JP3373935B2 - 光ファイバコイルとその製法 - Google Patents

光ファイバコイルとその製法

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JP3373935B2
JP3373935B2 JP11439394A JP11439394A JP3373935B2 JP 3373935 B2 JP3373935 B2 JP 3373935B2 JP 11439394 A JP11439394 A JP 11439394A JP 11439394 A JP11439394 A JP 11439394A JP 3373935 B2 JP3373935 B2 JP 3373935B2
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邦男 小倉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバジャイロな
どに用いる光ファイバコイルとその製法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】光ファイバは当初光伝送媒体として開発
されたが、現在では、各種光技術の進歩につれて各種の
機能を備えた光素子材料として使用されるようになって
きている。光ファイバを使用した素子として、光増幅フ
ァイバ、分散補償光ファイバ、光ファイバジャイロ等が
ある。これらは、伝送機器内に組み込まれる際には、光
ファイバをボビンにコイル状に巻き付けて使用されるの
が通常である。ところで、光ファイバコイルは光ファイ
バを精密な光導波路として形成する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、金属線用コイ
ルの場合は、電線に対する側圧等は性能に無関係であ
り、コイルの巻き数さえ確保されていれば良いが、光フ
ァイバのコイルの場合は光ファイバに側圧や微小曲げが
加わると偏波分散が大きくなるという現象を生ずる。こ
の偏波分散が大きくなると、信号光の歪みが上乗せさ
れ、通信や光センサーとして使用する場合に大きな問題
となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決し、偏波分散の少ない光ファイバコイルと偏波分散を
増加させない光ファイバのコイル巻きの製法を提供する
ことを目的とする。上記の目的を達成するために、本発
明は以下のような手段を有している。
【0005】本発明のうち請求項1の光ファイバコイル
は、ボビンに光ファイバ心線が巻かれて構成された光フ
ァイバコイルにおいて、前記ボビンに先に巻かれた下巻
の光ファイバコイルの上に、上巻の光ファイバ心線が、
前記下巻の光ファイバコイルと整列状態でコイル巻きさ
れることなく適宜交差して巻かれており、前記光ファイ
バ心線が巻かれたピッチは、前記光ファイバ心線の外径
寸法より大きいピッチであることを特徴とする。
【0006】本発明のうち請求項2の光ファイバコイル
は、ボビンに光ファイバ心線が巻かれて構成された光フ
ァイバコイルにおいて、前記ボビンに先に巻かれた下巻
の光ファイバコイルの上に、上巻の光ファイバ心線が、
前記下巻の光ファイバコイルと整列状態でコイル巻きさ
れることなく適宜交差して巻かれており、前記光ファイ
バ心線が巻かれたピッチは、前記光ファイバ心線の外径
寸法より小さいピッチであることを特徴とする。
【0007】本発明のうち請求項の光ファイバコイル
の製法は、ボビンに光ファイバ心線をトラバースさせな
がら巻きつけて光ファイバコイルを作製する光ファイバ
コイルの製法において、前記ボビンに先に巻かれた下巻
の光ファイバコイルの上に、上巻の光ファイバ心線を、
前記下巻の光ファイバコイルと整列状態で巻くことなく
適宜交差して巻くようにトラバースし、前記光ファイバ
心線のコイル巻きトラバースのピッチを、光ファイバ心
線の外径寸法より大きくすることを特徴とする。
【0008】本発明のうち請求項の光ファイバコイル
の製法は、ボビンに光ファイバ心線をトラバースさせな
がら巻きつけて光ファイバコイルを作製する光ファイバ
コイルの製法において、前記ボビンに先に巻かれた下巻
の光ファイバコイルの上に、上巻の光ファイバ心線を、
前記下巻の光ファイバコイルと整列状態で巻くことなく
適宜交差して巻くようにトラバースし、前記光ファイバ
心線のコイル巻きトラバースのピッチを、光ファイバ心
線の外径寸法より小さくすることを特徴とする。
【0009】本発明のうち請求項の光ファイバコイル
の製法は、請求項3または請求項4の光ファイバコイル
の製法において、ボビンに光ファイバ心線をトラバース
させながら巻きつけて光ファイバコイルを作製する際
に、前記光ファイバ心線をこの心線の周方向に適宜回転
させることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明のうち請求項1〜の光ファイバコイル
