JP3372643B2 - バッチ連続式レトルト殺菌装置 - Google Patents

バッチ連続式レトルト殺菌装置

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JP3372643B2 JP05871694A JP5871694A JP3372643B2 JP 3372643 B2 JP3372643 B2 JP 3372643B2 JP 05871694 A JP05871694 A JP 05871694A JP 5871694 A JP5871694 A JP 5871694A JP 3372643 B2 JP3372643 B2 JP 3372643B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食品、医薬品その他の被
処理物のバッチ連続式レトルト殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりバッチ式レトルト殺菌装置では
レトルト釜の一つづつが独立したものか、連続処理ライ
ン中で複数のレトルト釜を垂直方向に立設して、その内
の一つを選択して被処理物を装填するもの(特開昭52
−15866号)等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、一つづつ独
立したバッチ式レトルト釜では、バッチ毎に被処理物の
装填と取出しをしなければならず、レトルト殺菌の連続
化ができず、又バッチ式であるので殺菌処理の立上り及
び停止時に生じる時間的ロスが多く、多量の処理をする
には長時間を必要とし、熱エネルギーの損失もあった。
【0004】又、特開昭52−15866号にみられる
ように連続ライン中に複数のレトルト釜を設置し、その
内の一つを選択する場合、それぞれのレトルト釜は独立
して垂直方向に立設されたものであり、導入時の振分
け、処理後の取出し等に複雑な機構を要する。さらに、
一部の連続式レトルト装置では、処理物の形状が限定さ
れ、異種の処理物や異形のものに対しては運転を停止し
て搬送装置を取換えたり、調整のしなおしをする等煩雑
な操作を必要としている。
【0005】本発明の目的は上記のような問題点を解消
し、食品、医薬品その他の被処理物を収容するトレイを
介してレトルト釜へ搬入し、積上げ、予熱、加熱、冷
却、段放らし、搬出という一貫した処理を殺菌条件に応
じてコンベアによる搬送中に連続して実現することがで
き、被処理物の種類や形体もトレイに収容できるもので
あれば容易に変更でき、バッチ式でありながら立上り、
停止時等の時間的ロスを解消し、熱エネルギーのロスも
解消することのできるバッチ連続式レトルト殺菌装置を
提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
第1発明では、被処理物を収容したトレイを送込む複数
段のコンベア装置と、レトルト殺菌釜の入口前方に設
け、圧力調整可能で、前記複数段で送込まれたトレイを
送込むようにした導入部と、高圧に保持したレトルト殺
菌釜内に予熱ゾーン、加熱ゾーン、冷却ゾーンを設ける
と共に順次各ゾーンへ前記トレイを送込むように設けた
複数段のコンベア装置と、前記各ゾーン間を仕切り、前
記トレイが通過できる開閉部を設けた仕切遮閉装置と、
前記予熱ゾーン、加熱ゾーン、冷却ゾーンにおいてそれ
ぞれトレイの側方隙間より熱媒を吹付けるようにしたス
プレーノズルと、前記予熱、加熱、冷却の各ゾーンの底
部に対応して設けた熱媒貯留堰と、この熱媒貯留堰、ポ
ンプ、熱交換器を介して熱媒を循環させる熱媒循環系路
と、前記レトルト殺菌釜の出口後方に設け、圧力調整可
能で、前記複数段のトレイを送出すようにした送出部
と、これら複数段のトレイを送出す複数段のコンベア装
置と、から成るバッチ連続式レトルト殺菌装置とした。
【0007】第2発明では、熱媒循環経路として、給水
された水が冷却ゾーンを経て、予熱機で加熱され、予熱
ゾーンを経て再び冷却ゾーンに入る循環系路を有するバ
ッチ式連続レトルト殺菌装置とした。第3発明では、
温保持されたレトルト殺菌釜内で仕切遮蔽装置が、予熱
ゾーン、加熱ゾーン、冷却ゾーンを仕切る内周縁の固定
壁と、複数段のまま送込まれたトレイが通過可能に設け
たエアーカーテン式、シャッター式又は分割スライドド
アー式開閉部とから成るバッチ連続式レトルト殺菌装置
とした。
【0008】第4発明では、被処理物を収容したトレイ
を送込む複数段のコンベア装置と、レトルト殺菌釜の入
