JP3374213B2 - 貨物自動車による牛乳などの液体の輸送装置 - Google Patents

貨物自動車による牛乳などの液体の輸送装置

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JP3374213B2
JP3374213B2 JP12403798A JP12403798A JP3374213B2 JP 3374213 B2 JP3374213 B2 JP 3374213B2 JP 12403798 A JP12403798 A JP 12403798A JP 12403798 A JP12403798 A JP 12403798A JP 3374213 B2 JP3374213 B2 JP 3374213B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貨物自動車による
牛乳などの液体の輸送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。出願人が、登録第25734
03号(平成1年実用新案登録願第120125号,実
開平3−61277号)として出願した「貨物自動車に
よる牛乳などの輸送装置」の要旨は、下記のように構成
されている。液体用バック3は貨物自動車2の荷台の床
2B上に敷設するパレット3Aと、このパレット上に設
置される液体用バック本体3Bとから構成され、パレッ
ト3Aは台3A1の四隅に開設した受け穴3A11に数
本の支持棒3A2を着脱自在に植設せしめ、この支持棒
3A2の上端にはリング3A3が着脱自在に取付けら
れ、液体用バック本体3Bはバック3B1と、このバッ
クの上方開口部に装着される上部蓋3B2に分かれ、バ
ック3B1は帆布などを素材としてなる底部3B11
と、これに連設された筒状の側壁部3B12とから構成
され、上部蓋3B2はリング3A3の直径より少しく長
い直径を有する円形に構成され、台3A1に植設された
支持棒3A2の上面にリング3A3を取付けたものに、
このリングの上面から、バック3B1を内部に入れ側壁
部3B12の上方縁と、上部蓋3B2の外周縁とでリン
グを巻き込み、その外面からベルト3Cで緊締すると共
に、貨物自動車2の荷台内壁2Cに所定間隔をもって取
付けたベルト引っ掛け金具2Dに、液体用バック3にお
ける支持棒3A2の外側から囲むようにして、掛け回し
たベルト3Dの両端を係止緊締せしめ、上部から注入可
能な液体は吸入用バルブ4Aより入り、上部配管4Bを
通り、各々の液体用バック本体3Bに三方弁4Cを操作
することにより注入されると共に、各々の液体用バック
本体3Bに注入された液体は三方弁4Dを操作すること
により、下部配管4Eを通り吐出され、他の液体は吐出
用ホースにより吸吐出されるよう構成されている貨物自
動車による牛乳などの輸送装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.作業が複雑なので多数の人力が必要で、一人では大
変に厳しく時間がかかり過ぎて嫌われる。組立分解作業
が大変である。 2.洗浄も大変である。 3.部品点数が多く、多数ボルト締めする必要がある
が、忘れることがあり、事故を引き起こしやすい。 4.袋本体がむき出し状態なので、何時か破れるのでは
ないかと云う不安があった。 5.単一輸送方式のため、輸送コストが高く効率が悪
い。冷却ができないので、温度の管理が必要なものの輸
送には限界がある。 6.特に牛乳の場合、輸送中に内部の牛乳が揺れるので
波が発生し、バター化の問題が起きる可能性が大きい。
しかも、内部の牛乳が揺れることは、運転を非常に困難
なものとし安全運転上問題がある。 本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、上述の
問題を解決できるものを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
第1発明のものは、貨物自動車2と、この貨物自動車2
における荷台の床2A上に配設された液体用バック部3
から構成され、液体用バック部3は、支持枠部3Aと液
体用バック3Bとカバー部3Cと波消しバー部3Dから
構成され、支持枠部3Aは、貨物自動車2における荷台
の床2A上に配設された当該貨物自動車の進行方向と直
交状態で平行に起立する前後の壁3A1と、貨物自動車
の進行方向と平行状態で起立する左右の壁3A2から構
成され、液体用バック3Bは、支持枠部3A内に装着さ
れる寸法に構成され、カバー部3Cは、液体用バック3
Bにおける天井面の面積とほぼ同一の面積を有するよう
構成されたシート3C1と、このシートに貨物自動車の
進行方向と平行で、かつ等間隔で添着された適数本の縦
方向の縦テープ3C2と、シートに貨物自動車の進行方
向と直交方向で、かつ等間隔で添着された適数本の横方
向の横テープ3C3から構成され、波消しバー部3D
は、支持枠部3Aのコ字状の切欠き3A11の上方から
挿入可能な寸法に構成された適数本の角材状の波消しバ
ー3D1で構成され、液体用バック部の上面にカバー部
3Cを被せて、当該カバー部における縦方向の縦テープ
3C2の両端と貨物自動車2における荷台の床2Aとの
間で緊締状態にし、角材状の波消しバー3D1の前後端
部分を支持枠部3Aのコ字状の切欠き3A11に上方か
ら挿入し、カバー部3Cを介して液体用バック部の上面
から下方に押し付け、その状態で当該波消しバーの両端
と貨物自動車2における荷台の床2Aとの間で緊締状態
に構成されている貨物自動車による牛乳などの液体の輸
送装置である。
【0005】第1発明は、下記のように構成することが
できる。貨物自動車2と、この貨物自動車2における荷
台の床2A上に配設された液体用バック部3から構成さ
れ、液体用バック部3は、支持枠部3Aと液体用バック
3Bとカバー部3Cと波消しバー部3Dから構成され、
支持枠部3Aは、貨物自動車2における荷台の床2A上
に配設された当該貨物自動車の進行方向と直交状態で平
行に起立する前後の壁3A1と、貨物自動車の進行方向
と平行状態で起立する左右の壁3A2から構成され、前
後の壁3A1の上辺には所定間隔をもって波消しバーを
受ける正面上向きコ字状の切欠き3A11が刻設され、
この切欠きの近傍にカバー部3Cにおける牽引用フック
3C21の引出し口3A12が開口され、液体用バック
3Bは、支持枠部3A内に装着される寸法に構成された
平面方形の底面3B1と、底面に連設された筒状の側壁
3B2と、側壁の上辺に側面ファスナー3B3を介して
連設された天井面3B4と、天井面の中央部に設けられ
た排気口3B5と、側壁の下端に設けた給排バルブ3B
6から構成され、カバー部3Cは、液体用バック3Bに
おける天井面の面積とほぼ同一の面積を有するよう構成
されたシート3C1と、このシートに貨物自動車の進行
方向と平行で、かつ等間隔で添着された適数本の縦方向
の縦テープ3C2と、シートに貨物自動車の進行方向と
直交方向で、かつ等間隔で添着された適数本の横方向の
横テープ3C3から構成され、波消しバー部3Dは、支
持枠部3Aのコ字状の切欠き3A11の上方から挿入可
能な寸法に構成された適数本の角材状の波消しバー3D
1で構成され、液体用バック部の上面にカバー部3Cを
被せて、当該カバー部における縦方向の縦テープ3C2
の両端と貨物自動車2における荷台の床2Aとの間で緊
締状態にし、角材状の波消しバー3D1の前後端部分を
支持枠部3Aのコ字状の切欠き3A11に上方から挿入
し、カバー部3Cを介して液体用バック部の上面から下
方に押し付け、その状態で当該波消しバーの両端と貨物
自動車2における荷台の床2Aとの間で緊締状態に構成
されている貨物自動車による牛乳などの液体の輸送装置
である。
【0006】第2発明は、下記のように構成されてい
る。貨物自動車2と、この貨物自動車2における荷台の
床2A上に組立分解自在に配設された液体用バック部4
から構成され、貨物自動車2における荷台の床2Aの上
面には、当該貨物自動車の進行方向と平行に溝部2Bが
設けられ、溝部2Bは一方の支持枠起立用溝2B1と、
他方のバック固定用溝2B2と、これら一方の支持枠起
立用溝2B1と他方のバック固定用溝2B2との間に貨
物自動車の進行方向に所定間隔をもって設けられた波消
しバー固定用横棒2B3から構成され、支持枠起立用溝
2B1には、係止板2B12が設けられ、バック固定用
溝2B2には、係止環2B22が設けられ、液体用バッ
ク部4は、バック用支持枠5と、このバック用支持枠内
に収納される液体用バック7と、カバー部8と、波消し
バー部9から構成され、バック用支持枠5は、貨物自動
車の進行方向と直交方向で床2Aの上面に液体用バック
収納用間隔をもって起立する一対の前方のバルクヘッド
5Aと後方のバルクヘッド5Aと、前方のバルクヘッド
5Aの前面に配設された前方のメンバー5Bと、後方の
バルクヘッド5Aの後面に配設された後方のメンバー5
Cから構成され、 a.両バルクヘッド5Aは、正面横長の板状体5A1
と、この板状体の下面に所定間隔をもって設けられた係
止爪5A2と、板状体の下辺中央に刻設された逆U字状
の配管用切欠き5A3と、板状体5A1の上方部分に等
間隔をもって刻設された上向きコ字状の波消しバー挿嵌
用受溝5A4と、波消しバー挿嵌用受溝に昇降自在に嵌
込まれた波消しバー抑え金物5A5と、波消しバー挿嵌
用受溝の下方に設けられたメンバー係止用横棒5A6
と、波消しバー挿嵌用受溝の側方に開設した縦テープ貫
通口5A7から構成され、 b.前方のメンバー5Bは側面三角形状に構成され、下
辺5B1には支持枠起立用溝2B1の係止板2B12に
係脱する爪5B11が設けられ、縦辺5B2には前方の
バルクヘッド5Aのメンバー係止用横棒5A6に係脱す
る爪5B11が設けられ、 c.後方のメンバー5Cは側面三角形状に構成され、下
辺5C1には支持枠起立用溝2B1の係止板2B12に
係脱する爪5C11が設けられ、縦辺5C2には後方の
バルクヘッド5Aのメンバー係止用横棒5A6に係脱す
る爪5C11が設けられ、液体用バック7は、バック用
支持枠5における前方のバルクヘッド5Aと後方のバル
クヘッド5Aとの間に装着される寸法に構成された平面
方形の底面7Aと、底面に連設された筒状の側壁7B
と、側壁の上辺に側面防水ファスナー7Cを介して連設
された天井面7Dと、天井面の中央近傍に設けられた排
気口7Fと、側壁7Bの下端に設けた給排バルブ7Hか
ら構成され、カバー部8は、液体用バック7における天
井面7Dの面積とほぼ同一の面積を有するよう構成され
たシート8Aと、このシートに貨物自動車の進行方向と
平行で、かつ等間隔で添着された適数本の縦テープ8B
と、シートに貨物自動車の進行方向と直交方向で、かつ
等間隔で添着された適数本横方向の横テープ8Cから構
成され、波消しバー部9は、適数本の波消しバー9Aか
ら構成され、波消しバーは角材状に構成され、牛乳など
の液体を充填した液体用バック7の上面にカバー部8を
