JPH05245361A - オートクレーブ - Google Patents
オートクレーブInfo
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- JPH05245361A JPH05245361A JP4416592A JP4416592A JPH05245361A JP H05245361 A JPH05245361 A JP H05245361A JP 4416592 A JP4416592 A JP 4416592A JP 4416592 A JP4416592 A JP 4416592A JP H05245361 A JPH05245361 A JP H05245361A
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- Japan
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- muffle
- gas
- pressure vessel
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J3/00—Processes of utilising sub-atmospheric or super-atmospheric pressure to effect chemical or physical change of matter; Apparatus therefor
- B01J3/04—Pressure vessels, e.g. autoclaves
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/00049—Controlling or regulating processes
- B01J2219/00051—Controlling the temperature
- B01J2219/00074—Controlling the temperature by indirect heating or cooling employing heat exchange fluids
- B01J2219/00076—Controlling the temperature by indirect heating or cooling employing heat exchange fluids with heat exchange elements inside the reactor
- B01J2219/00085—Plates; Jackets; Cylinders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/00761—Details of the reactor
- B01J2219/00763—Baffles
- B01J2219/00765—Baffles attached to the reactor wall
- B01J2219/00777—Baffles attached to the reactor wall horizontal
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/18—Details relating to the spatial orientation of the reactor
- B01J2219/182—Details relating to the spatial orientation of the reactor horizontal
-
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- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/19—Details relating to the geometry of the reactor
- B01J2219/194—Details relating to the geometry of the reactor round
- B01J2219/1941—Details relating to the geometry of the reactor round circular or disk-shaped
- B01J2219/1943—Details relating to the geometry of the reactor round circular or disk-shaped cylindrical
