JP3371853B2 - アクティブマトリクス型液晶表示装置とその製造方法 - Google Patents
アクティブマトリクス型液晶表示装置とその製造方法Info
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Description
を薄膜トランジスタ側の設けられたオンチップカラーフ
ィルタ型の基板を備えた構造を有する液晶表示装置及び
その製造方法に関する。
と称する)を用いたアクティブマトリクス型液晶表示装
置の開発が活発に行われている。
クス型液晶表示装置を説明する図であり、(a)はその
概略図であり、(b)はその画素部の断面図である。従
来の液晶表示装置では、画素駆動用のTFTを有するT
FT基板401と、カラーフィルター(以下、CFと称
する)を有するCF基板402と、それらに挟まれた液
晶403から構成される。
04上に、信号を書き込む画素を選択する走査線405
と、書き込む信号を持つ信号線406と、それらの交点
に画素を駆動するTFT407と、TFT407に接続
された画素電極408を有する。また、表示面のCF基
板402は、CFガラス基板413上に各画素に対応す
るR,G,Bを3原色とするそれぞれのカラーフィルタ
ー409と、TFTおよび光漏れ領域を遮光するTFT
407上に配置するブラックマトリクス(BM)410
と、それらを保護するオーバーコート411と、対向電
極412からなる。
れた液晶403は、画素電極408と、対向電極412
間の電界方向に並ぶ特性を有し、その特性を利用して画
素電極408と対向電極412間の電圧により、階調表
示を行う。
FT基板側にカラーフィルターを設けるオンチップカラ
ーフィルター構造が、特開平8−122824号公報
(以下、従来例2と称する)、特開平9−292633
号公報(以下、従来例3と称する)に開示されている。
このオンチップカラーフィルター構造は、カラーフィル
ターが個々の画素電極と重なっているため、両者の間に
視差が生ぜず、画素部の開口率を大きくとれる。また、
画素電極とカラーフィルターのアライメント誤差が殆ど
なくなるので、画素部が微細化しても、高開口率を維持
できるという硬化がある。
824号公報に開示されたオンチップカラーフィルター
構造の単位画素部を示しており、(a)はその断面図で
あり、(b)はその平面図であり、(c)はCF・BM
部分を除いた平面図である。
04上に、信号を書き込む画素を選択する走査線505
と、書き込む信号をもつ信号線506と、それらの交点
に画素を駆動するTFT507を有する。
板504上に設けられたゲート電極520と、ゲート電
極520を覆うようにして設けられたゲート絶縁膜52
1と、ゲート絶縁膜521上に形成された半導体層52
2とドレイン電極523およびソース電極524と、そ
れらのすべてを覆うようにして設けられたパッシベーシ
ョン膜525を備えている。
対して、信号線506はドレイン電極523に対してそ
れぞれ接続されている。
ィルター509、ブラックマトリクス510が設けら
れ、さらにそれらを保護するオーバーコート膜511が
形成されている。オーバーコート膜511上に画素電極
508が設けられ、コンタクトホール526を介してT
FTのソース電極524と接続されている。
線505とオーバーラップすることにより、画素電極5
08のまわりの光漏れを防いでいる。
電極508上には、液晶分子530を液晶の動作モード
に適した配列や傾き(プレチルト)を制御するための配
向膜(図示せず)が設けられており、TFTガラス基板
504から配向膜までの構成要素によって、TFT基板
501を形成している。
上に、対向電極512と、配向膜(図示せず)が設けら
れており、対向ガラス基板513から配向膜までの構成
要素によって、対向基板502を形成している。
板502とそれらに挟まれた液晶層503により1つの
液晶素子を形成している。
ター509およびブラックマトリクス510がTFT基
板501上に形成されるため、基板間の重ねあわせずれ
に起因する、カラーフィルター509およびブラックマ
トリクス510の画素に対するアライメント誤差が小さ
い。このため画素の微細化および高開口率化が可能であ
る。
クマトリクス510として、顔料やカーボンを分散させ
たネガ型の感光性レジストを用い、それを塗布・露光・