載せ、このカバー部の上面に位置させた波消しバー9A
を、前方のバルクヘッド5Aと後方のバルクヘッド5A
の波消しバー挿嵌用受溝5A4に上方から液体用バック
とカバー部を押圧状態で装着した後、波消しバー抑え金
物5A5で上方から抑えるよう構成され、バック用支持
枠5内に液体用バック7を入れて展張し、給排バルブ7
H部分より牛乳などを注入し、不要な内気を排気口7F
より排出した後、各波消しバーを押下げ、液体用バック
7の上面を押圧した状態にして、各波消しバーの両端を
波消しバー抑え金物5A5で抑えて緊締し、カバー部8
の牽引用フック8A1を縦テープ貫通口5A7から外部
に引き出し、この牽引用フックと荷台の床2Aにおける
バック固定用溝2B2の係止環2B22とを緊締するよ
う構成した貨物自動車による牛乳などの液体の輸送装置
である。
【0007】第2発明は下記のように構成することがで
きる。 第1.貨物自動車2と、この貨物自動車2における荷台
の床2A上に組立分解自在に配設された液体用バック部
4から構成され、貨物自動車2における荷台の床2Aの
上面には、当該貨物自動車の進行方向と平行に溝部2B
が埋設状態で4本設けられ、溝部2Bは一方の支持枠起
立用溝2B1と、他方のバック固定用溝2B2と、これ
ら一方の支持枠起立用溝2B1と他方のバック固定用溝
2B2との間に貨物自動車の進行方向に所定間隔をもっ
て設けられた波消しバー固定用横棒2B3から構成さ
れ、支持枠起立用溝2B1は、支持枠起立用溝本体2B
11とこの支持枠起立用溝本体に当該支持枠起立用溝本
体の長手方向と直交方向をもって取付けられた係止板2
B12から構成され、バック固定用溝2B2は、バック
固定用溝本体2B21とこのバック固定用溝本体内に移
動自在に設けられた係止環2B22から構成され、波消
しバー固定用横棒2B3は、荷台の床2Aに開設した角
穴内に横棒が張設され、液体用バック部4は、バック用
支持枠5と、このバック用支持枠内に収納される液体用
バック7と、カバー部8と、波消しバー部9から構成さ
れ、バック用支持枠5は、貨物自動車の進行方向と直交
方向で床2Aの上面に液体用バック収納用間隔をもって
起立する一対の前方のバルクヘッド5Aと後方のバルク
ヘッド5Aと、前方のバルクヘッド5Aの前面に配設さ
れた前方のメンバー5Bと、後方のバルクヘッド5Aの
後面に配設された後方のメンバー5Cから構成され、 a.両バルクヘッド5Aは、正面横長の板状体5A1
と、この板状体の下面に所定間隔をもって設けられた係
止爪5A2と、板状体の下辺中央に刻設された逆U字状
の配管用切欠き5A3と、板状体5A1の上方部分に等
間隔をもって刻設された上向きコ字状の波消しバー挿嵌
用受溝5A4と、波消しバー挿嵌用受溝の縦辺に沿って
開設された調節穴Hと、波消しバー挿嵌用受溝に昇降自
在に嵌込まれ、かつ調節穴Hと対応する調節穴H1を有
する波消しバー抑え金物5A5と、波消しバー挿嵌用受
溝の下方に設けられたメンバー係止用横棒5A6と、波
消しバー挿嵌用受溝の側方に開設した縦テープ貫通口5
A7から構成され、 b.前方のメンバー5Bは、アングル材などを用いて床
2Aに当接する下辺5B1と前方のバルクヘッド5Aの
前面に当接する縦辺5B2を有する側面三角形状に構成
され、下辺5B1には支持枠起立用溝2B1の係止板2
B12に係脱する爪5B11が設けられ、縦辺5B2に
は前方のバルクヘッド5Aのメンバー係止用横棒5A6
に係脱する爪5B11が設けられ、 c.後方のメンバー5Cは、アングル材などを用いて床
2Aに当接する下辺5C1と後方のバルクヘッド5Aの
後面に当接する縦辺5C2を有する側面三角形状に構成
され、下辺5C1には支持枠起立用溝2B1の係止板2
B12に係脱する爪5C11が設けられ、縦辺5C2に
は後方のバルクヘッド5Aのメンバー係止用横棒5A6
に係脱する爪5C11が設けられ、液体用バック7は、
バック用支持枠5における前方のバルクヘッド5Aと後
方のバルクヘッド5Aとの間に装着される寸法に構成さ
れた平面方形の底面7Aと、底面に連設された筒状の側
壁7Bと、側壁の上辺に側面防水ファスナー7Cを介し
て連設された天井面7Dと、天井面の中央部に設けられ
た中央防水ファスナー7Eと、中央防水ファスナーの近
傍に設けられた排気口7Fと、天井面の周囲と中央防水
ファスナーの近傍に設けられた吊りフック7Gと、側壁
7Bの下端に設けた給排バルブ7Hから構成され、カバ
ー部8は、液体用バック7における天井面7Dの面積と
ほぼ同一の面積を有するよう構成されたシート8Aと、
このシートに貨物自動車の進行方向と平行で、かつ等間
隔で添着された4本の縦テープ8Bと、縦テープの両端
に取付けられた牽引用フック8A1と、シートに貨物自
動車の進行方向と直交方向で、かつ等間隔で添着された
適数本の横方向の横テープ8Cから構成され、波消しバ
ー部9は、適数本の波消しバー9Aから構成され、波消
しバーは角材状に構成され、牛乳などの液体を充填した
液体用バック7の上面にカバー部8を載せ、このカバー
部の上面に位置させた波消しバー9Aを、前方のバルク
ヘッド5Aと後方のバルクヘッド5Aの波消しバー挿嵌
用受溝5A4に上方から液体用バックとカバー部を押圧
状態で装着した後、波消しバー抑え金物5A5で上方か
ら抑え、一致する調節穴Hと調節穴H1をピンPで連結
するよう構成され、バック用支持枠5内に補強シートH
Sを敷設した後、液体用バック7を入れて展張し、給排
バルブ7H部分より牛乳などを注入し、不要な内気を排
気口7Fより排出した後、各波消しバーを押下げ、液体
用バック7の上面を押圧した状態にして、各波消しバー
の両端を波消しバー抑え金物5A5で抑えて緊締し、カ
バー部8の牽引用フック8A1を縦テープ貫通口5A7
から外部に引き出し、この牽引用フックと荷台の床2A
におけるバック固定用溝2B2の係止環2B2とをチェ
ンブロックCBを介在させて緊締するよう構成した貨物
自動車による牛乳などの液体の輸送装置である。
【0008】第2.第2発明の貨物自動車による牛乳な
どの液体の輸送装置11において、バック用支持枠5
は、当該バック用支持枠5を構成する前方のバルクヘッ
ド5Aと後方のバルクヘッド5Aにおける係止爪5A2
に代えて、両バルクヘッドの下辺に所定間隔をもって上
下に進退する係止金具5A8を設けると共に、両バルク
ヘッドの縦辺に所定間隔をもって内外に進退する係止金
具5A9を設け、また、溝部2Bにおける一方の支持枠
起立用溝2B1に代えて、荷台の床2Aの上面と側壁2
A1の内面に前方のバルクヘッド5Aと後方のバルクヘ
ッド5Aにおける係止金具5A8と係止金具5A9が係
脱する受穴5B4を設け、前方のバルクヘッド5Aと後
方のバルクヘッド5Aを、貨物自動車2における荷台に
当該貨物自動車の進行方向と直交方向に起立させ、係止
金具5A8と係止金具5A9を受穴5B4に挿入固定す
ることでバック用支持枠5を形成することができ、係止
金具を受穴から引抜くことでバック用支持枠を分解する
ことができるよう構成されている。
【0009】第3発明のものは、貨物自動車2と、この
貨物自動車2における荷台の床2A上に組立分解自在に
配設された液体用バック部41から構成され、貨物自動
車2における荷台の床2Aの上面には、当該貨物自動車
の進行方向と平行に溝部2Bが適数本設けられ、溝部2
Bは一方の支持枠起立用溝2B1と、他方のバック固定
用溝2B2と、これら一方の支持枠起立用溝2B1と他
方のバック固定用溝2B2との間に貨物自動車の進行方
向に所定間隔をもって設けられた波消しバー固定用横棒
2B3から構成され、支持枠起立用溝2B1には係止板
2B12が設けられ、バック固定用溝2B2には係止環
2B22が設けられ、液体用バック部41は、バック用
支持枠6と、このバック用支持枠内に収納される液体用
バック7と、カバー部8と、波消しバー部9から構成さ
れ、バック用支持枠6は、前方の支持枠単体6Aと後方
の支持枠単体6Aと、前方の支持枠単体6Aの前面に配
設された前方のメンバー6Bと、前方の支持枠単体6A
と後方の支持枠単体6Aの間に配設された中央のメンバ
ー6Cと、後方の支持枠単体6Aの後面に配設された後
方のメンバー6Dから構成され、 a.前方の支持枠単体6Aと後方の支持枠単体6Aは、
それぞれ貨物自動車の進行方向と直交方向で床2Aの上
面に液体用バック収納用間隔をもって起立する一対の前
方のバルクヘッド6A1と後方のバルクヘッド6A1か
ら構成され、両バルクヘッド6A1は、正面横長の板状
体6A11と、この板状体の下面に所定間隔をもって設
けられた係止爪6A12と、板状体の下辺中央に刻設さ
れた逆U字状の配管用切欠き6A13と、板状体6A1
1の上方部分に等間隔をもって刻設された上向きコ字状
の波消しバー挿嵌用受溝6A14と、波消しバー挿嵌用
受溝に昇降自在に嵌込まれた波消しバー抑え金物6A1
5と、波消しバー挿嵌用受溝の下方に設けられたメンバ
ー係止用横棒6A16と、波消しバー挿嵌用受溝の側方
に開設した縦テープ貫通口6A17から構成され、 b.前方のメンバー6Bは側面三角形状に構成され、下
辺6B1には支持枠起立用溝2B1の係止板2B12に
係脱する爪6B11が設けられ、縦辺6B2には前方の
バルクヘッド6A1のメンバー係止用横棒6A16に係
脱する爪6B11が設けられ、 c.中央のメンバー6Cは側面四角形状に構成され、下
辺6C1には支持枠起立用溝2B1の係止板2B12に
係脱する爪6C11が設けられ、前の縦辺6C2には、
前方のバルクヘッド6A1のメンバー係止用横棒6A1
6に係脱する爪6C21が設けられ、後の縦辺6C2に
は、後方のバルクヘッド6A1のメンバー係止用横棒6
A16に係脱する爪6C21が設けられ、 d.後方のメンバー6Dは側面三角形状に構成され、下
辺6D1には支持枠起立用溝2B1の係止板2B12に
係脱する爪6D11が設けられ、縦辺6D2には後方の
バルクヘッド6A1のメンバー係止用横棒6A16に係
脱する爪6D11が設けられ、液体用バック7は、支持
枠単体6Aにおける前方のバルクヘッド6A1と後方の
バルクヘッド6A1との間に装着される寸法に構成され
た平面方形の底面7Aと、底面に連設された筒状の側壁
7Bと、側壁の上辺に側面防水ファスナー7Cを介して
連設された天井面7Dと、天井面の中央近傍に設けられ
た排気口7Fと、側壁7Bの下端に設けた給排バルブ7
Hから構成され、カバー部8は、液体用バック7におけ
る天井面7Dの面積とほぼ同一の面積を有するよう構成
されたシート8Aと、このシートに貨物自動車の進行方
向と平行で、かつ等間隔で添着された適数本の縦テープ
8Bと、縦テープの両端に取付けられた牽引用フック8
A1と、シートに貨物自動車の進行方向と直交方向で、
かつ等間隔で添着された適数本の横方向の横テープ8C
から構成され、波消しバー部9は、適数本の波消しバー
9Aから構成され、波消しバーは角材状に構成され、牛
乳などの液体を充填した液体用バック7の上面にカバー
部8を載せ、このカバー部の上面に位置させた波消しバ
