JP3374289B2 - 印刷物の検査装置 - Google Patents

印刷物の検査装置

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JP3374289B2
JP3374289B2 JP02051493A JP2051493A JP3374289B2 JP 3374289 B2 JP3374289 B2 JP 3374289B2 JP 02051493 A JP02051493 A JP 02051493A JP 2051493 A JP2051493 A JP 2051493A JP 3374289 B2 JP3374289 B2 JP 3374289B2
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和之 松本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種印刷機における印刷
物の絵柄の検査装置に関わり、特に、不良品の発生状況
を正確に把握できるように記録および表示する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】印刷物の良否検査は長い間人手に頼って
きた。すなわち巻取紙を用いて印刷した後、巻取って次
工程に搬送する印刷物であれば印刷物の走行速度に同期
させてストロボを発光させて目視検査するとか、印刷後
にシートまたは折丁の状態で排出される印刷物であれば
必要に応じて印刷物の抜取りを行い目視検査する等の事
を行ってきた。これを近年自動化しており、例えば特公
平1─47823号公報、特開昭62─11152号公
報に示すような印刷物の検査装置があり、自動での良否
検査ができるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの印刷物の検査
装置による良否検査の結果、不良と判断された時には何
らかの対策が必要であるが、従来の装置では充分な対策
が取られていない。すなわち、検査装置は不良と判断す
るすると作業者に報知するために、警報ブザーを鳴らす
とか、警告ランプを点灯するとかであり、さらに印刷物
への処置として、不良と判断した印刷物にラベラで警告
指示のテープを貼るとか、マーカで印刷物に警告指示の
インキでマーキングをするとか等である。
【0004】作業者はこのような警告により不良発生を
知り、その不良内容を確認する事で続けて不良が発生し
ないように印刷機各部等に不良対策の処置を行う。すな
わち、警告後に作業者が印刷中の印刷物を目視検査して
不良が発生し続けていれば、その時の印刷紙面の状態か
ら不良内容を判断できるが、印刷物より不良内容をすぐ
に把握するのはかなりの熟練を要する。さらに、一過性
の不良であった場合はその不良内容を知ることができな
いため、適切な処置ができない。
【0005】さらに検査装置は基準画像データと検査画
像データとを比較して良否判定を行うが、印刷物の良品
には許容値があり検査装置に許容値設定を行う必要があ
る。設定される許容値は印刷物の絵柄により種々異なり
品目毎に正確に設定するのは困難である。その為、検査
装置が不良と判定した印刷物でも良品の場合がある。ま
た、画像検出部で画像を読み取る時点での印刷機械の振
動や印刷物の振動等による画像検出部への影響また電気
的ノイズによる検査装置への影響の為、検査装置が不良
と判定した印刷物でも良品の場合がある。この為、検査
装置の不良判定時における検査画像データが印刷物とし
て本当に不良かどうか作業者が確認する必要がある。し
かしながら、一時的な不良判定であった場合はその時の
不良内容を作業者が確認することができない。
【0006】本発明は上述の点を考慮してなされたもの
で、印刷物の検査装置における不良判定箇所の画像の記
録と表示とを行える装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明の第1の装置として、印刷物の絵柄を読み取るタイ
ミングを発生させるタイミング発生部と、前記タイミン
