JP3370465B2 - タイヤ取出装置及びタイヤ取出方法 - Google Patents

タイヤ取出装置及びタイヤ取出方法

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JP3370465B2
JP3370465B2 JP1470895A JP1470895A JP3370465B2 JP 3370465 B2 JP3370465 B2 JP 3370465B2 JP 1470895 A JP1470895 A JP 1470895A JP 1470895 A JP1470895 A JP 1470895A JP 3370465 B2 JP3370465 B2 JP 3370465B2
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    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
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    • B29C33/442Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with means for, or specially constructed to facilitate, the removal of articles, e.g. of undercut articles with mechanical ejector or drive means therefor

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分割金型内の加硫済タ
イヤを同金型内から取り出すためのタイヤ取出装置及び
タイヤ取出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、タイヤ加硫機では、上下に分割
された上金型と下金型とよりなる一対の分割金型が備え
られ、上金型が下金型に対して昇降可能に設けられてい
る。そして、上金型を上昇させて下金型から離間させた
状態で、タイヤを下金型内に水平状態で装着し、その
後、上金型を下降させて下金型に接近させ、両金型を密
閉する。これにより、両金型内にタイヤが装着される。
次に、ブラダをタイヤの内腔に進入させ、この状態でス
チーム等の熱圧媒体をブラダ内に供給することにより、
ブラダがタイヤの内面全体に密着されて、同ブラダを介
してタイヤの加硫が行われる。
【0003】又、このようにして加硫されたタイヤを金
型内から取り出すには、先ずブラダ内の熱圧媒体を排出
した後、上金型を上昇させて同上金型をタイヤから離脱
させる。次に、昇降機構によりタイヤのビード部を支持
した状態で同タイヤを上昇させて下金型から離脱させ
る。つまり、金型に対するタイヤの離脱が縦方向すなわ
ち水平状態に置かれたタイヤの軸線方向に沿って行われ
るようになっている。その後、所定の搬送機構によりタ
イヤを所定位置にまで搬出するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、通常、両金
型には、タイヤのトレッド部の外周面に溝状のトレッド
パターンを形成するために、そのトレッドパターンに対
応する凹凸が形成されている。そして、金型内において
タイヤの加硫が行われた状態では、そのトレッドパター
ンを構成する溝が金型の凹凸に係合された状態になる。
このため、前記従来のように、金型に対するタイヤの離
脱を同タイヤの軸線方向に沿って行おうとすると、金型
の凹凸に対して、タイヤのトレッド部外周の溝がその深
さ方向と直交する方向に沿って離脱されようとする。従
って、その離脱に際し、金型の凹凸とタイヤのトレッド
部外周の溝とが干渉して、タイヤのトレッド部にかかる
応力が大きなものとなる。その結果、スムーズな離脱を
行い得なくなるとともに、場合によってはゴムの一部が
欠損するという問題があった。
【0005】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、タイヤを金型内から取
り出すとき、タイヤのトレッド部にかかる応力を軽減す
ることができ、その取り出しをスムーズに行うことがで
きるとともに、タイヤのトレッド部が損傷するおそれが
ないタイヤ取出装置及びタイヤ取出方法を提供すること
にある。
【0006】又、本発明の別の目的は、低偏平率のタイ
ヤの取り出しについても、上記目的を確実に達成するこ
とができるタイヤ取出装置及びタイヤ取出方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載のタイヤ取出装置の発明では、分
割された一対の金型をタイヤの軸線方向に沿って互いに