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐圧容器内に大きな容積を確保すると同時
に、マッフル内を均一に加熱することができ、また、熱
処理条件が同一の製品を処理する場合は搬入搬出に掛か
る時間を短縮させ、熱処理条件の異なる製品が搬送され
る場合はこれらを同時に処理して作業能率を向上させる
ようにする。 【構成】 耐圧容器２の前後両端に開閉扉６Ｆ，６Ｒを
設け、マッフル３には当該マッフル３を前後に仕切る隔
壁７が着脱可能に取り付けられ、マッフル３内の気体を
循環させる気体流路５が前記隔壁取付位置で前後に仕切
られ、夫々の気体流路５Ｆ，５Ｒに循環ファン４Ｆ，４
Ｒ及び調温装置１０Ｆ，１０Ｒを設けた。
に、マッフル内を均一に加熱することができ、また、熱
処理条件が同一の製品を処理する場合は搬入搬出に掛か
る時間を短縮させ、熱処理条件の異なる製品が搬送され
る場合はこれらを同時に処理して作業能率を向上させる
ようにする。 【構成】 耐圧容器２の前後両端に開閉扉６Ｆ，６Ｒを
設け、マッフル３には当該マッフル３を前後に仕切る隔
壁７が着脱可能に取り付けられ、マッフル３内の気体を
循環させる気体流路５が前記隔壁取付位置で前後に仕切
られ、夫々の気体流路５Ｆ，５Ｒに循環ファン４Ｆ，４
Ｒ及び調温装置１０Ｆ，１０Ｒを設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、密閉した耐圧容器内に
収納した製品を所定の温度，所定の圧力下で反応させる
オートクレーブの改良に関する。
収納した製品を所定の温度，所定の圧力下で反応させる
オートクレーブの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来一般のオートクレーブは、一端側に
開閉扉が配設された円筒形の耐圧容器内に筒型マッフル
が配され二重構造に形成されると共に、前記開閉扉と対
向して筒型マッフルの一端側開口部にターボファン等の
循環ファンが配設され、この循環ファンにより高温の気
体を前記マッフル内から吸引して当該マッフルと耐圧容
器の間に形成された気体通路を通じて前記開閉扉側にあ
るマッフルの他端側開口部から再びマッフル内に循環さ
せ、これによってマッフル内に収容された製品を高温に
加熱するよう成されている。
開閉扉が配設された円筒形の耐圧容器内に筒型マッフル
が配され二重構造に形成されると共に、前記開閉扉と対
向して筒型マッフルの一端側開口部にターボファン等の
循環ファンが配設され、この循環ファンにより高温の気
体を前記マッフル内から吸引して当該マッフルと耐圧容
器の間に形成された気体通路を通じて前記開閉扉側にあ
るマッフルの他端側開口部から再びマッフル内に循環さ
せ、これによってマッフル内に収容された製品を高温に
加熱するよう成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オートクレーブは、その一端側にターボファンが設けら
れているので、外形に比してその容積は狭く、大型のワ
ークを熱処理しようとするとオートクレーブが大型化す
るばかりでなく、調温空気がマッフル内に均一に吹き出
されず、温度分布が不均一になるという問題があった。
また、ワークの搬入搬出を一つの開閉扉から行わなけれ
ばならないので、熱処理が終了したときに、その開閉扉
からオートクレーブ内の製品を取り出し次工程へ移送し
てからでなければ、次に熱処理するワークをオートクレ
ーブ内に搬入することはできず、搬入搬出に時間が掛か
り作業能率が悪いという問題があった。さらに、熱処理
条件の異なる製品が同時に搬送される生産ラインにあっ
ては、夫々異なる温度条件に設定された二台のオートク
レーブを設置しなければならず設備費が嵩むという問題
があった。
オートクレーブは、その一端側にターボファンが設けら
れているので、外形に比してその容積は狭く、大型のワ
ークを熱処理しようとするとオートクレーブが大型化す
るばかりでなく、調温空気がマッフル内に均一に吹き出
されず、温度分布が不均一になるという問題があった。
また、ワークの搬入搬出を一つの開閉扉から行わなけれ
ばならないので、熱処理が終了したときに、その開閉扉
からオートクレーブ内の製品を取り出し次工程へ移送し
てからでなければ、次に熱処理するワークをオートクレ
ーブ内に搬入することはできず、搬入搬出に時間が掛か
り作業能率が悪いという問題があった。さらに、熱処理
条件の異なる製品が同時に搬送される生産ラインにあっ
ては、夫々異なる温度条件に設定された二台のオートク
レーブを設置しなければならず設備費が嵩むという問題