によれば、光ファイバ心線は整列状態でコイル巻きされ
ることなく適宜交差して、すなわちランダムな巻き状態
でコイル巻きされているので、光ファイバの長手方向の
一定方向からの側圧を受けることがなく、側圧もランダ
ムな方向から受けることになる。光ファイバは光ファイ
バ断面に対してランダムな側圧であれば、偏波分散は大
きくならず、高速通信に支障を来すことはない。
【0011】本発明のうち請求項の光ファイバコイル
によれば、ボビンに光ファイバ心線が巻かれた光ファイ
バコイルのコイル巻きトラバースのピッチが光ファイバ
心線の外寸法より大きいピッチで巻かれているので、
下巻の光ファイバコイルの上に巻かれた光ファイバコイ
ルは整列状態でコイル巻きされることはなく、下巻の光
ファイバコイルの間に上巻の光ファイバ心線が入り込み
ランダムな巻き状態でコイル巻きされているので、光フ
ァイバは光ファイバの長手方向の一定方向からの側圧を
受けることがなく、側圧もランダムな方向から受けるこ
とになる。
【0012】本発明のうち請求項の光ファイバコイル
によれば、ボビンに光ファイバ心線が巻かれた光ファイ
バコイルのコイル巻きのピッチが光ファイバ心線の外径
寸法より小さいピッチであるため、光ファイバは光ファ
イバの長手方向の一定方向からの側圧を受けることがな
く、側圧もランダムな方向から受けることになる。
【0013】本発明のうち請求項3〜5の光ファイバコ
イルの製法によれば、ボビンに光フファイバ心線を巻き
つけて光ファイバコイルを作製する際に、前記ボビンに
先に巻かれた下巻の光ファイバコイルの上に、上巻の光
ファイバ心線を、前記下巻の光ファイバコイルと整列状
態で巻くことなく適宜交差して巻くようにトラバースし
てコイル巻きされるので、光ファイバ心線はランダムな
状態でコイル巻きされ、光ファイバコイルの光ファイバ
は長手方向の一定方向からの側圧を受けることがなく、
側圧もランダムな方向から受けることになる。
【0014】本発明のうち請求項の光ファイバコイル
の製法によれば、ボビンに光ファイバ心線を巻きつけて
光ファイバコイルを作製する際に光ファイバ心線のコイ
ル巻きトラバースのピッチが光ファイバ心線の外径寸法
より大きいピッチでトラバースしてコイル巻きされるの
で、下巻の光ファイバコイルの上に巻かれる光ファイバ
心線は整列状態でコイル巻きされることはなく、下巻の
光ファイバコイルの光ファイバ心線の間に上巻の光ファ
イバ心線が入り込みランダムな巻き状態でコイル巻きさ
れ、光ファイバコイルの光ファイバは光ファイバの長手
方向の一定方向からの側圧を受けることがなく、側圧も
ランダムな方向から受けることになる。
【0015】本発明のうち請求項の光ファイバコイル
の製法によれば、ボビンに光ファイバ心線を巻きつけて
光ファイバコイルを作製する際に光ファイバ心線のコイ
ル巻きトラバースのピッチが光ファイバ心線の外径寸法
より小さいピッチでトラバースしてコイル巻きされるの
で、下巻の光ファイバコイルの上に巻かれる光ファイバ
心線は整列状態でコイル巻きされることはなく、下巻の
光ファイバコイルの光ファイバ心線の上に重なったり、
入り込んだりして巻きが乱れてランダムな巻き状態でコ
イル巻きされ、光ファイバコイルの光ファイバ心線は光
ファイバの長手方向の一定方向からの側圧を受けること
がなく、側圧もランダムな方向から受けることになる。
【0016】本発明のうち請求項の光ファイバコイル
の製法によれば、ボビンに光ファイバ心線を巻きつけて
光ファイバコイルを作製する際に巻き付ける光ファイバ
心線をこの心線の周方向に適宜回転して巻き付けられて
コイル巻きされるので、光ファイバコイルの光ファイバ
心線は光ファイバの長手方向の一定方向からの側圧を受
けることがなく、側圧もランダムな方向から受けること
になる。
【0017】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳細に説明す
る。図1は本発明で使用する光ファイバ心線1で、2は
シングルモード光ファイバ3は被覆である。図2は本発
明の光ファイバコイル4を製作する説明図で、5は光フ
ァイバコイル4を巻き取るコイルボビン、6は光ファイ
バ心線1の供給ボビンである。同図は、コイルボビン5
および供給ボビン6を図示しないコイル巻装置にセット
し、光ファイバ心線1をコイル巻している状態である。
光ファイバコイル4のコイル巻はコイルボビン5の光フ
ァイバ心線1の巻き取り速度に同期させて供給ボビン6
の光ファイバ心線1を供給するように供給ボビン6を図
示しない周知の同期手段により回転させる。
【0018】7は光ファイバ心線ガイドで本実施例では
固定して置き、コイルボビン5を一定の周期で光ファイ
バ心線1の巻き取り方向に対して直角方向に往復移動
(以下トラバースという)させる。トラバース幅はコイ
ルボビン5の胴幅に一致させる。
【0019】上記のコイル巻装置で側圧をかけない状態
