JP3374073B2 - 電力ケーブル用絶縁筒の製造方法 - Google Patents
電力ケーブル用絶縁筒の製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力ケーブルの中
間接続部で導体接続部を覆って両側のケーブルの外部半
導電層に跨がって装着される電力ケーブル用絶縁筒の製
造方法に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】図２（Ａ）〜（Ｃ）は、従来のワンピー
ス型の電力ケーブル用絶縁筒の製造方法の工程図を示し
たものである。 【０００３】図２（Ａ）に示すように、ロット棒と呼ば
れる心材１の外周の所定の位置に、予め成形した内部半
導電層２を配置する。 【０００４】次に、心材１の外周に補強絶縁体３の成形
型（図示せず）をセットして、この成形型内に絶縁性ゴ
ムを充填して図２（Ｂ）に示すような補強絶縁体３を成
形する。補強絶縁体３はその両端に肉厚を徐々に薄くす
るスロープ部３ａ，３ａを設ける。 【０００５】補強絶縁体３の成形型を外した後、外部半
導電層４の成形型（図示せず）をセットして、この成形
型内に半導電性ゴムを充填して図２（Ｃ）に示すように
外部半導電層４を成形する。外部半導電層４は、補強絶
縁体３の両端のスロープ部３ａ，３ａの外周に外部半導
電層ストレスコーン部４ａ，４ａを一体に設ける。 【０００６】上記のように外部半導電層４の成形型を外
した後、心材１を抜き取り、電力ケーブル用絶縁筒５が
完成する。 【０００７】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電力ケーブル用絶縁筒の製造方法では、外部
半導電層４の成形時に、半導電性ゴムの圧力で該半導電
性ゴムが補強絶縁体３の両端におけるスロープ部３ａ，
３ａの薄肉先端部内に入り込む成形不良が発生し易い問
題点があった。これを避けるため、補強絶縁体３の両端
のスロープ部３ａ，３ａにおける薄肉先端部の肉厚を厚
くすることも行われていたが、このようにするとスロー
プ部３ａ，３ａの立上がり角度が大きくなり、この絶縁
筒５を図示しないが電力ケーブルのケーブル絶縁体の外
周に装着すると、スロープ部３ａ，３ａの補強絶縁体３
とケーブル絶縁体との界面の沿層方向の電気的ストレス
が高くなり、この部分で低電圧でも電気的破壊が発生し
てしまう問題点があった。 【０００８】本発明の目的は、補強絶縁体の両端におけ
るスロープ部の薄肉先端部内に半導電性ゴムが入り込む
成形不良の発生を防止できる電力ケーブル用絶縁筒の製
造方法を提供することにある。 【０００９】 【課題を解決するための手段】本発明に係る電力ケーブ
ル用絶縁筒の製造方法は、心材の外周の所定の位置に内
部半導電層を配置し、その両側には内部半導電層に対し
て所定間隔で外部半導電層ストレスコーン部をその各ス
ロープ型凹部が内部半導電層側を向くように配置する。
かかる状態で内部半導電層を覆い且つ少なくとも各外部
半導電層ストレスコーン部の各スロープ型凹部内に充満
させるようにして心材の外周に補強絶縁体を成形する。
しかる後に、補強絶縁体の外周を覆い且つ各外部半導電
層ストレスコーン部に跨がらせて外部半導電層を成形す
る。 【００１０】このように心材の外周に内部半導電層を配
置し、その両側には内部半導電層に対して所定間隔で外
部半導電層ストレスコーン部をその各スロープ型凹部が
内部半導電層側を向くように配置し、かかる状態で内部
半導電層を覆い且つ少なくとも各外部半導電層ストレス
コーン部の各スロープ型凹部内に充満させるようにして
心材の外周に補強絶縁体を成形すると、補強絶縁体の両
端におけるスロープ部の薄肉先端部内に半導電性ゴムが
入り込む成形不良が発生するのを防止できる。 【００１１】 【発明の実施の形態】図１（Ａ）〜（Ｃ）は、本発明に
係るワンピース型の電力ケーブル用絶縁筒の製造方法に
おける実施の形態の一例の工程図を示したものである。 【００１２】図１（Ａ）に示すように、ロット棒と呼ば
れる心材１の外周の所定の位置に予め成形した内部半導
電層２を配置し、その両側には内部半導電層２に対して
所定間隔で予め成形した外部半導電層ストレスコーン部
４ａ，４ａをその各スロープ型凹部４ｂ，４ｂが内部半
導電層側２を向くように配置する。これら内部半導電層
２と外部半導電層ストレスコーン部４ａ，４ａは、半導
電性ゴムで形成する。なお、内部半導電層２と外部半導
