JP3370931B2 - 生産・組立システムにおける入力・モニタ方法および装置 - Google Patents
生産・組立システムにおける入力・モニタ方法および装置Info
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Numerical Control (AREA)
- Control By Computers (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、生産・組立シス
テムにおける入力・モニタ方法および装置に関し、特
に、タッチパネル付きＣＲＴ装置等を使用してロボット
や数値制御装置の状況のモニタや生産指示のための数値
入力を行う生産・組立システムにおける入力・モニタ方
法および装置に関するものである。
テムにおける入力・モニタ方法および装置に関し、特
に、タッチパネル付きＣＲＴ装置等を使用してロボット
や数値制御装置の状況のモニタや生産指示のための数値
入力を行う生産・組立システムにおける入力・モニタ方
法および装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１３は、工場の生産・組立ラインにお
けるロボットや数値制御装置の稼動状況のモニタや生産
指示を行なう生産指示・モニタシステムを示している。
図１３において、１００は入力手段付きモニタ装置を、
１１０は入力手段付きモニタ装置が動作するための画面
データを作成するコンピュータ（パソコン）を、１２０
はロボットや数値制御装置を制御するプログラマブルコ
ントローラ（ＰＣ）を示している。
けるロボットや数値制御装置の稼動状況のモニタや生産
指示を行なう生産指示・モニタシステムを示している。
図１３において、１００は入力手段付きモニタ装置を、
１１０は入力手段付きモニタ装置が動作するための画面
データを作成するコンピュータ（パソコン）を、１２０
はロボットや数値制御装置を制御するプログラマブルコ
ントローラ（ＰＣ）を示している。
【０００３】入力手段付きモニタ装置１００は、システ
ムプログラムを実行して生産指示処理とモニタ処理を行
うＣＰＵ１０１と、生産指示とモニタを行うためのシス
テムプログラム等を格納したＲＯＭ１０２と、画面に表
示する画面データを保管するＲＡＭ等によるメモリ１０
３と、データを表示したり、数値入力を行うタッチパネ
ル付き表示器１０４と、パソコン１１０とのデータ通信
のためのパソコンインタフェース１０５と、ＰＣ１２０
とのデータ通信のためのＰＣインタフェース１１０６と
を有している。
ムプログラムを実行して生産指示処理とモニタ処理を行
うＣＰＵ１０１と、生産指示とモニタを行うためのシス
テムプログラム等を格納したＲＯＭ１０２と、画面に表
示する画面データを保管するＲＡＭ等によるメモリ１０
３と、データを表示したり、数値入力を行うタッチパネ
ル付き表示器１０４と、パソコン１１０とのデータ通信
のためのパソコンインタフェース１０５と、ＰＣ１２０
とのデータ通信のためのＰＣインタフェース１１０６と
を有している。
【０００４】図１４は、パソコン１１０にて作成される
画面データの構造を示している。座標は、タッチパネル
付き表示器１０４の表示座標を示し、６４０×４８０ド
ットの画面で、通常、左上を（０，０）、右下を（６３
９，４７９）とし、（Ｘ，Ｙ）で表す。属性は、文字表
示を行なう場合は文字を、ＰＣに対し数値入力を行なう
場合は数値入力を示す。要素は属性が文字の場合、表示
する文字列を表す。局番は制御用ＬＡＮの局番を示す。
ＰＣデバイスは数値入力した値を格納する場所を示す。
画面データの構造を示している。座標は、タッチパネル
付き表示器１０４の表示座標を示し、６４０×４８０ド
ットの画面で、通常、左上を（０，０）、右下を（６３
９，４７９）とし、（Ｘ，Ｙ）で表す。属性は、文字表
示を行なう場合は文字を、ＰＣに対し数値入力を行なう
場合は数値入力を示す。要素は属性が文字の場合、表示
する文字列を表す。局番は制御用ＬＡＮの局番を示す。
ＰＣデバイスは数値入力した値を格納する場所を示す。
【０００５】画面１のデータは、加工設定値と数値入力
を示す表示パーツ、すなわち生産指示のための数値入力
を含む表示パーツを登録している。この画面では、デー
タ加工設定値は、ＮＯ２に登録され、座標（Ｘ，Ｙ）の
位置に加工設定値の文字を表示することを示している。
数値入力は、ＮＯ３に登録され、座標（Ｘ，Ｙ）の位置
に数値入力領域が設けられ、入力された値がＰＣ１２０
のＤＯデバイスに格納されることを示している。
を示す表示パーツ、すなわち生産指示のための数値入力
を含む表示パーツを登録している。この画面では、デー
タ加工設定値は、ＮＯ２に登録され、座標（Ｘ，Ｙ）の
位置に加工設定値の文字を表示することを示している。
数値入力は、ＮＯ３に登録され、座標（Ｘ，Ｙ）の位置
に数値入力領域が設けられ、入力された値がＰＣ１２０
のＤＯデバイスに格納されることを示している。
【０００６】画面２のデータは、加工設定値と数値表示
を示す表示パーツを登録している。この画面データで
は、加工設定値は、ＮＯ２に登録され、座標（Ｘ，Ｙ）
の位置に加工設定値の文字を表示することを示してい
る。数値表示は、ＮＯ３に登録され、座標（Ｘ，Ｙ）の
位置に数値表示領域が設けられ、ＰＣ１２０のＤＯデバ
イスに格納された数値を表示することを示している。Ｐ
Ｃ１２０から画面を切換る画面切換デバイスとして、Ｄ
１０００が登録されており、ＰＣ１２０からＤ１０００
に“１”を書くことにより、画面１を表示する。
を示す表示パーツを登録している。この画面データで
は、加工設定値は、ＮＯ２に登録され、座標（Ｘ，Ｙ）
の位置に加工設定値の文字を表示することを示してい
る。数値表示は、ＮＯ３に登録され、座標（Ｘ，Ｙ）の
位置に数値表示領域が設けられ、ＰＣ１２０のＤＯデバ
イスに格納された数値を表示することを示している。Ｐ
Ｃ１２０から画面を切換る画面切換デバイスとして、Ｄ
１０００が登録されており、ＰＣ１２０からＤ１０００
に“１”を書くことにより、画面１を表示する。
【０００７】画面１のデータの画面表示は、図１５に示
されているような画面表示となり、この画面データで
は、数値入力が設定されているので、数値入力領域をタ
ッチされると、１０進入力用のキーウィンド（数値入力
キー）が画面表示され、キーウィンドのテンキーで加工
設定値の入力を行なう。数値入力領域はデフォルト表示
として現在値のデバイス表示を行なう。
されているような画面表示となり、この画面データで
は、数値入力が設定されているので、数値入力領域をタ
ッチされると、１０進入力用のキーウィンド（数値入力
キー）が画面表示され、キーウィンドのテンキーで加工
設定値の入力を行なう。数値入力領域はデフォルト表示
として現在値のデバイス表示を行なう。
【０００８】画面２のデータの画面表示は、図１６に示
されているような画面表示となり、この画面データで
は、数値表示が設定されているので、ＰＣ１２０のＤＯ
の現在値のデバイス表示を行なう。
されているような画面表示となり、この画面データで
は、数値表示が設定されているので、ＰＣ１２０のＤＯ
の現在値のデバイス表示を行なう。
【０００９】画面３のデータの画面表示は、図１７に示
されているような画面表示となり、この画面データで
は、組立ラインの文字表示が設定されているので、それ
の文字表示を行なう。
されているような画面表示となり、この画面データで
は、組立ラインの文字表示が設定されているので、それ