グ発生部からのタイミングに従って印刷物の絵柄を読み
取る第1の画像検出部と、この第1の画像検出部が検出
した基準画像データを記憶する第1のメモリと、この第
1の画像検出部が検出した検査画像データを記憶する第
2のメモリと、第1のメモリに記憶された基準画像デー
タと第2のメモリに記憶された検査画像データとを比較
し良否判定を行う判定部と、この判定部にて第2のメモ
リに記憶された検査画像データが不良と判定された時、
前記タイミング発生部からのタイミングに従って当該不
良判定された印刷物紙面と不良判定前の印刷物紙面とを
検出する第2の画像検出部と、この第2の画像検出部よ
り検出された画像データをファイリングするファイリン
グ部と、このファイリング部より2つ以上の画像データ
の内容を隣接させて画面上に表示する表示部とを備えた
ことを特徴とする印刷物の検査装置を提供するものであ
る。
【0008】さらに、本発明の第2の装置として、印刷
物の絵柄を読み取るタイミングを発生させるタイミング
発生部と、前記タイミング発生部からのタイミングに従
って印刷物の絵柄を読み取る画像検出部と、この検出部
が検出した基準画像データを記憶する第1のメモリと、
この検出部が検出した検査画像データを記憶する第2の
メモリと、第1のメモリに記憶された基準画像データと
第2のメモリに記憶された検査画像データとを比較し良
否判定を行う判定部と、前記判定部により良と判定した
ときに第2のメモリに記憶された検査画像データを記憶
する第3のメモリと、前記判定部により不良と判定した
ときに第2のメモリに記憶された検査画像データを記憶
する第4のメモリと、この第3および第4のメモリに記
憶した画像データをファイリングするファイリング部
と、このファイリング部から前記2つの画像データを読
み出し隣接させて画面上に表示する表示部とを備えたこ
とを特徴とする印刷物の検査装置を提供するものであ
る。
【0009】
【0010】
【作用】本発明の第1の装置において、印刷物の絵柄を
読み取るタイミングを発生させるタイミング発生部から
のタイミングに従って第1の画像検出部より印刷物の紙
面状態を光学的に検出して判定部にて印刷物の絵柄の良
否判定を行う。この判定部にて検査画像データが不良と
判定された時、タイミング発生部からのタイミングに従
って第2の画像検出部より前記不良判定された印刷物紙
面と不良判定前の印刷物紙面との画像データを読み取
り、ファイリング部にファイリングする。作業者はこの
ファイリング部より複数の画像データの内容を隣接させ
て画面上に表示させ、不良箇所および内容を確認し、適
切な処置を行う。
【0011】さらに、本発明の第2の装置において、印
刷物の絵柄を読み取るタイミングを発生させるタイミン
グ発生部からのタイミングに従って画像検出部にて印刷
物の絵柄を読み取り、判定部で基準画像データと検査画
像データとを比較し良否判定を行う。判定部により良と
判定したときの検査画像データを記憶し良と判定される
毎にデータを更新する。そして不良と判定したときに検
査画像データを別のメモリに記憶し、これらのメモリに
記憶した画像データをファイリング部にファイリングす
る。このファイリング部からの2つの画像データを表示
部に表示させ、不良箇所および内容を確認し、適切な処
置を行う。
【0012】
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示したもので、
印刷ユニット1を通りアウトフィードロール2を経て巻
取部3に至る印刷物Pを、印刷ユニット1とアウトフィ
ードロール2との間で不良検出を行いかつ不良箇所の撮
像を行なう装置である。
【0014】印刷ユニット1にタイミング発生部として
印刷機の版胴回転と同期して回転するロータリーエンコ
ーダー11を設けて印刷物Pの走行状態を検出する。ま
たは印刷物紙面を挟んで2本のローラを配置させてその
回転と同期して回転するロータリーエンコーダーをどち
らか一方のローラに接続して設けてもよい。このロータ
リーエンコーダー11の出力信号を印刷物の紙面状態を
光学的に監視する時の検出タイミングとする。そして、
