JP3372485B2 - 生ごみ処理装置の排気構造 - Google Patents

生ごみ処理装置の排気構造

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微生物の力を利用
して生ごみの分解処理をする生ごみ処理装置において、
生ごみ分解槽から臭気を含んだ空気を排気する構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、微生物の力を利用して有機物及び
水分を有する生ごみを環境に影響を与えない程度に分解
処理(発酵)することが行われており、この処理を行う
生ごみ処理装置が知られている。この生ごみ処理装置
は、生ごみ分解槽内にバイオチップと称される木質細片
を生ごみ処理材として充填してあり、生ごみ分解槽に設
けた投入口から生ごみを生ごみ分解槽内に投入し、生ご
み処理材に生息する微生物の働きで生ごみを発酵させて
分解処理するようになっている。
【0003】ところが、上記のように生ごみを分解処理
すると、生ごみ分解槽で臭気が発生するために脱臭して
排気する必要があり、従来、この脱臭排気を行う場合次
の構造を採用していた。図6に示すように生ごみ分解槽
6で発生した臭気を排気する排気経路に送風機1や脱臭
器2を配置してあり、脱臭器2にはヒータ3や白金のよ
うな触媒4を内装してある。そして生ごみ分解槽6で発
生した臭気を含んだ空気は送風機1で送風して排気され
るとき、脱臭器2で脱臭されてから排気されるようにな
っている。脱臭器2では脱臭器2に導入された空気を高
温に加熱し、加熱した空気を触媒4に接触させて脱臭を
行っている。脱臭器2で浄化されて排気される空気は高
温であり(脱臭器2直後で強脱臭時は200℃以上であ
る)、そのためそのまま排気できず、別配管の経路によ
りフレッシュなエアーである大気を送風機5にて導入
し、室温まで温度を希釈して排気している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、脱臭器2で
脱臭するために空気を高温に加熱する必要があるが、脱
臭器2で脱臭した後に排気してしまうために熱ロスが大
きい構造となっている。脱臭器2の導入される臭気を含
んだ空気はやや温まった程度の温度であり、触媒脱臭に
必要な温度に上げるためにはヒータ3の負荷が大きくな
る。このように熱ロスが大きいと共にヒータ3の負荷が
大きくなるためランニングコスト(電気代等)が高く付
くという問題がある。また脱臭器2に入る空気の温度が
低く、ヒータによる加熱の距離が必要になり、脱臭器2
は大きくなるという問題がある。また触媒4前の温度分
布を均一にするため、触媒4前にヒータ3や邪魔板を設
ける等のスペースが必要で脱臭器2が大きくなるという
問題がある。さらに生ごみ分解槽6の排気をするために
送風する送風機1とフレッシュなエアーである大気を導
入して排気の温度を希釈するための送風機5との2台の
送風機1,5を要するという問題もある。
【0005】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、排熱を回収して脱臭器に入る前の空気を加熱す
ることで熱ロスを少なくできてヒータの負荷を小さくで
きると共に脱臭器も小型化できる生ごみ処理装置の排気
構造を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の請求項1の生ごみ処理装置の排気構造は、生ご
み分解槽6と連通する排気経路7に送風機1と臭気を加
熱脱臭する脱臭器2とを配置し、脱臭器2より生ごみ分
解槽6側で排気経路7に熱交換器8を配設し、脱臭器2
を通過した排気を上記熱交換器8に通して排熱を回収す
るようにした生ごみ処理装置の排気構造であって、送風
機1を脱臭器2や熱交換器8より排気の下流側で排気経
路7に配置し、送風機1の駆動にて生ごみ分解槽6の排
気を熱交換器8や脱臭器2を介して吸引すると共に熱交
換器8や脱臭器2を通した排気を冷却する大気を排気経
路7に吸引するようにして成ることを特徴とする。脱臭