の文字表示を行なう。
【００１０】図１８は、従来における入力手段付きモニ
タ装置の機能ブロック図である。モニタ処理部１００−
１は、画面データ１００−２を読み出してタッチパネル
付き表示器１０４の画面表示処理を行ったり、ＰＣ読出
部１００−３へ読出デバイスを指示し、読み出したデバ
イス値を表示する画面表示処理や、画面切換デバイスの
値より対応した画面の表示を行うための画面表示処理を
行う。ＰＣ読出部１００−３は、指定されたデバイスを
ＰＣ１２０より読み出しを行う。
タ装置の機能ブロック図である。モニタ処理部１００−
１は、画面データ１００−２を読み出してタッチパネル
付き表示器１０４の画面表示処理を行ったり、ＰＣ読出
部１００−３へ読出デバイスを指示し、読み出したデバ
イス値を表示する画面表示処理や、画面切換デバイスの
値より対応した画面の表示を行うための画面表示処理を
行う。ＰＣ読出部１００−３は、指定されたデバイスを
ＰＣ１２０より読み出しを行う。
【００１１】図１９は従来の入力手段付きモニタ装置の
動作フローを示している。まず、パソコン１１で作成さ
れた画面データの読み出しを行い（ステップＳ１０
０）、つぎに、ＰＣ１２０からデバイス値を読み出し
（ステップＳ１０１）、画面切換デバイスの値に応じて
画面１、画面２、画面３の選択を行う（ステップＳ１０
２）。画面１の場合には、画面１のデータによって属性
が文字のデータを表示し（ステップＳ１１０）、ＰＣ１
２０のデバイスＤＯを読み出し（ステップＳ１１１）、
読み出した値をタッチパネル付き表示器１０４に表示す
る（ステップＳ１１２）。
動作フローを示している。まず、パソコン１１で作成さ
れた画面データの読み出しを行い（ステップＳ１０
０）、つぎに、ＰＣ１２０からデバイス値を読み出し
（ステップＳ１０１）、画面切換デバイスの値に応じて
画面１、画面２、画面３の選択を行う（ステップＳ１０
２）。画面１の場合には、画面１のデータによって属性
が文字のデータを表示し（ステップＳ１１０）、ＰＣ１
２０のデバイスＤＯを読み出し（ステップＳ１１１）、
読み出した値をタッチパネル付き表示器１０４に表示す
る（ステップＳ１１２）。
【００１２】つぎに、数値入力領域にタッチ入力の有／
無をチェックする（ステップＳ１１３）。タッチ入力が
あれば、数値入力できることを示すカーソルを点滅し、
キーウィンドを表示し（ステップＳ１１４）、キーウィ
ンドよりの数値入力を受け付ける（ステップＳ１１
５）。この後、ステップＳ１１６において、画面切換で
あれば、ステップＳ１０２に戻り、画面切換でなけれ
ば、ステップＳ１１１に戻る。
無をチェックする（ステップＳ１１３）。タッチ入力が
あれば、数値入力できることを示すカーソルを点滅し、
キーウィンドを表示し（ステップＳ１１４）、キーウィ
ンドよりの数値入力を受け付ける（ステップＳ１１
５）。この後、ステップＳ１１６において、画面切換で
あれば、ステップＳ１０２に戻り、画面切換でなけれ
ば、ステップＳ１１１に戻る。
【００１３】画面２の場合には、画面２のデータによっ
て属性が文字のデータを表示し（ステップＳ１２０）、
ＰＣ１２０のデバイスＤＯを読み出し（ステップＳ１２
１）、読み出した値をタッチパネル付き表示器１０４に
表示する（ステップＳ１２２）。この後、ステップＳ１
２３において、画面切換であれば、ステップＳ１０２に
戻り、画面切換でなければ、ステップＳ１２１に戻る。
て属性が文字のデータを表示し（ステップＳ１２０）、
ＰＣ１２０のデバイスＤＯを読み出し（ステップＳ１２
１）、読み出した値をタッチパネル付き表示器１０４に
表示する（ステップＳ１２２）。この後、ステップＳ１
２３において、画面切換であれば、ステップＳ１０２に
戻り、画面切換でなければ、ステップＳ１２１に戻る。
【００１４】画面３の場合には、画面３のデータによっ
て属性が文字のデータを表示し（ステップＳ１３０）、
この後、ステップＳ１３１において、画面切換であれ
ば、ステップＳ１０２に戻り、画面切換でなければ、画
面３のデータによる文字データの表示を続行する。
て属性が文字のデータを表示し（ステップＳ１３０）、
この後、ステップＳ１３１において、画面切換であれ
ば、ステップＳ１０２に戻り、画面切換でなければ、画
面３のデータによる文字データの表示を続行する。
【００１５】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の入
力手段付きモニタ装置では、数値入力は、機械保守、生
産加工数の補正を行う資格がある保全者のみにより行わ
れ、その資格がない作業者が数値入力の操作を行わない
ようにするためには、画面１が保全者用、画面２が作業
者用と云うように、類似の画面表示でも、各画面毎に画
面データを用意する必要があり、これらの画面データを
全てユーザがパソコン上で作成する必要があった。ま
た、作業者にとっては不必要な表示があり、不必要な表
示があると、煩わしく、画面表示の視認性が低下するか
ら、表示内容に応じて複数個の画面データを用意しなけ
ればならないことがあり、画面データ数が増えることに
より、モニタ装置の必要メモリが多くなる。
力手段付きモニタ装置では、数値入力は、機械保守、生
産加工数の補正を行う資格がある保全者のみにより行わ
れ、その資格がない作業者が数値入力の操作を行わない
ようにするためには、画面１が保全者用、画面２が作業
者用と云うように、類似の画面表示でも、各画面毎に画
面データを用意する必要があり、これらの画面データを
全てユーザがパソコン上で作成する必要があった。ま
た、作業者にとっては不必要な表示があり、不必要な表
示があると、煩わしく、画面表示の視認性が低下するか
ら、表示内容に応じて複数個の画面データを用意しなけ
ればならないことがあり、画面データ数が増えることに
より、モニタ装置の必要メモリが多くなる。
【００１６】また、画面１を修正した場合、同一の文字
を表示する画面２、３も修正することが必要であり、複
数修正するため工数がかかる。
を表示する画面２、３も修正することが必要であり、複
数修正するため工数がかかる。
【００１７】この発明は、上述の如き問題点を解消する
ためになされたもので、保全者用、作業者用など、各画
面ごとに個別の画面データを必要とせず、また共通の画
面データで必要な文字、数値だけを表示することができ
る生産・組立システムにおける入力・モニタ方法および
装置を得ることを目的としている。
ためになされたもので、保全者用、作業者用など、各画
面ごとに個別の画面データを必要とせず、また共通の画
面データで必要な文字、数値だけを表示することができ
る生産・組立システムにおける入力・モニタ方法および
装置を得ることを目的としている。
【００１８】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明による生産・組立システムにおける入力
・モニタ方法は、ロボットや数値制御装置と接続される
プログラマブルコントローラと、画面表示する表示パー
ツ毎に表示および操作のセキュリティ設定値が設定され
た画面データを有する入力手段付きモニタ装置とが、制
御用ＬＡＮケーブルを介して双方向にデータ通信可能に
接続される生産・組立システムにおける入力・モニタ方
法であって、前記入力手段付きモニタ装置が、前記プロ
グラマブルコントローラからのデバイスデータを表示す
る場合に、前記プログラマブルコントローラからセキュ
リティレベル値を読み出し、この読み出したセキュリテ
ィレベル値と前記画面データの表示のセキュリティ設定