現像・焼成して形成する。
のポジ型感光性レジストを用い、それを塗布・露光・現
像することが一般的である。この場合、カラーフィルタ
ー509・ブラックマトリクス510は顔料やカーボン
をアクリルなどのベース樹脂に分散させたネガレジスト
であるため、現像時に非常に膨潤しやすい欠点を有して
いる。オンチップカラーフィルター構造では、画素電極
508とTFTのソース電極524の接続にオーバーコ
ート膜511上のコンタクトホール526を介して行う
が、コンタクトホール部526上のカラーレジスト・ブ
ラックマトリクスは除去する必要がある。
来例2では特に触れられていないが、例えば図5(b)
(c)に図示するように、カラーフィルターとして縦の
画素群をすべておおうようなライン状のパターンにし、
カラーフィルター上にコンタクトホール526より大き
なコンタクトホール530を設けることが考えられる。
クマトリクスが膨潤することにより、カラーフィルター
やブラックマトリクス上に設けられたコンタクトホール
がつぶれてしまい、微細なコンタクトホールを形成する
ことができず、パターンを微細化できない問題点を有し
ていた。
方法においては、TFT等のスイッチング素子間の開口
領域に、インクジェット方式により硬化性インクを付与
して、カラーフィルタを形成する工程、前記カラーフィ
ルター上に透明電極を形成する工程、当該透明電極上に
液晶を封入する工程とを有することを特徴としており、
本従来例3においても、カラーフィルターやブラックマ
トリクス上に設けられたコンタクトホールがつぶれてし
まい、微細なコンタクトホールを形成することができ
ず、パターンを微細化できない問題点を有していた。
は、オンチップカラーフィルター構造の単位画素部を有
する液晶表示装置の技術が開示され、ブラックマトリク
ス上にカラーフィルタを格子状にパタニング形成し、画
素開口部を光透過性とし、非開口部は光不透過性とし、
カラーフィルター上に、有機透明材料からなる平坦化膜
をスピンコートする。このカラーフィルターとしては顔
料を分散した有機感光材料のカラーレジストを0.5〜
3.0μm程度の膜厚で塗布し、また有機透明材料とし
てはアクリル樹脂やポリイミド樹脂を用いている。しか
し、同公報による遮光膜上にカラーフィルタが積層され
ており、また、上記材料を用いたカラーフィルターにお
いても、カラーフィルター上に設けられたコンタクトホ
ールがつぶれてしまい、微細なコンタクトホールを形成
することができず、パターンを微細化できない問題点を
有していた。
FT基板と別の対向基板に設けていた従来例1の液晶表
示装置では、TFT基板とCF基板のアライメント誤差
が大きく、高精細で光透過率の高い液晶表示装置をつく
ることができない問題点を有していた。これを解決する
手段としてTFT基板上にカラーフィルターを設けるオ
ンチップカラーフィルター構造が従来例2に開示されて
いるが、以下の問題点があった。
造では、画素電極とTFT電極の接続にオーバーコート
で規定されたコンタクトホールを介して行うが、コンタ
クトホール部分のカラーフィルター・ブラックマトリク
スを除去しておく必要があり、微細なパターニング性能
が必要である。
クスとしては、感光性のネガ型レジストを用いるが、ネ
ガ型レジストは現像時に膨潤するため、微細なパターニ
ングが難しい問題点を有した。
で、その目的は現像時の膨潤の影響をうけにくいカラー
フィルターおよびブラックマトリクスのパターンを規定
し、微細なパターニングを可能にし、高精細で光透過率
の高いオンチップカラーフィルター液晶表示装置を提供
することにある。
と、第2の基板およびこれらに挟持された液晶層を有
し、前記第1の基板上には複数の走査線と、それらにマ
トリクス状に交差する複数の信号線と、これらの走査線
及び信号線の配線のそれぞれの交点に対応して形成され
た複数の薄膜トランジスタとを有し、前記薄膜トランジ
スタのそれぞれを覆ってRGB3原色とするライン状カ
ラーフィルター層と前記各カラーフィルター層間に配置
したブラックマトリクス層と、それを保護するオーバー
コート膜を有し、前記オーバーコート膜上にコンタクト
ホールを介して前記薄膜トランジスタと接続した画素電
極を形成されており、前記第2の基板上には対向電極が
設けられた液晶表示装置において、前記ライン状カラー
フィルター層および前記ブラックマトリクス層上にはコ