電層ストレスコーン部４ａ，４ａとは、心材１の外周に
それぞれ成形型をセットして、心材１の外周に直接成形
して配置してもよい。 【００１３】かかる状態で、心材１の外周に内部半導電
層２を内蔵し且つ各外部半導電層ストレスコーン部４
ａ，４ａの外周に跨がるようにして補強絶縁体３の成形
型（図示せず）をセットして、この成形型内に絶縁性ゴ
ムを充填して図１（Ｂ）に示すように内部半導電層２を
覆い且つ各外部半導電層ストレスコーン部４ａ，４ａの
各スロープ型凹部４ｂ，４ｂ内に充満させるようにして
心材１の外周に補強絶縁体３を成形する。各外部半導電
層ストレスコーン部４ａ，４ａの各スロープ型凹部４
ｂ，４ｂ内に絶縁性ゴムを充填することにより、補強絶
縁体３はその両端に肉厚が徐々に薄くなるスロープ部３
ａ，３ａが形成される。 【００１４】次に、補強絶縁体３の成形型を外した後、
補強絶縁体３と各外部半導電層ストレスコーン部４ａ，
４ａの露出部を内蔵させるようにして、外部半導電層４
の成形型（図示せず）を心材１の外周にセットして、こ
の成形型内に半導電性ゴムを充填して図１（Ｃ）に示す
ような外部半導電層４を成形する。外部半導電層４は、
補強絶縁体３の外周を覆い且つ各外部半導電層ストレス
コーン部４ａ，４ａに跨がらせて形成する。 【００１５】しかる後、外部半導電層４の成形型を外し
た後、心材１を抜き取り、電力ケーブル用絶縁筒５が完
成する。 【００１６】このように心材１の外周に内部半導電層２
を配置し、その両側には内部半導電層２に対して所定間
隔で外部半導電層ストレスコーン部４ａ，４ａをその各
スロープ型凹部４ｂ，４ｂが内部半導電層側２を向くよ
うに配置し、かかる状態で内部半導電層２を覆い且つ少
なくとも各外部半導電層ストレスコーン部４ａ，４ａの
各スロープ型凹部４ｂ，４ｂ内に充満させるようにして
心材１の外周に補強絶縁体３を成形すると、補強絶縁体
３の両端におけるスロープ部３ａ，３ａの薄肉先端部内
に半導電性ゴムが入り込む成形不良が発生するのを防止
することができる。 【００１７】本発明の構造の場合には、心材１は補強絶
縁体３の成形の後に抜き取り、外部半導電層４の成形は
心材１がない状態で行うこともできる。したがって、多
数の電力ケーブル用絶縁筒５をバッチ処理により製造す
る際には、図１（Ｂ）に示すように補強絶縁体３を成形
して硬化させた後に心材１を抜き取って、この心材１を
図１（Ａ）に示す次の絶縁筒５の製造工程で使用するこ
とができる。それゆえ、本発明の構造によれば、例えば
製造予定の本数の１／２の本数の心材１を用いて、図１
（Ｂ）に示す工程まで製造を行った後、各心材１を抜い
て、図１（Ａ）に示す次の絶縁筒５製造工程に各心材１
を戻して使用することにより、従来より少ない本数の心
材１を用いて必要本数の絶縁筒５の製造を行うことがで
きる。これに対し、従来の絶縁筒５の構造では、図１
（Ｃ）に示す外部半導電層４の成形工程で外部半導電層
４を形成する半導電性ゴムが硬化するまでは心材１を抜
くことができないので、上記の如き製造方法をとること
ができず、製造予定の絶縁筒５の本数だけ心材１が必要
となる。 【００１８】上記の如く製造した電力ケーブル用絶縁筒
５は、例えばケーブルの外径より内径が大きいスパイラ
ル型拡径保持筒体の外周に拡径状態で保持させ、これを
一方のケーブルの外周に嵌めて接続作業の邪魔にならな
い位置にずらせておき、相互のケーブルの導体の接続後
に電力ケーブル用絶縁筒５をスパイラル型拡径保持筒体
と共にケーブルの導体接続部の外周側に移動させ、スパ
イラル型拡径保持筒体をその一端側から紐状に解体しつ
つ撤去することにより、電力ケーブル用絶縁筒５を縮径
させて、内部半導電層２をケーブルの導体接続部の外周
に密着させ、両端の外部半導電層ストレスコーン部４
ａ，４ａを各側のケーブルの外部半導電層の外周に密着
させることにより装着する。 【００１９】 【発明の効果】本発明に係る電力ケーブル用絶縁筒の製
造方法では、心材の外周に内部半導電層を配置し、その
両側には内部半導電層に対して所定間隔で外部半導電層
ストレスコーン部をその各スロープ型凹部が内部半導電
層側を向くように配置し、かかる状態で内部半導電層を
覆い且つ少なくとも各外部半導電層ストレスコーン部の
各スロープ型凹部内に充満させるようにして心材の外周
に補強絶縁体を成形するので、補強絶縁体の両端におけ
るスロープ部の薄肉先端部内に半導電性ゴムが入り込む
成形不良が発生するのを防止することができる。