接近、離間するように相対移動可能に設け、両金型を離
間させることにより、両金型内に装着されたタイヤを取
り出すタイヤ取出装置において、タイヤの一対のビード
部をそれぞれ挟持する一対の挟持手段を、タイヤの軸線
方向に沿って互いに接近、離間するように相対移動可能
に設け、それら挟持手段によりタイヤのビード部を挟持
した状態で、両挟持手段を両金型とともに離間させるよ
うに構成したものである。
【0008】請求項2に記載の発明では、前記挟持手段
は、タイヤのビード部に対応して設けられたビードリン
グと、そのビードリングとの間にタイヤのビード部を挟
持するクランプ体と、そのクランプ体を作動させて挟持
動作を行わせる駆動手段とを含むものである。
【0009】請求項3に記載の発明では、前記金型の周
上の複数箇所には、両金型の離間時にタイヤのトレッド
部の外周を内方へ押圧する押圧手段を金型の内部空間に
出没可能に設けたものである。
【0010】請求項4に記載のタイヤ取出方法の発明で
は、分割された一対の金型をタイヤの軸線方向に沿って
互いに接近、離間するように相対移動可能に設け、両金
型を離間させることにより、両金型内に装着されたタイ
ヤを取り出すタイヤ取出方法において、前記両金型を離
間させるとき、タイヤの一対のビード部を挟持して両ビ
ード部を両金型とともに離間させて、タイヤを縮径させ
ながら両金型内から取り出すようにしたものである。
【0011】請求項5に記載の発明では、前記両金型が
離間されるとき、タイヤのトレッド部の外周を複数箇所
において押圧して、内方へ撓み変形させるようにしたも
のである。
【0012】
【作用】従って、請求項1及び4の発明によれば、金型
内に装着されたタイヤを取り出すには、一対の挟持手段
によりタイヤの一対のビード部をそれぞれ挟持した状態
で、それら挟持手段を両金型とともに離間させる。する
と、挟持手段に挟持された状態のタイヤの両ビード部も
互いに離間され、それに伴いタイヤは縮径される。この
ため、金型に対し、タイヤのトレッド部はその半径方向
に沿って離脱されることになる。つまり、タイヤのトレ
ッド部外周の溝はその深さ方向に沿って金型からスムー
ズに離脱される。
【0013】請求項2の発明によれば、駆動手段により
クランプ体が作動されると、ビードリングとクランプ体
との間においてタイヤのビード部が確実に挟持される。
請求項3及び5の発明によれば、両金型が離間されてタ
イヤが縮径されるとき、押圧手段によりタイヤのトレッ
ド部の外周が複数箇所において押圧されて、内方へ撓み
変形される。このため、トレッド部の縮径に伴う撓み変
形を、所定の位置において互いに均等な量だけ発生させ
ることができるとともに、その撓み変形をトレッド部の
内方に向かって確実に発生させることができる。従っ
て、金型に対し、タイヤのトレッド部をその半径方向に
沿ってより確実に離脱させることができる。
【0014】特に、サイド部に対してトレッド部の幅が
大きい低偏平率のタイヤにおいては、タイヤの一対のビ
ード部を互いに離間させても、タイヤが十分に縮径され
ない場合がある。しかし、このようなタイヤでも、トレ
ッド部の外周を強制的に内方へ撓み変形させることによ
り、トレッド部外周の溝がその深さ方向に沿って金型か
らスムーズに離脱される。
【0015】
【実施例】
(第1実施例)以下、本発明をタイヤ加硫機に具体化し
た第1実施例を、図1〜図4に基づいて説明する。
【0016】図1に示すように、機台1上の右側には固
定フレーム2が固定配置され、その固定フレーム2には
右金型3が支持されている。保持筒4は固定フレーム2
に図示しない移動機構により右金型3の軸線方向(図1
の左右方向)に沿って移動可能に支持され、その一端開
口縁部には右ビードリング5が一体形成されている。そ
して、図1に示すように、保持筒4が右方へ移動された
状態で、右ビードリング5が右金型3の内周縁部に対応
配置される。
【0017】又、機台1上の左側には移動フレーム6が
図示しない移動機構により左右方向へ移動可能に支持さ
れ、その移動フレーム6には左金型7が支持されてい
る。そして、この左金型7は前記右金型3に対向配置さ
れ、移動フレーム6の移動に伴い右金型3に対して接近
及び離間される。シリンダ8は移動フレーム6に固定さ
れ、そのピストンロッド8aの先端には支持体9を介し
て左ビードリング10が連結されている。そして、図1
に示すように、シリンダ8のピストンロッド8aが没入
された状態で、左ビードリング10が左金型7の内周縁
部に対応配置される。
【0018】ブラダクランプ筒11は、前記保持筒4に
その軸線方向へ移動可能に挿通支持されている。クラン
プ用シリンダ12は保持筒4に固定され、そのピストン
ロッド12aの先端にブラダクランプ筒11が連結され
ている。そして、図1に示すように、クランプ用シリン
ダ12のピストンロッド12aが没入された状態で、ブ