印刷ユニット1より印刷物Pの流れ方向下流に第1の画
像検出部としてラインセンサ12を設けておき、判定部
13を経由したロータリーエンコーダー11のタイミン
グ信号に同期してラインセンサ12より印刷物紙面上の
絵柄を読み取り、その画像データを判定部13に与え
る。前記ラインセンサ12はCCD方式のものを用いて
いる。これが最も一般的であるが、アモルファスシリコ
ンアレイによるものとかフォトダイオードを幅方向に複
数並べたマルチヘッド型のものでもよい。
【0015】判定部13は印刷物の絵柄から読み取った
画像データの記憶が可能なメモリを備え、良品印刷物か
ら読み取った画像データを基準画像データとして判定部
13に設けられ図示していない第1のメモリに記憶し、
次に被検査印刷物から読み取った画像データを検査画像
データとして判定部13に設けられ図示していない第2
のメモリに記憶し、これら基準画像データと検査画像デ
ータとの比較に基づいて印刷の良否判定を行う。この場
合の検査方法は画像を分割した画素毎の比較でも良い
し、また長方形、正方形、同一直線等の所定の範囲内に
ある画素の総和を比較しても良いし、また同じ絵柄が隣
に配列されていればその絵柄の同一箇所との比較でもよ
い。本実施例では基準画像データと検査画像データとの
画素毎の比較を行なう。
【0016】印刷物紙面上の絵柄を照射する光源として
ストロボ14と第2の画像検出部としてエリアセンサ1
6をさらに印刷物Pの流れ方向下流に設ける。光源とし
てはストロボ等の瞬時発光光源には限らずに、タングス
テン光源やキセノン光源を常時点灯しても良いし、必要
に応じて点灯しても良い。
【0017】判定部13にて検出した検査画像データが
不良と判定された時、判定部13はロータリーエンコー
ダー11からのタイミング信号に従いながら下流側に設
置したストロボ14に適切なタイミングで発光指令を与
え、エリアセンサ16を用いて不良判定した印刷物紙面
と、不良判定前にあたりかつ版胴一回転分前の印刷物紙
面とを検出する。この場合必ずしも版胴一回転前のデー
タでなくてもよく二回転前でも三回転まえでもよい。判
定部13は順次エリアセンサ16より検出された画像デ
ータをフレームメモリ15Aに書き込む指令を与え、そ
してフレームメモリ15Bに書き込む指令を与える。つ
まり、不良判定前にあたりかつ版胴一回転分前の印刷物
紙面をフレームメモリ15Aに書き込み、不良判定した
印刷物紙面をフレームメモリ15Bに書き込む。この時
のフレームメモリはカラー画像に対応してRGBのフレ
ームメモリより構成されているが、白黒画像として一画
面分のみにしてもよい。また、不良検出信号によりブザ
ー、ラベラ、マーカを動作させて作業者に報知、後工程
への指示をしてもよい。
【0018】この時エリアセンサ16で印刷物一面分を
一度に撮像するより印刷物一面分の中で必要な一部分の
みを撮像し表示する方が明確に不良を区別できる。ここ
で印刷物の流れ方向には版胴一回転分の長さで印刷物の
流れ方向と直行する方向には全幅分である印刷物の領域
を印刷物一面分と定義する。印刷物の必要な一部分を撮
像できるようにするためにエリアセンサ16を移動機構
24にて印刷物Pの幅方向に移動できるようにし、さら
に判定部13がストロボ14に対して発光指令を与えエ
リアセンサ16にて印刷物紙面を検出するタイミングは
エリアセンサ16が印刷物の必要な一部分を撮像する位
置に移動するまでの時間を考慮し間に合うことができる
ようにしてある。つまり1000ミリメートル程度の印
刷幅の原反をエリアセンサ16で全幅分を一度に撮像す
ると現在のNTSCのテレビジョン規格では細かな不良
まで撮像できない為エリアセンサで撮像幅を50ミリメ
ートル程度にして不良のあった幅方向の場所へエリアセ
ンサを移動させて不良部分を撮像できるようにした。こ
のようにしておくと25万画素のエリアセンサであれば
0・1ミリメートル角以上の大きさの不良を表示でき
る。
【0019】また、エリアセンサを複数ならべ撮像領域
の周辺が重なるようにしておけばエリアセンサを選択し
て印刷物の必要な一部分を撮像することができるし、エ