ー9Aを前方のバルクヘッド6A1と後方のバルクヘッ
ド6A1の波消しバー挿嵌用受溝6A14に液体用バッ
クとカバー部を押圧状態で装着した後、波消しバー抑え
金物6A15で上方から抑えるよう構成され、前方の支
持枠単体6Aと後方の支持枠単体6A内に液体用バック
7を入れて展張し、給排バルブ7H部分より牛乳などを
注入し、不要な内気を排気口7Fより排出した後、各波
消しバーを押下げ、液体用バック7の上面を押圧した状
態にして、各波消しバーの両端を波消しバー抑え金物6
A15で抑えて緊締し、カバー部8の牽引用フック8A
1を縦テープ貫通口6A17から外部に引出し、この牽
引用フックと荷台の床2Aにおけるバック固定用溝2B
2の係止環2B22とを緊締するよう構成した貨物自動
車による牛乳などの液体の輸送装置である。
【0010】第3発明は下記のように構成することがで
きる。貨物自動車2と、この貨物自動車2における荷台
の床2A上に組立分解自在に配設された液体用バック部
41から構成され、貨物自動車2における荷台の床2A
の上面には、当該貨物自動車の進行方向と平行に溝部2
Bが埋設状態で4本設けられ、溝部2Bは一方の支持枠
起立用溝2B1と、他方のバック固定用溝2B2と、こ
れら一方の支持枠起立用溝2B1と他方のバック固定用
溝2B2との間に貨物自動車の進行方向に所定間隔をも
って設けられた波消しバー固定用横棒2B3から構成さ
れ、支持枠起立用溝2B1は、支持枠起立用溝本体2B
11とこの支持枠起立用溝本体に当該支持枠起立用溝本
体の長手方向と直交方向をもって取付けられた係止板2
B12から構成され、バック固定用溝2B2は、バック
固定用溝本体2B21とこのバック固定用溝本体内に移
動自在に設けられた係止環2B22から構成され、液体
用バック部41は、バック用支持枠6と、このバック用
支持枠内に収納される液体用バック7と、カバー部8
と、波消しバー部9から構成され、バック用支持枠6
は、前方の支持枠単体6Aと後方の支持枠単体6Aと、
前方の支持枠単体6Aの前面に配設された前方のメンバ
ー6Bと、前方の支持枠単体6Aと後方の支持枠単体6
Aの間に配設された中央のメンバー6Cと、後方の支持
枠単体6Aの後面に配設された後方のメンバー6Dから
構成され、 a.前方の支持枠単体6Aと後方の支持枠単体6Aは、
それぞれ貨物自動車の進行方向と直交方向で床2Aの上
面に液体用バック収納用間隔をもって起立する一対の前
方のバルクヘッド6A1と後方のバルクヘッド6A1か
ら構成され、両バルクヘッド6A1は、正面横長の板状
体6A11と、この板状体の下面に所定間隔をもって設
けられた係止爪6A12と、板状体の下辺中央に刻設さ
れた逆U字状の配管用切欠き6A13と、板状体6A1
1の上方部分に等間隔をもって刻設された上向きコ字状
の波消しバー挿嵌用受溝6A14と、波消しバー挿嵌用
受溝の縦辺に沿って開設された調節穴Hと、波消しバー
挿嵌用受溝に昇降自在に嵌込まれ、かつ調節穴Hと対応
する調節穴H1を有する波消しバー抑え金物6A15
と、波消しバー挿嵌用受溝の下方に設けられたメンバー
係止用横棒6A16と、波消しバー挿嵌用受溝の側方に
開設した縦テープ貫通口6A17から構成され、 b.前方のメンバー6Bは、アングル材などを用いて床
2Aに当接する下辺6B1と前方の支持枠単体6Aの前
面に当接する縦辺6B2を有する側面三角形状に構成さ
れ、下辺6B1には支持枠起立用溝2B1の係止板2B
12に係脱する爪6B11が設けられ、縦辺6B2には
前方のバルクヘッド6A1のメンバー係止用横棒6A1
6に係脱する爪6B11が設けられ、 c.中央のメンバー6Cは、アングル材などを用いて床
2Aに当接する下辺6C1と、前方の支持枠単体6Aの
後面及び後方の支持枠単体6Aの前面に当接する前後の
縦辺6C2と、上辺6C3で側面四角形状に構成され、
下辺6C1には支持枠起立用溝2B1の係止板2B12
に係脱する爪6C11が設けられ、前の縦辺6C2に
は、前方のバルクヘッド6A1のメンバー係止用横棒6
A16に係脱する爪6C21が設けられ、後の縦辺6C
2には、後方のバルクヘッド6A1のメンバー係止用横
棒6A16に係脱する爪6C21が設けられ、 d.後方のメンバー6Dは、アングル材などを用いて床
2Aに当接する下辺6D1と後方の支持枠単体6Aの後
面に当接する縦辺6D2を有する側面三角形状に構成さ
れ、下辺6D1には支持枠起立用溝2B1の係止板2B
12に係脱する爪6D11が設けられ、縦辺6D2には
後方のバルクヘッド6A1のメンバー係止用横棒6A1
6に係脱する爪6D11が設けられ、液体用バック7
は、支持枠単体6Aにおける前方のバルクヘッド6A1
と後方のバルクヘッド6A1との間に装着される寸法に
構成された平面方形の底面7Aと、底面に連設された筒
状の側壁7Bと、側壁の上辺に側面防水ファスナー7C
を介して連設された天井面7Dと、天井面の中央部に設
けられた中央防水ファスナー7Eと、中央防水ファスナ
ーの近傍に設けられた排気口7Fと、天井面7Dの周囲
と中央防水ファスナーの近傍に設けられた吊りフック7
Gと、側壁7Bの下端に設けた給排バルブ7Hから構成
され、カバー部8は、液体用バック7における天井面7
Dの面積とほぼ同一の面積を有するよう構成されたシー
ト8Aと、このシートに貨物自動車の進行方向と平行
で、かつ等間隔で添着された4本の縦テープ8Bと、縦
テープの両端に取付けられた牽引用フック8A1と、シ
ートに貨物自動車の進行方向と直交方向で、かつ等間隔
で添着された適数本の横方向の横テープ8Cから構成さ
れ、波消しバー部9は、適数本の波消しバー9Aから構
成され、波消しバーは角材状に構成され、牛乳などの液
体を充填した液体用バック7の上面にカバー部8を載
せ、このカバー部の上面に位置させた波消しバー9Aを
前方のバルクヘッド6A1と後方のバルクヘッド6A1
の波消しバー挿嵌用受溝6A14に液体用バックとカバ
ー部を押圧状態で装着した後、波消しバー抑え金物6A
15で上方から抑え、一致する調節穴Hと調節穴H1を
ピンPで連結するよう構成され、前方の支持枠単体6A
と後方の支持枠単体6A内に、補強シートHSを敷設し
た後、液体用バック7を入れて展張し、給排バルブ7H
部分より牛乳などを注入し、不要な内気を排気口7Fよ
り排出した後、チェンブロックなどを利用して各波消し
バーを押下げ、液体用バック7の上面を押圧した状態に
して、各波消しバーの両端を波消しバー抑え金物6A1
5で抑えて緊締し、カバー部8の牽引用フック8A1を
縦テープ貫通口6A17から外部に引出し、この牽引用
フックと荷台の床2Aにおけるバック固定用溝2B2の
係止環2B22とをチェンブロックCBを介在させて緊
締するよう構成した貨物自動車による牛乳などの液体の
輸送装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。1は第1発明の
貨物自動車による牛乳などの液体の輸送装置、11は第
2発明の貨物自動車による牛乳などの液体の輸送装置、
12は第3発明の貨物自動車による牛乳などの液体の輸
送装置である。そこで、第1発明の貨物自動車による牛
乳などの液体の輸送装置1は、貨物自動車2と、この貨
物自動車2における荷台の床2A上に配設された液体用
バック部3から構成されている。
【0012】液体用バック部3は、支持枠部3Aと液体
用バック3Bとカバー部3Cと波消しバー部3Dから構
成されている。 A.支持枠部3Aは、貨物自動車2における荷台の床2
A上に配設された当該貨物自動車の進行方向と直交状態
で平行に起立する前後の壁3A1と、貨物自動車の進行
方向と平行状態で起立する左右の壁3A2から構成され
ている。前後の壁3A1の上辺には所定間隔をもって波
消しバーを受ける正面上向きコ字状の切欠き3A11が
刻設され、この切欠きの近傍にカバー部3Cにおける牽
引用フック3C21の引出し口3A12が開口されてい
る。矢印イは進行方向である。 B.液体用バック3Bは、支持枠部3A内に装着される
寸法に構成された平面方形の底面3B1と、底面に連設
された筒状の側壁3B2と、側壁の上辺に側面防水ファ
スナー3B3を介して連設された天井面3B4と、天井
面の中央部に設けられた排気口3B5と、側壁の下端に
設けた給排バルブ3B6から構成されている。なお、こ
の液体用バック3Bは、折りたたみ自在に構成されてい
る。また、この給排バルブは支持枠部3Aの一部に開設
された開口部から外部に引き出されている。 C.カバー部3Cは、液体用バック3Bにおける天井面
の面積とほぼ同一の面積を有するよう構成されたシート
3C1と、このシートに貨物自動車の進行方向と平行
で、かつ等間隔で添着された適数本の縦方向の縦テープ
3C2と、これら各テープの両端に取付けられた牽引用
フック3C21と、シートに貨物自動車の進行方向と直
交方向で、かつ等間隔で添着された適数本の横方向の横
テープ3C3から構成されている。なお、この縦テープ
3C2,横テープ3C3は、通称ラシシグベルと呼ばれ
ているものである。 D.波消しバー部3Dは、支持枠部3Aのコ字状の切欠
き3A11の上方から挿入可能な寸法に構成された適数
本の角材状の波消しバー3D1で構成されている。
【0013】バック用支持枠4の組立固定状態は下記の
通りである。 1.支持枠部3A内に液体用バック3Bを装置する。 2.液体用バック3B内に給排バルブ3B6によって、
牛乳などの被輸送液を充填する。この場合、排気口3B
5は開放しておく。充填が終了したら、排気口から内気
を排気させ密閉する。 3.液体用バック部の上面にカバー部3Cを被せて、当
該カバー部における縦方向の縦テープ3C2の牽引用フ
ック3C21を、支持枠部3Aにおける牽引用フックの
引出し口3A12から引出し、貨物自動車2における荷
台の床2Aとの間で緊締状態にする。 4.角材状の波消しバー3D1の前後端部分を支持枠部
3Aのコ字状の切欠き3A11に上方から挿入し、カバ
ー部3Cを介して液体用バック部の上面から下方に押し
付け、その状態で当該波消しバーの両端と貨物自動車2
における荷台の床2Aとの間で緊締状態にする。
【0014】第2発明の貨物自動車による牛乳などの液
体の輸送装置11は、貨物自動車2と、この貨物自動車
2における荷台の床2A上に組立分解自在に配設された
液体用バック部4から構成されている。
【0015】貨物自動車2における荷台の床2Aの上面
には、当該貨物自動車の進行方向と平行に溝部2Bが埋
設状態で4本設けられている。溝部2Bは一方の支持枠
起立用溝2B1と、他方のバック固定用溝2B2と、こ
れら一方の支持枠起立用溝2B1と他方のバック固定用
溝2B2との間に貨物自動車の進行方向に所定間隔をも
って設けられた波消しバー固定用横棒2B3から構成さ
れている。 A.支持枠起立用溝2B1は、支持枠起立用溝本体2B
11とこの支持枠起立用溝本体に当該支持枠起立用溝本
体の長手方向と直交方向をもって取付けられた係止板2
B12から構成されている。 B.バック固定用溝2B2は、バック固定用溝本体2B
