JP3369771B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP3369771B2 JP01199795A JP1199795A JP3369771B2 JP 3369771 B2 JP3369771 B2 JP 3369771B2 JP 01199795 A JP01199795 A JP 01199795A JP 1199795 A JP1199795 A JP 1199795A JP 3369771 B2 JP3369771 B2 JP 3369771B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体集積回路に関す
る。特に通常の信号入力端子とテストモードに設定する
ための信号入力端子とを共用する構成の半導体集積回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の動作テストにおいて
は、特定のテストをより簡単に短時間で行なうためにテ
ストモード設定信号が所定の入力端子に印加されるが、
最近では入力端子数の削減の目的で、通常信号の入力端
子とテスト入力端子とを共用して使用する構成が開発さ
れている。
【0003】図8は従来の半導体集積回路の構成を示す
回路図である。この半導体集積回路にあっては、通常動
作時においてその入力信号を検知する入力回路2 と、テ
ストモード設定信号を受けてテスト信号を発生する高電
圧検知回路3 とが1つの入力端子1 に接続されている。
【0004】高電圧検知回路3 の信号検知レベルは、入
力回路2 の信号検知レベルよりも高く設定されており、
例えば入力端子1 に12Vが印加された際に高電圧検知
回路3 からテスト信号が発生される。
【0005】通常動作時における入力信号のレベルは0
Vから5Vの範囲であるので、入力回路2 の検知レベル
は入力信号が例えば1.5V以下で“0”、1.5V以
上で“1”と判断できるように設定される。従って、入
力回路2 が“1”,“0”を切換えて動作する範囲で
は、高電圧検知回路3 の出力は常に“0”であり、通常
使用時はテストモードに設定されることなく正常に動作
する。
【0006】ところで、近年ではコストの低減および高
機能化の目的で、半導体集積回路は益々微細化、高集積
化が進められている。このように素子の微細化が進む
と、これに伴いトランジスタのゲート絶縁膜は薄くな
る。これは、微細化によりトランジスタのチャネル長が
短くなるため、ゲート絶縁膜を薄くしないと良好な動作
特性が得られないためである。微細化に伴ってゲート絶
縁膜が薄くなると、その絶縁耐圧が低下するので、テス
トモード時に入力端子に12Vが印加された際にトラン
ジスタが破壊されてしまう問題が生じる。
【0007】現在では、ゲート絶縁膜が20nmのトラ
ンジスタを有するデバイスも使用されているが、このよ
うなトランジスタのゲートに12Vが印加されれば、ゲ
ート絶縁膜にかかる電界は6MV/cmにもなり、たと
え破壊にまで至らなくてもゲート絶縁膜の劣化はまぬが
れない。また、製造上のバラツキによりゲート絶縁膜に
欠陥があるものについては、即座に破壊されてしまう。
【0008】このようなトランジスタ破壊の問題はテス
トモード時に入力端子に印加される電圧を低くすれば解
決することができるが、このようにすると今度は高電圧
検知回路3 が誤動作する問題が生じる。つまり、テスト
モード設定信号のレベルを低くすると高電圧検知回路3
の信号検知レベルを低く設定しなければならないので、
通常使用時に例えば電源変動等の影響で入力信号のレベ
ルが見かけ上大きくなると、高電圧検知回路3 が誤動作
してテストモードに設定されてしまう場合が生じる。ま
た、入力端子に印加される信号には、通常オーバーシュ
ートがあり、特に入力が急速に立上がる時にはそのオー
バーシュートが大きい。高電圧検知回路3 の検知レベル
が低いと、このようなオーバーシュートにも反応して誤
動作することがある。
【0009】このように、微細化された半導体集積回路
においてはゲート絶縁膜の破壊、または高電圧検知回路
の誤動作等の問題から、図8のように、検知レベルの異
なる2つの回路間で1つの入力端子を共用し、1つの入
力端子をテストモード設定用と通常動作用とで兼用する
ように構成することは信頼性を考慮すると非常に困難で
あった。
【0010】図9は従来の半導体集積回路の構成を示す
第2の回路図である。上述のような諸問題の解決策とし
て従来では、入力端子1 と入力回路2 との間にゲートが
電源電圧に接続されたデプレッション型トランジスタを
挿入し、テストの時に入力回路2 に高電圧が印加されな
いようにした構成が使用される。
【0011】すなわち、図9において、1 は通常動作時
およびテストモード時の双方において共通に使用される
入力端子であり、この入力端子1 にはNチャネルデプレ
ッション型MOSトランジスタT1 の電流路を介して入
力回路2 の入力端が接続されている。また、入力端子1
には高電圧のテストモード設定信号を検知するための高