口前方に設け、圧力調整可能で、複数段のトレイを送込
む導入手段と、高圧に保持したレトルト殺菌釜内の予熱
ゾーンで予熱処理する手段と、次いで加熱ゾーンにおけ
る加熱手段と、加熱後冷却ゾーンにおける冷却手段と、
レトルト殺菌釜の出口後方で、圧力調整可能で前記トレ
イを送出す送出手段と、これら複数段のトレイを送出す
る複数段のコンベア装置とを備え、殺菌条件に応じて各
ゾーンにおける複数段上のトレイの個数と処理時間とを
調整する制御手段と、各ゾーン間へ前記トレイを多段状
で連続又は間欠移動させる搬送手段とを有する自動運転
制御部を設けたバッチ連続式レトルト殺菌装置とした。
【0009】
【作用】第1発明では、被処理物を収容したトレイを複
数段で送込むコンベア装置を設け、レトルト殺菌釜の入
口前方に導入部を設け、出口後方に送出部を設けたの
で、それぞれ複数段のトレイが、常圧から高圧のレトル
ト釜への導入時及びレトルト釜から常圧へ送出される時
に圧力調整できるので、レトルト殺菌釜内は常時高圧に
保持することができ、殺菌処理に好適である。
【0010】トレイは複数段に配設され被処理物を収容
しているので、被処理物の種類や形状、大きさに関係な
くトレイに収容されるかぎりは同様に取扱うことができ
る。高圧保持された殺菌釜内には予熱ゾーン、加熱ゾー
ン、冷却ゾーンが設けられ、各ゾーン間は仕切遮閉装置
により仕切られ且つ積重ねられたトレイが通過できる開
閉部があるので、殺菌条件に応じて順次コンベア装置で
送込まれる。予熱、加熱、冷却の各ゾーンでは複数段の
トレイの側方の隙間からスプレーノズルにより熱媒を吹
付け適宜温度による予熱、加熱殺菌、冷却が行なわれ
る。
【0011】予熱、加熱、冷却の各ゾーン底部には熱媒
貯留堰を設け、ポンプ、熱交換器を経て熱媒を循環して
使用できるようになっている。上記のように被処理物を
収容した多段に配設されたトレイの送込み、複数段のま
まで圧力調整、予熱、加熱、冷却、圧力調整、複数段の
トレイの送出の各手段が一貫して行なわれ、各ゾーン間
が仕切られているので、それぞれの処理が独立して行な
われると同時に全体としてバッチ処理され、さらに連続
して行なわれるバッチ連続式レトルト殺菌装置となっ
た。
【0012】第2発明では、熱媒循環経路として、冷却
ゾーンで使用された水が予熱ゾーンに利用され、熱エネ
ルギーの省力化が行われる。第3発明では、高温保持さ
れたレトルト殺菌釜内で仕切遮蔽装置が、予熱、加熱、
冷却の各ゾーンを仕切ると共に熱遮断作用を有する固定
壁と、複数段のまま送込まれたトレイが通過可能に設け
た開閉部とから成るので、各ゾーンの独立と被処理物の
移送を確実に行うことができるようになった。
【0013】第4発明においては、複数段のトレイの送
込みと圧力調整手段、予熱手段、加熱手段、冷却手段、
複数段のままで送出手段のそれぞれに殺菌条件に応じて
決められるトレイの個数と処理時間の調整及び各ゾーン
への移送を連続して行なうか、間欠的にするか等の制御
をする自動運転制御部を設けることにより、バッチ式で
連続して処理ができ、トレイ上に収容できるものであれ
ば被処理物の種類や形状を問わず殺菌処理を同時に自動
的に行なうことができるようになった。
【0014】
【実施例】以下、実施例として示した図面を説明する。
図1において、1はレトルト殺菌釜で、高圧保持されて
いる。2は圧調用エアー又はN2 ガス導入弁、3は排気
弁を示す、4は導入部で、持込室とし、ゲートG12
を設け圧力調整可能としている。ゲートG1 及びG2
閉として弁(イ)(ロ)を使いスチームを送込み、ダクト内の
エアーを排出した後、殺菌釜内と等圧になるようスチー
ム圧を高める。その後G2を開にして複数段のトレイ5
を殺菌釜へ送込む。各トレイ5上にはソフトバッグやパ
ウチ状とした被処理物が並べて収容され、導入部4の前
方に設けた複数段のコンベア装置6により送込まれる。
【0015】レトルト殺菌釜1内で、7は予熱ゾーン、
8は加熱ゾーン、9は冷却ゾーンを示す。各ゾーン間は
仕切遮閉装置10により隔離され、固定仕切り10aと
カーテン式、シャッター式、分割スライドドアー式その
他の開閉部10bとからなる。遮閉時には、隣接するゾ
ーンの気体(普通はスチームと空気の混合気体)は混じ
り合わないよう制御されている(図2参照)。開閉部1
0bは上方及び側方へスライド可能に設けられている。
11は導入部4に設けられたゲートを示し、図3のよう
にゲートG12 は横方向へ摺動可能である。レトルト
殺菌釜1の出口後方に設けた送出部のゲートも同様の構