21とこのバック固定用溝本体内に移動自在に設けられ
た係止環2B22から構成されている。 C.波消しバー固定用横棒2B3は、荷台の床2Aに開
設した角穴内に横棒が張設されている。
【0016】液体用バック部4は、バック用支持枠5
と、このバック用支持枠内に収納される液体用バック7
と、カバー部8と、波消しバー部9から構成されてい
る。 A.バック用支持枠5は、貨物自動車の進行方向と直交
方向で床2Aの上面に液体用バック収納用間隔をもって
起立する一対の前方のバルクヘッド5Aと後方のバルク
ヘッド5Aと、前方のバルクヘッド5Aの前面に配設さ
れた前方のメンバー5Bと、後方のバルクヘッド5Aの
後面に配設された後方のメンバー5Cから構成されてい
る。 a.両バルクヘッド5Aは、正面横長の板状体5A1
と、この板状体の下面に所定間隔をもって設けられた係
止爪5A2と、板状体の下辺中央に刻設された逆U字状
の配管用切欠き5A3と、板状体5A1の上方部分に等
間隔をもって刻設された上向きコ字状の波消しバー挿嵌
用受溝5A4と、波消しバー挿嵌用受溝の縦辺に沿って
開設された調節穴Hと、波消しバー挿嵌用受溝に昇降自
在に嵌込まれ、かつ調節穴Hと対応する調節穴H1を有
する波消しバー抑え金物5A5と、波消しバー挿嵌用受
溝の下方に設けられたメンバー係止用横棒5A6と、波
消しバー挿嵌用受溝の側方に開設した縦テープ貫通口5
A7から構成されている。 b.前方のメンバー5Bは、アングル材などを用いて床
2Aに当接する下辺5B1と前方のバルクヘッド5Aの
前面に当接する縦辺5B2を有する側面三角形状に構成
され、下辺5B1には支持枠起立用溝2B1の係止板2
B12に係脱する爪5B11が設けられ、縦辺5B2に
は前方のバルクヘッド5Aのメンバー係止用横棒5A6
に係脱する爪5B11が設けられている。 c.後方のメンバー5Cは、アングル材などを用いて床
2Aに当接する下辺5C1と後方のバルクヘッド5Aの
後面に当接する縦辺5C2を有する側面三角形状に構成
され、下辺5C1には支持枠起立用溝2B1の係止板2
B12に係脱する爪5C11が設けられ、縦辺5C2に
は後方のバルクヘッド5Aのメンバー係止用横棒5A6
に係脱する爪5C11が設けられている。
【0017】B.液体用バック7は、バック用支持枠5
における前方のバルクヘッド5Aと後方のバルクヘッド
5Aとの間に装着される寸法に構成された平面方形の底
面7Aと、底面に連設された筒状の側壁7Bと、側壁の
上辺に側面防水ファスナー7Cを介して連設された天井
面7Dと、天井面の中央部に設けられた中央防水ファス
ナー7Eと、中央防水ファスナーの近傍に設けられた排
気口7Fと、天井面の周囲と中央防水ファスナーの近傍
に設けられた吊りフック7Gと、側壁7Bの下端に設け
た給排バルブ7Hから構成されている。なお、液体用バ
ック7は折りたたみ自在に構成され、また、この給排バ
ルブはバルクヘッドの一部に開設された開口部から外部
に引き出されている。 C.カバー部8は、液体用バック7における天井面7D
の面積とほぼ同一の面積を有するよう構成されたシート
8Aと、このシートに貨物自動車の進行方向と平行で、
かつ等間隔で添着された4本の縦テープ8Bと、縦テー
プの両端に取付けられた牽引用フック8A1と、シート
に貨物自動車の進行方向と直交方向で、かつ等間隔で添
着された適数本の横方向の横テープ8Cから構成されて
いる。なお、縦テープ8B,横テープ8Cは、通称ラシ
シグベルと呼ばれているものである。 D.波消しバー部9は、適数本の波消しバー9Aから構
成され、波消しバーは角材状に構成されている。牛乳な
どの液体を充填した液体用バック7の上面にカバー部8
を載せ、このカバー部の上面に位置させた波消しバー9
Aを、前方のバルクヘッド5Aと後方のバルクヘッド5
Aの波消しバー挿嵌用受溝5A4に上方から液体用バッ
クとカバー部を押圧状態で装着した後、波消しバー抑え
金物5A5で上方から抑え、一致する調節穴Hと調節穴
H1をピンPで連結するよう構成されている。
【0018】貨物自動車2における荷台に対するバック
用支持枠5の取付け状態を下記のように構成することが
できる。(図9,10,11参照) バック用支持枠5を構成する前方のバルクヘッド5Aと
後方のバルクヘッド5Aにおける係止爪5A2に代え
て、両バルクヘッドの下辺に所定間隔をもって上下に進
退する係止金具5A8を設けると共に、両バルクヘッド
の縦辺に所定間隔をもって内外に進退する係止金具5A
9を設ける。また、溝部2Bにおける一方の支持枠起立
用溝2B1に代えて、荷台の床2Aの上面と側壁2A1
の内面に前方のバルクヘッド5Aと後方のバルクヘッド
5Aにおける係止金具5A8と係止金具5A9が係脱す
る受穴5B4を設ける。そこで、前方のバルクヘッド5
Aと後方のバルクヘッド5Aを、貨物自動車2における
荷台に当該貨物自動車の進行方向と直交方向に起立さ
せ、係止金具5A8と係止金具5A9を受穴5B4に挿
入固定することでバック用支持枠5を形成することがで
きる。また、係止金具を受穴から引抜くことでバック用
支持枠を分解することができる。この場合、バック用支
持枠5における波消しバー挿嵌用受溝5A4、波消しバ
ー抑え金物5A5、メンバー係止用横棒5A6、縦テー
プ貫通口5A7などの構成は変更ない。また、貨物自動
車2における荷台におけるバック固定用溝2B2、波消
しバー固定用横棒2B3などの構成は変更ない。
【0019】バック用支持枠5の組立固定状態は下記の
通りである。一対の前方のバルクヘッド5Aと後方のバ
ルクヘッド5Aを、貨物自動車2における荷台の床2A
における支持枠起立用溝2B1を利用して起立させて、
バック用支持枠5を得る。この場合、前方のバルクヘッ
ド5Aの前面と支持枠起立用溝2B1とを前方のメンバ
ー5Bで連結し、また、後方のバルクヘッド5Aの後面
と支持枠起立用溝2B1とを後方のメンバー5Cで連結
する。
【0020】液体用バック7の組立状態と牛乳などの注
入状態は下記の通りである。 1.バック用支持枠5内に補強シートHSを敷設した
後、液体用バック7を入れて展張する。この結果、液体
用バック7の前後面はバック用支持枠5に接触し、左右
面は貨物自動車2における荷台の側壁2A1に接触した
状態になる。 2.前方のバック用支持枠5と後方のバック用支持枠5
内に、波消しバー9Aを掛架した後、液体用バック7の
吊りフック7Gを波消しバーに係止して吊り下げた状態
にする。 3.給排バルブ7H部分より牛乳などを注入し、不要な
内気を排気口7Fより排出した後、図17の如くチェン
ブロックCBなどを利用して各波消しバーを押下げ、液
体用バック7の上面を押圧した状態にして、図19の如
く各波消しバーの両端をピンPで固定された波消しバー
抑え金物5A5で抑えて緊締する。なお、牛乳などの注
入は、中央防水ファスナー7Eを開いて入れることもで
きる。 4.カバー部8の牽引用フック8A1を縦テープ貫通口
5A7から外部に引き出し、この牽引用フックと荷台の
床2Aにおけるバック固定用溝2B2の係止環2B22
とをチェンブロックCBを介在させて緊締する。
【0021】第3発明の貨物自動車による牛乳などの液
体の輸送装置12は、貨物自動車2と、この貨物自動車
2における荷台の床2A上に組立分解自在に配設された
液体用バック部41から構成されている。
【0022】貨物自動車2における荷台の床2Aの上面
には、当該貨物自動車の進行方向と平行に溝部2Bが埋
設状態で4本設けられている。溝部2Bは一方の支持枠
起立用溝2B1と、他方のバック固定用溝2B2と、こ
れら一方の支持枠起立用溝2B1と他方のバック固定用
溝2B2との間に貨物自動車の進行方向に所定間隔をも
って設けられた波消しバー固定用横棒2B3から構成さ
れている。 A.支持枠起立用溝2B1は、支持枠起立用溝本体2B
11とこの支持枠起立用溝本体に当該支持枠起立用溝本
体の長手方向と直交方向をもって取付けられた係止板2
B12から構成されている。 B.バック固定用溝2B2は、バック固定用溝本体2B
21とこのバック固定用溝本体内に移動自在に設けられ
た係止環2B22から構成されている。
【0023】液体用バック部41は、バック用支持枠6
と、このバック用支持枠内に収納される液体用バック7
と、カバー部8と、波消しバー部9から構成されてい
る。 A.バック用支持枠6は、前方の支持枠単体6Aと後方
の支持枠単体6Aと、前方の支持枠単体6Aの前面に配
設された前方のメンバー6Bと、前方の支持枠単体6A
と後方の支持枠単体6Aの間に配設された中央のメンバ
ー6Cと、後方の支持枠単体6Aの後面に配設された後
方のメンバー6Dから構成されている。 a.前方の支持枠単体6Aと後方の支持枠単体6Aは、
それぞれ貨物自動車の進行方向と直交方向で床2Aの上
面に液体用バック収納用間隔をもって起立する一対の前
方のバルクヘッド6A1と後方のバルクヘッド6A1か
ら構成されている。 イ.両バルクヘッド6A1は、正面横長の板状体6A1
1と、この板状体の下面に所定間隔をもって設けられた
係止爪6A12と、板状体の下辺中央に刻設された逆U
字状の配管用切欠き6A13と、板状体6A11の上方
部分に等間隔をもって刻設された上向きコ字状の波消し
バー挿嵌用受溝6A14と、波消しバー挿嵌用受溝の縦
辺に沿って開設された調節穴Hと、波消しバー挿嵌用受
溝に昇降自在に嵌込まれ、かつ調節穴Hと対応する調節
穴H1を有する波消しバー抑え金物6A15と、波消し
バー挿嵌用受溝の下方に設けられたメンバー係止用横棒
6A16と、波消しバー挿嵌用受溝の側方に開設した縦
テープ貫通口6A17から構成されている。 b.前方のメンバー6Bは、アングル材などを用いて床
2Aに当接する下辺6B1と前方の支持枠単体6Aの前
面に当接する縦辺6B2を有する側面三角形状に構成さ
れ、下辺6B1には支持枠起立用溝2B1の係止板2B
12に係脱する爪6B11が設けられ、縦辺6B2には
前方のバルクヘッド6A1のメンバー係止用横棒6A1
6に係脱する爪6B11が設けられている。 c.中央のメンバー6Cは、アングル材などを用いて床
2Aに当接する下辺6C1と、前方の支持枠単体6Aの
後面及び後方の支持枠単体6Aの前面に当接する前後の
縦辺6C2と、上辺6C3で側面四角形状に構成され、
下辺6C1には支持枠起立用溝2B1の係止板2B12
に係脱する爪6C11が設けられ、前の縦辺6C2に
は、前方のバルクヘッド6A1のメンバー係止用横棒6
A16に係脱する爪6C21が設けられ、後の縦辺6C
2には、後方のバルクヘッド6A1のメンバー係止用横
棒6A16に係脱する爪6C21が設けられている。 d.後方のメンバー6Dは、アングル材などを用いて床
2Aに当接する下辺6D1と後方の支持枠単体6Aの後
面に当接する縦辺6D2を有する側面三角形状に構成さ
れ、下辺6D1には支持枠起立用溝2B1の係止板2B
12に係脱する爪6D11が設けられ、縦辺6D2には
後方のバルクヘッド6A1のメンバー係止用横棒6A1
6に係脱する爪6D11が設けられている。