器2を通過した排気が熱交換器8に通されることにより
排熱を回収して脱臭器2の前の空気を加熱することがで
きる。これにより排熱を有効利用できるために脱臭器2
のヒータ3の負荷が小さくなって電気代等のランニング
コストが節約できる。また脱臭器2に導入される空気の
温度が上がるため、触媒4前の温度分布が均一になりや
すく、脱臭器2が小型化できる。また1つの送風機1の
駆動にて生ごみ分解槽6の排気を熱交換器8や脱臭器2
を介して吸引すると共に熱交換器8や脱臭器2を通した
排気を冷却する大気を排気経路7に吸引することがで
き、送風機1が1台でよくて構造を簡単にできると共に
コストを低減できる。
【0007】また本発明の請求項2の生ごみ処理装置の
排気構造は、請求項1において、脱臭器2から出る排気
の温度を検出して排気の温度が一定になるように送風機
1の出力を制御するようにしたことを特徴とする。排気
の温度が一定になるように送風機1の運転を制御するこ
とで、屋内外に圧力差ができても一定の風量で脱臭運転
ができる。
【0008】また本発明の請求項3の生ごみ処理装置の
排気構造は、請求項1において、1つの筐体28内を仕
切り板29にて仕切って脱臭器2と熱交換器8とを一体
に設けたことを特徴とする。このようにすることで配管
等を使わずに脱臭器2と熱交換器8とを一体に設けるこ
とができて構造を簡単にすると共に小型化を図ることが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】図2は生ごみ処理装置の一例の概
略を示すものである。この例の生ごみ処理装置はシンク
下にビルトインされるタイプのものである。上にシンク
10を設けたシンク下キャビネット11内には生ごみ処
理装置Aを内装してある。図2で12は外壁であり、1
3は屋内、14は屋外である。生ごみ処理装置Aは生ご
み分解槽6、調整槽15、残渣取り出し容器16等を具
備している。生ごみ分解槽6及び調整槽15に撹拌軸2
6を架設してあり、撹拌軸26には撹拌羽根17を装着
してある。生ごみ分解槽6内には微生物が生息したバイ
オチップと称されるおが屑状の木質細片のような担体よ
りなる生ごみ処理材18や樹脂発泡体19を入れてあ
る。そしてシンク10に隣接する投入口20から生ごみ
が投入されると、撹拌羽根17が回転して生ごみと生ご
み処理材18とが混合される。すると、生ごみ処理材1
8に生息する微生物の働きにより生ごみが分解処理され
る。生ごみ分解槽6からオーバーフローする生ごみ処理
材18はスリット21からオーバーフローして調整槽1
5に受けられ、調整槽15で乾燥したりされた残渣18
aが残渣取り出し容器16に受けられる。
【0010】上記のように生ごみ分解槽6で生ごみを分
解処理しているとき、湿気や臭気が発生するが、この湿
気や臭気を含んだ空気は排気経路7を介して外部に排気
される。このとき屋内13の空気は給気口22及び投入
口20から給気経路23a、23bを介して給気され
る。上記排気経路7には送風機1と脱臭器2を配置して
あり、脱臭器2にはヒータ3と触媒4とを内装してあ
る。この触媒4は白金触媒のようなものである。送風機
1と脱臭器2との間には熱交換器8を配置してあり、送
風機1から脱臭器2に送られる空気と、脱臭器2から排
出された排気とを熱交換器8で熱交換するようにしてあ
る。この熱交換器8はアルミニウム等の熱伝導性がよ
く、またアンモニアガス等の臭気で腐敗しない材質で形
成されており、シール性や断熱性が高い構造にしてあ
る。排気経路7の熱交換器8よりさらに排気側にはフレ
ッシュエアの大気を供給する送風経路24を接続してあ
り、送風経路24には送風機5を配置してある。しかし
て送風機1を駆動して排気経路7にて排気すると、臭気
を含んだ空気が熱交換器8を介して脱臭器2に送られ、
脱臭器2のヒータ3にて200〜300℃程度の高温に
加熱され、この高温に加熱された空気が触媒4と接触さ
せられて臭気が脱臭される。そして脱臭器2から排出さ
れた高温の排気は熱交換器8に送られ、熱交換器8にて
脱臭器2に送られる手前の空気と熱交換される。これに