ンタクトホールが設けられておらず、前記オーバーコー
ト膜上の前記コンタクトホールを避けるようにくびれを
設けて液晶画素の外形が規定されていることを特徴とす
る。
液晶表示装置の製造方法において、TFTガラス基板上
に薄膜トランジスタを形成し、前記薄膜トランジスタを
覆うようにパッシベーション膜を形成し、RGB3原色
のライン状カラーフィルターの形成をフォトリソグラフ
ィー工程を各色毎に3回繰り返し、R,G,Bの顔料分
散型ネガレジストを所定スピンでそれぞれ塗布し、次に
所定温度でプリベークし、次に、ライン状のパターンを
残す部分をステッパーを用いて、紫外線光を照射させ、
光架橋を行い、現像液に不溶化し、現像液として界面活
性材入りの溶液にてシャワー現像を行い、ベーク炉にて
膜の本焼成を行い、感光性のネガ型ブラックレジストを
塗布し、パターニングして、TFT遮光部および光漏れ
領域にブラックマトリクスをパターン形成し、RGB3
原色のライン状カラーフィルターを形成した後、オーバ
ーコート膜と該オーバーコート膜中にコンタクトホール
を設け、前記薄膜トランジスタと前記コンタクトホール
とを接続して前記オーバーコート膜上に透明画素電極を
設け、対向ガラス基板上に対向電極を設け、前記TFT
ガラス基板と前記対向ガラス基板間に液晶を挿入したこ
とを特徴とする。
辺の形成状態を図6に示しており、図6(a)は従来の
カラーフィルタやブラックマトリクスに設けたコンタク
トホールの状態図のSEM写真であり、試験的に設けた
3つのコンタクトホールとカラーフィルタとにより形成
した結果、カラーフィルタは膨潤が発生して、コンタク
トホールがつぶれかかっている。一方、図6(b)に示
すように、本発明による結果のSEM写真である。図6
(b)は、図1(c)に示す断層図であるが、膨潤の発
生は見えず、断層が明確に残っている。細かくは、カラ
ーフィルターの5μmのコンタクトホールおよびライン
アンドスペースの現像後のSEM写真を示す。コンタク
トホールの場合、膜の膨潤を緩和するところがコンタク
トホール部しかないために、コンタクトホール部がつぶ
れてしまい、コンタクトを開口させることができないの
に対し、ラインアンドスペースパターンでは膜の膨潤を
緩和できるために、5μm以下のパターンでもきれいに
現像ができる。
図面を参照しつつ詳細に説明する。
カラーフィルター構造を持つ液晶表示装置の単位素子部
を表す図であり、(a)はその平面図であり、(b)は
カラーフィルター(CF)・ブラックマトリクス(B
M)部分を除いた平面図であり、(c)はその断面図で
ある。
Tガラス基板104上に、信号を書き込む画素を選択す
る走査線105と、書き込む信号をもつ信号線106
と、それらの交点に画素を駆動するTFT107を有す
る。このうち、TFT107はTFTガラス基板104
上に設けられたゲート電極120と、ゲート電極120
を覆うようにして設けられたゲート絶縁膜121と、ゲ
ート絶縁膜121上に形成された半導体層122とドレ
イン電極123およびソース電極124と、それらのす
べてを覆うようにして設けられたパッシベーション膜1
25を備えている。また走査線105はゲート電極12
0に対して、信号線106はドレイン電極123に対し
て接続されている。
ィルター109、ブラックマトリクス110が設けられ
ており、それらを覆うようにオーバーコート膜111が
形成されている。
ホール126を介してTFT107のソース電極124
と接続された画素電極108が配置されている。
液晶の動作モードに適した配列や傾き(プレチルト)を
制御するための配向膜(図示せず)が設けられており、
TFTガラス基板104から配向膜までの構成要素にて
TFT基板101を形成している。なお、典型例とし
て、ゲート電極膜厚は0.2μm、ゲート絶縁膜厚は
0.5μm、半導体層膜厚を0.3μm、ドレイン電極
膜厚を0.2μm、パッシベーション膜厚を0.3μm
とした。
13上に、対向電極112と、配向膜(図示せず)が設
けられており、ガラス基板113から配向膜までの構成
要素にて対向基板102を形成している。
板102とそれらに挟まれた液晶層103により1つの
液晶素子を形成している。
高感度の顔料分散型ネガ型レジスト(富士フィルムオー
リン製CM−7000)を用いて、カラーフィルターの
膜厚は、典型的には、1.5μmとし、好ましくは1.