【0024】B.液体用バック7は、支持枠単体6Aに
おける前方のバルクヘッド6A1と後方のバルクヘッド
6A1との間に装着される寸法に構成された平面方形の
底面7Aと、底面に連設された筒状の側壁7Bと、側壁
の上辺に側面防水ファスナー7Cを介して連設された天
井面7Dと、天井面の中央部に設けられた中央防水ファ
スナー7Eと、中央防水ファスナーの近傍に設けられた
排気口7Fと、天井面7Dの周囲と中央防水ファスナー
の近傍に設けられた吊りフック7Gと、側壁7Bの下端
に設けた給排バルブ7Hから構成されている。なお、液
体用バック7は、折りたたみ自在に構成されている。ま
た、この給排バルブはバルクヘッドの一部に開設された
開口部から外部に引き出されている。 C.カバー部8は、液体用バック7における天井面7D
の面積とほぼ同一の面積を有するよう構成されたシート
8Aと、このシートに貨物自動車の進行方向と平行で、
かつ等間隔で添着された4本の縦テープ8Bと、縦テー
プの両端に取付けられた牽引用フック8A1と、シート
に貨物自動車の進行方向と直交方向で、かつ等間隔で添
着された適数本の横方向の横テープ8Cから構成されて
いる。なお、縦テープ8B,横テープ8Cは、通称ラシ
シグベルと呼ばれているものである。
【0025】D.波消しバー部9は、適数本の波消しバ
ー9Aから構成され、波消しバーは角材状に構成されて
いる。牛乳などの液体を充填した液体用バック7の上面
にカバー部8を載せ、このカバー部の上面に位置させた
波消しバー9Aを前方のバルクヘッド6A1と後方のバ
ルクヘッド6A1の波消しバー挿嵌用受溝6A14に液
体用バックとカバー部を押圧状態で装着した後、波消し
バー抑え金物6A15で上方から抑え、一致する調節穴
Hと調節穴H1をピンPで連結するよう構成されてい
る。
【0026】バック用支持枠8の組立固定状態は下記の
通りである。 1.一対の前方のバルクヘッド6A1と後方のバルクヘ
ッド6A1を、貨物自動車2における荷台の床2Aにお
ける支持枠起立用溝2B1を利用して起立させて、前方
の支持枠単体6Aと後方の支持枠単体6Aを得る。 2.前方の支持枠単体6Aの前面と支持枠起立用溝2B
1とを前方のメンバー6Bで連結する。 3.前方の支持枠単体6A及び後方の支持枠単体6Aと
支持枠起立用溝2B1とを中央のメンバー6Cで連結す
る。 4.後方の支持枠単体6Aの後面と支持枠起立用溝2B
1とを後方のメンバー6Dで連結する。
【0027】液体用バック7の組立状態と牛乳などの注
入状態は下記の通りである。 1.前方の支持枠単体6Aと後方の支持枠単体6A内
に、補強シートHSを敷設した後、液体用バック7を入
れて展張する。 2.前方の支持枠単体6Aと後方の支持枠単体6A内
に、波消しバー9Aを掛架した後、液体用バック7の吊
りフック7Gを波消しバーに係止して吊り下げた状態に
する。 3.給排バルブ7H部分より牛乳などを注入し、不要な
内気を排気口7Fより排出した後、図36の如くチェン
ブロックCBなどを利用して各波消しバーを押下げ、液
体用バック7の上面を押圧した状態にして、図38の如
く各波消しバーの両端をピンPで固定された波消しバー
抑え金物6A15で抑えて緊締する。なお、牛乳などの
注入は、中央防水ファスナー7Eを開いて入れることも
できる。 4.カバー部8の牽引用フック8A1を縦テープ貫通口
6A17から外部に引出し、この牽引用フックと荷台の
床2Aにおけるバック固定用溝2B2の係止環2B22
とをチェンブロックCBを介在させて緊締する。
【0028】
【実施例】以上は、貨物自動車をバン型車を例に説明し
たが、海上コンテナ、平ボディー等々における床に、本
発明のものを設置できることは当然である。また、これ
ら貨物自動車は図示は略するが、必要に応じて冷凍機を
備えたものとなる。液体用バックの左右側面は、荷台の
左右側面の内側に当接状態で支持された状態となる。
(特に第2,第3発明の場合) 牛乳のほかに、サラダ油、食用油、醤油、ヤシ油、ラー
ド、アルコールなど振動を嫌う液体などに特に有効であ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.液体の流動波立がないので運転が非常に楽にでき
る。これまでのローリーなどは液体の流動の反動で運転
が大変であったが、ほぼ完全に流動性を抑えることがで
きたので問題を解決できた。タンクローリーやドラム缶
などの液体の容器などがあるが、液体の流動を止めると
いうことは大変である。しかし、本発明では波消しバ
ー,カバー部でほぼ完全に静止させることができた。よ
って、牛乳などのバター化現象などの症状を変えること
ができるようになった。 A.液体用バック内に収納された牛乳などの液体10の
下面部分10Aは貨物自動車における荷台の床で抑えら
れ、側壁部分10Bは支持枠部あるいは荷台の側壁部で
抑えられ、かつ、上面部分10Cは貨物自動車の進行方
向と平行な波消しバー部で上方から押えられるので、貨
物自動車の進行方向と直交方向からみて緩やかな下向き
U字状の湾曲面10C1が形成され、さらに、この牛乳
などの液体10の上面部分10Cは、カバー部における
縦テープと横テープで上方から押えられるので、貨物自
動車の進行方向と平行方向からみて緩やかな下向きU字
状の湾曲面10C2が形成されることになる。 B.この結果、貨物自動車の進行に際してのブレーキ操
作,カーブ走行等に起因する複雑な振動から牛乳などの
液体10を守ることができる。このことは、例えば牛乳
ではバター化を防止することになる。また、牛乳などの
液体10に振動が発生することがないから、貨物自動車
の進行に際して、これら振動の影響を受けないので、安
全な運転に大いに資することができる。 2.液体用バックは上述のように構成されているから、 A.防水ファスナーを使用することで完全に液体を漏ら
すことなく密封することができ、金具類を一切使用せず
防水ファスナーを締めるだけで液体のタンクを構成する
ことができる。 B.形状が立方体状であるから容積の無駄が少ない。し
かも、1トンから11トンまで自由に作ることができる
ので、輸送ロッドにあった大きさにすることが可能とな
った。 C.バルブ1個で注排水が可能で、簡単に組立分解収納
ができる。 D.防水ファスナーを開くことで洗浄等の作業を簡単か
つ短時間に行うことができる。 E.折りたたみ方式なので組立分解作業が速く楽になっ
た。しかも、折りたたんだ後は車両の工具箱などに楽に
収納できる。 3.第2発明の場合、液体用バック部4は、バック用支
持枠5と、このバック用支持枠内に収納される液体用バ
ック7と、カバー部8と、波消しバー部9から構成され
ているから、輸送を所望する牛乳などの液体を積み、帰
りにはこれらを分解して積載用スペースを作り、この部
分に他の輸送を所望する物品を積み輸送することができ
る。 4.第3発明の場合、液体用バック部41は、バック用
支持枠6と、このバック用支持枠内に収納される液体用
バック7と、カバー部8と、波消しバー部9から構成さ
れているから、輸送を所望する牛乳などの液体を積み、
帰りにはこれらを分解して積載用スペースを作り、この
部分に他の輸送を所望する物品を積み輸送することがで
きる。 5.交通渋滞の緩和、窒素酸化物の排出の抑制など環境
に対しても大いに貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の分解斜視図である。
【図2】使用状態の平面図である。
【図3】A−A線における要部拡大断面図である。
【図4】B−B線における要部拡大断面図である。
【図5】第2発明のものの使用状態の1部を切欠いた斜
視図である。
【図6】使用状態の1部を切欠いた斜視図である。
【図7】貨物自動車における荷台の床の要部拡大斜視図
である。
【図8】バルクヘッドと前方と後方のメンバーなどの関
係を説明する分解斜視図である。
【図9】バルクヘッドの他の実施例の斜視図である。
【図10】同上の要部拡大図である。
【図11】荷台の他の実施例の要部拡大斜視図である。
【図12】液体用バックとカバー部の分解斜視図であ
る。
【図13】液体用バックにおける排気口の拡大斜視図で
ある。
【図14】バック用支持枠に液体用バックを装着した状
態の平面図である。
【図15】C−C線における要部拡大断面図である。
【図16】D−D線における要部拡大断面図である。
【図17】波消しバーの固定前の締付け状態を説明する
要部拡大断面図である。
【図18】縦テープなどの固定状態を説明する要部拡大
断面図である。
【図19】E−E線における波消しバーの最終固定状態
を示す断面図である。
【図20】バック用支持枠に液体用バックを装着する状
態を説明する断面図である。
【図21】バック用支持枠に液体用バックを装着する状
態を説明する断面図である。
【図22】液体用バックに牛乳などを注入する状態を説
明する断面図である。
【図23】液体用バックに牛乳などを注入後、カバーを
被せる状態を説明する断面図である。
【図24】液体用バックと波消しバーの関係を中心に見
た断面図である。
【図25】第3発明のものの使用状態の1部を切欠いた
斜視図である。
【図26】使用状態の1部を切欠いた斜視図である。
【図27】使用状態の1部を切欠いた斜視図である。
【図28】貨物自動車における荷台の床の要部拡大斜視
図である。
【図29】バルクヘッドと前方のメンバーなどの関係を
説明する分解斜視図である。
【図30】バルクヘッドと後方のメンバーなどの関係を
説明する分解斜視図である。
【図31】液体用バックとカバー部の分解斜視図であ
る。
【図32】液体用バックにおける排気口の拡大斜視図で
ある。
【図33】バック用支持枠に液体用バックを装着した状
態の平面図である。
【図34】F−F線における要部拡大断面図である。
【図35】G−G線における要部拡大断面図である。
【図36】波消しバーの固定前の締付け状態を説明する
要部拡大断面図である。
【図37】縦テープなどの固定状態を説明する要部拡大
断面図である。
【図38】H−H線における波消しバーの最終固定状態
を示す断面図である。
【図39】バック用支持枠に液体用バックを装着する状
態を説明する断面図である。
【図40】バック用支持枠に液体用バックを装着する状
態を説明する断面図である。
【図41】液体用バックに牛乳などを注入する状態を説
明する断面図である。
【図42】液体用バックに牛乳などを注入後、カバーを
被せる状態を説明する断面図である。
【図43】液体用バックと波消しバーの関係を中心に見
た断面図である。
【符号の説明】
1 第1発明の貨物自動車による牛乳などの液体の輸送
装置 2 貨物自動車 3 液体用バック部 3A 支持枠部 3B 液体用バック部 3C カバー部 3D 波消しバー部 11 第2発明の貨物自動車による牛乳などの液体の輸
送装置 4 液体用バック部 5 バック用支持枠 7 液体用バック 8 カバー部 9 波消しバー部 12 第3発明の貨物自動車による牛乳などの液体の輸
