JP3371247B2 - スタンドパイプ - Google Patents

スタンドパイプ

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JP3371247B2
JP3371247B2 JP13883799A JP13883799A JP3371247B2 JP 3371247 B2 JP3371247 B2 JP 3371247B2 JP 13883799 A JP13883799 A JP 13883799A JP 13883799 A JP13883799 A JP 13883799A JP 3371247 B2 JP3371247 B2 JP 3371247B2
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lever
pull
stand pipe
handle
elbow
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Inventor
信雄 柴田
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東京サイレン株式会社
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、消火栓と消火ホ
ースとを連結するスタンドパイプに関するものである。
【0002】消火栓がマンホール内に設けられている場
合、該消火栓まで消防士の手が届かないので、スタンド
パイプを用いて消火栓と消火ホースとを連結している。
従来のスタンドパイプは、直管の一端に設けられた係脱
ツメと、該直管の長手方向に沿って左右に2本設けら
れ、かつ、前記係脱ツメを変位させる引上ロッドと、該
左右の引上ロッドの上端部に連続する引上レバーと、該
引上レバーの上方に引上隙間を介して設けられ、かつ、
該直管に固定された固定レバーと、該直管の他端に設け
られたエルボと、該エルボの上側表面に設けられたハン
ドルと、を備えている。
【0003】このスタンドパイプを消火栓に接続する時
には、直管の一端を消火栓に押し付けて係脱ツメを消火
栓の口金に係止させ、両者を固定する。又、該スタンド
パイプを消火栓から外す時には、直管の両側に突出する
固定レバーと引上レバーとを両手で握り、引上レバーを
上方に引き上げると、該係脱ツメが口金から外れ両者は
分離する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例には、次の様な
問題がある。 (1)固定レバーと引上レバーとは、直管上部の半径方向
外方に突出しており、しかも、両レバーはハンドルと直
交する様な方向を向いている。そのため、該スタンドパ
イプをマンホールの中に挿入する時、該両レバーが邪魔
になり、該スタンドパイプが地下消火栓に届かなくなる
ことがある。又、スタンドパイプを保管する場合にも両
レバーの突出分だけ多くのスペースが必要となるので、
スペースの少ない消防自動車等で該スタンドパイプを搬
送する場合には、その保管スペースの確保が問題とな
る。
【0005】(2)左右の引上レバーを引き上げる時に
は、同時に両手を使わなければならないのて、例えば、
右手で引上レバーの引き上げ作業を行いながら左手で他
の作業をすることができない。
【0006】この発明は、上記事情に鑑み、固定レバー
と引上レバーが邪魔にならない様にすることを目的とす
る。他の目的は、保管スペースを小さくすると共に、片
手で引上レバーを操作できるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、直管の一端
に設けられた係脱ツメと、該直管の長手方向に沿って左
右に設けられ、前記係脱ツメを変位させる引上ロッド
と、該引上ロッドに設けられた引上レバーと、該直管の
他端に設けられたエルボと、該エルボの上側表面に設け
られたハンドルと、を備えたスタンドパイプであって;
前記引上レバーを該ハンドルの握持空間内に収用したこ
とを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、固定レバーと引上レバ
ーとをエルボの上側表面より上方に位置させることによ
り、スタンドパイプをマンホール内に挿入する時の問題
点を解決するものであり、又、固定レバーの機能をハン
ドルにもたせるとともに、引上レバーをハンドルの握持
空間内に位置させることにより、保管スペース及び両手
操作の問題を解決するものである。
【0009】
【実施例】この発明の第1実施例を図1〜図4により説
明する。スタンドパイプ1は、引上用差込式雌金具2を
有する直管3と、ハンドル4を有するエルボ5と、を備
えている。この金具2は、直管3の入口部3aに設けら
れており、ボディ6と、該ボディ6を貫通する引上ロッ
ド7と、該引上ロッドに螺着された押し輪8と、該押し
輪8に当接する断面略L字状の係脱ツメ10と、該係脱
ツメ10を支持するしめ輪11と、を備えている。な
お、12はOリング、13はしめ輪11の外周面に設け
たタイヤ、14はジョイント、をそれぞれ示す。
【0010】前記引上ロッド7は、直管3を挟む様にし
て左右に2本設けられ、ロッドガイド15により支持さ
れている。このロッドガイド15は直管3及びエルボ5
にそれぞれ設けられている。
【0011】前記二本の引上ロッド7の先端部7aはエ
ルボ5の上側表面5aより上方に突出しており、その先
端部7aは水平連結バー17の両端にナット18で固定
されている。この水平連結レバー17は、ハンドル4内
側の握持空間20と直交しており、その中央部には、垂
直連結バー21を介して棒状の引上レバー25が設けら
れている。この引上レバー25は、前記握持空間20内