2乃至1.7μmであっても、ブラックマトリクスより
も若干厚くても、薄膜トランジスタの無い箇所故によ
い。
は、図1(a)のように画素毎にアイランド状にパター
ニングした。この時、カラーフィルター109の短辺
(水平方向)は走査線105およびTFT107のソー
ス電極124とオーバーラップしており、長辺(垂直方
向)は両側の信号線106とオーバーラップしており、
薄膜トランジスタ107の一部とコンタクトホール12
6を避けて、くびれたパターンにしている。
ンジスタ107上にはなく、またパターニングされたブ
ラックマトリクス110及びカラーフィルタ107の領
域を除外した箇所に設けているので、カラーフィルター
等の膨潤によるコンタクトホールのつぶれを防止でき、
精細度の良い微細なカラーフィルターやブラックマトリ
クスをパターニングできる。また、ブラックマトリクス
110はTFT107にのみオーバーラップしているア
イランド状のパターンとした。
ィルター109およびブラックマトリクス110の現像
時の膨潤が緩和され、微細なパターニングが可能とな
り、コンタクトホール126の径を5μmまで微細化で
きた。
による液晶表示装置の製造方法について説明する。図2
は本実施形態のオンチップカラーフィルター構造を持つ
液晶表示装置の製造方法を説明する図である。
同様の工程にて薄膜トランジスタ207を形成する(図
2(a))。薄膜トランジスタ207はTFTガラス基
板204上にゲート電極202を形成し、つぎにゲート
絶縁膜221を形成し、ゲート電極上にゲート絶縁膜2
07を介して半導体層222を形成し、その後ドレイン
電極225とソース電極224を形成し、ドレイン電極
225とソース電極224を覆うようにパッシベーショ
ン膜225を形成する。
09の形成を、以下のフォトリソグラフィー工程を各色
毎に3回繰り返すことにより行った。
ト(富士フィルムオーリン製CM−7000)をそれぞ
れ塗布する。塗布は粘度15cpのネガ型レジストを7
00rpmで5s回転させることにより、1.5μmの
膜厚になるようにスピン塗布した。次に温度80℃、時
間2分プリベークを行った。なお、顔料分散型ネガレジ
ストの粘度や、スピン型による回転数と回転時間等は、
上記の限定した時間でなくとも、その製造設備の温度環
境等によって、変更できる。
をステッパーを用いて、紫外線の一つghi線のUV光
を100mJ照射させ、光架橋を行い、現像液に不溶化
した。
ラメチルアミンヒドロオキシド溶液(TMAH溶液)
0.03%にて、50sの間、シャワー現像を行った。
パドル現像を行わず、シャワー現像を行った理由は、シ
ャワーにて物理的にたたいて現像することにより、現像
時間を早め、現像時のレジストの膨潤を極力抑えるよう
にするためである。
時間)キュアすることで膜の本焼成を行った。
光性のネガ型ブラックレジスト210(富士フィルムオ
ーリン製CK−S−171)を塗布、パターニングする
ことにより、TFT遮光部および光漏れ領域にブラック
マトリクスを1μm形成した。パターン形成方法はカラ
ーフィルターの場合と同様である。RGB3原色のカラ
ーフィルターおよびブラックレジストはアイランド状の
パターンを用いているため、現像工程での膨潤はみられ
なかった。
リクスを微細なアイランドパターンで形成したために、
密着性が悪く現像時に基板からはがれることが懸念され
る。それを防ぐために、それぞれの塗布前に基板をヘキ
サメチルジシラザン(HMDS)雰囲気中にさらし、H
MDS処理を行って、基板の膜表面状態を疎水性にする
ことにより、密着性を高めてもよい(図2(b)
(c))。
ジ型レジスト(JSR製HRCシリーズ)を塗布・露光
・現像・焼成することにより、オーバーコート膜211
およびコンタクトホール226を形成した(図2
(d))。
キサイド(ITO)を0.05μm成膜、パターニング