ラダクランプ筒11の一端開口縁部と保持筒4の一端開
口縁部との間にブラダ13の一端が挟持固定される。ブ
ラダ用シリンダ14は同じく保持筒4に固定され、その
ピストンロッド14aの先端には、ブラダ保持部15を
介してブラダ13の他端が固定されている。
【0019】そして、移動フレーム6が図1の左方へ移
動されて、左金型7が右金型3から離間され、この状態
で、図示しない搬送機構によりタイヤTが直立状態で水
平方向へ移動されて右金型3内に装着される。その後、
移動フレーム6が図1の右方へ移動されて、左金型7が
右金型3に接近され、両金型3,7が密閉される。これ
により、両金型3,7内にタイヤTが直立状態で装着さ
れる。その後、ブラダ用シリンダ14が作動されてその
ピストンロッド14aが突出されると、ブラダ13がタ
イヤTの内腔に進入される。そして、この状態で、図示
しない供給部から同じく図示しない供給路を介してスチ
ーム等の熱圧媒体がブラダ13内に供給されると、図1
に示すように、ブラダ13がタイヤTの内面全体に密着
され、同ブラダ13を介してタイヤTの加硫が行われ
る。
【0020】尚、両金型3,7の内周面には、タイヤT
のトレッド部外周に形成される溝状のトレッドパターン
Pに対応する凹凸3a,7aが形成されている。従っ
て、両金型3,7内においてタイヤTの加硫が行われる
と、同タイヤTのトレッド部外周には、金型3,7上の
凹凸3a,7aに対応するトレッドパターンPが形成さ
れることになる。そして、そのトレッドパターンPを構
成する溝は、金型3,7の凹凸3a,7aに係合された
状態になる。
【0021】有底円筒状をなすビードクランプ筒16
は、前記ブラダクランプ筒11にその軸線方向へ移動可
能に挿通支持されている。駆動手段としての右ビードク
ランプシリンダ17は保持筒4に固定され、そのピスト
ンロッド17aの先端にビードクランプ筒16が連結さ
れている。又、ビードクランプ筒16の一端開口部近傍
にはその周方向に沿って複数(例えば6つ)の支持部1
8が等間隔で形成され、各支持部18にクランプ体とし
ての右クランプ爪19がその基端をもって回動可能に軸
支されている。レバー20はその一端がブラダクランプ
筒11の一端部に軸支されるとともに、他端が右クラン
プ爪19の中間部に軸支されている。
【0022】そして、右ビードクランプシリンダ17の
作動に伴いそのピストンロッド17aが突出されて、ビ
ードクランプ筒16が図1の左方へ移動されると、右ク
ランプ爪19が同図に示す退避位置から図2に示す挟持
位置に回動されて、同爪19と前記右ビードリング5と
の間でタイヤTの右側ビード部が確実に挟持される。こ
のとき、右クランプ爪19は、ブラダ13を介してタイ
ヤTの右側ビード部を挟持する。
【0023】ほぼL字状をなす駆動レバー21はその中
間部において前記支持体9に回動可能に軸支され、支持
体9の周方向に沿って等間隔で複数(例えば6つ)配置
されている。そして、各駆動レバー21の先端にはクラ
ンプ体としての左クランプ爪22がその基端をもって軸
支されている。複数の補助レバー23はその一端が支持
体9に軸支されるとともに、他端が左クランプ爪22の
中間部に軸支され、それぞれ各駆動レバー21と並行に
配置されている。駆動手段としての左ビードクランプシ
リンダ24は支持体9に固定され、そのピストンロッド
24aの先端には係合体25を介して前記駆動レバー2
1の基端が係合されている。そして、左ビードクランプ
シリンダ24の作動に伴いそのピストンロッド24aが
突出されると、駆動レバー21及び補助レバー23を介
して、左クランプ爪22が図1に示す退避位置から図2
に示す挟持位置に移動されて、同爪22と前記左ビード
リング10との間でタイヤTの左側ビード部が確実に挟
持される。
【0024】本実施例では、左右のビードリング5,1
0、左右のクランプ爪19,22、、左右のビードクラ
ンプシリンダ17,24、及びレバー20,21,23
等により、挟持手段が構成されている。
【0025】次に、前記のように構成されたタイヤ加硫
機の作用を説明する。さて、図1に示すような状態でタ
イヤTの加硫が行われて、その加硫が終了されると、先
ずブラダ13内の熱圧媒体が排出された後、図2に示す
ように、ブラダ用シリンダ14のピストンロッド14a
が没入されて、ブラダ13がタイヤTの内腔から離脱さ
れる。続いて、同じく図2に示すように、右ビードクラ
ンプシリンダ17のピストンロッド17aが突出され
て、ビードクランプ筒16が図示左方へ移動される。こ
れにより、右クランプ爪19がレバー20を介して挟持
位置に回動されて、同爪19と右ビードリング5との間
でタイヤTの右側ビード部が挟持される。又、同時に、
左ビードクランプシリンダ24のピストンロッド24a
が突出され、駆動レバー21及び補助レバー23を介し