電圧検知回路3 が接続されている。Nチャネルデプレッ
ション型MOSトランジスタT1 のゲートは電源VCの
端子に接続されている。
【0012】入力回路2 は、通常動作時における入力信
号のレベルを検知するものであるので、その信号検知レ
ベルは入力信号が例えば1.5V以上の時に“1”を出
力し、それ以下の時に“0”を出力するように設定され
ている。CMOS型のインバータIV1 及びIV2 が直
列に接続されて構成される。
【0013】高電圧検知回路3 は、テストモード設定用
の高電圧例えば12Vを検知するものであり、その信号
検知レベルは例えば入力信号が9V以上の時に“1”を
出力し、それ以下の時に“0”を出力するように設定さ
れている。PチャネルMOSトランジスタQ11,Q12,
Q13の直列接続の一端であるQ11のソースは入力端子1
に接続されている。直列接続の他端であるQ13のドレイ
ン(ノードA)と接地間にはNチャネルMOSトランジ
スタQ14のソース・ドレイン間が接続されている。トラ
ンジスタQ11,Q12それぞれのゲート・ドレイン間は接
続され、トランジスタQ13,Q14のゲートには電源VC
が供給される。上記ノードAよりCMOS型のインバー
タIV3 及びIV4 が直列接続されIV4 の出力(ノー
ドC)が検知出力となる。
【0014】上記構成によれば、入力端子1 に印加され
る電圧はトランジスタT1 によって電圧制限され、この
電圧制限された入力電圧が入力回路2 の入力に供給され
る。このトランジスタT1 のしきい電圧をVth1 とする
と、入力回路2 の入力端には、VC−Vth1 で決まる電
圧以上は印加されない。
【0015】そこで、電源電圧VCを5Vとし、しきい
電圧Vth1 を−2Vに設定すれば、VC−Vth1 =5V
−(−2V)=7Vとなり、入力回路2 には7V以上は
印加されないことになる。従って、入力端子1 にテスト
モードの設定のために高電圧例えば12Vを印加して
も、入力回路2 の入力は7V以上にはならない。
【0016】入力回路2 は、その信号検知レベルが低い
ので、通常は図示のようなCMOSインバータの縦続接
続により構成される。従って、初段のインバータIV1
を構成するPチャネルMOSトランジスタQ1 およびN
チャネルMOSトランジスタQ2 の各ゲートにはそれぞ
れ入力端子1 の電圧が伝達されるが、上述したようにそ
の入力される電圧値はトランジスタT1 によって制限さ
れるため、たとえ微細化によりトランジスタQ1 ,Q2
のゲート絶縁膜が薄い場合にもその絶縁破壊を招くこと
がなくなる。
【0017】このように、入力回路2 に入力される電圧
は入力端子に印加される電圧値に関係なく所定の値に制
限でき、これによってゲート絶縁膜の破壊を防止できる
ので、テストモード設定用の高電圧信号のレベルを下げ
る必要はなくなる。また、高電圧検知回路3 は入力端子
1 に直接接続されているので、高電圧検知回路3 の入力
には入力端子1 に印加される電圧がそのまま供給され
る。従って、高電圧検知回路3 の検知レベルは、テスト
モード設定用の高電圧だけを検知し、通常動作時の信号
レベルには応答しないような高い値に設定することがで
きる。
【0018】上記構成によれば、高電圧検知回路3 の信
号検知レベルを入力回路2 の検知レベルよりも充分に高
く設定することによって、電源変動等の影響による誤動
作を妨げ、動作の信頼性を高めることが可能になる。
【0019】高電圧検知回路3 としては、信号検知レベ
ルを高めるために、入力端子1 の電圧値がPチャネルM
OSトランジスタQ11,Q12,Q13の各しきい電圧の合
計値と電源VCの値との和以上になった際に、インバー
タIV3 ,IV4 の出力電位がそれぞれ反転することを
利用している。
【0020】すなわち、インバータIV3 の入力ノード
Aの電位がインバータIV3 のしきい電圧以上に上昇し
た際に、インバータIV3 の出力ノードBの電位が
“1”から“0”レベルに変化し、これによってインバ
ータIV4 の出力ノードCの電位も“0”から“1”レ
ベルに変化する。
【0021】このようにノードCの電位が“1”レベル
になると、集積回路はテストモードに設定される。この
ような構成の高電圧検知回路3 を用いれば、入力端子1
に高電圧を印加しても回路3 内のトランジスタのゲート
絶縁膜の破壊を防ぐことができる。
【0022】いま、PチャネルMOSトランジスタQ1
1,Q12,Q13それぞれのしきい電圧が−1Vに設定さ
れ、入力端子1にテストモード設定用の12Vの高電圧
信号が印加されると、トランジスタQ11とQ12の接続点
はそのしきい電圧分だけ低い値となり、11Vになる。
つまり、トランジスタQ11のゲートとソース間の電位差
は1V、またトランジスタQ12のゲートとソース間の電
位差も1Vである。従って、入力端子1に12Vが印加
されてもトランジスタQ11,Q12が破壊されることはな
い。また、トランジスタQ13のゲートは電源VC、つま
り5Vであり、そのソースは10Vであるから、ゲート