送装置 41 液体用バック部 6 バック用支持枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−17773(JP,A) 特開 平10−35778(JP,A) 特開 昭48−23122(JP,A) 実開 平2−124888(JP,U) 実開 昭50−117407(JP,U) 実開 昭58−167255(JP,U) 特公 昭40−8483(JP,B1) 実公 昭48−14281(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 88/00 - 90/66 B60P 3/00 B60P 3/20 - 3/22

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貨物自動車(2)と、この貨物自動車に
    おける荷台の床(2A)上に配設された液体用バック部
    (3)から構成され、液体用バック部(3)は、支持枠
    部(3A)と液体用バック(3B)とカバー部(3C)
    と波消しバー部(3D)から構成され、 支持枠部(3A)は、荷台の床(2A)上に配設された
    貨物自動車の進行方向と直交状態で平行に起立する前後
    の壁(3A1)と、貨物自動車の進行方向と平行状態で
    起立する左右の壁(3A2)から構成され、 液体用バック(3B)は、支持枠部(3A)内に装着さ
    れる寸法に構成され、 カバー部(3C)は、液体用バック(3B)における天
    井面の面積とほぼ同一の面積を有するよう構成されたシ
    ート(3C1)と、このシートに貨物自動車の進行方向
    と平行で、かつ等間隔で添着された適数本の縦方向の縦
    テープ(3C2)と、これら各テープの両端に取付けら
    れた牽引用フック(3C21)と、シートに貨物自動車
    の進行方向と直交方向で、かつ等間隔で添着された適数
    本の横方向の横テープ(3C3)から構成され、 波消しバー部(3D)は、支持枠部(3A)のコ字状の
    切欠き(3A11)の上方から挿入可能な寸法に構成さ
    れた適数本の角材状の波消しバー(3D1)で構成さ
    れ、 液体用バック部の上面にカバー部(3C)を被せて、当
    該カバー部における縦方向の縦テープ(3C2)の牽引
    用フック(3C21)を、支持枠部(3A)における牽
    引用フックの引出し口(3A12)から引出し、貨物自
    動車(2)における荷台の床(2A)との間で緊締状態
    にし、 角材状の波消しバー(3D1)の前後端部分を支持枠部
    (3A)のコ字状の切欠き(3A11)に上方から挿入
    し、カバー部(3C)を介して液体用バック部の上面か
    ら下方に押し付け、その状態で当該波消しバーの両端と
    貨物自動車(2)における荷台の床(2A)との間で緊
    締状態にするよう構成されていることを特徴とする貨物
    自動車による牛乳などの液体の輸送装置。
  2. 【請求項2】 貨物自動車(2)と、この貨物自動車に
    おける荷台の床(2A)上に配設された液体用バック部
    (3)から構成され、液体用バック部(3)は、支持枠
    部(3A)と液体用バック(3B)とカバー部(3C)
    と波消しバー部(3D)から構成され、 支持枠部(3A)は、荷台の床(2A)上に配設された
    貨物自動車の進行方向と直交状態で平行に起立する前後
    の壁(3A1)と、貨物自動車の進行方向と平行状態で
    起立する左右の壁(3A2)から構成され、 前後の壁(3A1)の上辺には所定間隔をもって波消し
    バーを受ける正面上向きコ字状の切欠き(3A11)が
    刻設され、この切欠きの近傍にカバー部(3C)におけ
    る牽引用フック(3C21)の引出し口(3A12)が
    開口され、 液体用バック(3B)は、支持枠部(3A)内に装着さ
    れる寸法に構成された平面方形の底面(3B1)と、底
    面に連設された筒状の側壁(3B2)と、側壁の上辺に
    側面ファスナー(3B3)を介して連設された天井面
    (3B4)と、天井面の中央部に設けられた排気口(3
    B5)と、側壁の下端に設けた給排バルブ(3B6)か
    ら構成され、 カバー部(3C)は、液体用バック(3B)における天
    井面の面積とほぼ同一の面積を有するよう構成されたシ
    ート(3C1)と、このシートに貨物自動車の進行方向
    と平行で、かつ等間隔で添着された適数本の縦方向の縦
    テープ(3C2)と、これら各テープの両端に取付けら
    れた牽引用フック(3C21)と、シートに貨物自動車
    の進行方向と直交方向で、かつ等間隔で添着された適数
    本の横方向の横テープ(3C3)から構成され、 波消しバー部(3D)は、支持枠部(3A)のコ字状の
    切欠き(3A11)の上方から挿入可能な寸法に構成さ
    れた適数本の角材状の波消しバー(3D1)で構成さ
    れ、 液体用バック部の上面にカバー部(3C)を被せて、当
    該カバー部における縦方向の縦テープ(3C2)の牽引
    用フック(3C21)を、支持枠部(3A)における牽
    引用フックの引出し口(3A12)から引出し、貨物自
    動車(2)における荷台の床(2A)との間で緊締状態
    にし、 角材状の波消しバー(3D1)の前後端部分を支持枠部
    (3A)のコ字状の切欠き(3A11)に上方から挿入
    し、カバー部(3C)を介して液体用バック部の上面か
    ら下方に押し付け、その状態で当該波消しバーの両端と
    貨物自動車(2)における荷台の床(2A)との間で緊
    締状態にするよう構成されていることを特徴とする貨物
    自動車による牛乳などの液体の輸送装置。
  3. 【請求項3】 貨物自動車(2)と、この貨物自動車
    (2)における荷台の床(2A)上に組立分解自在に配
    設された液体用バック部(4)から構成され、貨物自動
    車(2)における荷台の床(2A)の上面には、当該貨
    物自動車の進行方向と平行に溝部(2B)が設けられ、
    溝部(2B)は一方の支持枠起立用溝(2B1)と、他
    方のバック固定用溝(2B2)と、これら一方の支持枠
    起立用溝(2B1)と他方のバック固定用溝(2B2)
    との間に貨物自動車の進行方向に所定間隔をもって設け
    られた波消しバー固定用横棒(2B3)から構成され、 支持枠起立用溝(2B1)には、係止板(2B12)が
    設けられ、バック固定用溝(2B2)には、係止環(2
    B22)が設けられ、 液体用バック部(4)は、バック用支持枠(5)と、こ
    のバック用支持枠内に収納される液体用バック(7)
    と、カバー部(8)と、波消しバー部(9)から構成さ
    れ、 バック用支持枠(5)は、貨物自動車の進行方向と直交
    方向で床(2A)の上面に液体用バック収納用間隔をも
    って起立する一対の前方のバルクヘッド(5A)と後方
    のバルクヘッド(5A)と、前方のバルクヘッド(5
    A)の前面に配設された前方のメンバー(5B)と、後
    方のバルクヘッド(5A)の後面に配設された後方のメ
    ンバー(5C)から構成され、両バルクヘッド(5A)
    は、正面横長の板状体(5A1)と、この板状体の下面
    に所定間隔をもって設けられた係止爪(5A2)と、板
    状体の下辺中央に刻設された逆U字状の配管用切欠き
    (5A3)と、板状体(5A1)の上方部分に等間隔を
    もって刻設された上向きコ字状の波消しバー挿嵌用受溝
    (5A4)と、波消しバー挿嵌用受溝に昇降自在に嵌込
    まれた波消しバー抑え金物(5A5)と、波消しバー挿
    嵌用受溝の下方に設けられたメンバー係止用横棒(5A
    6)と、波消しバー挿嵌用受溝の側方に開設した縦テー
    プ貫通口(5A7)から構成され、前方のメンバー(5
    B)は側面三角形状に構成され、下辺(5B1)には支
    持枠起立用溝(2B1)の係止板(2B12)に係脱す
    る爪(5B11)が設けられ、縦辺(5B2)には前方
    のバルクヘッド(5A)のメンバー係止用横棒(5A
    6)に係脱する爪(5B11)が設けられ、後方のメン
    バー(5C)は側面三角形状に構成され、下辺(5C
    1)には支持枠起立用溝(2B1)の係止板(2B1
    2)に係脱する爪(5C11)が設けられ、縦辺(5C
    2)には後方のバルクヘッド(5A)のメンバー係止用
    横棒(5A6)に係脱する爪(5C11)が設けられ、 液体用バック(7)は、バック用支持枠(5)における
    前方のバルクヘッド(5A)と後方のバルクヘッド(5
    A)との間に装着される寸法に構成された平面方形の底
    面(7A)と、底面に連設された筒状の側壁(7B)
    と、側壁の上辺に側面防水ファスナー(7C)を介して
    連設された天井面(7D)と、天井面の中央部に設けら
    れた中央防水ファスナー(7E)と、中央防水ファスナ
    ーの近傍に設けられた排気口(7F)と、側壁(7B)
    の下端に設けた給排バルブ(7H)から構成され、 カバー部(8)は、液体用バック(7)における天井面
    (7D)の面積とほぼ同一の面積を有するよう構成され
    たシート(8A)と、このシートに貨物自動車の進行方
    向と平行で、かつ等間隔で添着された適数本の縦テープ
    (8B)と、シートに貨物自動車の進行方向と直交方向
    で、かつ等間隔で添着された適数本の横方向の横テープ
    (8C)から構成され、 波消しバー部(9)は、適数本の波消しバー(9A)か
    ら構成され、波消しバーは角材状に構成され、牛乳など
    の液体を充填した液体用バック(7)の上面にカバー部
    (8)を載せ、このカバー部の上面に位置させた波消し
    バー(9A)を、前方のバルクヘッド(5A)と後方の
    バルクヘッド(5A)の波消しバー挿嵌用受溝(5A
    4)に上方から液体用バックとカバー部を押圧状態で装
    着した後、波消しバー抑え金物(5A5)で上方から抑
    えるよう構成され、 バック用支持枠(5)内に液体用バック(7)を入れて
    展張し、給排バルブ(7H)部分より牛乳などを注入
    し、不要な内気を排気口(7F)より排出した後、各波
    消しバーを押下げ、液体用バック(7)の上面を押圧し
    た状態にして、各波消しバーの両端を波消しバー抑え金
    物(5A5)で抑えて緊締し、カバー部(8)の牽引用
    フック(8A1)を縦テープ貫通口(5A7)から外部
    に引き出し、この牽引用フックと荷台の床(2A)にお
    けるバック固定用溝(2B2)の係止環(2B22)と