て左クランプ爪22が挟持位置に移動されて、同爪22
と左ビードリング10との間でタイヤTの左側ビード部
が挟持される。
【0026】次に、図3に示すように、移動フレーム6
が左方へ移動されて、左金型7が右金型3から離間され
る。このとき、左ビードリング10及び左クランプ爪2
2は左金型7とともに一体的に移動され、右ビードリン
グ5及び右クランプ爪19から離間される。このため、
それらビードリング5,10とクランプ爪19,22と
の間に挟持された状態のタイヤTの左右のビード部も互
いに離間され、それに伴いタイヤTのトレッド部の径が
縮径される。従って、両金型3,7に対し、タイヤTの
トレッド部はその半径方向に沿って離脱されることにな
る。つまり、タイヤTのトレッド部のトレッドパターン
Pを構成する溝は、その深さ方向に沿って金型3,7の
凹凸3a,7aからスムーズに離脱され、その凹凸3
a,7aと干渉することがない。このため、その離脱に
際し、タイヤTのトレッド部にかかる応力を軽減するこ
とができ、タイヤTの取り出しをスムーズに行うことが
できるとともに、ゴムの一部が欠損するといったような
タイヤTのトレッド部の損傷のおそれもない。
【0027】その後、左金型7と右金型3との離間が進
行すると、タイヤTのトレッド部に続いてショルダー
部、サイドウォール部と順次金型3,7から離脱され
る。次に、図4に示すように、図示しない移動機構によ
り保持筒4が左方へ移動され、それに伴い右ビードリン
グ5及び右クランプ爪19も左方へ移動されて、右金型
3から離間される。又、同時に、図1に示すシリンダ8
のピストンロッド8aが突出され、左ビードリング10
及び左クランプ爪22が右方へ移動されて、左金型7か
ら離間される。つまり、左右のビードリング5,10と
クランプ爪19,22との間に挟持された状態のタイヤ
Tの左右のビード部が互いに接近されて、タイヤTが両
金型3,7から完全に離脱される。
【0028】続いて、図示しない所定の搬送機構により
タイヤTが支承され、この状態で、左右のビードクラン
プシリンダ17,24のピストンロッド17a,24a
が没入されて、左右のクランプ爪19,22が退避位置
に移動され、タイヤTのビード部の挟持状態が解除され
る。そして、それらクランプ爪19,22はビードリン
グ5,10とともに、それぞれ対応する金型3,7側へ
移動され、タイヤTから離間される。この状態で、前記
搬送機構により加硫済のタイヤTが所定位置にまで搬送
される。
【0029】(第2実施例)次に、この発明の第2実施
例を図5〜図10に基づいて説明する。尚、この第2実
施例において、前記第1実施例と同一構成部分について
は同一番号を付して、その説明を省略する。
【0030】さて、図5に示すように、この第2実施例
においては、右金型3が右サイド部用金型26と右トレ
ッド部用金型27とに分割されているとともに、左金型
7も同様に左サイド部用金型28と左トレッド部用金型
29とに分割されている。そして、両トレッド部用金型
27,29の内周面には、タイヤTのトレッド部外周に
形成されるトレッドパターンPに対応する凹凸27a,
29aが形成されている。
【0031】右サイド部用金型26は固定フレーム2
に、左サイド部用金型28は移動フレーム6に支持され
ている。複数の右シリンダ30は固定フレーム2に支持
され、そのピストンロッド30aの先端に前記右トレッ
ド部用金型27が連結されている。複数の左シリンダ3
1は移動フレーム6に支持され、そのピストンロッド3
1aの先端に前記左トレッド部用金型29が連結されて
いる。そして、これらシリンダ30,31の作動に伴
い、各トレッド部用金型27,29が対応するサイド部
用金型26,28に対して接近、離間される。
【0032】尚、この第2実施例において、タイヤTの
右側ビード部を挟持する挟持手段の構成は前記第1実施
例と同じなので、その説明は省略する。これに対して、
タイヤTの左側ビード部を挟持する挟持手段の構成は第
1実施例と異なっている。即ち、図5に示すように、前
記ブラダ保持部15の外周にはその周方向に沿って複数
(例えば6つ)の支持部32が等間隔で切り欠き形成さ
れ、各支持部32にクランプ体としての左クランプ爪3
3が回動可能に軸支されている。尚、支持部32は、左
クランプ爪33が前記右クランプ爪19と干渉しないよ
うに、ブラダ保持部15の周方向における配設位置が設
定されている。左クランプ爪33の基端部には環状ばね
34が環装され、左クランプ爪33はこの環状ばね34
により常に外方へ開く方向へ付勢されている。この環状
ばね34は、例えばコイルばねを環状にしたものを使用
してもよいし、或いは環状のゴムを使用してもよい。
【0033】そして、ブラダ用シリンダ14のピストン
ロッド14aが没入された状態では、図5に鎖線で示す