リアセンサを千鳥に配列しておけば撮像領域の周辺が重
なるようにしなくても済む為これらの方法を用いてもよ
い。これらはエリアセンサを所定の場所へ移動させずに
済むため高速で印刷されている印刷物の検査の場合や検
査用の画像検出部とファイリング用の画像検出部との距
離が充分とれない場合等に有効である。
【0020】次に不良判定前にあたりかつ版胴一回転分
前の印刷物紙面の画像データを書き込んだフレームメモ
リ15Aと不良判定した印刷物紙面画像データを書き込
んだフレームメモリ15Bからの画像データをファイリ
ングするファイリングシステム22に与える。この時併
せて判定部13は不良判定した位置として印刷に使用し
ている巻取の走行方向の位置や幅方向の位置および品目
名、用紙番号、検査許容値、検出画像番号等の印刷情報
を前記ファイリングシステム22に与えファイリングす
る。不良判定が連続して行われれば連続してファイリン
グも行われる。ただし、画像の撮像、ファイリング等の
処理時間の関係やメモリの容量の限度もあり10秒間に
1回行っている。もっとも不良判定が連続して行われる
時は始めに不良判定した時点の画像データのみファイリ
ングしてもよい。このファイリングシステム22はビデ
オフロッピー、ビデオテープレコーダ、追記型光ディス
ク、光磁気ディスク、シリコンディスク等を用いる。
【0021】そして、作業者は必要に応じてファイリン
グシステム22より前記2つの画像データと印刷情報を
一つの画面上に表示させる。つまり不良判定前にあたり
かつ版胴一回転分前の印刷物紙面の画像データと不良判
定した印刷物紙面画像データとを日付け、品目名、用紙
番号、不良判定位置、検査許容値、検出画像番号、検出
時間等の印刷情報と共に一つの画面上に表示させ、作業
者は検査装置の判定内容を確認する。作業者はこの判定
が正しければYESと正しくなければNOとキーボード
18から入力する。作業者の判断結果として前記ファイ
リングシステム22に前記画像データと印刷情報と併せ
てファリングされる。この時に検査装置の判定結果が正
しくなければデータ集計部17に記憶済の不良判定のデ
ータを書き換える。常時画像上に表示させるのは最新の
不良判定の関連データである。ただし、何も表示しなく
てもよいし、また作業者が確認していないデータがある
時はそれを示す表示でもよい。
【0022】一方印刷開始前に印刷進行予定に従ってホ
ストコンピュータ21より送出される日付け、品目名、
用紙番号等のデータをデータ集計部17が入力、記憶し
た後、データ集計部17から前記データを送出し判定部
13が入力、記憶する。またはホストコンピュータ21
からではなくキーボード18から日付け、品目名、用紙
番号等を作業者が入力してもよい。そして判定部13が
不良判定するとファイリングシステム22へ送出した印
刷情報と同じ印刷情報をデータ集計部17に送出する。
さらにこの時の印刷情報には不良判定されている間の印
刷物Pにおける走行方向の長さも含まれており、前記作
業者の判定結果も併せて考慮しデータ集計部17がその
集計を行う。この時作業者の判定結果が入力されない場
合は検査装置の判定にのみ基づいて集計される。またデ
ータ集計部17は印刷機の稼働、停止、寸動等の稼働情
報を印刷機制御盤より入力してある為、上記品質情報、
生産情報と併せて集計できる。
【0023】そして集計結果はデータとともにフロッピ
ーディスク19、プリンタ20に出力し、あるいはホス
トコンピュータ21に送出する。集計されるデータはグ
ラビア印刷機の場合は巻取1本毎に管理され、オフセッ
ト印刷機、活版印刷機の場合は1パレット毎に集計され
全体としては一つの品目毎の作業記録として保存され、
個々の巻取1本または1パレット毎のデータは後工程へ
の品質データとして利用される。その他に印刷機1台の
1日分の作業表としてまとめたり作業者1グループの作
業表としてまとめて記録されたデータが利用される。ま
た特願平2─301424号に示す発明として巻取材料
の加工工程管理装置およびこれに用いる端末装置がある
がこれと接続し不良データの入力部として用いてもよ
い。これらの記録データを用いホストコンピュータ21