値とを比較し、比較結果に基づいて前記デバイスデータ
およびこのデバイスデータを表示するための表示パーツ
毎に表示／非表示を行う工程と、前記デバイスデータが
変更可能である場合に、前記プログラマブルコントロー
ラからセキュリティレベル値を読み出し、この読み出し
たセキュリティレベル値と前記画面データの操作のセキ
ュリティ設定値とを比較し、比較結果に基づいて所定の
位置にキーウィンド表示用カーソルを表示／非表示設定
する工程と、表示された前記キーウィンド表示用カーソ
ルがタッチされると、前記入力手段付きモニタ装置に入
力用キーウィンドを表示する工程と、を含むことを特徴
とする。
めに、この発明による生産・組立システムにおける入力
・モニタ方法は、ロボットや数値制御装置と接続される
プログラマブルコントローラと、画面表示する表示パー
ツ毎に表示および操作のセキュリティ設定値が設定され
た画面データを有する入力手段付きモニタ装置とが、制
御用ＬＡＮケーブルを介して双方向にデータ通信可能に
接続される生産・組立システムにおける入力・モニタ方
法であって、前記入力手段付きモニタ装置が、前記プロ
グラマブルコントローラからのデバイスデータを表示す
る場合に、前記プログラマブルコントローラからセキュ
リティレベル値を読み出し、この読み出したセキュリテ
ィレベル値と前記画面データの表示のセキュリティ設定
値とを比較し、比較結果に基づいて前記デバイスデータ
およびこのデバイスデータを表示するための表示パーツ
毎に表示／非表示を行う工程と、前記デバイスデータが
変更可能である場合に、前記プログラマブルコントロー
ラからセキュリティレベル値を読み出し、この読み出し
たセキュリティレベル値と前記画面データの操作のセキ
ュリティ設定値とを比較し、比較結果に基づいて所定の
位置にキーウィンド表示用カーソルを表示／非表示設定
する工程と、表示された前記キーウィンド表示用カーソ
ルがタッチされると、前記入力手段付きモニタ装置に入
力用キーウィンドを表示する工程と、を含むことを特徴
とする。
【００１９】
【００２０】つぎの発明による生産・組立システムにお
ける入力・モニタ方法は、前記セキュリティレベル値は
プログラマブルコントローラより入力する変更可能なデ
バイス値であるものである。
ける入力・モニタ方法は、前記セキュリティレベル値は
プログラマブルコントローラより入力する変更可能なデ
バイス値であるものである。
【００２１】つぎの発明による生産・組立システムにお
ける入力・モニタ方法は、前記セキュリティレベル値は
セキュリティレベル変更用のシステム画面におけるパス
ワード入力により変更を許可され、セキュリティレベル
変更用のシステム画面にて変更されるものである。
ける入力・モニタ方法は、前記セキュリティレベル値は
セキュリティレベル変更用のシステム画面におけるパス
ワード入力により変更を許可され、セキュリティレベル
変更用のシステム画面にて変更されるものである。
【００２２】また、上述の目的を達成するために、この
発明による生産・組立システムは、ロボットや数値制御
装置と接続されるプログラマブルコントローラと、プロ
グラマブルコントローラとの間でデバイスデータを入出
力するための入力手段付きモニタ装置とが、制御用ＬＡ
Ｎケーブルを介して双方向にデータ通信可能に接続され
る生産・組立システムであって、前記プログラマブルコ
ントローラは、使用者に応じて段階的に設定されたセキ
ュリティレベル値と、前記入力手段付きモニタ装置に出
力するデバイスデータとを有し、前記入力手段付きモニ
タ装置は、画面表示する表示パーツ毎に表示および操作
のセキュリティ設定値が設定された画面データを格納す
る手段と、前記プログラマブルコントローラに設定され
た前記セキュリティレベル値を読み出す手段と、前記読
み出したセキュリティレベル値と前記画面データの表示
のセキュリティ設定値とを比較し、比較結果に基づいて
前記デバイスデータと前記デバイスデータを表示するた
めの表示パーツ毎に表示／非表示を行う手段と、前記表
示したデバイスデータが変更可能である場合に、前記読
み出したセキュリティレベル値と前記画面データの操作
のセキュリティ設定値とを比較し、比較結果に基づいて
前記入力手段付きモニタ装置の所定の位置にキーウィン
ド表示用カーソルを表示／非表示する手段と、前記キー
ウィンド表示用カーソルがタッチされた場合に、入力用
キーウィンドを表示する手段と、を備えることを特徴と
する。
発明による生産・組立システムは、ロボットや数値制御
装置と接続されるプログラマブルコントローラと、プロ
グラマブルコントローラとの間でデバイスデータを入出
力するための入力手段付きモニタ装置とが、制御用ＬＡ
Ｎケーブルを介して双方向にデータ通信可能に接続され
る生産・組立システムであって、前記プログラマブルコ
ントローラは、使用者に応じて段階的に設定されたセキ
ュリティレベル値と、前記入力手段付きモニタ装置に出
力するデバイスデータとを有し、前記入力手段付きモニ
タ装置は、画面表示する表示パーツ毎に表示および操作
のセキュリティ設定値が設定された画面データを格納す
る手段と、前記プログラマブルコントローラに設定され
た前記セキュリティレベル値を読み出す手段と、前記読
み出したセキュリティレベル値と前記画面データの表示
のセキュリティ設定値とを比較し、比較結果に基づいて
前記デバイスデータと前記デバイスデータを表示するた
めの表示パーツ毎に表示／非表示を行う手段と、前記表
示したデバイスデータが変更可能である場合に、前記読
み出したセキュリティレベル値と前記画面データの操作
のセキュリティ設定値とを比較し、比較結果に基づいて
前記入力手段付きモニタ装置の所定の位置にキーウィン
ド表示用カーソルを表示／非表示する手段と、前記キー
ウィンド表示用カーソルがタッチされた場合に、入力用
キーウィンドを表示する手段と、を備えることを特徴と
する。
【００２３】
【００２４】つぎの発明による生産・組立システムにお
ける入力・モニタ装置は、前記セキュリティレベル値は
プログラマブルコントローラより入力する変更可能なデ
バイス値であるものである。
ける入力・モニタ装置は、前記セキュリティレベル値は
プログラマブルコントローラより入力する変更可能なデ
バイス値であるものである。
【００２５】つぎの発明による生産・組立システムにお
ける入力・モニタ装置は、セキュリティレベル変更用の
システム画面におけるパスワード入力によりセキュリテ
ィレベル値の変更を許可し、セキュリティレベル値の変
更を受け付けるセキュリティレベル値変更部を有してい
るものである。
ける入力・モニタ装置は、セキュリティレベル変更用の
システム画面におけるパスワード入力によりセキュリテ
ィレベル値の変更を許可し、セキュリティレベル値の変
更を受け付けるセキュリティレベル値変更部を有してい
るものである。
【００２６】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照して、この
発明に係る生産・組立システムにおける入力・モニタ方
法および装置の実施の形態を詳細に説明する。
発明に係る生産・組立システムにおける入力・モニタ方
法および装置の実施の形態を詳細に説明する。
【００２７】図１は、この発明による入力手段付きモニ
タ装置を含む生産・組立ラインのシステム構成を示して
いる。図１において、１は入力手段付きモニタ装置を、
２は入力手段付きモニタ装置１に接続されてモニタ表示
用画面データの作成等を行うパーソナルコンピュータ