より熱交換器8から排熱を奪って温められた空気が脱臭
器2に供給され、熱交換器8で温度が低くなった排気が
排出されるが、このときフレッシュエアの大気が送風経
路24を介して排気経路7に送られて温度が下げられた
排気が排出される。このように脱臭器2を通過した排気
が熱交換器8に通されることにより排熱を回収して脱臭
器2の前の空気を加熱することができる。これにより排
熱を有効利用できるために脱臭器2のヒータ3の負荷が
小さくなって電気代等のランニングコストが節約でき
る。また脱臭器2に導入される空気の温度が上がるた
め、触媒4前の温度分布が均一になりやすく、脱臭器2
が小型化できる。なお、熱交換器8で熱交換した後の排
気温度は結露の生じない温度以上とする必要がある。
【0011】本発明の生ごみ処理装置は上記の基本的構
成に加え次の構造を採用している。生ごみ分解槽6で生
ごみを分解処理しているとき、発生する湿気や臭気を含
んだ空気は排気経路7を介して排気されるが、このとき
屋外の外気である大気が生ごみ分解槽6に給気されるよ
うになっている。排気経路7には図3に示すように送風
機1、脱臭器2及び熱交換器8を配置してあるが、送風
機1は熱交換器8や脱臭器2より下流側で排気経路7に
配置してある。脱臭器2には上記と同様にヒータ3と白
金触媒のような触媒4を内装してあり、熱交換器8は上
記と同様にアルミニウム等の熱伝導性がよく、またアン
モニア等の臭気で腐敗しない材料にて形成してある。排
気経路7の熱交換器8と送風機1との間には屋外の外気
であるフレッシュエアの大気を供給する送風経路24を
接続してある。しかして送風機1を駆動して排気経路7
にて排気すると、臭気を含んだ空気が生ごみ分解槽6か
ら吸引されて熱交換器8を介して脱臭器2に送られ、脱
臭器2のヒータ3にて200〜300℃程度の高温に加
熱され、この高温に加熱された空気が触媒4と接触 させ
られて臭気が脱臭される。そして脱臭器2から排出され
た高温の排気は熱交換器8に送られ、熱交換器8にて脱
臭器2に送られる手前の空気と熱交換される。これによ
り、熱交換器8から排熱を奪って暖められた空気が脱臭
器2に供給され、熱交換器8にて温度が低くなった排気
が屋外に排出されるが、このとき外気のフレッシュエア
の大気が送風経路24を介して排気経路7に吸引され、
温度が下げられた排気が排出される。この場合も、排熱
を有効利用できるために脱臭器2のヒータ3の負荷が小
さくなって電気代等のランニングコストが節約できる。
また本例の場合、生ごみ分解槽6から臭気を含んだ空気
を吸引して排気するのも送風経路24からフレッシュエ
アの大気を吸引するのも同一の送風機1にて行うことが
でき、送風機1が1台でよい。このために構造を簡単に
できると共にコストダウンを図ることができる。
【0012】またこの種の生ごみ処理装置において、脱
臭器2にて加熱する温度を一定にするためには従来から
図7に示すような構造を採用している。生ごみ分解槽6
の排気は送風機1で送風され、脱臭器2に導入されると
ヒータ3にて加熱され、触媒4と接触させて脱臭されて
排気される。このとき脱臭器2の出口空気温度Tが検知
され、脱臭性能を維持できる所定の温度となるようにヒ
ータ3の出力をフィードバック制御している。このとき
の送風機1の出力は一定である。屋外等に据え置き型の
生ごみ処理装置のように吸気部と排気部の静圧に大きな
差がない場合は、送風機1の出力が一定でも、排気経路
の圧力損失にも変動が少なく、風量に大きな変動はな
い。ただし排気口に直接強風が吹き付けた場合などは風
量が変動する可能性がある。一方ビルトイン型の生ごみ
処理装置は図2に示すように屋内から給気して屋外へ排
気する構造になっている。このため気密性の高い住宅で
レンジフードを運転した場合等には屋内外の圧力差が3
〜5mmAqにもなることがある。また強風時にも同様
に屋内外で圧力の差が発生する。このため上記従来例の
ように送風機1の出力を一定にする制御方法では排気風
量が変動して十分な脱臭能力が得られなかったり、最悪
の場合は屋内の排気が逆流してしまうことになる。