ように、左クランプ爪33がビードクランプ筒16内に
収容されて、タイヤTの外側に退避した位置に配置され
ている。このとき、左クランプ爪33はその先端がビー
ドクランプ筒16の内周面に係合されることにより、環
状ばね34の付勢力に抗して閉じた状態となっている。
【0034】この状態から、ブラダ用シリンダ14のピ
ストンロッド14aが突出されて、ブラダ13がタイヤ
Tの内腔に進入されると、左クランプ爪33が前記退避
位置からビードクランプ筒16外へ突出されて、環状ば
ね34の付勢力により外方へ開く方向へ回動される。こ
のとき、左クランプ爪33はその基端部が支持部32の
内底面32aに係合する位置まで回動され、その位置で
保持される。そして、ピストンロッド14aが更に突出
されると、図5に実線で示すように、左クランプ爪33
がタイヤTの内側に対応する挟持位置に配置され、同爪
33と前記左ビードリング10との間でタイヤTの左側
ビード部が確実に挟持される。このとき、左クランプ爪
33は、ブラダ13を介してタイヤTの左側ビード部を
挟持する。
【0035】この第2実施例では、タイヤTの左側ビー
ド部を挟持する挟持手段が、左ビードリング10、左ク
ランプ爪33、ブラダ用シリンダ14及び環状ばね34
により構成され、その挟持手段における駆動手段が、ブ
ラダ用シリンダ14及び環状ばね34により構成されて
いる。
【0036】図5及び図6に示すように、押圧手段とし
ての複数(本実施例では3つ)の押圧シリンダ35は、
前記右トレッド部用金型27の外周面に等角度間隔(本
実施例では120度間隔)で取り付けられ、そのピスト
ンロッド35aが右トレッド部用金型27を貫通するよ
うに設けられている。そして、図6に実線及び鎖線で示
すように、押圧シリンダ35の作動に伴い、そのピスト
ンロッド35aが右トレッド部用金型27の内部空間に
出没される。
【0037】次に、この第2実施例におけるタイヤ加硫
機の作用を説明する。さて、図5は、この第2実施例に
おけるタイヤTの加硫状態を示すものである。即ち、こ
の実施例では、前記第1実施例とは異なり、タイヤTの
左右のビード部がそれぞれクランプ爪19,33とビー
ドリング5,10との間で挟持された状態で、ブラダ1
3内に熱圧媒体が供給されてタイヤTの加硫が行われ
る。このため、タイヤTのビード部内に配設されている
ビードワイヤはその位置を完全に固定されるとともに、
そのビードワイヤに両端を巻き付け固定されているカー
カスコードもその両端の位置を完全に固定される。
【0038】従って、ブラダ13の内部に熱圧媒体が供
給されるのに伴い、カーカスコードに引っ張りの応力が
作用しても、そのカーカスコードやビードワイヤがタイ
ヤゴムに対して所定の位置からずれることがない。その
結果、高品質なタイヤTを得ることができる。
【0039】タイヤTの加硫が終了されると、先ずブラ
ダ13内の熱圧媒体が排出された後、図7に示すよう
に、移動フレーム6が左方へ所定量移動されるととも
に、その移動量の半分だけ左右のシリンダ30,31の
各ピストンロッド30a,31aが突出される。又、同
時に、ブラダ用シリンダ14のピストンロッド14a
が、移動フレーム6の移動量分だけ突出される。する
と、同図に示すように、左サイド部用金型28が右サイ
ド部用金型26から離間されるとともに、左右のトレッ
ド部用金型27,29の接合状態が保持された状態で、
それらトレッド部用金型27,29と各サイド部用金型
26,28とがそれぞれ離間される。
【0040】又、左ビードリング10及び左クランプ爪
33は左サイド部用金型28とともに一体的に移動さ
れ、右ビードリング5及び右クランプ爪19から離間さ
れる。このため、それらビードリング5,10とクラン
プ爪19,33との間に挟持された状態のタイヤTの左
右のビード部も互いに離間され、図6及び図7に鎖線で
示すように、その離間に伴いタイヤTのトレッド部の径
が縮径される。
【0041】又、図6及び図7に実線で示すように、前
記移動フレーム6の移動開始とほぼ同時に、押圧シリン
ダ35が作動されて、そのピストンロッド35aが右ト
レッド部用金型27の内部空間へ突出される。すると、
このピストンロッド35aによりタイヤTのトレッド部
の外周が押圧されて、内方へ撓み変形される。
【0042】即ち、加硫済のタイヤTは前記両ビード部
の離間により、トレッド部の径が2〜5%程度縮径され
るが、そのトレッド部の実際の周長が変化するわけでは
なく、トレッド部は縮径された分だけ撓み変形する。し
かし、この撓み変形は、タイヤTのトレッド部の何れの
位置においてどれだけの量で何箇所発生するかは状況に
応じて一定ではなく、又、その撓み変形がトレッド部の
外方に向かって発生するおそれもある。そして、このよ
うな場合には、タイヤTのトレッド部を縮径させても、
両金型3,7に対し、トレッド部がその半径方向に沿っ