成をとっている。
【0016】複数段のトレイ5は導入部4を通過して圧
力調整され、予熱ゾーン7に送込まれる。12はスプレ
ーノズルで、複数段のトレイ5の側方より熱媒としての
水を吹付ける。複数段上のトレイ5には側面に隙間(普
通は約10mm)があり、温水はスプレー状となってトレ
イ5の各々の隙間から吹込まれ、トレイ5上に収容され
た被処理物に当たり熱交換する。この構成は加熱ゾーン
8、冷却ゾーン9における昇温、冷却方法においても同
様である。予熱が終わればトレイ5は加熱ゾーン8へ送
込まれる。13はコンベア装置を示し、複数段に設けら
れ、各ゾーンへトレイ5を送込むようになっている。
【0017】図示した例では、コンベア装置13は複数
段で各ゾーン毎に設けられている。加熱ゾーン8では高
圧(通常約2kg/cm2)下で高温(通常約120℃)の熱
水がトレイにスプレー状に吹付けられ、被処理物が殺菌
される。14は熱媒貯留堰で、各ゾーンの底部に設けら
れ、熱交換した熱媒を貯留するようになっている。貯留
された熱媒は左右の堰により仕切られ、上方の仕切遮閉
装置10と接近させて、気相の混合が生じ難いようにし
てある。
【0018】加熱ゾーン8では、ゾーン底部の熱媒貯留
堰14でホールドされた水をポンプP0 15と熱交換器
16により流量と温度が制御されて循環使用される。通
常120℃の熱水を循環させる。図示した例では複数段
のトレイ5は各段で3個分が滞留した状態となっている
がこれは殺菌条件としての温度と時間により滞留個数及
び時間が決定される。
【0019】殺菌を終えた複数段のトレイ5は冷却ゾー
ン9へ送込まれる。冷却ゾーン9には多段で2個分のト
レイ5が滞留している。この冷却ゾーン9において、入
口に近い側のトレイ5はその底部のホールド水をポンプ
2 17で循環され、スプレーノズル12より吹付け、
被処理物を冷却する。出口に近い側のトレイ5はホール
ド水をポンプP1 18で汲み上げ、熱交換器19で冷却
後、スプレーノズルから被処理物を冷却する。
【0020】熱媒としての冷却水は冷却ゾーン9から順
次送られ温水となる。この温水は予熱ゾーン7へ送ら
れ、被処理物の温度を上昇させる。20はポンプP3
示し、冷却ゾーン9からの水は熱交換器21により加熱
され、予熱ゾーン7へ入り、ポンプP3 20により熱交
換器19で冷却され、冷却ゾーン9へ戻る熱媒循環系路
22をとっている。尚、系路中にバイパスを設けて循環
系路を短縮することもある。
【0021】冷却を完了した多段のトレイ5は送出部2
3としての払出室へ送られ、圧力調整された後、複数段
のままで送出される。送出部23ではゲートG4 を閉、
3 を開の状態で、複数段のトレイ5を入れ、G3 閉、
4 開で多段のコンベア25により釜外へ取出される。
レトルト殺菌釜1内の予熱ゾーン7、加熱ゾーン8、冷
却ゾーン9のそれぞれに供給される熱媒としての温水、
熱水、冷却水には温度差があり、それぞれ循環してスプ
レーノズル12より各ゾーンで吹付けられ、各ゾーンの
釜底部の熱媒貯留堰でホールドされ、仕切られた状態で
独自に循環利用されている。
【0022】複数段のトレイ5の送込み圧力調整、予
熱、加熱、冷却、複数段のまま圧力調整して送出す各手
段を殺菌条件に応じて、トレイ5上の数と各ゾーンでの
滞留時間とをあらかじめ決定しておけば、全自動制御部
を利用してバッチ式でありながら自動運転ができるよう
になる。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記のようにしたので、第1発
明では、被処理物を収容したトレイは複数段のまま送込
まれ、導入部で圧力調整され、高圧保持したレトルト殺
菌釜へ導入され、予熱、加熱、冷却手段を順次受け、送
出部で圧力調整された後、釜外へ取出され多段のままで
送出されるようになったので、バッチ連続式としてのレ
トルト殺菌装置を提供することができるようになった。
各ゾーン間はそれぞれ仕切遮閉装置で仕切られており、
熱媒は側方からスプレーノズルによりトレイに吹付けら
れるので、各ゾーンにおいて効率よく加熱処理と冷却が
行なわれる。熱媒は熱媒貯留堰により各ゾーンの底部で
ホールドされ、循環されるので、熱エネルギーの損失も
少なく効率のよい処理ができる。被処理物を収容したト
レイを複数段として用いているので、トレイに収容され
る被処理物の種類や形状を問わずトレイに装填できるも
のであれば同時に異種の被処理物を処理することもでき
る。
【0024】第2発明では、予熱ゾーンへの温水の循環