を、３〜５はプログラマブルコントローラ（ＰＣ）を、
６はＰＣ４に接続されたロボットを、７はＰＣ３に接続
された数値制御装置を、８は入力手段付きモニタ装置１
とＰＣ３〜ＰＣ５とを双方向にデータ通信可能に接続す
る制御用ＬＡＮケーブルをそれぞれ示している。
タ装置を含む生産・組立ラインのシステム構成を示して
いる。図１において、１は入力手段付きモニタ装置を、
２は入力手段付きモニタ装置１に接続されてモニタ表示
用画面データの作成等を行うパーソナルコンピュータ
を、３〜５はプログラマブルコントローラ（ＰＣ）を、
６はＰＣ４に接続されたロボットを、７はＰＣ３に接続
された数値制御装置を、８は入力手段付きモニタ装置１
とＰＣ３〜ＰＣ５とを双方向にデータ通信可能に接続す
る制御用ＬＡＮケーブルをそれぞれ示している。
【００２８】この制御用ＬＡＮでは、入力手段付きモニ
タ装置１を局番０、第１のＰＣ３を局番１、第２のＰＣ
４を局番２、第ｎのＰＣ５を局番ｎとして入力手段付き
モニタ装置１とＰＣ３〜ＰＣ５を接続する。入力手段付
きモニタ装置１は、ＰＣ３〜ＰＣ５より送られてくるＰ
Ｃデバイスデータを表示したり、ＰＣ３〜ＰＣ５へ生産
指示等のためのＰＣデバイスデータを送信したりする。
入力手段付きモニタ装置１の基本的なハードウェア構成
は、図１３に示されている従来のものと実質的に同じで
あるので、その説明は省略する。
タ装置１を局番０、第１のＰＣ３を局番１、第２のＰＣ
４を局番２、第ｎのＰＣ５を局番ｎとして入力手段付き
モニタ装置１とＰＣ３〜ＰＣ５を接続する。入力手段付
きモニタ装置１は、ＰＣ３〜ＰＣ５より送られてくるＰ
Ｃデバイスデータを表示したり、ＰＣ３〜ＰＣ５へ生産
指示等のためのＰＣデバイスデータを送信したりする。
入力手段付きモニタ装置１の基本的なハードウェア構成
は、図１３に示されている従来のものと実質的に同じで
あるので、その説明は省略する。
【００２９】図２に示されているように、この発明によ
る入力手段付きモニタ装置１は、パーソナルコンピュー
タ２より与えられた画面データ１−２をメモリより読み
出してタッチパネル付き表示器１４の画面表示処理を行
ったり、ＰＣ読出部１−３へ読出デバイスを指示し、読
み出したデバイス値を表示する画面表示処理等を行うモ
ニタ処理部１−１と、指示されたＰＣのデバイスをＰＣ
より読み出すＰＣ読出部１−３と、表示切換セキュリテ
ィ制御部１−４と、セキュリティレベル値変更部１−５
とを有している。
る入力手段付きモニタ装置１は、パーソナルコンピュー
タ２より与えられた画面データ１−２をメモリより読み
出してタッチパネル付き表示器１４の画面表示処理を行
ったり、ＰＣ読出部１−３へ読出デバイスを指示し、読
み出したデバイス値を表示する画面表示処理等を行うモ
ニタ処理部１−１と、指示されたＰＣのデバイスをＰＣ
より読み出すＰＣ読出部１−３と、表示切換セキュリテ
ィ制御部１−４と、セキュリティレベル値変更部１−５
とを有している。
【００３０】表示切換セキュリティ制御部１−４は、バ
ックグランド機能として、画面データ１−２を読み出
し、システムデータのセキュリティデバイスをＰＣ読出
部１−３へ指示し、読み出したデバイス値（セキュリテ
ィレベル値）と画面データに画面表示する表示パーツ毎
に記述設定されているセキュリティ設定値とを比較し、
比較結果に基づいて各表示パーツ毎に表示パーツの表示
／非表示の切換指示を行う。ここでのセキュリティレベ
ル値はＰＣより入力する変更可能なデバイス値である。
ックグランド機能として、画面データ１−２を読み出
し、システムデータのセキュリティデバイスをＰＣ読出
部１−３へ指示し、読み出したデバイス値（セキュリテ
ィレベル値）と画面データに画面表示する表示パーツ毎
に記述設定されているセキュリティ設定値とを比較し、
比較結果に基づいて各表示パーツ毎に表示パーツの表示
／非表示の切換指示を行う。ここでのセキュリティレベ
ル値はＰＣより入力する変更可能なデバイス値である。
【００３１】また、表示切換セキュリティ制御部１−４
は、生産指示のための数値入力を含む表示パーツには、
数値表示と数値入力操作について個別にセキュリティ設
定値が設定され、セキュリティレベル値と各セキュリテ
ィ設定値との比較により、数値入力を含む表示パーツの
数値表示／数値入力の切換指示を行う。
は、生産指示のための数値入力を含む表示パーツには、
数値表示と数値入力操作について個別にセキュリティ設
定値が設定され、セキュリティレベル値と各セキュリテ
ィ設定値との比較により、数値入力を含む表示パーツの
数値表示／数値入力の切換指示を行う。
【００３２】セキュリティレベル値変更部１−５は、ユ
ーティリティ機能として、セキュリティレベル変更用の
システム画面におけるパスワード入力によりセキュリテ
ィレベル値の変更を許可し、セキュリティレベル値の変
更を受け付ける。セキュリティレベル変更用のシステム
画面（図８参照）は、タッチパネル付き表示器１４の特
定位置をタッチすることにより、タッチパネル付き表示
器１４に画面表示される。
ーティリティ機能として、セキュリティレベル変更用の
システム画面におけるパスワード入力によりセキュリテ
ィレベル値の変更を許可し、セキュリティレベル値の変
更を受け付ける。セキュリティレベル変更用のシステム
画面（図８参照）は、タッチパネル付き表示器１４の特
定位置をタッチすることにより、タッチパネル付き表示
器１４に画面表示される。
【００３３】図３は、この発明による入力手段付きモニ
タ装置１で使用される画面表示用の画面データの一例を
示している。図３では画面１の画面データとシステムの
データとが登録されている。
タ装置１で使用される画面表示用の画面データの一例を
示している。図３では画面１の画面データとシステムの
データとが登録されている。
【００３４】この画面データは、画面表示する表示パー
ツ毎に、表示、操作のセキュリティ設定値の記述部を含
んでいる。これは、画面表示する表示パーツ毎に、表
示、操作のセキュリティ設定値を記述することを意味し
ている。画面１の画面データは、タッチパネル付き表示
器１４に文字、図形の表示を行なう画面表示データ記述
部（ＮＯ１＆ＮＯ２）と、ＰＣのデバイス値を読み込ん
で画面表示するデバイス値記述部（ＮＯ３）とからな
り、画面表示データは画面表示するための各図形の表示
を行なう要素を登録している。
ツ毎に、表示、操作のセキュリティ設定値の記述部を含
んでいる。これは、画面表示する表示パーツ毎に、表
示、操作のセキュリティ設定値を記述することを意味し
ている。画面１の画面データは、タッチパネル付き表示
器１４に文字、図形の表示を行なう画面表示データ記述
部（ＮＯ１＆ＮＯ２）と、ＰＣのデバイス値を読み込ん
で画面表示するデバイス値記述部（ＮＯ３）とからな
り、画面表示データは画面表示するための各図形の表示
を行なう要素を登録している。
【００３５】この例では、画面１のデータのＮＯ２の記
述は、タッチパネル付き表示器１４の座標（ｘ，ｙ）の
位置に、“加工設定値”と云ういう文字を属性“文字”
により表示し、加工設定値の表示セキュリティ設定値は
３であることを“表示３“で示している。
述は、タッチパネル付き表示器１４の座標（ｘ，ｙ）の
位置に、“加工設定値”と云ういう文字を属性“文字”
により表示し、加工設定値の表示セキュリティ設定値は
３であることを“表示３“で示している。
【００３６】ＮＯ３の記述は、タッチパネル付き表示器
１４の座標（ｘ，ｙ）の位置に、属性“数値入力”によ
り、局番１のＰＣデバイスＤ０の値を表示したり入力で