とソース間には5Vの電位差しかないため、このトラン
ジスタQ12も破壊の心配はない。
【0023】ノードAの電位は各トランジスタQ11,Q
12,Q13,Q14の導通抵抗の比によって決定される。入
力端子1 に12Vが印加されればトランジスタQ11〜Q
14を介して接地端子に電流が流れるため、トランジスタ
Q11とQ12、およびトランジスタQ13とQ14の各接続点
の電位も実際には前述の11V,10Vよりも低い値に
なる。ノードAの電位はトランジスタQ14を電流が流れ
るので、トランジスタQ14の導通抵抗の設定値にもよる
が、10Vよりも低くなる。つまり、インバータIV3
のゲート電位は、10Vよりも低い値になる。
【0024】また、ノードAの電位はトランジスタQ14
の導通抵抗を小さくすれば、10Vよりもさらに小さく
することができる。このように、この高電圧検知回路3
においては、入力端子1 に高電圧が印加されてもトラン
ジスタのゲート破壊が生じることはない。
【0025】しかしながら、図9のような従来の構成の
回路では、デプレッション型トランジスタを使用してい
るので、このデプレッション型トランジスタを作るため
の製造工程が余分に必要となるため、製造コストが増
え、また時間もかかるという欠点があった。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
で通常信号の入力端子とテスト信号入力端子とを共用し
て使用する構成には通常信号の入力回路へのトランスフ
ァゲートとしてデプレッション型トランジスタが使用さ
れている。このため、製造工程が余分に必要となり、製
造コストが増大しまた時間もかかるという欠点がある。
【0027】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、製造コストが増えず、
また確実にテストモードに設定できる半導体集積回路を
提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体集積回
路は、電源電圧が供給される電源電圧供給端子と、外部
からの入力信号が供給される入力端子と、前記入力端子
にソース・ドレイン電流路の一端が接続され、ゲートに
所定電圧が供給されたNチャネルでエンハンスメント
型のMOSトランジスタと、前記MOSトランジスタの
前記ソース・ドレイン電流路の他端に接続された第1の
信号検知レベルを有する第1の入力回路と、前記入力端
子に接続され前記第1の信号検知レベルよりも高い第
2の信号検知レベルを有する第2の入力回路と、前記電
源電圧よりも高い昇圧電圧を発生し、この昇圧電圧を前
記所定の電圧として前記MOSトランジスタのゲートに
供給する昇圧回路とを具備したことを特徴とする。
た、本発明の半導体集積回路は、電源電圧が供給される
電源電圧供給端子と、外部からの入力信号が供給される
入力端子と、前記入力端子にソース・ドレイン電流路の
一端が接続され、ゲートに所定の電圧が供給されたMO
Sトランジスタと、前記MOSトランジスタの前記ソー
ス・ドレイン電流路の他端に接続された第1の信号検知
レベルを有する第1の入力回路と、前記入力端子に接続
され、前記第1の信号検知レベルよりも高い第2の信号
検知レベルを有する第2の入力回路と、前記電源電圧よ
りも高い昇圧電圧を発生し、この昇圧電圧を前記所定の
電圧として前記MOSトランジスタのゲートに供給する
昇圧回路とを具備したことを特徴とする。
【0029】さらに、本発明の半導体集積回路は、外部
からの入力信号が供給される入力端子と、前記入力端子
に接続される第1の入力回路と、前記入力端子にソース
・ドレイン電流路の一端が接続されゲートが基準電位に
接続されたNチャネルでエンハンスメント型のMOSト
ランジスタと、前記MOSトランジスタの前記ソース・
ドレイン電流路の他端に接続された第2の入力回路と、
前記第2の入力回路と前記MOSトランジスタの前記他
端との接続部に接続され、前記MOSトランジスタが非
導通状態の時に前記接続部の電位を設定するための電位
設定手段とを具備したことを特徴とする。また、本発明
の半導体集積回路は、外部からの入力信号が供給される
入力端子と、前記入力端子に接続される第1の入力回路
と、前記入力端子にソース・ドレイン電流路の一端が接
続されゲートが基準電位に接続されたMOSトランジス
タと、前記MOSトランジスタの前記ソース・ドレイン
電流路の他端に接続された第2の入力回路と、前記第2
の入力回路と前記MOSトランジスタの前記他端との接
続部に接続され、前記MOSトランジスタが非導通状態
の時に前記接続部の電位を接地電位よりも高い所定の電
位に設定するための電位設定手段とを具備したことを特
徴とする。
【0030】
【作用】この発明では、製造コスト増大の原因となるデ
プレッション型トランジスタを不要とする。トランスフ
ァゲートとして通常のエンハンスメント型のMOSトラ
ンジスタを用いて構成する。このMOSトランジスタの
ゲートには昇圧回路からの電源電圧より高い電圧を印加
する。これにより、第1の入力回路への通常の信号伝達
