JPS622566Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS622566Y2 JPS622566Y2 JP1008181U JP1008181U JPS622566Y2 JP S622566 Y2 JPS622566 Y2 JP S622566Y2 JP 1008181 U JP1008181 U JP 1008181U JP 1008181 U JP1008181 U JP 1008181U JP S622566 Y2 JPS622566 Y2 JP S622566Y2
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- optical fiber
- tension member
- gripping
- tongue
- wire
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
[背景技術]
カーエレクトロニクスの進展とともに、光フア
イバーケーブルは自動車内電装品の電気−光変換
器の光側の伝送路として、また直接光を運転席ボ
ードに伝送して表示するような場合に用いられ
る。
イバーケーブルは自動車内電装品の電気−光変換
器の光側の伝送路として、また直接光を運転席ボ
ードに伝送して表示するような場合に用いられ
る。
光フアイバーケーブルは周知のように、例え
ば、石英ガラスあるいはプラスチツク等の素材に
より、その中心部に屈折率の高いコア部分とその
外側の屈折率の低いクラツド部分より構成される
タイプのもの、また中心より屈折率が徐々に低く
なるタイプのもの等がある。このような光フアイ
バーは極めて細いものであり、また傷つきやす
く、引張りに弱いので、その表面には製造と同時
にプラスチツク材料よりなる1次被覆が施され、
更にその上にケブラー(商品名)を介在させまた
はさせずに2次被覆が施される。
ば、石英ガラスあるいはプラスチツク等の素材に
より、その中心部に屈折率の高いコア部分とその
外側の屈折率の低いクラツド部分より構成される
タイプのもの、また中心より屈折率が徐々に低く
なるタイプのもの等がある。このような光フアイ
バーは極めて細いものであり、また傷つきやす
く、引張りに弱いので、その表面には製造と同時
にプラスチツク材料よりなる1次被覆が施され、
更にその上にケブラー(商品名)を介在させまた
はさせずに2次被覆が施される。
介在物を副えれば、ある程度光フアイバーに対
する緩衝材となり、引張りにも強くなる。以上の
ように形成された光フアイバー素線を集合し、撚
合わせてケーブルを形成するときにはケーブル所
定の引張力に対応するため、ケブラー(商品
名)、電線、抗張力線をテンシヨンメンバーとし
て光フアイバー素線と一緒に撚り合せて補強部材
とする。
する緩衝材となり、引張りにも強くなる。以上の
ように形成された光フアイバー素線を集合し、撚
合わせてケーブルを形成するときにはケーブル所
定の引張力に対応するため、ケブラー(商品
名)、電線、抗張力線をテンシヨンメンバーとし
て光フアイバー素線と一緒に撚り合せて補強部材
とする。
[本考案の目的、構成]
本考案の目的は上述のテンシヨンメンバーを備
える光フアイバーケーブルの端部等における光フ
アイバー素線及びテンシヨンメンバーの把持構造
に関し、簡易な手段で、安価、確実な光フアイバ
ーケーブルの把持部を得ることにあり、第1図に
断面で示すような2条の光フアイバー素線1にテ
ンシヨンメンバー2を備える光フアイバーケーブ
ルの端部を例えば、光接続部にプラグによつて接
続するような場合、あるいは、前記の光フアイバ
ーケーブルをいずれかの定められた場所に引止め
するような場合、光フアイバー素線には、殆んど
引張力がかからないように形成した自動車用光フ
アイバーケーブルの把持部についてのものであ
る。
える光フアイバーケーブルの端部等における光フ
アイバー素線及びテンシヨンメンバーの把持構造
に関し、簡易な手段で、安価、確実な光フアイバ
ーケーブルの把持部を得ることにあり、第1図に
断面で示すような2条の光フアイバー素線1にテ
ンシヨンメンバー2を備える光フアイバーケーブ
ルの端部を例えば、光接続部にプラグによつて接
続するような場合、あるいは、前記の光フアイバ
ーケーブルをいずれかの定められた場所に引止め
するような場合、光フアイバー素線には、殆んど
引張力がかからないように形成した自動車用光フ
アイバーケーブルの把持部についてのものであ
る。
以下図面に示す実施例について説明する。第3
図は本考案に用いられる把持金具の一例を示す。
把持金具3は真鍮等金属板より一体に形成され
る。4は光フアイバー素線を把持する半円筒状の
舌片部分であり、5はその挿通孔であり、6はテ
ンシヨンメンバーを把持する舌片部分である。そ
して光フアイバー素線把持の2個の舌片部分4は
把持される光フアイバー素線と平行方向に形成さ
れ、その両舌片部分4の中間は開溝7となり、テ
ンシヨンメンバー把持の舌片部分6は両舌片部分