間接続部で導体接続部を覆って両側のケーブルの外部半
導電層に跨がって装着される電力ケーブル用絶縁筒の製
造方法に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】図２（Ａ）〜（Ｃ）は、従来のワンピー
ス型の電力ケーブル用絶縁筒の製造方法の工程図を示し
たものである。 【０００３】図２（Ａ）に示すように、ロット棒と呼ば
れる心材１の外周の所定の位置に、予め成形した内部半
導電層２を配置する。 【０００４】次に、心材１の外周に補強絶縁体３の成形
型（図示せず）をセットして、この成形型内に絶縁性ゴ
ムを充填して図２（Ｂ）に示すような補強絶縁体３を成
形する。補強絶縁体３はその両端に肉厚を徐々に薄くす
るスロープ部３ａ，３ａを設ける。 【０００５】補強絶縁体３の成形型を外した後、外部半
導電層４の成形型（図示せず）をセットして、この成形
型内に半導電性ゴムを充填して図２（Ｃ）に示すように
外部半導電層４を成形する。外部半導電層４は、補強絶
縁体３の両端のスロープ部３ａ，３ａの外周に外部半導
電層ストレスコーン部４ａ，４ａを一体に設ける。 【０００６】上記のように外部半導電層４の成形型を外
した後、心材１を抜き取り、電力ケーブル用絶縁筒５が
完成する。 【０００７】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電力ケーブル用絶縁筒の製造方法では、外部
半導電層４の成形時に、半導電性ゴムの圧力で該半導電
性ゴムが補強絶縁体３の両端におけるスロープ部３ａ，
３ａの薄肉先端部内に入り込む成形不良が発生し易い問
題点があった。これを避けるため、補強絶縁体３の両端
のスロープ部３ａ，３ａにおける薄肉先端部の肉厚を厚
くすることも行われていたが、このようにするとスロー
プ部３ａ，３ａの立上がり角度が大きくなり、この絶縁
筒５を図示しないが電力ケーブルのケーブル絶縁体の外
周に装着すると、スロープ部３ａ，３ａの補強絶縁体３
とケーブル絶縁体との界面の沿層方向の電気的ストレス
が高くなり、この部分で低電圧でも電気的破壊が発生し
てしまう問題点があった。 【０００８】本発明の目的は、補強絶縁体の両端におけ
るスロープ部の薄肉先端部内に半導電性ゴムが入り込む
成形不良の発生を防止できる電力ケーブル用絶縁筒の製
造方法を提供することにある。 【０００９】 【課題を解決するための手段】本発明に係る電力ケーブ
ル用絶縁筒の製造方法は、心材の外周の所定の位置に内
部半導電層を配置し、その両側には内部半導電層に対し
て所定間隔で外部半導電層ストレスコーン部をその各ス
ロープ型凹部が内部半導電層側を向くように配置する。
かかる状態で内部半導電層を覆い且つ少なくとも各外部
半導電層ストレスコーン部の各スロープ型凹部内に充満
させるようにして心材の外周に補強絶縁体を成形する。
しかる後に、補強絶縁体の外周を覆い且つ各外部半導電
層ストレスコーン部に跨がらせて外部半導電層を成形す
る。 【００１０】このように心材の外周に内部半導電層を配
置し、その両側には内部半導電層に対して所定間隔で外
部半導電層ストレスコーン部をその各スロープ型凹部が
内部半導電層側を向くように配置し、かかる状態で内部
半導電層を覆い且つ少なくとも各外部半導電層ストレス
コーン部の各スロープ型凹部内に充満させるようにして
心材の外周に補強絶縁体を成形すると、補強絶縁体の両
端におけるスロープ部の薄肉先端部内に半導電性ゴムが
入り込む成形不良が発生するのを防止できる。 【００１１】 【発明の実施の形態】図１（Ａ）〜（Ｃ）は、本発明に
係るワンピース型の電力ケーブル用絶縁筒の製造方法に
おける実施の形態の一例の工程図を示したものである。 【００１２】図１（Ａ）に示すように、ロット棒と呼ば
れる心材１の外周の所定の位置に予め成形した内部半導
電層２を配置し、その両側には内部半導電層２に対して
所定間隔で予め成形した外部半導電層ストレスコーン部
４ａ，４ａをその各スロープ型凹部４ｂ，４ｂが内部半
導電層側２を向くように配置する。これら内部半導電層
２と外部半導電層ストレスコーン部４ａ，４ａは、半導
電性ゴムで形成する。なお、内部半導電層２と外部半導
電層ストレスコーン部４ａ，４ａとは、心材１の外周に
それぞれ成形型をセットして、心材１の外周に直接成形
して配置してもよい。 【００１３】かかる状態で、心材１の外周に内部半導電
層２を内蔵し且つ各外部半導電層ストレスコーン部４
ａ，４ａの外周に跨がるようにして補強絶縁体３の成形