に支障なくすると共にテストモードの高電圧が入力され
ても、MOSトランジスタのゲート電圧の制御で第1の
入力回路へは高電圧を伝達しないようにする。
【0031】また、半導体基板に負の電圧を印加して動
作する半導体集積回路では、入力端子に負の電圧を供給
した時にテストモードへ切り替わるようにして、入力回
路の入力初段のトランジスタのゲート絶縁膜にかかる電
界を小さくする。この場合もデプレッション型トランジ
スタを用いる必要がない。
【0032】
【実施例】図1はこの発明の第1実施例に係る半導体集
積回路の回路図であり、通常信号入力及びテストモード
信号入力共用型の内部回路の構成を示す回路図である。
前記図9の従来のデプレッション型MOSトランジスタ
T1 の代りにNチャネルエンハンスメント型MOSトラ
ンジスタT10を用いる。このため、内部回路のトランジ
スタと同じ種類のトランジスタを用いるので、製造工程
が増えることはない。
【0033】このトランジスタT10のゲートには、昇圧
回路4 から、電源電圧VCを昇圧した、VCよりも高い
電圧が供給される。この図1の実施例では、電源電圧V
CよりもNチャネルエンハンスメント型MOSトランジ
スタT10のしきい電圧Vthだけ高い電圧が昇圧回路4 の
出力N3 からトランジスタT10のゲートに供給される。
このため入力端子1 に供給される信号の“1”レベルが
電源電圧VCと同じ電圧であっても、トランジスタT10
を通して“1”レベルの電圧がそのまま入力回路2 に供
給される。勿論昇圧回路4 から出力される電圧は、この
値である必要はなく、電源電圧VCにトランジスタT10
のしきい電圧Vthを加えた値よりも高い値であれば、入
力信号の“1”レベルがVCと同じ値であってもそのま
ま入力回路2 に伝達される。しかし、昇圧回路4 からの
出力電圧が高すぎる場合は入力端子に供給される電圧が
0Vの時にトランジスタT10自体が破壊される恐れがあ
るので注意を要する。
【0034】入力端子1 に12Vの電圧が供給された場
合、入力回路2 には、トランジスタT10のゲート電圧か
らトランジスタT10のしきい電圧を引いた電圧が伝達さ
れるため、トランジスタT10のゲート電圧が[VC+V
th]であるならば、入力回路2 に入力される電圧はVC
となり、図9に示した従来例と同様に入力回路2 の入力
部のトランジスタが破壊される恐れはない。
【0035】図1における入力回路2 は、インバータI
V1 の出力が制御できるように信号CEによりゲート制
御されるPチャネルMOSトランジスタQ01、Nチャネ
ルMOSトランジスタQ02が設けられている。すなわ
ち、インバータIV1 の電源との間にトランジスタQ01
のソース・ドレイン電流路が接続され、インバータIV
1 の出力端と接地電位GNDとの間にトランジスタQ02
のソース・ドレイン電流路が接続されている。
【0036】図1における昇圧回路4 は以下のように構
成されている。CMOS型のインバータIV11,12,13
が直列接続され、IV13の出力端(ノードN1 )はIV
11の入力端に接続されている。IV11と12,IV12と13
の各接続点と接地電位GNDとの間には容量C1 ,C2
がそれぞれ接続されている。
【0037】IV12のNチャネルMOSトランジスタ側
のソースと接地電位GNDとの間には信号CEでゲート
制御されるNチャネルMOSトランジスタQ21のソース
・ドレイン電流路が接続されている。IV12と13の接続
点と電源電圧VCとの間には信号CEでゲート制御され
るPチャネルMOSトランジスタQ22のソース・ドレイ
ン電流路が接続されている。
【0038】IV13の出力端N1 は容量C3 の一方電極
に接続される。容量C3 の他方電極のノードN2 はゲー
ト及びドレインが電源電圧VCに接続されたNチャネル
MOSトランジスタQ23のソースに接続されると共にN
チャネルMOSトランジスタQ24のゲート及びドレイン
に接続されている。
【0039】MOSトランジスタQ24のソースはゲート
及びドレインが電源電圧VCに接続されたNチャネルM
OSトランジスタQ25のソースに接続されると共にドレ
インが電源電圧VCに接続されたNチャネルMOSトラ
ンジスタQ26のゲート及びソースに接続され、さらに容
量C4 の一方電極に接続されている。容量C4 の他方電
極には信号CEが供給される。MOSトランジスタQ26
のソースは昇圧回路の出力N3 となり、トランジスタT
10のゲートに接続される。
【0040】図2は上記実施例の昇圧回路4 の回路動作
を示す各部の波形図である。信号CEは半導体集積回路
をアクティブ状態にするかスタンドバイ状態にするかを
決める信号で、信号CEが“1”レベルであれば半導体
集積回路がアクティブ状態となり、“0”レベルであれ
ばスタンドバイの非動作状態になる。
【0041】信号CEが“0”レベルのスタンドバイ状
態時は、昇圧回路における出力N3はトランジスタQ25
による充電経路だけになるので、出力N3 の電位は電源
電圧VCからトランジスタQ25のしきい電圧Vthを引い
た値に安定する。