の偏波分散が0. 005ps/√kmのシングルモード
ファイバ2(被覆外径0. 25mmφ)を用い、胴直径
60mm、胴幅6mmのコイルボビン5に張力50gで
2km巻き付けて光ファイバコイル4をトラバースの移
動ピッチを変えて5種類作製した。
【0020】
【表1】
【0021】以上の結果から、ファイバ被覆径とトラバ
ースの移動ピッチの比が0. 8未満かまたは1. 2を超
えるように設定したものは、コイル巻きの乱れが大き
く、その効果が著しいことが判る。
【0022】次に、上記と同様装置でファイバ心線1で
トラバースの移動ピッチを0. 30とし、光ファイバ心
線1を10mコイル巻きする間に供給ボビン6を1回転
自転するようにして光ファイバ心線1を捩じり光ファイ
バコイル4を作製した。この光ファイバコイル4では偏
波分散が0. 005ps/√kmであり、側圧をかけな
い状態と同じ偏波分散であり偏波分散の増加はなかっ
た。
【0023】なお、上記実施例において、光ファイバ心
線ガイド7を固定して置き、コイルボビン5を一定の周
期で光ファイバ心線1の巻き取り方向に対して直角方向
にトラバースさせたが、光ファイバ心線ガイド7を巻き
取り方向に対して直角方向にトラバースさせて、コイル
ボビン5を定位置で回転させて光ファイバ心線1の巻き
取りをを行っても良い。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のうち請求項
1〜の光ファイバコイルによれば、光ファイバ心線は
整列状態でコイル巻きされることなく適宜交差して、す
なわちランダムな巻き状態でコイル巻きされているの
で、光ファイバの長手方向の一定方向からの側圧を受け
ることがなく、側圧もランダムな方向から受けることに
なる。光ファイバは光ファイバ断面に対してランダムな
側圧であれば、偏波分散は大きくならず、高速通信に支
障を来すことはない。また光センサーとして使用する場
合にも何ら問題となることはない。
【0025】本発明のうち請求項の光ファイバコイル
によれば、ボビンに光ファイバ心線が巻かれた光ファイ
バコイルのコイル巻きトラバースのピッチが光ファイバ
心線の外径寸法より大きいピッチで巻かれているので、
下巻の光ファイバコイルの上に巻かれた光ファイバコイ
ルは整列状態でコイル巻きされることはなく、下巻の光
ファイバコイルの間に上巻の光ファイバ心線が入り込み
ランダムな巻き状態でコイル巻きされているので、光フ
ァイバは光ファイバの長手方向の一定方向からの側圧を
受けることがなく、側圧もランダムな方向から受けるこ
とになり、偏波分散は大きくならず、高速通信に支障を
来すことはない。また光センサーとして使用する場合に
も何ら問題となることはない。
【0026】本発明のうち請求項の光ファイバコイル
によれば、ボビンに光ファイバ心線が巻かれた光ファイ
バコイルのコイル巻きのピッチが光ファイバ心線の外径
寸法より小さいピッチであるため、光ファイバは光ファ
イバの長手方向の一定方向からの側圧を受けることがな
く、側圧もランダムな方向から受けることになり、偏波
分散は大きくならず、高速通信に支障を来すことはな
い。また光センサーとして使用する場合にも何ら問題と
なることはない。
【0027】本発明のうち請求項3〜5の光ファイバコ
イルの製法によれば、ボビンに光フファイバ心線を巻き
つけて光ファイバコイルを作製する際に、前記ボビンに
先に巻かれた下巻の光ファイバコイルの上に、上巻の光
ファイバ心線を、前記下巻の光ファイバコイルと整列状
態で巻くことなく適宜交差して巻くようにトラバースし
てコイル巻きされるので、光ファイバ心線はランダムな
状態でコイル巻きされ、光ファイバコイルの光ファイバ
は長手方向の一定方向からの側圧を受けることがなく、
側圧もランダムな方向から受けることになり、偏波分散
は大きくならず、高速通信に支障を来すことはない。ま
た光センサーとして使用する場合にも何ら問題となるこ
とはない。
【0028】本発明のうち請求項の光ファイバコイル
の製法によれば、ボビンに光ファイバ心線を巻きつけて
光ファイバコイルを作製する際に光ファイバ心線のコイ
ル巻きトラバースのピッチが光ファイバ心線の外径寸法
より大きいピッチでトラバースしてコイル巻きされるの
で、下巻の光ファイバコイルの上に巻かれる光ファイバ
心線は整列状態でコイル巻きされることはなく、下巻の
光ファイバコイルの光ファイバ心線の間に上巻の光ファ
イバ心線が入り込みランダムな巻き状態でコイル巻きさ
れ、光ファイバコイルの光ファイバは光ファイバの長手
方向の一定方向からの側圧を受けることがなく、側圧も
ランダムな方向から受けることになり、偏波分散は大き
くならず、高速通信に支障を来すことはない。また光セ
ンサーとして使用する場合にも何ら問題となることはな
い。
【0029】本発明のうち請求項の光ファイバコイル
の製法によれば、ボビンに光ファイバ心線を巻きつけて