4の中間後方にあるように形成される。このよう
に舌片部分6を光フアイバー素線把持用舌片部分
4の中間後方に形成すれば、後述のように、把持
金具3とテンシヨンメンバー2との間で引張りを
生じたとき、把持金具3に加わる力が平衡しやす
い。このような把持金具3は前述のような材料を
打抜きによつて形成し、そのあとプラグ、光フア
イバー素線が通る程度に塑性変形させ、またテン
シヨンメンバーが納まるように塑性変形させて作
られる。
図は本考案に用いられる把持金具の一例を示す。
把持金具3は真鍮等金属板より一体に形成され
る。4は光フアイバー素線を把持する半円筒状の
舌片部分であり、5はその挿通孔であり、6はテ
ンシヨンメンバーを把持する舌片部分である。そ
して光フアイバー素線把持の2個の舌片部分4は
把持される光フアイバー素線と平行方向に形成さ
れ、その両舌片部分4の中間は開溝7となり、テ
ンシヨンメンバー把持の舌片部分6は両舌片部分
4の中間後方にあるように形成される。このよう
に舌片部分6を光フアイバー素線把持用舌片部分
4の中間後方に形成すれば、後述のように、把持
金具3とテンシヨンメンバー2との間で引張りを
生じたとき、把持金具3に加わる力が平衡しやす
い。このような把持金具3は前述のような材料を
打抜きによつて形成し、そのあとプラグ、光フア
イバー素線が通る程度に塑性変形させ、またテン
シヨンメンバーが納まるように塑性変形させて作
られる。
第2図に本考案の一実施例が示される。8は光
フアイバー素線1の先端に固着されたプラスチツ
クよりなるプラグである。予め両光フアイバー素
線1の先端をそろえて、プラグ8に挿入して固着
し、テンシヨンメンバー2はこれらの先端より若
干短かく切断して置く。
フアイバー素線1の先端に固着されたプラスチツ
クよりなるプラグである。予め両光フアイバー素
線1の先端をそろえて、プラグ8に挿入して固着
し、テンシヨンメンバー2はこれらの先端より若
干短かく切断して置く。
第3図に示す開溝部7より、両プラグ8を通し
てそれぞれの挿通孔5で保持し、テンシヨンメン
バー2は舌片部分6を越えて舌片部分6のつくる
凹部に納まるように保持し、型ダイで舌片部分
5,6をかしめつければ、第2図に示すような光
フアイバーケーブルの把持部が形成される。以上
は光フアイバ素線に固着されたプラグ部分におい
て光フアイバーケーブルを把持することについて
説明したが、光フアイバ素線自体をそのまま把持
できることはいうまでもない。把持金具3により
光フアイバー素線1およびテンシヨンメンバー2
をかしめにより固着する際には、光フアイバー素
線1に、把持金具3に固着されたテンシヨンメン
バー2と把持金具3との間に引張力が加わつた状
態で若干たるみをもたせてかしめることが必要で
あり、引張の際にはテンシヨンメンバー2のみに
力がかかるようにする。9は把持金具固定用の穴
である。この穴のかわりに突起を設けてもよい。
10はハウジングのような固定部材であるが、こ
の固定部材10に穴9と適当な結合部材とにより
結合させれば、光接続器と接続部を形成すること
になり、また、この把持金具を自動車フレーム等
に固定すれば、光フアイバーケーブルの支持点と
して用いることができる。
てそれぞれの挿通孔5で保持し、テンシヨンメン
バー2は舌片部分6を越えて舌片部分6のつくる
凹部に納まるように保持し、型ダイで舌片部分
5,6をかしめつければ、第2図に示すような光
フアイバーケーブルの把持部が形成される。以上
は光フアイバ素線に固着されたプラグ部分におい
て光フアイバーケーブルを把持することについて
説明したが、光フアイバ素線自体をそのまま把持
できることはいうまでもない。把持金具3により
光フアイバー素線1およびテンシヨンメンバー2
をかしめにより固着する際には、光フアイバー素
線1に、把持金具3に固着されたテンシヨンメン
バー2と把持金具3との間に引張力が加わつた状
態で若干たるみをもたせてかしめることが必要で
あり、引張の際にはテンシヨンメンバー2のみに
力がかかるようにする。9は把持金具固定用の穴
である。この穴のかわりに突起を設けてもよい。
10はハウジングのような固定部材であるが、こ
の固定部材10に穴9と適当な結合部材とにより
結合させれば、光接続器と接続部を形成すること
になり、また、この把持金具を自動車フレーム等
に固定すれば、光フアイバーケーブルの支持点と
して用いることができる。
第4図イは固定部材10がハウジングであり、
光フアイバーケーブル付把持金具を収納した状態
を示す上面図であり、同ロは側面図(断面図)を
示す。11は把持金具3を固定部材10に固定す
るための係止突起である。
光フアイバーケーブル付把持金具を収納した状態
を示す上面図であり、同ロは側面図(断面図)を
示す。11は把持金具3を固定部材10に固定す
るための係止突起である。
固定部材10であるハウジングに対して光フア
イバ全体をつかんで光フアイバーケーブル軸方向
へ引張ると、まず、テンシヨンメンバー2に荷重
がかかるため、光フアイバー素線2に引張力は加