にて総合的に扱うと他の印刷機との関連でもまた後工程
での加工機でも品質情報、生産情報、稼働情報を確認で
きかつ後工程で自動的に不良部分を抜き取ることができ
る。
【0024】図2は、図1に示す各要素中で印刷物Pの
近傍に配置される要素をグラビア印刷機の最終印刷ユニ
ット1から巻取部3にかけて設置した状況を示したもの
である。ここでは本発明に係わる装置の各部の設置状況
の全体図と、全体図の中で円で囲んだA部およびB部を
示している。
【0025】図2の全体図において操作盤25でグラビ
ア印刷機は稼動され、グラビア印刷ユニット1で印刷さ
れた印刷物PはA部に到ったところで印刷物の絵柄を読
み取るタイミングを発生させるロータリーエンコーダ1
1により印刷物Pの走行に応じたタイミング信号が取り
出される。続いてラインセンサ12の前後に配置した線
状光源26によりローラ上の印刷物紙面を均一に照射
し、その印刷物紙面上の絵柄を前記タイミング信号に従
いラインセンサ12により読み取り、その画像データを
判定部13にて良否判定する。ここで不良判定された場
合は印刷物PがB部に到った時点で移動機構24上に載
置されたストロボカメラにより印刷物紙面上の絵柄を撮
像する。ストロボカメラはストロボ14とエリアセンサ
16とを一つのシャーシに配置したものである。この時
判定部はストロボ14に適切なタイミングで発光指令を
与え、エリアセンサ16を用いて不良判定した印刷物紙
面と、不良判定前にあたりかつ版胴一回転分前の印刷物
紙面とを撮像する。そして印刷物Pはアウトフィードロ
ール2を経由して巻取部3に巻き取られる。A部におい
てヤールメータ27により印刷物の印刷メータ数を検出
し印刷機近傍の表示器に表示させ、データ集計部17に
入力する。さらにデータ集計部には印刷機の操作盤25
から各種制御信号が入力されており、印刷機の稼動中の
制御信号とヤールメータの信号とで印刷機の生産数がわ
かる。またロータリーエンコーダ11でもロータリーエ
ンコーダ11の回転軸と接続された印刷物Pの走行と共
に回転するローラの外径が決まっているのでヤールメー
タ27と同様に判定部13でも印刷メータ数、言い換え
れば印刷物の流れ方向の位置を知ることができる。
【0026】図3は、図2のB部とここに示すストロボ
カメラ28で撮像した画像の表示例を示している。ここ
で版胴1回転分の印刷物の絵柄Kは図3に示す長方形の
エリアでありABCの文字が4列5行で示されている範
囲である。
【0027】ラインセンサ12にて検出した画像データ
が判定部13において不良判定された時、下流に配置し
たストロボカメラ28を移動機構24により不良部Hが
存在する印刷物Pの幅方向と同じ位置に移動する。そし
て判定部13にて不良部Hがエリアセンサ16の中心に
くる版胴1回転分前のタイミングT1と不良部Hがエリ
アセンサ16の中心にくるタイミングT2とを演算す
る。ロータリーエンコーダ11からの印刷物Pの走行に
応じたタイミング信号を基にタイミングT1で判定部1
3から指令を送出しストロボカメラ内にあるストロボ1
4を発光させてエリアセンサ16にて版胴1回転分前の
不良部Hが存在する撮像エリアLと同じ絵柄となる撮像
エリアMを撮像しフレームメモリ15Aに書き込む。次
にロータリーエンコーダ11からの印刷物Pの走行に応
じたタイミング信号を基にタイミングT2で判定部13
から指令を送出しストロボカメラ内にあるストロボ14
を再び発光させてエリアセンサ16にて不良部Hが存在
する撮像エリアLを撮像しフレームメモリ15Bに書き
込む。
【0028】続けてフレームメモリ15Aとフレームメ
モリ15Bからの画像データと、判定部13が既に記憶
している印刷情報とをファイリングシステム22に与え
る。この時判定部13が既に記憶している印刷情報は不
良判定した位置として印刷に使用している巻取の走行方
向の位置や幅方向の位置および品目名、用紙番号、検査
許容値、検出画像番号等の印刷情報である。そしてファ
イリングシステム22にファイリングされているこれら
の画像データと印刷情報とを図4に示すような画面とし