光ファイバコイルを作製する際に光ファイバ心線のコイ
ル巻きトラバースのピッチが光ファイバ心線の外径寸法
より小さいピッチでトラバースしてコイル巻きされるの
で、下巻の光ファイバコイルの上に巻かれる光ファイバ
心線は整列状態でコイル巻きされることはなく、下巻の
光ファイバコイルの光ファイバ心線の上に重なったり、
入り込んだりして巻きが乱れてランダムな巻き状態でコ
イル巻きされ、光ファイバコイルの光ファイバ心線は光
ファイバの長手方向の一定方向からの側圧を受けること
がなく、側圧もランダムな方向から受けることになり、
偏波分散は大きくならず、高速通信に支障を来すことは
ない。また光センサーとして使用する場合にも何ら問題
となることはない。
【0030】本発明のうち請求項の光ファイバコイル
の製法によれば、ボビンに光ファイバ心線を巻きつけて
光ファイバコイルを作製する際に巻き付ける光ファイバ
心線をこの心線の周方向に適宜回転して巻き付けられて
コイル巻きされるので、光ファイバコイルの光ファイバ
心線は光ファイバの長手方向の一定方向からの側圧を受
けることがなく、側圧もランダムな方向から受けること
になり、偏波分散は大きくならず、高速通信に支障を来
すことはない。この場合、光ファイバ心線の巻きピッチ
は光ファイバ心線に加わる平均的測定が周方向で均一に
なるため、従来と同様に密巻きでも良い。また光センサ
ーとして使用する場合にも何ら問題となることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光ファイバコイルに使用する光ファ
イバの断面図である。
【図2】 本発明の光ファイバコイルを製作する説明図
である。
【符号の説明】
1 光ファイバ心線 2 シングルモード光ファイバ 3 被覆 4 光ファイバコイル 5 コイルボビン 6 供給ボビン 7 光ファイバ心線ガイド

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビンに光ファイバ心線が巻かれて構成
    された光ファイバコイルにおいて、前記ボビンに先に巻
    かれた下巻の光ファイバコイルの上に、上巻の光ファイ
    バ心線が、前記下巻の光ファイバコイルと整列状態でコ
    イル巻きされることなく適宜交差して巻かれており、前
    記光ファイバ心線が巻かれたピッチは、前記光ファイバ
    心線の外径寸法より大きいピッチであることを特徴とす
    る光ファイバコイル。
  2. 【請求項2】 ボビンに光ファイバ心線が巻かれて構成
    された光ファイバコイルにおいて、前記ボビンに先に巻
    かれた下巻の光ファイバコイルの上に、上巻の光ファイ
    バ心線が、前記下巻の光ファイバコイルと整列状態でコ
    イル巻きされることなく適宜交差して巻かれており、前
    記光ファイバ心線が巻かれたピッチは、前記光ファイバ
    心線の外径寸法より小さいピッチであることを特徴とす
    る光ファイバコイル。
  3. 【請求項3】 ボビンに光ファイバ心線をトラバースさ
    せながら巻きつけて光ファイバコイルを作製する光ファ
    イバコイルの製法において、前記ボビンに先に巻かれた
    下巻の光ファイバコイルの上に、上巻の光ファイバ心線
    を、前記下巻の光ファイバコイルと整列状態で巻くこと
    なく適宜交差して巻くようにトラバースし、前記光ファ
    イバ心線のコイル巻きトラバースのピッチを、光ファイ
    バ心線の外径寸法より大きくすることを特徴とする光フ
    ァイバコイルの製法。
  4. 【請求項4】 ボビンに光ファイバ心線をトラバースさ
    せながら巻きつけて光ファイバコイルを作製する光ファ
    イバコイルの製法において、前記ボビンに先に巻かれた
    下巻の光ファイバコイルの上に、上巻の光ファイバ心線
    を、前記下巻の光ファイバコイルと整列状態で巻くこと
    なく適宜交差して巻くようにトラバースし、前記光ファ
    イバ心線のコイル巻きトラバースのピッチを、光ファイ
    バ心線の外径寸法より小さくすることを特徴とする光フ
    ァイバコイルの製法。
  5. 【請求項5】 ボビンに光ファイバ心線をトラバースさ
    せながら巻きつけて光ファイバコイルを作製する際に、
    前記光ファイバ心線をこの心線の周方向に適宜回転させ
    ることを特徴とする、請求項3または請求項4に記載の
    光ファイバコイルの製法。
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KR101218312B1 (ko) * 2010-07-22 2013-01-02 한국광기술원 자이로 센서용 광섬유 코일, 그 제작 장치 및 이를 이용한 자이로 센서

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