が冷却ゾーンの水を利用することにより熱エネルギーの
省力化ができ、第3発明では、各ゾーン間の仕切りと熱
媒の混合を防止して効率的な処理を行なっている。第4
発明では、各ゾーンの手段を殺菌条件に応じてトレイの
数及び滞留時間の制御及び各ゾーン間のトレイの移送を
制御することにより、自動運転が可能となっている等、
加熱殺菌処理に優れた効果を有し、食品や医薬品その他
の処理が円滑に且つ短時間で確実に実行できるようにな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置のフローチャート図
【図2】仕切遮閉装置の説明図
【図3】導入部のゲートを示す説明図
【符号の説明】
1 レトルト殺菌釜 4 導入部 5 トレイ 6 複数段のコンベア装置 7 予熱ゾーン 8 加熱ゾーン 9 冷却ゾーン 10 仕切遮閉装置 11 ゲート 12 スプレーノズル 13 コンベア装置 14 熱媒貯留堰 15、17、18、20 ポンプ 16、19、21 熱交換器 22 熱媒循環系路 23 送出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−265025(JP,A) 特開 昭57−49452(JP,A) 特開 昭52−15868(JP,A) 特開 昭52−15866(JP,A) 実開 昭57−49395(JP,U) 特許2549270(JP,B2) 特許2549271(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 3/02 - 3/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物を収容したトレイを送込む複数
    段のコンベア装置と、レトルト殺菌釜の入口前方に設
    け、圧力調整可能で、前記複数段で送込まれたトレイを
    送込むようにした導入部と、高圧に保持したレトルト殺
    菌釜内に予熱ゾーン、加熱ゾーン、冷却ゾーンを設ける
    と共に順次各ゾーンへ前記トレイを送込むように設けた
    複数段のコンベア装置と、前記各ゾーン間を仕切り、前
    記トレイが通過できる開閉部を設けた仕切遮閉装置と、
    前記予熱ゾーン、加熱ゾーン、冷却ゾーンにおいてそれ
    ぞれトレイの側方隙間より熱媒を吹付けるようにしたス
    プレーノズルと、前記予熱、加熱、冷却の各ゾーンの底
    部に対応して設けた熱媒貯留堰と、この熱媒貯留堰、ポ
    ンプ、熱交換器を介して熱媒を循環させる熱媒循環系路
    と、前記レトルト殺菌釜の出口後方に設け、圧力調整可
    能で、前記複数段のトレイを送出すようにした送出部
    と、これら複数段のトレイを送出す複数段のコンベア装
    置と、から成るバッチ連続式レトルト殺菌装置。
  2. 【請求項2】 熱媒循環系路として、給水された水が冷
    却ゾーンを経て、予熱機で加熱され、予熱ゾーンを経て
    再び冷却ゾーンに入る循環系路を有する請求項1記載の
    バッチ連続式レトルト殺菌装置。
  3. 【請求項3】 高温保持されたレトルト殺菌釜内で仕切
    遮蔽装置が、予熱ゾーン、加熱ゾーン、冷却ゾーンを仕
    切る内周縁の固定壁と、複数段のまま送込まれたトレイ
    が通過可能に設けたエアーカーテン式、シャッター式又
    は分割スライドドアー式開閉部とから成る請求項1記載
    のバッチ連続式レトルト殺菌装置。
  4. 【請求項4】 被処理物を収容したトレイを送込む複数
    段のコンベア装置と、レトルト殺菌釜の入口前方に設
    け、圧力調整可能で、複数段のトレイを送込む導入手段
    と、高圧に保持したレトルト殺菌釜内の予熱ゾーンで予
    熱処理する手段と、次いで加熱ゾーンにおける加熱手段
    と、加熱後冷却ゾーンにおける冷却手段と、レトルト殺
    菌釜の出口後方で、圧力調整可能で前記トレイを送出す
    送出手段と、これら複数段のトレイを送出する複数段の
    コンベア装置とを備え、殺菌条件に応じて各ゾーンにお
    ける複数段上のトレイの個数と処理時間とを調整する制
    御手段と、各ゾーン間へ前記トレイを多段状で連続又は
    間欠移動させる搬送手段とを有する自動運転制御部を設
    けたことを特徴とするバッチ連続式レトルト殺菌装置。
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