することにより画素電極208を形成した(図2
(e))。
後、所定の間隙を介して対向基板と接合する。
で、液晶を注入して、アクティブマトリクス型液晶表示
装置が完成する。
フィルター209を画素毎にアイランド状にパターニン
グして、カラーフィルター209上のコンタクトホール
226を設けなかったため、カラーフィルター209に
ネガ型レジストを用いたにも関わらず、現像時の膨潤が
おこらず、微細なパターン形成が可能となったことであ
る。このため、TFT207と画素電極208を接続す
るオーバーコート膜211上のコンタクトホール226
を5μmと小さくでき、光透過領域を広くとれ、高精細
で透過率の高い液晶表示装置の作成が可能となった。
ンチップカラーフィルター構造を持つ液晶表示装置の素
子部分を表す平面図である。
の構造はカラーフィルターのパターン以外は、第1の実
施形態と同様であるため、説明を省略する。
は、図3に示すように、縦の画素群にまたがってライン
状にパターニングし、長辺方向の一部を信号線306と
オーバーラップさせている。
クトホール326の位置を避けるため、迂回させてお
り、くびれさせている。
ィルターおよびブラックマトリクスの現像時の膨潤が緩
和された。また、下地のSiNx膜との接触面積が大き
いために密着性が高められ、現像時のパターンはがれ不
良がおきにくくなった。
構造を持つ液晶表示装置の製造方法は第1の実施形態と
同様であるため説明を省略する。
フィルターをコンタクトホールを避けるように、ライン
状にパターニングし、カラーフィルターにネガ型レジス
トを用いたにも関わらず、現像時の膨潤がおこらず、微
細なパターン形成が可能となったことである。
きいため、密着性が高められ、現像時のパターンはがれ
不良がおきにくくなった。
ーバーコート膜上のコンタクトホールを5μmと小さく
でき、光透過領域を広くとれ、高精細で透過率の高い液
晶表示装置の作成が可能となった。
フィルターを設けるオンチップカラーフィルター構造の
液晶表示装置において、RGB3原色のカラーフィルタ
ーおよびブラックマトリクスのパターンを、その外形が
コンタクトホールを避けるように規定したために、パタ
ーン精度が高められ、TFTと画素電極を接続するコン
タクトホール径を微細化でき、高精細で透過率の高い液
晶表示装置の作成が可能になったことにある。
を示す図である。
の製造方法を示す図である。
を示す図である。
晶表示装置を示す図である。
る図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 第1の基板と、第2の基板およびこれら
に挟持された液晶層を有し、前記第1の基板上には複数
の走査線と、その複数の走査線にマトリクス状に交差す
る複数の信号線と、前記複数の走査線及び前記複数の信
号線の配線のそれぞれの交点に対応して形成された複数
の薄膜トランジスタとを有し、前記薄膜トランジスタの
それぞれを覆ってRGB3原色とするライン状カラーフ
ィルター層とブラックマトリクス層と、それを保護する
オーバーコート膜を具備し、前記オーバーコート膜上に
コンタクトホールを介して前記薄膜トランジスタと接続
した画素電極を形成しており、前記第2の基板上には対
向電極が設けられたアクティブマトリクス型液晶表示装
置において、 前記ライン状カラーフィルター層および前記ブラックマ
トリクス層上及び前記薄膜トランジスタ上を除外した箇
所にコンタクトホールを設け、前記オーバーコート膜上
の前記コンタクトホールを避けるようにくびれを設けて
液晶画素の外形が規定され、前記ライン状カラーフィル
ター層および前記ブラックマトリクス層にはネガ型感光
性レジストを用いたことを特徴とするアクティブマトリ
クス型液晶表示装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のアクティブマトリクス