型（図示せず）をセットして、この成形型内に絶縁性ゴ
ムを充填して図１（Ｂ）に示すように内部半導電層２を
覆い且つ各外部半導電層ストレスコーン部４ａ，４ａの
各スロープ型凹部４ｂ，４ｂ内に充満させるようにして
心材１の外周に補強絶縁体３を成形する。各外部半導電
層ストレスコーン部４ａ，４ａの各スロープ型凹部４
ｂ，４ｂ内に絶縁性ゴムを充填することにより、補強絶
縁体３はその両端に肉厚が徐々に薄くなるスロープ部３
ａ，３ａが形成される。 【００１４】次に、補強絶縁体３の成形型を外した後、
補強絶縁体３と各外部半導電層ストレスコーン部４ａ，
４ａの露出部を内蔵させるようにして、外部半導電層４
の成形型（図示せず）を心材１の外周にセットして、こ
の成形型内に半導電性ゴムを充填して図１（Ｃ）に示す
ような外部半導電層４を成形する。外部半導電層４は、
補強絶縁体３の外周を覆い且つ各外部半導電層ストレス
コーン部４ａ，４ａに跨がらせて形成する。 【００１５】しかる後、外部半導電層４の成形型を外し
た後、心材１を抜き取り、電力ケーブル用絶縁筒５が完
成する。 【００１６】このように心材１の外周に内部半導電層２
を配置し、その両側には内部半導電層２に対して所定間
隔で外部半導電層ストレスコーン部４ａ，４ａをその各
スロープ型凹部４ｂ，４ｂが内部半導電層側２を向くよ
うに配置し、かかる状態で内部半導電層２を覆い且つ少
なくとも各外部半導電層ストレスコーン部４ａ，４ａの
各スロープ型凹部４ｂ，４ｂ内に充満させるようにして
心材１の外周に補強絶縁体３を成形すると、補強絶縁体
３の両端におけるスロープ部３ａ，３ａの薄肉先端部内
に半導電性ゴムが入り込む成形不良が発生するのを防止
することができる。 【００１７】本発明の構造の場合には、心材１は補強絶
縁体３の成形の後に抜き取り、外部半導電層４の成形は
心材１がない状態で行うこともできる。したがって、多
数の電力ケーブル用絶縁筒５をバッチ処理により製造す
る際には、図１（Ｂ）に示すように補強絶縁体３を成形
して硬化させた後に心材１を抜き取って、この心材１を
図１（Ａ）に示す次の絶縁筒５の製造工程で使用するこ
とができる。それゆえ、本発明の構造によれば、例えば
製造予定の本数の１／２の本数の心材１を用いて、図１
（Ｂ）に示す工程まで製造を行った後、各心材１を抜い
て、図１（Ａ）に示す次の絶縁筒５製造工程に各心材１
を戻して使用することにより、従来より少ない本数の心
材１を用いて必要本数の絶縁筒５の製造を行うことがで
きる。これに対し、従来の絶縁筒５の構造では、図１
（Ｃ）に示す外部半導電層４の成形工程で外部半導電層
４を形成する半導電性ゴムが硬化するまでは心材１を抜
くことができないので、上記の如き製造方法をとること
ができず、製造予定の絶縁筒５の本数だけ心材１が必要
となる。 【００１８】上記の如く製造した電力ケーブル用絶縁筒
５は、例えばケーブルの外径より内径が大きいスパイラ
ル型拡径保持筒体の外周に拡径状態で保持させ、これを
一方のケーブルの外周に嵌めて接続作業の邪魔にならな
い位置にずらせておき、相互のケーブルの導体の接続後
に電力ケーブル用絶縁筒５をスパイラル型拡径保持筒体
と共にケーブルの導体接続部の外周側に移動させ、スパ
イラル型拡径保持筒体をその一端側から紐状に解体しつ
つ撤去することにより、電力ケーブル用絶縁筒５を縮径
させて、内部半導電層２をケーブルの導体接続部の外周
に密着させ、両端の外部半導電層ストレスコーン部４
ａ，４ａを各側のケーブルの外部半導電層の外周に密着
させることにより装着する。 【００１９】 【発明の効果】本発明に係る電力ケーブル用絶縁筒の製
造方法では、心材の外周に内部半導電層を配置し、その
両側には内部半導電層に対して所定間隔で外部半導電層
ストレスコーン部をその各スロープ型凹部が内部半導電
層側を向くように配置し、かかる状態で内部半導電層を
覆い且つ少なくとも各外部半導電層ストレスコーン部の
各スロープ型凹部内に充満させるようにして心材の外周
に補強絶縁体を成形するので、補強絶縁体の両端におけ
るスロープ部の薄肉先端部内に半導電性ゴムが入り込む
成形不良が発生するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（Ａ）〜（Ｃ）は本発明に係る電力ケーブル用
絶縁筒の製造方法における実施の形態の一例を示す半断
面工程図である。 【図２】（Ａ）〜（Ｃ）は従来の電力ケーブル用絶縁筒