に位置し、ハンドル4の上フレーム部4aと引上隙間S
を介して対向している。
【0012】なお、引上レバー25の長さL及び引上隙
間Sの大きさ等は、前記握持空間20内で引上レバー2
5を操作するのに支障のない範囲で適宜選択される。
【0013】前記ハンドル4は、エルボ5の上側表面5
aに設けられており、上フレーム部4aと、該上フレー
ム部4aの一端に連続する垂直固定フレーム部4bと、
該上フレーム部4aの他端と、垂直フレーム部4cを介
して連続する傾斜固定フレーム部4dと、から構成され
ている。このハンドル4の各フレーム部4a〜4dに囲
まれている空間が握持空間20である。なお、エルボ5
の出口部5bには、ホース接続金具27が設けられてい
る。
【0014】次に本実施例の作動について説明する。消
火作業を開始する時には、スタンドパイプ1をマンホー
ル30内に挿入し、消火栓31の口金32の端面がボデ
ィ6に当接すると、係脱ツメ10が口金32の段部33
に係止し、スタンドパイプ1は消火栓31に固定され
る。その後、ホース接続金具27に消火ホースを接続
し、消火栓31の放水弁を開く。
【0015】消火作業終了後、スタンドパイプ1を消火
栓31から外す場合には、消火栓31の放水弁を閉じた
後、ハンドル4の上フレーム部4aと引上レバー25と
を片手で握り、引上フレーム25を引き上げる。そうす
ると、係脱ツメ10が押し輪8により外側に摺動するの
で、係脱ツメ10は段部33から外れ、消火栓31はス
タンドパイプ1から分離する。この分離されたスタンド
パイプ1を地上に引き上げる。
【0016】この発明の第2実施例を図5、図6により
説明する。この実施例と第1実施例(図1〜図4)との
相違点は、引上レバー35が水平連結レバー17に直接
連結され、その形状が方形状に形成されていることであ
る。この引上レバー35の形状や大きさ等は必要に応じ
て適宜選択され、例えば、該引上レバー35を楕円形や
逆三角形状に形成しても良い。なお、水平連結バー17
は、左右の引上ロッドと引上レバー35とを連結すれば
よいので、その形状は必ずしも水平にする必要はなく、
例えば、エルボ5を挟むような半円形状に形成しても良
い。
【0017】
【発明の効果】この発明は、引上レバーを該ハンドルの
握持空間内に収容したので、次の様な効果を奏する。 (1)従来例と異なり、スタンドパイプをマンホール等に
挿入する時に、該引上レバーが邪魔になることはないの
で、地下消火栓との連結を円滑に行うことができる。 (2)ハンドルを固定レバーとして利用できるので、固定
レバーを特別設ける必要はない。そのため、従来例と異
なり、固定レバーが邪魔になることはない。 (3)従来例に比べ、保管スペースを小さくすることがで
きるので、例えば、円形状に巻かれ、消防車の側壁に掛
止めされている吸管の内側に、スタンドパイプを配設
し、保管することもできる。 (4)両手を使わず、一方の手だけで、引上レバーを引き
上げることができる。そのため、引上レバーの操作と同
時に、他方の手で別の作業をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す正面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す側面図である。
【図3】スタンドパイプと消火栓との接続状態を示す拡
大断面の一部を示す図である。
【図4】スタンドパイプの使用状態を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す正面図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 スタンドパイプ 2 引上用差込式雌金具 3 直管 4 ハンドル 5 エルボ 7 引上ロッド 10 係脱ツメ 15 ロッドガイド 20 握持空間 25 引上レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A62C 35/20 E03B 9/02 E03B 9/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直管の一端に設けられた係脱ツメと、該直
    管の長手方向に沿って左右に設けられ、前記係脱ツメを
    変位させる引上ロッドと、該引上ロッドに設けられた引
    上レバーと、該直管の他端に設けられたエルボと、該エ
    ルボの上側表面に設けられたハンドルと、を備えたスタ
    ンドパイプであって;前記引上レバーを該ハンドルの握
    持空間内に収用したことを特徴とするスタンドパイプ。
  2. 【請求項2】エルボにロッドガイドが設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載のスタンドパイプ。
  3. 【請求項3】引上レバーが、引上隙間を介してハンドル
    の上フレーム部と対向していることを特徴とする請求項
    1記載のスタンドパイプ。
  4. 【請求項4】引上レバーが、垂直連結バーを介して水平
    連結バーに接続され、該水平連結バーの両端部に左右の
    引上ロッド上端部が固定されていることを特徴とする請
    求項1記載のスタンドパイプ。
  5. 【請求項5】引上レバーが、棒状に形成されていること
    を特徴とする請求項1記載のスタンドパイプ。
  6. 【請求項6】引上レバーが、方形状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のスタンドパイプ。
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