きることを示している。表示のセキュリティ設定値は
“表示３”の記述で、書込み操作のセキュリティ設定値
は“操作４”の記述でそれぞれ個別に設定している。
尚、表示のセキュリティレベルとは、表示が可能な値を
示し、書込み操作のセキュリティとは書込み（数値入力
操作）が可能な値を意味する。
１４の座標（ｘ，ｙ）の位置に、属性“数値入力”によ
り、局番１のＰＣデバイスＤ０の値を表示したり入力で
きることを示している。表示のセキュリティ設定値は
“表示３”の記述で、書込み操作のセキュリティ設定値
は“操作４”の記述でそれぞれ個別に設定している。
尚、表示のセキュリティレベルとは、表示が可能な値を
示し、書込み操作のセキュリティとは書込み（数値入力
操作）が可能な値を意味する。
【００３７】システムのデータは、セキュリティレベル
値の初期値が“４”であることを示している。セキュリ
ティ初期値は、入力手段付きモニタ装置１の立ち上り時
のセキュリティレベル値を示す。例として“４”を示し
ているが、“０〜１５”の値を選択することができる。
また、ＰＣからセキュリティデバイスとして局番１、Ｐ
ＣデバイスＤ１００が登録されていることを示してい
る。尚、セキュリティデバイスとは、ＰＣからセキュリ
ティレベル値を変更できるデバイスである。
値の初期値が“４”であることを示している。セキュリ
ティ初期値は、入力手段付きモニタ装置１の立ち上り時
のセキュリティレベル値を示す。例として“４”を示し
ているが、“０〜１５”の値を選択することができる。
また、ＰＣからセキュリティデバイスとして局番１、Ｐ
ＣデバイスＤ１００が登録されていることを示してい
る。尚、セキュリティデバイスとは、ＰＣからセキュリ
ティレベル値を変更できるデバイスである。
【００３８】図４は、図３に示されている画面１のデー
タによる画面表示例を示している。入力手段付きモニタ
装置１の立ち上り時は、セキュリティ初期値が“４”で
あるため、表示切換セキュリティ制御部１−４によるセ
キュリティ処理により、セキュリティ設定値が“４”以
下の表示／操作が可能になる。この場合には、“加工設
定値”の文字表示が行われ、ＰＣのＤＯデバイスの値が
ＰＣから読出し表示され、数値入力が可能であることを
示すカーソルが点滅する。
タによる画面表示例を示している。入力手段付きモニタ
装置１の立ち上り時は、セキュリティ初期値が“４”で
あるため、表示切換セキュリティ制御部１−４によるセ
キュリティ処理により、セキュリティ設定値が“４”以
下の表示／操作が可能になる。この場合には、“加工設
定値”の文字表示が行われ、ＰＣのＤＯデバイスの値が
ＰＣから読出し表示され、数値入力が可能であることを
示すカーソルが点滅する。
【００３９】図４の数値入力の領域がタッチされると、
図５に示されているように、１０進入力用キーウィンド
が画面表示され、１０進入力用キーウィンドより保全者
が加工設定値を変更するために数値入力できる状態に変
遷する。
図５に示されているように、１０進入力用キーウィンド
が画面表示され、１０進入力用キーウィンドより保全者
が加工設定値を変更するために数値入力できる状態に変
遷する。
【００４０】ＰＣのセキュリティデバイスである局番１
のデバイスＤ１００の値に“３”が入った場合には、Ｐ
Ｃ読出部１−３がそれを読み出すことにより、セキュリ
ティレベル値が“４”から“３”に変更になり、表示切
換セキュリティ制御部１−４によるセキュリティ処理に
より、セキュリティ設定値が“３”以下のものだけ表示
／操作が可能になる。この場合には、数値入力の書込み
操作のセキュリティ設定値が“４”であるため、数値入
力が不可になり、図６に示されているように、数値入力
を示すカーソルは点滅せず、ＰＣのＤＯデバイスの値が
ＰＣから読出し表示される。
のデバイスＤ１００の値に“３”が入った場合には、Ｐ
Ｃ読出部１−３がそれを読み出すことにより、セキュリ
ティレベル値が“４”から“３”に変更になり、表示切
換セキュリティ制御部１−４によるセキュリティ処理に
より、セキュリティ設定値が“３”以下のものだけ表示
／操作が可能になる。この場合には、数値入力の書込み
操作のセキュリティ設定値が“４”であるため、数値入
力が不可になり、図６に示されているように、数値入力
を示すカーソルは点滅せず、ＰＣのＤＯデバイスの値が
ＰＣから読出し表示される。
【００４１】ＰＣのセキュリティデバイスである局番１
のデバイスＤ１００の値に“２”が入った場合には、Ｐ
Ｃ読出部１−３がそれを読み出すことにより、セキュリ
ティレベル値が“２”に変更になり、表示切換セキュリ
ティ制御部１−４によるセキュリティ処理により、セキ
ュリティ設定値が“２”以下のものだけ表示／操作が可
能になる。この場合には、数値入力の書込み操作のセキ
ュリティ設定値が“４”、表示のセキュリティ設定値が
“３”であるため、数値入力、表示とも不可になり、図
７に示されているように、“組立ライン”の文字のみが
画面表示される。
のデバイスＤ１００の値に“２”が入った場合には、Ｐ
Ｃ読出部１−３がそれを読み出すことにより、セキュリ
ティレベル値が“２”に変更になり、表示切換セキュリ
ティ制御部１−４によるセキュリティ処理により、セキ
ュリティ設定値が“２”以下のものだけ表示／操作が可
能になる。この場合には、数値入力の書込み操作のセキ
ュリティ設定値が“４”、表示のセキュリティ設定値が
“３”であるため、数値入力、表示とも不可になり、図
７に示されているように、“組立ライン”の文字のみが
画面表示される。
【００４２】上述のように、セキュリティ設定だけで、
各画面ごとに個別の画面データを必要とせずに共通の画
面データよって保全者用、作業者用の各画面の表示が行
われ、また必要な文字、数値だけを表示することも行わ
れる。これにより、画像データの作成工数、必要メモリ
容量の削減が行われる。また、画像データの変更は共通
の画面データの変更だけで済むようになり、画像データ
の変更工数も削減される。
各画面ごとに個別の画面データを必要とせずに共通の画
面データよって保全者用、作業者用の各画面の表示が行
われ、また必要な文字、数値だけを表示することも行わ
れる。これにより、画像データの作成工数、必要メモリ
容量の削減が行われる。また、画像データの変更は共通
の画面データの変更だけで済むようになり、画像データ
の変更工数も削減される。
【００４３】セキュリティレベル値は、ＰＣのセキュリ
ティデバイスのデバイス値以外に、セキュリティレベル
値変更部１−５により、図８に示されているような、セ
キュリティレベル変更用のシステム画面で行うことがで
きる。このセキュリティレベル変更用のシステム画面
は、タッチパネル付き表示器１４に予め設定されている
特定位置をタッチすることにより、画面表示される。
ティデバイスのデバイス値以外に、セキュリティレベル
値変更部１−５により、図８に示されているような、セ
キュリティレベル変更用のシステム画面で行うことがで
きる。このセキュリティレベル変更用のシステム画面
は、タッチパネル付き表示器１４に予め設定されている
特定位置をタッチすることにより、画面表示される。
【００４４】セキュリティレベル変更用のシステム画面
では、画面表示されるパスワード入力領域にパスワード
を入力し、パスワードが予め設定されているパスワード
照合値と整合すれば、１０進入力用キーウィンドが画面
表示されてセキュリティレベル値の変更を受け付け、１
０進入力用キーウィンドより管理者が数値入力すること
により、セキュリティレベル値が変更される。