て確実に離脱されないおそれが生じる。
【0043】ところが、本実施例のように、タイヤTの
左右ビード部の離間に伴うトレッド部の縮径時におい
て、そのトレッド部の外周を120度間隔で3箇所内方
へ押圧すれば、トレッド部の縮径に伴う撓み変形を、所
定の位置において互いに均等な量だけ発生させることが
できるとともに、その撓み変形をトレッド部の内方に向
かって確実に発生させることができる。このため、本実
施例では、前記第1実施例と比較して、両金型3,7に
対し、タイヤTのトレッド部をその半径方向に沿ってよ
り確実に離脱させることができる。
【0044】特に、サイド部に対してトレッド部の幅が
大きい低偏平率のタイヤT(例えば65シリーズ以下)
においては、タイヤTの両ビード部を互いに離間させて
も、タイヤTが十分に縮径されない場合がある。しか
し、このようなタイヤTでも、トレッド部の外周を強制
的に内方へ撓み変形させることにより、トレッド部のト
レッドパターンPを構成する溝をその深さ方向に沿って
金型3、7からスムーズに離脱させることができる。
【0045】加えて、本実施例では、各金型3,7が、
サイド部用金型26,28とトレッド部用金型27,2
9とに分割されている。そして、左サイド部用金型28
が右サイド部用金型26から離間されるとき、左右のト
レッド部用金型27,29は互いの接合状態が保持され
るとともに、タイヤTに対する軸線方向位置が変化され
ない。このため、タイヤTのトレッド部の縮径に伴いそ
のトレッド部が両金型3,7から離脱されるとき、同ト
レッド部に対応して設けられたトレッド部用金型27,
29から、トレッド部がその半径方向に沿って更に確実
に離脱される。
【0046】これらの結果、この第2実施例では、前記
第1実施例と比較して、金型3,7に対するタイヤTの
離脱に際し、トレッド部にかかる応力をより軽減するこ
とができ、タイヤTの取り出しを更にスムーズに行うこ
とができるとともに、トレッド部の損傷のおそれも更に
確実に防止できて、低偏平率のタイヤTにおいて特に有
効である。
【0047】次に、図8に示すように、押圧シリンダ3
5のピストンロッド35aが没入されるとともに、左右
のシリンダ30,31の各ピストンロッド30a,31
aが没入されて、左右のトレッド部用金型27,29が
それぞれ対応する各サイド部用金型26,28に接合さ
れる。続いて、図9に示すように、移動フレーム6が左
方へ所定量移動される。又、同時に、その移動量の半分
だけ、シリンダ8のピストンロッド8aが突出されると
ともに、図示しない移動機構により保持筒4が左方へ移
動される。その結果、同図に示すように、左右のビード
リング5,10とクランプ爪19,33との間にタイヤ
Tの左右のビード部が挟持された状態で、左右のビード
リング5,10が各金型3,7から離間され、タイヤT
が両金型3,7から完全に離脱される。
【0048】次に、図10に示すように、シリンダ8,
14等を含む移動機構の作動により、前記タイヤTの左
右のビード部の挟持状態で、それらビード部が互いに接
近されて、タイヤTが縮径状態から復帰される。続い
て、同図に示すように、図示しない所定の搬送機構によ
りタイヤTが支承された状態で、右ビードクランプ用シ
リンダ17及びブラダ用シリンダ14が作動されて、左
右のクランプ爪19,33が退避位置に移動され、タイ
ヤTのビード部の挟持状態が解除される。尚、このと
き、ブラダ13もタイヤTの内腔から離脱される。その
後、左右のビードリング5,10がそれぞれ対応する金
型3,7側へ移動され、この状態で、前記搬送機構によ
り加硫済のタイヤTが所定位置にまで搬送される。
【0049】(第3実施例)次に、この発明の第3実施
例を図11〜図15に基づいて説明する。尚、この第3
実施例において、前記第2実施例と同一構成部分につい
ては同一番号を付して、その説明を省略する。
【0050】さて、図11に示すように、この第3実施
例では、前記第1及び第2実施例とは異なり、ブラダ1
3が設けられておらず、タイヤTの内腔に熱圧媒体を直
接供給することにより、加硫が行われる。即ち、固定フ
レーム2及び移動フレーム6にはそれぞれシリンダ3
6,37が支持され、それらのピストンロッド36a,
37aの先端に挟持手段を構成するビードリング38,
39が連結されている。又、各ビードリング38,39
には挟持手段を構成するクランプ体としてのクランプ爪
40,41が、駆動手段としての図示しない駆動機構に
より図11に示す挟持位置と図15に示す退避位置との
間で移動可能に支持されている。各ビードリング38,
39と各クランプ爪40,41との間にはゴムシート等
の可撓性シート材よりなる環状の緩衝部材42が取り付
けられ、クランプ爪40,41はこの緩衝部材42を介
してタイヤTのビード部を挟持する。