の製造方法を示す半断面工程図である。 【符号の説明】 １ 心材 ２ 内部半導電層 ３ 補強絶縁体 ３ａ スロープ部 ４ 外部半導電層 ４ａ 外部半導電層ストレスコーン部 ４ｂ スロープ型凹部 ５ 電力ケーブル用絶縁筒
絶縁筒の製造方法における実施の形態の一例を示す半断
面工程図である。 【図２】（Ａ）〜（Ｃ）は従来の電力ケーブル用絶縁筒
の製造方法を示す半断面工程図である。 【符号の説明】 １ 心材 ２ 内部半導電層 ３ 補強絶縁体 ３ａ スロープ部 ４ 外部半導電層 ４ａ 外部半導電層ストレスコーン部 ４ｂ スロープ型凹部 ５ 電力ケーブル用絶縁筒
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平４−261324（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−247817（ＪＰ，Ａ)
特開 平10−234119（ＪＰ，Ａ)
特開 平10−309027（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H02G 15/08
H02G 15/184
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 心材の外周の所定の位置に内部半導電層
を配置し、その両側には前記内部半導電層に対して所定
間隔で外部半導電層ストレスコーン部をその各スロープ
型凹部が前記内部半導電層側を向くように配置し、かか
る状態で前記内部半導電層を覆い且つ少なくとも前記各
外部半導電層ストレスコーン部の前記各スロープ型凹部
内に充満させるようにして前記心材の外周に補強絶縁体
を成形し、しかる後に前記補強絶縁体の外周を覆い且つ
前記各外部半導電層ストレスコーン部に跨がらせて外部
半導電層を成形することを特徴とする電力ケーブル用絶
縁筒の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12546298A JP3374073B2 (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 電力ケーブル用絶縁筒の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12546298A JP3374073B2 (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 電力ケーブル用絶縁筒の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11332081A JPH11332081A (ja) | 1999-11-30 |
| JP3374073B2 true JP3374073B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=14910696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12546298A Expired - Lifetime JP3374073B2 (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | 電力ケーブル用絶縁筒の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3374073B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006211897A (ja) * | 2006-04-20 | 2006-08-10 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 常温収縮型ゴム絶縁筒の保管方法および使用方法 |
| CN106486959A (zh) * | 2015-08-31 | 2017-03-08 | 国网智能电网研究院 | 一种直流电缆接头 |
-
1998
- 1998-05-08 JP JP12546298A patent/JP3374073B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11332081A (ja) | 1999-11-30 |
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