て作業者は必要に応じて表示する。
【0029】図4は画面構成の一例であるが、画面29
の左半分に不良判定した撮像エリアLを表示し、画面2
9の右半分に版胴1回転分前の撮像エリアMを表示し、
その上下にはこの不良に関連する印刷情報がスーパーイ
ンポーズで表示される。画面上の印刷情報は検出画像番
号30、日付31、品目名32、画面下側に巻取の走行
方向の位置や幅方向の位置33であり、ここでは用紙番
号、検査許容値等の表示は示していない。作業者はこれ
ら2種類のの画面を見比べながら検出した不良内容を具
体的に確認したり、不良画像と印刷情報とを見比べなが
ら品目による許容範囲の違い、不良の発生位置による許
容範囲の違い等により許容できる内容か判断する。また
不良箇所のみを点滅してもよい。
【0030】図5は本発明の別の実施例を示したもので
図1の実施例におけるラインセンサ12およびエリアセ
ンサ16の役割を一つのラインセンサ12により行なわ
せるものである。
【0031】この装置では、ラインセンサ12による1
ライン分づつの画像検出信号を判定部13のA/D変換
器13Aに与えてデジタル信号とし、現在値メモリ13
Cに一画面分だけ記憶させる。そして、ロータリーエン
コーダ11からの位置信号により印刷物Pの一画面を入
力し現在値メモリ13Cに一画面づつ記憶する。記憶し
た一画面の画像データが、印刷物の良否判定を行なうた
めの基準画像データとして用いる時は基準メモリ13B
にデータを転送して記憶させる。そして、現在値メモリ
13Cに次に与えられる検査画像データと基準値メモリ
13Bの基準画像データを判定回路13Dに与えて対比
させることにより良否判定させる。この判定結果が良で
あればこの検査画像データはフレームメモリ15Aに記
憶させ、再びロータリーエンコーダ11からの位置信号
により印刷物Pの一画面を知り、現在値メモリ13Cに
検査画像データとして記憶し判定回路13Dにより良否
判定する。この時再び判定結果が良であればこの検査画
像データはフレームメモリ15Aに記憶させフレームメ
モリ15Aのデータを更新し、判定結果が不良であれば
この検査画像データはフレームメモリ15Bに記憶させ
る。これは前実施例に示したように、不良判定前にあた
りかつ版胴一回転分前の印刷物紙面の画像データを書き
込んだフレームメモリ15Aと不良判定した印刷物紙面
画像データを書き込んだフレームメモリ15Bと同じで
ある。但し、フレームメモリ15A、15Bに書き込ま
れている画像は印刷物Pの一画面分である。次にこれら
画像データはファイリングシステム22より後述の方式
で表示した際、不良を区別できる大きさになるように、
図示していないトリミング回路でフレームメモリ15B
から不良部が存在するエリアとフレームメモリ15Aか
ら同等のエリアとを取り出して印刷情報と合わせてファ
イリングするファイリングシステム22に与える。作業
者は必要に応じてファイリングシステム22より前記2
つの画像データと印刷情報を一つの画面上に表示させ
る。
【0032】また、この装置では以下に示すように基準
画面データと検査画面データと表示することもできる。
ラインセンサ12による1ライン分づつの画像検出信号
を判定部13のA/D変換器13Aに与えてデジタル信
号とし、現在値メモリ13Cに一画面分だけ記憶させ
る。そして、ロータリーエンコーダ11からの位置信号
により印刷物Pの一画面を入力し現在値メモリ13Cに
一画面づつ記憶する。記憶した一画面の画像データが、
印刷物の良否判定を行なうための基準画像データとして
用いる時は基準メモリ13Bに画像データを転送して記
憶させ、併せてフレームメモリ15Aに転送して記憶さ
せる。そして、現在値メモリ13Cに次に与えられる検
査画像データと基準値メモリ13Bの基準画像データを
判定回路13Dに与えて対比させることにより良否判定
させる。判定結果が不良であればこの検査画像データは
フレームメモリ15Bに記憶させ、トリミング回路で処
理したこれらの画像データおよび印刷情報をファイリン
グするファイリングシステム22に与え、作業者は必要
に応じてファイリングシステム22より前記2つの画像