【0051】次に、この第3実施例におけるタイヤ加硫
機の作用を説明する。さて、図11は、この第3実施例
におけるタイヤTの加硫状態を示すものである。即ち、
この実施例では、前記第2実施例と同じく、タイヤTの
左右のビード部がそれぞれクランプ爪40,41とビー
ドリング38,39との間で挟持された状態で、タイヤ
Tの内腔に熱圧媒体が供給されてタイヤTの加硫が行わ
れる。そのため、この第3実施例においても、熱圧媒体
の供給時に、タイヤTの内部のカーカスコードやビード
ワイヤがタイヤゴムに対して所定の位置からずれること
がなく、高品質なタイヤTを得ることができる。
【0052】タイヤTの加硫が終了されると、先ずタイ
ヤT内の熱圧媒体が排出された後、図12に示すよう
に、移動フレーム6が左方へ所定量移動されるととも
に、その移動量の半分だけ左右のシリンダ30,31の
各ピストンロッド30a,31aが突出される。する
と、同図に示すように、左サイド部用金型28が右サイ
ド部用金型26から離間されるとともに、左右のトレッ
ド部用金型27,29の接合状態が保持された状態で、
それらトレッド部用金型27,29と各サイド部用金型
26,28とがそれぞれ離間される。
【0053】又、左ビードリング39及び左クランプ爪
41は左サイド部用金型28とともに一体的に移動さ
れ、右ビードリング38及び右クランプ爪40から離間
される。このため、それらビードリング38,39とク
ランプ爪40,41との間に挟持された状態のタイヤT
の左右のビード部も互いに離間され、図12に鎖線で示
すように、それに伴いタイヤTのトレッド部の径が縮径
される。
【0054】又、図12に実線で示すように、前記移動
フレーム6の移動開始とほぼ同時に、押圧シリンダ35
のピストンロッド35aが右トレッド部用金型27の内
部空間へ突出されて、タイヤTのトレッド部の外周が内
方へ押圧される。そのため、この第3実施例において
も、前記第2実施例と同様に、両金型3,7に対し、タ
イヤTのトレッド部をその半径方向に沿ってより確実に
離脱させることができ、低偏平率のタイヤTにおいて特
に有効である。
【0055】次に、図13に示すように、押圧シリンダ
35のピストンロッド35aが没入されるとともに、左
右のシリンダ30,31の各ピストンロッド30a,3
1aが没入されて、左右のトレッド部用金型27,29
がそれぞれ対応する各サイド部用金型26,28に接合
される。続いて、図14に示すように、移動フレーム6
が左方へ所定量移動される。又、同時に、その移動量の
半分だけ、右シリンダ36のピストンロッド36aが突
出されるとともに、左シリンダ37のピストンロッド3
7aが没入される。その結果、同図に示すように、左右
のビードリング38,39とクランプ爪40,41との
間にタイヤTの左右のビード部が挟持された状態で、左
右のビードリング38,39が各金型3,7から離間さ
れ、タイヤTが両金型3,7から完全に離脱される。
【0056】次に、図15に示すように、左右のシリン
ダ36,37のピストンロッド36a,37aが突出さ
れて、前記タイヤTの左右のビード部の挟持状態で、そ
れらビード部が互いに接近されて、タイヤTが縮径状態
から復帰される。続いて、同図に示すように、図示しな
い所定の搬送機構によりタイヤTが支承された状態で、
同じく図示しない駆動機構により左右のクランプ爪4
0,41が退避位置に移動され、タイヤTのビード部の
挟持状態が解除される。その後、左右のシリンダ36,
37のピストンロッド36a,37aが没入されて、左
右のビードリング38,39がそれぞれ対応する金型
3,7側へ移動され、この状態で、前記搬送機構により
加硫済のタイヤTが所定位置にまで搬送される。
【0057】尚、この発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、各部の構成を例えば以下のように変更して
具体化してもよい。 (1)前記各実施例では、左右に分割された右金型3と
左金型7との間にタイヤTが直立状態で装着されるタイ
ヤ加硫機で具体化したが、これを上下に分割された上金
型と下金型との間にタイヤTが水平状態で装着されるタ
イヤ加硫機で具体化してもよい。
【0058】(2)押圧シリンダ35を4つ以上設ける
こと。 上記実施例から把握できる技術的思想について、以下に
記載する。 (1)押圧手段は、金型の周上において少なくとも3つ
以上が等間隔で設けられている請求項3に記載のタイヤ
取出装置。
【0059】このようにすれば、押圧手段によりタイヤ
をバランス良く押圧することができる。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、次
のような優れた効果を奏する。請求項1及び4の発明に
よれば、タイヤを金型内から取り出すとき、タイヤのト
レッド部にかかる応力を軽減することができ、その取り