があった。
【０００４】そこで、本発明は、耐圧容器内に大きな容
積を確保すると同時に、マッフル内を均一に加熱するこ
とができ、また、熱処理条件が同一の製品を処理する場
合は前の製品と次の製品の搬入搬出に掛かる時間を短縮
して作業能率を向上させることができ、熱処理条件の異
なる二種類の製品が同時に搬送される場合はこれらを同
時に熱処理して作業能率を向上することができるように
することを課題としている。
積を確保すると同時に、マッフル内を均一に加熱するこ
とができ、また、熱処理条件が同一の製品を処理する場
合は前の製品と次の製品の搬入搬出に掛かる時間を短縮
して作業能率を向上させることができ、熱処理条件の異
なる二種類の製品が同時に搬送される場合はこれらを同
時に熱処理して作業能率を向上することができるように
することを課題としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、耐圧容器の内側に筒型マッフルが配設さ
れて二重構造に形成され、マッフル内から吸引した気体
を、当該マッフルと耐圧容器の間に形成された気体通路
を通じて再びマッフル内に循環させるように成されたオ
ートクレーブにおいて、前記耐圧容器の前後両端にワー
クをマッフル内に搬入出する開閉扉が配設され、マッフ
ルには、当該マッフル内を前後に仕切る隔壁が着脱可能
に取り付けられると共に、その隔壁取付位置を挟んで前
後両側に、マッフル内の気体を気体通路内に吸引する吸
込口と、気体通路内の気体を再びマッフル内に吹き出す
吹出口が夫々開口形成され、前記気体通路が前記隔壁取
付位置で前後に仕切られて、各気体通路ごとに、前記耐
圧容器の周壁に沿って循環ファンと、夫々の気体通路内
を通る気体を加熱又は冷却する調温装置が配設されてい
ることを特徴とする。
に、本発明は、耐圧容器の内側に筒型マッフルが配設さ
れて二重構造に形成され、マッフル内から吸引した気体
を、当該マッフルと耐圧容器の間に形成された気体通路
を通じて再びマッフル内に循環させるように成されたオ
ートクレーブにおいて、前記耐圧容器の前後両端にワー
クをマッフル内に搬入出する開閉扉が配設され、マッフ
ルには、当該マッフル内を前後に仕切る隔壁が着脱可能
に取り付けられると共に、その隔壁取付位置を挟んで前
後両側に、マッフル内の気体を気体通路内に吸引する吸
込口と、気体通路内の気体を再びマッフル内に吹き出す
吹出口が夫々開口形成され、前記気体通路が前記隔壁取
付位置で前後に仕切られて、各気体通路ごとに、前記耐
圧容器の周壁に沿って循環ファンと、夫々の気体通路内
を通る気体を加熱又は冷却する調温装置が配設されてい
ることを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明によれば、マッフル内の気体を循環させ
る循環ファンが、耐圧容器の片端側に設けられているの
ではなく、耐圧容器の周壁に沿って配されているので、
耐圧容器の端から端までを熱処理ゾーンとして広く使用
することができ、また、耐圧容器の前後両端にワークの
搬入搬出を行う開閉扉を設けることができる。そして、
マッフル内は着脱可能な隔壁が設けられているので、大
きなワークや熱処理条件の同一のワークを熱処理する場
合は隔壁を取り外し、一方の開閉扉を搬入口、他方の開
閉扉を搬出口とする一つの大きなオートクレーブとして
使用することにより、前のワークを熱処理している間に
次のワークを搬入口の前に待機させておき、前のワーク
の熱処理が終了して搬出口側から搬出させながら、搬入
口側から次のワークを搬入させることができ、搬入搬出
にかかる時間が極めて短縮される。また、熱処理条件の
異なるワークを処理する場合は、マッフル内を隔壁で仕
切ることにより独立した二つのオートクレーブとして使
用することができ、夫々に循環ファン，調温装置が設け
られた気体通路が形成されているので、個別に温度制御
することができ、製品の種類に応じてオートクレーブを
任意に使い分けることができる。
る循環ファンが、耐圧容器の片端側に設けられているの
ではなく、耐圧容器の周壁に沿って配されているので、
耐圧容器の端から端までを熱処理ゾーンとして広く使用
することができ、また、耐圧容器の前後両端にワークの
搬入搬出を行う開閉扉を設けることができる。そして、
マッフル内は着脱可能な隔壁が設けられているので、大
きなワークや熱処理条件の同一のワークを熱処理する場
合は隔壁を取り外し、一方の開閉扉を搬入口、他方の開
閉扉を搬出口とする一つの大きなオートクレーブとして
使用することにより、前のワークを熱処理している間に
