの場合)には、
LCD表示回路307に、親機が停電状態にある旨を表
示する(S24)。また、停電データが無い場合(S2
3においてNoの場合)には、ステップS22の処理に
戻る。その後、CCHの復帰を待って(S25において
Yesの場合)、ステップS21の処理に戻る。
【0033】図5は、待ち受けモードにおけるスーパー
フレームの構成を示す模式図である。図で示すように、
親機スロットとしては、時間軸上の1フレーム(5ms
ec)内に、1〜4の4個の連続する送信スロット(下
りチャネルとなる)に続いて、1〜4の4個の連続する
受信スロット(上りチャネルとなる)が割り当てられて
いる。
【0034】上り(受信)用スーパーフレームは、1フ
レーム内の同一時間位置(ここでは、斑点を付して表示
した第1番目の受信スロットを例として示す)における
複数(n個)の受信スロットが連続されるように結合し
て形成される。従って、上り(受信)用スーパーフレー
ムは、5×n(msec)となる。これに対し、下り
(送信)用スーパーフレームは、同じく1フレーム内の
同一時間位置(ここでは、第1番目の送信スロットを例
として示す)における送信スロットを、所定の間隔(時
間t)を置いて複数(m個)結合することにより形成さ
れる。従って、下り(送信)用スーパーフレームは、5
×t×m(msec)となる。そして、この下り(送
信)用スーパーフレームは、論理制御チャネル(LCC
H)を形成しており、ここでは、特に、待ち受けモード
において、親機から子機に対して送信される停電メッセ
ージを送信するためのPCHとして使用されるようにな
っている。
【0035】
【発明の効果】以上の本発明によれば、親機にて停電が
検出された時、待ち受け中である場合には、先ず、子機
に対して停電メッセージが送信される。この結果、子機
では、親機が停電状態にあることを知ることができ、停
電時における無駄な発呼操作を無くすことが可能とな
り、使い勝手が良くなる。
【0036】また、その後、無線送受信回路部に対する
内蔵電源からの電源供給が断たれるので、待ち受け中に
おける電流消費は必要最小限に抑えられる。この結果、
停電時における内蔵電源による待ち受け時間を、従来に
比べて大幅に伸ばすことが可能となり、経済的な効果を
もたらす。また、停電中に外線からの着信があった場合
でも、無線送受信回路部に対して内蔵電源からの電源供
給が行われるので、子機による無線通信が可能となる
し、停電中に子機からの発呼要求があった場合でも、親
機の側でその無線送受信回路部に対して、電源供給を行
うように制御することにより、子機による無線通信が可
能となるので、停電を意識せずに通信を行うことが可能
であり、商品性能を大幅に向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるデジタルコードレス電話装置に
おける親機の回路構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すコントロールマイコン41で行われ
る親機の停電に対する制御を示すフローチャートであ
る。
【図3】本発明にかかるデジタルコードレス電話装置に
おける子機の回路構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示すコントロールマイコン306で行な
われる停電に対する制御を示すフローチャートである。
【図5】待ち受けモードにおけるスーパーフレームの構
成を示す模式図である。
【図6】従来のデジタルコードレス電話装置における親
機の回路構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電話回線接続部 2 無線送受信回路部 3 電源供給部 4 制御部 11 ダイオードブリッジ回路 12 フックスイッチ 13 スピーチネットワーク回路 14 リンガー検出回路 21 D/A及びA/D変換回路 22 TDMA回路 23 モデム 24 RF回路 25 アンテナ 26 パワー切換スイッチ 31 受電部 32 内蔵電源 33 レギュレータ 34 停電検出回路 41 コントロールマイコン 42 親機スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続された親機と、該親機と
    無線接続される子機とからなるデジタルコードレス電話
    装置であって、 前記親機が、 停電時に回路駆動を行うための電源となる内蔵電源と、 無線送受信回路部に対して電源を供給するか否かを切り
    換える電源供給切換手段と、 外部電源が停電したか否かを検出する停電検出手段と、 待ち受け中に停電が検出された場合に、前記子機に対
    し、停電メッセージを送信する停電メッセージ送信手段
    と、 前記停電メッセージが送信された後に、前記電源供給切
    換手段に対し、直ちに前記無線送受信回路部に対する電
    源供給を断つように指示する第1の指示手段と、 停電中に外線からの着信が検出された場合に、前記電源
    供給切換手段に対し、直ちに前記無線送受信回路部に対
    する電源供給を行うように指示する第2の指示手段と、 停電中に子機からの発呼要求を受けられるようにするた
    めに、前記電源供給切換手段に対し、直ちに前記無線送
    受信回路部に対する電源供給を行うように指示する第3
    の指示手段とを備え、 前記子機が、前記親機から送信される前記停電メッセー
    ジを受信するための停電メッセージ受信手段を備えてい
    ることを特徴とするデジタルコードレス電話装置。
  2. 【請求項2】 前記停電メッセージ送信手段は、時間軸
    上に形成されたスーパーフレーム構成の報知チャネルを
    使用して、停電メッセージを子機に対して送信すること
    を特徴とする請求項1記載のデジタルコードレス電話装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第3の指示手段は、更に、停電中に
    子機からの発呼要求を受けられるようにするか否かのユ
    ーザ意思を確認するユーザ意思確認手段を備え、該ユー
    ザ意思確認手段の確認結果に従い、前記電源供給切換手
    段に対する指示を行うことを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載のデジタルコードレス電話装置。
JP6256756A 1994-10-21 1994-10-21 デジタルコードレス電話装置 Pending JPH08125744A (ja)

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JP6256756A Pending JPH08125744A (ja) 1994-10-21 1994-10-21 デジタルコードレス電話装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6625281B1 (en) 2000-04-25 2003-09-23 Vtech Communications Ltd. Method for extending the useful life of a cordless telephone backup battery during a power outage condition
JP2010239390A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Saxa Inc 電話システムおよびコードレス子機

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