出しをスムーズに行うことができるとともに、タイヤの
トレッド部が損傷するおそれがない。
【0061】請求項2の発明によれば、駆動手段による
クランプ体の作動により、ビードリングとクランプ体と
の間においてタイヤのビード部を確実に挟持することが
できる。
【0062】請求項3及び5の発明によれば、タイヤの
取り出しを更にスムーズに行うことができるとともに、
トレッド部の損傷のおそれを更に確実に防止でき、低偏
平率のタイヤにおいて特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のタイヤ加硫機における加硫状態
を示す側断面図。
【図2】 タイヤのビード部をクランプした状態を示す
要部断面図。
【図3】 タイヤの両ビード部が離間された状態を示す
要部断面図。
【図4】 タイヤが両金型から完全に離脱された状態を
示す要部断面図。
【図5】 第2実施例のタイヤ加硫機における加硫状態
を示す側断面図。
【図6】 図7のA−A線における断面図。
【図7】 タイヤ加硫機の動作を順に示す要部断面図。
【図8】 タイヤ加硫機の動作を順に示す要部断面図。
【図9】 タイヤ加硫機の動作を順に示す要部断面図。
【図10】 タイヤ加硫機の動作を順に示す要部断面
図。
【図11】 第3実施例のタイヤ加硫機における加硫状
態を示す側断面図。
【図12】 タイヤ加硫機の動作を順に示す要部断面
図。
【図13】 タイヤ加硫機の動作を順に示す要部断面
図。
【図14】 タイヤ加硫機の動作を順に示す要部断面
図。
【図15】 タイヤ加硫機の動作を順に示す要部断面
図。
【符号の説明】
3…右金型、5…挟持手段を構成する右ビードリング、
7…左金型、10…挟持手段を構成する左ビードリン
グ、17…挟持手段を構成する駆動手段としての右ビー
ドクランプシリンダ、19…挟持手段を構成するクラン
プ体としての右クランプ爪、20…挟持手段を構成する
レバー、21…挟持手段を構成する駆動レバー、22…
挟持手段を構成するクランプ体としての左クランプ爪、
23…挟持手段を構成する補助レバー、24…挟持手段
を構成する駆動手段としての左ビードクランプシリン
ダ、26…右サイド部用金型、27…右トレッド部用金
型、28…左サイド部用金型、29…左トレッド部用金
型、33…挟持手段を構成するクランプ体としての左ク
ランプ爪、34…挟持手段を構成する駆動手段としての
環状ばね、35…押圧手段としての押圧シリンダ、38
…挟持手段を構成する右ビードリング、39…挟持手段
を構成する左ビードリング、40…挟持手段を構成する
クランプ体としての右クランプ爪、41…挟持手段を構
成するクランプ体としての左クランプ爪、T…タイヤ。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分割された一対の金型をタイヤの軸線方
    向に沿って互いに接近、離間するように相対移動可能に
    設け、両金型を離間させることにより、両金型内に装着
    されたタイヤを取り出すタイヤ取出装置において、 タイヤの一対のビード部をそれぞれ挟持する一対の挟持
    手段を、タイヤの軸線方向に沿って互いに接近、離間す
    るように相対移動可能に設け、それら挟持手段によりタ
    イヤのビード部を挟持した状態で、両挟持手段を両金型
    とともに離間させるように構成したタイヤ取出装置。
  2. 【請求項2】 前記挟持手段は、タイヤのビード部に対
    応して設けられたビードリングと、そのビードリングと
    の間にタイヤのビード部を挟持するクランプ体と、その
    クランプ体を作動させて挟持動作を行わせる駆動手段と
    を含む請求項1に記載のタイヤ取出装置。
  3. 【請求項3】 前記金型の周上の複数箇所には、両金型
    の離間時にタイヤのトレッド部の外周を内方へ押圧する
    押圧手段を金型の内部空間に出没可能に設けた請求項1
    又は2に記載のタイヤ取出装置。
  4. 【請求項4】 分割された一対の金型をタイヤの軸線方
    向に沿って互いに接近、離間するように相対移動可能に
    設け、両金型を離間させることにより、両金型内に装着
    されたタイヤを取り出すタイヤ取出方法において、 前記両金型を離間させるとき、タイヤの一対のビード部
    を挟持して両ビード部を両金型とともに離間させて、タ
    イヤを縮径させながら両金型内から取り出すようにした
    タイヤ取出方法。
  5. 【請求項5】 前記両金型が離間されるとき、タイヤの
    トレッド部の外周を複数箇所において押圧して、内方へ
    撓み変形させるようにした請求項4に記載のタイヤ取出
    方法。
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