    を緊締するよう構成したことを特徴とする貨物自動車に
    よる牛乳などの液体の輸送装置。
  4. 【請求項4】 貨物自動車(2)と、この貨物自動車
    (2)における荷台の床(2A)上に組立分解自在に配
    設された液体用バック部(4)から構成され、貨物自動
    車(2)における荷台の床(2A)の上面には、当該貨
    物自動車の進行方向と平行に溝部(2B)が埋設状態で
    4本設けられ、溝部(2B)は一方の支持枠起立用溝
    (2B1)と、他方のバック固定用溝(2B2)と、こ
    れら一方の支持枠起立用溝(2B1)と他方のバック固
    定用溝(2B2)との間に貨物自動車の進行方向に所定
    間隔をもって設けられた波消しバー固定用横棒(2B
    3)から構成され、 支持枠起立用溝(2B1)は、支持枠起立用溝本体(2
    B11)とこの支持枠起立用溝本体に当該支持枠起立用
    溝本体の長手方向と直交方向をもって取付けられた係止
    板(2B12)から構成され、バック固定用溝(2B
    2)は、バック固定用溝本体(2B21)とこのバック
    固定用溝本体内に移動自在に設けられた係止環(2B2
    2)から構成され、 波消しバー固定用横棒(2B3)は、荷台の床(2A)
    に開設した角穴内に横棒が張設され、 液体用バック部(4)は、バック用支持枠(5)と、こ
    のバック用支持枠内に収納される液体用バック(7)
    と、カバー部(8)と、波消しバー部(9)から構成さ
    れ、 バック用支持枠(5)は、貨物自動車の進行方向と直交
    方向で床(2A)の上面に液体用バック収納用間隔をも
    って起立する一対の前方のバルクヘッド(5A)と後方
    のバルクヘッド(5A)と、前方のバルクヘッド(5
    A)の前面に配設された前方のメンバー(5B)と、後
    方のバルクヘッド(5A)の後面に配設された後方のメ
    ンバー(5C)から構成され、両バルクヘッド(5A)
    は、正面横長の板状体(5A1)と、この板状体の下面
    に所定間隔をもって設けられた係止爪(5A2)と、板
    状体の下辺中央に刻設された逆U字状の配管用切欠き
    (5A3)と、板状体(5A1)の上方部分に等間隔を
    もって刻設された上向きコ字状の波消しバー挿嵌用受溝
    (5A4)と、波消しバー挿嵌用受溝の縦辺に沿って開
    設された調節穴(H)と、波消しバー挿嵌用受溝に昇降
    自在に嵌込まれ、かつ調節穴(H)と対応する調節穴
    (H1)を有する波消しバー抑え金物(5A5)と、波
    消しバー挿嵌用受溝の下方に設けられたメンバー係止用
    横棒(5A6)と、波消しバー挿嵌用受溝の側方に開設
    した縦テープ貫通口(5A7)から構成され、前方のメ
    ンバー(5B)は、アングル材などを用いて床(2A)
    に当接する下辺(5B1)と前方のバルクヘッド(5
    A)の前面に当接する縦辺(5B2)を有する側面三角
    形状に構成され、下辺(5B1)には支持枠起立用溝
    (2B1)の係止板(2B12)に係脱する爪(5B1
    1)が設けられ、縦辺(5B2)には前方のバルクヘッ
    ド(5A)のメンバー係止用横棒(5A6)に係脱する
    爪(5B11)が設けられ、後方のメンバー(5C)
    は、アングル材などを用いて床(2A)に当接する下辺
    (5C1)と後方のバルクヘッド(5A)の後面に当接
    する縦辺(5C2)を有する側面三角形状に構成され、
    下辺(5C1)には支持枠起立用溝(2B1)の係止板
    (2B12)に係脱する爪(5C11)が設けられ、縦
    辺(5C2)には後方のバルクヘッド(5A)のメンバ
    ー係止用横棒(5A6)に係脱する爪(5C11)が設
    けられ、 液体用バック(7)は、バック用支持枠(5)における
    前方のバルクヘッド(5A)と後方のバルクヘッド(5
    A)との間に装着される寸法に構成された平面方形の底
    面(7A)と、底面に連設された筒状の側壁(7B)
    と、側壁の上辺に側面防水ファスナー(7C)を介して
    連設された天井面(7D)と、天井面の中央部に設けら
    れた中央防水ファスナー(7E)と、中央防水ファスナ
    ーの近傍に設けられた排気口(7F)と、天井面の周囲
    と中央防水ファスナーの近傍に設けられた吊りフック
    (7G)と、側壁(7B)の下端に設けた給排バルブ
    (7H)から構成され、 カバー部(8)は、液体用バック(7)における天井面
    (7D)の面積とほぼ同一の面積を有するよう構成され
    たシート(8A)と、このシートに貨物自動車の進行方
    向と平行で、かつ等間隔で添着された4本の縦テープ
    (8B)と、縦テープの両端に取付けられた牽引用フッ
    ク(8A1)と、シートに貨物自動車の進行方向と直交
    方向で、かつ等間隔で添着された適数本の横方向の横テ
    ープ(8C)から構成され、 波消しバー部(9)は、適数本の波消しバー(9A)か
    ら構成され、波消しバーは角材状に構成され、牛乳など
    の液体を充填した液体用バック(7)の上面にカバー部
    (8)を載せ、このカバー部の上面に位置させた波消し
    バー(9A)を、前方のバルクヘッド(5A)と後方の
    バルクヘッド(5A)の波消しバー挿嵌用受溝(5A
    4)に上方から液体用バックとカバー部を押圧状態で装
    着した後、波消しバー抑え金物(5A5)で上方から抑
    え、一致する調節穴(H)と調節穴(H1)をピン
    (P)で連結するよう構成され、 バック用支持枠(5)内に補強シート(HS)を敷設し
    た後、液体用バック(7)を入れて展張し、給排バルブ
    (7H)部分より牛乳などを注入し、不要な内気を排気
    口(7F)より排出した後、各波消しバーを押下げ、液
    体用バック(7)の上面を押圧した状態にして、各波消
    しバーの両端を波消しバー抑え金物(5A5)で抑えて
    緊締し、カバー部(8)の牽引用フック(8A1)を縦
    テープ貫通口(5A7)から外部に引き出し、この牽引
    用フックと荷台の床(2A)におけるバック固定用溝
    (2B2)の係止環(2B22)とをチェンブロック
    (CB)を介在させて緊締するよう構成したことを特徴
    とする貨物自動車による牛乳などの液体の輸送装置。
  5. 【請求項5】 バック用支持枠(5)は、当該バック用
    支持枠(5)を構成する前方のバルクヘッド(5A)と
    後方のバルクヘッド(5A)における係止爪(5A2)
    に代えて、両バルクヘッドの下辺に所定間隔をもって上
    下に進退する係止金具(5A8)を設けると共に、両バ
    ルクヘッドの縦辺に所定間隔をもって内外に進退する係
    止金具(5A9)を設け、溝部(2B)における一方の
    支持枠起立用溝(2B1)に代えて、荷台の床(2A)
    の上面と側壁(2A1)の内面に前方のバルクヘッド
    (5A)と後方のバルクヘッド(5A)における係止金
    具(5A8)と係止金具(5A9)が係脱する受穴(5
    B4)を設け、前方のバルクヘッド(5A)と後方のバ
    ルクヘッド(5A)を、貨物自動車(2)における荷台
    に当該貨物自動車の進行方向と直交方向に起立させ、係
    止金具(5A8)と係止金具(5A9)を受穴(5B
    4)に挿入固定することでバック用支持枠(5)を形成
    することができ、係止金具を受穴から引抜くことでバッ
    ク用支持枠を分解することができるよう構成した請求項
    3あるいは請求項4記載の貨物自動車による牛乳などの
    液体の輸送装置。
  6. 【請求項6】 貨物自動車(2)と、この貨物自動車
    (2)における荷台の床(2A)上に組立分解自在に配
    設された液体用バック部(41)から構成され、貨物自
    動車(2)における荷台の床(2A)の上面には、当該
    貨物自動車の進行方向と平行に溝部(2B)が埋設状態
    で4本設けられ、溝部(2B)は一方の支持枠起立用溝
    (2B1)と、他方のバック固定用溝(2B2)と、こ
    れら一方の支持枠起立用溝(2B1)と他方のバック固
    定用溝(2B2)との間に貨物自動車の進行方向に所定
    間隔をもって設けられた波消しバー固定用横棒(2B
    3)から構成され、 支持枠起立用溝(2B1)には係止板(2B12)が形
    成され、バック固定用溝(2B2)には係止環(2B2
    2)が形成され、 液体用バック部(41)は、バック用支持枠(6)と、
    このバック用支持枠内に収納される液体用バック(7)
    と、カバー部(8)と、波消しバー部(9)から構成さ
    れ、 バック用支持枠(6)は、前方の支持枠単体(6A)と
    後方の支持枠単体(6A)と、前方の支持枠単体(6
    A)の前面に配設された前方のメンバー(6B)と、前
    方の支持枠単体(6A)と後方の支持枠単体(6A)の
    間に配設された中央のメンバー(6C)と、後方の支持
    枠単体(6A)の後面に配設された後方のメンバー(6
    D)から構成され、 a.前方の支持枠単体(6A)と後方の支持枠単体(6
    A)は、それぞれ貨物自動車の進行方向と直交方向で床
    (2A)の上面に液体用バック収納用間隔をもって起立
    する一対の前方のバルクヘッド(6A1)と後方のバル
    クヘッド(6A1)から構成され、両バルクヘッド(6
    A1)は、正面横長の板状体(6A11)と、この板状
    体の下面に所定間隔をもって設けられた係止爪(6A1
    2)と、板状体の下辺中央に刻設された逆U字状の配管
    用切欠き(6A13)と、板状体(6A11)の上方部
    分に等間隔をもって刻設された上向きコ字状の波消しバ
    ー挿嵌用受溝(6A14)と、波消しバー挿嵌用受溝に
    昇降自在に嵌込まれた波消しバー抑え金物(6A15)
    と、波消しバー挿嵌用受溝の下方に設けられたメンバー
    係止用横棒(6A16)と、波消しバー挿嵌用受溝の側
    方に開設した縦テープ貫通口(6A17)から構成さ
    れ、 b.前方のメンバー(6B)は側面三角形状に構成さ
    れ、下辺(6B1)には支持枠起立用溝(2B1)の係
    止板(2B12)に係脱する爪(6B11)が設けら
    れ、縦辺(6B2)には前方のバルクヘッド(6A1)
    のメンバー係止用横棒(6A16)に係脱する爪(6B
    11)が設けられ、 c.中央のメンバー(6C)は側面四角形状に構成さ
    れ、下辺(6C1)には支持枠起立用溝(2B1)の係
    止板(2B12)に係脱する爪(6C11)が設けら