では、画面表示されるパスワード入力領域にパスワード
を入力し、パスワードが予め設定されているパスワード
照合値と整合すれば、１０進入力用キーウィンドが画面
表示されてセキュリティレベル値の変更を受け付け、１
０進入力用キーウィンドより管理者が数値入力すること
により、セキュリティレベル値が変更される。
【００４５】図９は、入力手段付きモニタ装置１の画面
表示処理フローを示している。画面表示処理では、ま
ず、画面データをメモリから読み出し（ステップＳ１
０）、属性が文字であるタイトル文字の表示を表示する
（ステップＳ１１）。
表示処理フローを示している。画面表示処理では、ま
ず、画面データをメモリから読み出し（ステップＳ１
０）、属性が文字であるタイトル文字の表示を表示する
（ステップＳ１１）。
【００４６】つぎに、セキュリティレベル値をＰＣから
読み出し（ステップＳ１２）、画面データのセキュリテ
ィ設定値とＰＣから読み込んだセキュリティレベル値と
を比較する（ステップＳ１３）。セキュリティ設定値が
セキュリティレベル値以下ならば表示可能とし（ステッ
プＳ１４肯定）、画面データの文字の表示をする（ステ
ップＳ１５）。これに対し、セキュリティ設定値がセキ
ュリティレベル値以上ならば（ステップＳ１４否定）、
表示不可とし、画面データの文字の表示を行わない（ス
テップＳ１６）。
読み出し（ステップＳ１２）、画面データのセキュリテ
ィ設定値とＰＣから読み込んだセキュリティレベル値と
を比較する（ステップＳ１３）。セキュリティ設定値が
セキュリティレベル値以下ならば表示可能とし（ステッ
プＳ１４肯定）、画面データの文字の表示をする（ステ
ップＳ１５）。これに対し、セキュリティ設定値がセキ
ュリティレベル値以上ならば（ステップＳ１４否定）、
表示不可とし、画面データの文字の表示を行わない（ス
テップＳ１６）。
【００４７】つぎに、画面データにおける数値入力の表
示セキュリティ設定値とＰＣから読み込んだセキュリテ
ィレベル値とを比較し（ステップＳ１７）、数値入力の
表示セキュリティ設定値がセキュリティレベル値以下な
らば表示可能とし（ステップＳ１８肯定）、ＰＣのデバ
イス値を読み出し（ステップＳ１９）、そのデバイス値
の表示を行う（ステップＳ２０）。これに対し、数値入
力の表示セキュリティ設定値がセキュリティレベル値以
上ならば（ステップＳ１８否定）、表示不可とし、デバ
イス値の表示を行わない。
示セキュリティ設定値とＰＣから読み込んだセキュリテ
ィレベル値とを比較し（ステップＳ１７）、数値入力の
表示セキュリティ設定値がセキュリティレベル値以下な
らば表示可能とし（ステップＳ１８肯定）、ＰＣのデバ
イス値を読み出し（ステップＳ１９）、そのデバイス値
の表示を行う（ステップＳ２０）。これに対し、数値入
力の表示セキュリティ設定値がセキュリティレベル値以
上ならば（ステップＳ１８否定）、表示不可とし、デバ
イス値の表示を行わない。
【００４８】図１０は、入力手段付きモニタ装置１の数
値入力処理フローを示している。数値入力処理では、ま
ず、セキュリティレベル値をＰＣから読み出し（ステッ
プＳ３０）、数値入力の操作セキュリティ設定値とＰＣ
から読み込んだセキュリティレベル値とを比較する（ス
テップＳ３１）。
値入力処理フローを示している。数値入力処理では、ま
ず、セキュリティレベル値をＰＣから読み出し（ステッ
プＳ３０）、数値入力の操作セキュリティ設定値とＰＣ
から読み込んだセキュリティレベル値とを比較する（ス
テップＳ３１）。
【００４９】数値入力の操作セキュリティ設定値がセキ
ュリティレベル値以下ならば（ステップＳ３２）、操作
可能と見なし、数値入力領域を示すカーソルを点滅し
（ステップＳ３３）、タッチ入力待ちになる。タッチ入
力があれば（ステップＳ３４肯定）、１０進入力用キー
ウィンドを画面表示し、加工設定値（数値入力）の入力
を受け付け、加工設定値を取り込む（ステップＳ３
５）。
ュリティレベル値以下ならば（ステップＳ３２）、操作
可能と見なし、数値入力領域を示すカーソルを点滅し
（ステップＳ３３）、タッチ入力待ちになる。タッチ入
力があれば（ステップＳ３４肯定）、１０進入力用キー
ウィンドを画面表示し、加工設定値（数値入力）の入力
を受け付け、加工設定値を取り込む（ステップＳ３
５）。
【００５０】図１１は、セキュリティレベル値をＰＣよ
り変更する場合のセキュリティレベル値変更処理フロー
を示している。このセキュリティレベル値変更処理で
は、まず、メモリにある画面データのシステムデータを
読み出し（ステップＳ４０）、続いてＰＣからセキュリ
ティデバイスの値を読み出し（ステップＳ４１）、セキ
ュリティデバイス値に変化が有るか否かを確認する（ス
テップＳ４２）。デバイス値に変化があれば（ステップ
Ｓ４２肯定）、セキュリティレベル値の変更を行う（ス
テップＳ４３）。なお、セキュリティレベル値の変更後
には、表示と数値入力を再度実行する。
り変更する場合のセキュリティレベル値変更処理フロー
を示している。このセキュリティレベル値変更処理で
は、まず、メモリにある画面データのシステムデータを
読み出し（ステップＳ４０）、続いてＰＣからセキュリ
ティデバイスの値を読み出し（ステップＳ４１）、セキ
ュリティデバイス値に変化が有るか否かを確認する（ス
テップＳ４２）。デバイス値に変化があれば（ステップ
Ｓ４２肯定）、セキュリティレベル値の変更を行う（ス
テップＳ４３）。なお、セキュリティレベル値の変更後
には、表示と数値入力を再度実行する。
【００５１】図１２は、セキュリティレベル値を入力手
段付きモニタ装置１のシステム画面で変更する場合のセ
キュリティレベル値変更処理フローを示している。
段付きモニタ装置１のシステム画面で変更する場合のセ
キュリティレベル値変更処理フローを示している。
【００５２】このセキュリティレベル値変更処理は、タ
ッチパネル付き表示器１４の特定位置がタッチされるこ
とにより、割込で開始されるものであり、まず、セキュ
リティレベル変更用のシステム画面を表示し（ステップ
Ｓ５０）、入力されたパスワードと予め設定されている
パスワード照合値との比較を行う（ステップＳ５１）。
パスワードが整合すれば（ステップＳ５２肯定）、１０
進入力用キーウィンドを画面表示し、セキュリティレベ
ル値（数値入力）の入力を受け付け（ステップＳ５
３）、セキュリティレベル値の変更を行う（ステップＳ
５４）。
ッチパネル付き表示器１４の特定位置がタッチされるこ
とにより、割込で開始されるものであり、まず、セキュ
リティレベル変更用のシステム画面を表示し（ステップ
Ｓ５０）、入力されたパスワードと予め設定されている
パスワード照合値との比較を行う（ステップＳ５１）。
パスワードが整合すれば（ステップＳ５２肯定）、１０
進入力用キーウィンドを画面表示し、セキュリティレベ
ル値（数値入力）の入力を受け付け（ステップＳ５
３）、セキュリティレベル値の変更を行う（ステップＳ
５４）。
【００５３】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明による生産・組立システムにおける入力・モニタ方法
によれば、画面表示する表示パーツ毎にセキュリティ設
定値を画面データに記述設定し、その画面データの画面
表示時点でのセキュリティレベル値を読み出し、このセ
キュリティレベル値と画面データのセキュリティ設定値
とを比較し、比較結果に基づいて各表示パーツ毎に表示
パーツの表示／非表示を行うから、隠し画面の作成が可