【0042】半導体集積回路がスタンドバイ状態からア
クティブ状態に変化するときは、信号CEは“0”から
“1”へと変化する。この“0”から“1”への変化の
時に図1の容量C4 による信号CEと出力N3 との容量
結合によって、出力N3 の電位が急速に上昇し、電源電
圧VCよりもトランジスタQ26のしきい電圧だけ高くな
ったとき出力N3 の電位がトランジスタQ26を通して電
源電圧VCに放電され、出力N3 の電位は電源電圧VC
よりトランジスタQ26のしきい電圧だけ高い値に安定す
る。その後、チャージポンプ動作を始めN3 の電位は安
定的に保持される。
【0043】チャージポンプ動作は次のようである。ま
ず、スタンドバイ状態の時には、信号CEは、“0”で
あるので、図1の昇圧回路4 において、トランジスタQ
21はオフしており、トランジスタQ22は導通している。
このためインバータIV12の出力は電源電圧VCに、イ
ンバータIV13の出力すなわちノードN1 は0Vに、イ
ンバータIV11の出力は電源電圧VCに、それぞれ設定
されている。次に、アクティブ状態となる上記信号CE
の“0”から“1”への変化で、トランジスタQ22に代
ってQ21が導通状態になり、インバータIV11の出力
は、電源電圧VCであるので、これによってインバータ
IV12の出力は0Vに放電されはじめ、この電圧変化に
応答して、インバータIV13の出力すなわちノードN1
は0Vから電源電圧VCに向かって充電されていく。こ
のため、ノードN1 はスタンドバイ状態の0Vから電源
電圧VCになる。一方、ノードN2 は、スタンドバイ状
態では電源電圧VCよりトランジスタQ23のしきい電圧
(Vth)分低い電圧に設定されている。上記アクティ
ブ状態になると、容量C3 による容量結合によってノー
ドN1 の電圧変化がノードN2 に伝達され、ノードN2
の電位は急速に上昇し、電源電圧VCよりもトランジス
タQ24とQ26の両しきい電圧を加えた分だけ高くなった
ときノードN2 の電位がトランジスタQ24を介しQ26を
通して電源電圧VCに放電され、ノードN2 の電位は電
源電圧VCよりトランジスタQ24とQ26の両しきい電圧
分(2Vth)だけ高い値に設定される。直列接続のイン
バータIV11〜13は奇数段であるから発振動作する。ノ
ードN1 の電位が電源電圧VCに向かって充電される
と、これに応答してインバータIV11の出力は電源電圧
から0Vに向かって放電されはじめるので、インバータ
IV12の出力はこの放電に応答して0Vから電源電圧V
Cに向かって充電されはじめる。このインバータIV12
の出力の変化に応答してインバータIV13の出力すなわ
ちノードN1 は電源電圧VCから0Vに向かって放電さ
れはじめる。このような動作をインバータIV11,IV
12,IV13が順次繰り返し、図2に示したアクティブ状
態の時のノードN1 の発振波形が得られる。ノードN1
が電源電圧VCから0Vに変化する時は、容量C3 を介
してこの0Vへの電圧変化がノードN2 に伝えられ、ノ
ードN2の電位は急速に低下するが、トランジスタQ23
のしきい電圧分下がったところでトランジスタQ23がオ
ンし、ノードN2 を充電する。これにより、ノードN2
は電源電圧VCからトランジスタQ23のしきい値電圧分
低い電位に設定される。この動作は上記奇数段のインバ
ータIV11〜13による発振動作により、アクティブ状態
の期間中繰り返され、これらチャージポンプ動作によ
り、ノードN3 の電位は、電源電圧VCよりもトランジ
スタQ26のしきい電圧だけ高い電位に保持される。
【0044】上記第1実施例の構成によれば、入力端子
1 に供給される入力信号を、Nチャネルエンハンスメン
ト型MOSトランジスタT10を通して入力回路に供給
し、このNチャネルエンハンスメント型MOSトランジ
スタT10のゲートに電源電圧よりもこのトランジスタの
しきい電圧だけ高い電圧を供給するようにしたので、入
力端子に供給される通常の“1”レベルの信号が電源電
圧と同じ電圧であっても、そのまま入力回路2 に供給す
ることができ、しかもテストの時の入力端子に高電圧が
印加されても入力回路2 に供給される電圧を低い値に制
限し、入力回路2を破壊から回避する。しかも、製造工
程も増加しないのでコストも増えない半導体集積回路が
実現できる。
【0045】図3はこの発明の第2実施例に係る半導体
集積回路の回路図であり、通常信号入力及びテストモー
ド信号入力共用型の内部回路の構成を示す回路図であ
る。この図3の構成は半導体基板に負の電圧を与えるよ
うにして動作する半導体集積回路に好適な実施例であ
る。
【0046】図示しないが、半導体集積回路において
は、半導体集積回路内部に基板バイアス発生回路を内蔵
して、負の電圧を発生し、この負の電圧を半導体基板に
与えるようにしているものがある。例えばスタティック
RAMやダイナミックRAMにはこのような方式のもの
が多い。
【0047】この図3の実施例では入力端子に基板の電
圧よりも高い負の電圧を与えてテストモードに設定す
る。基板の電圧よりも高い電圧であるから入力端子に供
