JP3372645B2 - ケーブルの牽引端末 - Google Patents

ケーブルの牽引端末

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JP3372645B2
JP3372645B2 JP07381594A JP7381594A JP3372645B2 JP 3372645 B2 JP3372645 B2 JP 3372645B2 JP 07381594 A JP07381594 A JP 07381594A JP 7381594 A JP7381594 A JP 7381594A JP 3372645 B2 JP3372645 B2 JP 3372645B2
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cable
bolt
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traction
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敏明 上原
直也 神田
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ファイバケーブル
及び金属導体ケーブルの牽引端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に光ファイバケーブルの場合の一例
を示した。(a)は外観を、(b)は一部を断面として
(組立て途中)示したものである。ケーブル10のテン
ションメンバ12をむき出しにし、牽引ボルト16の穴
に通し、牽引ボルト16全体を圧縮変形させて固定す
る。さらに、ケーブルシース14の上から金属キャップ
18をかぶせ、それを圧縮変形させてケーブル10に固
定する。牽引ボルト16の先端にアイナット20をねじ
込み、これにロープ22をかけて牽引する。17はゴム
リング、19はキャップ、21はナットである。
【0003】なお、金属導体ケーブルの場合は、金属導
体がテンションメンバ12の代わりになる。それ故、本
明細書における「テンションメンバ」という用語は、光
ファイバケーブルの場合のテンションメンバそのもの
と、金属導体ケーブルの場合のケーブル導体の両方を含
むものとする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構造のケーブル牽
引端末は、牽引ボルト16,金属キャップ18及びアイ
ナット20で強固に固定されており、図2に示したLの
長さの部分は、まったく曲がらないようになっている。
そのため、次問題が起きる。 (1)通常の曲がっていない管路を通す場合には問題は
ないが、図3のように大きな曲率で曲がった(急カーブ
の)管路24においては、ケーブル10は曲がって通っ
ても、牽引端末は曲がらないので、通れない。 (2)架空ケーブルが柱上の金車を通過するとき、牽引
端末が引っかかることがたびたびある。そうなるとケー
ブル先端に無理な力がかかり、ケーブルを損傷する恐れ
がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、牽引ボルトの
内部にケーブルのテンションメンバの先端部を挿入して
圧縮固定し、上記牽引ボルトとこの牽引ボルトの外方に
配された金属キャップとの間の空隙にケーブルのシース
の先端部を挿入して圧縮固定し、牽引ボルトの先端部に
ボール継ぎ手を介してロッドを設け、このロッドの他端
には目穴を設け、この目穴にロープを掛けて牽引するよ
うにしたケーブルの牽引端末を提供する。 本発明は、牽
引ボルトの内部にケーブルのテンションメンバの先端部
を挿入して圧縮固定し、上記牽引ボルトとこの牽引ボル
トの外方に配された金属キャップとの間の空隙にケーブ
ルのシースの先端部を挿入して圧縮固定し、牽引ボルト
の先端部にこの牽引ボルトの軸と直交するピンを設け、
このピンの両端にロープを掛けて牽引するようにしたケ
ーブルの牽引端末を提供する。
【0006】
【作用】(1)継手の係留部が継手ハウジングの収納部
に遊動的に自由にあらゆる方向に動くように収納されて
いるので、牽引力の方向変化に応じてケーブル牽引方向
を変化させることができる。 (2)牽引ボルト16に滑らかなボール継手を介して牽
引力を加えるようにすると、牽引端末の先端が滑らかに
自由に動くことができる。また大きなアイナット20が
不要になるので、牽引端末の全長が短くなる。そのた
め、大きな曲率の曲がり管路も通り易くなる。 (3)また、牽引ボルト16に軸方向と直角にピンを嵌
め、当該ピンを介して、牽引ボルト16に牽引力を加え
るようにする場合も同様に、牽引端末の先端が自由に動
くことができる。また大きなアイナット20が不要にな
るので、牽引端末の全長が短くなる。そのため、大きな
曲率の曲がり管路も通り易くなる。
【0007】
【実施例1】図1(a)の場合で、光ファイバケーブル
の例てある。ケーブル10のテンションメンバ12をむ