わらない。これは、テンシヨンメンバー2はたる
みをもつ光フアイバー素線1に比べ、充分緊張さ
せて把持金具3に固定しているからである。
イバ全体をつかんで光フアイバーケーブル軸方向
へ引張ると、まず、テンシヨンメンバー2に荷重
がかかるため、光フアイバー素線2に引張力は加
わらない。これは、テンシヨンメンバー2はたる
みをもつ光フアイバー素線1に比べ、充分緊張さ
せて把持金具3に固定しているからである。
[効 果]
以上説明したように、本考案では、テンシヨン
メンバーの把持金具に対する固着に対して、光フ
アイバー素線はたるみをもたせて固着しており、
把持金具と光フアイバーケーブルとの間に引張力
が加わつたとき、引張力は殆んどテンシヨンメン
バーにかかる構成となつており、光フアイバー素
線に損傷を与えることはない。
メンバーの把持金具に対する固着に対して、光フ
アイバー素線はたるみをもたせて固着しており、
把持金具と光フアイバーケーブルとの間に引張力
が加わつたとき、引張力は殆んどテンシヨンメン
バーにかかる構成となつており、光フアイバー素
線に損傷を与えることはない。
本考案におて用いられる把持金具は、金属板を
打抜き、塑性変形させることによつて安価に製作
することができ、その舌片部分に光フアイバー素
線、テンシヨンメンバーをかしめるだけでその作
業は簡単であるが、光フアイバーケーブルの確
実、しかも光フアイバーケーブルに損傷を与える
ことのない把持部を作ることができる。
打抜き、塑性変形させることによつて安価に製作
することができ、その舌片部分に光フアイバー素
線、テンシヨンメンバーをかしめるだけでその作
業は簡単であるが、光フアイバーケーブルの確
実、しかも光フアイバーケーブルに損傷を与える
ことのない把持部を作ることができる。
第1図は本考案が適用される光フアイバーケー
ブルの1例を示す。第2図は本考案の一実施例を
示す。第3図は本考案に用いられる把持金具の一
例を示す。第4図イ,ロはハウジングをかぶせた
実施例の上面図と側面図(断面図)である。 1……光フアイバー素線、2……テンシヨンメ
ンバー、3……把持金具、4,6……舌片部分、
5……舌片部分4のつくる挿通孔、7……両舌片
部分4の開溝部、8……プラグ、9……孔、10
……固定部材。
ブルの1例を示す。第2図は本考案の一実施例を
示す。第3図は本考案に用いられる把持金具の一
例を示す。第4図イ,ロはハウジングをかぶせた
実施例の上面図と側面図(断面図)である。 1……光フアイバー素線、2……テンシヨンメ
ンバー、3……把持金具、4,6……舌片部分、
5……舌片部分4のつくる挿通孔、7……両舌片
部分4の開溝部、8……プラグ、9……孔、10
……固定部材。
Claims (1)
- 2条の光フアイバー素線とテンシヨンメンバー
よりなる光フアイバーケーブルのテンシヨンメン
バーを、平行する2個の光フアイバー素線用の舌
片部分とこれら舌片部分の中間にあるテンシヨン
メンバー用の舌片部分を有する把持金具の該テン
シヨンメンバー用の舌片部分をかしめて固着し、
該把持金具とテンシヨンメンバーに引張力を加え
た状態で、前記光フアイバー素線にたるみをもた
せて、該素線を前記光フアイバー素線用の舌片部
分をかしめて固着したことを特徴とする自動車用
光フアイバーケーブルの把持部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1008181U JPS622566Y2 (ja) | 1981-01-26 | 1981-01-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1008181U JPS622566Y2 (ja) | 1981-01-26 | 1981-01-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57124807U JPS57124807U (ja) | 1982-08-04 |
JPS622566Y2 true JPS622566Y2 (ja) | 1987-01-21 |
Family
ID=29808266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1008181U Expired JPS622566Y2 (ja) | 1981-01-26 | 1981-01-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS622566Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-01-26 JP JP1008181U patent/JPS622566Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57124807U (ja) | 1982-08-04 |
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