給される電圧が負の値を持っても基板に影響を与えな
い。
【0048】図3に示すように入力端子1 にはNチャネ
ルエンハンスメント型のMOSトランジスタT20のソー
ス・ドレイン電流路の一端が接続され、その他端のノー
ドN10はインバータIV21の入力に接続されると共に、
ゲートが接地電位GNDのPチャネルエンハンスメント
型のMOSトランジスタT21を通して電源電圧VCに接
続される。インバータIV21の出力のノードN11はイン
バータIV22の入力に接続される。このノードN11と接
地電位GNDとの間には容量C10が接続されている。イ
ンバータIV22の出力のノードN12とGNDとの間には
容量C11が接続されている。
【0049】図4,図5はそれぞれ上記図3の構成の回
路動作を示す波形図である。図4に示すように、期間t
1 の通常の動作時の入力端子1 への入力信号が0Vより
も高いときにはトランジスタT20はオフするので、ノー
ドN10はVCに充電され、インバータIV21の出力N11
は“0”に、インバータIV22の出力N12は“1”に設
定され、この時はテストモードではない状態を示す。テ
ストモードに設定するときには、入力端子1 に基板の負
の電圧よりも高く、トランジスタT20のゲート電圧から
トランジスタT20のしきい電圧Vthを引いた電圧よりも
低い値の電圧を供給する。
【0050】これにより、トランジスタT20が導通し、
ノードN10が図4の期間t2 に示すように負の入力端子
の電圧に向かって放電される。このN10の電圧が降下す
るので、これが入力されているインバータIV21の出力
N11が“1”になり、インバータIV22の出力N12が
“0”となり、この状態になるとテストモードに設定さ
れることになる。
【0051】例えば、トランジスタT20のしきい電圧が
0.5V〜1Vであるとすれば、入力端子1 に−1.5
V程度の電圧を与えてやれば、トランジスタT20が導通
してテストモードに移行する。このため入力回路2 の入
力部には大きな電圧が印加されることがないので、破壊
の心配はない。
【0052】トランジスタT20が導通した時に、ノード
N10の電位が入力端子1 に供給された負の電圧になるべ
く近い値にするためにトランジスタT21の抵抗値は十分
大きく設定するのが望ましい。
【0053】通常の動作の時に入力端子1 に供給される
信号が、“1”から“0”に変化したときには、図5に
示したように入力信号がアンダーシュートする場合があ
る。このアンダーシュートによって入力端子1 に供給さ
れる電圧が図5の期間t3 のように、トランジスタT20
のゲート電圧からトランジスタT20のしきい電圧Vthを
引いた値よりも低くなった時には、このトランジスタT
20は導通する。
【0054】このアンダーシュートによってトランジス
タT20が導通するとノードN10は放電される。この場合
インバータIV21の出力には容量C10が接続されている
ので、この容量によってインバータIV21の出力の応答
速度が遅くされているためノードN10の変化は伝達され
ず、論理レベルは変化しない。この図の実施例ではイ
ンバータIV22の出力にも容量C11が接続され、インバ
ータIV21の出力がたとえ変化してもインバータIV22
の出力にこの変化が表れないようにしている。
【0055】テストモードに設定するための回路は応答
速度が遅くても問題ないのでこれら容量C10,C11を十
分大きく設定して、入力のアンダーシュートが伝達され
ないようにすることが必要である。
【0056】図6はこの発明の第3実施例に係る半導体
集積回路の回路図であり、通常信号入力及びテストモー
ド信号入力共用型の内部回路の構成を示す回路図であ
る。図3と同様の箇所は同一符号を付けている。テスト
モードにするために入力端子1に供給する負の電圧はで
きるだけ0Vに近いことが望ましい。なぜなら、入力回
路2 の入力部のトランジスタが破壊されないようにする
ためには、入力部のトランジスタのゲート絶縁膜にかか
る電界はできるだけ小さい方がよいことは当然であり、
このため入力端子1 に印加される負の電圧はできるだけ
0Vに近い方がよい。
【0057】この図6の実施例では入力端子1 に供給さ
れる負の電圧を図3に示した実施例よりも0Vに近くな
るようにしている。このため、トランジスタT20のゲー
トを接地電位に接続するのではなく、0Vよりも高く且
つ通常の動作の時にトランジスタT20が導通しないよう
な所定の電圧VRを与えるようにしている。
【0058】上記構成により、図3の実施例よりも0V
に近い電圧でテストモードに設定できるようにしてい
る。トランジスタT20のしきい電圧をVthとし、入力端
子に供給される負の電圧を−Vinとすると、図3の実施
例では[−Vin<0V−Vth]の条件を入力電圧が満足
すればトランジスタT20は導通するが、図6の実施例で
は[−Vin<VR−Vth]の条件を満足すればトランジ
スタT20が導通するため、この図5の実施例の方がより
0Vに近い電圧でトランジスタT20が導通する。