き出しにし、牽引ボルト16の穴に通し、牽引ボルト1
6全体を圧縮変形させて固定する。さらに、ケーブルシ
ース14の上から金属キャップ18をかぶせ、それを圧
縮変形させてケーブル10に固定する。ここまでは従来
の場合と同じである。継手と継手ハウジングの結合方式
はボール結合方式であり、継手ハウジングの収納部は係
留部の球形状に合わせた幾分か大き目の球断面を呈す
る。牽引ボルト16はなるべく短くする。また、金属キ
ャップ18もなるべく短くする。
【0008】金属キャップ18の内側に、防水のための
ゴムリング23を入れる。牽引ボルト16の先端に、内
部が球面をなすソケット26を形成し、その中にロッド
30の付いたボール28を填め込んでボール継手32を
形成する。そして、ロッド30の先端の目穴34にロー
プ22を掛けて牽引する。
【0009】なお、ボール継手32と牽引ボルト16は
一体的形成ではなく、別体形成の個別部品をネジ留めな
どで結合させてもよい。また、本発明でボール継手とし
た趣旨は、牽引力の方向に応じて自由に継手軸方向が変
化して、ケーブルに加わる力の方向が変化することにあ
るから、これを実現する手段としては特に上記形態のボ
ール継手に限定する必要はない。
【0010】
【実施例2】図1(b)はケーブルの側面から見た状
態、(c)は右側から見た状態をそれぞれ示す。この場
合も、牽引ボルト16はなるべく短くする。その先端
に、軸方向と直角方向に貫通するやや太めの孔36をあ
ける。その孔36にピン38を通し、それにロープ22
を掛けて牽引する。それ以外は、実施例1の場合と同じ
である。
【0011】ケーブルを管路内を通す以外にも、細い管
内に物を通過させるときには、この牽引端末を使用する
ことは有用である。
【0012】
【発明の効果】
(1)牽引端末の先端が自由にあらゆる方向に動くの
で、大きな曲率の管路も通過できる。また、金車を通過
するとき、引っかかることがなくなる。 (2)ケーブル先端に無理な力がかからないので、ケー
ブルを傷めない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の説明図。
【図2】従来の牽引端末の一例の説明図。
【図3】本発明の解決すべき課題の説明図。
【符号の説明】
10 ケーブル 12 テンションメンバ 14 ケーブルシース 16 牽引ボルト 17,23 ゴムリング 18 金属キャップ 20 アイナット 22 ロープ 24 管路 26 ソケット 28 ボール 30 ロッド 32 ボール継手 34 目穴 36 孔 38 ピン
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−84501(JP,U) 実開 昭62−99002(JP,U) 実開 平4−85401(JP,U) 実開 平4−35617(JP,U) 実公 昭46−6903(JP,Y1) 実公 昭49−31394(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 15/02 G02B 6/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 牽引ボルトの内部にケーブルのテンショ
    ンメンバの先端部を挿入して圧縮固定し、上記牽引ボル
    トとこの牽引ボルトの外方に配された金属キャップとの
    間の空隙にケーブルのシースの先端部を挿入して圧縮固
    定し、牽引ボルトの先端部にボール継ぎ手を介してロッ
    ドを設け、このロッドの他端には目穴を設け、この目穴
    にロープを掛けて牽引するようにしたことを特徴とする
    ケーブルの牽引端末。
  2. 【請求項2】 牽引ボルトの内部にケーブルのテンショ
    ンメンバの先端部を挿入して圧縮固定し、上記牽引ボル
    トとこの牽引ボルトの外方に配された金属キャップとの
    間の空隙にケーブルのシースの先端部を挿入して圧縮固
    定し、牽引ボルトの先端部この牽引ボルトの軸と直交
    するピンを設け、このピンの両端にロープを掛けて牽引
    するようにしたことを特徴とするケーブルの牽引端末。
JP07381594A 1994-03-18 1994-03-18 ケーブルの牽引端末 Expired - Fee Related JP3372645B2 (ja)

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JP4764262B2 (ja) * 2006-06-09 2011-08-31 日本電信電話株式会社 光ファイバコード牽引治具
GB2461567A (en) * 2008-07-04 2010-01-06 Tyco Electronics Raychem Nv Hybrid optical fibre jacket comprising pulling jacket and ruggedized jacket

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