データと印刷情報を一つの画面上に表示させる。
【0033】図6は本発明のさらに別の実施例を示した
もので図5の実施例におけるフレームメモリ15A、1
5Bを検査画像データのみを記憶するフレームメモリ1
5として扱い基準画像データに対しては基準値メモリ1
3Bより転送させるものである。
【0034】この装置ではラインセンサ12による1ラ
イン分づつの画像検出信号を判定部13のA/D変換器
13Aに与えてデジタル信号とし、現在値メモリ13C
に一画面分だけ記憶させる。そして、ロータリーエンコ
ーダ11からの位置信号により印刷物Pの一画面を入力
し現在値メモリ13Cに一画面づつ記憶する。記憶した
一画面の画像データが、印刷物の良否判定を行なうため
の基準画像データとして用いる時は基準メモリ13Bに
画像データを転送して記憶させる。そして、現在値メモ
リ13Cに次に与えられる検査画像データと基準値メモ
リ13Bの基準画像データを判定回路13Dに与えて対
比させることにより良否判定させる。判定結果が不良で
あればこの検査画像データはフレームメモリ15に記憶
させ、この画像データおよび印刷情報をファイリングす
るファイリングシステム22に与え、作業者は必要に応
じてファイリングシステム22より前記検査画像データ
と印刷情報とさらに基準値メモリ13Bから転送させる
基準画像データを一つの画面上に表示させる。
【0035】また、図1に示した装置においても基準画
像データと検査画像データとを並列表示できる。基準画
像を第1の画像検出部であるラインセンサ12において
検出し基準画像メモリに記憶した時に下流に設置してあ
る第2の検出部であるエリアセンサ16において同じか
または同等の基準画像を検出してフレームメモリ15A
に記憶しておく。この後は通常の検査をして不良判定し
た時点の検査画像データをフレームメモリ15Bに記録
する。そして、フレームメモリ15A、15Bの記録画
像と前記印刷情報とをファイリングシステム22にファ
イルし、必要に応じて表示する。
【0036】図4の画面構成の一例で示すように、不良
判定された印刷物の絵柄部の画像データと、不良判定さ
れていない印刷物の同じ絵柄部の画像データを1つの画
面上に表示させているが、1つの画面で表示する代わり
に2つの画像データを隣接した2つの画面にそれぞれ独
立して表示させてもよい。図7はその一例を示したもの
である。表示部23は隣接した2つの画面34、35か
ら構成され、左の1つの画面34上には不良判定された
印刷物の絵柄部を表示し、右の1つの画面35上には不
良判定されていない印刷物の同じ絵柄部を表示する。さ
らに、右の画面35には上下にスーパーインポーズで印
刷情報が表示する。このように2つの画面で表示して
も、1つの画面で表示する場合と同じである。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、記録された不良と判定
された印刷物の絵柄部を不良判定されていない同じ絵柄
とを静止した状態で目視比較できる。このため検査装置
からの警告により不良発生を知り、すぐに対応できなく
ても不良内容を容易に確認する事ができ、続けて不良が
発生しないように印刷機各部等に不良対策の処置を行う
ことができる。さらに検査装置の印刷物良品の許容値設
定を正確に行えない場合でも、また、画像検出部で画像
を読み取る時点での印刷機械の振動や印刷物の振動等に
よる画像検出部への影響や電気的ノイズによる検査装置
への影響のため検査装置が不良と誤判定した場合でも、
検査装置の不良判定時における検査画像データが印刷物
として本当に不良かどうか作業者が確認する事が容易に
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による印刷物の検査装置の実施例の構成
を示す図である。
【図2】図1の実施例におけるセンサ等の設置状況説明
図である。
【図3】図2のB部の説明図である。
【図4】図1の実施例における表示画面の構成を示す図
である。
【図5】本発明による印刷物の検査装置の第2の実施例
の構成を示す図である。