次のワークを搬入口の前に待機させておき、前のワーク
の熱処理が終了して搬出口側から搬出させながら、搬入
口側から次のワークを搬入させることができ、搬入搬出
にかかる時間が極めて短縮される。また、熱処理条件の
異なるワークを処理する場合は、マッフル内を隔壁で仕
切ることにより独立した二つのオートクレーブとして使
用することができ、夫々に循環ファン，調温装置が設け
られた気体通路が形成されているので、個別に温度制御
することができ、製品の種類に応じてオートクレーブを
任意に使い分けることができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。図１は、本発明に係るオートクレー
ブの一例を示す断面図である。
具体的に説明する。図１は、本発明に係るオートクレー
ブの一例を示す断面図である。
【０００８】図中１は、円筒型の耐圧容器２の内側に筒
型マッフル３が配設されて二重構造に形成されたオート
クレーブであって、循環ファン４Ｆ，４Ｒによりマッフ
ル３内から吸引した気体を、マッフル３と耐圧容器２の
間に形成された気体通路５を通じて再びマッフル３内に
循環させることにより、ワークＷを所定温度，所定圧力
の下で反応させるように成されている。
型マッフル３が配設されて二重構造に形成されたオート
クレーブであって、循環ファン４Ｆ，４Ｒによりマッフ
ル３内から吸引した気体を、マッフル３と耐圧容器２の
間に形成された気体通路５を通じて再びマッフル３内に
循環させることにより、ワークＷを所定温度，所定圧力
の下で反応させるように成されている。
【０００９】耐圧容器２には、その前後両端にワークＷ
をマッフル３内に搬入出するための開閉扉６Ｆ，６Ｒが
配設され、マッフル３には、マッフル３内を前後に仕切
る隔壁７が着脱可能に取り付けられ、隔壁７の取付位置
を境にして前後両側に、夫々マッフル内３の気体を気体
通路５内に吸引する吸込口８と、気体通路５内の気体を
再びマッフル３内に吹き出して循環させる吹出口９が開
口形成されている。
をマッフル３内に搬入出するための開閉扉６Ｆ，６Ｒが
配設され、マッフル３には、マッフル３内を前後に仕切
る隔壁７が着脱可能に取り付けられ、隔壁７の取付位置
を境にして前後両側に、夫々マッフル内３の気体を気体
通路５内に吸引する吸込口８と、気体通路５内の気体を
再びマッフル３内に吹き出して循環させる吹出口９が開
口形成されている。
【００１０】また、前記気体通路５が、前記隔壁７の取
付位置で前後に仕切られて、各気体通路５Ｆ，５Ｒごと
に、耐圧容器２の周壁に沿って循環ファン４Ｆ，４Ｒと
気体通路５Ｆ，５Ｒを通る気体を加熱又は冷却する調温
装置１０Ｆ，１０Ｒが配設されている。なお、隔壁７は
断熱効果の高い材質で形成され、この隔壁７を取り付け
ることにより、マッフル３内に二つの独立した熱処理ゾ
ーンが形成されるように成されている。
付位置で前後に仕切られて、各気体通路５Ｆ，５Ｒごと
に、耐圧容器２の周壁に沿って循環ファン４Ｆ，４Ｒと
気体通路５Ｆ，５Ｒを通る気体を加熱又は冷却する調温
装置１０Ｆ，１０Ｒが配設されている。なお、隔壁７は
断熱効果の高い材質で形成され、この隔壁７を取り付け
ることにより、マッフル３内に二つの独立した熱処理ゾ
ーンが形成されるように成されている。
【００１１】以上が本考案の一例構成であって、次にそ
の作用について説明する。まず、大型のワークＷを処理
する場合は、隔壁７を取り外し、後方の開閉扉６Ｒから
ワークＷを搬入して、循環ファン４Ｆ，４Ｒでマッフル
３内の空気を循環させると、吸込口８，８から気体通路
５Ｆ，５Ｒ内に吸引された気体が調温装置１０Ｆ，１０
Ｒで所定の温度に調整され、吹出口９，９からマッフル
３内に吹き出される。このとき、気体通路５Ｆ，５Ｒは
個別に仕切られて、各気体通路５Ｆ，５Ｒに調温装置１
０Ｆ，１０Ｒが配されると共に、夫々に吸込口８，吹出
口９が開口形成されているので、調温装置で加熱された
気体が、マッフル３内に均等に吹き出され、均一に加熱
されることとなる。
の作用について説明する。まず、大型のワークＷを処理
する場合は、隔壁７を取り外し、後方の開閉扉６Ｒから
ワークＷを搬入して、循環ファン４Ｆ，４Ｒでマッフル
３内の空気を循環させると、吸込口８，８から気体通路
５Ｆ，５Ｒ内に吸引された気体が調温装置１０Ｆ，１０
Ｒで所定の温度に調整され、吹出口９，９からマッフル
３内に吹き出される。このとき、気体通路５Ｆ，５Ｒは
個別に仕切られて、各気体通路５Ｆ，５Ｒに調温装置１
０Ｆ，１０Ｒが配されると共に、夫々に吸込口８，吹出
口９が開口形成されているので、調温装置で加熱された