【0059】すなわち、図6の実施例でトランジスタT
20のゲートに供給される電圧VRは正の値であるため、
[0V−Vth<VR−Vth]の電位関係を有するためで
ある。このため、この図6の実施例の方が入力回路2 を
破壊から守るという点において優れている。
【0060】図7(a),(b)はそれぞれ図6のトラ
ンジスタT20のゲートに供給される電圧VRを発生する
ための回路図である。図7(a)に示した実施例では、
ゲートとドレインとが接続されたNチャネル型のトラン
ジスタT30のドレイン側から電圧VRが出力される。こ
のため、電圧VRはほぼトランジスタT30のしきい電圧
に等しい値となる。ショートチャネル効果を利用して、
トランジスタT30のチャネル長を図6に示すトランジス
タT20よりも小さく設定しておけば、トランジスタT20
のしきい電圧よりもトランジスタT30のしきい電圧が小
さな値となるため、通常の使用時にトランジスタT20が
導通することはない。Pチャネル型トランジスタT32は
信号CEの反転信号(図面にはCEの上にバーが記され
ている)でゲート制御され、この半導体集積回路がスタ
ンドバイ状態の時、非導通状態にしてこの回路で消費さ
れる電流を削減するようにしたもので、負荷として働く
Pチャネル型トランジスタT31を、このトランジスタT
32で共用することもできる。ここではトランジスタT3
2,T31,T30は電源VCと接地電位GNDとの間に直
列に接続されている。
【0061】図7(b)は、電圧VRを発生するための
他の実施例で、図7(a)のトランジスタT31に代えて
Nチャネル型トランジスタT33を用いたもので、ゲート
とドレインとが接続されたNチャネル型トランジスタT
33のドレインに、さらにゲートが電源VCに接続された
Nチャネル型トランジスタT34のドレインを接続して、
この接続点から電圧VRを得るようにしたものである。
導通状態のトランジスタT34をトランジスタT33と並列
に接続したので、電圧VRは必ずトランジスタT33のし
きい電圧よりも小さくなり、トランジスタT20のしきい
電圧をトランジスタT33のしきい電圧と等しくしておけ
ば、トランジスタT20を確実に非導通状態とすることが
できる。そしてスタンドバイ状態の時にはトランジスタ
T32はオフするので導通状態のトランジスタT34によっ
てVRは0Vに設定される。
【0062】なお、トランジスタT33は必ずしも必要で
はなく、トランジスタT34,T31,T32の導通抵抗値を
適宜設定することで、トランジスタT33を省略して、0
Vよりも高くトランジスタT20のしきい電圧よりも低い
値に電圧VRを出力できる。また、トランジスタT31も
必ずしも必要でなく、各トランジスタの導通抵抗を適宜
設定することで、トランジスタT32,T33,T34で回路
を構成しても良く、あるいはトランジスタT32,T34の
2個のトランジスタ回路を構成するようにしてもよい。
【0063】以上説明したように、この発明を用いれ
ば、デプレッション型トランジスタを使用する必要がな
いので、デプレッション型トランジスタを作るための製
造工程が必要なくなり、このため製造コストを安くで
き、更に製造時間が短縮できるという利点を有する。
【0064】また、半導体基板に負の電圧を印加して動
作する半導体集積回路では、入力端子に負の電圧を供給
した時にテストモードへ切り替わるようにして、入力回
路の入力初段のトランジスタのゲート絶縁膜にかかる電
界を小さくし、この場合もデプレッション型トランジス
タを用いる必要がないので製造コストを安くする利点を
有する。
【0065】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
通常信号入力及びテストモード信号入力共用型の回路を
デプレッション型トランジスタなしに構成したので、端
子数削減に寄与すると共に、製造コストが増えず、また
確実にテストモードに設定できる半導体集積回路を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係る半導体集積回路の
回路図。
【図2】図1の構成の回路動作を示す波形図。
【図3】この発明の第2実施例に係る半導体集積回路の
回路図。
【図4】図3の構成の回路動作を示す第1の波形図。
【図5】図3の構成の回路動作を示す第2の波形図。
【図6】この発明の第3実施例に係る半導体集積回路の
回路図。
【図7】図6の構成の一部の具体的な回路図。
【図8】通常動作時の入力信号とテストモード設定信号
入力端子を一つの入力端子で共用する従来の半導体集積
回路の構成を示す第1の回路図。
【図9】通常動作時の入力信号とテストモード設定信号
入力端子を一つの入力端子で共用する従来の半導体集積
回路の構成を示す第2の回路図。
【符号の説明】
1…入力端子、T10…Nチャネルエンハンスメント型ト
ランジスタ、2 …入力回路、 3…高電圧検知回路、 4…