【0013】図4に示す例は上記問題を解決するもので
ある。図1、図2に示すものと同じように送風機1と脱
臭器2との間に熱交換器8を配置してあり、脱臭器2か
らの排気の排熱を熱交換器8で回収して脱臭器2に送る
空気を加熱し、ヒータ2の負荷を少なくするようになっ
ている。そしてこの例の場合、脱臭器2の出口の温度T
1 を検出してT1 が所定の温度になるように送風機1の
出力を制御するようになっている。まず、予め所定の風
量を流したときにT1 が所定の設定温度になるように送
風機1から送られる空気に与える熱量H(kcal/
h)を設定しておく。この熱量Hは熱交換器8から回収
する熱量とヒータ3から出力される熱量である。例え
ば、風量Qを1.2m3 /h、脱臭性能を得るための温
度T1 を240℃、送風機1から送られる空気の温度T
0 を40℃、熱ロスを20%、空気の比重γを1.2k
g/m3 、定圧比熱Cpを0.24kcal/kg℃と
すると、 H=Q・γ・Cp・(T1 −T0 )×1.2= 1.2×1.2×0.24×(240−40)×1.2
≒83kcal/hとなる。従って、T0 が40℃の場
合、熱交換器8及びヒータ3から与える熱量Hが83k
cal/hになるように設定しておく(この場合、T0
の変化に応じてHを変化させてもよいし、T0 がほぼ一
定ならHは一定としてもよい。)。上記設定で運転を行
い、送風機1はT1 が240℃となるように出力を変化
させるフィードバック制御を行う。送風機1の出力はデ
ューティ制御、電圧制御などによりコントロールする。
上記のような制御を行えば、屋内外の圧力変動によら
ず、常に一定の風量で脱臭運転ができ、屋内への臭気逆
流等も防止することができる。
【0014】次に図5に示す実施の形態の例について述
べる。
【0015】本例も上記例と基本的に同じであるが、本
例の場合、1つの筐体28内を仕切り板29にて仕切っ
て脱臭器2と熱交換器8とを一体に設けてある。つま
り、筐体28内を2枚の仕切り板29にて仕切って脱臭
器2と、熱交換器8の往路部分8a及び復路部分8bを
設けてあり、熱交換器8の往路部分8aと復路部分8b
との間にアルミニウム等の熱交換フィン30を配置して
ある。脱臭器2にはヒータ3と白金触媒のような触媒4
を内装してある。しかして送風機1が駆動されると、生
ごみ分解槽6内の臭気を含んだ空気は熱交換器8の往路
部分8aを介して脱臭器2に送られ、脱臭器2のヒータ
3にて200〜300℃程度の高温に加熱され、この高
温に加熱された空気が触媒4と接触させられて臭気が脱
臭される。そして脱臭器2から排出された高温の排気は
熱交換器8の復路部分8bに送られ、熱交換フィン30
の部分にて往路部分8aと復路部分8bの熱交換がされ
る。これにより、熱交換器8の復路部分8bから排熱を
奪って温められた空気が往路部分8aから脱臭器2に供
給され、熱交換により温度の低くなった排気が復路部分
8bから排出される。そして脱臭器2と熱交換器8とは
筐体28内を仕切り板29にて仕切って形成されている
ために配管等を使わずに脱臭器2と熱交換器8とを一体
に設けることができて構造を簡単にできると共に小型化
できる。なお、上記のように脱臭器2と熱交換器8を一
体にした形式は並向流であるが、対行流方式ではさらに
性能向上が可能となる。
【0016】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は生ごみ分解槽
と連通する排気経路に送風機と臭気を加熱脱臭する脱臭
器とを配置し、脱臭器より生ごみ分解槽側で排気経路に
熱交換器を配設し、脱臭器を通過した排気を上記熱交換
器に通して排熱を回収するようにしているので、脱臭器
を通過した排気が熱交換器に通されることにより排熱を
回収して脱臭器の前の空気を加熱することができるもの
であって、これにより排熱を有効利用できるために脱臭
器のヒータの負荷が小さくなって電気代が節約できるも
のであり、また脱臭器に導入される空気の温度が上がる
ため、触媒前の温度分布が均一になりやすく、脱臭器が
小型化できるものであり、また送風機を脱臭器や熱交換