    れ、前の縦辺(6C2)には、前方のバルクヘッド(6
    A1)のメンバー係止用横棒(6A16)に係脱する爪
    (6C21)が設けられ、後の縦辺(6C2)には、後
    方のバルクヘッド(6A1)のメンバー係止用横棒(6
    A16)に係脱する爪(6C21)が設けられ、 d.後方のメンバー(6D)は側面三角形状に構成さ
    れ、下辺(6D1)には支持枠起立用溝(2B1)の係
    止板(2B12)に係脱する爪(6D11)が設けら
    れ、縦辺(6D2)には後方のバルクヘッド(6A1)
    のメンバー係止用横棒(6A16)に係脱する爪(6D
    11)が設けられ、 液体用バック(7)は、支持枠単体(6A)における前
    方のバルクヘッド(6A1)と後方のバルクヘッド(6
    A1)との間に装着される寸法に構成された平面方形の
    底面(7A)と、底面に連設された筒状の側壁(7B)
    と、側壁の上辺に側面防水ファスナー(7C)を介して
    連設された天井面(7D)と、天井面の中央近傍に設け
    られた排気口(7F)と、側壁(7B)の下端に設けた
    給排バルブ(7H)から構成され、 カバー部(8)は、液体用バック(7)における天井面
    (7D)の面積とほぼ同一の面積を有するよう構成され
    たシート(8A)と、このシートに貨物自動車の進行方
    向と平行で、かつ等間隔で添着された適数本の縦テープ
    (8B)と、縦テープの両端に取付けられた牽引用フッ
    ク(8A1)と、シートに貨物自動車の進行方向と直交
    方向で、かつ等間隔で添着された適数本の横方向の横テ
    ープ(8C)から構成され、 波消しバー部(9)は、適数本の波消しバー(9A)か
    ら構成され、波消しバーは角材状に構成され、牛乳など
    の液体を充填した液体用バック(7)の上面にカバー部
    (8)を載せ、このカバー部の上面に位置させた波消し
    バー(9A)を前方のバルクヘッド(6A1)と後方の
    バルクヘッド(6A1)の波消しバー挿嵌用受溝(6A
    14)に液体用バックとカバー部を押圧状態で装着した
    後、波消しバー抑え金物(6A15)で上方から抑える
    よう構成され、 前方の支持枠単体(6A)と後方の支持枠単体(6A)
    内に液体用バック(7)を入れて展張し、給排バルブ
    (7H)部分より牛乳などを注入し、不要な内気を排気
    口(7F)より排出した後、各波消しバーを押下げ、液
    体用バック(7)の上面を押圧した状態にして、各波消
    しバーの両端を波消しバー抑え金物(6A15)で抑え
    た後、各波消しバーの両端と荷台の床(2A)における
    波消しバー固定用横棒(2B3)とを緊締し、カバー部
    (8)の牽引用フック(8A1)を縦テープ貫通口(6
    A17)から外部に引出し、この牽引用フックと荷台の
    床(2A)におけるバック固定用溝(2B2)の係止環
    (2B22)とを緊締するよう構成したことを特徴とす
    る貨物自動車による牛乳などの液体の輸送装置。
  7. 【請求項7】 貨物自動車(2)と、この貨物自動車
    (2)における荷台の床(2A)上に組立分解自在に配
    設された液体用バック部(41)から構成され、貨物自
    動車(2)における荷台の床(2A)の上面には、当該
    貨物自動車の進行方向と平行に溝部(2B)が埋設状態
    で4本設けられ、溝部(2B)は一方の支持枠起立用溝
    (2B1)と、他方のバック固定用溝(2B2)と、こ
    れら一方の支持枠起立用溝(2B1)と他方のバック固
    定用溝(2B2)との間に貨物自動車の進行方向に所定
    間隔をもって設けられた波消しバー固定用横棒(2B
    3)から構成され、 支持枠起立用溝(2B1)は、支持枠起立用溝本体(2
    B11)とこの支持枠起立用溝本体に当該支持枠起立用
    溝本体の長手方向と直交方向をもって取付けられた係止
    板(2B12)から構成され、バック固定用溝(2B
    2)は、バック固定用溝本体(2B21)とこのバック
    固定用溝本体内に移動自在に設けられた係止環(2B2
    2)から構成され、 液体用バック部(41)は、バック用支持枠(6)と、
    このバック用支持枠内に収納される液体用バック(7)
    と、カバー部(8)と、波消しバー部(9)から構成さ
    れ、 バック用支持枠(6)は、前方の支持枠単体(6A)と
    後方の支持枠単体(6A)と、前方の支持枠単体(6
    A)の前面に配設された前方のメンバー(6B)と、前
    方の支持枠単体(6A)と後方の支持枠単体(6A)の
    間に配設された中央のメンバー(6C)と、後方の支持
    枠単体(6A)の後面に配設された後方のメンバー(6
    D)から構成され、前方の支持枠単体(6A)と後方の
    支持枠単体(6A)は、それぞれ貨物自動車の進行方向
    と直交方向で床(2A)の上面に液体用バック収納用間
    隔をもって起立する一対の前方のバルクヘッド(6A
    1)と後方のバルクヘッド(6A1)から構成され、 a.両バルクヘッド(6A1)は、正面横長の板状体
    (6A11)と、この板状体の下面に所定間隔をもって
    設けられた係止爪(6A12)と、板状体の下辺中央に
    刻設された逆U字状の配管用切欠き(6A13)と、板
    状体(6A11)の上方部分に等間隔をもって刻設され
    た上向きコ字状の波消しバー挿嵌用受溝(6A14)
    と、波消しバー挿嵌用受溝の縦辺に沿って開設された調
    節穴(H)と、波消しバー挿嵌用受溝に昇降自在に嵌込
    まれ、かつ調節穴(H)と対応する調節穴(H1)を有
    する波消しバー抑え金物(6A15)と、波消しバー挿
    嵌用受溝の下方に設けられたメンバー係止用横棒(6A
    16)と、波消しバー挿嵌用受溝の側方に開設した縦テ
    ープ貫通口(6A17)から構成され、 b.前方のメンバー(6B)は、アングル材などを用い
    て床(2A)に当接する下辺(6B1)と前方の支持枠
    単体(6A)の前面に当接する縦辺(6B2)を有する
    側面三角形状に構成され、下辺(6B1)には支持枠起
    立用溝(2B1)の係止板(2B12)に係脱する爪
    (6B11)が設けられ、縦辺(6B2)には前方のバ
    ルクヘッド(6A1)のメンバー係止用横棒(6A1
    6)に係脱する爪(6B11)が設けられ、 c.中央のメンバー(6C)は、アングル材などを用い
    て床(2A)に当接する下辺(6C1)と、前方の支持
    枠単体(6A)の後面及び後方の支持枠単体(6A)の
    前面に当接する前後の縦辺(6C2)と、上辺(6C
    3)で側面四角形状に構成され、下辺(6C1)には支
    持枠起立用溝(2B1)の係止板(2B12)に係脱す
    る爪(6C11)が設けられ、前の縦辺(6C2)に
    は、前方のバルクヘッド(6A1)のメンバー係止用横
    棒(6A16)に係脱する爪(6C21)が設けられ、
    後の縦辺(6C2)には、後方のバルクヘッド(6A
    1)のメンバー係止用横棒(6A16)に係脱する爪
    (6C21)が設けられ、 d.後方のメンバー(6D)は、アングル材などを用い
    て床(2A)に当接する下辺(6D1)と後方の支持枠
    単体(6A)の後面に当接する縦辺(6D2)を有する
    側面三角形状に構成され、下辺(6D1)には支持枠起
    立用溝(2B1)の係止板(2B12)に係脱する爪
    (6D11)が設けられ、縦辺(6D2)には後方のバ
    ルクヘッド(6A1)のメンバー係止用横棒(6A1
    6)に係脱する爪(6D11)が設けられ、 液体用バック(7)は、支持枠単体(6A)における前
    方のバルクヘッド(6A1)と後方のバルクヘッド(6
    A1)との間に装着される寸法に構成された平面方形の
    底面(7A)と、底面に連設された筒状の側壁(7B)
    と、側壁の上辺に側面防水ファスナー(7C)を介して
    連設された天井面(7D)と、天井面の中央部に設けら
    れた中央防水ファスナー(7E)と、中央防水ファスナ
    ーの近傍に設けられた排気口(7F)と、天井面(7
    D)の周囲と中央防水ファスナーの近傍に設けられた吊
    りフック(7G)と、側壁(7B)の下端に設けた給排
    バルブ(7H)から構成され、 カバー部(8)は、液体用バック(7)における天井面
    (7D)の面積とほぼ同一の面積を有するよう構成され
    たシート(8A)と、このシートに貨物自動車の進行方
    向と平行で、かつ等間隔で添着された4本の縦テープ
    (8B)と、縦テープの両端に取付けられた牽引用フッ
    ク(8A1)と、シートに貨物自動車の進行方向と直交
    方向で、かつ等間隔で添着された適数本の横方向の横テ
    ープ(8C)から構成され、 波消しバー部(9)は、適数本の波消しバー(9A)か
    ら構成され、波消しバーは角材状に構成され、牛乳など
    の液体を充填した液体用バック(7)の上面にカバー部
    (8)を載せ、このカバー部の上面に位置させた波消し
    バー(9A)を前方のバルクヘッド(6A1)と後方の
    バルクヘッド(6A1)の波消しバー挿嵌用受溝(6A
    14)に液体用バックとカバー部を押圧状態で装着した
    後、波消しバー抑え金物(6A15)で上方から抑え、
    一致する調節穴(H)と調節穴(H1)をピン(P)で
    連結するよう構成され、 前方の支持枠単体(6A)と後方の支持枠単体(6A)
    内に、補強シート(HS)を敷設した後、液体用バック
    (7)を入れて展張し、給排バルブ(7H)部分より牛
    乳などを注入し、不要な内気を排気口(7F)より排出
    した後、各波消しバーを押下げ、液体用バック(7)の
    上面を押圧した状態にして、各波消しバーの両端を波消
    しバー抑え金物(6A15)で抑えた後、各波消しバー
    の両端と荷台の床(2A)における波消しバー固定用横
    棒(2B3)とをチェンブロック(CB)を介在させて
    緊締し、カバー部(8)の牽引用フック(8A1)を縦
    テープ貫通口(6A17)から外部に引出し、この牽引
    用フックと荷台の床(2A)におけるバック固定用溝
    (2B2)の係止環(2B22)とをチェンブロック
    (CB)を介在させて緊締するよう構成したことを特徴
    とする貨物自動車による牛乳などの液体の輸送装置。
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