型液晶表示装置において、 前記ライン状カラーフィルター層および前記ブラックマ
トリクス層には顔料分散型の感光性ネガ型レジストを用
いたことを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示
装置。 - 【請求項3】 第1の基板と、第2の基板およびこれら
に挟持された液晶層を有し、前記第1の基板上には複数
の走査線と、それらにマトリクス状に交差する複数の信
号線と、これらの走査線及び信号線の配線のそれぞれの
交点に対応して形成された複数の薄膜トランジスタとを
有し、前記薄膜トランジスタのそれぞれを覆ってRGB
3原色とするライン状カラーフィルター層とブラックマ
トリクス層と、それを保護するオーバーコート膜を有
し、前記オーバーコート膜上にコンタクトホールを介し
て前記薄膜トランジスタと接続した画素電極を形成され
ており、前記第2の基板上の対向電極と当該画素電極間
の電界によって前記液晶層の光透過率を可変するアクテ
ィブマトリクス型液晶表示装置において、 前記ライン状カラーフィルター層および前記ブラックマ
トリクス層上には前記コンタクトホールが無く、前記ラ
イン状カラーフィルター層および前記ブラックマトリク
ス層を形成時に前記オーバーコート膜上の前記コンタク
トホールを膨潤することのないネガ型感光性レジストを
用いたことを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表
示装置。 - 【請求項4】 オンチップカラーフィルター構造のアク
ティブマトリクス型液晶表示装置の製造方法において、 TFTガラス基板上に薄膜トランジスタを形成し、前記
薄膜トランジスタを覆うようにパッシベーション膜を形
成し、RGB3原色のライン状カラーフィルターの形成
をフォトリソグラフィー工程を各色毎に3回繰り返し、
R,G,Bの顔料分散型ネガレジストを所定スピンでそ
れぞれ塗布し、次に所定温度でプリベークし、次に、ラ
イン状のパターンを残す部分をステッパーを用いて、紫
外線光を照射させ、光架橋を行い、現像液に不溶化し、
現像液として界面活性材入りの溶液にてシャワー現像を
行い、ベーク炉にて膜の本焼成を行い、感光性のネガ型
ブラックレジストを塗布し、パターニングして、TFT
遮光部および光漏れ領域にブラックマトリクスをパター
ン形成し、RGB3原色のライン状カラーフィルターを
形成した後、前記ライン状カラーフィルター層および前
記ブラックマトリクス層上及び前記薄膜トランジスタ上
を除外した箇所にコンタクトホールを設け、前記薄膜ト
ランジスタと前記コンタクトホールとを接続する前記オ
ーバーコート膜上に透明画素電極を設け、対向ガラス基
板上に対向電極を設け、前記TFTガラス基板と前記対
向ガラス基板間に液晶を挿入したことを特徴とするアク
ティブマトリクス型液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項5】 請求項4に記載のアクティブマトリクス
型液晶表示装置の製造方法において、 前記ライン状カラーフィルター及び前記ブラックマトリ
クスはそれぞれの塗布前に前記ガラス基板をヘキサメチ
ルジシラザン(HMDS)雰囲気中にさらし、HMDS
処理を行って、前記ガラス基板の膜表面状態を疎水性に
したことを特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示
装置の製造方法。 - 【請求項6】 請求項4に記載のアクティブマトリクス
型液晶表示装置の製造方法において、 前記オーバーコート膜としてポジ型レジストを塗布・露
光・現像・焼成したことを特徴とするアクティブマトリ
クス型液晶表示装置の製造方法。
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