能になり、セキュリティ設定だけで、一つの画像データ
で、必要な文字、数値だけを画面表示することができ、
画像データの作成、変更の工数、必要メモリ容量の削減
が行われる。また、生産指示のための数値入力を含む表
示パーツには数値表示と数値入力操作について個別にセ
キュリティ設定値を設け、数値入力を含む表示パーツの
数値表示／数値入力の切り換えを実現するから、セキュ
リティ設定だけで、一つの画像データで、作業者用と保
全者用とを画面表示することができ、画像データの作成
工数、必要メモリ容量の削減が行われる。
明による生産・組立システムにおける入力・モニタ方法
によれば、画面表示する表示パーツ毎にセキュリティ設
定値を画面データに記述設定し、その画面データの画面
表示時点でのセキュリティレベル値を読み出し、このセ
キュリティレベル値と画面データのセキュリティ設定値
とを比較し、比較結果に基づいて各表示パーツ毎に表示
パーツの表示／非表示を行うから、隠し画面の作成が可
能になり、セキュリティ設定だけで、一つの画像データ
で、必要な文字、数値だけを画面表示することができ、
画像データの作成、変更の工数、必要メモリ容量の削減
が行われる。また、生産指示のための数値入力を含む表
示パーツには数値表示と数値入力操作について個別にセ
キュリティ設定値を設け、数値入力を含む表示パーツの
数値表示／数値入力の切り換えを実現するから、セキュ
リティ設定だけで、一つの画像データで、作業者用と保
全者用とを画面表示することができ、画像データの作成
工数、必要メモリ容量の削減が行われる。
【００５４】
【００５５】つぎの発明による生産・組立システムにお
ける入力・モニタ方法によれば、セキュリティレベル値
はプログラマブルコントローラより入力する変更可能な
デバイス値であるから、セキュリティレベル値をプログ
ラマブルコントローラにおける一つのデバイス値として
簡便に変更することができる。
ける入力・モニタ方法によれば、セキュリティレベル値
はプログラマブルコントローラより入力する変更可能な
デバイス値であるから、セキュリティレベル値をプログ
ラマブルコントローラにおける一つのデバイス値として
簡便に変更することができる。
【００５６】つぎの発明による生産・組立システムにお
ける入力・モニタ方法によれば、セキュリティレベル値
はセキュリティレベル変更用のシステム画面におけるパ
スワード入力により変更を許可され、セキュリティレベ
ル変更用のシステム画面にて変更されるから、パスワー
ド認知者だけ、安全性高く、タンパプルーフのもとに、
セキュリティレベル値を的確に変更することができる。
ける入力・モニタ方法によれば、セキュリティレベル値
はセキュリティレベル変更用のシステム画面におけるパ
スワード入力により変更を許可され、セキュリティレベ
ル変更用のシステム画面にて変更されるから、パスワー
ド認知者だけ、安全性高く、タンパプルーフのもとに、
セキュリティレベル値を的確に変更することができる。
【００５７】つぎの発明による生産・組立システムにお
ける入力・モニタ装置によれば、表示切換セキュリティ
制御部が画面データの画面表示時点でのセキュリティレ
ベル値を読み出し、このセキュリティレベル値と画面デ
ータのセキュリティ設定値とを比較し、比較結果に基づ
いて各表示パーツ毎に表示パーツの表示／非表示の切換
指示を行うから、隠し画面の作成が可能になり、セキュ
リティ設定だけで、一つの画像データで、必要な文字、
数値だけを画面表示することができ、画像データの作
成、変更の工数、必要メモリ容量の削減が図られる。ま
た、生産指示のための数値入力を含む表示パーツには数
値表示と数値入力操作について個別にセキュリティ設定
値が設定され、表示切換セキュリティ制御部がセキュリ
ティレベル値とセキュリティ設定値の比較により数値入
力を含む表示パーツの数値表示／数値入力の切換指示を
行うから、セキュリティ設定だけで、一つの画像データ
で、作業者用と保全者用とを画面表示することができ、
画像データの作成工数、必要メモリ容量の削減が行われ
る。
ける入力・モニタ装置によれば、表示切換セキュリティ
制御部が画面データの画面表示時点でのセキュリティレ
ベル値を読み出し、このセキュリティレベル値と画面デ
ータのセキュリティ設定値とを比較し、比較結果に基づ
いて各表示パーツ毎に表示パーツの表示／非表示の切換
指示を行うから、隠し画面の作成が可能になり、セキュ
リティ設定だけで、一つの画像データで、必要な文字、
数値だけを画面表示することができ、画像データの作
成、変更の工数、必要メモリ容量の削減が図られる。ま
た、生産指示のための数値入力を含む表示パーツには数
値表示と数値入力操作について個別にセキュリティ設定
値が設定され、表示切換セキュリティ制御部がセキュリ
ティレベル値とセキュリティ設定値の比較により数値入
力を含む表示パーツの数値表示／数値入力の切換指示を
行うから、セキュリティ設定だけで、一つの画像データ
で、作業者用と保全者用とを画面表示することができ、
画像データの作成工数、必要メモリ容量の削減が行われ
る。
【００５８】
【００５９】つぎの発明による生産・組立システムにお
ける入力・モニタ装置によれば、セキュリティレベル値
はプログラマブルコントローラより入力する変更可能な
デバイス値であるから、セキュリティレベル値をプログ
ラマブルコントローラにおける一つのデバイス値として
簡便に変更することができる。
ける入力・モニタ装置によれば、セキュリティレベル値
はプログラマブルコントローラより入力する変更可能な
デバイス値であるから、セキュリティレベル値をプログ
ラマブルコントローラにおける一つのデバイス値として
簡便に変更することができる。
【００６０】つぎの発明による生産・組立システムにお
ける入力・モニタ装置によれば、セキュリティレベル値
変更部がセキュリティレベル変更用のシステム画面にお
けるパスワード入力によりセキュリティレベル値の変更
を許可し、セキュリティレベル値の変更を受け付けるか
ら、パスワード認知者だけ、安全性高く、タンパプルー
フのもとに、セキュリティレベル値を的確に変更するこ
とができる。
ける入力・モニタ装置によれば、セキュリティレベル値
変更部がセキュリティレベル変更用のシステム画面にお
けるパスワード入力によりセキュリティレベル値の変更
を許可し、セキュリティレベル値の変更を受け付けるか
ら、パスワード認知者だけ、安全性高く、タンパプルー
フのもとに、セキュリティレベル値を的確に変更するこ
とができる。
【図１】 この発明による入力手段付きモニタ装置を含
む生産・組立ラインのシステム構成を示すブロック線図
である。
む生産・組立ラインのシステム構成を示すブロック線図
である。
【図２】 この発明による入力手段付きモニタ装置の一
つの実施の形態を示すブロック線図である。
つの実施の形態を示すブロック線図である。
【図３】 この発明による入力手段付きモニタ装置で使
用される画面表示用の画面データの一例を示すリスト図
である。
用される画面表示用の画面データの一例を示すリスト図
である。
【図４】 この発明による入力手段付きモニタ装置での
数値入力の画面表示例を示す説明図である。
数値入力の画面表示例を示す説明図である。
【図５】 この発明による入力手段付きモニタ装置での
数値入力のためのキーウィンド表示の画面表示例を示す
説明図である。
数値入力のためのキーウィンド表示の画面表示例を示す
説明図である。
【図６】 この発明による入力手段付きモニタ装置での
数値表示の画面表示例を示す説明図である。