【図6】本発明による印刷物の検査装置の第3の実施例
の構成を示す図である。
【図7】図1の実施例における表示部の変形例を示す図
である。
【符号の説明】 1 印刷ユニット 2 アウトフィードロール 3 巻取り部 11 ロータリーエンコーダ 12 ラインセンサ 13 判定部 14 ストロボ 15Aフレームメモリ 15Bフレームメモリ 16 エリアセンサ 22 ファイリングシステム 23 表示部 P 印刷物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−201338(JP,A) 特開 昭61−12341(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 33/14 B41F 33/02 G06T 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の時点で印刷物の絵柄から読み取っ
    た画像データの記憶が可能なメモリを備え、良品印刷物
    から読み取った画像データを基準画像データ、被検査印
    刷物から読み取った画像データを検査画像データとし、
    これら基準画像データと検査画像データとの比較に基づ
    いて印刷の良否判定を行う方式の印刷物の検査装置にお
    いて、印刷物の絵柄を読み取るタイミングを発生させる
    タイミング発生部と、印刷物の紙面状態を光学的に監視
    して前記タイミング発生部からのタイミングに従って印
    刷物の絵柄を読み取る第1の画像検出部と、この第1の
    画像検出部が検出した基準画像データを記憶する第1の
    メモリと、この第1の画像検出部が検出した検査画像デ
    ータを記憶する第2のメモリと、第1のメモリに記憶さ
    れた基準画像データと第2のメモリに記憶された検査画
    像データとを比較し良否判定を行う判定部と、この判定
    部にて第2のメモリに記憶された検査画像データが不良
    と判定された時、前記タイミング発生部からのタイミン
    グに従って当該不良判定された印刷物紙面と不良判定前
    の印刷物紙面とを検出する第2の画像検出部と、この第
    2の画像検出部より検出された画像データをファイリン
    グするファイリング部と、このファイリング部より2つ
    以上の画像データの内容を表示する表示部とを備えたこ
    とを特徴とする印刷物の検査装置。
  2. 【請求項2】 所定の時点で印刷物の絵柄から読み取っ
    た画像データの記憶が可能なメモリを備え、良品印刷物
    から読み取った画像データを基準画像データ、被検査印
    刷物から読み取った画像データを検査画像データとし、
    これら基準画像データと検査画像データとの比較に基づ
    いて印刷の良否判定を行う方式の印刷物の検査装置にお
    いて、印刷物の絵柄を読み取るタイミングを発生させる
    タイミング発生部と、印刷物の紙面状態を光学的に監視
    して前記タイミング発生部からのタイミングに従って印
    刷物の絵柄を読み取る画像検出部と、この検出部が検出
    した基準画像データを記憶する第1のメモリと、この検
    出部が検出した検査画像データを記憶する第2のメモリ
    と、第1のメモリに記憶された基準画像データと第2の
    メモリに記憶された検査画像データとを比較し良否判定
    を行う判定部と、前記判定部により良と判定したときに
    第2のメモリに記憶された検査画像データを記憶する第
    3のメモリと、前記判定部により不良と判定したときに
    第2のメモリに記憶された検査画像データを記憶する第
    4のメモリと、この第3および第4のメモリに記憶した
    画像データをファイリングするファイリング部と、この
    ファイリング部から前記2つの画像データを読み出し表
    示する表示部とを備えたことを特徴とする印刷物の検査
    装置。
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