気体が、マッフル３内に均等に吹き出され、均一に加熱
されることとなる。
【００１２】また、ワークの形状等により、例えば、ワ
ークの前後一方に多くの熱量を供給しなければならない
場合、各調温装置１０Ｆ，１０Ｒの設定温度を個別に調
整することにより、各気体通路５Ｆ，５Ｒから異なる温
度の気体を吹き出すことができるので、マッフル３内を
任意の温度分布で加熱することができる。
ークの前後一方に多くの熱量を供給しなければならない
場合、各調温装置１０Ｆ，１０Ｒの設定温度を個別に調
整することにより、各気体通路５Ｆ，５Ｒから異なる温
度の気体を吹き出すことができるので、マッフル３内を
任意の温度分布で加熱することができる。
【００１３】そして、前のワークＷを熱処理をしている
間に、次のワークＷを開閉扉６Ｒの前に待機させ、熱処
理が終了した時点で、前のワークＷを前方の開閉扉６Ｆ
から搬出しながら次のワークＷを搬入すれば、搬入搬出
に掛かる時間を短縮して生産能率を向上させることがで
きる。
間に、次のワークＷを開閉扉６Ｒの前に待機させ、熱処
理が終了した時点で、前のワークＷを前方の開閉扉６Ｆ
から搬出しながら次のワークＷを搬入すれば、搬入搬出
に掛かる時間を短縮して生産能率を向上させることがで
きる。
【００１４】次いで、比較的小型のワークＷが同時に搬
送されるラインにおいて、二種類の温度条件で熱処理し
ようとする場合は、隔壁７を取り付けてマッフル３内を
前後に仕切り、各調温装置１０Ｆ，１０Ｒの設定温度を
個別に設定すれば、各気体通路５Ｆ，５Ｒの吹出口９か
ら夫々異なる温度に調温された気体が吹き出されるの
で、隔壁７を境にマッフル３内を別々の温度に設定する
ことができる。したがって、このように、マッフル３内
を隔壁で仕切ることにより、独立した二つのオートクレ
ーブとして使用することができ、各開閉扉６Ｆ，６Ｒか
ら夫々のワークＷを搬入し、熱処理終了後に各開閉扉６
Ｆ，６Ｒから搬出すれば、オートクレーブを二台用意す
ることなく、温度条件の異なる二種類のワークＷを同時
に熱処理することができ、生産効率が向上される。
送されるラインにおいて、二種類の温度条件で熱処理し
ようとする場合は、隔壁７を取り付けてマッフル３内を
前後に仕切り、各調温装置１０Ｆ，１０Ｒの設定温度を
個別に設定すれば、各気体通路５Ｆ，５Ｒの吹出口９か
ら夫々異なる温度に調温された気体が吹き出されるの
で、隔壁７を境にマッフル３内を別々の温度に設定する
ことができる。したがって、このように、マッフル３内
を隔壁で仕切ることにより、独立した二つのオートクレ
ーブとして使用することができ、各開閉扉６Ｆ，６Ｒか
ら夫々のワークＷを搬入し、熱処理終了後に各開閉扉６
Ｆ，６Ｒから搬出すれば、オートクレーブを二台用意す
ることなく、温度条件の異なる二種類のワークＷを同時
に熱処理することができ、生産効率が向上される。
【００１５】なお、比較的小さなワークＷでも、すべて
同一の温度条件で熱処理するのであれば、大型のワーク
を処理する場合と同様に、隔壁７を取り外した状態で、
後方の開閉扉６ＲからワークＷを搬入して熱処理し、熱
処理終了後は前方の開閉扉６Ｆから搬出しながら、多数
のワークＷを搬入するようにすれば、一度に多くのワー
クＷを熱処理することができ、搬入搬出に掛かる時間も
短縮できる。
同一の温度条件で熱処理するのであれば、大型のワーク
を処理する場合と同様に、隔壁７を取り外した状態で、
後方の開閉扉６ＲからワークＷを搬入して熱処理し、熱
処理終了後は前方の開閉扉６Ｆから搬出しながら、多数
のワークＷを搬入するようにすれば、一度に多くのワー
クＷを熱処理することができ、搬入搬出に掛かる時間も
短縮できる。
【００１６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、循
環ファンが耐圧容器の周壁に沿って配されているので、
耐圧容器内に大きな容積を確保することができると同時
に、また、気体通路が前後に仕切られて夫々に循環ファ
ン及び調温装置が配されており、夫々に吸込口，吹出口
が開口形成されているので、マッフル内を均一に加熱す
ることができるという効果がある。また、耐圧容器の前
後両側に開閉扉が配されているので、熱処理条件が同一
のワークを処理する場合は、熱処理が終了したときに、
一方の開閉扉からワークを搬出しながら、他方の開閉扉
からワークを搬入することができるので、前の製品と次
の製品の搬入搬出に掛かる時間を短縮して作業能率を向
上させることができ、熱処理条件の異なる二種類の製品
が同時に搬送される場合はマッフル内を隔壁で仕切るこ
とにより、これらを同時に熱処理して作業能率を向上す