数値表示の画面表示例を示す説明図である。
【図７】 この発明による入力手段付きモニタ装置での
タイトル文字表示の画面表示例を示す説明図である。
タイトル文字表示の画面表示例を示す説明図である。
【図８】 この発明による入力手段付きモニタ装置にお
けるセキュリティレベル変更用のシステム画面の画面表
示例を示す説明図である。
けるセキュリティレベル変更用のシステム画面の画面表
示例を示す説明図である。
【図９】 この発明による入力手段付きモニタ装置にお
ける画面表示処理フローを示すフローチャートである。
ける画面表示処理フローを示すフローチャートである。
【図１０】 この発明による入力手段付きモニタ装置に
おける数値入力処理フローを示すフローチャートであ
る。
おける数値入力処理フローを示すフローチャートであ
る。
【図１１】 この発明による入力手段付きモニタ装置に
おいて、セキュリティレベル値をＰＣより変更する場合
のセキュリティレベル値変更処理フローを示すフローチ
ャートである。
おいて、セキュリティレベル値をＰＣより変更する場合
のセキュリティレベル値変更処理フローを示すフローチ
ャートである。
【図１２】 この発明による入力手段付きモニタ装置に
おいて、セキュリティレベル値を入力手段付きモニタ装
置のシステム画面で変更する場合のセキュリティレベル
値変更処理フローを示すフローチャートである。
おいて、セキュリティレベル値を入力手段付きモニタ装
置のシステム画面で変更する場合のセキュリティレベル
値変更処理フローを示すフローチャートである。
【図１３】 工場の生産・組立ラインにおけるロボット
や数値制御装置の稼動状況のモニタや生産指示を行なう
生産指示・モニタシステムを示すブロック線図である。
や数値制御装置の稼動状況のモニタや生産指示を行なう
生産指示・モニタシステムを示すブロック線図である。
【図１４】 従来における入力手段付きモニタ装置にお
ける画面データを示すリスト図である。
ける画面データを示すリスト図である。
【図１５】 従来における入力手段付きモニタ装置での
数値入力のためのキーウィンド表示の画面表示例を示す
説明図である。
数値入力のためのキーウィンド表示の画面表示例を示す
説明図である。
【図１６】 従来における入力手段付きモニタ装置での
数値表示の画面表示例を示す説明図である。
数値表示の画面表示例を示す説明図である。
【図１７】 従来における入力手段付きモニタ装置での
タイトル文字表示の画面表示例を示す説明図である。
タイトル文字表示の画面表示例を示す説明図である。
【図１８】 従来における入力手段付きモニタ装置の機
能ブロック図である。
能ブロック図である。
【図１９】 従来における入力手段付きモニタ装置の動
作フローを示すフローチャートである。
作フローを示すフローチャートである。
１ 入力手段付きモニタ装置、２ パーソナルコンピュ
ータ、３〜５ ＰＣ、６ ロボット、７ 数値制御装
置、８ 制御用ＬＡＮケーブル、１４ タッチパネル付
き表示器、１−１ モニタ処理部、１−２ 画像デー
タ、１−３ ＰＣ読出部、１−４ 表示切換セキュリテ
ィ制御部、１−５ セキュリティレベル値変更部。
ータ、３〜５ ＰＣ、６ ロボット、７ 数値制御装
置、８ 制御用ＬＡＮケーブル、１４ タッチパネル付
き表示器、１−１ モニタ処理部、１−２ 画像デー
タ、１−３ ＰＣ読出部、１−４ 表示切換セキュリテ
ィ制御部、１−５ セキュリティレベル値変更部。
Claims (6)
- 【請求項１】 ロボットや数値制御装置と接続されるプ
ログラマブルコントローラと、画面表示する表示パーツ
毎に表示および操作のセキュリティ設定値が設定された
画面データを有する入力手段付きモニタ装置とが、制御
用ＬＡＮケーブルを介して双方向にデータ通信可能に接
続される生産・組立システムにおける入力・モニタ方法
であって、前記入力手段付きモニタ装置が、 前記プログラマブルコントローラからのデバイスデータ
を表示する場合に、前記プログラマブルコントローラか
らセキュリティレベル値を読み出し、この読み出したセ
キュリティレベル値と前記画面データの表示のセキュリ
ティ設定値とを比較し、比較結果に基づいて前記デバイ
スデータおよびこのデバイスデータを表示するための表
示パーツ毎に表示／非表示を行う工程と、 前記デバイスデータが変更可能である場合に、前記プロ
グラマブルコントローラからセキュリティレベル値を読
み出し、この読み出したセキュリティレベル値と前記画
面データの操作のセキュリティ設定値とを比較し、比較
結果に基づいて所定の位置にキーウィンド表示用カーソ
ルを表示／非表示設定する工程と、 表示された前記キーウィンド表示用カーソルがタッチさ
れると、前記入力手段付きモニタ装置に入力用キーウィ
ンドを表示する工程と、 を含む ことを特徴とする生産・組立システムにおける入
力・モニタ方法。 - 【請求項２】 前記セキュリティレベル値は、前記プロ
グラマブルコントローラより入力する変更可能なデバイ
ス値であることを特徴とする請求項１に記載の生産・組
立システムにおける入力・モニタ方法。 - 【請求項３】 前記セキュリティレベル値は、セキュリ
ティレベル変更用のシステム画面におけるパスワード入
力により変更を許可され、セキュリティレベル変更用の
画面にて変更されることを特徴とする請求項１または２
に記載の生産・組立システムにおける入力・モニタ方
法。 - 【請求項４】 ロボットや数値制御装置と接続されるプ
ログラマブルコントローラと、プログラマブルコントロ
ーラとの間でデバイスデータを入出力するための入力手
段付きモニタ装置とが、制御用ＬＡＮケーブルを介して
双方向にデー タ通信可能に接続される生産・組立システ
ムであって、前記プログラマブルコントローラは、使用者に応じて段
階的に設定されたセキュリティレベル値と、前記入力手
段付きモニタ装置に出力するデバイスデータとを有し、 前記入力手段付きモニタ装置は、 画面表示する表示パーツ毎に表示および操作のセキュリ
ティ設定値が設定された画面データを格納する手段と、 前記プログラマブルコントローラに設定された前記セキ
ュリティレベル値を読み出す手段と、 前記読み出したセキュリティレベル値と前記画面データ
の表示のセキュリティ設定値とを比較し、比較結果に基
づいて前記デバイスデータと前記デバイスデータを表示
するための表示パーツ毎に表示／非表示を行う手段と、 前記表示したデバイスデータが変更可能である場合に、
前記読み出したセキュリティレベル値と前記画面データ
の操作のセキュリティ設定値とを比較し、比較結果に基
づいて前記入力手段付きモニタ装置の所定の位置にキー
ウィンド表示用カーソルを表示／非表示する手段と、 前記キーウィンド表示用カーソルがタッチされた場合
に、入力用キーウィンドを表示する手段と、 を備える ことを特徴とする生産・組立システム。 - 【請求項５】 前記セキュリティレベル値は、前記プロ
グラマブルコントローラより入力する変更可能なデバイ
ス値であることを特徴とする請求項４に記載の生産・組
立システム。 - 【請求項６】 前記入力手段付きモニタ装置は、セキュ
リティレベル変更用のシステム画面におけるパスワード
入力により前記プログラマブルコントローラのセキュリ
ティレベル値の変更を許可し、セキュリティレベル値の
変更を受け付けるセキュリティレベル値変更手段をさら
に備えることを特徴とする請求項４または５に記載の生
産・組立システム。
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