器より排気の下流側で排気経路に配置し、送風機の駆動
にて生ごみ分解槽の排気を熱交換器や脱臭器を介して吸
引すると共に熱交換器や脱臭器を通した排気を冷却する
大気を排気経路に吸引するようにしてあるので、1つの
送風機の駆動にて生ごみ分解槽の排気を熱交換器や脱臭
器を介して吸引すると共に熱交換器や脱臭器を通した排
気を冷却する大気を排気経路に吸引することができる
のであって、送風機が1台でよくて構造を簡単にできる
と共にコストを低減できるものである。
【0017】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、脱臭器から出る排気の温度を検出して排気の
温度が一定になるように送風機の出力を制御するように
したので、排気の温度が一定になるように送風機の運転
を制御することで、屋内外に圧力差できても一定の風
量で脱臭運転ができるものである。
【0018】また本発明の請求項3の発明は、請求項1
において、1つの筐体内を仕切り板にて仕切って脱臭器
と熱交換器とを一体に設けたので、配管等を使わずに脱
臭器と熱交換器とを一体に設けることができて構造を簡
単にすると共に小型化を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生ごみ処理装置の排気の系統を説明す
る説明図である。
【図2】同上の生ごみ処理装置の構造を説明する概略図
である。
【図3】本発明の実施の形態の一例の排気の系統を説明
する説明図である。
【図4】同上の他例の排気の系統を説明する説明図であ
る。
【図5】同上の他例の脱臭器と熱交換器を示す概略断面
図である。
【図6】従来例の排気の系統を説明する説明図である。
【図7】他の従来例の排気の系統を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
1 送風機 2 脱臭器 6 生ごみ分解槽 7 排気経路 8 熱交換器 28 筐体 29 仕切り板
フロントページの続き (72)発明者 新保 秀人 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 山田 秀昭 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−117742(JP,A) 特開 平8−121963(JP,A) 特開 平8−100633(JP,A) 特開 平6−271378(JP,A) 特開 昭53−106668(JP,A) 特開 平10−96645(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00,5/00 B01D 53/86

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみ分解槽と連通する排気経路に送風
    機と臭気を加熱脱臭する脱臭器とを配置し、脱臭器より
    生ごみ分解槽側で排気経路に熱交換器を配設し、脱臭器
    を通過した排気を上記熱交換器に通して排熱を回収する
    ようにした生ごみ処理装置の排気構造であって、送風機
    を脱臭器や熱交換器より排気の下流側で排気経路に配置
    し、送風機の駆動にて生ごみ分解槽の排気を熱交換器や
    脱臭器を介して吸引すると共に熱交換器や脱臭器を通し
    た排気を冷却する大気を排気経路に吸引するようにし
    成ることを特徴とする生ごみ処理装置の排気構造。
  2. 【請求項2】 脱臭器から出る排気の温度を検出して排
    気の温度が一定になるように送風機の出力を制御するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理装
    置の排気構造。
  3. 【請求項3】 1つの筐体内を仕切り板にて仕切って脱
    臭器と熱交換器とを一体に設けたことを特徴とする請求
    項1記載の生ごみ処理装置の排気構造。
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