ることができるという大変優れた効果を有する。
環ファンが耐圧容器の周壁に沿って配されているので、
耐圧容器内に大きな容積を確保することができると同時
に、また、気体通路が前後に仕切られて夫々に循環ファ
ン及び調温装置が配されており、夫々に吸込口，吹出口
が開口形成されているので、マッフル内を均一に加熱す
ることができるという効果がある。また、耐圧容器の前
後両側に開閉扉が配されているので、熱処理条件が同一
のワークを処理する場合は、熱処理が終了したときに、
一方の開閉扉からワークを搬出しながら、他方の開閉扉
からワークを搬入することができるので、前の製品と次
の製品の搬入搬出に掛かる時間を短縮して作業能率を向
上させることができ、熱処理条件の異なる二種類の製品
が同時に搬送される場合はマッフル内を隔壁で仕切るこ
とにより、これらを同時に熱処理して作業能率を向上す
ることができるという大変優れた効果を有する。
【図１】本発明に係るオートクレーブを示す断面図。
１・・・・・・・・オートクレーブ ２・・・・・・・・耐圧容器 ３・・・・・・・・マッフル ４Ｆ，４Ｒ・・・・循環ファン ５，５Ｆ，５Ｒ・・気体通路 ６Ｆ，６Ｒ・・・・開閉扉 ７・・・・・・・・隔壁 ８・・・・・・・・吸込口 ９・・・・・・・・吹出口 １０Ｆ，１０Ｒ・・調温装置
Claims (1)
- 【請求項１】 耐圧容器（２）の内側に筒型マッフル
（３）が配設されて二重構造に形成され、マッフル
（３）内から吸引した気体を、当該マッフル（３）と耐
圧容器の間に形成された気体通路（５）を通じて再びマ
ッフル（３）内に循環させるように成されたオートクレ
ーブにおいて、前記耐圧容器（２）の前後両端にワーク
（Ｗ）をマッフル（３）内に搬入出する開閉扉（６Ｆ，
６Ｒ）が配設され、マッフル（３）には、当該マッフル
（３）内を前後に仕切る隔壁（７）が着脱可能に取り付
けられると共に、その隔壁取付位置を挟んで前後両側
に、マッフル（３）内の気体を気体通路（５）内に吸引
する吸込口（８）と、気体通路（５）内の気体を再びマ
ッフル（３）内に吹き出す吹出口（９）が夫々開口形成
され、前記気体通路（５）が前記隔壁取付位置で前後に
仕切られて、各気体通路（５Ｆ，５Ｒ）ごとに、前記耐
圧容器（２）の周壁に沿って循環ファン（４Ｆ，４Ｒ）
と、夫々の気体通路（５Ｆ，５Ｒ）内を通る気体を加熱
又は冷却する調温装置（１０Ｆ，１０Ｒ）が配設されて
いることを特徴とするオートクレーブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4416592A JPH05245361A (ja) | 1992-02-29 | 1992-02-29 | オートクレーブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4416592A JPH05245361A (ja) | 1992-02-29 | 1992-02-29 | オートクレーブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05245361A true JPH05245361A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=12683983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4416592A Pending JPH05245361A (ja) | 1992-02-29 | 1992-02-29 | オートクレーブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05245361A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003039731A1 (en) * | 2001-11-08 | 2003-05-15 | Aeroform Group Plc | Multiple zone autoclaves |
| CN101940892A (zh) * | 2009-07-04 | 2011-01-12 | 株式会社芦田制作所 | 高压釜的热风循环方法和高压釜的热风循环装置 |
-
1992
- 1992-02-29 JP JP4416592A patent/JPH05245361A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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