昇圧回路。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/822 G01R 31/28 H01L 21/66 H01L 27/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧が供給される電源電圧供給端子
    と、 外部からの入力信号が供給される入力端子と、 前記入力端子にソース・ドレイン電流路の一端が接続さ
    れ、ゲートに所定の電圧が供給されたNチャネルでエン
    ハンスメント型のMOSトランジスタと、 前記MOSトランジスタの前記ソース・ドレイン電流路
    の他端に接続された第1の信号検知レベルを有する第1
    の入力回路と、 前記入力端子に接続され、前記第1の信号検知レベルよ
    りも高い第2の信号検知レベルを有する第2の入力回路
    と、 前記電源電圧よりも高い昇圧電圧を発生し、この昇圧電
    圧を前記所定の電圧として前記MOSトランジスタのゲ
    ートに供給する昇圧回路と を具備したことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 電源電圧が供給される電源電圧供給端子
    と、 外部からの入力信号が供給される入力端子と、 前記入力端子にソース・ドレイン電流路の一端が接続さ
    れ、ゲートに所定の電圧が供給されたMOSトランジス
    タと、 前記MOSトランジスタの前記ソース・ドレイン電流路
    の他端に接続された第1の信号検知レベルを有する第1
    の入力回路と、 前記入力端子に接続され、前記第1の信号検知レベルよ
    りも高い第2の信号検知レベルを有する第2の入力回路
    と、 前記電源電圧よりも高い昇圧電圧を発生し、この昇圧電
    圧を前記所定の電圧として前記MOSトランジスタのゲ
    ートに供給する昇圧回路と を具備したことを特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記昇圧回路は、前記半導体集積回路の
    アクティブ時に前記昇圧電圧を発生し、前記半導体集積
    回路のスタンドバイ時には前記昇圧電圧が発生されない
    ようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の半導
    体集積回路。
  4. 【請求項4】 外部からの入力信号が供給される入力端
    子と、 前記入力端子に接続される第1の入力回路と、 前記入力端子にソース・ドレイン電流路の一端が接続さ
    れゲートが基準電位に接続されたNチャネルでエンハン
    スメント型のMOSトランジスタと、 前記MOSトランジスタの前記ソース・ドレイン電流路
    の他端に接続された第2の入力回路と、 前記第2の入力回路と前記MOSトランジスタの前記他
    端との接続部に接続され、前記MOSトランジスタが非
    導通状態の時に前記接続部の電位を設定するための電位
    設定手段と を具備したことを特徴とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 外部からの入力信号が供給される入力端
    子と、 前記入力端子に接続される第1の入力回路と、 前記入力端子にソース・ドレイン電流路の一端が接続さ
    れゲートが基準電位に接続されたMOSトランジスタ
    と、 前記MOSトランジスタの前記ソース・ドレイン電流路
    の他端に接続された第2の入力回路と、 前記第2の入力回路と前記MOSトランジスタの前記他
    端との接続部に接続され、前記MOSトランジスタが非
    導通状態の時に前記接続部の電位を接地電位よりも高い
    所定の電位に設定するための電位設定手段と を具備したことを特徴とする半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記第2の入力回路は、前記第1の入力
    回路よりも応答速度が遅く設定されていることを特徴と
    する請求項4又は5記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 前記所定の電位が接地電位であることを
    特徴とする請求項4又は5記載の半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 前記所定の電位は、接地電位よりも高
    く、前記入力端子に通常の入力信号が供給されたときに
    前記MOSトランジスタが非導通状態に設定される所定
    の電位であることを特徴とする請求項4又は5記載の半
    導体集積回路。
  9. 【請求項9】 前記半導体集積回路は、基板に負の電圧
    が供給されることを特徴とする請求項4又は5記載の半
    導体集積回路。
  10. 【請求項10】 前記入力端子には、テストモード時に
    前記基板に供給される電圧よりも高い電圧が供給される
    ことを特徴とする請求項9記載の半導体集積回路。
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